ビーグルGメン・大種捜査員の、事件簿。
22日・土曜、
夜7時前より、
池ノ上・シネマボカン。
<アウトマンラボ>主宰企画、
<カルト女優・河野亜紀特集>を、訪問。
われら、エンタメ系(基本)自主映画観客と、
自主女優・河野亜紀女史とのおつきあいは、
既に、10年を越えているが。
なぜにいままで、この人つながりの、
特集が無かったのか、不思議な位なり・・・。
大半の作品は、この約10年間に、
少なくとも一度か二度は、楽しんで見た、傑作ばかり。
当然にというか、
<映像温泉芸社>や、<アウトマンラボ>関係が、多い。
新宿ロフトプラスワンや、野方区民ホールなどで・・・という。
当日の観客も、これまた当然に、顔見知りでいっぱい。
一部作品については、初見の客が、
約2名居たのが、むしろ意外!だった。
以下、上映作品。
「オープニング」(1分)byアウトマン:
・・・新津氏が、国会の裏で糸を引く、大臣候補役。
なかなか堂々として、様になっている。
しかし、その自宅へ新聞を、上映イベントの券付きで、
売り込みに来る販売員も、全く、いい度胸じゃねえか・・・。
「萌え!」に、笑う。
酒徳ごうわく監督「バカ映画110番 第一話/夫婦のトラブル編」
(2000年・8分):
自主映画監督たる父親が、
幼いわが子を無理やり、スーパーヒーロー役に。
そりゃ、殆ど、DV撮影、だよ・・・と。
・・・投げられた赤ちゃん(人形)、
やっぱり、バウンドしてる・・・。ひでえな~。
亜紀女史は、何ともお気の毒な、母親役。
高岡晃太郎監督「リストラサルティンバンコ」
(2000年~2010年ニューリミックス版):
・・・ボクサーのトレーナーみたいな、サーカス団長から、
芸が不評だから降りろ、と追放された、ピエロ(高岡)。
病気がちの妻(河野)の前で、芸の一部を披露。
しかし、そりゃ、あのキモい芸じゃ、ねえ・・・。苦笑。
(サルティンバンコ公演も、もうそんな前か・・・の声)
山本拓監督「リー*トンプソンズ」(2006年・12分):
・・・コミカル・ホラーSF。
元バンドメンバーズ、
過去への復讐を、メイドカフェで密談中、
ゾンビが、襲来する。
男性3人のテンジョン・ボルテージが、
とにかく、やたらめったら、高い。笑える。
河野女史、この眼鏡メイド嬢役に、
見事、はまってしまった模様。
似合ってる。
新津東二監督「フライデー」(2007年・17分):
・・・河野女史、はまり役(?)、
メイド所作の人妻役で、再度登場。
男性達も全員が、次第にメロメロになり、
甘えん坊な、お子ちゃま言葉になってゆく様子が、
何とも、可笑しい。
あまりにもあっさりな、一同和睦が、あっけにとられる・・・。
ダー機関制作「安全な遊戯」(2010年・13分):
・・・おそらく、最新出演作。
いわゆる<法的表現規制>法案が、否決された、
近未来?世界。
女性編集者のダメ出しに、お疲れ気味の、男性漫画家が、
ちょっとの間、スタジオを抜けだして、休憩中。
そこへ、いわゆる<表現規制>側らしき、
Gメン?男性(Pマン・野村武正、大怪演!!)が現れ、
タイムマシン・ヘルメットを使用しての、法的状況変更を、提案。
かくて、漫画家は、
ちょっとだけ過去へ戻って、<工作>に協力する事になるのだが。
女性編集者は、まったくものともせずに、
Gメンならぬ魔人(!?)に、対峙するのだった・・・。
強引なまでのシュールな笑い、
鋭い批評性をも含んだ、猛毒スチャラカ喜劇。
河野亜紀女史の役は、高岡氏の男性漫画家を相手に、
ハッパをかける、担当編集者。
突然、真っ赤なセーラ服姿になり、
ボーイズラブ漫画誌ファン?ぶりを発揮。爆笑。
中村犬蔵監督「琴似沈没(恋のユラユラ大作戦)」(2007年・50分):
・・・「日本沈没」を、北海道に置き替え、
登場人物?をすべて、マスコット風CGキャラにした、
爆笑パロディー・CGア二メ大作。
「2001年宇宙の旅」のモノリス?さえも、擬人化。
端から端まで、怒涛のように、笑わせる。
河野亜紀女史は、声優として参加。
水道工事屋の、可愛いユーモラスな助手役で、好演。
しかし、何度聴いても、わけがわからないのが、
星野佳世女史の吹き込んだ、
あの女神の、理屈っぽい長台詞の意味・・・!
打ち上げ会、参加す。
お久しぶりの人達も、いる。
きわめて、陽気になれる、夜だった。
以上。
付記:
この日、千葉県松戸市内では、
山崎宇宙飛行士の、凱旋パレードがあった・・・はず。
交通渋滞しそうなので、行かなかったが。
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- 2010/05/23(日) 02:29:37|
- インディーズムービー
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