半兵衛の、ぼやき 。
追悼。
南田洋子さん、逝去。
(亡くなる直前ごろ、TBSの番組で、
日活映画時代からの、長門裕之さんとの馴れ初めと騒動を、おさらいした。
大体、わかった・・・。
芯の強い、旦那さんをよく把握した、奥さんだったのね・・・と。
介護問題は、どの世代も、他人ごとではないのう・・・。)
「ラブユー東京」の、ロス・プリモスの森氏、逝去。
(70年代、漫才師てんや・わんやが司会の、家族対抗歌合戦番組で、
「うさぎさんチーム、どうぞ~!」っていうと、
またこれか~!という位、頻繁に歌われていたなあ。
それだけ、世のお父さん達に、好まれていた歌なんだな・・・)
黒沢明映画の美術監督・村木与四郎氏、逝去。
(そういえば、スタッフ名によく出ていたのう・・・。)
三遊亭円楽師匠、逝去・・・。
(土曜の朝、日テレで、
三波伸介が司会時代の、「笑点」映像が、流れていた。
木久蔵もこん平も、座布団運びの時期が、やっぱりあったのだねえ・・・。
松崎まことも、山田さんも居ない頃。)
各氏の業績をしのびつつ、合掌。
BS2で、月・火・水、緒形拳特集。
津川雅彦氏・中井貴一氏と山本晋也監督のトークや、
いしだあゆみの、インタビュー、コメント等が付いていた。
中井貴一氏が、「風のガーデン」(フジ系)共演時のエピソードで、
「あの人は、演じていないように、演じようとしていた・・・」と語っていた。
つまりは、芝居の中でのリアリズム、という事なのだろう。
「これ絶対、お前の代表作になるから」、って言われてたのに、
亡くなった緒形さんの、代表作になっちゃった、緒形さんずるいよ・・・
とのトークには、山本監督ともども、こちらも大笑いした。
月曜、80年代のNHKスペシャルドラマ、「破獄」。
以前、深夜に一度、追悼放送している。
入獄しては脱獄し、同じ刑務官?と再会してきた男の半生を、淡々と描く。
「必殺仕掛人」以来、共演の多いという、緒形・津川コンビが、
髪の黒い時期に、撮ったドラマ。若々しい。
脇の俳優陣も、いかにも昭和の親父顔、というのが多く残っていて、いい。
今のTVドラマの俳優は、何だか、
つるりとした感しの人が、多いような気もするのだが・・・。
めぐりあい、殴りあい、つかみあいのシーンは、迫真。
トークによると、<それらしく演じてみせる>主義の津川氏を、
緒形氏は本当に、殴って演じてしまったため、
直後のつかみあいシーンは、マジに近くなった、らしい・・・。
終盤、老けメークのツーショットが、すごい・・・。
まだ老齢じゃないんだよね、あの頃は。
火曜、晩年の一人舞台、「白野」を放送。
何しろ、新国劇の人ですから。
シラノ・ド・ベルジュックの、幕末会津藩士版。
ちと長いんだが、生舞台ならずとも、
その迫力は大いに、感じ取れる。
ユーモアのある台詞部分では、お客さんにウケていた。
終わりのほうではさすがに、汗をかいていた・・・。
水曜が、奥田英二監督映画、「長い散歩」。
渋谷に来た時、見逃していた。
緒形氏の老人が、
のんべの母親(高岡早紀!)に虐待されていた、幼い娘を、
救い出す、といって連れ出し、2人で旅して回り、
奥田刑事が、追う・・・。
(似たような事件、どっかであったような・・・?の声)
ラストのあれは、どう解釈すればいいんだろう。
幽霊なのか、幻なのか?
今夜は秋風が、身にしみそうだのう・・・などと。
以上。
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- 2009/10/31(土) 00:56:22|
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梅安の、日記。
木曜・平日、
ノーゲストにもかかわらず、
シネコンは、親子連れや、若き男女らで、結構にぎわっていた・・・。
さすが、世界的アーティストのファンは、違う。
水曜から全世界公開されたばかりの、
「マイケル・ジャクソン/THIS IS IT」を観て、
充足感と、もどかしさとを、同時に味わった。
これは勿論、今となっては、大変貴重な記録映像になったのだが。
しかしこれはあくまでも、ステージの準備段階であり、
本番の映像では、ない。
マイケルが一曲、歌い終わったところで、
思わず拍手したくなる、と思いかけるや、
その一歩手前で、本人や演出家、スタッフらによる、
問題点の指摘や、プラン変更案の話が始まるため、
あ、となって乗り損ね、
感銘はその都度いちいち、中断させられてしまうのだ・・・。
だから、観ていてとても、もどかしくなる。
ああ、これがもし、本番のステージ記録だったら・・・と。
本人が画面中で言っている通り、
現実を忘れるような、ステージになっていたことだろうな・・・などと。
だが、それはもう、実現されないのだ・・・。
アクティブなミュージカル舞台のすばらしさや、
森林伐採抑止のメッセージ等は、
CG合成入りの画面(ボギー!)とともに、間違いなく伝わってくるし、
マイケルとの練習体験を、心から喜んでいる、
若手のダンサーや、ミュージシャン達の表情を観ているだけに、
なおさら、こうしたもどかしさは、募るのだった・・・。
「スリラー」のイメージ・シーンで、ミイラ男のアップに、
幼児たちの奇声があがったのが、
ちょっぴり、微笑ましかったりする。
上映終了後、
自然と皆とともに、拍手をしたのだった。
以上。
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- 2009/10/29(木) 23:38:33|
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参の、日記。
おどろきの、ニュース。
出版不況、雑誌低迷、休刊ラッシュの中・・・。
えっ!「小学五年生」・「小学六年生」まで、
今年度までで休刊、だって!?
「四年生」までは、継続するらしいけど・・・。
あの、「オバQ」「ウメ星デンカ」「ドラえもん」や、
ニャロメや、ムロタニつねぞう・益子かつみ漫画や、
ウルトラマンAの放送情報が載ってた、
小学館の、学習雑誌シリーズが?
高学年のが、終わるの・・・?
俺たち、あれと学研の科学・学習シリーズで、育ったのに~!!
