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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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<急報>

速報、です。


今、太平洋沿岸に、津波警報が出ました。

内房(東京湾内)・外房でも、1mの津波が、予想されるそうです。
地域によっては、2~3m予想の大津波警報も、出ているそうですので、
くれぐれも、海辺や河口には、近づかないでください・・・!

午後1時半から、2時半頃が、ピークの模様ですが、
到達時間が、前後する場合もあります。
水辺を避けて、なるべく高台に、避難しましょう。



以上です。



続報:

28日午後2時37分、千葉の銚子に、
40cmの津波(第一波)が、到達しました。
岩手の久慈港が、今、90cmとのことです。

その他の関東地域沿岸でも、午後3時前後より、
概ね、20~30cmの津波が、観測されているそうです。
まだ水位上昇の可能性があるので、水辺から離れていましょう。



翌日:3/1(月)

今朝の午前10時15分までに、
すべての津波警報・注意報は、解除されました。
気象庁に煽られたほどの?高波ではなくて、
ひとまずは、ほっとしてます・・・が。
  
昨日は、バンクーバー五輪も、日テレの東京マラソンも、
MXテレビの「ウルトラマンA」も、「龍馬伝」も、
ほとんどのテレビ番組が、津波情報の日本列島地図で、
画面が一部、さえぎられてしまいました・・・。
解説字幕等が、隠れてしまい、すごく観づらかった・・・。 

昨日の番組を全部、再放送しろ~!って、無理だろうねえ・・・。
五輪の、ハイライト以外は。
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  1. 2010/02/28(日) 09:40:16|
  2. ニュース
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

外伝ゼヨン・拾八「映画今昔転生物語ぜよ! 」

壱の、日記。


そして、土曜日になった。


朝から雨が、降ったりやんだり。
春一番の次は、春雨の前倒し、なり。
沖縄で、震度5弱のニュース。


午後、御茶ノ水。
アテネ・フランセ、文化センター。
ここはフランス語などの語学学校だが、
5階のホールで、映画の特集もやっている。

既に前の回、「跳んだカップル」が、終わろうとしていた。
漏れ聞こえるBGMで、すぐわかった。
客、十数人位か。学生風が多い。

一般一本1200円で、次の回から入場。
だんだんに観客が増え、
研究家らしき外国人男女も、目立ち始める。

名作、「泥の河」(再見)。

白黒。
随分昔に 、ここで観たような気がする・・・。
東映セントラルフィルム、ってのが、制作の時代を感じますな。
英語字幕付き。

敗戦後約10年、大阪の川端。

舞鶴からの引揚者たる、元兵士のうどん屋親父(田村高広)。
生き延びたものの、同期の仲間達は次々と息絶え、
特需景気の高度成長に、乗り損ねた人々の哀感を、歌に託す。

うどん屋が、字幕で<レストラン>と訳されていたのは、ちょいとひっかかったが。
田村高広と、男の子二人、女の子。
彼らの表情が、とてもいい。
藤田弓子の女房は、みんなの保護者的役割を、体現。

ズボンのポケットから硬貨を落とすシーンに、
不謹慎だが、ちょっと笑う。
昔、似たようなことがあったんだよね、小生も・・・。


引き続き、1200円で、「ゴンドラ」。

この頃になると、
次の回が無料講演会(ウィーンから来た先生らしい)のためか、
観客は、40人以上に増えて、大分にぎわってきた。
次の移動がなければ、そちらも、見ておきたかったのだが・・・。

「ゴンドラ」は、テアトル新宿公開当時、観に行ったら、
上映前と上映後に、長髪の監督の挨拶が、あったものだ。
入れ替えごとに毎回、やっていた模様だった。

超高層ビルの、清掃ゴンドラの上から、
ビルの中にいる人々を眺めようと、
不意に動きを止める、窓ふき青年の視点。
急に海が、見えてくる・・・。

プールにて先生を見上げる、少女の視点への、移動。
ドラマ中に時折フッ、と見える、
風に揺らぐ水面のごとくな、いびつにゆがんだ、少女の視野・・・。

と、主観視点の移動時に、見るべきものが多く、
ありふれた、家出や帰郷のドラマ世界から、
画面の見え方が、ちょっとずつ浮上していて、
なかなかに面白い眺めの、映画になっている。
あらためて、見直してみて、よかった。


