10月31日・日曜。
記者ゼリック、急告。
ようやく大雨が止み、嵐は去った。
が・・・。
今日限りで、<iswebライト>系列の閲覧HP群が、サービス終了とかで、消えるという・・・。
猛毒異能奇才・真鍋厚監督の、<蛆虫プロダクション>のHPは、
すでに、移動告知を、済ませているようなので、
とりあえずは、大丈夫みたいだが・・・。
他の自主映画関係サイトは、今、大丈夫かな・・・?
と、それだけ。
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- 2010/10/31(日) 21:40:15|
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記者デリック、今週のトピックス。
日曜、MXで、
六本木の東京国際映画祭を、夕方に中継。
だが、まったく知らぬ間に、
中・台でトラブル発生、
一部ゲストが、グリーンカーペット参加中止の、
ニュースが、月曜に・・・。
ああ、無粋だねえ。
火曜、石井裕也監督と、女優・満島ひかり、
結婚!に、びっくり。
ああ、よくあるよねえ、
監督と女優の組み合わせは。
大島渚と小山明子、篠田正浩監督と岩下志麻、
青山真治監督と、とよた真帆・・・。
とりあえず、めでたいんじゃないですか。
金曜は、脚本家・首藤剛志氏、
奈良で倒れ、急死の報。
「大江戸捜査網」や「GOGOチアガール」などの実写ドラマも、やっていたらしいが、
基本的にはアニメ作品が、多い人。
「まんがはじめて物語」(モグタ~ン!何でお姉さんが交代したの~?)
「さすがの猿飛」(神風の術!イノフエの術!忍豚!映画パロディー篇だらけ、最終回はわやくちゃ!)、
「宇宙戦士バルディオス」(そしてマリンの運命は・・・TV実質未完、後に劇場版で完結)、
「戦国魔神ゴーショーグン」(中年期になったレギュラーの出る劇場版「時の異邦人」あり)、
「魔法のプリンセス ミンキーモモ」(MX土曜・のんきな第二シリーズ放映中)、
そして、「ポケットモンスター」(劇場版は「ミュウツー」初登場篇だけ、観に行った)・・・。
こうしてみると、
カラッとした、ユーモラスな作品が向いてたんだろうなあ、と。
なかなかいないんだ、そういうセンスの人って。
惜しい・・・。
合掌。
土曜には、
俳優・声優・DJのベテラン、
野沢那智氏、
肺がんにて、逝去の報。
まず、アル・パチーノの声。
宗方コーチの声。
アラン・ドロンや、ブルース・ウィリスの吹替え人、
という、渋い中年男の感じで、
例外?が、SWのロボットの吹き替え、だったのだが。
まさか、もう72歳だったとは・・・。
ああ、GyaOで「スペースコブラ」、やってる時に・・・。
そういえばあれも、中年アクティブ男の魅力、だよなあ。
合掌。
この土曜、
折りしも、外は今、
台風通過中で、大荒れだ・・・。
午後から、電車の運行は、七割掛け状態。
映画は、延期。
今週の記事、以上。
- 2010/10/30(土) 20:00:44|
- 映画(全般)
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主水日記。
10月23日・土曜。
前夜が、公的イベントで、飲酒あり。
翌朝から、昼まで、仕事。
そのまま映画、というのは、さすがにちょっときついので、
午後は、しばらくゆっくり、過ごす事にしておいた。
夜7時頃より、またしても・・・!
池ノ上・シネマボカン。
ここで昼間は、<デンキネコ検定>?なるものを、
予約制で、やっていたはずなのだが。
どの位の人がやってきて、何をしていたのやら・・・?
う~ん、気になるぞ。
さて、今宵は、<アウトマンラボ>特集上映。
題して、<ディスカバーアウトマン>。
おなじみ顔見知りメンバーズ、例によって、ずらり。
人気作品の再登場が、多い。
基本的に、いろいろな短篇を観ながら、
突っ込んで、笑う会!状態になっている。
なので、たまに比較的普通の?作品(「ヌシ」)が来ると、
「あれ~?」「え~?」となるのだ・・・。
よるべなき者達の饗宴、酔って観るべし!
と、いう会なり。
とにかく、皆、陽気。
作品群は、概ね、10分前後の短篇。
2005年から、2010年までの作品で構成。
どれも、ほんまに・・・うん。
わややで。
「オープニング」(2分)アウトマン制作:
わざわざ、しーとんさん達と、高尾山ロケ。のどかだ。
「A.D.2018」(2008年、10分)恩田浩監督:
制作時点では10年後の設定、
今や、8年後に・・・。
芸能・TVの、何が終わり、何が始まってるのやら。
さて、当たってるか、どうか?
まだ8年、楽しめそう。
「土曜日は部長に恋をする」(2007年、8分)新津東二監督:再見。
男っぽい女性部長・星野佳世と、振り回される男達の、
はじけっぷりを見るための、イカレ芝居。
ブッシュ政権時代に、制作。
大統領は変わったけど、
世の中は、まだまだ・・・多難、だなあ。
「ライブinはとの巣」(2010年、2分)EMIPON.COM制作:
CGアニメ。
アイドル伝説の多いステージ・バーで、
わがままで音痴な、武装派女子が暴れたら・・・
もう、最悪だ!
