fc2ブログ

シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

仕事人、遠い国に旅をする

小五郎の、日記。


6月26日・土曜。

夕方、東銀座、東劇。(注1)
「イエロー・ハンカチーフ」。

・・・まあ、大体、
元祖?「幸福の黄色いハンカチ」と、似たような展開だが。

高倉健の役が、ウイリアム・ハートに。
渋く力持ちな、壮年男性。
案外、うまくはまってる。

武田鉄矢に相当する、青年の外見と性格が、大きく違う。

あれほどに、能天気なナンパ男ではなく、
もっとナイーブな、青年。
周囲の狭い世界から、キモがられて、旅に出たらしい・・・。
今日ではこのほうが、なじみが出るのだろう。

原作の延長上らしく、アメリカ中央部の話になっている事もあって、
旅館はモーテルになり、炭鉱は石油採掘場に。
ロボコップの話が出るなど、ぐっと自然に思える。

驚いたのが、初代ヒロイン?役の登場。
そうか、ハリウッド、行ってたんだよね。
まさかここで又、お目にかかるとは。
初代と二代目の交差。感慨深い。

大体、わかっていても、終盤は、
やっぱり、気持ちよく、泣けてくるよなあ・・・と。



6月27日・日曜、
昼間、新宿バルト9。(注2)

話題作の「告白」(怖そう!)や、仮面ライダー映画の大入りで、
ロビーが、ものすごい混雑になった。
<入口付近で無く、ロビーでお待ちを・・・>のアナウンスが、繰り返されている。
その影響だろう、観る作品の上映開始が、10分遅れになった。
シネコン・スタッフも、ご苦労様、である。


「SRサイタマノラッパー2」。

予感していた通り、
いきなり、続編からの拝見になった。

そして、内容は実質、
グンマノ女子ラッパー、だった。

群馬の田舎に住む、
こんにゃく屋の、小柄な眼鏡っ娘が、
主役にして、一同の牽引役。 

その地元へ、埼玉から、
1作目の主役らしき、男性ラッパー2人が、
今は亡き、伝説のDJラッパー氏の<聖地>を探しに来て、
ドラマが、始まる。
訪問者の言葉が、主人公に、きっかけを与えるのだ。

高校時代の、ライブ女子メンバー達が、
再結成するまでの導入部が、快調。

地方社会の隅っこに、いかにもいそうな、生活者女性たちの、
奮闘する姿が、ユーモラス。
年齢や、ラップが流行りで無い事を、半ば自覚しつつも、
再会すると、対話が自然と、ラップ化してゆくのが、楽しい。
(昔取ったきねづか、ってやつだな、の声)

埼玉VS群馬という、きわめてローカルな、
ラップでの応酬合戦も、リズミカルで、面白い。
会話の最中に、場面が一気にミュージカルと化す、
その呼吸は、素敵だ!

が、しかし、後半が・・・。
哀しすぎる。
せっかく上がりかけた、こちらのテンジョンが、
みるみる、下がってゆくのを感じる・・・。

実家・周囲との温度差も、さる事ながら、
予定外のライブ条件、2歳違いでの意識差、などなど、
女性ならではの、痛~い話が、多いせいだろう・・・。

それと、お家の売り物の、アレを無断で、
アレに流用するのは、ちと、まずいんでないかい?と。

ああ、素朴で美しかった思い出が、
遠くなってゆくよ~、という感じ。


ライブ会場ではない(!)場所での、
一応の、クライマックス・シーンには、
え、ここでなの?と、驚いたが。
ラップ会話と、日常生活感の融合が目指され、
大いに効果を、あげている。
泣かせるじゃないか。
本来、歌と日常生活との関係性とは、
こういうものだったのかも、しれない。


祭りとしての、騒ぎ足りない感は、
全体としてはどうしても、残るけれども・・・ね。


現代のラッパー・ヒロインは、
地に足のついた、覚悟が必要。
まず、生活とのリアルな戦いや、
親や周囲に理解されぬ、寂しさとの戦いが、必要なのだ。

(今でもいるのかね、
 <アメリカかぶれ!>って言葉、使う人って・・・?の声)

主人公が、生活派詩人に見えてくる、
シビアだが、どこかユーモラスでもある、一篇。



(で、続編もまだ、あるの?の声・・・)
(あるなら、やっぱり、観たいなあ、の声)


以上。


[仕事人、遠い国に旅をする ]の続きを読む
スポンサーサイト



  1. 2010/06/28(月) 21:13:10|
  2. 劇場用映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

仕事人、ちょっとへばる

秀の、日記。


6月23日・金曜。

FIFAと、第弐次?親族会議とが重なって、へとへとになっている。
参院選と千葉国体は、今のところ、
まだあまり、盛り上がっていないようで・・・。

そんな中、渋谷・UPLINKXの、
<関西ゼロ世代>特集を、ようやく、訪問す。

中編、「いいこ。」
ヒロイン達を、じ~っと見つめる、長まわしが・・・
母子ドラマの、シビアさとあいまって・・・
しんどい。かなり。
で、女の子とナースは、あれからどうなったの?と。


「革命前夜」再見、PFF以来。
自転車で通過、木がバタン、の呼吸が良い。
後半、喜びのダッシュ!シーン、これの弾む魅力に尽きる。
スモークが、リアルな中にファンタジック、不思議な効果。


同監督、「城崎教授観察日記」。

病気で死期迫り、吐血する老教授を、
敬愛し、介護しつつ、
その顔を「美しい・・・」と言って、撮り続ける、女性助手。
介護と編集時以外、ずっとビデオカメラを、放さない。

末期宣告を、唐突に打ち明け、
そのときの表情すらも、撮っている・・・。


彼女のあまり変わらぬ表情、
その裏には、相反する心情が、同居しているのだろう。
何が彼女を、そこまで、魅了する・・・?
(死んでもあなたを放さない、って歌があったな・・・の声)

人体を接近でクローズアップするあたり、
大西健児監督?一歩手前を、想起させる。
ビデオとフィルムのシーンを、混ぜた使い方が印象的。
まさかスタッフロールでも、やるとは。ちょっとユニーク。



そして、さらに同監督の、「坂東太郎の悲しみ」。
あの「シュナイダー」(PFF・2009年分の記事を参照)の、
<すみません>の人が、主演。

心優しき大男、
眼鏡女子に励まされつつ、
ローカルでガテンな職場で、働いている。

だが、彼には、
ある深刻な悩みが、あった・・・。

帯電体質。
他人にうっかり触ると、
相手を皆、感電させ、ぶっ倒してしまうのだ。
それゆえ、専門?ドクターへの通院が、続く。 

次第に女子の兄や、周囲の者達には、
恐れられ、嫌われ、
ついには、いたぶられ、迫害されてゆく・・・。

居場所を失っていった彼は、我慢の限界に。
ついに自ら、そこらじゅうの人々に触り、
片っ端から、感電させてゆく・・・。

路上で、屋内で、表通りで、
男の怒りが、電気の形で、爆発するシーンは、
ただただ、圧巻・・・。

行きつけのコイン・ランドリーにいた、
もうひとりの、好意的人物と、
遊ぶシーンは、ちょっと、マジック。

そういえば昔、冬場に、教室で、
皆、セルロイドの下敷きをこすっては、
静電気を起こして、よく遊んでたよなあ、などと感慨。

大男が去る姿と、
その後の、ナレーションが・・・哀切。
何だか、気の毒だなあ、と。



以上。
  1. 2010/06/25(金) 01:02:17|
  2. インディーズムービー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

仕事人、往時を回顧する

はぐれ仕事人・参の、つぶやき。


漫画家・山口太一先生、18日逝去の報。

ああ、この人も、行ってしもうたか・・・。

(山田太一氏じゃないぞ!
 あの人は、シナリオライタ-で・・・の声)

この前、学習研究社の、配達月刊誌コンビ、
小学生の学年別「学習」「科学」が、
時代の波に押され、休刊になってしまったが。
山口太一先生の連載漫画は、「学習」に載っていた。