まあ、コナン以降の今のは、知らんけど。
たしかに今は、
子どもでも、携帯メール・ネット検索が、あたり前の社会だし、
男女間でも、多分嗜好が、変化してるんだろうし。
月刊誌で、学年別の輪切りだけじゃ、
もう、時代性網羅には、合わないのかな、と。
向学心の出る、新しい学習雑誌を、創刊予定だとか。
どうなるんだろうね・・・?
と、それだけ。
[読書の秋、しかし・・・]の続きを読む
- 2009/10/26(月) 22:16:45|
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政の、日記。
実は土曜の夜、渋谷のユーロスペースにも寄り、
同じ建物内の、シアターTSUTAYAのレイトショーにも、寄っていた。
「ストイックガール 完全版」初日 。
当日券、1800円。
客席は、子役・レスラー・バトラー役をはじめ、
シネマ制作ファミリー、という雰囲気で、やや内輪感あり。
怪しい組織と、刑事達の対決に、
闇の異種格闘技と、学園コメディ-とをからめた、
バトル・アクション中編。
最初より、組織潜入を感づかれた刑事達が、
たちまち、格闘慣れした男女らにいたぶられ、
一人が刺され、窓にもたれながら、死んでいく・・・。
いかにも調子づいていそうな、アメリカンな感じの組織のボスが、
部下男女や、バトラーの仲介役らに、指示を与える。
「もっと強いの、いねえの?」と。
かくて、仲介役の青年が、
妹には内緒で、表の異種格闘技で日銭を稼ぐ、
主役ヒロインに目をつけ、スカウトにかかる・・・。
パン食と登校で、コントのごとき名コンビ?ぶりを見せつける、
主役ヒロインと、妹の姉妹愛描写が、
ひとつの芯になっているのが、ドラマとしてはなかなか、いい。
学園内の、軽いドタバタ部分は、
まあ、じつにのんきな、平和な世界で、ユーモラス。
ここら辺、実質まるっきり、本筋にはからまない。
この学園パートでは、柳原加奈子?みたいなお姉ちゃんが、
男子達を翻弄する存在感で、大いに、点を稼いでいる。
メインはやはり、大金の懸かった、
ネット中継の、バトル・トーナメント。
男女混合戦で、プロレス、空手、ムエタイ・・・と、
まるで「Gメン’75」の、香港ロケ篇再現のごとし。
フランケンみたいな格闘家?は、もしや、監督自身では・・・?
しかし、バトルに夢中とはいえ、頂上戦の途中まで、
プレイヤーが互いに、敵の正体に気付かないのは、
あまりにも両名、鈍い!ような気が・・・。
フード以外にも、両者がルチャ・マスクかぶってるとか、
不自然でない表現方法も、あるのでは、などど。
それと、本質的に、肉体格闘技戦であるにもかかわらず、
時代劇のようなプレイヤーが、日本刀を振り回して斬りまくるのは、
いくら命知らずの、闇のバトラー試合でも、
反則!なんじゃねえのか・・・!?
と、あそこら辺だけ、ちょいとひっかかったが。
バトル・シ-ンのアクション、キレは、
いずれのバトルでも、メリハリがあって、かなり良い・・・。
何しろ、プレイヤーには女子プロレスラー達も、入ってるからね。
調子のいい、バトルのボスが目立ってて、出ずっぱり。
いかにも「マイアミ・バイス」あたりに、出そうな感じで、面白い。
できれば、頂上プレイヤー達に、
直接ダブルキック!される、なんてシーンもあれば・・・
って、こちらが欲張りすぎか?
上映後、女優・俳優・監督による、舞台挨拶。
(司会の女性も、一瞬、女優?かと・・・の声)
それによると、クライマックス・シーンは3テイクで、
出演者達は、へろへろになったらしい・・・。
そりゃ、そうだろう・・・。お疲れ様でした。
以上。
- 2009/10/26(月) 21:11:19|
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鉄の、日記。
・・・見てはいけないものを、見てしまった。
・・・爆笑ものの名シーンを、観てしまった。
・・・この面白さ、他人にはとても、語りにくいぞ~。
と、ほぼ誰しもが、証言することだろう。
この土日、BABACHOPで、
<シネマ愚連隊>・高橋亨監督作品の3本立て、
<愚連隊祭り2009>(入場料1000円)を、
特に、最初の1本を、観てしまった者は・・・!
「サソリ座の怪人」(30分):
主人公の中年サラリーマンと、同窓生の刑事が、
夜道で再会して、サスペンス・ドラマが始まる。
この中年男性、元銀行マンの、浄水器セールスマン。
家では女房と娘には、軽く扱われ、
あわよくば保険金を・・・などど、けなされてる始末。
ある日、趣味の銃刀紹介?サイト経由で見つけた、
写真入り、女性達とのお遊び相手募集サイトに、応答して、
デートに、こぎつけ、それはうまくいったのだが・・・。
別な日の昼間に、
若い不良たちのカツアゲを、食らったときから、
中年男性の中で、何かが弾けた・・・。
その夜から彼は、怪人と化して・・・。
他団体からの制作依頼で、撮影されたという。
が、そこらは高橋監督、普通のサスペンスでは終わらせない。
特に後半をしっかりと、
自分流に、激しく!料理してしまった。
街中へ普通に出てしまう、仮面男、
おびえまくるザンス氏の有り様も、かなり、おかしいのだが。
別の男に、家へ誘い込まれた女性達を、仰天させた、
あの男たちの、姿・・・。
何ゆえ、あのような・・・
すべてを捨てて、演じられるのだろうか・・・?
あれ一つで、エンタメ系自主映画ファンの記憶に、強烈に残るだろう。
男は爆笑、女は固まり・・・?
女優達の存在感が、すっとんでしまうほどだった・・・!
