fc2ブログ

シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

もしも映画に自らの分身を見たら

主水日記。


<New cinema dog>30周年記念制作作品、
吉本昌弘監督・「フロント☆ボード」。


今回は、先に脚本を、ひと通り読ませていただいた上で、
納得して、現場で<悪役>の一人を演じ、
その後、編集により、組み上がった映画を、
大写しのスクリーンで観る、という、
いつもとは違った形での、いわば工程順での、関わり方になった。

よって、脚本上で想定された、各シーンが、
どんな絵に、仕上がるのか?
というところに、まず、関心が行くのだった。
こういう観方をする機会は、
小生の場合、きわめて、珍しい事なのだ。

したがって、今回は異例ながら、
一出演者が、完成作品の全体を、観客とともに初体験する、
という視点から、語ることになる・・・。


いってみれば、
連続刑事&ヒーロードラマの、
第1話と、第2話までを、一気に、
という感じの、大胆な脚本・構成。
その構成を、たたき台にして、
映画は、制作されていった・・・。


さて、完成作品、
客席の反応は、どうだったのだろう・・・?

それはあくまでも、観客が、決めることではあるが。
その場で、一緒に、観た限りでは・・・

始まりのパートから、
相当、反応が良かった?模様の、
翠嬢や、周兵衛氏や、千葉氏や、
恥ずかしながら小生らの、登場シーン。

(いやあ~、ほっとしたね~、の声)

結構画面に合っていた、ナレーション。
一部字幕台詞の変更も、面白い。

で、いいところでだけ、さっ、と出てくる、
謎の人物?の、
予期した以上の、カッコよさ。

中盤以降は、
女性刑事達も、なかなかユーモラスだが、
エリート?男性刑事役の勢いに、ともかくも、引きずられる。
岩瀬氏の登場シーンが、
すごい反応だった、模様・・・なり。

とだけ、今は控えめに、申し上げておくことにしよう。


何しろ、観終わったばかりの、小生にしてからが、
この時点でまだ、興奮から覚めやらぬ、有り様だったのだ・・・。


やがて映画が終わり、場内に拍手。
その次は、映画公開時には恒例の、舞台挨拶。

これが何と、生まれて初めての経験で。
他の度胸ある(?)皆さんのやり方を見ながら、待っていたのだが。

自分の番になると、
もう、あがりまくっていて、しどろもどろ。
とにかく、限られた時間で精一杯、
思いのたけを、述べたのだった・・・。


「こんばんわ。いつもは、観客です・・・」
「この役やって、もし反応が悪かったら、
 ブログを一時、休載するつもりでした・・・」
「今日は出演者、明日は観客、アWorker.でした!」
等々、言ったのは覚えている。
もう、ひやひやものだった・・・。


なお、この場においては、引き続き、
監督の誕生祝&<New cinema dog>30周年祝のセレモニーも、
併せて執り行なわれ、
場内は和気あいあいとした、雰囲気に包まれていた。

後で皆に聞くと、「挨拶、大受けだったよ~!」だそうで、
ひとまず、ほっとして、かつ喜んでいるのだった。


その後、皆との打ち上げ会。
いやあ~、みんなで、ついに、やったな~!
という気分充満で、大いに盛り上がり、談笑す。
その夜の、ビールと鶏肉は、
実に、格別のうまさであった・・・!


やっぱり、出て、よかったな。
赤いベレー帽姿とともに、覚えておく事にしよう・・・と。



以上。



スポンサーサイト



  1. 2010/12/15(水) 02:18:30|
  2. インディーズムービー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

プロフィール

アWorker

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する