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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

ビーグル83「Gメン対チワワ対メキシコのUFO!」

主水日記。


29日、水曜。非番。
朝より、晴れ渡る空。


昼より、新宿。
ロフトプラスワンにて、昼食。

待つのは、<シネマ秘宝館43>の開始時間。

しかしまあ、よくぞ続いているものだ。
52後3回で、このエンタメ系自主映画上映イベントも、
寅さん映画の本数を、超えるのか・・・?

GWの真っ只中、男女40人ほどが集まった。
例によってアレな、いやレアなBGMが数曲流れた後、
待ち時間前に、小さなイベントあり。

まず、<ほえほえシスターズ>ライブ。
3人組(?)ユニット中の2人が、浴衣姿で登場、
景気のよい<新・八王子音頭>に乗って歌い踊る、ミニライブ。
(GWなのに、夏祭りみたいだな~、の声)

この時から、そのユニットの一人である、
林広報部長の別名は、「ノッチ!」となったのだった・・・!

次に、新星・内田美優、ミニライブ。
大きめの厚紙で作ったギターで、手まねしつつ、
可愛くノリノリの、アイドル・ライブ風。
過去に2度ほど、昼の部のみでやっていたそうなのだが、小生めは初見。
(いや~、明るいな~!の声)


そして、主催者・斉藤浩一館長もたじたじ?の、
林広報部長こと、ノッチの、強烈トークが炸裂する中、
3部構成で、怒涛のように笑わせる、
短編・中篇群の猛攻が、勢いづいたのだった・・・。

第一部:
プログラムには、9本・・・のはずが、
なぜか、上映は8本に。そのわけは?

1・「おっきなわんわん」(ホタテクノ監督):1分弱
・・・こどもの歌う、のんきな歌詞に、苦笑。
犬と散歩するなら、xxxのお掃除道具は、もってこうね・・・と。

2・「踊る白い宇宙人」(アトリエシエスタ制作):2分
・・・そのまんま、です。ちょっとかわいい。
クレイというか、アップリケの人形アニメ。

で、その次に、
3・「輪廻転生」(内田清輝監督)2分、
4・「チワワ島・予告編」(同監督)2分・・・、とあるのが、曲者で。

実はこの2本が、一続きの短編映画に、なっていたのだ!計4分。
つまり、初めと終わりが「輪廻転生」で、
その間に、「チワワ島・予告編」がはさまっている、という、
前代未聞の反則技!誰が予測できよう。ずるいぞお~!

そういう編集つなぎの結果、どうなったか?

たかが髪型の事で、ふざけあっていた登場人物たちが、
いきなり死闘の、大アクション!にまず笑い。
そこから先の、話の脈絡もややあいまい?なまま、
かわいいチワワが、怪獣化して、新宿・渋谷等で大暴れ?する。

画面のアクションは、縦横無尽、
人物達ともども、頻繁に入り乱れ、どんどん勢いを増してゆく。
特別出演の一部常連客や、自主女優・美優をも、
画面上に、わいわいとはしゃがせ、
そこへ、死者が蘇る・・・?という、
珍妙、奇妙奇天烈な弾み方に、
観客も引きずられる、じつに面白い映画に、なっている。
(以前ここで観た「宇宙コロニー大爆破!」なども、結構、ツボだった・・・の声)


5・「立ち読み」(再見・斉藤浩一監督):2分
・・・ずっと以前、ここでかかっていたもの。
コンビ二の立ち読み客撃退に、薄気味悪い笑い方のバイトを・・・。
わはは!そりゃ、誰で逃げ出すわな~。久々に笑う。

6・「テトリス」・・・のはずが、
なぜか題名、「エドリス」(成田秀平監督)?に変更さる。

・・・これ、事前に説明がないと、わかりにくいのだが、
一見ごく普通の、ゲーム機画面?にも見えるのだけれど、
なんと全画面、タイルを置いて、
マジックで白・黒等に、消しては又着色、等の、
気の遠くなる手間をかけて、いかにもそれっぽく、撮り上げたのだそうな・・・。
ものぐさな、根気皆無?の小生などには・・・とても、出来ん・・・!
<万里の長城賞>を、新設してさしあげたい。


7・「ぼうしっ!」(ふみはあとスタジオ制作)
・・・太線の線画アニメ、
幼い少女の、のどかな夢の中、
動物達と次々出会うだけの、アニメなのだが。
崖から落ちかけたとき、動物達により助けるやり方が、
おおお~!と歓声の渦に。あなどれない・・・。

8・「デス・とろいや-参上!」(アトリエシエスタ)
・・・と、強そうな題名の割には、
まあ、黒くてかわいらしい、ユーモラスなレスラー・・・。アシカ?
なんとなく、さっきの宇宙人と、似た感じだなあ~、と。


9・「怪傑トリオ」(新見文啓):再々見、27分?