「豪快エロ坊主」(34分:再見):
・・・は、フィルム撮影の有名作?「痛快エロ坊主」が、
あまりにも好評だったため、
続編として制作された、DV版。
出来てから5年位たっているが、
今なお腐らない、面白さ。
温泉地が舞台のせいか、
割にのんびりしたテンポなのだが、
観直してみると、やはりというか、
見どころ、満載。
主演・松本航平(エロ坊主役)&赤星・ザンス両氏のからむ、
愉快豪快な、コメディ演技ぶり。
ボスの女役・正木佐和の、大人の色気、堂々たる女っぷり。
旅館おかみ役、星野佳世の、明るいコミカルさ。
大阪弁女子高生役の、慕情と切なさ・・・。
と、女優陣も充実。
住民や部下には理不尽で、
女には甘え上手な?ボス役の熱演、
やっぱりすごい・・・。
(で、あの衣装、たしかシネマキャバレーで、
宮川ひろみさんが、着てたような・・・?などと。)
とどめが、敵味方のとんでもない、
乱暴かつナンセンスな、必殺技シーン。
あれは、誰でも、勝てん・・・。爆笑、爆笑。
オチもしっかり付いて、エンタメ1本!お見事。
「令嬢探偵*モロボシアイ」(26分):
現時点での、公開最新作。
オール・広島市ロケ。
既に広島では公開され、今回は東京での初上映。
東京のお嬢様らしき娘・アイと、
お付きの執事(またしても、佐藤ザンス)が、広島を訪問。
偶然、チンピラ青年達にからまれていた女性(三坂知恵子)を、助ける。
(これ、定番ね・・・の声)
それが縁で、彼女がナースをしている、病院を訪れた2人は、
そこである入院患者から、人体実験の噂を、聞いてしまう・・・。
さらにそこへ、寅さんのごとく、
ぶらりと現れた、エロい、あの人!もからみ、
病院内でひと騒動が、起きてゆく。
(愚連隊シリーズでおなじみの、アンソニー・ベルモントも、
一時、出てきそうなBGMまで、流れたよな・・・の声)
なぜ、問題の重要ファイルが、あっさりと見つかるんだ?
なぜ、そこで彼女は、金髪や、チャイナ・ドレスになるんだ?
なぜ、医師が医療器具を投げて、アクションするんだ?
・・・など、
つっこみどころも、多々あるのだが。
むしろ、そういう演出こそが、おもしろさの鍵で。
この演出に、「なぜ?」は、無い!のだ・・・多分。
ただ一つ、はっきりと言えることは・・・
この病院は、あくまでもフィクション!であり、
実在する医療機関や医師とは、
いっさい関係が、なァ~いっ!!!
と、いう事で。
以上。
- 2009/10/25(日) 11:50:12|
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秀の、日記。
千葉テレ火曜20時の、「必殺仕事人IV」放映、終わったな・・・。
前の週で、米相場の操作で大儲けして、
庶民を物価で困らせてた連中を、仕事人達が退治した。、
そのとき、おりくの知り合いで、
仕事料後払いの約束で、助っ人に現れた、
旗本次男坊の仕事人(戸浦六宏)が、居たのだが・・・。
翌週の最終回、この人物がなんと、
長兄の死去により、家をつぎ、大出世していて、
南町奉行所の、新奉行で着任!
「遠山の金さん」の真似っこをしながら、仕事人狩りを断行!
その一方で、主水・秀・順之助らの、周囲の人々から接触を計り、
勇次・おりくらも含めた、一同を、
奉行子飼いの仕事人として、囲いこもうと画策。
早速、主水にも裏で接触、
奉行の支持者である若年寄の、政敵を始末するよう、依頼。
その若年寄一派は、例の米騒動を仕掛けた、張本人達。
そして、秀の顔見知りの女が、
奉行達の陰謀を知ったために、殺されてしまう・・・。
奉行に面が割れている一同は、慌てるが・・・。
でも、彼ら仕事人達の出す結論は、明白だった。
冗談じゃねえや!奉行お抱えの殺し屋なんて、ごめんだね!
で、奉行と一味を消すことに、あっさりと議決・・・。
仕事料は、おりくの自腹になり、
そして後は、いつもの・・・。
かんざし、糸、バチ、投石器、刀。ぐえええ~!
しかし、奉行も、ぬかったものだ。
元仕事人なんだから、主水達との交渉が失敗したときに備えて、
助っ人とか、からくりとか、
もっと防備を、固めときゃいいのに・・・!などと。
しかし、ぬかったのは、仕事人側もで。
仕損じた悪人に、再度襲われて倒すとき、
屋敷にいた、死んだ知人の幼い娘に、
秀が仕事を、目撃されてしまうのだ!
「仕事を観た奴は消す!」という、主水達の掟を破って、
秀は目撃者を、逃がしてしまう・・・。
死んだ仕事人仲間から引き受けて、預かっていた娘・お民に、
重なって、見えてしまったのだった・・・。
主水、例によって、カンカン。
かくて一同は、解散。
おりく、加代、順之助は江戸を去り、
秀はお民を連れて、どこかへ逃亡してしまった。
その後、秀だけが「激突!」篇で江戸に舞い戻り、
お民は行方不明に。どこへ置いてきたの?
主水と勇次は、江戸に残り、
勇次のみが、次の「仕切人」に、加わるのだった・・・。
さて、次週からの放送は・・・なぬ、旋風篇!?
それ、もう千葉テレでは2回、放送したよね・・・?
先に「V」を、出してよー!と。
なお、昼間の時代劇枠は、
今、風間杜雄版「銭形平次」です。
以上。
[秋・別離と再会と]の続きを読む
- 2009/10/24(土) 01:24:37|
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主水日記。
10月18日、日曜。
ほぼ快晴、いい天気。
今日は都内で、とある集まりに、行かねばならない・・・。
またしても、あの、BABACHOPで!
