三味線屋の、日記。
千葉県内各地では、只今、<千葉国体>の真っ最中。
水色と色の地に、地域の小学生が絵を描いた、
各県応援ののぼりが、各会場の入り口に、
「風林火山」のごとく、ずらっと、立てられている。
トレードマークは、千葉県の形をした、
赤い犬の、チーバくん。
世間的話題性としては、
ややいまいち、という感も、あるのだが。
学校クラス応援・父兄参観、という感じで、
各地ともまあまあ、それなりに、盛り上がっている様子。
よくわからないのが、各競技トーナメント表の、4区分け表示。
<成人男子><成人女子>、っていうはわかるけど、
<少年男子><少年女子>ってのは、少し、変じゃないか・・・?などと。
じゃ、<非実在少年男子><非実在少年女子>ってのも、ありなのか?と。
普通に、<少年>・<少女>で、いいんじゃないだろうか。
(細かいよ~!の声も)
おすすめは、紅白の屋根を張った、
<千産千消>(地産地消、ですね)物産コーナー。
今なら、地域会場の仮設店で、すぐ買えるものがあるぞ!
350円の、チーバくんチョコ餅、
650円の、チーバくんチョコクッキーバー、
千葉国体ドレッシング、などなど。
できれば、地産菓子のご試食コーナーを、作ってほしいな・・・と。
(結局、花よりダンゴかい!の声)
以上。
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- 2010/10/03(日) 17:25:46|
- 小旅行
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鉄の、日記。
10月2日・土曜、夜。
ようやっと、レイトショーに復帰す。
新宿K’s cinema。
80年代に、<ピンク四天王>の一人と呼ばれ、
特集上映が組まれた男・佐藤寿保監督の、
最新作、「名前のない女たち」。
西田直子・脚本 。
その出演者たちは、殆どが無名、
かつ消耗過多、という、
シビアな、<企画AV>業界周辺を、
取材・レポートした書が、原作と聞く。
その映画化は、
題材を、一般にもわかりやすい、ひとつの人間ドラマとして消化し、
ルポ的解説を、極度に省いた、
きわめてオリジナル性の強い、独立した<劇映画>となっていた。
職場でも地味系、後輩OLにも恋では気後れ、
男癖の悪い母との家庭でも、遠慮して、
日々ぱっとせぬ、
小柄な、眼鏡OLが、第1の主人公。
渋谷で、AV女優にスカウトされた事から、
それほどの抵抗も、屈託も見せずに(?)、
自分を変えよう、と、試みるため、
この世界に、身を投じる・・・。
変身願望と、売り出しのため、
作り込みキャラ・ルルを、
無理やり演じ続ける、主人公の言動は、
やや滑稽ながらも、
じつに、涙ぐましいものがある。
もう一人の、つっけんどんで現実的な、
元ヤン・ヒロインとの、
出会い、対峙、友情の芽生えが、
AV&ピンクワールド版・「下妻物語」のごとき、
じんわりとした感銘を、客席に与えている。
恐怖では友情は生まれない、という、
彼女の悟りは、泣かせる・・・。
(バットは・・・やっぱ、コワいな・・・の声)
まるで一時期の、元・こりん星人タレント(千葉県が真の故郷)みたいで、
時として場にそぐわない、その力演・主張シーンには、
ナンセンスな可笑しささえ、垣間見え、腹が痛くさえなる・・・。
ヒロインと母親(渡辺真紀子)の、バトル・シーンは、
なかなかに、胸に迫ってくる。
思いきりのよい、ヒロイン2人の、ビールのシーン(観ればわかる)は、
すがすがしい解放感に、あふれている・・・!
