シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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外伝ゼヨン・拾「東奔西走 、一期一会ぜよ!」

三味線屋の、日記。


2月6日、土曜。

午前中、仕事。

午後は、いくつかの映画イベントが、重複していたのだが、
かなり悩んだ末に、確実に観れそうな、
2か所のみに、しぼった。


JR錦糸町駅よりバス、
ゆるゆると、団地や商店街、貨物線の踏切、
河川、公園などを眺めつつ、行く。

富岡一丁目より、歩き。
橋を二つ渡り、
<江東区古石場文化センター>に、到着。

比較的に新築の、団地の一階内に見つけた、入口。
ちょっと、日常内の、秘密基地みたいだ。
14時半頃。

そこで、珍しい光景を、目にする。

小津安二郎監督の、ポスター・資料展を、やっているではないか!
知らずに来たのだが、思わぬ、幸運。
ここの周辺が、小津監督の生まれ故郷らしい。
一時、今は無き、鎌倉シネマワールドに帰ってきたような、錯覚に襲われる。
ちょっと、感激。


2階のホールでは、自主上映会・<みんなのロードショー>が、開催中。

途中入場。無料。
パイプ椅子に、座る。
ちょうど、直前作品の、
関係者挨拶(中学生?)が、終わるところだった。

入れ替わり立ち替わり、常時10~20人前後の人々が、客席に居た模様。
こちらも、一般区民の人が、もっと観てくれるといいんだが。
この上映企画では、朝十時から、2日連続で上映が続いていたのだが、
通しで、すべてを観ていたのは、何人位なのだろう・・・?
おそらく、コメンテーターの日向寺太郎監督(注1)他、数名だろうな・・・と。

よって、以下は、土曜午後に観れた作品のみ。


「タソガレ-DESTINY.REQUIEM」。
<TEAM DOUNIWA>制作・神田隆監督・10分。

早口の台詞が、よくわからないままに、
思い込みの強い、漫画的格闘技キャラ達の続出、
編集のキレも良い。

刃物で反則無用、半ばナンセンスな、
ストリート・バトルの連打に、
ちょっと笑ってしまいながら、
一気に引張られて、観てしまったのだった。


「STINGER」。
<teamM.A.T>制作・鷹並亮監督・27分。

夜の都会で、画期的科学発明の、受け渡し交渉。
発明者?の男を追ってくる刺客も、
彼と戦う、ボディーガードも、
特殊な科学力で強化された、バトラーだった・・・!

メリハリきっちり、クールでハードな、
SFバトル・アクション。
舞踊ステージを観るような、迫力キック。
このまま、平成仮面ライダーが撮れる!かなりの高レベル。

なお、質疑応答の時間があったので、神田・鷹並・両監督に、
「画面の編集は、誰が行なっているのか?」と伺ってみたところ、
両者とも、自ら行なっている旨の、返答あり。

神田氏は、
「現場で撮影時、その場で編集を試して、仲間に見せ、意見を聴く」、
また、鷹並氏は、
「撮るイメージが、はっきりしているので、
 照明も編集も含めて、全部、自分で行なう」との事。
今の手持ちDVキャメラは、現場での即応性があるので、
やはり、便利なのだろう。



「△サンカク」。
<三代川達>制作・渡辺一樹監督・25分。

ライブ音楽家?らしい人物の、アパートの部屋と、
ゲイバー?らしき、ロックなライブ会場。
 
その人物に、ちょいと縁のあった、
3人の人物、ばったり出会う。
互いに罵倒しながらも、
にわかファミリー、結成?の、ほほえましさ。

PV調入りで、一気に突っ走る、快感。
もう少し、途中の筋を練れば、
中篇で、60分くらいまでは、十分イケる!はず。


「パンティの話」。
<三代川タツ>制作(同上、の模様)・20分。

日曜の昼間、
誕生日なのに暇をもてあます、コンビニ店長と、
上京したてで、DJ男に振られたばかりの、女性。
順繰りの、すごろくみたいな、
のどかな展開に、ちょっと笑う・・・。


