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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

<臨時連絡>

場内アナウンス、です。


<佐藤健人様、
今、質問のPCメールを、そちら宛てに送信してみましたが、
うまく、受信されましたでしょうか?

なにぶん、PCメール送信が、以前より不得意なもので、
ちゃんと届いているかどうか、ちょっと気がかりなのですが。

もし幸いにも、お読みいただけておりましたら、
至急、本日中に、ここのコメント欄宛てへ、ご連絡くださいませ・・・。


以上です。
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  1. 2010/03/05(金) 19:29:31|
  2. インディーズムービー
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リメンバー・アワー・シンガーズ

政の、日記。


3月4日、池袋の定番名画座・新文芸坐。

着くまで知らなかったが、
この日は、トークゲスト(伝説の姉妹)あり!だった。

何しろ、この日の、上映組み合わせは・・・。

「松田優作 SOUL RED」
「こまどり姉妹がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」

という、ドキュメンタリー2本立てなのだ。

こちらの単純なノスタルジーすら、ぶっとばす、
強力・強烈な、2本立てだった・・・。


「SOUL RED」は、とにかく徹頭徹尾、
今は無き俳優・松田優作という存在が、
生前のエピソードや、映画フィルムを通じて、
いまだに保持し続けている、
周囲への影響力とは何なのか、
というテーマに、すべてが収斂してゆく。

キャッチコピーに向いた、優作という名の、響きのよさ。
男らしさの体現、アクション。
美術セットの前でなりきる、猛烈なる演技力、
ひらめき、直感力。

そして、彼の後に続く、俳優達による、
<カッコよさ>や<父性>の、継承・・・。

仲村トオル、松田龍平・翔太兄弟、浅野忠信は、
直接ないし間接の、継承者として、割と自然な感じだが。

まさか、香川照之にまで、直伝(!)継承されていたとは。
驚いた。
そうか、優作最後の現役ドラマ時期に、間に合ってたんだね・・・。
ちょっと、感動。

いろんな人にとって、先輩スターなんだな。うん。
挿入のジャズ音楽と、本人の渋い歌唱シーンが、
ドンピシャ!で、泣かせてくれる・・・。


これの直後に、休憩をはさんで、
性別も様相も、まったく異質な、
<こまどり姉妹>の記録映画を見ると・・・

それはそれは、おそるべきほどの、
カルチャー・ギャップを、感じずにはおれない・・・。


前回上映直後(休憩前)のトークと、本編内容を総合するに、
この2人、ザ・ピーナッツとピンクレディーの、間くらいな存在で。
遠藤実のバックアップによる、
民謡調・双子女性歌手ペア、である。
北海道ローカル時代から、
<その日のご飯のために>巡業してきた、苦労人、との事。

あいにくとヒット時代が、小生の幼少時だったせいか、
歌は、よく知らないのだ・・・。
芸名は、聞いた事があったはずだが。


映画表現的には、とりたてて、大きな珍しさは無いのだが、
貴重な写真・フィルム・しゃべくり記録が続くので、
昭和芸能界の証言や記録としては、
それなりに厚みが、増してくる。

母との<門付け>(家々を回って門前で歌や芸事を見せ小銭を頂く)から始めて、
その後、<流し>に格上げになり、
上京後売れてからも、ピーク後も、両親の死後も、
お金関係での苦労が絶えず、涙もの・・・。
「涙のラーメン」という持ち歌など、
彼女達の巡業生活そのままの、歌詞である。

トークでも同時代人として、美空ひばりの名が出ていたが、
なんとなく、近いものを感じさせられる。
大病をしたり、
熱狂的ファンによって、けがを負うところまでも、似ているのだ・・・。

そういう、すごく泣けてきそうなお話を、
この2人が、記録映画内ですると、
当人達が、明朗な口調で、けろっと、さらっと語りだすや、
まるで姉妹漫才のように聴こえてきて、
その軽快な口調には、だんだんに、引き込まれてしまう。

生トークでも、
もういい歳なので、
若い頃みたいに隠さなくても、
普通にしゃべれるので、今は気が楽だ、と2人は言っていた。
歳をとると、人はそうなるものらしい。

でも、心は今も20代、とも語っていた。
一日一日、生きてるのがうれしい、と。


さて、その年齢と心境に、
小生は、達するのか、どうか?
そのとき小生、何を見て、
何を語っているのやら・・・?などと。


以上。
  1. 2010/03/05(金) 00:15:56|
  2. 劇場用映画
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