午前9時半過ぎ、千葉方向へ、出発。
ちょっと、広々とした海が、見たくなったので、
又、内房線。
時間があれば、もっと南の館山にも寄って、
<南総里見まつり>(里見八犬伝にちなむ山車祭り)にも、
1時間位寄れないか?とも考えたが、
ちょっと、無理なようだ・・・。
ゆえに、浜金谷経由で、東京湾フェリーを渡り、
バスで京浜久里浜駅下車、近くのJR久里浜駅から横須賀線、
品川より山手線で新宿経由、山手線で高田馬場、
そして、BABACHOPへ・・・というルートを、計画。
だが。
出発が諸事で、10時過ぎに遅れたのが、痛かった。
浜金谷着が、昼飯時になってしまった・・・。
それでも、風が多少あったものの、
フェリー横断までは、概ね、順調に進んだ。
空はからっと晴れ渡り、カモメやトンビがすぐ前を飛び交い、
眺めているだけでも、実に、気分がスカッ!とする。
が、さらに予想外の事態が。
当日は、横須賀線と山手線で、ダブルに事故による遅延が発生、
予定が、かなり、狂ってしまった・・・。
よって、新川崎から、埼京ライン、新宿乗り換えに急遽変更。
高田馬場に着いたころには・・・。
故・マシュー監督(小生にとってはライト・コメディ「誘うっP」等の人)の、
「夏の終わり3」上映は、既に終わっており、
2本目、小菅光晴監督の最新作、「BLACK WINGS」の上映が、
終盤に差し掛かっていた・・・。
無念!諸君、御免!
配信されていた、予告編は観ている。
終盤を一目見ただけでも、主演・星野佳世とわかる、ハード・アクション系列映画のようだ。
全篇観れた人達の話では、今回はギャグじゃなくてマジ、だそうな。
「探偵麻生よう子」から、おちゃらけ要素を抜いた感じ、なのだろうか?
ハードさとコミカルさとのギャップ、両者の往来にこそ、
星野女史の魅力は、より映える、と、勝手に思ってはいるのだが・・・。
後は、一度全篇を観てから、判断したい・・・。やむなく、保留とする・・・。
で、交代で別な団体の上映も、あるようだったが、
今回はずっと気にかけていた、マシュー氏を偲ぶ会、という性格上もあって、
そのまま、昼間上映の常連メンバーズとの打ち上げ会に残ることにした。
後から思い返すと、この一日の小生は、
「お前、テンジョン高くないか?」と、周囲からも心配されるような、
そんな、突発的心理状況だったように、自分でも思う・・・のだった。
この頃は、仕事現場方面での状況変化対応、大改造作業等が進行中で、
前週末には、とりあえず一段落し、
それらと並行・重複して、
秋の連続行事準備期にも、移行していた時期だったので、
連日の煩雑さに精神が高揚し、大分テンぱって?きていたので、
合間に、やや大きめの、解放感が必要になっていたのだろうと、自覚している・・・。
こういうテンぱッた時期は、
わが人生にそうそう、あるものではない・・・だろう、と。
そろそろ、ゆっくりした心の休暇が、欲しいのだった・・・。
以上。
- 2009/10/21(水) 22:18:17|
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主水日記。
17日、土曜、夜。
21時前より、渋谷、ユーロスペース2Fへ。
当日券にて、入場。
<ドロップ・シネマ・パーティー2009秋>。
そういえば随分、ご無沙汰であった・・・。
この夜は、高橋泉監督のクラスの、卒業メンバー、
大集合で、わいわいと、舞台挨拶。
青竹のごとく、男女とも若々しさに、あふれている・・・。
が、しかし、お披露目された中編作品、
「雨宮さわらの華奢(きゃしゃ)なイマジン」は、
「ある朝スウプは」の監督にふさわしく、
かなり内容が暗い、観ているこちらが泣けてくるような、
現代的でシビアな、群像ドラマであった・・・。
「ある朝スウプ」では、
主な登場人物は、一組の同居カップルであり、
他にはわずかな脇役が、顔を見せるのみである。
新興宗教らしき団体に所属する男と、同居女性との、
心のゆきちがう様が、ドラマを形成する。
一方、「雨宮・・・」では、主人公が複数おり、
複数の男女ペアにおける、心理的ゆきちがいが、
1個10万円で、「幸福を売っている!」などと主張する、
いかにも怪しげな、ペンダント・セールス商売から、発生している。
そう、登場人物男性のうち、数名は、
そのねずみ講まがいの、ペンダントのセールスマンたちなのだ。
それぞれに、始めから金しか信じてなかったり、
結婚するからもうやめて、転業しようか?と悩んだり、
自分を無理やり、幸せの使者?と信じ込ませて、
親族や知人達に、営業強化したり・・・の、日々。
当然、「詐欺じゃねえか!」と、どつかれる者も、いたりする。
(そんなんで、幸せが買える位なら、誰しも苦労はすまいよ・・・の声)
なぜか、そんな彼らに惹かれて、
ついには同居してしまう女性も、2人出てくる・・・!
