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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

さようなら、顔役・・・

鉄の、日記。


2月2日・水曜。


日本海側は、もう一か月も、雪で埋まっているという。
先週突如始まった、鹿児島の噴火は、依然、おさまらない。
とうとう日本列島も、本式で、いかれちまったのか・・・?
(「日本沈没」、銀座シネパトスの小林桂樹追悼特集で、やってるな・・・の声)

旅情はあれど、ロクに遠出の旅にも出れず、
半ばやけっぱちの気持ちを、抱えたまま、
憂き世の気晴らしに、
また、神保町シアター。


井上梅次脚本・監督の松竹映画、
「喜劇・度胸一番」。
二本立ての、添え物であろう。

主演・財津一郎の温泉三助が、ひじょ~に、気弱な男。
歌が上手く、朗々たるもの。ここが聴きどころ。

浮気者の、温泉宿主人が、伴淳三郎。
三原葉子が後妻なのに、まあ、ぜいたくなもんだ・・・。

彼を偶然見つけた、牧伸二のギャングが縁で、
東京で自分そっくりのギャング・ボスに雇われる、主人公。
財津の二役を、ドタバタで、たっぷり堪能できる。

アルサロのボーイに扮した渥美清が、ちょっとだけ登場。
ほぼサイレント調の、変な動作を、
軽妙に演じているのが、珍しい。

ヒロインの一人が、岡田茉莉子。
パリから帰った、っていうのが、
いかにも、だな~。

しかし、全体的には財津の、ワンマンショー。
精力剤をいっぱい、飲まされて興奮、
大暴れする快走ぶりは、見もの。
ひたすら明るく、楽しい演じっぷりであった・・・。


さて、明日は節分、豆まきでもやるか・・・。


以上。 [さようなら、顔役・・・ ]の続きを読む
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  1. 2011/02/03(木) 02:26:39|
  2. 劇場用映画
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