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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

秋・ 過ぎし季節に・・・

三味線屋の、日記。


その後、映画館まで行って観た一般映画は、数少ない・・・。

平日に三軒茶屋まで、未見だった「蟹工船」を見に行ったら、
見慣れない自動販売機が。ちょっと焦る。
でも、券切りはなぜか今も、手動。大人1100円。

同時上映の、途中から観た「エンブレス~運命の戦い~」が、
思わぬ拾いものの、中国戦国時代劇、娯楽大作。

勇猛果敢な姫の甲冑アクション、
森林内で、剣と剣がぶつかり、鳴り響く。
旧・JACを思い起こす、小気味よい殺陣。

ロマンス・シーンに、気球が出てくるのが面白い。
空中でも、もっと殺陣の見せ場を作れそうだ。

政変を食らった、王家の将軍兄貴、
弁慶のごとく、ねばる、ねばる。熱演賞。


「蟹工船」は、若手・中堅注目俳優、大挙満載状態。
背の高い、揃いの作業服集団、
今にも、MTVで「スリラー」踊りそう。
「ぴあ」誌上で、今にも踊りだしそう、と言っていた訳がわかったぜ。フッ・・・。

「お前、馬鹿じゃねえか?」てな調子に低い声で、
周囲を翻弄する松田龍平が、
どうしても、亡きお父っつぁんに見えて、仕方がないんだ・・・!
首つりの景など、まさにあの感じで。

海軍が見張ってる中で、
生まれ変わるか、反乱始めるかしかないのって、まさしく命がけ。
観てるほうも、結構緊張するよ。
恐い番人達が、もう2、3人出てくりゃ、もっとリアルなんだけどな・・・。

さあこれからって時に、五分咲き位で寸止め、って感じなんで、残念な気が。
どうせなら「浪人街」並みに、暴れちまえ~!だよな。
米問屋へ打ちこわしに、行く位に、な・・・?


空いた時間に、シネマヴェーラの東宝青春映画特集を、数本観た。

前の土曜だったか、
恩地日出夫監督の名作「俺たちの荒野」を、
新文芸坐以来で観て、
台詞の少ない後半には、またも、じわ~っ、となっちまった。

後の2本は・・・金曜に。

1本目、「街に泉があった」。

歌手の三田明が弟、黒沢年男が兄で、
未亡人になった母親と上京、
長兄夫婦に遠慮して、工場街の下宿に別居。
次男と三男の兄弟で、酒井和歌子のハートを争う。

酒井の顔が、キラキラ回転、
時折、急にPV化。
若き前田美波里は、日焼けした金持ちお嬢、
ゴーゴー踊って、遊んでるぜ・・・フン。

人情家庭、プラス青春もの。
割と、のどかなお話。


後1本が、愛称デコスケ・おちゃめな内藤洋子の、
「育ちざかり」、だった。

大学演劇部の黒沢年男と、十朱幸代の姉貴の仲を、気にかけつつ、
まあ、今観りゃ、可愛いもんさ。

しかし、この洋子って高2娘の、一般論ってやつの言うことにゃ、
男は10代がガキ、20代がお兄さん、
30代がじじいで、40代がスポンサー、なんだとさ・・・。

するってぇと何かい、俺らは、スポンサーなんかい?
まったく、厳しいぜ。フッ。
姉貴の旦那と鉢合わせする所は、大笑いだったぜ!
やれやれ、だな~。


以上。
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  1. 2009/11/07(土) 00:51:37|
  2. 劇場用映画
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