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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

年越しは・・・スーパーX!

アWorker.の、日記。


平成22年・2009年も、まもなく、終わろうとしている。
新たなるディケイド・2010年代は、すぐそこに。

わが近所では、気温こそ肌寒いものの、
連日、概ね晴天なので、
掃除は例年よりは、楽だった。

全国では、天気が大荒れ、
既にドカ雪で、事故の起きた地域も。
関東でもこれから、強風が吹きそうな予報が、ある模様。
元旦は、皆さん、くれぐれも無理はなさらぬように・・・
と、願うものなり。

年賀状書きは、大体、終わった。
年末の仕事納めも、仕事場の掃除も、
30日までに、無事に終わった。
終わってないのは、自宅の片付け掃除と、
このブログの書き残り、だけ・・・?

ほんのちょっとだけだが、
30日午後のみ、コミックマーケットにも、寄れた。
東・西スペースとも、知人には誰も、会わなかった。

名作アニメOAの殿堂?MXテレビでは、
29日朝に「坊ちゃん」、
30日朝に「姿三四郎」(各90分弱)をやっていた。
いずれも80年頃制作、主演声優が、西城秀樹。
役30年ぶりに、地上波で観れた・・・!

「坊ちゃん」は、ヤマアラシが銭形、うらなり君がルパン、赤シャツがボヤッキー!の声。
黒シャツ!には、またも、笑った。

「姿三四郎」は、若年期の夏目漱石?らしき人物が、登場。
「テストでそう書くと、零点だぞー!」とのたまうのが、
いささか寒いギャグでナレーションの、三遊亭円丈。

いずれも青春もの、アクションというより、
旧・東京ムービー系らしい、軽いドタバタ色が目立っている。
観ていたほんの一時、
なんだか明るい、すがすがしいものが感じられたのは、小生だけだろうか・・・?

で、今、年越しそばをすすって、ようやく、くつろいでいる・・・。

一医療機関生活者としては、
新型インフルエンザ対策に振り回されたり、
結構、しんどい事もあったのだが、
なんだかんだで奮闘し、乗り切ってきた、
そんな一年だった気がする。

映画方面も含めて、多くの人々に出会えた事、
魅力的な作品群・イベント等に伺えた事が、
生きる愉しみと希望を、大いに高め、
心の橋?みたいなものを、つないでくれた、そんな気がする。

来年も又、
作品評価は、評価として、
マイペースを保ちつつも、
皆さんとともに、ありたい。

そして、もっと明るい、良い年になりますように・・・。


あ、紅白の挨拶、「天地人」の子役で始まったな・・・。


以上。





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  1. 2009/12/31(木) 17:59:57|
  2. 日記
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2000年代のラスト は・・・アップリンクX!

いしまつの、旅日記。
(わ~い!やっとオラの出番だぜ、マーキュロ兄貴!の声)


29日夜、20時半前より、
渋谷・アップリンクX、2F。
「ダンプねえちゃんとホルモン大王」劇場公開、千秋楽。


以前、阿佐ヶ谷で観ているので、2回目。
自主映画界の知人諸氏とも、年内最後の、ご挨拶。
主演・宮川ひろみ女史の、不在(来てよ~!)にもかかわらず、
満席に近い、大盛況!ちょっとびっくり。
やっぱり、作品が面白いからだろう。

前半青春ミュージカル、中盤ホラー、後半カンフー?!という、
まさに焼肉とごった鍋のような、エンタメDV映画なり。
痛い!シーンは 、たしかに、痛~いんだけど、
くねくねダンスと、コメディー・シーンが、それすらしのいでいて、
もう、次から次から、おかしくって。
今回も、一同、爆笑の渦に。
(既に感想は、書いてますので、当ブログ内でも、
 <ダンプねえちゃん>で検索されたし!)


上映後の挨拶に、藤原章監督と、男優陣がずらりと並ぶ。
劇中の台詞、「ゴリラ・ゴー・ゴー!!」、全員ご唱和で、
きわめてにぎやかに、年末の締めとなった。


この後1/2からは、大阪公開へ、移動するんだって・・・!
関西方面の皆様、乞うご期待っ!


では皆様、よいお年を!

以上っ。

  1. 2009/12/30(水) 02:48:17|
  2. 劇場用映画
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Xライダー、今日も行く!

ゼルディア、通信。


す、すごいです!
冬の仮面ライダー映画、もう、びっくりです!
凝った構成ゆえの、面白さでした~!

ウルトラ映画のすぐ後に、ちゃんと観てるんですけど、
年末のバタバタで、時間を取られすぎてて、書くのが遅れてました~!


構成が、2本立て+1!であって、
かつ、休憩なしの、一つの映画!なんですね。
まさか、こんなまとめ方があろうとは・・・。
強引というか、トリッキー。
やられましたよ。心地よく。


最初、TVシリーズで未完のままだった、
「ディケイド」の完結編?から、始まっていて。

オリジナル・シリーズより、シビアなキバ君・ブレイド君達を尻目に、
世界の破壊者として、孤立させられたあげく、
さすらいの破壊的最強バトラーと化した、ディケイド君。
歴代ライダーが、次々と、ぶっ壊されて(!)ゆく恐さ。

(なんか、やだなあ・・・の声)
(夏のオールライダーでは、
 皆、共同でライダーキック!してたのにさァ・・・の声)
(最初にディケイド君をけしかけたxxx君、
 あんた達も、悪いッ!の声も・・・。)

そして、夏の映画で一度消えたはずの、2代目・死神博士が、
突如、再登場・・・。なぜ?
と、これは後でだんだん、わかってきますけどネ。

更には、ある人物が、2代目有名幹部に、就任・・・。
もう、いったい何考えてるんだ、この人は?
ほんと、ついてゆけないです・・・。

かくて、第1部の実質的主役は、
シリーズ・ヒロイン、夏ミカンに。
ディケイドの暴走を止めようとした、
2代目クウガ君までも、倒されてしまい、悩む・・・。

そして、ついに、
新ライダー・キバーラ、誕生!です。
運命の時が、迫る・・・。
(やりたかったんだろうなあ、ずっと・・・の声)

ストロンガー・ファンには懐かしい、
2代目・電波人間タックル!も登場。
前のタックルよりも大分、ソフトな印象で。
ディケイド君に、デレデレ!な女の子。
でも、ちょっと心に影を持った、寂しがり屋さんなんですよね。
ここ、ツボですよ。

ショッカー・サイドには、1号ライダーで出た、
伝説の、蜂女!の2代目まで、登場。
少ない出番ながら、適役怪演、いかにもな悪女幹部に。
(よく見りゃ、ケガレシアの、おじゃる魔女じゃないか~!の声)

しかも、このディケイド世界では、因縁のヒロイン2人、
ま、またしても・・・ファン泣かせな、展開が。
お気の毒に・・・。

・・・で、頂上決戦の決着が、ひとまずついた後に、
「電王」世界のみたいな、観念的?展開が・・・。
これがまた、ファンの目を潤ませる・・・。いいぞ~。

そして、いよいよ、怒涛のクライマックスへ・・・
と思ってたら、あれれ、またァ!?
場内、「え~、なんでー!?」のざわめき、どよめきが・・・
ハイ、すごかったんです。
正直、「おいおい!又放りだすんかい?!」と思いましたよ。


で、こっちは放りだされて、ちょっと待ってくれ~!状態のまま、
平然と第2部の、W(ダブル)篇に突入する劇場版。

クリスマス・シーズンの風都。
探偵事務所に来た、奇妙な仕事の依頼。
死んだはずの人間を目撃したから、探してくれ、という。
案の定、裏で怪人・ドーパントが、からんでいるらしい・・・。

やがて、探偵コンビ達の前に立ちはだかるは、
これまた、第1話冒頭で死んだはずの、
前所長こと、おやっさん(吉川晃司)・・・。

これが、ハンフリー・ボガードさながらに、カッコいい!
帽子のエピソードが、心憎いばかり。
変身するライダー・スカルは、
伝説のダークヒーロー・「スカルマン」から、来てるのかな・・・?

そして調査活動の過程で、主役コンビの口から、
ライダーW誕生までのエピソードが、語られてゆく・・・。
そうか、そういう訳があったのか・・・。
フィリップ君のマイペースな理由が、何となく納得できたな~、と。

そして現・なにわっ娘所長の必殺・スリッパ打ちも、冴えわたる!?
あれ、やっぱりちょっと、笑うなあ~。

と、そんな中、
あれれ?なぜここに?な人物の姿が・・・ 。
その辺をテコに、
アクション主体で、なだれ込むような、真の終盤が。

なるほど、そういう事だったんだ・・・。
唖然、と言うか、強引にやられた、というか。
お見事、技一本!でございました。はい。

というわけで、「ディケイド」と「W」をTVで観ていないと、
やっぱり、よく分からない?内容かも、しれませんが。
大いに振り回されつつ、たっぷり、楽しめました。

一部地域ではテレ朝系で、日曜早朝の、「ディケイド」再放送をしているので、
先に2回位観てから、劇場へ行くと、いいですよ。


以上、ゼルディア通信、終わりっ。


  1. 2009/12/25(金) 21:51:48|
  2. 特撮
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虎の穴のミスターX対ミュータントX! 

