シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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順之助、アベレージにする

順之助の、日記。


1月16日、土曜。

年に一度の、一大筋肉労働作業の日。
15時半頃、ひとまず作業終了、解散。


そのまま、都内散策後、高田馬場に向かう。
今、センター入試のシーズンで、往来には受験生が目立つ。

18時前より、BABACHOPにて、
自主映画上映会・<B-DASH>。

既に、40回を超えるといわれる、当所のレギュラー・イベント。
ここが今年最初の、自主映画会参加となった。
今宵は常連中心、20名程。


年明けの、一発目は、あの名作・・・

太田文平監督「イリーガル小学生」(17分)。
(再見・4回目?過去スレ検索されたし。)

付記するならば、スタッフロ-ルが、監督経験者でいっぱい!である。


菅野重保監督「港の刑事PART6」(15分)

<B級ランダム>の前身、<アダルト映研>制作。 
80年代・8ミリフィルム撮影作、テレシネ上映。

当時の大人気刑事ドラマ・「太陽にほえろ!」へのオマージュ。
全篇、ひたすら、被弾・誤射・殉職ごっこ。

とにかく撃ちたくて、
倒れて、転がりたくてしょうがない、といった様子の人々。
手製のミサイル弾・ロケット弾?まで、撃っている。
やたらに連発される弾着が、絵具のせいか、桃色っぽい・・・。
ジーパンの女刑事が、特に積極的なのが、目立つ。
何か、楽しそうだな~。


うしこだいすけ監督「会いたい人は、今どこにいますか」(2009年・25分)

大阪の作品、らしい。

熱い夏、学校の屋上で、
女子高生が、女神?を見つける。
彼女は、「お姉さんに10分だけ、会わせてあげる・・・」という。

そして、時間が一時、戻る。
姉の運命を知っているらしい、女子高生は、
姉の帰宅を、押しとどめようとするのだが、
実は、予想外の事態が・・・。

どっちを、取っても・・・。
永遠の別れは、ああ、切ないな~。
夏の幻のような、青春ファンタジー。


TAT監督「ただそれだけ」(1985年・3分)

農業高校の廊下と階段を、2人の青年が、
全力疾走、追いかけっこ、
それに、凝ったナレーション入れて・・・というだけの、
機材と勢いだけで?一気に撮りきった、 実験作。
あっ、今、駆け抜けた、という感じ。
 

Jun.流石監督「HI-SPORTS2」(40分) 

80年代、TVの人気番組への、オマージュいっぱい、
明るく楽しい、ちょっぴり切ない?
ライトな、ドタバタ・SF・ファンタジー。

亜空間を移動する、魔法カードを持った、
宇宙人の魔女っ子ヒロインが、地球を訪問中。
聖子ファン青年・トシヒコの家に、突如、現れる。
彼を外へ連れ出して、東京を観光案内させていた。

そこへ、星から追放刑になっていた、悪い宇宙人男性がやってきて、
青年のライバル君を、うまくそそのかし、
魔女っ子の移動用カードを、ヒロインから奪おうとするが・・・。

主役ヒロインが、パッと明るくて、いい。
あきらかに、有名魔女ッ子ドラマ(多分二代目)の、イメージ狙い。
若き日の監督が、青年役で、自ら出演。

銀座や新宿に、<聖子パーマ>の女の子が、いっぱい。
もうこんな光景、今ありえない・・・!よね~。
海岸のシーンも、今ではこんな風に、
おおらかには、撮れないんじゃないか?と。

ふっとばされてコマ割りで、アニメのごとく、横移動、
トコトコトコと動く、ライバル赤シャツ青年、ちょっと笑える。
最初、こちらが主人公?かと思ったので、
途中からの再登場には、ちょっと不意を突かれた。
解消?寸前カップルは 、何で出てくるんだ?と思っていたが、
終盤で、納得した。

全篇、コミカルな魔法合戦、
肩の凝らない、のどかで、ユーモラスな作品。
この80年代風景と、ローテク自体、
もはや、ノスタルジックな気分・・・なり。
カムバック!80’S(エイティーズ)!!


杉山由貴子監督「かさぷた」(17分)


仲良し女子高生、2人・・・
またしても、屋上。好きだねえ。

ヒロインは幼少時、
自分にハートマークを刺青した、母親に去られ、
娘を育てた父親は、ギャンブル狂・・・。
最悪だ。
それでも彼女は、自分で金を稼いで、
結構しっかり、楽しく生きている様子。

ただし、その稼ぐ方法とは・・・。
友人のように、援助交際を始めるような、
彼女が「ついてゆけない」方法では、ない。

それは、自分のかさぶたを、かさぶたマニア男性の前で、
丁寧にはがしてもらって、売る・・・!事だった。

しかし、まあ、珍しい趣味人がいたものだ。
しかしその金も、時々、父親にがめられてしまうのだ・・・。

だがある日、父は急死。
彼女は、母を訪ねる・・・。

自分の皮膚の一部から、離れかかった、かさぶたを、
ぺりぺりっ、とはがしていくときの、
あの、ひりひりして、ちょっとかゆい感じ・・・。

誰しも、たまにあるだろう、
自分の生を実感させる、あの変な感触を、
久しぶりに思い起こさせる、
人間くさい、と同時に、さらっとした明るさの、劇映画。
ヒロインがちょっとだけ、ふっきれたようなラストが、優しい。


伊藤康隆監督「全均連」(18分)

ああ、この世の中、偏りだらけ。
不均衡な事が、あまりにも、多すぎる。

「これは・・・美しくないっ!」とばかりに、
ついに、その対策に立ちあがった、
行動的集団、「全均連」がいた・・・!

その、モットーは・・・
「すべての人を、差別なく、均等に!」
「不幸も幸福も、均等に!」
なのだが・・・。

男女で分け合う菓子も、きっちり測って一刀両断、半分こに。
(まあ、仲良くね・・・の声)

オセロの駒も、白と黒で、きっちり半分こ。
(意味ねえだろ!の声)

浮気騒動でもめてる男と、女2人がいれば、
3者のバランスを取るべく、
代わりに・・・回数を、そろえる。
(やりすぎだろ~!の声)

という具合に、
だんだん、おのれがマニュフェストに縛られすぎて、
行動がどんどん、エスカレートしてゆき、
殉職者!まで出てしまい、 
ついには・・・!という、
ブラック・シニカル・ワールド。

何事も、突っ走りすぎは、よくないねえ・・・!
と苦笑す。


打ち上げにて、常連参加者達や、
若干の新しきお客さんとともに、
遅めの正月祝いに、乾杯す。


以上。


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  1. 2010/01/18(月) 00:00:17|
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