「ひとりよりふたりの恋愛方程式」。
またも、再見!
<電丼>制作・TAT(通称)監督・49分。
まさに、作品自体が今、東奔西走中、なり。


「緑薫・・・」。
<movie label will>制作・大原とき緒監督・56分。

元画家の、学校美術教師たる女性の家に、戸惑うできごとが. 
昔の教え子だった男子学生が、女性の弟とともに、あいついで現れる。
学生のNY留学出発までの間、3人の奇妙な、同居生活が始まる・・・。
やがて、弟の持参したビデオカメラの前で、
各人が互いに、意外な告白を始めて・・・。

登場人物3人のみ、後は電話の主が1人のみの、芝居。
ワンセットの舞台劇でも、可能な話だが、
じっと見ている間、観察する側のこちらも、
緊張感が引っ張られ、
ドラマ展開に、引き締まった雰囲気を作る。
相米慎二監督を思わせる、ビデオカメラの<長回し>つながりに、引き込まれる。

ただ、なぜ誰一人、途中で、
「ちょっと、キャメラを止めてよ!」と言わないのか?が、
ちょっと、気にはなった。
キャメラはずっと、動いているから。
でも、
「これ、まだ回ってるんだよね?」
「現実って、重いねえ・・・」などと、
時折、人物達がぼやいている光景は、
なかなか、おもしろい眺めなり。

(付記:上映後のトークによると、
ジャック・リヴェット監督の映画を、意識して撮った、という。
あいにく、そちらの映画は、よく知らないのだが・・・。)



門前仲町より地下鉄東西線、日本橋乗り換えで、渋谷へ移動、
さらに京王井の頭線で、池ノ上に到着。

池ノ上、BARガリガリ、シネマボカン。

ちょっと遅れての到着だが、
やっと、来れたぜ!
<アウトマンラボ>上映会。

こちらは、常連参加組で、大賑わい。
アウトマンの常識で、既に客席の皆様、
アルコールが若干、回っている様子。
実際、それ位の状態で観たほうが、
より面白くなる内容、かも・・・?

着いたときには、
正月の<電丼>上映会でお披露目された、
千葉竜吾監督「うみ」(再映、1月記事より検索の事)の上映が、終わるところだった。

こちらも途中入場につき、観れた作品のみ、記述。
 
 
「愛の手紙を書いてみよう インターナショナルバージョン」。
2009年・恩田浩監督・19分。

再見。今回は、英語字幕付き。
そういえば、近頃書かないですねえ、そういう手紙。
主役は結構、男にはいい台詞、言ってくれてるんだが。
変なたとえ話も、ユーモラスだし。
ラストだけは、ちょっと「え~?」ですけど、ねえ?


「ワンチャンス(冴えない男の才能が発掘された時)」
2010年・<EMIPON.COM>制作・3分30秒。

・・・これって、まるっきり、
イギリスのTVショーの、アレの真似じゃん!
ジャイアンの夢にでも、出そうな世界だな~。
「ありがとう、心の友よ!」ってね。
ああ~、そろそろ酔いが回ってきたぞよ。


「世界の中心で 今、会いにゆきます[ファイナル*パス3]」
2005年・まえかわひろあきら&にしきのかずひこ監督・5分。
再見。

・・・いや、そういう泣かせ路線の映画をやろう!と相談するのは、
悪くはないんだけど。
その男に、ヒロイン役は、無理だろ・・・?と。
やるなら、せめて、もっと似合う人を・・・。
誰が?う~ん・・・。「天地人」の子役?