(「ソXXン」の主役も、歌唱だけは、やめい!の声)
特別優待作品「ヌシ」(2010年、11分)千葉竜吾監督:
釣り人と、男の子2人の、たわいもない会話。
割と普通?でのどかな、風景描写。
だが、釣り人の横に、
自称・釣りの女神が現れて・・・
静かなる、怪奇に。
あのカメは、もしや・・・。
「イチモツ」の、アレなのか?
特別招待作品「THIS IS ON」(2010年、13分15分)岡本泰之監督:
恩田氏の、赤裸々なる、ドキュメンタリー。
やはりというか、よく食べ、よく吞む、陽気な人だ・・・という。
小生めも、ちょっとだけ登場。
特別秘密作品「(上映まで秘密)」(2005年、8分):
・・・は、宇宙SFものだった。再見作。またまた爆笑。
自主映画における、モxリス擬人化の開祖?
今の人にあの、チョコ菓子CMネタ、わかるかなあ。
わっかんねえだろうなあ~。
(それも、わかんねえって!の声)
「キルビル12 映画に学ぼう!」(2006年)黒豹監督:
英会話の、お勉強コーナー・・・らしいのだが。
手本となる元ネタが、かなり不向き、だったようだ。苦笑。
教育テレビの英会話番組に、しなさいって!
「殺せる可能性1%」(2005年、12分):再映数回あり。
まえかわひろあきら&にしきかずひこ監督。
のっぺり、のったりした印象、
先輩・後輩の、
ちょい変な、ずれまくったやりとりの可笑しさが、取り柄。
やっぱり、静かにだが、いっちゃってますね。この先輩。
とにかく、撃ちたかった・・・?ってことですね。ちゃんちゃん。
「たとえば」(2010年、10分):
三宮映子・佐藤ザンスの組み合わせで、
公園散歩のやりとり、というだけの、平和な休日的企画。
こちらも、2人の対話のズレで聞かせるのだが、
一応、真人間役なのが違う。
「地球最後の日」(2010年、10分):
兄と妹と、兄の知人の3人が、
今頃世紀末?的、細菌SF・ドタバタ・コメディ。
TVも、ゲームも、携帯も、
いざというときメディアとしては、限界があるのね、と。
あ、そこでたばこ、吸っちゃいか~ん!だめ~!
と、思わず声を、あげてしまったのだった。
上映後、リアルの吞み会、参加す。
2年ぶりの、上京参加者もいて、
再会を大いに、喜ぶのだった。
以上。
- 2010/10/24(日) 01:38:57|
- インディーズムービー
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秀の、日記。
10月20日・水曜。
夜7時。
フィルムセンター・吉田喜重監督特集。
東映公開のドキュメンタリー、
「BIG-1物語 王貞治」。
東中野以来の、再見。
大迫力があって、やはり、いいんだけれども、
今、観直すと、
ナレーションの文学的くくり方、まとめ方が、
少々、強引すぎる?印象も、ややあった。
観終わってただちに、ダッシュ。
JR快速経由で、
テアトル新宿・レイトショーへ、
21時に、ぎりぎり、
すべりこみ、セーフ。
<LOVE&EROS>シリーズ企画、1本目。
いまおかしんじ脚本・監督、
「島田陽子に逢いたい」。
そのものズバリ、あの名女優・島田陽子が、
映画のフィクション世界で、
<女優・島田陽子>役を、演じている・・・!
という、デジタル映画。
ドラマの発端が、
とある病院で、女優・島田陽子が、
映画のロケ中に、
相手の男性俳優が、あまりにもねちっこい、
エロい芝居でからんでくる、シーンだったため、
いやになって、現場から逃亡してしまう・・・。
(演じた本人は、これはありえない!と、トークで力説・・・。後述)
そのとき、ついさっき挨拶した、
退院したばかりらしい、
何やら浮かぬ顔の、中年男性と、
出会って、別れて、
また出会っての、珍道中に・・・。
と、いうもの。
やがて、この人物の置かれた状況が、明らかになってくる・・・。
彼は退院ではなく、実は、逃げ出していたのだった・・・。
(医療機関スタッフとしては、
いささか、複雑な気持ちだけど、ね・・・の声)
それを知ってしまった女優は、
今の年下彼氏?も、ほっぽらかして、
元・俳優の、この男性を、ドライブに誘う。
行き先は、男性の故郷・・・。
彼が、島田陽子ファン代表!的存在になっている役なので、
感情移入しやすくなっているのが、
大変、うれしい限りなり。
(「仮面ライダー」1号ガールから、
社会派サスペンス・ドラマ「腐食の構造」、
アメリカン・ドラマ「将軍」まで!!