小生が小学生だった、1970年代には、
山口先生の少年漫画・「はりきりケンちゃん」を、載せていた。
まあ、とんがった表現などは、特にない、
割とおだやかな、ものだったけれど。


それと一時期、どこかの保険会社のCMで、
野生児?風の、少年キャラクターのシールを、デザインしてたような気が。
たしか、<ポコリンコ・シール>、とかいうやつを・・・?
かすかに、そんな記憶が。

「名探偵 荒馬宗介」(めいたんてい あらま・そうかい)を読んだのは、
もっと、後の、80年代だったと思う。

たしか、ライバルの名前が、
怪盗・矢名寛治(やな・かんじ)で。
警部の名前が、驚木桃太郎(おどろき・ももたろう)だったような。
大泥棒女性の名前が、(ほんま・かいな)とか。
駄洒落のネーミングが、<つぼ>だった。
ボクらとは10年違いの、弟・妹?世代くらいの人達が、読者だったはず。


もう一人の雄、「ピッコロピー子」の前川かずお先生。
亡くなった。

「デコスケくん」や、
「はじめ人間ゴン」(「ギャートルズ」と共通世界)の、
園山俊二先生。
亡くなった。

「科学」で「オットー・ウゴカンダー博士の大発明」やってた、
コロ助の<ひみつシリーズ>他の、内山安三先生。
亡くなった・・・。

「へんてこデコちゃん」の先生とか、
「どうした?どうする?物語」の挿絵画家とか、
みんな、あれから、どうしてたんだろう・・・?

そうそう、はらたいらの漫画も、あったような。
どっちの時代の、だっけ?

偉人伝ならぬ、
<はみだし人間>シリーズってのも、あったよな。
「科学」サイドに。
土器・石器・古代人骨の発掘学者とか、
ヒコーキ野郎とか、そういう伝記ものだった。


昭和40・50年代の、子供漫画の世界は、
もうすっかり、大人世界の住人となった、
ぼくらの心の中に、
かろうじて、あるらしい・・・。

深き、ため息。


合掌。


以上。

  1. 2010/06/24(木) 01:49:30|
  2. ニュース
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

仕事人、ミニライブを満喫する

政の、日記。

6月23日・水曜、夕刻。新宿。

もはや、わが周囲は、どこもかしこも、FIFA一色、である。
今日はレディーズ・デーなので、狙い目の映画はどこも、満員のようだ。
では、映画以外の場所にしよう・・・。

ライブハウス・新宿SACTにて、
チャンべビ・Toi toi toi,他、
計4組、ライブあり。

毎度の事ながら、
<チャンべビ>3人組のライブは、
軽快、陽気、元気!
いつもはショートヘアの、中央メンバー・ユウコ嬢、
珍しく、ロング。ちょっと新鮮。

あ、今回は、小さな木魚が出てきた。
この前使ってた、仏壇の鐘?も、ある。
リズムをとって、木魚を軽快に、たたく。
踊る、歌う。いいねえ。
そして木魚は、歌ってる間に、
どこかへ、転がっていった・・・?ははは。
そんなチャンべビ、大好きさ。

次に、ピンチヒッター、タカスギケイ&千春。
ベーシックな語り部風、
落ち着いてきて、ちょっと大人の、くつろぎ気分に。

続いて、ナイトウ・シゲトという長髪の男性が、
大都会・新宿を背景にした、孤高そうな男の歌を、
低音で歌い、ちょいジョークも交える。
アクション映画や「必殺」に、ちょっと出してみたい感じ。

トリは、二十代チーム?
女性2人と、男性一人のバンド、
Toi toi toi。
これが、おどろき。

男性は、べースを担当。
女性ボーカルが持ち歌を、涼やかに、次々と歌う間、
もう一人の長髪女性は、中央で背を向けて、
ず~っと、大きめの白いキャンバスに、
絵具と筆で、絵を描いている!

全曲が終わるころには、
黄色い花々と、人物の顔と、青い横文字サイン入りの、
りっぱな絵画が、出来上がっていた。
こういうライブも、なかなかユニーク、美しいものよ。


休憩時間に、いささか、さわがしい?女性司会者は、
売り出し中の、女性芸人だった・・・!
ユウコ嬢とイベントPRトーク、
ちょい漫才のよう?面白い。
一瞬「ザ・ベストテン」司会、浮かぶ。小生だけか。

500円のカレー(中皿盛り)を、
各ライブ・バンドが、頻繁にPR!
音楽を聴きながら食べる、これが、うまい。
チャンべビの歌手・兼・リズミカルな打楽器奏者、
アミ嬢の、特別料理。

来訪者バースデイ祝いや、各者コラボもあり・・・。
チャンべビのベース・あっきー嬢が、
タンバリン?を使うのが、また珍しい光景。


じつに、楽しい夜になった。
ミニライブではめったにないほど、
各バンドの曲が充実し、
なおかつ、盛り上がったライブ・・・!であった。


以上。
  1. 2010/06/24(木) 00:50:54|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

仕事人、いきなり続きを観る

鉄の、日記。


6月22日・火曜。

中野でしばし、フリータイムで歩き回った後、
20時半より、ポレポレ東中野・レイトショー。

DVエンタメの俊英・JOJOこと、
城定秀夫監督・特集上映。
題して、<その男、城定につき>。


そう、ピンク映画で、好評デビューした後、
「ホームレス中学生」の向こうを張って(?)、
「ホームレスが中学生」(注1)なる映画を、
見事、愉快な佳作に仕上げて、六本木で公開、
来場観客に喝采を得た、
あの、城定監督の、特集である。

今宵は、切通理作氏(注2)と、入江悠監督(注3)をゲストに、
レイトショー1本上映&トーク。

で、今宵の作品は・・・「18禁 アイドルを探せ」。

いわゆる、ビデオソフト(DVDか?)エロ系の、続編企画だそうで。
「ゼブラーマン」2本目に続き、
またしてもいきなり、続編から初見の、因縁に・・・。
(次は「アイアンマン2」だったりして・・・?の声)

漫画が原作とかで、全体はコミカルで、
ハイテンジョンな、ちょいエロ&ドタバタ喜劇調。
昔の松竹や、東映の2本立てあたりで、やりそうな感じだ。



登場人物たちのキャラが、皆、始めから立っており、
これがなかなか、面白い。

普段着が、コスプレ!の女性がいたり、
いまどきあり得ない、分厚い丸眼鏡をかけた人物がいたり、
皮肉屋の、女性ライバル・リーダーが、
いかにもなしゃべり方で、出て来たり、
万事が、押しの強い、ギャグ漫画風の実写世界。

特に、撮影マン役の男性は、大変などなり声で、
一度観たら、そのド迫力、ド根性、忘れられない・・・!

親の事業失敗で零落した、元お嬢様学園生が、主役。
冒頭で、ホームレスの頃に零細制作会社に拾われ、
現場助手で奮闘しつつ、医学受験コース準備中、
と、説明がある。
結構、たくましいお嬢様だ。

そこへ今回は、ほぼ同様の不幸にみまわれた、
お友達のお嬢様が、加入。
2人が対話すると、台詞が「ですわ」「ますわ」だらけになって、
周囲の業界人達とのギャップが、いやでも、笑わせる。
全篇ほとんど、このコンビの喜劇役者ぶりを、
堪能するための、作品。

2人目の人物に、金銭感覚が無いがため、
制作会社は突如、倒産・滅亡の危機!を迎えてしまう。
一同は大慌て、
業界の<帝王>が募集中の、
1億円コンクール参加企画を、急遽準備開始。

2人は独自で、ライバル大手会社の偵察に出掛けるも、
たちまち、やり手の女性プロデューサーに見つかって、
罰ゲームな、大ピンチに!