しかし、彼らのあやふやで不確かな関係性には、
すでに心理的亀裂が、生じはじめており、
カップルの1組は離別寸前、一組は泥沼の真っ只中・・・という有り様なのだ。
都会に住む者同士の、互いの孤独感を、
大分無理な形で、きっちり埋めようとするうちに、
そういう心の歪みが、表面化してきたのだろう。
ペンダント商売がからまなくても、ある程度起こりうる事とはいえ、
いと、哀れ・・・なり。
又、彼ら2組とは別に、
ジャージ姿で昼間からゴロゴロ、
ホームレス同然に、何とか食いつないで生きている、
さいはての?男女カップルも登場。
男は、政治の理屈などに詳しく、それなりに論が立つ一方で、
飯食いたきゃ働けよ!と言っては、女を小突いている。
(そういうの、昔も、結構居たような・・・?の声)
女は、例の若手セールスマンの一人から、
なぜかただで、ペンダントを貰うが、
男は、そんなものの<効力>などよりも、
質屋を、信じているようだ・・・。
さらに、女性の一人の知り合いらしい、若手漫才コンビも、
部屋に寝転がってのネタ作り、
コンビ解消の危機?などの、中途シーンで、
それなりに、見せ場を持っている。
こいつも相棒がいないと、寂しいんだな、
というのが、じんわり、伝わってくる。
その分、映画・ストーリー全体の暗さもあって、
その彼らの本業たる、漫才自体の可笑しさ?が、
かなり削がれてしまったのが、何とも、惜しいのだが・・・。
(せめて終わりのほうで、ちゃんと笑わせてほしい気も、する・・・の声)
これらの人物達がそれぞれに、心を通わせたり、すれ違わせたりしつつ、
それぞれの暫定的結論を、見い出そうとするドラマとともに、
更にもう一つ、ある女性の同郷友人男性が自殺し、
彼の旧友ら一同が、故郷に集合、再会するドラマが、同時に進行する。
今の彼女が、死んだ彼の気持ちを、量りかねているシーンは、
胸に、迫ってくる・・・。
・・・と、いう具合に、結構つらい話が、
監督得意のワンシーン・ワンカット対話の連続で、
次々と描かれるので、さらに、しんどい・・・。
ただ、その表現法ゆえの、心理的切迫感というものが、
あまりにも適切すぎる、台詞の数々とともに連打され、
否応なしに、こちらの眼と心に、しみてくるのだ・・・。
各自バラバラに動いていた登場人物達が、
某無料ライブ会場で一同に会し、盛り上がるシーンでは、
ジャージ組の男が、持ち前のセコさを発揮したので、つい、笑ってしまった。
延々と続いた、映画の闇の中で、唯一笑えたのは、ここのみだった・・・。
気分的にはあまり、楽しい作品ではないが、
都会の片隅にいて、ちょっと泣きたくなったね、
という人には、いいかもしれない・・・と。
この作品の直後に、休憩時間なしで、
森田和樹監督の珍作「ガール・ガール」を、プログラムに置いたのは、
気分晴らしの効果があって、あるいは正解、だったかもしれない。
オール、青梅ロケ。
ある理由で、周囲に理解されない孤独感を抱いている、
眼鏡OL女史が、ある日、仕事をさぼって、ローカル線でエスケープ。
途中下車した駅で、いきなり、
別離を切り出した青年と、いやがってすがる女性に出くわす・・・。
この豹柄服の女と、男女恋愛興味度ゼロ!のOLが、
川で遊んだり、男に逆襲したりと、つかの間、にわか交流。
が、しかし・・・
という、軽妙で呑気な、ドタバタ。
豹柄女性が、男を追っかけて、組み伏せるシーンには、爆笑した。
以上。
- 2009/10/21(水) 00:50:01|
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旅人、覚書。
10月17日、土曜午後。
仕事の終了後、昼食、
そのまま、千葉経由で、房総へ向かう。
15時少し頃、JR木更津駅へ到着。西口側へ降りる。
木更津駅前は、東口側が、主たる繁華街になっており、
西口側から、港へ向かう、大通りは、
人通りも少なく、概ね、がらん、としているのが特徴。
「木更津キャッツアイ」シリーズの、ブームをしのぶ者は、
駅前のスーパー横にある、ファンのサインでいっぱいの看板に、
まず、目をとめることだろう。
その大通りを、港方向へと歩む。
右手には、斬られ与三郎の墓のある、光明寺がある。
蝙蝠(こうもり)安の墓のある寺は、もう少し市街地の向こうになる。
左手の歩道を、昼間から一人寂しく歩むと、
途中に、<木更津銀座>の入口がある。
そこの道を、鎮守様の向こうまで行き、左手方向へ折れると、
右側の小さな駐車場の奥に、
<證誠寺(しょうじょうじ)>の本堂と、鐘がある。
ここでこの日は、ささやかながら、
地元有志による<狸まつり>が、執り行われていた。
本当に、やっているのかどうか?と、
祭りの日にしては、周囲が静かすぎる通りに、
<のぼり>の列を見るまでは、いぶかっていたのだが、
どうやら、間違いないようだ。
寺の敷地内は、黄緑色の法被を羽織った、寺の職員らしき人々や、
地元の親子連れや古老、主婦らで、かなりの賑わいを見せていた・・・。
近所の子どもが結構、大勢来て、はしゃいでいる。
どこに、こんなに人が居たんだ・・・?
まさか皆、お狸様じゃ・・・?
などどつい、馬鹿な事を思ってしまったが、そうじゃないようだ。
扉を開いた、本堂の中央には、
「証城寺の狸囃子(ばやし)」の歌を作った、作詞・作曲コンビ、
野口雨情・中山晋平の写真が、
大小さまざまの、狸の置物とともに、飾られていた。
(なぜか実際の寺の名とは、歌では字が違うのだ・・・?の声)
住職や地元名士、他の挨拶と、休憩に続き、
和気あいあいたる雰囲気の中、本日の余興が始まった。
地元有志らしき、あでやかな和服姿の、
若き三人姉妹?のお琴による、狸ばやし曲の生演奏。
曲が終わると、拍手が起きる。
引き続き、野口=中山系童謡、
「波浮の港」などの、市民観客合唱、
主婦達による舞いや、狸ばやしに合わせた踊り、
小学生達による、狸ミュージカルなどが、
次々に、披露されていった・・・。
それらを取り囲みながら、喜ぶ人々の姿。
実に陽気、陽性な集まりで。
こういうのも観ていて、なかなか、楽しいものだ。
この他、駐車場では、子どもから大人まで居る、巡業劇団らしき人々が、
複数の大太鼓を、ファミリーで?景気よく、打ち鳴らして見せた。
16時頃までに、狸祭りは、終了したので、大通りまで戻り、
夕方から日暮れまでは、
港近辺や、中之島大橋(海から、高いな~!)などを散策して、海を眺める。
その後、駅まで戻り、JRにて千葉経由で、都内のレイトショーへ、向かうのだった・・・。
つづく。
- 2009/10/19(月) 02:04:50|
- 小旅行
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順之助の、日記。
観たいイベントは、なぜかいつも、重なる。
人気イベントは、集団で、予約が殺到する。
そして今年も、東京国際映画祭で、
観れる時間のチケットは、まるでとれない・・・。
これじゃ、始めから無いのと、同じだよ~!
と、毎年恒例の、庶民のぼやきを、一応言っておく。
今回は、福島拓哉監督と石井裕也監督の新作が、
六本木の映画祭会場で、お披露目されるそうで。
こちらは、素直に喜んでいるのだが。
これも、早速、チケットが売り切れだそうで、
やむなく、公開上映待ち、となっているのだった・・・。
さて、両者、どんな反応になるのかな?
