政の、日記。
12月12日・日曜、午後2時過ぎ。
なかのZERO・小ホール。
自主映画上映会の、<なかのムービーラプソディー>も、第5回になった。
やや遅れて、入場。500円。
「タイムショック!関根先生」:高岡晃太郎監督(再見・シネマボカン以来?)
・・・は、異色のタイムスリップSFもの。
主役・池田鉄洋氏の、独断場。
繰り返しギャグに、否応なしで、
もう、ゲラゲラ。
主役兄弟コンビVSライバル不良男、
全篇、オーバーアクト。
完全形容不能?な弾けっぷりを、堪能できる。
「自転車とラジオ」:オー・ナサポン監督(初見)
・・・は、タイの田舎らしき、仏像の多い風景のもと、
深夜放送DJと、
それぞれの親と会話に悩む、リスナー男女の、
半ば親友めいた、心の交流を描いた、佳作。
雨のシ-ン、叙情的。
全篇が、タイの映画にも関わらず、
どこか昭和受験世代の、深夜放送リスナー連帯の香りがする、
素直に心温まる、ちょっといい話。
(インターネットが無いからな、昔は・・・の声)
「激闘口腔戦士ぺリオ」:KANZ監督(再見・シネマ秘宝館以来)
・・・は、ファンタジック・ヒーローアニメ式で、1分X全4話。
歯科医の専門分野を、細かく解説。
ちょっとわかりにくい言語もあるが、
ザ・マンザイ!と思えば、キャラ達のドタバタ、大いに笑える。
「あいかた ~素人芸人伝説~」:ミナミ・ユー監督(再見)
・・・やっぱり、観るもんじゃねえな、楽屋裏のケンカは・・・。
バラエティー字幕と、コントそのものの演じ方とで、
コメディーめいているから、あちこち笑えるけど、ね。
コンテストの裏話、リアルすぎだぜ。フッ。
監督自身が演じる、コンビの相方が、一番わやくちゃや・・・。
くれぐれも、観客の存在を、お忘れなく。
「切符師 ~SEPPUSHI~」:高島義明監督(初見)
毎日通る、私鉄の駅の、自動改札機。
もしもその中に、われわれの知らない、
誰かが、交代で入っていて、
手作業で切符をさばく仕事を、していたとしたら・・・?
彼の家族は、それを、知っている・・・。
という、不思議な設定のお話。
ちょっとありえない?寓話ながらも、
職人かたぎの意地と、IC自動化傾向との対峙、
派遣業的訓練所の同僚たち、
辞職・転職・転勤話、
故障時の対応、プロ・テクニック伝説、
家族たる妻子との対話、等々、
なかなか、ハートフルな社会人ドラマになっていて、いい。
もしかして、まだ、そこの改札内や、自販機の中にも、
一人、いるんじゃ?
などと一瞬、思ってしまいそうに、なるのだった。
例によって、近所で吞み会して、帰る。
さて、次の土日の、あのイベントに備えて、
平日も、年末の諸事をしっかりと、片付けてゆくとしよう・・・。
以上。
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- 2010/12/07(火) 21:01:33|
- インディーズムービー
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