それではと、参加条件にぴったりの、
素人新人女優を、あちこちでスカウトにかかるが。
苦労の末、やっと見つかった田舎娘は、
ある問題を、抱えていて・・・。


と、いうのが、あらましだが。
わかりやすい?御都合主義の連続に、苦笑しつつも、
だんだん、キャラクターの強烈な、ユーモラスな人物達に、
奇妙ないとおしさ?すら、感じられてくるのだった・・・。


やっぱり、2本立て興行向きエンタメだなあ、と。
なんとなくだが、由利徹や山城新吾に、見せたい気がした・・・。


以上。
[仕事人、いきなり続きを観る]の続きを読む
  1. 2010/06/24(木) 00:37:37|
  2. 劇場用映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

仕事人、帰って来る

主水日記。


今、著者は、超ハイ!な状態、である。

金曜夜から、突如、一部親族達の上京連絡により、
急遽、<第二次>親族会議の準備を、始めることになったのだ・・・。

土曜には、予定の一同が揃い、
日曜と月曜は、その会議の、真っ最中!となった。

更に、一同の大半は、そのまま、
TVでFIFAワールドサッカー観戦に、はまっていったため、
こちらはさらに、予想不能な、
<筋書きの無い>サッカードラマ?に振り回されて、
もう、へとへと・・・なのだ。
あれは、映画も顔負け?の、猛烈な展開である・・・。


そんなこんなの多忙さで、
それ以後の記事UPが、やや遅れているが、
何分、ご了承の程を。

以上。


追記:

なお、22日(火)よりテレ朝系で、
平日午前10時半より、
「必殺仕事人2009」再放送中。

(ただし、「ちい散歩」の日は、休みね!の声)

また、23日(水)より、チバテレビでは、
平日午後2時より、「必殺仕事人V」再放送が、始まっている。

オンエア地域で、もう一度、
中村主水や、からくり屋や、
組紐屋の竜に、会いたい!という方は、
是非、放送日のご確認を!

(花屋の政、電磁石の順之助も、お忘れなく・・・!の声)


以上。


  1. 2010/06/21(月) 21:26:52|
  2. 時代劇
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

<特報!>

ゼルディア通信、特報。


ゴセイジャー&ライダーW、
ともに、敵・味方双方で、状況変化!です。
でも今、詳しくお伝えする時間が、ない~っ!

MX、日曜夕方の「ウルトラマンA」、一年間の放映、終了!

最終回のA、名台詞。
「優しさを、忘れないでくれ・・・」
「たとえその願いが、何百回、裏切られようとも・・・」
これ、もはや、座右の銘!です。

で、次の番組はなんと、「ファイヤーマン」!だそうですよ。
MX視聴地域の方、お楽しみに!


では、そのうちに、又。
  
ゼルディア通信、以上。
  1. 2010/06/20(日) 13:47:56|
  2. 特撮
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ビーグル85「疑惑の裏窓山林事件」

ビーグルGメン・南田捜査員の、事件簿。


6月19日、土曜。
梅雨の合間の、晴れ。

午後、新宿・渋谷近辺を、自由に散策。
どこでも街じゅうが、FIFA試合中継への期待感で、うきうきの様子。

新宿の、とあるシネコンでは、
スクリーン生中継目当てで、3時頃から、
人々が、殺到。
長蛇の列で、エレベーターへ上がれそうもない。

渋谷界隈にいたっては、そこらじゅうで、
<生中継あります>表示の出た、バーや居酒屋が、いっぱいで。
呑み会の学生風ピープルや、
青いシャツの、サポーター軍団だらけで・・・。 

どこも皆、もう、
今、映画どころじゃない!?ような、うきうき状況だった。
これは帰りの混雑が、大変そうだ・・・。
中継をやっていない劇場へ、一時、避難しよう・・・。

と、あちこちと物色するうちに、
レイトショーの時間が、迫ってきたので、
いろいろと、悩んだ挙句、ここに決めた。

渋谷・ユーロスぺース。
ここも、未見作が2本あったが、1本に絞るしかない・・・。
そして。

<GEIDAI-CINEMA#4>。
東京芸術大学大学院・映像研究科、
映画専攻第4期生・アニメーション専攻第1期生、修了作品展。


栗本慎介監督、「Cage」。
HD・61分。

地味な役場職員が、素人探偵になり、
とんでもない事になる、映画。
サスペンス映画なので、あまり筋を割れないから、
記事のサブタイトルで、大体、察していただきたい。

とにかく、快打!の中編。

まず主役男女の、顔つきが、いい。
サスペンス映画のイメージぴったり、なのだ。

そして、やや日陰っぽい画面の中、
初めからの緊張感を、適度に保ったまま、
引っ張る、引っ張る。
ダレが来ない。
もう少しで、長くなりそうなシーンでも、
一歩手前で、すっ、と切って、
次へ移るつなぎ方が、いい。

ギャグは無いが、最後まで、はらはらさせられ、引っ張られた。
暗い闇に、一筋の光?が見える、終わり方も、よかったぜ。


以上。
  1. 2010/06/20(日) 13:44:38|
  2. インディーズムービー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ビーグル85「激闘・江戸のGメン対盗賊軍団」

ビーグルGメン・・・いや、
おでん屋・左門の、日記。


約一週間遅れで、ようやく、というか、梅雨に入った・・・。


さて、一年ぶりの「鬼平犯科帳」、
新作スぺシャルを、観るとしよう・・・。


今回の実質的主役は、<高萩の捨五郎>(塩見三省)。
元は、商人屋敷の様子を調べて、詳しい絵図面を作り、
盗賊達に売っていた、嘗め役(なめやく)。

だがある時、表で人助けをした事から、
「あれなら、人の心がまだ残っておる・・・」という訳で、
江戸の盗賊Gメン・火付盗賊改め方の、
密偵(蟹江敬三)が、接触してくる。

盗賊一味が捕まった時、足にけがをしていたが、
改め方長官の、長谷川平蔵(中村吉右衛門)の屋敷で、
その妻(多岐川裕美)の手当てを受け、 
長官直々に、ビワの木で作った杖まで、いただく。

助命への感謝から、捨五郎は、
平蔵配下の密偵に、転職する。

そんなある日、裏の仕事で縁のあった、
盗賊の頭・妙義の団右衛門(津川雅彦)が、江戸に現れ、
引退前に大仕事するから、手伝いを、と、捨五郎に接近してくる。

早速、密偵として、長谷川平蔵につなぎを取り、
盗みの情報を仕入れ始める、捨五郎。

だが、すぐに仕事を受けず、戸惑っている様子の捨五郎を、
もしや?と怪しんだ、団右衛門の手下に、後をつけられて、
長谷川邸に入るところを、見つかってしまった・・・。
(どじ!何で人づてに、つなぎ取らない!の声・・・)

手下の報告に、怒った団右衛門は、
引き上げる準備をするどころか、
逆に、平蔵側に罠を仕掛けて、鼻をあかそう!と画策。
商人屋敷の、<引き込み役>だけでなく、
実は、長谷川邸にも、とっくに探り屋を、紛れ込ませていた・・・!