と、静かに今は、待っている・・・。
かくて今週末は、別な所へ行って、
気晴らしにする事に、決めた。
しかし。
グリーン・カーぺットだけでも、観とけばよかったかな・・・?などと。
以上。
[秋・緑の道]の続きを読む
- 2009/10/17(土) 08:14:31|
- 劇場用映画
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はぐれ仕事人・参の、日記。
10月15日・木曜、夜。
一仕事の後、銀座へ向かう。
今夜のフィルムセンターは、夜の上映が6時からのみで、
7時からの上映回がないため、間に合わない。
で、予定変更、新橋寄り、
リクルートGINZA8ビル1階・<クリエイションギャラリーG8>へ入る。
ここでは入場無料の、デジタル・アニメーション展示会を、
16日まで、やっていたのだ。
<次世代映像クリエイター13 13FRAMES>。
以前、チラシを見ていたのだった。
「ユーロボーイズ」「海女ゾネス」の<AC部>、
「コタツネコ」の青木純監督、
「Recorder」「THE CLOCKWORK CITY」の加藤隆監督、
などなどの名前が、目にとまったのだ。
明るい照明、小奇麗な場内には、これらの作品の他、
多くのアート系短編アニメが、
イヤホン付きの座席と、デジタル・ビデオ画面によって、常時流されていた。
上映というより、美術展示会の趣。
NHKの「星新一ショートショート」、「デジスタ」関連のアニメ作品が、目立って多かった。
映像業界や美術学校で学んでいそうな、20代・30代位の見学客が、目立った。
さて、この日は、19時より20時40分まで、
<第216回 クリエイティブサロン>なる、トークショーがあった。
加藤隆・岡本憲昭・吉浦康裕の3監督が、
作品のプロジェクター・スクリーン上映をはさんで、
制作過程の概略を、語っていた。
上映は、加藤作品が、4本+アルファ。
絵画アート的作品「around」「Recorder」、
TV化作品、「はじまり」(あのUFO、欲しいぜ・・・!の声)。
および、フラメンコ音楽とのマッチが良い、
騎士道アクション・イメージにみちた、
「新・三銃士」人形劇OPの、絵コンテと、完成映像。
岡本作品が、ストーリーのある、異世界。
科学実験的、人口惑星内の循環システムを描いた、「ALGOL」。
博士以外の、登場キャラがすべて、
黄色い真四角の板、という、幾何学的世界。
もし、その中の一枚が、
ある日、意思を持って、
独自行動を始めたら・・・?という話。
緻密で、よくできてるんだが、
これは、イメージ・フォーラム派向けかな・・・と。
洋画みたいに、外国語と字幕入りにしたのは、
本筋が見えやすくて、よろしい。
吉浦作品が、「イブの時間」。
現在でもネット配信が続いているという、
人気SF青春アニメ・ドラマシリーズの、スタート部分。
ごく近未来の、普通の日本の都市。
現代と違っているのは、
人間社会の隅々に、ロボットが、ぼちぼち普及し始めている事。
声こそ概ね機械的だが、人間そっくりの姿をした、
男女のアンドロイド・ロボット達が、
普通の家庭や学校、往来に、普通に歩き、
人間達の生活サポートをしており、
TV番組や教室で、ごく日常的話題となっている。
中には、かわいい女の子型のロボもいるためか、
持ってない家の者から、ひやかされる者も、いるようで・・・。
(あ、多分それが、アクセスの多い理由なんだろうな・・・の声も)
高校生の送り迎えに、傘を持って、
廊下で、数名の人間っぽいロボが、
ぼ~っと、つっ立って待っている光景や、
一部の人間が、自分の家のロボを、邪険に?扱っている光景は、
さすがにちょっと、異様な空気を感じた・・・。
非合法っぽいとはいえ、
人間とロボが区別なく存在・対話し得る、
奇妙なカフェが登場するのも、
この状況下では、むべなるかな・・・と。
人間もロボットも、時折、
それぞれの<自己解放>が、必要なのだろう・・・。
エンタメ系中心ではないし、
きわめてささやかな、展示・イベントではあったが、
これはこれなりに、魅力を放っている、好企画なのであった。
以上。
- 2009/10/15(木) 23:04:07|
- インディーズムービー
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はぐれ仕事人・弐の日記。
火曜、夜。
「オトメン・秋」(フジ系)なる、剣道部高校生ドラマが、
終わるところを、何げなく眺めていたら、
学園祭の漫才シーンの後、
主役の男女剣豪が、不良少年達とケンカの最中に、
画面がいきなり、時代劇風のエンディングになって、ちょっとびっくり。
スタッフ・ロールに、どこかで見た名前を見つけて、二度びっくり。
脚本・野口照夫。
知る人ぞ知る、自主映画団体<主力会>出身、
監督作、多数。
その、代表作は・・・。
かつて下北沢トリウッドで、連続公開された、
コミカル&ハードアクション、「演じ屋」シリーズ・監督。
お客の依頼により、どんな役割にもなりきって演じ、報酬をもらう、
<演じ屋>稼業の青年達が主役の、連続ドラマ方式。
やがて、危険な組織との、ごたごたに巻き込まれてゆく・・・というもの。
「傷だらけの天使」「俺たちは天使だ!」、
「探偵物語」「あぶない刑事」等を、思い出させる内容。
なぜか、タイムファイアー・ピンク・グリーン等、
「タイムレンジャー」出演経験者が、多く出ていた。
毎回、制作ルポ&お遊び?映像が、追加上映されるのが、
また、楽しみであった。
それと、30分枠TVドラマとしては珍しく、
やはりトリウッドで、連続公開された、
「駄目ナリ!」シリーズ、監督。
「演じ屋」の主役の人が、
今度は口の悪い、コンビニの店長役に。
店員各人にまつわるエピソードが、
ほぼすべて、コンビニの店内と周辺で展開する。
こちらには、後のウルトラマン・マックス君が、気弱な店員で登場。
津田寛治氏もたしか、運営会社の人の役で、ゲスト出演していた。
その後、長編映画も撮ったと聞く。