「ランナウェイ」
2010年・恩田浩監督・10分。

いい女房持ちながら、浮気者の男、
懲りない男達に、呆れつつも誘う、女の色香・・・。
でも、ほんとに天使だったりして。
まさか、ね・・・。

リズムに合わせて、くるくる廻り踊る、千葉氏らが、
ずっと頭から、抜けない・・・。助けて。


「ラブ&ヤxザ 恋するやつらの水曜日」
2010年・新津東二・?分。

眼鏡女性の極妻ってのが、まず、珍しい。
新津氏自身も、金髪弟分で、目立ちまくるが。
すべてを食いまくったのは、
テンジョンの高い、星野佳世さん・・・!だった。
最早、誰も・・・止められはしないっ。


この他にも、休憩時には定例により、
他の上映会PR等の、おまけ付きであった。
そして上映終了後には、これも定例により、打ち上げ会。
やっぱり、皆と飲む一杯は、うまいものだった・・・。



以上。

注1:
プロで撮る側の人だけあって、
時になかなか厳しい、評者であった・・・。

会場で配布していた資料によると、
1965年生まれ、江東区在住。
黒木和雄監督・羽仁進監督他の助監督経験を経て、
「黒木和雄 現代中国アートの旅/前後編」(NHK/ドキュメンタリー)、
劇映画監督は「誰がために」、実写版「火垂るの墓」(!)など。
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  1. 2010/02/07(日) 19:31:39|
  2. インディーズムービー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

なぜ、誰もカメラを?

『緑薫・・・』を監督した大原とき緒です。
先日は、ご質問とご感想とヒロイン募集の際のアドバイスをいただきまして、ありがとうございました。

当日、会場にて、アWorker.さんにいただきました質問の意味を 私は勘違いして受け取っていたことに気づきました。あらためて、お答えをしたいと思い、失礼ながら、こちらに書き込みさせていただいております。

「なぜ、誰もカメラを止めて、と言わなかったのか?」
私が思うに、三人が三人とも物を創る人だったからだと思います。
あの作品は、一枚の絵、一本のビデオが完成するまでを描いた話でもあるからです。加えて、緑は弟の薫が言っても聞かない人であることを姉としてわかっていて、諦め、慣れているということも、あると思います。また、元美術教師で芸術について教える立場だったということも、あるのだと思います。三人で過ごすうちに、信頼関係がうまれてきたからというのもあるのだと思います。

うまく答えられているか、わかりませんが、このようなことになると思います。
以前、「なぜ、緑がつらい告白を二人の前でするのか?」という質問を受けたことはありますが、「なぜ、誰もカメラを止めないのか?」という質問は、アWorker.さんが初めてでした。
質問をいただけると、また、あらたに作品について考えることができます。
ありがとうございました☆
(こちらにもご感想を書いていただき、ありがとうございます)

  1. 2010/02/11(木) 00:06:26 |
  2. URL |
  3. 大原とき緒 #l3U9KYOg
  4. [ 編集]

御礼、です

<大原とき緒様、
大変丁寧なるメッセージを、ありがとうございます!

なぜキャメラを止めないのか?と尋ねられたのは、
初めてなんですか・・・!
いや~、それはこちらも、意外でした。
映画って、いろんな観られ方があって、
それも又、面白いものですよね。

ああ、なるほど、3人が物を創る人達だから!なんですね。
その一言で、ようやく、納得がゆきます。

絵を描く人も、ビデオ記録を撮る人も、完成をさせたい。
ビデオの人は、最初から、
「真実を撮りたいんだ・・・」と、
ドキュメンタリー映画的なこだわりを、表明してましたよね。

お姉さんも、そんな弟さんを、よく知っていたので、
あの告白のときにも、拒まなかったのでしょうね。

男子学生の前で、打ち明けにくかったろうに、
なんて、潔いんだろう・・・と。
それを思うと、涙、です。

画面に出ない、原因を作った人物・・・
ほんとに、罪な奴よのう・・・と。
自分の周囲ではあまり、見かけないタイプの人、みたいですね。

しかし、才人というのも、何だか、
いろいろと大変、みたいで・・・

などと今、平凡人?の小生めは、
不思議な感慨に、ふけっております。

小生めのつたなき質問を、丁寧に受け止めていただき、ありがとうございました。
好きなことを、好きなようにあれこれと、書いております者ですが、
ささやかながら、ご活動の参考等になりましたらば、幸いでございます。
機会がありましたら、いずれ又。





  1. 2010/02/11(木) 08:50:31 |
  2. URL |
  3. アWorker. #-
  4. [ 編集]

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このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2011/04/27(水) 21:27:47 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

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