しかし、その頃、平蔵側でも、
その探り屋の当たりを、つけ始めていて・・・。
狙われたとおぼしき商家を、密偵達が見張っていた。

ここで、レギュラーの密偵が、
ファン・サービス?で、ぞろぞろ出てくるのだが。
初期から観ている人で無いと、わかりにくいかも。

なぜか、連続シリーズで殉職?したはずの、
伊三次(三浦浩一)も、いる・・・。
猫八が亡くなっているので、彦十の役が今、長門裕之だし。
(あ、じゃ今回は、兄弟共演だな・・・の声)


かくて平蔵側と、団右衛門側とで、
腹の探りあい、しらばっくれ合戦に、なってゆく。

この戦いで、哀れ、捨五郎は・・・。
涙。
探り屋は、当然に、
尋問・拷問。痛そうだ・・・。

しかし、団右衛門も、
日頃の好色道楽が、命取りになって・・・。
「すずらん」・遠野なぎこ(凪子)も、お盛んな役で。


正しく、江戸のハードボイルド、Gメンなり。
堪能す。
<必殺>や「剣客商売」と、同じ松竹京都なのもあって、
こちらも、レギュラーの高齢化が、
そろそろ、気になり始めてる・・・かな。


以上。




  1. 2010/06/18(金) 20:10:23|
  2. 時代劇
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ビーグル85「君よ眠れ、Gメンのレクイエム」

ビーグルGメン・北町警部補の、事件簿。



6月13日、日曜。

所用を済ませた後、BABACHOPへ。
午後2時半頃より、<NEW CINEMA DOG>上映会。
中途入場。既に、超満員。

吉本昌弘脚本・高橋亨監督、「どめくら」。
再見、五年前の作品 。
<シネマ愚連隊>他・関連メンバーズ、総出演。

新聞配達員VS非情殺人犯一味、
現代版・「座頭市」。

全体に、きわめて気まじめな、哀話である分、
卵のシーン、悪役のやられ方等、
その落差が、爆笑もの。
歌手・夏川陽子嬢、出演者だったのに、
今頃気付き、びっくり!する。

ロケ地のポレポレ東中野、
当時はまだ、<BOX東中野>だったっけな・・・。

にぎにぎしい食事会(なぜか2ヶ所)に、しばらく参加・談話の後、
池袋へ向かうも、
高田馬場でJRがトラブル、タクシ-に変更。
池袋で、少し買い物。

20時45分頃より、シネマ・ロサ、レイトショーへ入る。
大阪の自主映画制作グループ・CO2による、
恒例、<CO2inTOKYO>。


田中羊一監督・<CJ>=<クール・ジョンソン>3部作完結編、
「CJシンプソンはきっとうまくやる」。

次回作は、過去2作のような着ぐるみは、抜きでやりたい、
と、のたもうていた、田中監督。
そして、待望の3作目が、完成した・・・。


どこか背伸びした、無邪気さの残っていた、
前作までの、監督自身演じる主人公と比べて、
今回の主人公男性は、まったくの別人、
ぐっと、大人の風格を見せる配役。

どこかの、地方空港。
いきなり、赤きヘリコプターで、
格好良く登場!する、主人公の紳士。
(予算あったんだな、今回・・・の声)

若き日の、同級生たちのスライド写真を眺め、
一人感慨にふける、紳士。

親族らしき老女の、遺言により、
93歳まで食える(!)ほどの、遺産を相続済み。
屋敷で、世話人男性を雇い、
何不自由ない、悠々自適の暮らし。

屋敷、イベント用倉庫、広大な山林と土地、大金庫、
ヘリコ、ヨット等を持ち、
トリップ・パーティー用の、貼り薬(?)まで、用意可能。
管財人(監督演ず)に、運用の改善を勧められているも、
日々、ノミ屋にギャンブルで投資をし、
そこの美女の一人とも、とりあえず、よろしくやっている・・・。

という時点で、この主人公、相当に浮世離れしてる。
最高条件の貴族、といっていい。
おまけに最近では、
コップ大の物体を破壊する、念力まで、備わってしまった。

最早この男に、出来ぬ事など無い!ようにも見える。

が・・・しかし。
彼には1つだけ、まったく自由にならないものが、あった・・・。
それは・・・若き日の、初恋の女性、だった。
  
その思い出の女性が、今、
金欠になった、人形劇団の男を連れて、
駈け落ち同然に、故郷へ、帰ってきた・・・。

これを知った貴族男性、
使用人を介し、2人を、屋敷のパーティーに招待。
さらに滞在させて、
4人での、実質的共同生活を、始めようとする。

これまでゲットした、あらゆる好条件を利用して、
長年の宿願を実現すべく?
うまくやろうとした、主人公だった・・・。

最初のうちは、それなりにユーモラスに、
楽しく?やっていた、一同だったが。

案の定、というか、
次第に、主人公の言動の事で、
4人の間に、心理的亀裂が、生じはじめる。

ついには、ある決定的事件が、起きる・・・。
そして・・・哀。

寒々とした、冬の風景の中、
好条件だけでは、どうにもならない、
男女の仲の不可解さ、不条理さ、
必ずしも報われぬ、男心の寂しさが、
ひんやりとしたタッチで描かれ、
静かに、胸にしみてくる。


この主人公には、一言だけ、言いたい。

もういい加減、前の女は忘れて、
外へ新しい女を、探しに行け!と。
その旅が、一番の、薬だ。


以上。




  1. 2010/06/14(月) 01:02:41|
  2. インディーズムービー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ビーグル85「Gメン追跡・復讐の拳銃市場」

ビーグルGメン・大種捜査員の、事件簿。


ちょっと日付はさかのぼって、6月5日・土曜分。

三軒茶屋で、「天使の恋」。

佐々木希という名の、モデル出身らしき<女優>、
果たして演技は、どの程度のものなのか?
と、観る前は、いぶかっていたが。

なかなかどうして、結構、やるじゃないか。
はきはきと、メリハリの効いた、
どちらかといえば、TVドラマ向きの台詞回し。
泣かせるシーンも、お見事、ばっちりだ。

最初のほうでは、男転がしの典型で、遊びまくり。
観ていて笑えるほどの、リッチ・ガールだ。
表と裏で、友人を使い分けて、仲間にうまく誘い込む 、
そのしたたかさが、コワい・・・。
(しかも、その友人の一人が、「仮面ライダーW」では、
 探偵所長役、なのだ!の声)

それが、一目ぼれの相手が現れるや、
年齢差も立場も越えた、
好ましからざる、いや、好ましき関係が、進展。
ヒロインの陽気な魅力が、全開!する。

お堅い男性が、日本史大好き!な歴史専門家で、
ヒロインが徐々に、<歴女化>してゆく様子が、
なかなかに面白く、ほほえましい。
(「風林火山」や「天地人」観といて、よかったぜ・・・!の声)

みるみる、人に接する態度が、変化してゆく主人公。
しかし、過去への反省を始めた頃には、
すべてが、遅かった・・・。

これは、長らくTVに持っていかれていた、
伝統的な恋愛メロドラマの、スクリーンへの再生、といった感があり、
かつ、意外に好ましいものだった・・・。



同日夜、渋谷・ユーロスペースで、
映画美学校関連作品・特集レイトショー。
観たいものも、結構あるのだが、
なかなか、行く時間がとれない・・・。

1発目は、プログラム・ピクチャーへの、解答と銘打った、
DV撮影の短編・「タートルマウンテン」。

江戸時代の戯作を、筋はほとんどそのままで、
現代のエンタメ・リベンジ・アクションに、しようとした模様だが。
設定上、いかにも無理が多かった。

仇討ち免状が出てきたり、
弔い桶からのアクション(!)などは、愉快なんだけど。
なんで唐突に、敵役の墓が出来てるのか?など、
妙なシーンが、続出。

おそらく、村正みたいな刀だったのを、
「家宝のコルト!」に変更したのだろうが、
それだったら、始めのほうで、観客にすぐ判るように、
前振りをしておかないと、引っ張れない。

それと、学校・学生映画の哀しさ、
細身の男子学生だらけの、素人芝居は、
どうにも・・・脱力。
マッサージ嬢役の女子だけ、どうにか見れた・・・。

面白いには面白いんだが、エンタメ映画やるには、
基礎がまだし、まだし。

諸君、特集上映中作品の、「大拳銃」(既述)あたりを観て、
ドラマの引っ張り方と、緊張感の持続と、
シーンのつなぎ方を、学ぶべし!


