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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

新・刺客人マキ「残侠」

錠の、日記。


映画界、おくりびと。


俳優・池部良氏、
8日、敗血症で逝去。92歳。


「青い山脈」「現代人」「雪国」「乾いた花」、
「宇宙大戦争」「惑星大戦争」「昭和残侠伝 死んで貰います」・・・
映画でも、TVでも、ほとんど常に、
冗談など言いそうにない、とても真面目そうな人物を、演じられていた印象。
TVドラマ「ム-」でも、そうだったな・・・。

建て直しで、取り壊す寸前の旧・文芸坐に、
舞台トークで、来場された。

本来は、監督になりたくて映画界に入ったけれども、
なぜか俳優として役が来て、
そのままそちらが、職業になっていた・・・と、
そのとき本人の口から、トークで聞かされるまで、
知らなかったので、驚いたものだ。

トークの後、ロビーで列に並び、サインをお願いしたのだが、
なぜかこのとき、黄色い表紙のメモ帳と、
赤のボールペンしか持っておらず、
やむなく、それらをお渡しして、
赤い字で、サインして頂いた記憶が、ある。
その時も、どこか憂いの色をたたえたような、
真面目な表情を、されていた・・・。
あのメモ帳、まだ家にあるのかな・・・と。


合掌。


以上。








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  1. 2010/10/11(月) 22:45:24|
  2. 劇場用映画
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新・刺客人マキ「短篇」

秀の、日記。


10月10日・日曜。

今日より2日間は非番で、連休。
昨夜の酒気が、まだ残っていたので、
「仮面ライダーオーズ」前後の時間と、軽い朝食以外は、
昼前まで、寝ていた。

昼前に起き、ブログを一部、追記す。


午後、都内へ出掛ける。

神楽坂、シアターイワト。

ここは普段、舞台劇の劇場。
この連休中は、自主映画会の上映に使用されている。

<第8回 8ミリ・16ミリフィルム映画祭>こと、
<CINE VIS CINEMA 2010>。



Bプログラムの後半作品を、4本程、拝見。


片岡けんいち監督「リストラX」

・・・は、サラリーマン姿の小学生男子が、主演。
大人男性のナレテーション入りで、
それなりに、おとっつぁんと化している。

クリスマスの季節に、家族へのプレゼントを、
フリーマーケットで物色する、彼・・・。
哀。

しかしどこかコミカル、ユーモラスな眺めでもあるのだった。
ハイスピードで、フィルム編集、
サイレント映画調の画面が、結構、楽しかったりする。
原初的映画体験、というか。

舞台挨拶で、司会に出来を訊かれた、初主演少年君、
「う~ん、まあまあ・・・」みたいな反応で、
場内の笑いを、誘っていた。
(まだよく内容が、わかんないのかな・・・?の声)


工藤麻祐子監督「・(ホール)」

・・・は、一人の白髪年配男性を、
カメラの前に立たせて、
フィルムで、ずーっと撮影。
その上から、黒の縞模様や、
赤・青・黄色等の色彩処理をほどこし、
アートっぽくした、絵画的写真。

終わり以外、立ったままだった、
あの人物は、誰なんだろう・・・?


津野 愛監督「ランドリー」

・・・は、大学生女子の、ささやかなる日常描写。

公園でかつての恋人と会い、
今度の彼女と一緒になるんだ、と告げられて、
ちょっと、しんみり。
そんなとき、行きつけのコインランドリーで、
新しい男性と知り合い、缶ビールを一杯・・・
というだけの、話。

主演の女優がいい、に尽きる。
本業はファッション雑誌の、モデルだそうな。


磯部真也監督「dance」

・・・は、女性の一人いる部屋を、
いくつかの角度から、ずーっと、撮っているだけなのだが。
それを超高速度で、一気に早回しして見せるので、
人物がちょこまかと、動き回って、面白い。



そのまま、早稲田近辺までを散策の後、
高田馬場へ。

BABACHOPの、<New Cinema dog> 再映会は、
17時過ぎで終わっているので、
よく打ち上げに行く店を探し当て、合流。
いわゆる、打ち合わせ?等をして、一同と談笑す。


以上。











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  1. 2010/10/11(月) 13:26:47|
  2. インディーズムービー
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