竜の、日記。
7月8日夜、20時。
下北沢トリウッド。
「GET AWAY」。
ロードショー終盤でやっと、つかまえた。
上映前に、監督挨拶と、
アラサー芸人トーク・コーナー、あり。
しかし、平日夜とはいえ、
客席に、男女計5人、というのは、きびしい・・・。
代返のできない少人数授業、みたいな気分になってきた・・・。
監督は、普通のサラリーマン男性、だそうで。
ほぼ、映画は素人のサラリーマン諸氏が集まって、
「演じ屋」&「駄目ナリ!」シリーズの、
野口照夫監督による、指導・協力もあって、
めでたく、完成した、という。
30代って、今、こんな感じなんだよ、
という気持ちをこめて、作ったのだそうだ。
エンタメ路線、DV。
芸人コーナーは、<JJポリマー>という、眼鏡男性2人。
<引きこもり選手権>の生中継、というネタで。
まあ、ちょっと、笑えた。
で、本編の「GET AWAY」は・・・。
筋は一応あって、
上司に因縁つけられて、リストラ寸前、
懸賞小説執筆中の、中小企業社員男性が、
妻に励まされて、ガッツを出す話、なのだが。
途中から、テレビ番組になったり、
劇中劇に、正体謎の、ふんどしロッカー?集団が出たり、
ひねくれ上司の、変な性癖が出たり、
小説中のはずの人物達が、実体化?して作者を脅かしたり、
どんどん、「天才バカボン」級に、変な話になってゆく。
全篇、ほぼ躁状態で、
宴会芸とコントを、
連続して、一気に見せられている、という感じだった。
ご都合主義だらけ、漫画的ギャグだらけの世界に、
どんどん、こちらも頭が、軽~くなってゆく・・・。
脱ぎっぷりのいい、男性出演者たちに、唖然、茫然。
ひねくれ中小企業上司と、風俗店長、
やたらとヒステリック、テンジョン高く、悪役熱演。
証券会社ボスと秘書が、
結構はまった、ワル役演技。
メイド風俗嬢?は、忍者姿のほうが、似合ってる気がする。
どこからどこまでが、劇中の現実?小説?
みたいな、ドタバタ展開に、
各シーンでちょっとずつ、笑う。
編集のリズム・テンポも、比較的に良い。
ゆえに、結構面白く観れる。
一体どこに、使うつもりだったんだ?!なNG集も、
ちょいと顔が、ほころぶ。
おかげで気分爽快、
大分、すっきりしたのも、事実なのだった。
以上。
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- 2010/07/08(木) 23:57:29|
- インディーズムービー
-
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-
| コメント:2
先日は、劇場にお越し頂き、誠に有難うございました。メールアドレスがわからなかったため、コメントより失礼いたします。
今回の映画について、こんなにも詳細にコメントを頂いたのが始めてで恐縮しております。
劇場で教えて頂いた短篇映画館にもぜひ足を運び、勉強させて頂きます。
今回、aworker様のように、本当にインディーズムービーを愛し、観続けていらっしゃる方にお越しいただけた事に、スタッフ一同感激しております。
今後とも、頑張って参りますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
監督 犬飼
- 2010/07/10(土) 22:49:59 |
- URL |
- 犬飼です #-
- [ 編集]
<あ、犬飼俊介監督、ですね?
丁寧なるメッセージ、どうも、ありがとうございます!
ちゃんと、一般の人にも伝わる、
とっつきやすいエンタメ・ドラマになっているところに、好感を持ちました。
完成して、よかったですね!
スタッフ御一同様にも、よろしく、お伝えくださいませ。
- 2010/07/11(日) 12:52:51 |
- URL |
- アWorker. #-
- [ 編集]