こちとら、リアルタイムだったんだぜ!の声)
いかにも、女優らしい?エピソードが多く、
しかも、これまで真面目な役が多かった島田陽子が、
今回はコミカルな役で、
これが、なかなか面白い。
麺をすするシーンでは、皆、笑えた。
男性に、ある芝居を<演出>するシ-ンも、
ユーモアがあって、いい。
この映画に関するもの?ともとれる、インタビュー・シーンまでも登場し、
劇中劇の演出シーンとあいまって、
劇中での虚と実が、混じりあってゆき、
クライマックスでは最早、両者は完全に、溶けあっているのだった。
定石ながら、お見事、なり。
実に強引でむちゃくちゃな、メタ物語ながら、
ある確かな感銘が、ちゃんとあった。
上映終了後、しばし、監督&主演女優トーク。
主演当人いわく、
「これまでは、いわゆる巨匠の現場で、
かなり長い期間、かかる撮影が多かったけれど・・・」
「今回は、一週間で撮ったんですよ」との事。
打ち合わせの時、
「私は女優だから、役を演じるなら、
現場からは絶対に、逃げないです!」
と、監督に告げたとかで。
「これは、いまおか監督の中の、女優・島田陽子のイメージなんだな、
と、考えて演じました」
「私って、誤解されやいんですけど・・・」
「家では、面白いんですよ~」
「でも、そういう(コメディ向きな)役がずっと、来なかったんです・・・」
つまりは、いままでずっと、
真面目な役が多く、きつ~く要求されてきたのだが、
違う役も、役としてくれば、やる!という事で。
女優としての今後の展開を、考えているところだったので、
ちょうどこういう役を、待っていた模様、なり。
(プロだなあ・・・の声)
そういえば、未見だが、たしか・・・
「リング リング リング」(工藤栄一監督)という映画で、
女子プロレスラーとリングで戦う、ヒール役も、やっておられたはずで。
その意欲こそが、女優魂。
そして今、ラブ&エロスのみならず、
自らをも、<役>として劇中で、
ユーモア・シーンをまじえて、演じてのけた。
ここから確かに、女優・島田陽子の、
新しい展開が、始まろうとしている・・・。
これは・・・楽しみだ。
以上。
- 2010/10/21(木) 19:50:09|
- 劇場用映画
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貢の、つぶやき。
絶好調「龍馬伝」(NHK)が、
17日放送回で、
<いろは丸事件>を、扱った。
結構、策士だったのね。
坂本龍馬って。
あまりにも、タイムリーすぎる。
いろんな意味で・・・。
と、それだけ。
以上。
- 2010/10/18(月) 20:44:21|
- 時代劇
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旅人、覚書。
10月16日・土曜。
21時。
新宿K’s cinema、レイトショー。
P-kraft・福島拓哉監督の、劇場公開作、
「アワー・ブリーフ・エタニティ」。
昨年秋の、東京国際映画祭での、六本木上映時には、
惜しくも、見逃しており、
その後、一年越しで、
ようやく、劇場公開が始まった。
ずっと待っていた、甲斐があった・・・。
初日より、満席。
早目に劇場を訪れ、かろうじて、入場かなう。
上映前の舞台挨拶では、堀井秀子嬢の司会。
福島監督と出演者一同、割とスムーズに、マイクを次々と回し、
きちんきちんと、挨拶を進行していたが、
とある俳優の、「みんな、かたいよ~!」の一言に、
皆、吹き出す。
これで少しばかり、雰囲気がほぐれた模様。
時折ピースサイン、笑顔の福島監督。
「ようやく、今、とんでもない事が、始まりました・・・」
「そのとんでもない事を、これから、よろしく・・・」
等、劇場公開の喜びと抱負を、アピール。
そして・・・本編が、始まった。
もさもさの黒髪、風来坊のような、
何をして食ってきたのか、さっぱりわからない(かつては稼いだらしいが)、
自らを「高等遊民」と称する、
スナフキン?のごとき、謎の遊び人風、
青年というよりは、ぼちぼち中年にさしかかった、
東京の片隅(新宿・渋谷あたり?)に一人住む、
男性・テル(草野康太)が、主人公。
(その時点で、今の俺の生活感とは、かなり遠いけどね・・・の声)
(ウイリアム・テルみたいな、格好だよね・・・の声)
この男性、行きつけのバーで、
酒を飲み、煙草を吸い、
友人男女らとしゃべり、会話を楽しむ姿も含めて、
明らかに、監督自身の、心情・言動を、
大幅に投影された、姿とみられる・・・。
一目見て、「あ、これは近い・・・」という感じが、する。
ある夜、その男性のもとへ、
寂しがり屋らしき、謎の女性の声で、
電話がかかってくるところから、
物語が、始まっている。
都会人の孤独感を埋めるべく、
一時とりとめもなく、語らう二人。
そんな頃、東京周辺では、
歩行中に突然倒れ、数日で回復する、奇病が流行。
そして別なある日、テルは路上で、
かつての同棲相手・ミオらしき女性(呂美)と、
ばったり、出会う。
彼女は、あなたを知らない、
同棲などした覚えはない、と言うが・・・。
やがて、今の恋人と同居しているミオは、
テルとの同居時代に関する記憶を、失っている事が、
徐々に、判明する。
テルと一緒に、いた事についてのみ、
記憶が、欠落しているのだ。
それは、今東京で流行中の、
奇病の影響に、よるものだった・・・。
で、大筋は、
怪しい雰囲気の学者(?)キツネ(監督自身)の、途中登場等とあいまって、
一種のパニックSF路線へと、向かってゆく。
夜の信号前のシーンなど、どきっ、とさせられる。
互いの愛を確認できなくなり、
戸惑い、泣き崩れる人々・・・。
観ているだけで、もの哀しくなってくる 。
学者が、<あるもの>をしげしげと眺めるシーンも、
泣けてくるものが、ある。
(とある、女性監督映画にも、
近い感じのものの、シーンが・・・?の声)
東京都内の風景が、二重三重写しになり、
ハイテンポで一気に、入れ替わってゆくシーンあたりは、
この映画の、運動性的ハイライトであろう。
ドラマ的展開としては、
某・有名宇宙戦争映画のごとく、
割にあっさりと、それなりの収束に、向かい始めるが、
人間心情のあり方に、なにがしかの希望を求める、
福島監督作品らしい締め方、ともいえよう。
週末、あるいは独りの夜、
ちょっと、泣いておきたい・・・
そんな気分の方に、おススメな映画、なり。
余韻、未だ残る。
以上。
[<ビーグル警部・秋の叙情詩SP>]の続きを読む
- 2010/10/17(日) 02:20:17|
- 劇場用映画
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ビーグル警部の、事件簿。
今年は、<ス0ーピー>誕生60周年、ということで、
本当はもっと、いろいろ言いたい事も、数々あれど、
今、そっちは置いといて、別な報告をする。
「SPEC 警視庁公安部公安五課未詳事件特別対策係」(TBS系)。
「ケイゾク」&「トリック」の、
ジョーク入り・推理ミステリー路線に、
超常SF系列要素を、ちょいとプラス。
「怪奇大作戦」に「幻魔大戦」序章?とでもいおうか。
ひと粒で、二度おいしい、
金曜の夜の、ダーク・エンタメ・ドラマ。
この線、実は結構好み、なのだ。
視聴率ウンヌンは、ひとまず置いといても、
これは、観たい!