野口氏も活躍、目覚ましいようで。
健在を知り、ちょっと、うれしかったりする・・・・のだった。
以上。
- 2009/10/14(水) 01:52:16|
- 映画(全般)
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はぐれ仕事人・壱の、日記。
土曜午後より、月曜の祝日まで、休み。
3日間、秋空は概ね良好、晴れていた。
土曜午後は、
フィルムセンターに1本寄った。
本日は、1000円。
弁士とバイオリン付き、「金色夜叉」に、哀感ただよう・・・。
その後、
学生時代のサークルの、同窓会。
10年ぶりとか、23年ぶりに再会できた者も・・・。
やっぱり、行っといてよかった。
日曜は、久しぶりに、家でくつろぐ。
若干、掃除と片付け。
また、月曜の体育の日は、
法事で出掛けた。黒服。
祖母の7周忌で、親族と墓参、食事。
生きてたら今頃、100歳祝いか・・・。
と、一同、感慨にふける。
教育テレビで夕方から、「新・三銃士」スタート。
随分久方ぶりの、少年向けNHK連日人形劇。
今のところ、昔ほどには、はまってないのだが、
脚本が三谷幸喜に、悪女ヒロイン声優が戸田恵子・・・と
いう、「新撰組!」ユニットには、ご注目か。
以上。
- 2009/10/12(月) 22:34:39|
- 日記
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左門の、日記。
秋の長雨の果てに、とんでもないものが、来た・・・。
昨日木曜(8日)、
台風18号が、知多半島へ上陸、日本列島を縦断。
伊勢湾台風以来の規模、とも報じられる。
子供の頃ならまず、興奮して、はしゃいだかもしれないが。
今や、とてもそんな呑気な心境には、無い・・・。
朝から、猛烈なる暴風雨の中、出勤するも、
強風に煽られ、三歩、歩まず。
傘、めくれ、ひしゃげ返る。
やむなく途上で暫時、雨宿りす。
雨が峠を越した、8時40分頃、
急速に空が晴れゆくも、
風、依然として強し。
午前中は、総武線も山手線も、一時ストップ。
どこの線も、運休か徐行、50%運行の状態に。
電車駅経由のバス直行をあきらめ、
タクシー来るを待って、徐々に移動す。
就業後も強風、昼過ぎまでおさまらず。
昼、江戸川の鉄橋付近に、総武線快速電車が立ち往生、
乗客、線路上を歩く、のニュース。
ありえない、と、あっけにとられる。
おそらく、両岸の河川敷は、
運動場も野球場も、水びたしであろう・・・。
山手線は、何と3時間も 、停まった・・・。
午後、ようやく、正常な生活に戻り、気分落ち着く。
翌9日の金曜は、一日中、
昨日が嘘のような、青空と、静けさであった・・・。
以上。
[秋、嵐の中で・・・]の続きを読む
- 2009/10/09(金) 23:53:44|
- 日記
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錠の、つぶやき。
やあ、諸君、ご機嫌いかがかな?
月曜以来ずっと、長雨続きだな。こっちでは。
・・・ほう、最近、何だか、
イライラ、せかせか、
気分が、すっきりしない、って?
そんな奴には、これが、一番さ・・・!
只今、シネマヴェーラ渋谷では、
長谷部安春監督の、追悼特集中だ。
日活ニューアクションから、ロマンポルノ経由で、
TVの刑事ドラマや、東映系へ・・・
とにかく、和製アクション映画好みには、
欠かせないラインアップ、目白押しさ。
で、ちょいと、行ってきた・・・。
1本目、「縄張(しま)はもらった」。
オールカラー。
出所したての、小林旭兄貴、
老親分を世話してる、新興ギャング大組織の仕事を、義理で手伝わされる事に。
ある地方都市の、大企業進出向けに、土地買収を仕掛けてくれ、と。
うまくゆけば、その街をすべて任せる、という約束で・・・。
かくて、新旧組織共同で、街の二大組織に罠を仕掛けるべく、
ドリームチーム7人組が、結成された・・・。
陣頭指揮のアキラ兄貴、ここら辺までは、シビアでクール、
冷徹なまでの計算による、作戦進行。
作戦途中で、犠牲者数名を出しながらも、
ひとまずの成果は、上がってゆくが。
大組織が約束を反故にしてしまったため、
さらに熱くハードな、後始末合戦が、待っていたのだった・・・!
集団殴りこみ劇の部分が、手持ちカメラ追跡風で、非常にアクティブ、リアルだ。
その分、一列並びとか、シャワールームのあたりは、
おかしくて、ちょっと、笑っちまったぜ・・・!
アキラとジョーが揃えば、こうなっちまうのが、宿命なのさ!
<太田雅子>時代の梶芽衣子が、暴れ・・・ない。
高度成長期の土地争いに痛めつけられ、翻弄される、
おとなしい、地主の娘役。
これ以後の映画だったら、ワルの子分達は、
気安く触りゃ、どつかれて、
即、命が無かっただろうよ・・・。
2本目、「皆殺しの拳銃」。
全篇モノクローム、はるか昔の洋画風に、締まって見える。
じんわりハードボイルド、心情、実感だよ~。
この歳になって、今頃、やっとさ。フッ。
裏組織、ギャング幹部の宍戸錠、バー・マスターの藤竜也、
アンド・元ボクサーの弟が、三兄弟。
A・レオの高倉司令官こと、神田隆が、悪ボス。
部下達にえばってて、嫌なやつ。
ジムを実質支配する組織に反抗、独立しようとした三男を怪我させ、
引退に追い込んでしまう・・・。
ゆえに錠と藤は、怒る!
組織の縄張りを、三兄弟でジムごと、奪い取ってしまう。
当然、組織は裏切り者の彼らに、制裁を加えてくる・・・。
キザで皮肉屋役が多い錠が、
珍しく?我慢強くて冷静。年輪か。
錠の同僚幹部の一人が、二谷英明。
ボスと錠兄弟たちの間を、仲直りさせようと奔走するも、
錠兄貴の頑固さにより、会談は決裂。
敵も味方も、次々と死んでゆき、
最後に残った者たちは、明け方?のハイウェイで・・・
そこから急に、いかにもな日活活劇調!になってしまうので。
ありゃありゃ、そこまでのハードさが・・・。
やや腰砕けと、なるのだった。
てなわけで。
じゃ、又な!