怪人マーキュロ・クロームの、記録。


忘年会の後で何だが、クリスマス会に相当する、
これを見なけりゃ、笑って年は越せない!というイベントが、ある。

そう、新宿ロフトプラスワンの、
<シネマ秘宝館45>。
サブタイトルは、
<祝!ご在位20周年記念&年忘れ・輝けニッポンの紅白歌合戦まつり>。 


勿論司会は、斎藤館長&林広報部長。
今回、<チョップ少女Tシャツ>を多数持って現れた。

壇上に、ソーシキ博士のドクロ帽子姿が無い(解説待ってるぜ!の声)のと、
いつもよりこじんまり?したような客席状況が、ちょっと気にはなったが、
上映企画の面白さは、まったく衰えを知らぬ!有りようで、
笑いの密度は、高い。
新規参加の人々や、ちらほら見える女性客も、
笑いに満ちたイベントの濃厚さを、たっぷりと楽しんでいる模様だった。
当然、小生も、又・・・例によって、ゲラゲラ。


「SF・コンピュータラヴ」:初見
スターギルドの沙汰青豆監督、新作。

・・・初恋PCクン、オーナー美女のため、とばかりに、
気を利かせ続けたら、やりすぎで・・・。
女性の表情が不変なのが、余計に可笑しく、吹き出す。
ああ、追放・・・いと哀れ。

「ファイナルファンタジー」:
謎の<カカフカカ>、奇策作品。

ゲームはやらないので、十分にはわからないのだが。
・・・あ、なるほど、横断歩道が、
CG合成と<寝てる人>達で、ゲーム盤になってゆくのね。
面白い発想。
オール実写だと、早朝ロケでも危なくて、難しいかもなあ・・・。
いやあ、イイ時代になりました。

「サイxーグ009&ゲッxーロボ」:作者不詳(ともに再見)
ケロケロ9、かわゆい。
ロボと操縦者、OPアングル、学んでるねえ!

「ミラクルロマンス」:再見
これも、カカフカカ作品。
某OP研究?の成果。
女装なんだが、スタイルは結構、はまってる?


「春の小川」:初見

童謡の歌に付けられた、アニメPV。
八王子でアニメ作りを学んだ、ご高齢の方、
荻野信夫監督が、作られたとか。
ぺたーっとした動きと、のどかさが、平和だなあ~。


「マツケンさんサンバ」:再見?

kayoppe監督。
・・・ゲイパレ-ドらしい、貴重映像。
どこでいつ、撮ったんだろ?
なぜパンツにこだわって、撮ってる?
でも何だか、楽しそうだね。

「子供たちをせめないで」:作者不詳

 出た、名作!これも持ちがいい。
 子供の身勝手さを、大人が怒る!
「ヤマト復活篇」公開記念には、ぴったりだな~。

「チョップ少女」:再見

竹澤健志監督、学生時代の部活作品。
線画アニメ&実写。
今流しても、おそるべき毒性・習慣性、
まったく腐らず・・・!
やっぱり、徐々に、爆笑へと誘導されてしまう。
術中に堕ちた新参者、増殖中・・・。

なお今回上映後に、場内にて観客協力により、
DV再現撮影!挙行さる。
そのためだったのね、あのTシャツ用意してたのは。
チョップ時間が結構長いので、
終わりには腕が、ちょっとこってしまった・・・。歳か。

「シーモンキー」:

今や、シネ秘の石川遼&浅田真央?となってきた感もある、
内田清輝監督&miu嬢、
ライトなSF、ひっさげて登場。

飲むなよ~、シーモンキーを!
流すなよ~、あぶない物質を!
と突っ込む間もなく、あれよあれよで、駆け抜ける可笑しさ。

ダンボール、手作りのセットや、
小道具の珍兵器が、キュート。
使うから避難して、って、ご町内を自転車で回ってるのが、楽しげで。
住民信じるのか?あれで・・・!
明るくカラフル、漫画的に楽しい、SFアート・エンタメ。 
ばればれの2役が、愉快、愉快。

なお、このDV映画は、ダン・オノバンに捧げられていた。
観たぜ、封切り時に!「バタリアン」!
映画と違うぞ、に小生も、笑ってたよ・・・!

上映後に、監督実演による、特殊紙芝居の上演あり。
宇宙人の力で変身、悪い奴らと戦う、「魔法少女ミュウちゃん」。
間近であの、明るい手作り感を観るのも、また一興。
発表の場があって、よかった、よかった!


「国防挺身隊」:再見

云わずと知れた、安原伸監督の、名作。
誰しも容易には、あの、
論理性とテンジョンの大胆さを、越えられはすまい・・・!と。
平成5年の記念パレード・シーン、
今やそれ自体が、貴重な記録に。
そして~!


「ワルシャワ鉄道博物館の秘密」:初見

安原監督、最新作。静止画像集。
日本のような、鉄道ファンも見当たらず、
あまり賑わっていないようだ。
その展示写真の美女達が、場内でコスプレでもしてれば・・・?などと。
(コミケかよ!の声)

戦闘用車両って、レールの上だから、
戦車ほど小回りは、利かなそうだけど。
残ってるのは、珍しいんだろうな。
「銀河鉄道999」なら、使いでがありそうな・・・。
何だか、もったいない感じ、なり。


「マスオネバーダイ」:
作者名称・killzonebull。

・・・いや、これ、ありえないって!
大爆笑。
アクション洋画風に処理すると、こうなるのだった。


「カミキリ」:(初登場、小生は再見)

慶応大学・SF研究会作品。 
監督は、映画をテーマで観る事への反発、
テーマ主義の破壊、という意味の事を、熱く語っていた。
その成果が、このむちゃくちゃな、
ハイ・テンジョンなキャラだらけの、ナンセンス世界に・・・!
なるほど~。
結構、客席の反応が良いので、うれしかった。
ようこそ、シネ秘へ。次回作も待ってます。


*ここで、リミックス名人・VJコミックカット氏による、
大喜利&実演トークあり。

とうとう、円楽師匠追悼記念に、なってしまったなあ・・・。
小生は、三波伸介の印象がまず、強いのだけど。
なにげない音声を、編集の工夫等で、
リズミカルな楽曲調に整えてゆく手腕は、健在なり。

「生ジョーカー」:

あの、強引さで際立っていた、「鈴木マン」などの・・・
ハイテンジョン劇集団(今回目立つな、の声)の、お蔵出し作。
小尾信生監督。
旧作で出演の、村田氏も登場。
当然、端から端まで、でかい台詞音声。

不況でバイトの来ぬ、食い詰め寸前の二人が、
いわば「カイジ」状態の、心理的対立に陥る劇。
み、みにくい争いだ・・・。
途中より、トランプ札の神?が実体化?して、
無邪気な悪さをするのが、ちょっと笑える。
オチ、唖然・・・。そこまでなぜ、気付かない!


「蛍の光」:
前述の、八王子じっちゃん・荻野信夫監督版。
自ら歌も。
これまたシンプルな、軽~い横移動アニメが、いい。
やっぱりのどか、でした。

斎藤館長によると、お仲間や弟子が、地元に、大勢いるらしい。
まさに、新興アニメ虎の穴・・・!なのだ。
是非一度、八王子荻野元締の、ご尊顔を拝したいものだが。


さて、これで今年は、大いに笑いおさめが、できた。

年越しまで、後、わずか。
そろそろ、年賀状の、最後の追い込みに、いきますか・・・。


以上。
  1. 2009/12/24(木) 23:43:47|
  2. インディーズムービー
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スパルタンX・PART2!ビーグルGメン運命の対決!

ビーグルGメン・北町警部補の、報告。


書くのが、追いつかない。
ようやく、20日の記事に、至る・・・。


20日、日曜。
BABACHOPに行く時間が、やっと、空いた。
というか、年賀状書きが煮詰まってきたので、
一時休憩を兼ねて、来場す。
午後2時頃より、参加。

<DRAGON Movie>映画祭。
カンフー・アクション自主DV映画の雄、
阿部誠監督作品の、特集上映。
しかも最近作が、新撰組と沖田総司!の映画ときては、
これは、見逃したくない。

さて、この日のラインアップは・・・


「ミスター・ベー2」(再見)。

ずばり、「ミスター・BOO!」プラス・ジェイソン。

明らかにジェイソンを意識した、恐怖のストーカー的殺人犯。
しかも、その凶行はあいつが・・・
ひでえな~。とんでもない奴。
それが、目の前に居れば、
しーとん嬢も、そりゃ、おびえるぜ・・・!

が、監督扮する主人公が現れるや、すべては、
TVバラエティー式の、おちゃらけ・ドタバタと化してしまう。 
おもしろいには、おもしろいが・・・ドリフターズ寄り?かな。


「MOD マリッジ・オブ・ザ・ドラゴン」(再見/両国以来)。

花婿が待つ式場へと、爆走。
激闘!花嫁戦士VSストーカーズ。
ウエディング姿で、道中、連続ハイキック!バトル。
これ、アイデア勝ち。
ラストで、皆、茫然・・・!