毎回どんな、とんでもない預言者(?)が登場し、
どんな目に遭うのかが、
犯人特定や、事件推理とは別に、楽しみだ。
元・ゴリさんの、おとぼけ上司はそのままに、
中谷美紀・渡辺篤郎の、刑事コンビに相当する、
戸田恵梨香・加瀬亮の、2代目?コンビが登場。
彼らとは別に、
一部上層部の、密かなる任務を帯びた、
後始末班?らしき、コワ~い別働隊も、登場。
さらには、時間よ止まれ!ができるらしい、
皮肉げに笑う、謎の少年も、出没。
これで、面白くならないはずがない。
難点は、
加瀬の気まじめエキサイト刑事・瀬文が、
やや細い線で、まっすぐすぎる印象なことと、
コロンボ刑事を下敷きにしてるらしい、
戸田恵梨香の、オカルト?女刑事・当麻が、
まだ十分に、演技的に狂いきっては、いないこと・・・。
頑張っているのは、大いに、認めたいんだけど。
二人とも、まだし、まだしの感じ。
くくくっ、と笑い、軽くつっこむ、
女刑事キャラの面白さは、出てきているので、
後は二人の対比を、
うまく盛り上げに、誘導できるかどうかに、かかっている。
もっと見せ場で、踊り狂え!演じ狂ってみせろ~!と。
上司・竜雷太の、お茶目なお調子ぶりを、食うぐらいに。
まあ、しばらくは長い目で、見てあげてほしい・・・と。
しかし、<ツイッター>って商用システム名称は、使っちゃまずいのかね?
第2話で<ツブヤイター>に、なってたが。
で、また、映画化やるのかな・・・?
以上。
- 2010/10/16(土) 00:08:41|
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主水日記。
10月13日・水曜。
この日を、どれだけ、待ったことか・・・。
いや、勿論、
チリ鉱山の、33人救出順調!ニュースの事も、
大いに、気になってるけど。
そっちより、もっと前から、機会を待っていた事が。
下北沢・モナレコこと、mona records。
午後6時半より、入場す。
当日、2000円プラス・ワンドリンク代500円。
そこで、待っていたのは・・・
チャンべビ・ライブ!
正確に言うと、4組のライブ・ステージ。
先に、Janis/hatsumi/Miyu Miyu、の3組。
で、チャンべビが、トリに演奏する。
皆、ガールズ歌手&ガールズバンド。
真ん中の2組は、すでにこれまでのライブで、
チャンべビ・メンバーズと、「お友達!」になっていたそうなので、
これは実質、
<チャンべビと愉快な仲間・一座公演>に近い感じ、なり。
Janisが佐賀よりの(?)、心優しき男女ペア、
hatsumiが、ギターの切なき弾き語り、ときどき晴れ、
Miyu Miyuは、チャンべビのお友達にふさわしく(?)、
カラッとした、陽気さが広がる歌、といった印象で。
じつに、カフェ・ブレイク的な、
いい気分にさせてくれる、バンドばかり。
観客は、最初のうちは10人位だったのが、
時間経過とともに、どんどん増えてきて、
たちまち、大賑わいに。
若いお客も、もちろん多いのだが、
今回はなぜか、通常よりも、
30~40代位の、中高年男性客の率が、高め!なり。
小生にもこれは、ちょっと珍しい眺めで。
後半部は、その盛り上がりが、かなりのものになってきた。
ゆったり、まったりなのに、
皆、もう、ノリノリ。
驚いたのは、
昼間のお仕事で、かなりお疲れ気味らしい、
ここの常連客らしき男性が、
この大いなる、明るい賑わいと、盛り上がりの中、
アーチスト達の目の前で、突然、
大いなる眠りに、落ちてしまった事だが・・・。
(あるんだよな、そういう時が・・・よくわかるよ・・・の声)
周囲の人々が皆、彼をよく知っているらしく、
「0000さ~ん!」「起きて~!」「大丈夫~?」と、
舞台と客席の両方から、声を掛けられていたのだった・・・。
勿論、彼はじきに目覚めた。
(何て心やさしき、人々なんだ・・・!の声)
こうしてまた一つ、
愉快なモナレコ・ライブ伝説が、誕生した。
<チャンべビ>3人衆には、毎回、
観るたびに大変、元気をもらっているし。
やっぱり、来てよかった。
生ライブの楽しさは、やめられない。
なお、当然のように、演奏途中のトークでは、
「チリって、すごいね~!」の話題が、目立っていたのだった。
でも、ここモナレコ・ライブでの、
常連客層の、いい意味でのファン応援も、相当なものかと。
「しっかりしないと、追い抜かれちゃうよ~!」と、
水戸黄門的?激励を飛ばす方も、いた。
まあ、それだけ、愛されているというか、
ほほえましい光景だったが。
お客さんがアーチストを育てている、という事をも、
あらためて、実感したのだった。
以上。
[新・刺客人マキ「歓喜」]の続きを読む
- 2010/10/14(木) 19:41:10|
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錠の、日記。
映画界、おくりびと。
俳優・池部良氏、
8日、敗血症で逝去。92歳。
「青い山脈」「現代人」「雪国」「乾いた花」、
「宇宙大戦争」「惑星大戦争」「昭和残侠伝 死んで貰います」・・・