お気の毒なのが、影の主人公ともいうべき存在、
ファン心理を一人体現する、大柄の青年。
AVヒロインのファンとして、入れ込みが高じて、
ネット上で、女優ファン同士の支持争いしてる内は、
まだしも、可愛いもんだったが。
ついには、よせばいいのに、
過度のストーカーと、化してしまうのだ・・・。
あれは、どう見ても、マナー違反、
お約束破りの、反則、でしょう~!!と。
迷惑を掛けちゃ、いけないよ・・・ね。
終盤近くの、唐突行動といい、
あんたは、忍者かァ~!と。
(やってますねえ、寿保流のお約束を・・・の声)
しかし、あの展開から、
結果はほぼ、読めていた、とはいえ、
とことん、報われぬ男だな・・・と。
本来の?AV顧客層には、
かなりシビアな、お話だろう・・・ね。多分。
と、ここは深き嘆息。
でも、ルール違反は、やはり御法度、なり・・・。
哀。
いかにも怪しげで曲者風な、鳥肌実の事務所オーナーは、
イメージぴったり。目立つ。
いろいろこじれて、どつかれて、ボコボコの割に、
マイペースで、しっかりと生き延びているのは、
新井浩文の、青年だったのが、意外、というか・・・・。
わからんもんだ。
水の枯れかけた、コンクリートの川を使用した、
夢と幻想と、劇中リアル・シーンが、交錯する終盤は、
リアル方面を嗜好する向きには、「あれ、何?」なのだろうが。
これは、いわゆるルポ寄りではなく、劇映画なのだから。
あれは、十分あり!だと。
友の斜め走行、主人公の直線走行。
ギタギタな青春を、駆け抜ける、2人。
いいシーン、なり。
どうにもならないとき、人は、
こういう映画では、とりあえず、走る!しかない・・・。
今日もなお、映画表現でもって、
現代と切り結び、格闘しようと模索を続けている、佐藤寿保監督。
頼もしい限り、なり。
なお、この日は、切通理作氏(注1)の司会に、
ゲストに女優・伊藤清美女史(注2)を迎えての、トークショー付き。
佐藤監督デビュー&伊藤女史主演作、
「激愛!ロリータ密猟」(別名「狂った触角」、注3)から、現在に至るまでの、
かなり、濃密なお話を聞く機会に恵まれたことは、
アテネでこの作品を観ていた小生にとっては、大変喜ばしい事であった。
客席も、なんとなくだが、
PG(注4)ファン方面からの集まりという雰囲気で、
静かにゆっくりと、お話を伺えるという感じであり、好ましかった。
皆、まだまだ、語り足りない、という様子だったので、
この議論の続きは、横浜の上映あたりで、
続編、となるのだろう・・・と。
以上。
[スケバルマン申紀・特別編「暴れて、愛して、赦しましょう・・・」]の続きを読む
- 2010/10/03(日) 13:50:07|
- 劇場用映画
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錠の、日記。
10月1日・金曜。
生番組は、恒例のレギュラー交代、人事異動の季節。
朝から、あちこちで皆、泣いている・・・。
先週で「ゲゲゲの女房」も、終わったな・・・。
ずっと置き去りだった、年配層を、
しっかり、呼び戻したよね~。
個人的には、「墓場鬼太郎」や「悪魔くん」は、
中学・高校時代に、貸し本時代の復刻版を、
ビニールカバーなしの書店で、読んでいたので、
興味深く、観続けられた。
「少年マガジン」版「鬼太郎」は、
毒が大幅に、薄められてたけど。
べリアルとヤカンヅルの出る終盤は、
当時、結構、ショックだったな・・・。
後続の「てっぱん」、
展開、スイスイと、早いね~。
尾道市と、お寺さんの尾美としのり、登場。
やった!
大林宣彦ファンには、うれしい始め方だろう。
でも、時報と無関係に、気晴らしで、
主人公に鐘打たせて、いいのかァ~?と。
さて・・・。
映画・TV界、おくりびと。
女優・池内淳子、
26日逝去。享年76歳。
必殺スペシャルで、中村主水の昔惚れてた、
佐渡金山奉行の娘で、今は、仕事人・・・っていう役、やってたなあ。
合掌 。
「俺たちに明日はない」のアーサー・ベン監督、
28日逝去。88歳没。
あのラスト、壮絶。
ショック、だったな。
アーメン。
トニー・カーチス、
29日逝去。85歳没。
「お熱いのがお好き」の、変装コメディー演技は、すごかった。
大井武蔵野館でも、観てたよ~。
「グレート・レース」、無内容がゆえに?楽しかった。
「おれたちひょうきん族」でも、真似してたな~。
フジTV放映では、「がんばれ!ベアーズ日本上陸」の、
若山富三郎や欽ちゃん相手に奮闘する、
調子のいい、遠征監督兼TVマンが、おかしかったな・・・。
アーメン。
以上。
- 2010/10/03(日) 07:39:02|
- 映画(全般)
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