「女龍鉄拳地獄」(2回目?)。

大陸中華道場師弟・修業&リベンジ対決篇。

場面進行のテンポが、ややゆるいのと、
一部に高速道路が見える、などの難点も伺えるが、
主役のショートカット女優が、堅実にアクション・ポーズを会得し、
弱さをみるみる克服する、かっこよさを、体現している。

敵役の日本武道家と幹部男女が、憎々しげにも好演。
途中登場の泥棒兄弟、もう少し生かして、活躍させてほしいぞ!


休憩後の、予告編コーナー。
手作りCMもあって、一同、微笑。

中には短編、「レッツ・ビギンラブ」も。
監督にしては?ストレートな、
「告白・やったー!」な小品で、珍しい。

河口湖映画祭に持ってゆくという、新作なども、
予告を観る限りでは、有名俳優達や、カンフー女優達とともに、
いわゆる普通のドラマを、やっている模様。
カンフー・アクションを撮りながら、
「奇蹟/ミラクル」を撮る、
ジャッキー・チェンのような感じ、だろうか?


さて、待たせたぜ!の最新作。

「SHINSENGUMI~沖田総司」。

最初、京都の新撰組隊士達が暴れて、
勤王の志士達を斬る、集団場面では、
殺陣が、何だか軽く見えて、
おやおや、と思ったが。
これが、とんだ油断だった・・・。

長州藩士・桂小五郎の放った、女冠者を、
新撰組隊士達が取り囲み、
緊張感が急激に,増す。
沖田役の女優・天野芽衣子が、出てくるなり、
映画はたちまち、やばい、危ない雰囲気へと強化される。

頭をゆらゆら振りつつ、
マイペース、しかもクール。
冠者に負けた隊士の介錯も、淡々とこなす。
敵に回したら、とてもいやな奴だろうが、
抜群の、存在感。

永倉・山南らの、男らしい渋さの魅力と、
沖田の対比が、大いによろしい。

女性と逃亡した山南が、
お前は生きて未来を見ろ、と、
坂本竜馬のごとき台詞を吐くのが、異色なり。

意外な所で、森の石松(!)が登場、
おそらく、<代参道中>の途上なのだろう。
まさか、自分がその後で、殺されてしまうとは、知らぬ頃の・・・。
逃亡中の二人や、民家の姉妹との、ユーモラスなやりとり、
気持ちのよい酔いどれぶりを、見せてくれる。

ある女性をめぐる、三角関係?表面化で、
冷静なはずの沖田が、始めて動じるあたりが、ぐっと来る。
何て気の毒な、山南・・・。哀。

殺陣も含めて、演技密度の高まり、
したたかに、興奮をもたらす、中編なり 。


上映終了後も、打ち上げに残り、
大いに、歓喜す。
これが今年の、我らが忘年会、なのだった。


以上。
  1. 2009/12/23(水) 07:58:08|
  2. インディーズムービー
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お玉と主水、X’マスプレゼント?する

主水日記。


今、連日、公的年賀状書きの追い込みで、
郵便局やポストとの、往復状態。
シーズンCMと、まったく、同じ状態なのだ。
ここの本文を、ちゃんと書く時間が、取れない・・・。
20日・23日の話などを、早く書きあげたいものだ。


で、ちょっと、日時の順が飛ぶのだが。

チバテレビ、年内の「必殺仕事人V旋風篇」火曜20時放映が、
22日に終わった。

22日、年内最後の放送回は、
「主水とりつ、ラブホテルに行く」。
(しかしまあ、何でまた、この時期に・・・の声)
(有名赤毛アニメの、すぐ後に放送とは、大胆な・・・の声も)

りつが福引で、優待券が当たったとかで、
昼間から女房につきあわされる、主水。
こういうのも新鮮だから、と乗り気なのは、りつのほうで。
せんは、あきれ顔。

夫婦が案内された、出会い茶屋の部屋には、ミラールームが。
悪人達が利用する、仕掛け付きの部屋には、回転ベッドが。
後から仕事の下調べに入った、
鍛冶屋の政と便利屋お玉(かとうかずこ)も、
あれ~、ぐ~るぐる~!

なんとなくクリスタル、いや、80年代っぽい感じで。  
亀有名画座のにっかつロマン・プログラムを、思い出させる。
ちなみに回転動力は、人力。
床下で、手押し回し。
お江戸なので、電動ではなかった?

さて、ということは、1月12日(19日になるかも?)の、再開日は・・・
「主水、ワープロを打つ」だな?
いや、あるんですよ、そういうシーンが。
多分松竹か、朝日放送のだと思うけど。どこのだろう?

では、又。

季節ゆえ、ひとまずは・・・
メリー、クリスマス!
皆さんにも、心豊かに暖かく、幸多かれ、と。


以上。






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  1. 2009/12/22(火) 01:24:10|
  2. 時代劇
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暗躍・謎の総裁X!

12月19日、土曜。


夜、20時過ぎ、
シネマート六本木・レイトショーへ、少し遅れて入る。
映画は・・・「VISAGE ~ヴィサ-ジュ~」。
賀川貴之監督。 デジタル上映。

<おかしな監督映画祭>関係者一同による、
オカシネマ自主映画界・オールスターキャスト映画、なり。
渡会久美子・里見瑶子・天正彩をはじめ、
調布界隈で、見たことのある顔ぶれが、登場。

場内では既に、夜中の殺陣シーンが、始まっていた・・・。
強面の連中を相手に、
老人と中年男性(オカシネマ司会・出品常連氏)と女性が、
殺し技を繰り出す。
ドス、空手技、狙撃銃、首筋刺し・・・。

そう、もうおわかりだろう。
もしも現代の東京に、必殺仕事人のファミリーが、いたら・・・?
元締協会も、あったら?というお話、なのだ。

主人公の青年は、殺しの稼業を継ぐのを拒んで、
やっていた某企業の仕事を、リストラされて、
<仕事人>だらけの実家に戻ってきた、老人の孫。

中年親父とは今だに、考えが合わないのだが、
親父の人生に、タイムリミットが近い?らしいと知る。
かつての恋仲だった、元締協会の娘(天正彩)が、
あれほど嫌がっていた稼業を、継ぐべく、見習いに入った頃を機に、
青年も自ら、仕事人稼業に、入る・・・。

彼らの今回の標的は、
まず、青年を追いだした、黒いワル会社の連中。
そして、それに連なって存在が浮上した、
仕事人達を次々と、タイムリミット付きで呪い殺す(?!)、
<仕事人返し>なる秘め技を使う、
仕事人狩り組織の、恐るべき一味なのだ・・・。

次々と倒れてゆく、街の同業者たち。
首謀者は何者か?その正体は?


プロの仕事、過去からの因縁、愛と葛藤、というあたりは、
ハードボイルドな、前期必殺シリーズ(仕掛人・仕置人等)寄りだが、
親子の情と、独自の正義感等に関しては、
後期必殺シリーズ(新仕事人・橋掛人等)に、やや近い印象。

明と暗、躁と鬱、交互の気分が入り混じる、ドラマ展開。
特に、里見扮する、泥酔が得意?な女仕事人が、
そうした世界の気分を、体現して見せている。
実際、酔っぱらうシーンが、面白い。

更にそこへ、青年の今の恋人が、からむ。
彼が危険な何かを、している事には、最初は気付かない。
「あなたと、普通の暮らしがしたい」とのたまう彼女だが、
こちらは、霊視能力者!
霊感がはたらく割には、彼氏の裏商売には、
なかなか気付かない、という鈍さ・・・。なぜなんだ?

とまあ、人物や状況設定としては、かなり面白いんだけど、
ひそやかなる仇打ち代行が稼業の、<仕事人>の映画としては、
一部に、突っ込みどころがあるのも、また事実であって・・・?

その辺、筋・展開こそまるで違えども、
鶴岡みゆき監督の自主映画、「FB2nd・・・」と、
共通点が多く、印象が、とても、よく似ているのだ。
勿論、仕事のハードさの表現では、
「VISAGE」のほうが、すさまじいのだが。

共通点とは、たとえば・・・

オカルトと天使、という違いはあるものの、
いずれもドラマ設定中に、超常現象的要素を、含みこんでいることとか。
コメディ・シーンの分量が、かなり多い事とか。
クールなプロの印象よりも、感情の起伏が目立つあたり。

人目に付くような、昼間の住宅街で、
堂々と、「仁義なき戦い」風な、ヒットマン仕事をしているし。
「VISAGE」では大仕事で殴りこむとき、派手に、名乗りをあげているし、
「FB2nd」でも記者会見で、FA宣言。
それそれの登場人物が、別々の状況下ながら、
殺しを目撃した者を、つい、逃がしてしまうところとか。
・・・などなど。

「VISAGE」ではさらに、
青年の彼女(しかも霊能力者)が、すぐ隣に来ているのにもかかわらず、
元締協会幹部(渡会)達と、仕事人達の書類打ち合わせが、
防音壁すら無い、ガラス張り状態で、堂々と行われている。
(見えて、聞こえるだろ~!無用心だよ!の声)

梅安や中村主水、ゴルゴ13が見たら、絶句し、  
お前ら、それでもプロか!と、呆れることだらけだろう・・・と。
(そんな主水も実は、結構、<掟>破りをしてるんけどね・・・の声)

とはいえ、それらを踏まえた上で、
家族交流シーン、男女恋心の切なさ、因果な運命ののドラマ等を観ると、
伝統的な芝居ながら、胸に迫ってくるものがあり、泣かせるものがある。
そこらは、実に手堅く、心憎い。
これをやりたい人達が、大集合してるんだな~、
という心意気は、大いに受け止めた。
お気に入りは、討ち入り前に一杯、のシーン。

終盤は、各人力演と共に、
暴力・SF・オカルト要素等が入り乱れ、
もう、むちゃくちゃな締めになる。
「え~!そこまでのアレとアレは、何だったの~!?」という。
ぬけぬけと。
しかし、まあ、しんねりむっつりな話ばかりよりは、
こういうラストも、いいんじゃないだろうか。

というわけで、若干の疑問符は残るものの、
のどかさとハードさが、交代で連打され、
総じて、エンタメ映画としてはわかりやすく、じつに面白かった。
劇場近辺の方、見逃すべからず!