映画でも、TVでも、ほとんど常に、
冗談など言いそうにない、とても真面目そうな人物を、演じられていた印象。
TVドラマ「ム-」でも、そうだったな・・・。
建て直しで、取り壊す寸前の旧・文芸坐に、
舞台トークで、来場された。
本来は、監督になりたくて映画界に入ったけれども、
なぜか俳優として役が来て、
そのままそちらが、職業になっていた・・・と、
そのとき本人の口から、トークで聞かされるまで、
知らなかったので、驚いたものだ。
トークの後、ロビーで列に並び、サインをお願いしたのだが、
なぜかこのとき、黄色い表紙のメモ帳と、
赤のボールペンしか持っておらず、
やむなく、それらをお渡しして、
赤い字で、サインして頂いた記憶が、ある。
その時も、どこか憂いの色をたたえたような、
真面目な表情を、されていた・・・。
あのメモ帳、まだ家にあるのかな・・・と。
合掌。
以上。
- 2010/10/11(月) 22:45:24|
- 劇場用映画
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秀の、日記。
10月10日・日曜。
今日より2日間は非番で、連休。
昨夜の酒気が、まだ残っていたので、
「仮面ライダーオーズ」前後の時間と、軽い朝食以外は、
昼前まで、寝ていた。
昼前に起き、ブログを一部、追記す。
午後、都内へ出掛ける。
神楽坂、シアターイワト。
ここは普段、舞台劇の劇場。
この連休中は、自主映画会の上映に使用されている。
<第8回 8ミリ・16ミリフィルム映画祭>こと、
<CINE VIS CINEMA 2010>。
Bプログラムの後半作品を、4本程、拝見。
片岡けんいち監督「リストラX」
・・・は、サラリーマン姿の小学生男子が、主演。
大人男性のナレテーション入りで、
それなりに、おとっつぁんと化している。
クリスマスの季節に、家族へのプレゼントを、
フリーマーケットで物色する、彼・・・。
哀。
しかしどこかコミカル、ユーモラスな眺めでもあるのだった。
ハイスピードで、フィルム編集、
サイレント映画調の画面が、結構、楽しかったりする。
原初的映画体験、というか。
舞台挨拶で、司会に出来を訊かれた、初主演少年君、
「う~ん、まあまあ・・・」みたいな反応で、
場内の笑いを、誘っていた。
(まだよく内容が、わかんないのかな・・・?の声)
工藤麻祐子監督「・(ホール)」
・・・は、一人の白髪年配男性を、
カメラの前に立たせて、
フィルムで、ずーっと撮影。
その上から、黒の縞模様や、
赤・青・黄色等の色彩処理をほどこし、
アートっぽくした、絵画的写真。
終わり以外、立ったままだった、
あの人物は、誰なんだろう・・・?
津野 愛監督「ランドリー」
・・・は、大学生女子の、ささやかなる日常描写。
公園でかつての恋人と会い、
今度の彼女と一緒になるんだ、と告げられて、
ちょっと、しんみり。
そんなとき、行きつけのコインランドリーで、
新しい男性と知り合い、缶ビールを一杯・・・
というだけの、話。
主演の女優がいい、に尽きる。
本業はファッション雑誌の、モデルだそうな。
磯部真也監督「dance」
・・・は、女性の一人いる部屋を、
いくつかの角度から、ずーっと、撮っているだけなのだが。
それを超高速度で、一気に早回しして見せるので、
人物がちょこまかと、動き回って、面白い。
そのまま、早稲田近辺までを散策の後、
高田馬場へ。
BABACHOPの、<New Cinema dog> 再映会は、
17時過ぎで終わっているので、
よく打ち上げに行く店を探し当て、合流。
いわゆる、打ち合わせ?等をして、一同と談笑す。
以上。
[新・刺客人マキ「短篇」]の続きを読む
- 2010/10/11(月) 13:26:47|
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主水日記。
10月9日・土曜、夜6時半頃。
雨、ますます、降りしきる。
都内某所で、
学校時代の部活の、現役・0B交流会。
例によって、わが代は、小生一人。
最早、最年長組に。
仙人の、心境。
一期下から、5年以内組は、
男性十数名に、天女?一人。
それ以下の世代は、ほぼ、男女均等だった。
もう、新人は大半が、平成生まれになった。
小生が現役の頃、まだ生まれていなかった、
バブル崩壊も、旧・ソ連消滅も、
リアルタイムでは、おそらく覚えていないだろう人々が、
今、若き学生部員となって、活動しているのだ・・・。
(ライダーBLACK&ディケイドが、対話の、心境・・・の声)
配布される0B会誌が、ついに冊子ではなくなり、
オール・CD-ROM化されていた。
まとめてくれるのは、大変ありがたいのだが、
さすがに、時代を感じた、瞬間だった・・・。
なかなか、楽しいフュージョン。
世代を超えて構成の、5~6名チームで、
クイズみたいなのをやったが、
引き分け後のジャンケンで、あえなく豪沈・・・。
温泉旅行チケットが、かかっていたせいか、
皆、大分、テンジョンが高くなっていた・・・!