そのまま残って、「大いなる幻影」。
(黒沢清監督。洋画の同名映画とは別作品。)

制作された<世紀末ブーム>期の空気を、表現しようとしたのだが、
それにしては画面が明るすぎるのと、
ワンシーン・ワンカットが冗長すぎ、
こちらの観察力を、引っ張りきれていない。
唯野未歩子が、勿体ない。

「ええじゃないか」調の行列はいいが、
対する、取り締まりチームの姿が、
なんだか、チープ感を拭えなかった・・・。

そういや、当時あったな。郵便局員の郵便泥棒事件、って。
あれから10年以上、
それはもはや、遠く離れてしまった、の感があった・・・。


以上。
  1. 2010/06/13(日) 11:32:40|
  2. 劇場用映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

<急報>

訃報。


11日の夜にも、「池田さんが・・・」と、
ちょっとだけ、触れられていたので、
えっ、まさか・・・?とは、思っていたのだが。

大阪のイベントスペース・ジャングルの公式HPにも、出ていたので、
おそらく、間違いないのだろう。


「帰ってきたウルトラマン」の、じゃみっこにも優しき、南隊員役にして、
「キカイダー01」主役・01ことイチロー役、
「緊急指令 10-4・10-10」で気絶していた、花形一平役の・・・
 
池田駿介氏が、
11日に、亡くなられたらしい・・・。
享年、68歳。


アデランスのCMで、似た人をお見かけしていたのだが。
やっぱり、あの人だったんだ。

今年は、特撮系のこういうニュースが、多いような気がする。
残念だ・・・。


合掌。


以上。


  1. 2010/06/12(土) 18:35:36|
  2. 特撮
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

<特報!>

代表代行秘書、です。
お久しぶりです。
記者会見です。


本日、代表者(著者)より、メッセージがございます。
読みます。


「諸君、今週は、すまなかった!
書く時間がとれなかった!
これから、徐々に書きます。
今週分では、セブンの人も出る!
楽しみに待っていてね!」

郷秀樹さんへの、オマージュと思われます。


以上です。
ありがとうございました。



追記:同日午後現在


・・・で、7日以降、11日分までの記事を、一部UPしました。
一部の未完成記事につきましては、
只今、徐々に育成中?ですので、
もうしばらく、お待ちくださいませ。



追記 :6/15(火)

ようやく、書き上がりました。
残っていた「アリス・イン・ワンダーランド」の記事も、完成です。 
どうぞ、6月9日の記事を、ご覧ください。

  1. 2010/06/12(土) 08:19:25|
  2. 本文再開のおしらせ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

<劇場版!?スケバルマン姉妹VS馬刺しはみだし爆走軍団SP>

壱の、日記。



6月11日・金曜。
夕方、銀座シネパトス。


まず、東宝映画版・「裸の大将」。
脚本家・水木洋子特集の、1本。
放浪の画家・山下清画伯の自伝をもとに、自由脚色、とある。

主演は、小林桂樹。
意外にも?ちゃんとなりきってるのが、すごい。
戦時中から、終戦直後、行動成長期までの、放浪記。

道中、飯をいただくために、ちょっとした嘘をついてるシーンが、可笑しい。
周囲から、なんやかやと、きつく扱われたり、逆に世話を焼かれたり。
なんだか、他の当時の日本人より、自由に往来してるみたいだなあ、と。

古いフィルム作品なので、画面が大分、オレンジ色がかっていた・・・。
円谷作品常連・大村千吉、クレージー・キャッツの姿も見える。
そういう時期だったんだなあ、制作が。


そのまま、同じ所で、レイトショーに再入場。
<女優・ひし美ゆり子特集>トークショー、第2弾。
当日券が若干、残っていたので、ぎりぎりセーフ。
幸運だった・・・。

この日は、バースデイ翌日とかで、パーティー・セレモニーあり。
ここでも御時世?ツイッターのお話が、ちょっと出ていた。

で、司会・樋口氏(48歳)との、上映前のトーク中に、
特別ゲストで、アマギ隊員こと、古谷氏!と、
「ウルトラマンA」の美川隊員役・西恵子氏が、登場。
なんて、ウルトラファン冥利に尽きる、夜なんだ!
と内心、興奮を抑えられず。

そして・・・な、なんだ、あれは?
なにやら、水色のエヴァ・使徒?めいた物体が、
壇上に、運ばれてきた。

なんと、ウルトラ警備隊の隊員服、
上半身の形と色にデコレートした、
洋服店のあれ!みたいな、ケーキだったのだ。
首の上に3本、長いロウソクが立っていて、
吹き消すセレモニーに。

さすが、アンヌ隊員のお祝い。
まずは、めでたき限りなり!

なお、この場にて、
12月頃、新写真集出版予定の発表も、行われていた。


上映作品は、東映・野田幸男監督の、アクション映画。
「不良番長 骨までしゃぶれ」。

・・・し、しかし、まあ、これは。
でたらめにも、程がある・・・!

全体の主役は、新宿のバイク番長・梅宮辰夫だが。
渡辺文雄が親分(またかよ!)の裏組織と、
シマで利害対立、
きつ~いお仕置きを、食らう。

運び屋役のお調子者・山城新吾が現れるや、
悪のりが、止まらない。
たちまち、殆ど、筋も何もないに等しい、
むちゃくちゃ、でたらめ、いい加減、
やりたい放題の、展開に。

途中から、藤竜也も合流、
九州は熊本・天草の、観光地タイアップ・ロケで、
番長チームと、太田美鈴のコスプレ?美女と、新宿の組織が、
ダイヤ入り、赤いスーツケースを奪い合い、
逃走、ドタバタ、ドンパチ、艶笑コント、
バイク飛ばして、仇討ち、白馬の勇士・・・という、
後はもう、ひたすらギャグと、
派手なアクションあるのみ、となる。

劇場版「トリック3」は、しっかりドラマ派・兼・ドタバタだったが、
これは、ほんとうの、むちゃくちゃや・・・!と。
(白馬だけ、同じだったな・・・の声も) 

ひし美女史は、熊本出身のCA・兼・槍道場の使い手で、りりしく登場。
その槍さばきで、スケコマ番長・梅宮も、
軟派エロな山城も、たじたじ・・・!

しかし、道場主の父上が、由利徹とは。
珍しく気まじめ?かと思ったら、
娘の初夜を、検分!始めさせといて、
中途解約なんて、そりゃお父さん、あんまりだぜ~。

仲間に吊り下げられる、梅宮辰男、
ロボコンみたいに、飛んでくるチンピラ男、
パンツ一丁で暴れる、安岡力也、
撃たれても、平気でしゃべりまくる山城新吾・・・。
もはや、ブレーキは効かない、誰も止めない、コンボイ状態に。
場内、当然、爆笑の渦に。

まあ、日頃のストレス解消には、ぴったりの、
馬刺し効果?的映画、だろう。
笑う門には、福来たる。それが一番。


いやはや、場内いっぱいの、観客の一人たる、小生にとっても、
大いなるプレゼントであった!のだった。
ひし美さん、会場の皆さん、ありがとう!


以上。 [<劇場版!?スケバルマン姉妹VS馬刺しはみだし爆走軍団SP>]の続きを読む
  1. 2010/06/12(土) 01:27:22|
  2. 劇場用映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ビーグル85「Gメン遅かりし!黒谷町の手斧事件?!」

ビーグルGメン・南田捜査員の、事件簿。


劇場版・「TRICK3」。

すっかり、テレビ朝日系の<寅さん・さくら>?と化した感もある、
この名(&迷)コンビ・冒険シリーズ。
4年ぶりの、劇場版新作。

ドラマとしての基本形は、探偵小説の謎解き入門と、
江戸川乱歩~横溝正史路線の、哀しき因縁話、なのだが。

そこに、定番・探偵と助手役を、
互いにヒールで、現代的物欲にみちた、男女コンビに設定、
ボケとツッコミを交互に行なう、
<知的漫才>風会話の担い手として、投入。
TVや映画の楽屋落ちや、ニュースのネタをまぶしたもの。

そこへさらに、あてずっぽう同然に、捜査状況を振り回す、
最低最悪の3人目探偵・矢部警部が、
部下(大ハッスル・池田鉄洋!)とともに加わり、
<文字力>商売の母上も、ちゃっかり登場する・・・    
といえば、メイン解説としては大体、「OK牧場!」だろう。
(お前まで、それやるな~!の声)

