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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

仕事人、往時を回顧する

はぐれ仕事人・参の、つぶやき。


漫画家・山口太一先生、18日逝去の報。

ああ、この人も、行ってしもうたか・・・。

(山田太一氏じゃないぞ!
 あの人は、シナリオライタ-で・・・の声)

この前、学習研究社の、配達月刊誌コンビ、
小学生の学年別「学習」「科学」が、
時代の波に押され、休刊になってしまったが。
山口太一先生の連載漫画は、「学習」に載っていた。

小生が小学生だった、1970年代には、
山口先生の少年漫画・「はりきりケンちゃん」を、載せていた。
まあ、とんがった表現などは、特にない、
割とおだやかな、ものだったけれど。


それと一時期、どこかの保険会社のCMで、
野生児?風の、少年キャラクターのシールを、デザインしてたような気が。
たしか、<ポコリンコ・シール>、とかいうやつを・・・?
かすかに、そんな記憶が。

「名探偵 荒馬宗介」(めいたんてい あらま・そうかい)を読んだのは、
もっと、後の、80年代だったと思う。

たしか、ライバルの名前が、
怪盗・矢名寛治(やな・かんじ)で。
警部の名前が、驚木桃太郎(おどろき・ももたろう)だったような。
大泥棒女性の名前が、(ほんま・かいな)とか。
駄洒落のネーミングが、<つぼ>だった。
ボクらとは10年違いの、弟・妹?世代くらいの人達が、読者だったはず。


もう一人の雄、「ピッコロピー子」の前川かずお先生。
亡くなった。

「デコスケくん」や、
「はじめ人間ゴン」(「ギャートルズ」と共通世界)の、
園山俊二先生。
亡くなった。

「科学」で「オットー・ウゴカンダー博士の大発明」やってた、
コロ助の<ひみつシリーズ>他の、内山安三先生。
亡くなった・・・。

「へんてこデコちゃん」の先生とか、
「どうした?どうする?物語」の挿絵画家とか、
みんな、あれから、どうしてたんだろう・・・?

そうそう、はらたいらの漫画も、あったような。
どっちの時代の、だっけ?

偉人伝ならぬ、
<はみだし人間>シリーズってのも、あったよな。
「科学」サイドに。
土器・石器・古代人骨の発掘学者とか、
ヒコーキ野郎とか、そういう伝記ものだった。


昭和40・50年代の、子供漫画の世界は、
もうすっかり、大人世界の住人となった、
ぼくらの心の中に、
かろうじて、あるらしい・・・。

深き、ため息。


合掌。


以上。

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  1. 2010/06/24(木) 01:49:30|
  2. ニュース
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仕事人、ミニライブを満喫する

政の、日記。

6月23日・水曜、夕刻。新宿。

もはや、わが周囲は、どこもかしこも、FIFA一色、である。
今日はレディーズ・デーなので、狙い目の映画はどこも、満員のようだ。
では、映画以外の場所にしよう・・・。

ライブハウス・新宿SACTにて、
チャンべビ・Toi toi toi,他、
計4組、ライブあり。

毎度の事ながら、
<チャンべビ>3人組のライブは、
軽快、陽気、元気!
いつもはショートヘアの、中央メンバー・ユウコ嬢、
珍しく、ロング。ちょっと新鮮。

あ、今回は、小さな木魚が出てきた。
この前使ってた、仏壇の鐘?も、ある。
リズムをとって、木魚を軽快に、たたく。
踊る、歌う。いいねえ。
そして木魚は、歌ってる間に、
どこかへ、転がっていった・・・?ははは。
そんなチャンべビ、大好きさ。

次に、ピンチヒッター、タカスギケイ&千春。
ベーシックな語り部風、
落ち着いてきて、ちょっと大人の、くつろぎ気分に。

続いて、ナイトウ・シゲトという長髪の男性が、
大都会・新宿を背景にした、孤高そうな男の歌を、
低音で歌い、ちょいジョークも交える。
アクション映画や「必殺」に、ちょっと出してみたい感じ。

トリは、二十代チーム?
女性2人と、男性一人のバンド、
Toi toi toi。
これが、おどろき。

男性は、べースを担当。
女性ボーカルが持ち歌を、涼やかに、次々と歌う間、
もう一人の長髪女性は、中央で背を向けて、
ず~っと、大きめの白いキャンバスに、
絵具と筆で、絵を描いている!