2次会まで残り、後から来た後輩達とも、合流。
みんな元気で、達者な様子。
ひとまず、安心す。
終電で、帰宅す。
以上。
- 2010/10/10(日) 12:23:29|
- 日記
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旅人、覚書。
10月9日・土曜。
朝より、雨。
気温・19度。かなり冷える。
午後、池袋にて、
<P-kraft>・ミニイベント。
次週劇場公開、「アワー・ブリーフ・エタ二ティー」の、
前宣伝会を兼ねた、ライブ付きイベント。
2000円。
ここの集まりでは、サッカー・ファン(浦和方面)が多く、
前夜の、日本vsアルゼンチン試合での勝利に、
結構、湧きかえっていた。
福島拓哉監督、ヨーロッパ1ヶ月・紀行報告会。
ルートは、フランクフルト~ズーリック(チューリヒ)~バルセロナ。
こういうのを、本当の<旅>、というのだ。
じつに、うらやましい。
監督自身の手になる、ルポ映像を、拝見。
ドキュメンタリーとして、大変、面白く観た。
シンプルだが、出てくる人々の顔が、いきいきとしている・・・。
当人は、「まったくのノープラン!」で、
フランクフルトとバルセロナの作品上映へと、向かったのだが。
ちょうどアイスランドの噴火で、
フランクフルトのニッポン映画祭に来ていた人々が、
帰りの航空便の欠航で、帰国が遅れていた時期、だったとか・・・。
で、急遽、同地や、
途中のズーリック(チューリヒを向こうでは、そう呼ぶ)での、滞在期間が、
長めになった、という状況で。
予定外の様々なトラブルが起きて、お疲れな所もあるのも、
いってみれば、旅の醍瑚味?なのだろうが。
ご苦労様です・・・という他はない。
でも、舞台挨拶、観客・開催スタッフとの交流等、
大変いい経験に、なったのでは?と。
現地で会った人々の、インタビュー付き。
そうか、物価は東京より、ズーリックのほうが、高いのか・・・。
暮らしやすさ、というのも、所変われば、なのだろうな。
「映画とは・・・」
「感情の表出!」
という、言葉が。
確かに、それが、福島映画。
後は、公開作品を観てから、ということで。
バンド・ライブの時間だが、後ろ髪を引かれる思いで、
次の会合会場へと、向かわねばならなかった。
それは・・・?
つづく。
- 2010/10/10(日) 11:51:50|
- インディーズムービー
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政の、日記。
10月7日・木曜、夜。
ごぶさたの、京橋・フィルムセンター。
吉田喜重監督特集。
19時より、「日本脱出」。
はるか昔?大井武蔵野館で、観た覚えあり。
ただし、いわゆる不完全版であった。
終末部が、会社の都合で、
大幅にカット!されているそうなのだ。
実は、今回確かめに行った、再見のフィルムも、
その、不完全バ-ジョン・・・・だった。残念ながら。(注1)
しかし、まあ。
忘れかけていた途中の筋を、
観ながらようやく、思い出したのだが。
いやはや、ひどいもんだ・・・。
岡本太郎がカメオ出演する、オープニングと、
ジャズ調の音楽は、素晴らしいんだが。
元チンピラ風の、主役・バンドボーイ青年。
ヤバくなると、すぐに怯え、
「兄貴~!兄貴~!」とわめくばっかりで、
まったく情けない、華がない、主体性がない。
とても主役を張れるとは、思えないタイプ。
むやみやたらに、震えては叫ぶ、
猿・・・のようなキャラクター。
その分、ヒロインの風俗嬢には、
保護者的?愛を、喚起させるのだろうか。
主人公を踏みつけて、威勢良く現れた、
兄貴ギャング達の言動も、これまた、
あまりにも場当たり的、かつ、ドジの連続。
もともとが危なっかしかった、現金強奪計画は、
たちまち、腰砕けの有り様に。
失笑。
ヒロインが、ジャズ歌手大好きな主人公を、
アメリカへ逃がそうと、奔走する。
協力を得た主人公は、東京オリンピックのどさぐさにまぎれて、
あれこれと、逃亡にトライするも、
自分でぶち壊すような、間抜けな行動ばかり、してしまう。
アホらしさ一杯な、情けない展開続きで。
これでは普通、すぐに捕まってしまうだろう・・・。
終盤も、どうやってあそこに来たのか、さっぱりわからないし。
他の密航者や、米国兵らの言動等も含め、
随所で、客席より失笑が、巻き起こっていた。
センターの資料によると、制作の会社は吉田喜重監督に、
<アクション映画>を、求めたそうだが。
日活みたいなハードボイルド・アクションは、
ちょっと、無理だった模様・・・なり。
がっちりと、舞台劇向きな話をやったほうが、
合う監督、とみた。
以上。
[新・刺客人マキ 「逃亡」]の続きを読む
- 2010/10/08(金) 01:41:32|
- 劇場用映画
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主水日記。
10月6日・水曜、夜。
ラピュタ阿佐ヶ谷。
