ビーグルGメン・南田捜査員の、事件簿。
6月19日、土曜。
梅雨の合間の、晴れ。
午後、新宿・渋谷近辺を、自由に散策。
どこでも街じゅうが、FIFA試合中継への期待感で、うきうきの様子。
新宿の、とあるシネコンでは、
スクリーン生中継目当てで、3時頃から、
人々が、殺到。
長蛇の列で、エレベーターへ上がれそうもない。
渋谷界隈にいたっては、そこらじゅうで、
<生中継あります>表示の出た、バーや居酒屋が、いっぱいで。
呑み会の学生風ピープルや、
青いシャツの、サポーター軍団だらけで・・・。
どこも皆、もう、
今、映画どころじゃない!?ような、うきうき状況だった。
これは帰りの混雑が、大変そうだ・・・。
中継をやっていない劇場へ、一時、避難しよう・・・。
と、あちこちと物色するうちに、
レイトショーの時間が、迫ってきたので、
いろいろと、悩んだ挙句、ここに決めた。
渋谷・ユーロスぺース。
ここも、未見作が2本あったが、1本に絞るしかない・・・。
そして。
<GEIDAI-CINEMA#4>。
東京芸術大学大学院・映像研究科、
映画専攻第4期生・アニメーション専攻第1期生、修了作品展。
栗本慎介監督、「Cage」。
HD・61分。
地味な役場職員が、素人探偵になり、
とんでもない事になる、映画。
サスペンス映画なので、あまり筋を割れないから、
記事のサブタイトルで、大体、察していただきたい。
とにかく、快打!の中編。
まず主役男女の、顔つきが、いい。
サスペンス映画のイメージぴったり、なのだ。
そして、やや日陰っぽい画面の中、
初めからの緊張感を、適度に保ったまま、
引っ張る、引っ張る。
ダレが来ない。
もう少しで、長くなりそうなシーンでも、
一歩手前で、すっ、と切って、
次へ移るつなぎ方が、いい。
ギャグは無いが、最後まで、はらはらさせられ、引っ張られた。
暗い闇に、一筋の光?が見える、終わり方も、よかったぜ。
以上。
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- 2010/06/20(日) 13:44:38|
- インディーズムービー
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