主水日記。
10月6日・水曜、夜。
ラピュタ阿佐ヶ谷。
<剣聖・近衛十四郎>特集。
水曜料金なので、1000円で入場。
ロビーで、何やら、人だかり。
かつて、近衛のTV主演シリーズ「素浪人花山大吉」等で、
道中、コメディー・リリーフ担当だった、
俳優・品川隆三氏を、目撃す。
前の回が、トークショーだった模様。
白髪混じりだが、確かに御本人。
前回よりの観客一同、サイン攻め。
幸運、なり。
さて、19時過ぎより、映画。
松竹系・モノクロ時代劇、「巌流島前夜」。
宮本武蔵VS吉岡一門、一乗寺の決闘から始まった。
細身な武蔵の動きが、舞踊的というか、やや軽い感じ。
どうしても、内田吐夢監督&中村(萬屋)錦之介版のド迫力と、
比べてしまうので・・・。
武蔵が、修行道中に立ち寄った城下で、
殿(名和宏!)の指南役を、務めていた人物役が、近衛十四郎。
始めから中高年役なので、あまり派手な殺陣は観れないが、
若き剃刀の剣士・武蔵との対決に追い込まれかけ、
勝てん・・・と怯えつつ、武士の道を貫き通す頑固者役を、力演す。
この頑固一徹な人物が、
つばめ返し・佐々木小次郎との対決時のヒントを、
密かに与えた人物、という設定。
しかし、7年も待った娘は・・・不憫だ・・・。
男達の決闘、剣術の道に、
女達の思いは、無力よのう・・・哀。
このシビアさ、結構、しびれたぜ。
以上。
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- 2010/10/07(木) 00:42:21|
- 劇場用映画
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