ついこの間まで、PRを兼ねて同時進行していた、
「警部補 矢部謙三」での、
偶然と部下と庶務課だより?の、大活躍に比して、
映画では、この矢部警部補、
なぜか、まるっきり、活躍しない・・・。

今回も、ご多分にもれず、だった。
仮に現場にいれば、間違いなく状況を、
より混乱させる・・・のだろうが。
本当はもっと、映画でも活躍?してほしいのだが。

で、結論でいえば、
悪役・松平健が、すこぶる目立つ以外は、
おおむね、いつものTVシリーズの守備範囲を、
大きく越えるものではなかった。

子供時代に、観ていたファンも多いためだろう、
基本的設定や、よくあるトリック・マジックの、
おさらい勉強会を兼ねている、といった印象。

まさにそここそが、世代を越えつつある、
このシリーズの、強みでもあるのだが。

逆にいえば、登場キャラと、基本形・イメージが
既に、十二分に、固定化しているわけで。
あまり、外れた事が出来ないだろうな、と。

「あいつなら、これ、やらない!」
「こいつなら、まず、こう言うだろ!」というのが、
どうしても出てくるから、
その状況下で、すばやい飛躍を持ってくるべく、用意しつつ、
ファンサービスするのも、いろいろと、大変だろうな・・・と。

とはいえ、観ていると、
あんまりだ~!な悲劇への、哀感をそそられつも、
明らかな<ネタ仕込み>の所では、
やっぱり、ほぼ皆と共に、笑わされてしまったのだった・・・!

どこから見ても、いかがわしくて、つい吹き出してしまう、
ユーモラスな、インチキ<霊能力者>達に向かって、
「見破る!」「お見通しだ!」と言っては、推理を展開。
次々と、ピンチを乗り切る、冒険コンビだが。

よく見れば、周囲では結構、
反自然的現象(檻のシーン!虫!)が、起きてる世界じゃないか!
あれは・・・どう説明するの~?などと。
ああ、うさぎよ、アリスの世界は、目の前だ。
(チャンピオン!とか言うなよ・・・の声)

最近は、ウルトラ・ライダー位しか、
テレビドラマの映画化に、あまり行かなくなった、小生でも、
ウケてるヨ。じわじわ~、と。
これももう、いつしか10周年、
クセになっちまったな。

「トリック・マン・タロウ」なあんてのが、制作される日も、
案外、近いのかも・・・?などと。


以上。
  1. 2010/06/10(木) 23:35:39|
  2. 劇場用映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ビーグル85「GメンVSスケバルマンVS非情の暴君女帝!」

ビーグル警部の、事件簿。


いや~、素晴らしい。この立体感!
設定と筋には、「ん?」とひっかかるところも、
多々、あったんだが。
シネコンで、たっぷり、愉快に、堪能したぞよ。

「アリス・イン・ワンダーランド」(3D・字幕版)。

結局、「アバター」よりも先に、観る事になってしまったな・・・。
フフフ。

「ん?」と思った理由は、2つ、だな。

まず、ヒロインのアリスが、小学生位じゃなく、
高校生位の、ティーンエイジャー、という事。
なぜティム・バートン監督は、わざわざ、そうしたのか?

(単なる、女性の好み・・・じゃないよね~?の声)

それと、2つ目は、
彼女は、ただ運命と災難に、
追いまわされ、転げまわって、状況を受け入れるだけではなく、
次第に、自ら判断し、
積極的な、攻めの行動に、移ってゆく事、だな。
周囲の安全誘導に、あえて、逆らってまでも。

これは、いままでの絵本や映像化では、
あまり見られなかった、アリスの特徴だ。


では、彼女はなぜ、
あえてそういう行動に、打って出るに至ったのか?

その理由は、そう、
あの多感な時期に、急速に芽生え始めていた、
自我、自立心、
そして、将来への展望を考える、
意志の力と、判断力ゆえだろう。

要するに、もともと、以前より、
亡き父親の影響で、
自分の住む世界以外の、外の世界へと抱く夢が、
自然と、広がっていたのだな。
(この辺は、バートン監督らしいな・・・の声)

そこへいきなり、周囲の大人に仕組まれていた、
お見合い話が、来た。
さらに、ダメ押しで、
ワンダーランドヘの、急速落下・・・。

状況に、もみくちゃにされ続ける中で、
彼女の中で、何かが、弾けた。

すべてを、目前に迫り来る状況任せと、
他人の判断任せにされる事に、飽きたのだな。
いい加減、みんな、自分で決めさせてくれ!
という、気持ちだな。

で、ジョニー・デップの、あの帽子屋を、補佐役として、
あのわがままで、理不尽な、
赤の王女や部下と、戦う!というわけだ。

一人の少女の、意志の、力。
これが、単なるナンセンスを越えた、
今回の映画化のテーマ、だったんだな。
ま、いかにも、アメリカンで向上心の強いタイプの、
ヒロイン、だな。

その分、いつもの数学者的?理屈こねまわしや、
ナンセンスな状況自体の、ファンタジー性は、
彼女の理知的、現実的な台詞が、
かなり薄めて、さめさせてしまった感は、あるな。

若干の不満があるとすれば、
このファンタジー映画に似つかわしくない、
そのヒロインの、クールさだろう。


しかし、それらすべてをも、
凌駕(りょうが)する存在感を持つ者が、いるとすれば・・・

あの真っ赤な悪役、赤のトランプ女王!

恐怖政治の、典型。
あんまりひどいので、滑稽のきわみ。
これぞ、グロいナンセンス、笑わされてしまうよ。

二言目にはすぐさま、「首を刎ねよ~!」では、
皆には愛されないから、
余計に根性が、ひねくれきっている。

「愛されるよりも、恐れられるほうがマシ!」とは・・・。
やれやれ、まったく、救われない女王だ。
こういう人物とのお付き合いは、ご免こうむりたいものだねえ。


さて、そろそろ、
リアルな日常世界へと、帰還するか・・・。

だがな、一歩だけ大人になった、アリスよ。
覚えておきたまえ・・・。

君が生きて、その夢を見る限り、
その手ごたえの記憶が、君の脳裏にある限り、
君の中に、ワンダーランドは・・・あるんです。
アリスの世界は、あるんです!
という事を、ね。


では諸君、今宵は、ごきげんよう。



以上。



付記:6/15(火)  

ただいまの放送は、
丹波哲郎さんの声色のつもりで、お送り致しました・・・です。
  1. 2010/06/09(水) 01:23:52|
  2. 劇場用映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ビーグル85「Gメン潜入! 自由表現の砦?」

ビーグルGメン・大種捜査員の、事件簿。


6月6日、日曜、15時半頃より、
東京都・墨田区内・某所。


<ときめきチーム>関連イベントを、
例によって例のごとくに、
中途より、ゆるゆると、視察す。

(あ、それで来るの、遅かったんだ・・・の声)
(一度書き出すと、書く事が次々、出てきてるからな・・・の声)
(最近また、延長戦状態だからな、ここの記事って・・・の声)


諸般の事情により、その具体的内容は準・極秘扱い。
(え・・・そうだっけ?の声)
(たま~に、、これまでも、
 触れてたような気が・・・?の声も)

本日は、その件に関して、
目撃者本人による、断片的コメントの羅列方式により、
例外的、かつ限定的表現を、試みたい。

(なんだよ~、報道規制かよ~!の声)
(わかるように、言えよ~!の声)




「まさか今回も、緊急生舞台を兼ねた、新作収録があろうとは!」
「やった~!待ってたぜ」
「これで<クラスメイトは鉄砲玉>シリーズ、制作再開だ~!」

「上映作品が全部で、
 正味・22分って、何よ~!?」
「映画学・解説コーナーが、面白い分、
 主催者のしゃべりが、どうしても長くなるからなあ~!」
「そこが実は、聴きどころ、なんだけどね~!」
「分析がやたらと、細かいんだよなあ~」
「よくそこ、気付くよな~、って。
 普通、気にも留めない所まで・・・よくぞ」
「ほとんどが、言われないと判らないよねえ」
「コスプレイヤー女史が、身も蓋もないツッコミで、
 また、笑えるんだよなあ・・・!」