<剣聖・近衛十四郎>特集。
水曜料金なので、1000円で入場。
ロビーで、何やら、人だかり。
かつて、近衛のTV主演シリーズ「素浪人花山大吉」等で、
道中、コメディー・リリーフ担当だった、
俳優・品川隆三氏を、目撃す。
前の回が、トークショーだった模様。
白髪混じりだが、確かに御本人。
前回よりの観客一同、サイン攻め。
幸運、なり。
さて、19時過ぎより、映画。
松竹系・モノクロ時代劇、「巌流島前夜」。
宮本武蔵VS吉岡一門、一乗寺の決闘から始まった。
細身な武蔵の動きが、舞踊的というか、やや軽い感じ。
どうしても、内田吐夢監督&中村(萬屋)錦之介版のド迫力と、
比べてしまうので・・・。
武蔵が、修行道中に立ち寄った城下で、
殿(名和宏!)の指南役を、務めていた人物役が、近衛十四郎。
始めから中高年役なので、あまり派手な殺陣は観れないが、
若き剃刀の剣士・武蔵との対決に追い込まれかけ、
勝てん・・・と怯えつつ、武士の道を貫き通す頑固者役を、力演す。
この頑固一徹な人物が、
つばめ返し・佐々木小次郎との対決時のヒントを、
密かに与えた人物、という設定。
しかし、7年も待った娘は・・・不憫だ・・・。
男達の決闘、剣術の道に、
女達の思いは、無力よのう・・・哀。
このシビアさ、結構、しびれたぜ。
以上。
[新・刺客人マキ 「帰還」]の続きを読む
- 2010/10/07(木) 00:42:21|
- 劇場用映画
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三味線屋の、日記。
千葉県内各地では、只今、<千葉国体>の真っ最中。
水色と色の地に、地域の小学生が絵を描いた、
各県応援ののぼりが、各会場の入り口に、
「風林火山」のごとく、ずらっと、立てられている。
トレードマークは、千葉県の形をした、
赤い犬の、チーバくん。
世間的話題性としては、
ややいまいち、という感も、あるのだが。
学校クラス応援・父兄参観、という感じで、
各地ともまあまあ、それなりに、盛り上がっている様子。
よくわからないのが、各競技トーナメント表の、4区分け表示。
<成人男子><成人女子>、っていうはわかるけど、
<少年男子><少年女子>ってのは、少し、変じゃないか・・・?などと。
じゃ、<非実在少年男子><非実在少年女子>ってのも、ありなのか?と。
普通に、<少年>・<少女>で、いいんじゃないだろうか。
(細かいよ~!の声も)
おすすめは、紅白の屋根を張った、
<千産千消>(地産地消、ですね)物産コーナー。
今なら、地域会場の仮設店で、すぐ買えるものがあるぞ!
350円の、チーバくんチョコ餅、
650円の、チーバくんチョコクッキーバー、
千葉国体ドレッシング、などなど。
できれば、地産菓子のご試食コーナーを、作ってほしいな・・・と。
(結局、花よりダンゴかい!の声)
以上。
- 2010/10/03(日) 17:25:46|
- 小旅行
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鉄の、日記。
10月2日・土曜、夜。
ようやっと、レイトショーに復帰す。
新宿K’s cinema。
80年代に、<ピンク四天王>の一人と呼ばれ、
特集上映が組まれた男・佐藤寿保監督の、
最新作、「名前のない女たち」。
西田直子・脚本 。
その出演者たちは、殆どが無名、
かつ消耗過多、という、
シビアな、<企画AV>業界周辺を、
取材・レポートした書が、原作と聞く。
その映画化は、
題材を、一般にもわかりやすい、ひとつの人間ドラマとして消化し、
ルポ的解説を、極度に省いた、
きわめてオリジナル性の強い、独立した<劇映画>となっていた。
職場でも地味系、後輩OLにも恋では気後れ、
男癖の悪い母との家庭でも、遠慮して、
日々ぱっとせぬ、
小柄な、眼鏡OLが、第1の主人公。
渋谷で、AV女優にスカウトされた事から、
それほどの抵抗も、屈託も見せずに(?)、
自分を変えよう、と、試みるため、
この世界に、身を投じる・・・。
変身願望と、売り出しのため、
作り込みキャラ・ルルを、
無理やり演じ続ける、主人公の言動は、
やや滑稽ながらも、
じつに、涙ぐましいものがある。
もう一人の、つっけんどんで現実的な、
元ヤン・ヒロインとの、
出会い、対峙、友情の芽生えが、
AV&ピンクワールド版・「下妻物語」のごとき、
じんわりとした感銘を、客席に与えている。
恐怖では友情は生まれない、という、
彼女の悟りは、泣かせる・・・。
(バットは・・・やっぱ、コワいな・・・の声)
まるで一時期の、元・こりん星人タレント(千葉県が真の故郷)みたいで、
時として場にそぐわない、その力演・主張シーンには、
ナンセンスな可笑しささえ、垣間見え、腹が痛くさえなる・・・。
ヒロインと母親(渡辺真紀子)の、バトル・シーンは、
なかなかに、胸に迫ってくる。
思いきりのよい、ヒロイン2人の、ビールのシーン(観ればわかる)は、
すがすがしい解放感に、あふれている・・・!
