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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

晩秋 ・大河の落城を見る・・・

主水日記。

実写版「サザエさん」、まあまあかな・・・と、つぶやきながら、
大河ドラマ「天地人」に、チャンネルを合わせる。

ひ、ひどい・・。
何なんだ、このむちゃくちゃな、省略法描写は。
とても、大河ドラマとは思えない、衰弱ぶりだ。
「風林火山」の頃から、気になってはいたのだが、
これは、やりすぎ。

駿府城で、憎ったらしい家康に、
お諫めと言う名目の、いやみ?を言う兼継の、
二カッとした表情は、ちょっと笑えたけども。
心情をぶつけあうシーンの間が、どこもやたら長くて、
全体が、だらだらしている。

その分、大阪冬の陣・夏の陣が、合戦シーン、大幅カット。
たった、あれだけかよ~!
いくらなんでも、少なすぎだ。
立派なCG大阪城とのギャップが、ありすぎる。
(もう予算が無いのか?の声)
(「坂の上の雲」に全部、予算と人手を回したのか・・・?の声も)

おまけに、千姫を救助した人物が、伝承と違ってしまってる。
それは、兼継の仕業じゃ、ないだろ~!と、突っ込みを入れてしまった。

「義」「愛」「慈悲」を、しばしば口にしてきた、
上杉景勝・直江兼継コンビが、
家康の軍門に下って、米沢に転封され、
泣く泣く豊臣家を、見捨てたのはわかるが。
この台本では、もはや兼継が、
単なる当てつけ屋の、小姑みたいな印象になる・・・。

この有り様では、前年の「篤姫」や、
TBS系の、タイムスリップ幕末医学者ドラマ・「JIN -仁-」や、
教育テレビの、「N響」の大河OP音楽コンサート(一部VTR付き!)のほうが、
まだ、番組としてずっと、ちゃんとしているのではないか・・・。

「坂の上の雲」の後には、「竜馬」が来るらしいが。
もうちょっと、大河らしいのを、お願いしたいものだ・・・。
・・・って、俺も、小姑みたいか?


以上。



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  1. 2009/11/16(月) 01:29:15|
  2. 時代劇
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