「あのさ、最新作って、たった1分じゃん!」
「K・Nさん、一人だけのやつね」
「あれ、O林N彦やI川・K映画の、エッセンスは、
しっかりコンパクトに、出してたよね~」
「でもさ、後からそう説明されないと、全然わかんないじゃん!」
「ふすま、か・・・盲点だったな」    

「なるほどなるほど!予告編って、
 文字だけから、始められるんだねえ!」
「準備段階だから、だね~」
「どれだけハッタリ、効かせられたことか・・・ね?」
「その割に、本編がなあ・・・ってのも、中にはあったけど、ね・・・?」

「いやあ~、終わった後の吞み会は、楽しかったなあ~」
「普段会えなかった人達も、直接話せて、よかったね~!」
「兄弟も、含めて・・・かな?」


 
・・・以上。

(これじゃまるで、盗聴テープだな・・・の声・・・)




  1. 2010/06/07(月) 22:59:29|
  2. インディーズムービー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

<劇場版!? 戦え!みこんスケバルマン姉妹/THE FIRST VISITOR SP> 

地球上・某喫茶店。


6月3日・木曜。都内。
「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」。


後輩スケバルマン・ハナコス(H)「・・・で、ついに、観たんですよね~?」
初代スケバルマン「いや~、それがな。
        2作目から、いきなり観て、さ。
        なにしろ1本目が、まだ、でさ~」

2代目・サガラセブン「あんときゃ、あれほど話題作になって、
           まさか続編が来るとは、思ってなくてさ・・・」

帰ってきたスケバルマン・ジェイ「いきなり観ても、ある程度わかるようには、
                ちゃんと、なってたけどな」
ハナコス「教師&小学生、交流時代の話が、
     1作目でないと・・・みたいですね」

初代「たださ、映画で<2>付けたのって、洋画も邦画も、
  傾向としてあんまり、ヒットしないんだよなあ・・・」
サガラ「だからだろうな、今回は公開直前に、
    タイトルから<2>、外してたみたいだな・・・」
初代「そ、そうなのか?正直、よくわかんなかった・・・」
ジェイ「まあ、でも一部のチラシとかは、そのままだったよね~」

ハナコス「で、どうでしたか~?」
初代「・・・ん、確かに、ものすご~く面白い!よね~」
サガラ「何だか、洋画の派手なSFアクション、
   観てるみたいな感じだな!」
ジェイ「<バットマン>裏返して、<ゴーストバスターズ>した、みたいな?」
サガラ「そうそう~!TV 版の主役が出てくるし」
ハナコス「あそこのチープさ加減が、後で効く!なんですよねえ」

初代「とにかく、哀川翔は渋くて、かっくいい~!よねえ」
ハナコス「だめっぽい記憶喪失オヤジが、どんどん、進化してくのが、サイコー。
    もう、圧倒的!」
ジェイ「ライダー・ディケイド君の医療スタッフが、いいやつなんだよな~」

サガラ「映画としてもこれ、傑作だよな~」
初代「うん、面白すぎる位なんだ~。ただな・・・」
サガラ・ジェイ・ハナコス「・・・うん?!」

初代「超人分離器とか、絵的に、すご~く面白いんだけどさ。
    あのアナログ操作とか、相当疲れるだろ~!
    何で始めから、自動じゃないんだ?」
ハナコス「あ、そういえば、そうですねえ~」
サガラ「体育会系の、科学者なんじゃないか?たけし軍団出身だし」

初代「結合ギャグ?とか、未青年じゃない少女?とか、ラストのあれとか・・・
    ネタ、大盛り過ぎ。すべってるのもあるよ」
ジェイ「さすがに、ちょっとお腹いっぱい、って感じもな~?」
ハナコス「サービス精神、旺盛なんですよ。あの三池監督が」
初代「いや、ありゃもう、単なるサービス以上だろ~!」
   それだけであそこまで、やるか?普通・・・」
サガラ「だからさ、もうとっくに普通じゃないんだよ、三池監督の映画は!
   <ヤッターマン>観ただろ~!<DEAD OR ALIVE>観ただろ~! 」
ハナコス「普通な三池映画なんて、もう、想像不可能ですよねえ・・・?」

サガラ「しかしまあ、なによりも、
   何もかもふっ切ってる、大暴れ役なのは、
   ガンガン歌って、殺して、戦ってる、
   悪役のスーパーヒロイン・黒ゼブラだあ~!」
初代「それはもう、観たら誰でも、言うだろうねえ!
    ほとんど、あいつのなりきりぶり、キレっぷりを観るための、映画だよな~!」
ジェイ「しかも、結構セクシー!ずるいよ~、あの戦闘スーツ姿は!」
ハナコス「ほ~んと、ひたすらわがまま、駄々っ子、
     エロ度あり!な、黒のスーパーヒロイン!ですよねえ」

サガラ「ライバル歌手消すのに、とっても古~いせこい手、使うあたりが、
    超人女の割に、人間くさいね~!」
初代「自分に味方する、冷酷なイケメン剣士でさえ、
   邪険に扱う、手に余るわがままぶり!こわいわ・・・」
ジェイ「と~っても、いい根性してんじゃ~ん、あいつ!」
初代「ありゃ多分、アリスの世界の、
   赤のトランプ女王と、どっこいどっこい、だな・・・」

サガラ「同じ子が、<時をかける少女>だろを・・。まるで別人!」
ハナコス「今、TVで<ヤンキー君とメガネちゃん>でしたっけ?」
ジェイ「ただ美しく撮ってくれ、だったら断るよな~、あれも。ようやるわ」
初代「化けるの、好きなんじゃねえか?
  女優と、コスプレがさ。二十面相みたいに」
ハナコス「まさに、圧倒的!ですね~」
サガラ「覚えておくぜ・・・仲里依紗!」

(初代、腕組んで、ニンマリする)



初代・サガラ・ジェイ・ハナコス「じゃ、またな~!!」


以上。
  1. 2010/06/07(月) 22:41:51|
  2. 劇場用映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

<劇場版!?みこんスケバルマン姉妹VSゲルゲラス  星よりのRAIHOU者SP>

スケバルマンA&ゼルディア、復活!スペシャル・トーク。


スケA「いや~、おひさっすね~!復活おめでと~!」
ゼルディア「すみません、このところ日曜も、朝寝坊が多くて・・・
      あんまり、観れてないんですよ~、
      <天空戦隊ゴセイジャー>と<仮面ライダーW>を」
スケ 「えっ!?ガーンっ!」

(そこへ、チーン!という、お仏壇のアレの音が・・・)

スケA「(ズッコケる)こ、こらあっ!
    誰だあっ!今鳴らしたのは~!坂上二郎か!」
ゲルゲーゲル「ふっふっふっ、あたしだよ~。スケバルマン!」

スケ「うっ、黒衣の悪女・ズブールこと、ゲルゲーゲル!
   お前まだ、いたのかよ~!」
ゲル「ゲルゲラスの大首領・ゲルザム様あるかぎり、
   この幹部候補・ゲルゲーゲルは、不滅だあっっっっっ!!」
ゼル「この人悪役なの、すっかり忘れかけてましたね、私たちも・・・」
スケ「つ~か、まだ候補だったのかよ・・・!」

スケ「で、今日は何の話だっけ~?いとしの、ゲルちゃ~ん」
ゲル「そのゲルちゃんてのはやめろ!不二子じゃねえぞ!
   いとしの、も付けるな!しなを作るな!ゾゾッとなるぞ!
   大体何であたしに、いきなり振るんだよ!」
スケ「ぎゃははははは~!さすが、突っつきがいがあるぜ~。
   そうこなくっちゃ~、な~?」
ゲル「まったくてめえは、もう!
   メインでスーパーヒロインの自覚、あるのかよ!
   悪役のあたしに言われてちゃ、だめじゃね~かよっ!」
ゼル「まあまあまあ、3人揃ったことだし、
  とりあえず始めましょうよ・・・ね?」

