鉄の、日記。
1月12日、水曜。
夕刻。
やっと、神保町シアターまで、出てこれた。
初笑いの、喜劇特集中。
東宝映画「グラマ島の誘惑」、ニュープリント版にて、再見。
80年代の昔、大井武蔵野館の川島雄三監督特集で、観ていたもの。
戦時中の太平洋、
日米両軍とも、戦略的に素通りする、
南海の孤島に、漂着した者達。
森繁・フランキーが、宮様兄弟、
桂小金治が軍人、
轟ユキコらが・・・風俗嬢集団?!
八千草薫が、骨壷抱えた戦争未亡人、
三橋達也が、現地島民・・・?!
という、すごいメンバーが、
島でにわかに、共同生活を体験する、大人のおとぎ話。
いってみれば、ミニミニ理想国家成立騒動。
ほんと、これを世界中の為政者たちに、見せてやったら、どうかしらん?
早回しで、ちょこまか動き、走りまわる一同の姿は、ちょいと愉快な眺め。
「全員が、色を失った・・・」には、笑う。
でもこれ、今の人、わかるかなあ・・・?
初見当時も思ったが、
終わりが、ちょっと、哀しいよな・・・と。
皮肉利かせすぎだぜ、川島雄三よ!
以上。
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- 2011/01/13(木) 23:52:24|
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