ビーグルGメン・北町警部補の、報告。
書くのが、追いつかない。
ようやく、20日の記事に、至る・・・。
20日、日曜。
BABACHOPに行く時間が、やっと、空いた。
というか、年賀状書きが煮詰まってきたので、
一時休憩を兼ねて、来場す。
午後2時頃より、参加。
<DRAGON Movie>映画祭。
カンフー・アクション自主DV映画の雄、
阿部誠監督作品の、特集上映。
しかも最近作が、新撰組と沖田総司!の映画ときては、
これは、見逃したくない。
さて、この日のラインアップは・・・
「ミスター・ベー2」(再見)。
ずばり、「ミスター・BOO!」プラス・ジェイソン。
明らかにジェイソンを意識した、恐怖のストーカー的殺人犯。
しかも、その凶行はあいつが・・・
ひでえな~。とんでもない奴。
それが、目の前に居れば、
しーとん嬢も、そりゃ、おびえるぜ・・・!
が、監督扮する主人公が現れるや、すべては、
TVバラエティー式の、おちゃらけ・ドタバタと化してしまう。
おもしろいには、おもしろいが・・・ドリフターズ寄り?かな。
「MOD マリッジ・オブ・ザ・ドラゴン」(再見/両国以来)。
花婿が待つ式場へと、爆走。
激闘!花嫁戦士VSストーカーズ。
ウエディング姿で、道中、連続ハイキック!バトル。
これ、アイデア勝ち。
ラストで、皆、茫然・・・!
「女龍鉄拳地獄」(2回目?)。
大陸中華道場師弟・修業&リベンジ対決篇。
場面進行のテンポが、ややゆるいのと、
一部に高速道路が見える、などの難点も伺えるが、
主役のショートカット女優が、堅実にアクション・ポーズを会得し、
弱さをみるみる克服する、かっこよさを、体現している。
敵役の日本武道家と幹部男女が、憎々しげにも好演。
途中登場の泥棒兄弟、もう少し生かして、活躍させてほしいぞ!
休憩後の、予告編コーナー。
手作りCMもあって、一同、微笑。
中には短編、「レッツ・ビギンラブ」も。
監督にしては?ストレートな、
「告白・やったー!」な小品で、珍しい。
河口湖映画祭に持ってゆくという、新作なども、
予告を観る限りでは、有名俳優達や、カンフー女優達とともに、
いわゆる普通のドラマを、やっている模様。
カンフー・アクションを撮りながら、
「奇蹟/ミラクル」を撮る、
ジャッキー・チェンのような感じ、だろうか?
さて、待たせたぜ!の最新作。
「SHINSENGUMI~沖田総司」。
最初、京都の新撰組隊士達が暴れて、
勤王の志士達を斬る、集団場面では、
殺陣が、何だか軽く見えて、
おやおや、と思ったが。
これが、とんだ油断だった・・・。
長州藩士・桂小五郎の放った、女冠者を、
新撰組隊士達が取り囲み、
緊張感が急激に,増す。
沖田役の女優・天野芽衣子が、出てくるなり、
映画はたちまち、やばい、危ない雰囲気へと強化される。
頭をゆらゆら振りつつ、
マイペース、しかもクール。
冠者に負けた隊士の介錯も、淡々とこなす。
敵に回したら、とてもいやな奴だろうが、
抜群の、存在感。
永倉・山南らの、男らしい渋さの魅力と、
沖田の対比が、大いによろしい。
女性と逃亡した山南が、
お前は生きて未来を見ろ、と、
坂本竜馬のごとき台詞を吐くのが、異色なり。
意外な所で、森の石松(!)が登場、
おそらく、<代参道中>の途上なのだろう。
まさか、自分がその後で、殺されてしまうとは、知らぬ頃の・・・。
逃亡中の二人や、民家の姉妹との、ユーモラスなやりとり、
気持ちのよい酔いどれぶりを、見せてくれる。
ある女性をめぐる、三角関係?表面化で、
冷静なはずの沖田が、始めて動じるあたりが、ぐっと来る。
何て気の毒な、山南・・・。哀。
殺陣も含めて、演技密度の高まり、
したたかに、興奮をもたらす、中編なり 。
上映終了後も、打ち上げに残り、
大いに、歓喜す。
これが今年の、我らが忘年会、なのだった。
以上。
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- 2009/12/23(水) 07:58:08|
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