梅安の、日記。
木曜・平日、
ノーゲストにもかかわらず、
シネコンは、親子連れや、若き男女らで、結構にぎわっていた・・・。
さすが、世界的アーティストのファンは、違う。
水曜から全世界公開されたばかりの、
「マイケル・ジャクソン/THIS IS IT」を観て、
充足感と、もどかしさとを、同時に味わった。
これは勿論、今となっては、大変貴重な記録映像になったのだが。
しかしこれはあくまでも、ステージの準備段階であり、
本番の映像では、ない。
マイケルが一曲、歌い終わったところで、
思わず拍手したくなる、と思いかけるや、
その一歩手前で、本人や演出家、スタッフらによる、
問題点の指摘や、プラン変更案の話が始まるため、
あ、となって乗り損ね、
感銘はその都度いちいち、中断させられてしまうのだ・・・。
だから、観ていてとても、もどかしくなる。
ああ、これがもし、本番のステージ記録だったら・・・と。
本人が画面中で言っている通り、
現実を忘れるような、ステージになっていたことだろうな・・・などと。
だが、それはもう、実現されないのだ・・・。
アクティブなミュージカル舞台のすばらしさや、
森林伐採抑止のメッセージ等は、
CG合成入りの画面(ボギー!)とともに、間違いなく伝わってくるし、
マイケルとの練習体験を、心から喜んでいる、
若手のダンサーや、ミュージシャン達の表情を観ているだけに、
なおさら、こうしたもどかしさは、募るのだった・・・。
「スリラー」のイメージ・シーンで、ミイラ男のアップに、
幼児たちの奇声があがったのが、
ちょっぴり、微笑ましかったりする。
上映終了後、
自然と皆とともに、拍手をしたのだった。
以上。
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- 2009/10/29(木) 23:38:33|
- 劇場用映画
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