スケ「で、今日は何の話だっけ?ゼルちゃ~ん!」
ゼル「あ、はいはい。
   実はですね~、2本ほど観れたんですよ、特撮映画を!」
スケ「それで緊急招集か~。で、どれとどれ?」


ゼル「それはですね~、

<仮面ライダー・超電王3トリロジ-/ゼロノス篇>
と、

<ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲>

の、2本です~!」

スケ「ほほう、やっぱり出ましたね~!2大ヒーローが」
ゲル「やれやれ、心配してたよ。
どっちも、観てないんじゃないか?って・・・な」
スケ「・・・あ、お前一応、諜報係だったよな・・・忘れてた」
ゲル「忘れてるなよ!
  まったくこいつの、自覚の薄さときたら、もう・・・!」

スケ「さてさて、ついに始まったよね~!仮面ライダー映画の、3連打企画!」
ゲル「これはまた、えらく、強気だよな~!」
スケ「夏のWも、劇場版やるだよねえ?驚いたよ」
ゼル「しかも先陣切っての1本目は、待ちに待ってた、
 ライダー・ゼロノス君、完全主演篇!ですね~」
 
スケ「休日の昼間に観に行ったら、結構、入りが良かったよな~」
ゼル「親子連れもいたけど、OLや女子高生も、多かったですね~」
スケ「ゼロノスこと、ユウト君の人気だなあ・・・と」
ゲル「タイムトラベルの影響受けてて、
   電王少年が、劇場版で、子供姿になってるから、
   今、実質2代目、なんだよな。コハナ同様」
スケ「初代が偉大すぎる!って言ってる、女性ファンもいたな~」
ゼル「2人とも、少~し、成長してきたかな?
   しっかり、がんばってますよね~」

ゲル「内容は実質、TVの<電王>と、
   劇場版<超電王>シリーズの、続編SP、だな」 
ゼル「正味、1時間13分なんですが、
   このゼロノス君主演篇の、正式タイトルが、ですね・・・

   {仮面ライダーx仮面ライダーx仮面ライダーTHE MOVIE
    超・電王トリロジーEPISODE RED 
    ゼロのスタートウインクル}

    ・・・って、いうんですよ」
ゲル「長いよ!ウインクルって何だよ!JRAかよ!」
スケ「あ~、いか~ん、お馬に乗った、大泉洋の変身姿が、浮かんだ・・・」
ゲル「浮かばすなよ!白馬の王子にでもしとけよ、って」
スケ「・・・じゃ、松田優作の、リップウインクル・・・」
ゲル「ここで<野獣死すべし>出すなよ!話を戻せよ~!」


ゼル「え~、さて、今回は{電王}延長戦には珍しく、
    愛理お姉さんとの、男女の淡~い、ロマンス三角物語が、
    アクション入りで、展開してますね~」
スケ「そうそう、それの話が、残ってたんだよね・・・」
ゲル「あの2人の関係、その後どうなってるの?
   って声、かなり多かったからな~」

スケ「でもあれは、ユウト君にしてみれば、
   大人になった自分との、ライバル関係?ですからねえ・・・」
ゼル「TVでは愛理さん、何度か過去の記憶、一部失ってたけど、
   また、戻ってきてるみたいですから、ね」
ゲル「しかも、本来の恋人、大人の桜井ユウトさんは、
   すうっ、と、姿を消しちゃったんだからねえ・・・」
スケ「つかず離れず、ああ!見ててやきもきする!
   でも、どうにもならないんだよ・・・!」
ゲル「ま、当分は、ちょっとだけ距離接近?ってとこだろうなあ」
ゼル「そこが、いいんですけどね・・・!」

スケ「しかし、まあ、デネブちゃんよ~。
   いくらユウトのためでも、ああいう、けしかけ芝居ってのは、
   あんまり、伝統的すぎる手なんじゃ、ねえのかい?ってな~」
ゼル「あれって、反則技!ですよねえ。
   相手にばれたら、血祭りもん・・・!!ですよお~」
ゲル「今回の犯人側でも、まるで同じ手を、やってるよ・・・」
ゼル「みんな、すぐに考えつく手は、同じ事・・・なんでしょうかね」
ゲル「あ~あ、報われないやつだねえ、あいつも・・・お気の毒に」
ゼル「ちなみに、泣いた赤鬼は、
   時空列車から飛び降りて、何カ月も待ってた、モモタロスさん、でした」

スケ「後半は大暴走、同時進行で、<コンボイ>状態でしたねえ~!」
ゼル「1時間13分どころか、もっとあるような感じで、
   でもテンポとムードはいいから、結構、お得感ありましたよね~!」
ゲル「うーむ、こりゃ次の<NEW電王篇>も、
  やはり、見逃せないな・・・!と」


スケA「・・・あ、ゼロノス篇映画で、長く時間取りすぎちゃって、
<ゼブラーマン>映画の解説時間が、延びちゃったねえ」
ゲル「じゃ、そちらは、次の記事回しで、な?」
ゼル「ハイ、では初代姉さん達に、
  解説、お任せしま~す!よろしく!」



次回SPに、つづく。

(放送途中だろー!の声)
(CMタイムかよ!の声)
  1. 2010/06/06(日) 11:05:05|
  2. 特撮
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

<発見!>

アWorker.博士の、日記。


けさ、随分久しぶりに早起きして、気付いた。
「天空戦隊ゴセイジャー」に、レディー上村愛香が、
アナウンサー役で、出演していた!
叫ぶ役では、ないけどね。

まさしく、降臨!って感じですね。
早起きしてて、よかった、よかった。


記事アップが遅れている分は、
後日徐々に、出す予定なり。

以上! 

  1. 2010/06/06(日) 09:07:08|
  2. 特撮
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ビーグル85「昭和ネオン街・特別機動捜査隊」

ビーグルGメン・大種捜査員の、事件簿。


6月1日。火曜。
神保町シアター。

東宝映画「西の王将 東の大将」。
というタイトルだが、阪東妻三郎や加山雄三は、出ない。

主演・藤田まこと&谷啓。1964年公開。
監督は「ニッポン無責任時代」他の、古澤憲吾。

ライバルどおしの、大学スポーツチームの2人が、
試合をめちゃくちゃにするところから、始まる。
で、たまたま、同じ会社に入社。

高度成長期の典型的な、東宝サラリーマン奮闘喜劇。
大阪本社、東京支社、名古屋支社の、会社オフィスと寮、
周辺のバー・キャバレーばっかり、やおら出てくる。
割に、のんきな世界。

進藤英太郎・浜美枝・新珠三千代・人見明・司葉子・由利徹など、
周りはいかにも、こういう会社シリーズに、出そうな人達ばかり。
あまり、新味はない。
キャバレー・ダンサー達の踊りも、何だか古い感じ。

互いにお勘定を計算しあったり、
バーの女を口説いては、痛い目を見たり。
商売上の事や、上司への対応では、
結局、二人して同じことをしたり。

と、まあ、東西両スターの、バランスをとる、配慮がなされている分、
突っ込んだ面白みには、やや欠けるきらいがある。
二人して幸運すぎる展開にも、甘さが見える。
「浅野内匠頭かて、表へ出れば、よかったんや!」には、
ちょっと、笑ったが。

東京支社歓迎会の芸人大会で、刀の立ち回りを披露する、
藤田まことの武闘?シーンが、一番、ハツラツとして見えた。
ただ、「当たり前田のクラッカー!」は、やらなかった・・・。
やりそうだったのに・・・。


以上。

[ビーグル85「昭和ネオン街・特別機動捜査隊」]の続きを読む
  1. 2010/06/02(水) 23:44:42|
  2. 劇場用映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

アWorker

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する