お気の毒なのが、影の主人公ともいうべき存在、
ファン心理を一人体現する、大柄の青年。
AVヒロインのファンとして、入れ込みが高じて、
ネット上で、女優ファン同士の支持争いしてる内は、
まだしも、可愛いもんだったが。
ついには、よせばいいのに、
過度のストーカーと、化してしまうのだ・・・。
あれは、どう見ても、マナー違反、
お約束破りの、反則、でしょう~!!と。
迷惑を掛けちゃ、いけないよ・・・ね。
終盤近くの、唐突行動といい、
あんたは、忍者かァ~!と。
(やってますねえ、寿保流のお約束を・・・の声)
しかし、あの展開から、
結果はほぼ、読めていた、とはいえ、
とことん、報われぬ男だな・・・と。
本来の?AV顧客層には、
かなりシビアな、お話だろう・・・ね。多分。
と、ここは深き嘆息。
でも、ルール違反は、やはり御法度、なり・・・。
哀。
いかにも怪しげで曲者風な、鳥肌実の事務所オーナーは、
イメージぴったり。目立つ。
いろいろこじれて、どつかれて、ボコボコの割に、
マイペースで、しっかりと生き延びているのは、
新井浩文の、青年だったのが、意外、というか・・・・。
わからんもんだ。
水の枯れかけた、コンクリートの川を使用した、
夢と幻想と、劇中リアル・シーンが、交錯する終盤は、
リアル方面を嗜好する向きには、「あれ、何?」なのだろうが。
これは、いわゆるルポ寄りではなく、劇映画なのだから。
あれは、十分あり!だと。
友の斜め走行、主人公の直線走行。
ギタギタな青春を、駆け抜ける、2人。
いいシーン、なり。
どうにもならないとき、人は、
こういう映画では、とりあえず、走る!しかない・・・。
今日もなお、映画表現でもって、
現代と切り結び、格闘しようと模索を続けている、佐藤寿保監督。
頼もしい限り、なり。
なお、この日は、切通理作氏(注1)の司会に、
ゲストに女優・伊藤清美女史(注2)を迎えての、トークショー付き。
佐藤監督デビュー&伊藤女史主演作、
「激愛!ロリータ密猟」(別名「狂った触角」、注3)から、現在に至るまでの、
かなり、濃密なお話を聞く機会に恵まれたことは、
アテネでこの作品を観ていた小生にとっては、大変喜ばしい事であった。
客席も、なんとなくだが、
PG(注4)ファン方面からの集まりという雰囲気で、
静かにゆっくりと、お話を伺えるという感じであり、好ましかった。
皆、まだまだ、語り足りない、という様子だったので、
この議論の続きは、横浜の上映あたりで、
続編、となるのだろう・・・と。
以上。
[スケバルマン申紀・特別編「暴れて、愛して、赦しましょう・・・」]の続きを読む
- 2010/10/03(日) 13:50:07|
- 劇場用映画
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錠の、日記。
10月1日・金曜。
生番組は、恒例のレギュラー交代、人事異動の季節。
朝から、あちこちで皆、泣いている・・・。
先週で「ゲゲゲの女房」も、終わったな・・・。
ずっと置き去りだった、年配層を、
しっかり、呼び戻したよね~。
個人的には、「墓場鬼太郎」や「悪魔くん」は、
中学・高校時代に、貸し本時代の復刻版を、
ビニールカバーなしの書店で、読んでいたので、
興味深く、観続けられた。
「少年マガジン」版「鬼太郎」は、
毒が大幅に、薄められてたけど。
べリアルとヤカンヅルの出る終盤は、
当時、結構、ショックだったな・・・。
後続の「てっぱん」、
展開、スイスイと、早いね~。
尾道市と、お寺さんの尾美としのり、登場。
やった!
大林宣彦ファンには、うれしい始め方だろう。
でも、時報と無関係に、気晴らしで、
主人公に鐘打たせて、いいのかァ~?と。
さて・・・。
映画・TV界、おくりびと。
女優・池内淳子、
26日逝去。享年76歳。
必殺スペシャルで、中村主水の昔惚れてた、
佐渡金山奉行の娘で、今は、仕事人・・・っていう役、やってたなあ。
合掌 。
「俺たちに明日はない」のアーサー・ベン監督、
28日逝去。88歳没。
あのラスト、壮絶。
ショック、だったな。
アーメン。
トニー・カーチス、
29日逝去。85歳没。
「お熱いのがお好き」の、変装コメディー演技は、すごかった。
大井武蔵野館でも、観てたよ~。
「グレート・レース」、無内容がゆえに?楽しかった。
「おれたちひょうきん族」でも、真似してたな~。
フジTV放映では、「がんばれ!ベアーズ日本上陸」の、
若山富三郎や欽ちゃん相手に奮闘する、
調子のいい、遠征監督兼TVマンが、おかしかったな・・・。
アーメン。
以上。
- 2010/10/03(日) 07:39:02|
- 映画(全般)
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