以上。

  1. 2009/12/20(日) 01:22:23|
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再会・気分は・・・セブンX!

竜の、日記。


12月18日・金曜。

朝、6時少し前、地震で目覚まし。飛び起きる。
昨夜が、伊豆で震度5弱、
今朝のが、栃木南部で、震度3。
すわ、「日本沈没」!?とばかりに、焦る。
いやはや・・・地震大国であることよ。 

昼、片山右京と登山者一行・富士山六合目で遭難、のニュース。
当人は、無事だったらしいが・・・。
なんとも、落ち着かぬ日なり。


夜、普段通りに仕事を終えて、
銀座シネパトスへ向かう。
理由は・・・

<誘惑の女優列伝 Part1・ひし美ゆり子>特集、レイトショー。
今宵は何と、御本人による、上映前トークショー付き、なのである。

これは、たとえ、ファン一同の予約で、混雑していそうでも、
一般席がまだあれば・・・と、望みを託したくもなろうというもの。
幸いにして、当日券が買えた。1300円。

夜20時半頃より、入場待ちの列に並んで、待っていると・・・。
何と、いきなり、ひし美さん本人が、
列の前に現れて、ファン諸兄にご挨拶を!
今回も明朗快活、元気いっぱい!なご様子、なり。
亀有名画座ご来場時と、変わってないなあ~!

入場後のロビー、千客万来で、かなり賑やかに。
中高年男性率、高し。女性もちらほら。
業界関係と、70年代メインのTV・映画人気隆盛を考えれば、
まあ、当然、そうなるだろう。
待ち時間には、恒例、「ウルトラセブン」BGM集が流れる。

本日の上映開始前に、
ファン代表を自認する映画評論家、
樋口尚文氏の司会による、トークショー。
「いつもとはやる事が、違うんだけど・・・」とおっしゃりつつも、
ウルトラ警備隊のビーム銃をしっかりと、手にしておられた。

しかし今回は時間の都合で、
とてもウルトラ関連や「プレイガール」方面まで、
全部は、語り切れない状況になっており、
今回は主として、東映系映画での現場エピソードに、花が咲く。

時代劇の沼地のセットがよく出来ていた、とか。
ベテラン俳優陣や、
「新仁義なき戦い 組長の首」・深作欣二監督の厳しき現場、
大島渚監督のオファー辞退当時、などなど、
その記憶の細かさに、樋口氏も感心しきり。

生きたヘビが撮影に使用される、など、
すごい現場の話にもかかわらず(?)、
陽気な語り口に、こちらの気持ちは、
むしろ、なごむのだった・・・ニコニコ。

おみやげグッズの抽選会等もあり、当人直接の手渡し。
何だか、学校の同窓会で、先生から、
遅れた卒業証書を授与されているような、
じんわり、学園OBな気分になってくる。
なかなか、盛り上がっていた。

樋口氏の、<アンヌ隊員への手紙>朗読。
うんうん、その通り、と、いちいちうなずく。

アンヌ・ファンゆえの、「目覚めと、希望、光・・・」。
「科学への夢」、「(大阪)万国博」、
「その後の世界は、僕らの望んだものだったのだろうか?」等々、
あれが、実感としてわかるのは、
昭和40~50年代に小学生位だった、
小生ら世代近辺の、男子のみ、なのだろうか・・・?
ただ、もう、深き感慨。

続いて、ひし美さんからも、
イベントを企画した方々や、来場の方々、来れなかった方々への、
感謝の朗読、あり。
あの頃は約10年で、引退しちゃったけど・・・とおっしゃりつつも、
本当に嬉しそうに、語られていた。

心から、ありがとう!アンヌ=ひし美さん。


で、今夜の上映作品は、「好色元禄(秘)物語」。

・・・あ、どっかで観た覚えがある・・・大井武蔵野館か?
何年振りだろう、スクリーンで観るのは?
主演のご本人も、そのまま客席に残られて、皆とあらためて鑑賞。

1975年・東映、田中陽造脚本・関本郁夫監督。
共演・橘麻紀、三井マリア、川谷拓三、室田日出男、窪園千枝子、笑福亭鶴光。

石井輝男監督の「忘八武士道」を観た、関本監督の指名で、主演に。
一度は出演を断ったが、脚本が良いので受けた、という。
日活ロマンや、鈴木清順監督での脚本でならした、田中陽造。

いやいや~、出ておいて正解でしたよ、これは。
井原西鶴をベースに、好色一代男ならぬ一代女が、
いきいきと、弾ける。面白い。
女の業、ってやつを描いた、究極の形。

いきなり、竹林で京都弁、
いやよ、いやよと言いながら、若旦那を、
陽気に誘い込み、思うがままに振り回す、主人公。
のっけから、明るいカウンター・パンチを食らう。

笑って、誘って、怒って、走って、
とにかく前向き、快活、男も金も上昇志向で、やる気満々。
男とつきあうんなら、自分を高く売らなきゃ、という。
助手役?の若き坊主も、小物扱い。
(今もいるよねえ、こういう人達が・・・の声)

対照的に、もう一人のヒロインは、
拓ボン扮する亭主が、小金を得るために、
出会い茶屋へ出張させられてしまう、悲劇の女房。
しかし、ダメ亭主とわかりつつも、離れられず。
やがて天罰てきめん、拓ボン亭主が死に(やっぱりな~!)、
供養のために、無償で<男千人斬り>など、始めてしまう・・・。

まさに、両極端の女性像が二人。
だが、よく考えると、身近に思い当たる節も・・・?
なんて人も、いるんじゃないのかい?
などと、しばし、哄笑。

名和宏の好色大旦那、
鶴光の漫画チックな、どしゃ降り?シーンも、笑える。
しかし、男性陣の圧巻は、やっぱり、殺され役俳優・川谷拓三。
またしても御約束の、印象深き死にっぷりで、場をさらいまくる。
死んで尚、立ち・・・って負けますな、この執念には。


最後はこってりと締めた、一夜であった。
上映後も、場内拍手、鳴りやまず。
来れて、よかったな。


以上。
  1. 2009/12/19(土) 01:02:16|
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<緊急ニュース>

17日、木曜。
夜、23時45分頃、
伊豆半島・伊東市付近で、震度5弱を観測す、のニュース。
知人が近くに居るので、大丈夫かな、と案ず。


付記:18日

翌18日、連絡があり、
特に被害もなく無事、と判明。
ひとまず、ほっとする。 [<緊急ニュース>]の続きを読む
  1. 2009/12/18(金) 00:05:34|
  2. ニュース
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あららっ、パットマンX!

主水日記。


12月16日、水曜。


師走の多忙中、なかなか、
映画やイベントの時間が取れないので、じれったい・・・。
ああ、力無き、我。

そんな中、
仕事の後、珍しく、稲毛まで遠出。

理由は・・・チャンべビ・ライブがあるから。
19時半頃、ようやく現地へ、到着。

やっと、ユニット3人が揃ったライブに、年内に寄れた。
単独ライブも、そりゃ、好きなんだけど、
やはり、息の合った、3人であってこその、チャンべビ・ライブ。
この夜は、突っ込み?ゲスト男子も1人、助ッ人で加わり、
まさに、チャンバラ・トリオである。

・・・え、コント・ライブじゃないぞ!って? 
いや、でも、トークが笑えるんだけど。とっても。
靴下の歌の、エピソードとか・・・ね。

小生にとっても千葉県内、割とアットホームな雰囲気。  
地元感あふれる?陽気で愉快な、ライブであった。
場内では、メンバーのご厚意により、カレー食がふるまわれた。
これがなかなか、美味。

なお、小生は今月で、また一歳、年上になった・・・。
で、ライブの進行上、正直に申し上げましたらば、
お祝いの歌を、唄っていただいた。
過分なる祝福を、サンクス、チャンべビ!


ようやく、年賀状書きが、はかどってきた・・・。

以上。


  1. 2009/12/16(水) 23:33:07|
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両手をクロス、Xビームを発射せよ!

