ゼルディア、通信。
デンライナーのごとく、
少~し、時をさかのぼって。
6月26日、夜のことです。
銀座シネパトス・レイトショー、
東映<戦隊>シリーズ、35周年記念・特集上映。
1週目は、元祖・「秘密戦隊ゴレンジャー」劇場版、2本。
しかも土曜は、上映前に、
特撮関連誌の人と、元テレビ部プロデューサー氏の、トーク付き。
これは、ファンとしては、見逃せないですね~。
さぞかし、満席寸前の、大入りに違いない・・・と、
早めに、勇んで、来てみれば。
あ、あらら・・・。
20代から40代まで、通人層男性が中心、
女性もちらほら、いるけれど。
後ろの空席が、予想外に、多い。
もっとファンがいても、いいはずなのに~!
ショック~!
な、なぜぇ~?
理由は、おそらく3つ。
1つは、当日のゲストには、出演俳優・女優が、いなかったこと。
2つ目は、当日、予定されていたという司会者が、
何かの都合により、お休みだったこと。
3つ目に、特撮ドラマ・ファンの多くが、
制作にまつわる、多くのエピソードを、
すでに、書籍・専門雑誌等で読み込んでいて、
大体のことは、承知となっていたであろうため・・・?
(注:かなりもう、インタビューで語ってるから・・・
との談話も、当日はあった模様で。)
と、いった原因が、考えられるのですが。
それでも、質疑応答コーナーがあって、
関西=関東のネット・チェンジや、
「キカイダー」制作等についての、
当時のお話が直接、伺えたのは貴重で、ありがたかったです。
大勢抱えていた、映画俳優の出番を、
何とか作らないと、という状況下で、
ゼロから発足した、東映テレビ部には、
相応のいろいろなご苦労が、あったことでしょう・・・。
結果的にそれが、60~70年代の、
<テレビ映画>時代を開拓したのですね。
そのおかげで、私達は、
たくさんの番組を、楽しむ時間を持ったのですよ!
今回は、好きな戦隊ヒーローや、追加6人目マン、
悪の組織・怪人・幹部などの、
お好みアンケートの用紙が、配られてました。
う~ん、あまりにも大勢いるので、
思い出すのが、結構、大変だったぞ~。
ゴレンジャーと、サンバルカンあたりが、
比較的、思いだしやすかったかな・・・と。
アマゾンキラー、とか。
引き続いて、作品上映。
1本目、「秘密戦隊ゴレンジャー 真っ赤な猛進撃!」。
1976年、26分。当然カラー。
空飛ぶ戦艦、登場。
まだ、巨大ロボはありません。
いますね~、鉄鋼軍団の、テムジン将軍。
一番、石森プロっぽいデザインです。
総統はまだ、顔を覆って、出してませんね。
戦艦仮面が、ほんとにそのまま、戦艦型の頭部。
このわかりやすさが好きなんですよ、黒十字軍の悪役は。
(個人的には、TVのフォーク仮面が、傑作ですね。)
カレー大好き、気は優しくて人情に弱い、
初代・キレンジャーの弱点を突いた、
えぐ~い、女スパイ作戦。
ああ、悲しみの改造人間。涙ものです。
反省するのが、遅かった。
しかし、火薬の使い方、
結構、派手!だなあ~。
思いっきり、ですね。
2本目、「秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン !」。
同じ76年、21分。
オール・四国松山ロケの、スパイ・アクション篇。
フェリーやホテル、お城のロケシーンで、
ちょっと観光気分。
悪玉のミサイル基地に、武器を納入している、
死の商人を追跡して、
5人・プラス・アシスタント女性が、活躍。
こちらは後期なので、
キレンジャーが、二代目になってます。
モモレンジャー、ホットパンツでアクション!
かっくいい~!
モーターボートで、気分も爽快。
総統の、変装!?がすごい。
何でそうなるの~!わから~ん。
今回のラインアップ、
以前、川崎市の市民ミュージアムで観たものが、多いんだけど。
あのときは土日の昼まで、お子様連れが、すごく多くて。
ものすごく、ウケてたな~!と。
このプログラム、トーク無しだったら、
絶対、昼間やったほうが、入るよね~!
そこが、ちょっと、もったいないかも・・・ね?
本日のゼルディア通信、以上。
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- 2010/07/02(金) 19:42:01|
- 特撮
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