- 2009/10/07(水) 01:42:38|
- 劇場用映画
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スケバルマンA(アスカル)の、おしらせだ~!
今朝から、テレビ朝日の午前6時半より、
突如・・・仮面ライダーディケイド、再放送中!だぞ~。
そう、ついこの間まで、
お野菜股旅アニメの「ねぎぼうずのあさたろう」、やってた時間帯だよ~。(注)
雑誌のテレビ欄に「DCD(再)」ってあるから、
もしや?と思ってたけど、やっぱり!だったね。
12月の、劇場版映画公開に向けての、
PR作戦だなあ~、と。
それまでに、TV版の途中までを、予習、おさらいしときたい人は、
来週からの第二話からでも良し、要チェックだ!
観とけば、まだ、<ディケイド世界>理解には、間にあうぞ~!
じゃ、後でまたな~!
ゲルゲーゲル「フッ、予習・復習が苦手なやつが、よくゆうぜ・・・」
スケバルマンA「おい!なんだよ~!いいだろ~!?」
ゼルディア「まあ、まあ、どうどうどうどう・・・」
[<緊急速報!>]の続きを読む
- 2009/10/04(日) 07:50:06|
- 特撮
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鉄の、日記。
1週間、まるで映画館へ行っていなかったが、
ようやく、行けたよ。やれやれ。
土曜の午後は、ラピュタ阿佐ヶ谷。
忍者・忍術映画の、特集中。
しかも・・・山田風太郎原作のが、立て続け、なり。
随分久しぶりに、観るものばかりだ。
「伊賀忍法帖」。
「コント55号の俺は忍者の孫の孫」。
「魔界転生」。
この3本が、同じ原作者なんだよ~。
信じられるかい?あんた。
「伊賀忍法帖」は角川映画、
「戦国自衛隊」の。斎藤光正監督。
真田広之&渡辺典子主演。
真田は当然、若き伊賀忍者役。
そして、当時角川映画の新人女優、
渡辺典子の、デビュー作だ。
中尾彬の、松永弾正って家臣が、悪役のボス。
「笑うせえるすまん」みたいな、成田三樹夫の秘術伝授者に、
そそのかされたのが、運のつき。
若妻姫と政権を、同時にぶんどろう!なんざ、
悪役男の正統派、ですな~。
千葉真一&JACメンバーズの、
ジャンプ、飛び道具、なんでもあり!なアクションも、勿論すげえんですが。
源公こと佐藤蛾次郎が、あそこまで、やるとはねえ。
何よりも、見どころは・・・
ありえねえ、残虐な技で翻弄されて、
なおかつ、色気技で押しまくる、
女優達の演技、いや、艶技か。フフフ。
首すげかえられたり、中身入れ替わったり、
惚れ薬作るのに利用されたり、
逆に男達を、色香で弄んだり・・・
もう、端から端まで、大変ですな。
渡辺典子の3役、ご苦労さんです・・・。
あれっ?なラストは、
何とも、皮肉にみちてますな。
人類、男と女、いまだに懲りないもんでして。
2本目、「俺は忍者の孫の孫」。
忍法時代劇2本にサンドイッチで、真ん中の・・・昭和現代篇。
なんてまあ、明るく能天気なコメディーなんだ!
セットもなんつうか、カラフルで、サイケだし。
東宝アクション・特撮映画の雄、福田純監督。ようやるわ。
欽ちゃん・ジロさんコンビが、
先祖が伊賀・甲賀の、ライバル同士、という話。
都会で一旗挙げようと、街頭で、TVで、選挙戦で、
イメージ作戦を展開する、ジロさん。
その活動を妨害せんと、
先祖が残した、珍奇な忍法?でゲリラ作戦する、
欽ちゃんと由利徹・車だん吉の、伊賀者チーム。
ジロさんの人気に便乗し、代議士秘書を目指す、ちゃっかり屋ヒロイン。
妨害作戦で、かえって敵に人気が出ちゃうのが、悪玉トリオ?風。
やがて、<卵作戦>の成り行きから、
そんな馬鹿な~!な結末が・・・。
忍法と選挙、って組み合わせは、結構、ユニーク。
まあ世間の選挙とマスコミなんて、
大体ああいうもんさ、という冷めた視点で、
性別・年齢層ばらばらの場内でも、時折、笑いが発生。
消防士と街頭男、棺桶など、コント的部分では、
欽ちゃんらしい?クールな感じが出ていて、いい。
藤岡琢也、進藤英太郎、伴淳三郎、柳家キンゴローらの、
思いっきりな、力演は・・・
あなどれない昭和のパワー、周囲に、止める者なし!
3本目。
沢田研二VS千葉真一、
深作欣二監督反権力エンタメ時代劇、「魔界転生」。
何で、又、観ちまったんだろう・・・?
人の無念、色欲、心残りを利用して、
上から下から、恐怖のオカルト進撃、
人民扇動を挙行する、
蘇った復讐鬼・天草四郎の冷徹さと、不気味さ。
青臭く悩む、真田広之の忍者とは、対照的だねえ。
上様を翻弄する、お玉も、ものすごいぜ。
色欲と嫉妬心に、とりつかれまくった、女の怖さ・・・
ぞぞっ!だねえ。
剣豪大集合、スピード感あふれる、殺陣。
見せ場満載の、さまたるや。
民衆大暴動、刀鍛冶、決闘、炎の大舞台・・・!
そして、あの若山富三郎の、身軽な後ろっ飛び・・・!
何度観ても、いちいち、はまっちまうな。フッ。
一か所だけ、突っ込むとしたら、
武蔵との対決中、一揆暴動はほっとくのか?ってとこ位かな・・・フッ。
でも多分、又、そのうち、観ちまうんだろうな・・・なんて、な。
じゃ、又な!
- 2009/10/03(土) 23:42:51|
- 劇場用映画
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左門の、日記。
ハードワークの連続で、日々は過ぎてゆく。
いつのまにか・・・
もう、というか、やっと、いうか、10月になった。
ああ、映画が観たい・・・。
できれば、劇場で。
一体、いつになるのやら。
と、それだけなり。
以上。
- 2009/10/01(木) 22:04:32|
- 日記
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