ゼルディア、通信。


で・・・観てきました、新宿で。ウルトラ映画。


今回は、M78星雲・ウルトラの星が、史上最大のピンチに!
原因は、またしても、ザラブ星人・・・。懲りない御方・・・。

恐怖の黒いウルトラマン・べリアルの逃亡、復讐戦!
歴代ウルトラマンが、タロウが、父と母が、
次々と弾き飛ばされ、倒され、
星の都市ごと、凍結してゆく・・・!

音楽はやや、洋画風味、
画面のテンポも、
アメリカン・ファンタジー&アクション!調に、近かったです。
新ウルトラマン・ゼロが、
セブンから空手技を教わった、レオの弟子なので、
路線的には結構、ぴったり、ですね。

結論から言うと、
ある種、夢のような劇映画だった!です。

だ、だって、変身者以外の人類が、
「ザ・ウルトラマン」以来、初めて、
有名な、あの場所と、あの場所に・・・到達した!
あれが、夢の光景でなくて、何でしょうか!
宇宙探検隊・ZAP、ついにここまで来たか、と。

「コスモス」ムサシ、「大怪獣バトル」レイモン、
メビウス、ダイナ!と、
平成ウルトラ・ファンの大好きなメンバーが、連続登板。
ハヤタ、ダン、ミライ、そしてアスカも登場。

あれから、生きてたんだね、アスカ。よかった~。
ヒビノ・ミライが、ウルトラサインの服で出てるのが、
昭和ファンには、ちょっといい!かも。

レイモンの飼いならしたゴモラと、
セブンのカプセル怪獣達も、前より強くなってて、
両者でばっちり、共同戦線を張ってます。

だから、いつも凶暴!の代名詞だったゴモラが、
今回は、イイ奴!なんですよね~。珍しく。
「ウルトラQ」のリトラまで、出てきます。

ただ、レイモン君は、元ワル宇宙人の遺伝子を持ってるので、
興奮すると、自己制御が、効かなくなるんです。
その時はすご~く、恐いんです・・・!
あれを、素手で止められる(!?)、
ZAPの隊長(なにわのコニタン・小西博之)は、すご~い!です。


そして初登場の、ウルトラマン・ゼロ。

何ていうか、しゃべり方が反抗期、って感じですね~!
力を求めるあまり、一人で暴走してて、
ちょっとグレてて、強がってたところを、いさめられて、
レオとアストラに、空手技の弟子として、預けられてた、って感じです。
最初は自分が、ウルトラセブンの息子さんとは、知らなかったようでね。

初代マン・セブン達のピンチに、
レイモン・ゼロ・ダイナ・ゴモラがかけつけて、大活躍。
ダブル・アイスラッガーが、宙を舞う!
行け、行け!

・・・で、ゼロの母親が、誰なのか?については、
ついに一度も、語られなかったんですよ・・・。
たった一つ、そこだけが不満、なんですけど、ね。

でもその分、父と子の絆が、生まれるあたり・・・。
泣かせてくれるんですよ。


結論。
バトルあるのみと、警戒する前に、
先入観を捨てて、心で、観るべし!


ゼルディア通信、以上。

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  1. 2009/12/15(火) 20:26:47|
  2. 特撮
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怪奇な監督・ミスターX・・・?

竜の、日記。


12日夜、19時より、池ノ上シネマボカン。
<B-SHOT PICTURES>、山岸信行監督特集。
題して、<LET IT B-SHOT PICTURES>上映会。


今回は、怪奇性以外の要素がメインの、
コメディ・シリアス・ファンタジーを取り揃えた、
近年では珍しい?3本立てを楽しめた。  


「荒野のアリス」:
2000年、8ミリフィルム作品の、DVテレシネ版。
カラー、50分。  

過去にトリウッドで上映された時、見逃していた。
風俗嬢アリスと、うり二つ女性・ルルの、怪奇な物語。
二役・三宮映子の、実質的初主演作品。

ひとことでいえば、珍品。
美女・エロティック性・SF・ショックホラー、
ドタバタ・映画技法・ウエスタン・天地創造ファンタジー・モノクロ世界と、
監督の好きそうなものが、
片っ端から、それ、それ!とぶちこまれ、
ごった煮アラカルトで、楽しめる。

8ミリフィルム映写機が、お祈り(?)で、中継キャメラと化したり、
牛や人影が、心象をしゃべったり、
ホラーな実験シーンでの、助手の汗ふき、
ミレニアムな宇宙人?出現等、
漫画チックな自由奔放表現に、皆で、爆笑す。

初期作らしい、ういういしさを感じ取れる、貴重な作品。


「東京冬物語」:
2002年、8ミリフィルム作品の、DVテレシネ版。
モノクロ、16分。

制作当時、中東情勢の悪化で、自衛隊の海外派遣が始まっていたので、
それを反映した、時事的一篇。

駅で久しぶりに、ばったり再会した、若き男女。
男性は今、自衛隊所属。
同僚ともうすぐ、海外の戦地に派遣される、という。

それぞれの友人を誘って、男女4人で、
とある休日、東京見物の一日を過ごす・・・という話。
(東京タワーに、蝋人形館・・・行ったなあ、昔。)

まあ、あの状況ならば大体、
ああいう会話や心象になるだろうなあ、という、
普通にまじめな、市民ドラマ。
軍隊が普通に存在する、他の国々だったなら、
街中で、よくありそうな会話、なんだろうなあ・・・と。

男女それぞれの、内心の声には、
どきっ、とさせられるものも・・・。
関心事のいろんなズレが、相互にあるもので。

普通の男女ドラマとして、静かに観ながらも、
この人達、これから、
世の中の変化とともに、どうなってゆくんだろうな・・・?
という、心配をちょっと、してしまったのだった。
これが、現代日本の光景なり。


「幻影少年銀幕少女」:2009年、最新作。モノクロ・DV、53分。
 
クラシックな怪奇映画の制作にいそしむ、自主映画の男性監督を、
山岸氏自ら、実に楽しそうに、のびのびと演じている。
制作現場の話を自ら、小気味よいエンタメ劇に仕立てていて、愉快痛快。

芸術肌の映画がいいんだ!と見下す、映画館オーナー?女史をも、
偶然の現場ハプニングを利用して、振り回すシーンなど、大笑い。
女優の身の回りで、起きてる出来事を、
つぶさに観察(のぞき見ともいう)するあたりで又、笑わせる。
脚本変更で即座に反映するなど、なかなか、心にくい演出もやる。

常連女優やキャメラマン・スタッフら、彼の映画仲間達も、
馬鹿だな~、腐れ縁、などと言いながらも、
結構面白がりつつ、現場に来て、
なんだかんだと手伝っているのが、ほほえましい。
昔の仲間が、小道具を用意してくれたり。
厳しそうな制作・配給条件はともかく、
仲間に恵まれているという意味では、幸せな監督であろう。

ライティングの工夫をする、ヒゲ姿の男が、ちょっとユーモラス。
なるほど、土中から手が出るシーンって、ああやって撮るのね。
まじで人埋めてたら、そりゃ、大変だもんな・・・。
しかし、家宅不法侵入だけは、いかんだろ~!の声も。


終盤、50年後も映画残ってるかな、観てくれてるかな?という話は、
実際、泣かせてくれるものが、ある・・・。
あんな形で、懐かしき作品群に再会できたら、嬉しいだろうなあ・・・と。
それは、作る側にとっても、ひとつの夢に違いない。
作品は形になって、後世に残るのだから。

昔の映画を、発掘上映してくれる人達がいるのは、大変ありがたいわけだが、
フィルムや映像データの保存状態、
あるいはニュープリントの可否、といった課題が、別にある。
そうしたもろもろの条件を越えて、
今、過去からのいろんな映画が、観れるわれわれ観客は、
いつも、上映会の人々の熱意に、感謝しているのだ・・・。

いい意味で、映画ファン泣かせな、1本。



以上。
  1. 2009/12/13(日) 01:27:37|
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ダジャレで勝負だ・スパルタンX!

秀の、日記。


12月6日、日曜。
どうも、ブログ書きほどには、年賀状の宛名書きが、進まない・・・。

午後、2時半頃より、BABACHOP訪問。

エンタメ系自主映画界の老舗・<B級ランダム>制作作品集、
<ランダム活劇祭>上映会。
1時半の始まりより、1時間ほど遅めに入場す。

大半が、すでに各所で観て、述べている作品なのだが、
老舗ならではの、幅広く愉快な作品集なので、
イイ気分にひたれる。
ここには、その作品名と監督名等を、
ごく手短かに、挙げておこう。


「港の刑事PART3」菅野重保
(「あぶない刑事」調、乾いたユーモア台詞とアクション)

「三匹の刑事」中村幸一
(同上路線の、シリーズ作)

「殴りこみロンリネス」石毛誠
(近代やくざ抗争にことよせた、女刺客人ショー。
 ロッキーする刺青師が、傑作)

「イリーガル小学生」太田文平
(招待上映作品。
 家庭教師と小学生の、マイホームな殺し屋ガンマン!)

「呑むなら庄や」千葉竜吾
(探偵劇仕立ての・・・居酒屋CM)

「魔人カイゼル最後の戦い ヨコハマラブストーリー」有瀬訓晴
(両方のギャップがすごい。
 いっぺんに見れて、お得感あり・・・!)

