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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

桜満開、ケンカも全開?

順之助の、日記。



こんな時節柄に、何だけど・・・
しっかり、観てきた。
小さな舞台・「野原にて」を。

4日、土曜、昼間。
板橋区内、某所。

知人の俳優・青木隆氏が、演出&出演をする、という。
有名な、韓国の舞台劇、という。
しかも青木氏自身は、牛の役で出る、という・・・。

あのスタイルのいい人が、牛に?
どんなんだ、そりゃ?

というわけで、はるばる、来た。

仲の良かった、牧畜兄弟が、
怪しい調査員?達が二人の土地に、<境界線>を引いたがために、
徐々に仲たがいを始め、壁まで作ってしまい、
どうしようもなく、エスカレートさせてしまう。
そこへ、嫁に行った姉が、里帰りに来て、
事態を知り、奔走して・・・という話。

前半は、調子の良過ぎるライバル商売人男女が、軽快におちゃらけ往来。
しかし彼らを排除して、もう一方が、
自分達のけしかけた、兄弟の仲たがいに乗じて、
あれこれと物を売りつけて、金と土地を奪い、支配してゆく・・・。

本筋が、あらゆる国際紛争、いがみあいの縮図みたいな話。、
悪行を仕掛ける連中が、皮肉屋と乱暴者なので、
だんだん気分が、ダウナーになってくるのだが・・・。

終盤を、プロレス入り?の大ドタバタにしていたので、大笑い。
ブラックジャック?な農夫にも、爆笑。
おかげで幾分、救われた気分になった。

「モ~!」以外の台詞無しで、顔出しの気ぐるみ姿にて、
牛の喜怒哀楽!を、たっぷり演じた青木氏に、拍手す。


調子のいい事を言って、近寄ってくる、
怪しげな商売人達には、くれぐれもご用心を!
という教訓を得られる、芝居であった・・・。


以上。
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  1. 2009/04/05(日) 12:59:58|
  2. 演劇
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桜咲く、隣は闇の助け人?

ビーグルGメン・北町警部補、捜査報告。


先週木曜、「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」を、シネコンにて拝見す。

時制的には一応、つい先日TV放映された、「相棒 -劇場版-」の続き、となっている。
あちらのヤマよりはもっと、小規模な事件、ではあるが。

いつものTVシリ-ズでは、
杉下右京警部・亀山薫巡査部長(後に転職)の、ホームズ&ワトソン・コンビが行なっている、
捜査と推理・解説を、
今回はレギュラ-である鑑識課員・米沢守と、警察署所轄の相原誠刑事が、
組んで行なう、サイド・ストーリー。
TVシリーズのレギュラー達や、過去のゲスト・キャラ?なども、続々、登場。

何しろ、仮にもミステリー映画内の事件なので、
残念ながら、事件真相の詳細に関しては、
未見者諸兄に対しては、大半を<部外秘>!扱いとせざるを得ない。

物証が大事、という割には、
採取・分析作業中にマスクをしていなかったり(手袋は用意している)、
又、明らかなる不法侵入を行なっているのに、発見した者がとがめない(!)等、
捜査進行上、若干不安を感じうる?シーンも、多数見受けられたのだが、
事件周辺関連の不祥事をえぐり出しつつ、推理サスペンスの定番を踏みつつ、
謎解きシーンを、えぐいながらも、しっかりとキメているのは、まずまず見事といえよう。

後は、男のロマン・ファンタジーを含み持った、台詞と場面を噛みしめて、
最後の最後まで、しかと観よ!とだけ言っておこう。
あれだけ、物証の鬼な男が・・・大いなる人間くささを、垣間見せる。
これが、泣かせる。
つらい夢に、なったろうな・・・と。


以上、報告す。
  1. 2009/04/05(日) 12:54:28|
  2. 劇場用映画
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