・・・は、眼鏡青年を、気味の悪い怪物から助ける、
宇宙ヒーロー3人組の、ビーム入りアクション。
神社に柏手を打ったり、
SOSで出動前に、歯磨きと家事を済ませたり、
律儀な宇宙人達、ちょっとユーモラス。

が、しかし・・・ラストが・・・何度観ても・・・
えぐい!ミもフタもないぜ!大笑い。酷だよな~。
<N-Film>制作作品は、こういう容赦ないのが、多かったよな~。


10分休憩の後、第2部。

10・「The Idol」(ノーマン・イングランド監督)上映。

52分のDV中篇。
これはなんというか、その・・・
「トワイライト・ゾーン」「ウルトラQ」「世にも奇妙な物語」向きの、線で。
ホームレスのおっちゃんが出てきて、UFOが飛んでて、
中古プレミア玩具店主が居て、人気アイドル女性が居て、
一応、サラリーマン男性が、まきこまれ役で。

ストーリが抜群に面白い、宇宙SF、なんですけど。
ヒロイン登場でどっきり、CGたっぷり、SFで、ファンタジーで。
プレミアグッズ・ファンや、人気アイドル・ファンも、仰天?!の、すごい展開に。

途中で痛撃が襲うけど、不思議と怒る気にはならず、
むしろ、さもありなん!と、ニンマリさせられてしまう。
ラストも、あ、ありそうな感じだな、と。

何事も、前後の見境い無い、<はまりすぎ>には、
注意しような~!という教訓、とみた。


第3部、面白作品上映。

11・「科学情報うどんスパゲッティ」(吉村文庫):再見、10分

これ、数年前、中野ZEROの<バカンヌ映画祭>等で、好評だった作品。
今回も、バカウケ。
バイオリン曲、流れる中、
通電、落下実験、大食い、食後体力測定等、
ナンセンスなデータ録りの、連続。
実験台になり、ばたばたとせわしく動き回る、
人物達の様子を、眺めているだけでも、楽しい。
博士の、投げやり気味な解説が、笑いを後押し。
これが・・・たまらん。

・・・さて、以下、残りの作品が、諸般の事情により、
ちと、解説しにくい内容なので・・・お察しいただきたい。

12・「???」(???):3分、とあるが・・・
1本が再見、だった。
主演者、あまりにも、捨て身や!
若げの至り、だったんだろうな・・・多分。
今では、さすがに、もう・・・?

13・「ダークナイト」(?)、とあるが・・・
ジョーカーが企業面接に来てるみたいな、変な感じが、ちょっとオカシイ・・・。

14・「スターウォーズ」(?)、とあるが・・・
何でもかんでも、短く<まとめて>話せば、ええんかい!
と、余りの絶妙省略法、その他に、笑う。

(あ、ところで、アナログが見れなくなるより前に、
地デジPRのアレが、先に・・・見れなくなったよね・・・!の声)
(代わりの鹿キャラ、相当大慌てで、用意したよね・・・の声)
(で、今度の豚インフルエンザ流行、
「感xx島」より、「復xの日」、思い出したよね・・・・の声)

15・「夏のトビラ(カラオケ)」(?)、とあるが・・・
夏のレジャーにふさわしい、どころか。
これ、ホラーじゃん!ど派手じゃん!もう、無理やりだ。
全然、さわやかさが無いよ~!と、大笑い。

16・「北斗の拳(?)」(???)とあるが・・・
人物の動きと編集が、やや、キン肉マン?に近い。


とまあ、笑い転げて、
一応・・・以上。





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  1. 2009/04/29(水) 22:35:53|
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