「RINA」松田繁昭
(80年代・フィルム撮影、
 典型的アイドル?PVシーン集)

「想い」ファニーマナベ
(かわいいあの娘にゃ、男がいるよ。
 ピエロに涙は、いと、かなし。)

「卒業プロト1」近藤裕一郎
(80年代女子短大生トーク劇。
 底値不況の今、観ると、のんきなもんだな~、と。)

「ごちそうして」内海春雄
(男よ、風俗嬢は「ちがうんだ~!」と知ったか!
 女よ、きんげりは、ずるいっ!)

「魔女伝説」中村幸一
(夏の怪奇劇場向け。
 刑事役が、かっこいい。魔女達はこわい・・・。)


さて、ご注目の新作は、2本。

まず、加藤康夫監督の「メイキングオブみらいふ」。

自主映画中の、夫婦役出演交渉に、いかにもありそうな、
軽妙なるアドリブ式再現?ドタバタ劇に、大いに笑う。
さて、制作中の「みらいふ」本編は、
この予告編的作品の面白さを、超えるのだろうか・・・?


そして・・・
有瀬訓晴監督、できたてほやほやの新作、「駅名だじゃれ 初級編」。

神奈川県付近の、JRや私鉄の、駅名表示を背景に、
駅名にひっかけた、だじゃれ入りのコント合戦が、次々と展開。
誰もが恐れて?おいそれとは手を出さなかった、
人にとっては寒~い、ギャグネタが満載・・・。
解説お姉さんの横にいる人形も、メルトダウン!するほど。

だが、見ている内に、皆、じわじわと効いてきて、
しまいには、ゲラゲラ、となる・・・。
70年代の、<なぞなぞブック>を繰って、ひもとく様な、
軽い懐かしさと、可笑しさ。

これは、やりようによっては、
シリーズ化も可能な、鉱脈?にもなりうるのではないか。

あれから、打ち上げから帰って、
翌朝になってからも、
「この駅名でどうかな、これ、できるかな・・・?」などと、
実はまだ、時折、考え続けているのだ・・・。

どうやら小生の中に眠っていた、だじゃれ心も、
少なからぬ刺激を、受けてしまったようだ。
ちょっと、やってみよう。

千葉県篇。


JR総武線・下総中山(しもうさなかやま)駅、
お出掛け一家篇。

「じゃ、みんな、出掛けるぞ~!」
「忘れものは、ないね~?」
「あんた、財布は?」
「あ、しもうた、中や!」「ま~!」


こんなんで、いいんかい?有瀬監督。
もうちょっと、やりましょうか?


JR武蔵野線・市川大野(いちかわおおの)駅。

駅前で、座頭市を発見した、サラリーマンとアメリカ人。
「市か、わっ!」「Oh、No~!」

・・・どうすか?


JR東金線・求名(ぐみょう)駅、女子大生篇。

「あの男の子、どう?」「ぐみょお~(微妙)」


JR内房線・浜金谷(はまかなや)駅 。

駅前で新婚カップルが、指輪を交換。
新郎「・・・あれ、はまらない~!」
新婦「ちょっとぉ、サイズ違うんじゃないの~?」
神父「こりゃあ、ちゃんと、はまっかなや~?」


JR外房線・三門(みかど)駅。
小学生の、会話篇。

「ピアノ、弾ける?」
「鍵盤、覚えてないから・・・」
「どの音なら、弾けるの?」
「ミか、ド・・・」
「少ないね・・・」


小湊鉄道・いすみ鉄道、上総中野(かずさなかの)駅。
旅行客の、会話篇。

「両方終点で、乗り換え駅なのに、無人駅なんだよね」
「連絡する電車の、本数は?」
「1時間から2時間に、1本かな」
「土曜は夕方までで、後は、ゼロ!だって」
「数さァ、無っかのぉ~」


小湊鉄道・養老渓谷(ようろうけいこく)駅 。
山の、じい様篇。

「いかん!そんな装備で、そっちの山道へ入っては、ならねえ!」
「長老警告、だな~」


こりゃいかん、止まらない・・・。
今宵はここまでに、しとうござります。
以上。
  1. 2009/12/07(月) 01:23:30|
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スケバルマンも仰天・正体謎のヒーローX!

ゼルディア通信、宇宙ステーション。


ゼルディア「あ、どうも皆さん、ごぶさたしてます。ゼルディアです!」
スケバルマンA「やあ~、おかえりィ~!」
ゲルゲーゲル「こらああっ!忘れかけてた頃に、突然出てきやがって~!」
       ず~っと、どこ行ってたんだよ!」
ゼル「あ、はい。
   あの後一度、故郷の星まで、ちょっと里帰りがてら、
   健康診断とか、先祖のお墓参りとか、いっぺんに行ってましたもので」
ゲル「墓参りついでで、2か月も行ってるなよ!
   大映ドラマの赤木春恵かよ!もう・・・」

ゲル「(見回して)・・・で、そっちのあんたは、だれだっけ~?」
スケ「おいおい、お前、それも忘れてたのかァ~?」
ミホ「ゼルディアの、地球のお友達の、ミホ、で~す!」
ゲル「ああ~、そういえばこの前の会見場で、司会してたよねえ」
スケA「通信再会の日にも、来てたじゃないかよ~!」
ゲル「出番少ねえから、つい忘れてたよ・・・やれやれ、思い出したな」
ミホ「ありがとうございます。やっと、出番ですよ~!」

ゼル「ところで、年末年始は、
   ウルトラマンと仮面ライダーの、お正月映画が、ダブルで来ますね~!」
スケA「これは、うれしいよな~!快挙だよ~」

ゼル「ではまず、ウルトラマン映画のニュースから、いってみましょうか?」
ゲル「<ウルトラギャラクシー>シリーズの延長上の世界に、なってるらしいな。
   ディケイドの、世界融合みたいな設定で・・・」
ゼロ・エックス(0X)[あ、あのカードバトルのゴモラと、
            ニューヒーロー・レイモンと、
            宇宙のZAPチームが、主役のやつね~」
ガルス「一応、過去シリーズとも、
    みんなつながるようには、なってるみたいっすね~」

スケA「で、新ウルトラマンが、出るらしいね?」
ゲル「悪のウルトラマン、いかにも凶悪そうな、エイリアン姿の、
   ウルトラマン・べリアルだぜ・・・!フフフフフ」

ゼロ「それと、メビウス以来のルーキー、ウルトラマン・ゼロ、だね~」
ミホ「雑誌や予告篇見て、びっくりしましたよ~!
   ウルトラセブンの、実の息子さん、だそうですね・・・!!」
ゼル「しかも、レオとアストラの、お弟子さんだとか・・・」
ガル「頭にアイスラッガ-、2つ付いてるっすね~。
   頭の形がレオに、似て見えるかも・・・」

スケA「(知らなかった様子)・・・え、ええええええ~っ!?
   ・・・い、いったい、ウルトラセブンさんは、
    いつの間に、子供を・・・?!誰とォ?!どうやってェ~?!
    アンヌさんは、承知なのか~!?う、うわわわわわわわ~ッ!!(よろける)」
ガル・ゼロ「せ、先輩っ!どうしたんですかっ?!」
ゲル「お、おい!どうした、大丈夫かスケバルマン!?しっかりしろい!」

スケA「(はっとして)・・・あ、あれ、あたしどうしたんだ?
    ここはどこ、私はだれ~?」
ゲル「何、大映ショック受けてんだよ!アスカル!」
スケA「いや、あまりのことにさ・・・びっくりしちゃってさ~」
ガル「芸能人ワイドじゃ、ないんすから!」
ゼロ「セブンもいい歳なんだし、妻や息子居ても、不思議じゃないでしょ~」
ゲル「初恋の想い出って奴だよ、ダンとアンヌの、あの時代はさ・・?な?」
ガル「この前の映画では、平行世界だったんで、結婚してたっすけどね~」

スケA「で、でもさァ、やっぱ気になるじゃん!?
    セブンとゼロが、どういう、親子の成り立ち方なのかが・・・さ」
ゲル「うん、まあ、確かにな。映画で明らかになるじゃないの?」
ゼル「これは、やはり見逃せませんねえ~?」

ゼロ「今回も、オールド・ファンの賛否両論は、必須だな~」
ミホ「なんで8でエイトとか、77でダブル・セブン、とかじゃないのかな~?」
スケA「何で隠してたんだ!釈明記者会見開けえ~!セブンっ!」
ゼル「いや、ファンなんだから、むしろ喜ぶべきかとも・・・?」
ガル「ひし美ゆり子さんのコメントが、訊きたいっすね~」
ゲル「あのな、そっちは報道待ちで今、おいといてさ~!
   次、いくぞ~!と」


スケA「(やっと落ち着いて)・・・さ、さて、もう一方の横綱、
   仮面ライダー映画についても、触れとかないと、ねえ?」
ゼル「主なニュースとしては、まず、
   TVで未完状態の、ディケイドの完結編?を、
   映画でやるらしい、ということですね」

