シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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<GW=SP・PART1!>

貢の、日記。


5月1日、土曜。

世間ではGW、
だがその合い間にも、仕事のある人間達は、一杯居る。

小生は本日、昼まで。
午後は、フリー。
休日も残る人々に、すまないな、と思いつつ。


さて、まずは、京橋と、東銀座へ。


昨日の閉館式で、完全に約60年の幕を閉じた、歌舞伎座周辺を、散策。

このポカポカ陽気のオフに、外を歩かないのは、もったいない。
だが、この時期の観光地や、中距離交通は、
ファミリー等で、ごっがえすのが常。
だから今日は、映画のついでで、近場にしたのだ。

もっとも、歌舞伎座の廻りでは、
記念撮影の老若男女々が、大勢いて、
思い思いのポーズを、とっていた。

すでに撤収用のトラックが、正面玄関に停車しており、
向かって右側のレストランでは、作業服姿の人々が、
クレーン車などで、厨房の片付けをしていた。
大がかりな、作業の様子だった。


さて、本日の映画メニューは・・・。



島耕二監督「猫は知っていた」(フィルムセンター)
田中千世子監督「みやび 三島由起夫」(銀座シネパトス)
井上梅次監督「あいつとララバイ」(同・シネパトス、レイトショー)


フィルムセンターの「真空地帯」も、時間的に、観れなくはなかったが、
心地よい仕事疲れで、ちょうど昼寝モードだったので、今回は断念した・・・。

隣のシネパトス話題作・「クロッシング」は、
初日から超満員の列で、とても、入れそうになかった・・・。


「猫は知っていた」は、推理作家・仁木悦子原作。
あのビバ・パッショイト!な、大映白黒映画には珍しく?
割と普通の、落ち着いた、理知的サスペンス演出だった。
のほほんとした音楽が、日曜の昼さがりみたいだった。

推理ものなので、細かい筋はあえて、書かない。
ただ一つ、DNA鑑定のできない時代とはいえ、
指紋確認は、すぐにはできないのか?との疑問は、あった。

当時珍しかっただろう、音楽大学のテープレコーダー、
かなり、でかい。
後の世の、ウォークマンやMDは、コンパクトだよなあ。

真犯人判明の所で、あっ、と言った。
そっちの可能性も、あったか。

「TANTANたぬき」にも出ていたおばあさん役と、
性悪そうな高松英夫以外は、目立ったスターが見当たらない。
おそらく、2本立ての添え物だったのだろう。

客層は 、直前の「真空地帯」から、居残っていたとおぼしき、
白髪の、老年男女層が多かった。
皆、ほっと一息ついていた、という感じだった。


「みやび 三島由起夫」は、比較的最近の、ドキュメンタリー。

同じ田中監督のドキュメンタリー・「能楽師」の、
極度のスローテンポから来る、かったるさと比べれば、
「みやび 三島由紀夫」は、
はるかにとっつきやすく、かつ、興味深い内容なり。

ドキュメンタリー、といっても、
<三島伝説>自体の羅列では、ない。
なんというか、文科系大学の講義・講演に近い内容。
三島の晩年か、それ以降より、
さまざまの形で、三島文学に接してきた人々が、語り部になる。

能楽師や、海外や現代日本の作家・文化研究者・演劇関係者らが、
幼少時に聞いたニュースで知った、彼の切腹死のショックや、
彼の残した、近代能台本や随筆・小説の内容を分析し、
それが自分達にとって、
今、どんな意味を持つものなのか?を、語りつくす。

それらの内容を総合すると、
三島文学の女性像は、
三島の母や妹にかなり、影響されたものらしい。
また、幼少時(学習院!)の肉体的ひ弱さが、コンプレックスとなり、
後年のマッチョ的鍛え上げ志向、<絶対的>存在感志向へと、
つながっていただろう事などが、
徐々に、浮かび上がってくるのだった・・・。

劇映画のファン層には、ちょっと細かくて、わかりにくい内容かもしれないが、
一人の<人間>としての、 作家の成り立ちと、
後世に生きる者達の、
いまだ彼に追いつけない、という思いなどをも知るのには、
ともかくも、懇切丁寧な入門ガイドとなる、ドキュメンタリーだろう。

ノーゲストで、客は、中年男性が数名だったが、
やっぱり、とりあえず観ておいて、よかった。


レイトショーは今、女優・秋吉久美子特集。

「あいつとララバイ」(1983年頃公開)になると、
客層ががらりと代わって、
30~40代女性の姿が、目立つようになる。
おそらく、ジャニーズ・ファンの人達だろう。
何しろ主演が、<少年隊>なのだ。

原作は、楠みちはるの人気連載漫画。
監督は、惜しくも今年物故された、井上梅次監督。
元・日活アクションの監督(舛田利雄監督など)が、
ジャニーズやTVアイドルの、青春映画を撮るというのは、当時の定番。


実質的主演は、ニッキこと、錦織一清。
デビュー当時のTVで、頻繁に、
「ジャニーズ少年隊のニッキで~す!」を、連呼していた人。

高2のダブリ(留年組)で、バイク大好き青年役。
陽気にナンパ、女4人にもてまくる。
ヒロインの優等生(樹由美子:後の麻生祐未)に、
やたらとギャグ・シーンで、キン蹴り!されていて、痛そうだ。

今や必殺仕事人・小五郎役の、東山紀之は、
元ボクサーの、暴走族リーダー。
「ハマは俺達のもんだ!」が、さすがに、時代を感じる。
80年代までの少年漫画には、多かったタイプ。

渡る世間・植草克秀は、バスケ部のキャプテン。
ひたすら、さわやか。
これも、よくあるよな~。

秋吉久美子は、新任の色っぽ~い、マドンナ先生役。
着任するなり、ナンパな男子達を、いきなりひっぱたくなんざ、
秋吉久美子以外だったら、許せませんぜ!
酒癖の悪さが、玉にきずで。
かなり問題言動、多い先生だな~。
昔の恋人が、タロウ・篠田三郎じゃ、
ナンパ野郎も、こりゃ、かないませんや。

もう一人のヒロイン・三原順子が、
後の「スケバン刑事」の先達みたいで、抜群にかっこいい。
歌も、歌うし。
特に後半、大活躍!
眼鏡で変装(変身?)してても、すぐに誰だかはわかるが。
あの眼鏡は、父親役が、
セブンこと森次晃嗣氏だから、かも・・・?

関西弁の、ユーモラスなヒロイン役は、だれだろう?
情報求む・・・。
あと、とびますとびます・坂上二郎のおやっさんは、
結構、面白いなあ、と。

日活アクション時代の、スター達と比べると、
TV中心で育ったとおぼしき、出演者たちの、
線が細い事は、否めないが。

喧嘩中でも、パーティー中でも、
急にダンス・シーンが入って、すぐバク転!する少年隊は、
切り替えと、動きのキレが、見事。
歌謡ショー的シーンでは、映える。
あれは勿論、努力の賜物だろうが、
誰にでも出来ることでは、ない!

まあ、見た価値は、大いにあったですね~。
結構、楽しめた。



今週の目標。
「気になるものは、とりあえず、観てみる!」。


以上。


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  1. 2010/05/02(日) 00:17:25|
  2. 劇場用映画
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  4. | コメント:0
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