全曲が終わるころには、
黄色い花々と、人物の顔と、青い横文字サイン入りの、
りっぱな絵画が、出来上がっていた。
こういうライブも、なかなかユニーク、美しいものよ。


休憩時間に、いささか、さわがしい?女性司会者は、
売り出し中の、女性芸人だった・・・!
ユウコ嬢とイベントPRトーク、
ちょい漫才のよう?面白い。
一瞬「ザ・ベストテン」司会、浮かぶ。小生だけか。

500円のカレー(中皿盛り)を、
各ライブ・バンドが、頻繁にPR!
音楽を聴きながら食べる、これが、うまい。
チャンべビの歌手・兼・リズミカルな打楽器奏者、
アミ嬢の、特別料理。

来訪者バースデイ祝いや、各者コラボもあり・・・。
チャンべビのベース・あっきー嬢が、
タンバリン?を使うのが、また珍しい光景。


じつに、楽しい夜になった。
ミニライブではめったにないほど、
各バンドの曲が充実し、
なおかつ、盛り上がったライブ・・・!であった。


以上。
  1. 2010/06/24(木) 00:50:54|
  2. 音楽
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仕事人、いきなり続きを観る

鉄の、日記。


6月22日・火曜。

中野でしばし、フリータイムで歩き回った後、
20時半より、ポレポレ東中野・レイトショー。

DVエンタメの俊英・JOJOこと、
城定秀夫監督・特集上映。
題して、<その男、城定につき>。


そう、ピンク映画で、好評デビューした後、
「ホームレス中学生」の向こうを張って(?)、
「ホームレスが中学生」(注1)なる映画を、
見事、愉快な佳作に仕上げて、六本木で公開、
来場観客に喝采を得た、
あの、城定監督の、特集である。

今宵は、切通理作氏(注2)と、入江悠監督(注3)をゲストに、
レイトショー1本上映&トーク。

で、今宵の作品は・・・「18禁 アイドルを探せ」。

いわゆる、ビデオソフト(DVDか?)エロ系の、続編企画だそうで。
「ゼブラーマン」2本目に続き、
またしてもいきなり、続編から初見の、因縁に・・・。
(次は「アイアンマン2」だったりして・・・?の声)

漫画が原作とかで、全体はコミカルで、
ハイテンジョンな、ちょいエロ&ドタバタ喜劇調。
昔の松竹や、東映の2本立てあたりで、やりそうな感じだ。



登場人物たちのキャラが、皆、始めから立っており、
これがなかなか、面白い。

普段着が、コスプレ!の女性がいたり、
いまどきあり得ない、分厚い丸眼鏡をかけた人物がいたり、
皮肉屋の、女性ライバル・リーダーが、
いかにもなしゃべり方で、出て来たり、
万事が、押しの強い、ギャグ漫画風の実写世界。

特に、撮影マン役の男性は、大変などなり声で、
一度観たら、そのド迫力、ド根性、忘れられない・・・!

親の事業失敗で零落した、元お嬢様学園生が、主役。
冒頭で、ホームレスの頃に零細制作会社に拾われ、
現場助手で奮闘しつつ、医学受験コース準備中、
と、説明がある。
結構、たくましいお嬢様だ。

そこへ今回は、ほぼ同様の不幸にみまわれた、
お友達のお嬢様が、加入。
2人が対話すると、台詞が「ですわ」「ますわ」だらけになって、
周囲の業界人達とのギャップが、いやでも、笑わせる。
全篇ほとんど、このコンビの喜劇役者ぶりを、
堪能するための、作品。

2人目の人物に、金銭感覚が無いがため、
制作会社は突如、倒産・滅亡の危機!を迎えてしまう。
一同は大慌て、
業界の<帝王>が募集中の、
1億円コンクール参加企画を、急遽準備開始。

2人は独自で、ライバル大手会社の偵察に出掛けるも、
たちまち、やり手の女性プロデューサーに見つかって、
罰ゲームな、大ピンチに!

それではと、参加条件にぴったりの、
素人新人女優を、あちこちでスカウトにかかるが。
苦労の末、やっと見つかった田舎娘は、
ある問題を、抱えていて・・・。


と、いうのが、あらましだが。
わかりやすい?御都合主義の連続に、苦笑しつつも、
だんだん、キャラクターの強烈な、ユーモラスな人物達に、
奇妙ないとおしさ?すら、感じられてくるのだった・・・。


やっぱり、2本立て興行向きエンタメだなあ、と。
なんとなくだが、由利徹や山城新吾に、見せたい気がした・・・。


以上。
[仕事人、いきなり続きを観る]の続きを読む
  1. 2010/06/24(木) 00:37:37|
  2. 劇場用映画
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