スケA「全然収拾の付いてない、わやくちゃな進行状態で、
    唐突に話を、打ち切ったもんなア!」
ゼロ「あの時期まで放映するのは決まってたんだから、確信犯とはいえ、
   せめて何か、区切りをつけてから、
   2本目の映画に、移ってほしかったよねえ・・・」
ガル「で、その後の話を、映画でやって、
   ようやく大ショッカーとの決着がつくのでは、と」
スケA「あれがちゃんと、おさまり、つくのかなあ?
    まだ、心配だよ~」

ゼル「で、ここで第二のニュース。なんと、女性ライダーが2人、出ます!」
スケA「えっ、2人も?どんなのが~?」

ゼル「実はですね 、ついに・・・
   二代目・電波人間タックルが!出ます!」
スケA「わ!それできたかァ。
    ストロンガーの助手だった、テントウ虫ちゃん、だねえ」
ゼル「でも今回の二代目は、ディケイドに付いていく、らしいですよ」
ガル「え、でも門矢ディケイド君には、二代目クウガ君と、
    ヒロインの夏ミカンさんが、いるじゃん?」

ゼル「いえ、それがですね・・・
   その夏ミカンさんが、ついに、変身!するんですよ~」
スケA「へえ、ついにやったか~!」
ゼロ「何かずっと、自分も変身したそうな、感じだったもんなあ。あの子」

ガル「その夏ミカンちゃんが、電波人間タックルに、なるんすか?」
ゼル「いえ、夏ミカンさんは、ライダー・キバーラ、というのになるそうです」
ゲル「あ~、何となく見えてきた。
   各世界移動の旅に同行してた、白いコウモリの力だな・・・?」
ゼル「おそらく。彼女とは別な人が、タックルになる模様、ですね」

ゼロ「レディ・ライダーが2人か。それだけでも珍しいな~」
ミホ「あれ、たしかライダーには、数えてなかったですよね~?タックルは・・・?」
スケA「もう、入れてもいいんじゃないかな~?ねえ?
   ライダーマンみたいに、さ!」

ゼル「大ショッカー側にも、二代目<蜂女>が、出るそうで・・・」
ゲル「あいつまで、引っ張り出したのかよ・・・懐かしすぎるぜ!」

ゼル「で、第3に、ですね・・・
   ライダーW(ダブル)の主役、
   探偵コンビの、過去の話が、明らかになるそうなんです」
ミホ「過去の話、って?」
ゼロ「・・・あ、第1話で死んだ、探偵事務所長のおやっさんの話とか?」
ゼル「そう、ヒロインの新所長は、
   お父さんの消えた理由を、よく知らないまま、
   大阪から風都(フウト)の街にやってきて、新所長に着任したんですよ」
スケA「予告篇に出てる、吉川晃司さんも、気になるよね・・・!」

ゼロ「それとやっぱり、どうして主役のコンビは、
   ライダ-W変身!の能力を得たか?って謎が、ありましたよね~」
ガル「そう、そこっすよ!どこで変身用のガイアメモリー、手に入ったのか?」

ゲル「ドーパント(怪人)一家の経営する、大会社の、
   セールスマンが売ってるのを、買ったとか・・・?」
ゼロ「でも、あいつらの売ってるメモリーは、
 買った普通の人間が、ドーパント体質に変身するための、ツールでしょ?」
スケA「そう、それをライダーWが退治したり、元の人間に戻させたりしてる・・・」
ゲル「ライダー用のメモリーは、怪人用のとは別に、売ってるのかな?」
ゼロ「ファイズやカイザのベルトみたいに、誰かから、ゆずられたか・・・?」
ガル「龍騎のカードみたいに、どっかで偶然、拾ったとか・・・?」
ミホ「どうやらその辺のきっかけに、映画のテーマがありそうですね・・・と」


スケA「と、まあ、大体の劇場版予想は、こうなったけどな~」
ゼル「そして、すべては今放映中の、
   <ライダーW>の世界へとつなぐ、のでしょうか・・・?」

スケA「でしょうか、って~?ばかに自信無さげだねえ?」
ゼル「いえ、それがですね・・・いくら調べても、よく、わからないんですよ~」
ゲル「何がだ?」
ゼル「これが1本の映画なのか、それとも、
途中がブリッジでつながれた、2本の映画、なのか・・・?
ということが、宣伝でも、いまだにあいまい、なんですよね」

ガル「はァ?1本の映画じゃないのォ?
    2本ッぽく見せかけといて、実はもともと1本の、
    融合世界でお得、てやつっすよねえ~?当然っしょ~」
ゼロ「いや、そう見せかけてて実は、
   2本の短い映画を並べてて、
   休憩なしで、続けてやるからお得、なんだろ~?」
ガル「お前は、だまされてるんだッ!これは1本なんだ~ッ!!」
ゼロ「だまされてるのは、お前だッ!これは、2本だ~ッ!!」
スケ「ま、ま、ま、2人とも落ち着いて・・・」
ゲル「よしよしよしよし、どうどうどうどう~!」
ゼル「こちらの謎も、公開待ち、ですねえ・・・」


ミホ「あ、それでですね。
  あの~、ゼルディアさんには、
  この場でちょっと、訊いていいものかどうか、あれなんですけど・・・」
ゼル「え、なんですか?」

ミホ「その後も、<レスキューファイアー>は、観てるんですか?」
スケA「あ!ち、ちょっと待てよ~!その話は・・・」
ゼル「いいの、大丈夫だから。はい、たまに観てますよ~」
ミホ「幹部が変わっても、あいかわらず、
   ジャカンジャ達は、ひどいことしてるわね~!」
ゼル「でも、5人になったチームは、やっとまとまってきたし、
   お料理係のタマちゃんや、科学者親子の活躍が増えたから、
   以前よりは大分、雰囲気が明るくなりましたよね」
スケA「・・・ほっ。やれやれ・・・!」

ミホ「ところで、あれって、
   映画化の話、ありませんよねえ?全然・・・」
ゼル「あ、そういえば、無いですねえ?」
ミホ「レスキューフォースは、ちゃんとあったのに・・・ねえ?」
ゼル「どうしてかしら、ねえ・・・?」
スケA「こどもに人気が、ないのかねえ?」
ミホ「ううん、そうでもないと、思うけど?」
ゲル「じゃ、予算が、ないのかねえ?」
スケA「始めから、予定してなかったのかも、しんないなあ・・・。
    クウガも、映画無かったし・・・ねえ?」

ゼル「ゴーオンジャーとシンケンジャーの共演企画は、
   来年1月中に劇場で、やるみたいですね」
スケA「今年の1月下旬、空き番組の埋めで、戦隊共演作やったのが、
入り、よかったからだろうね~」
ガル「これから、定番化しそうっすね~!」


一同「・・・そんじゃ、まったねェ~!」


公開時期篇に、つづく? [スケバルマンも仰天・正体謎のヒーローX!]の続きを読む
  1. 2009/12/06(日) 11:26:16|
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介入のXデー・口八丁手八丁

マーキュロ・クロームの、日記。


やあ、諸君、しばらくだね~。

なかなか、神出鬼没とはいかねえが。
年末多忙の、合間を縫って、
只今、わずかながらも、
まったく久々の、名画座的連続体験中、な~り。
ほんじゃ、ちょ~っとだけ、いってみよ~かな?


12月4日・金曜、夜。
シネマヴェ-ラ渋谷に、<山城新伍とその時代>特集、訪問。


まずは、晩年の監督・主演作、
「本日もまたまた休診なり」を、途中より拝見。
2000年・松竹京都映画、105分。

おそらく映画としての下地は、
松竹のクラシック名作、「本日休診」だろう。
昔、東銀座の銀座松竹(東劇の向かいに建っていた、松竹セントラル。のち閉館)にあった、
松竹シネサロン、というスクリーンで、そちらは観ていた。
若き日の三国連太郎が、兵隊当時の意識のまま、
戦後を生きている男を、ユーモラスに演じているのを、強烈に覚えている。

さて、今宵は、それを彷彿とさせる、人情医療逸話集映画。
スクリーンに大写しになった、故・山城氏の御姿に、
思わず、合掌す。

父君がモデルの、終戦後の京都に住まう町医者を演じる、山城本人。
とにかく四六時中、よく働き、手術する。
世間の平等思想なんておためごかし、不平等だから人は努力するんだ、
と息子をしかる、厳しい面もあったが、
日頃は結構くだけた、人当たりの良い性格だったようだ。

落語の「寝床」みたいな、暗唱?趣味につきあわされて、
常連患者が逃げ出すシーンには、ちょっと笑った。
ありそうな話だな~。

自分もいつかは、こうやって父親の事を、
回想する日が、来るんだろうな・・・。
などと、一時感慨に、ふけってしまった。


この夜の同時上映は、
「札幌・横浜・名古屋・雄琴・博多 トルコ渡り鳥」:
1975年・東映・82分。関本郁夫監督。
ありがたくも、ニュープリント。

トルコの国からの、抗議(!)があったためために、
ソープランド、と改称される、ずっと前頃の、
風俗ルポ&の合間の、小芝居。
(TVの「探偵物語」やってた、1979~80年頃までは、
世間では普通の、呼称だったけどな・・・の声)

風俗嬢役・芹明香と、ヒモ役の男優が、
何とも、貧弱な印象で・・・。困った。
犬を失くすあたりでは、二人が何とも、気の毒に思えた。

ドキュメンタリー&再現?部分の、ぬめぬめした感じは、
ぼ~っと眺めてると、ちょいとナンセンス、ユーモラスですらあって。
泡だらけのシーンや、変なコスプレ芝居など、ちょっと笑ってしまう。

テンポがだらだらなのが、ちと、かったるいのだが・・・。
裏方側の苦労話が、音声で入っていたり、
まあ、今やかなり、貴重な記録?となった。


12月5日・土曜午後。
ラピュタ阿佐ヶ谷、<俳優 佐藤慶>特集・最終日。

途中より雨降りしきる、寒い日ではあったが、
例の如く、邦画発掘大好き!な老若男女ファンで、大いに賑わっていた。
2本拝見。

「鬼の棲む館」:
1969(昭和44)年、大映京都、カラー76分。
三隅研次監督。

どことなく、「羅生門」とよく似た山地風景。
ロケ地が近いのか?