夜9時のレイトショーは、ちょっと考えて、
渋谷、ユーロスぺ-スにした。
<日活ロマンRETURNS>シリーズ・第2弾。

で、ついに来ました、新作DV版・「後ろから前から」。
本日初日。

発券番号順に入場すると、舞台挨拶の準備が始まっている。

前回「団地妻・・・」のときもそうだったが、
今回も最前列で、プレス関係者の、デジカメ写真撮影がある。
やはりというか、一般客の撮影は禁止。
事前に女性スタッフが、舞台上で、長方形の白い紙を構え、
カメラマン一同は、フラッシュの明るさと写り具合を、確かめている。

やがて、マイク音声・音響の確認が行なわれた後、
眼鏡にスーツの司会女性が現れ、進行を始めるのだが。

しかし。
外(待合室?)からの、女性スタッフ達らしき、
打ち合わせの音声が、マイクから丸聴こえで、
あわてて切り替えさせるハプニングに、場内は爆笑。
(おいおい!大丈夫か?の声)

これがデビューの、増本庄一郎監督とともに、
舞台上に上がってきた、女優2名。
なんでも、真冬に、
24時間X丸5日という、夜明かしスケジュールで撮影され、
「団地妻・・・」同様に、アフレコも行なわれた、という。

内、丸2日撮影していた、という、女優コンビの一人(助演)は、
特に陽気で、テンジョンも高く、
プレス撮影時も、Vサインで、ノリノリ状態。
漫才芸人みたいだね、と監督も、微笑ましげに対応。
おかげで、非常に気分のほぐれた、賑やかなオープニングとなった。

そして、本編は・・・
のっけから相当に、伝統的でベタだが、
誰にでもわかりやすくて、笑えるネタ満載の、
じつに愉快な、活気にあふれた、
ドタバタ・エロティック・コメディーだった。
あのとんでもない主題歌も、しっかり、披露している。

営業成績が悪くて、社長(木下ほうか)に怒られてばかりいる、
主人公の女性タクシー・ドライバー。
実は、ある事故が原因で、過去の記憶を失っていた。

成績優秀な同僚女性に励まされて、
女の武器を利用した、大胆な客集め作戦を始める。
が、やりすぎで、風営法にひっかかり、
追っ手から、車ごと逃走するはめに。

その道中で乗せた、訳あり風な、中年男性の求めに応じ、
身の上話を訊きつつ、
温泉の街へと、向かうのだが・・・。


目の前の相手が、男でも女でも、
抱きしめられると、反射的に欲情して、
すぐやってしまう、主人公・・・
そういうシーンの、あまりにしつこいまでの繰り返しには、
ついつい、笑わされてしまう。

前半は、主演・助演女優と木下社長らの、
吉本新喜劇みたいな、ズッコケ芝居。
昔のサイレント映画みたいな、
満車?のシーンも、ちょっとすごい。

後半は、ブランコで話を訊きつつ、
むしゃむしゃパンを食う、主人公のおかしさ、
超早回し!シーンの、唖然とするしつっこさ。

邦画の名作(ヒント:山田洋次監督)や、
「マxxxア 」(ヒント:トム・クルーズ)などの、
オマージュとおぼしき、珍風景。

・・・などなど、
見どころが結構、多い。
随所で小生、大いに笑う。
場内も皆、大ウケ!
ヒロインの行くところ、皆、活気づくのがいい。


ま、あれなら、大丈夫だろう・・・
と、まずは、太鼓判を押しとく。



以上。






[外伝ゼヨン・拾八「映画今昔転生物語ぜよ! 」]の続きを読む
  1. 2010/02/28(日) 02:32:31|
  2. 劇場用映画
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