高橋秀子の気まじめな正妻も、好演だが。
ごちそうは、やはり・・・新珠三千代。
由縁ある男達は、皆、
この鬼女・・・いや、二面性女の色香に、
勝新太郎の盗賊も、佐藤慶の高野山僧侶も。
・・・こ、こわいっ!うれしいけど、こわいっ!


「日本の悪霊」:
1970年・日本ATG他、白黒、97分。
黒木和雄監督。

一応、地方のワル組織二組と、地元警察の抗争劇に、
中央から来た刑事と、学生運動挫折派のインテリやくざが来て、
町の過去といざこざに二人がからむ、という、よくある筋立てだが。

この二人を、同じ佐藤慶が演じる。
観ている内に、二人が頻繁に入れ替わるため、
あれ、今、どっち?と、焦らされ始める。
だんだん、役割上の演じ分けすら、故意にあいまいにされてゆき、
それぞれの過去をひきずる、ドラマ内容とあいまって、
「嘘なんだ・・・」「どうでもいいさ・・・」の台詞が、
じわじわと、こちら側にも染みてくる。

何しろそこは、ドキュメンタリー畑出身の黒木監督、
東映系侠客映画とはかなり、色合いの違う映画に仕上げている。

まず、子分達の台詞を、いきなりセミ・ドキュメンタリー・タッチの噂話音声に。

途中何度も、本筋の役とはほとんど関係なく、
時には、これが撮影中である頃すら、周囲にばらしつつ、
PV調に持ち歌を歌う、フォーク歌手・岡林信康。

別な人物が、似合わぬ?フォークを歌うシーンでは、
客席に笑いが、起きていた。

終盤、事件もみ消しや、合併リストラが出るあたりは、
今の世の中もまったく、一緒だよなあ・・・と、嘆息す。
しかし、殴りこみの場所が、あそことは・・・!いいんだろうか?
当時の子役たちは今、俺達くらいの歳なんだろうなあ、などと、感慨。


同日夜21時、
最早すっかり、大井&自由が丘武蔵野館の、
よみがえりプログラム!と化している、
銀座シネパトスの、レイトショー。
女優・ひし美ゆり子特集の、真っ最中。

「ウルトラセブン」・アンヌ隊員役以降は、
東映系映画のお色気役や、TVの「プレイガール」等で、大活躍。
亀有名画座でも、トークショーでいらした事がある。
今や、懐かしい。


今宵は、松竹の東活系ピンク、
小林悟監督、「鏡の中の野心」。
1972年、96分。

ノーゲストの日にもかかわらず、
四十・五十代の男性ファンが、多く来場していた。義理がたい。
少ないが女性客の姿も、ちらほら。
これも、随分、久しぶりだなあ。
大井武蔵野館レイトあたり、だったっけ?

主演は、スケコマシ名人役なら、この人!という位、
ヒモ・婦女誘拐犯・詐欺師・いかさま師役等で、
東映系スケバン映画・ポルノ映画などによく出ていた、
歌手・荒木一郎。

いわば、それらの集大成的!作品。
今回も温泉ツアーで、カモを探して、
美女達をたらしこみ、まめに情報集め。
美容師ブランド界の、テナント争奪戦に割り込んで、ひと儲けたくらむ。

いい女や、美容学校の幹部達を、だまして演じきる。
一見、ぬぼ~っとしてるけど、知恵者なんで、
皆、コロッと、してやられちゃうんだな。
まさに、根っからの嘘つき性分、推理力も抜群、天性の詐欺師男。
もう、まるっきり、初期原作の「ルパン三世」そのもの!なのだ。

ひし美さん、節目節目で登場、
あけっぴろげなシーンでは、のびのびと。
で、漁夫の利を得る、しっかり者。
まるで不二子ちゃ~ん!だったねえ。

原作者で歌手・女優の、
初期「プレイガール」・戸川昌子女史も、ゲスト出演。うれしいぜ!

筋も愉快でスイスイ、軽快に進むし、
俺達より年上おっさん向きのが多い、小林悟監督のお色気映画としては、
まあ、結構いい出来なんじゃねえか?と。


じゃ、ま~た会おうな~!



以上。 [介入のXデー・口八丁手八丁]の続きを読む
  1. 2009/12/06(日) 01:07:36|
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エンドレス・レイン・・・X

主水日記。


12月1日。
とうとう、今年も一か月を切った。

今年の冬、関東の長期予報は、
暖冬だが雨が多い、との事。
やっぱり、濡れてあまり寒いのは、いやだな・・・と。


千葉テレビの午後2時・「銭形平次」も、そろそろ終わりだが。
構わず?小生は、火曜夜8時の、「必殺仕事人V旋風篇」。

今週は、あの、問題の回・・・。
「主水、バースになる」の巻。

この回、二つの事件が、同時進行する。

一方は、百軒長屋の婚礼の帰りに、
主水が忍者集団に取り囲まれ、さらわれる!事件。

さらわれた先は、何と、
上様の極秘依頼!で向かった、
江戸からはるか遠い、薩摩の地・・・。

藩内の土地に、主水がある物を、埋めに行く羽目に。
準長期の監禁・逗留で、ひげぼうぼうになる、主水。
無事に戻れば、与力への精進が待っている、というのだが。

(それ、忍者がやればいいじゃん!の声・・・)
(あ、でも薩摩飛脚は、帰ってこない、っていうからな、
 それで代役を・・・?の声)

その頃、留守宅は、閉門状態に。
主人の失踪に大慌てする、せんとりつ。


で、もう一方の事件は、
最初の婚礼夫婦の、若妻が、受難。

かつて夜盗に全滅させられた、大商人の娘だったのだが、
よりによって、その夜盗の仲間に見つかって、
真っ昼間から、刺殺される事件が発生。

その新興長屋の土地には、造成前に、
夜盗たちが商店から奪った大金が、埋められていて、
それを調べに来た連中に、新妻は、出くわしてしまったのだった。
(で、できすぎだあ~!の声)

今や彼らは、表で大商人一味と化し、
出世に金が必要な、某高級役人と結託していた・・・。


これら両方の、事件展開が、
共通の関係者が一応、いるのにもかかわらず、
まるっきり、本質的にからんでこない・・・という、
奇妙な分裂現象を起こしている。

しかも、こういう事態になりながら、
仕事人チーム一同は、
「下手に動いたら、やばい・・・」と言って、
まったく、主水の行方を探しにゆく様子が、ない。
さすが、用心深い、一匹狼の集まり・・・。

やがて、被害者の夫の訴えを受けて、
やむなく主水抜きで、
お玉・政・銀平・順之助が、
恒例の仇討ち仕事に、向かう。

そこであろうことか、政が、
標的の屋敷で、ばったり出くわしたのが、
江戸に戻っていた、主水!あれあれ!

そこまでの事情を全く、知らぬはずの主水だったが、
一瞬で、状況を把握?したのか、
たちまち、いつもの加勢に。早い。
普段なんだかんだ言ってて、その実、
よほど政の事を、信頼していたらしいね・・・と。

何ともはや、ラストに至るまで、超強引な、展開であった。
ま、それなりに面白いんだけど。

他の回でも、主水の昔の女(中村メイコ)と子供(!)登場、
真っ昼間からの、大名行列襲撃、
英語を話す(!?)オランダ商館長の娘(マリアン)など、
結構、驚きの展開が多かったりする、<旋風篇>シリーズであった。

以上。



付記:

*解説*

初放映時の、少し後で知ったのだが、
この回を撮影当時、主水役の藤田まこと氏は、
「その男、ゾルバ」なる舞台の、名古屋公演中で、
京都の撮影所との間を、往復する日々だった。

舞台では生ひげを生やしていないと、いけない役だったので、
相当する週の、「必殺」サイドでは、スケジュール上、
髯を伸ばした状態のシーンを、
他のシーンとは別に、撮れるようにセッティングしていた模様。
つまり、他のレギュラーとのからみを、最小限にするための配慮とみられる。

ちなみに当時、バースという、
ヒゲを生やした外国人野球選手がいたのが、サブタイトルの由縁。 



  1. 2009/12/01(火) 23:26:22|
  2. 時代劇
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