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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

ビーグル83「Gメン対チワワ対メキシコのUFO!」

主水日記。


29日、水曜。非番。
朝より、晴れ渡る空。


昼より、新宿。
ロフトプラスワンにて、昼食。

待つのは、<シネマ秘宝館43>の開始時間。

しかしまあ、よくぞ続いているものだ。
52後3回で、このエンタメ系自主映画上映イベントも、
寅さん映画の本数を、超えるのか・・・?

GWの真っ只中、男女40人ほどが集まった。
例によってアレな、いやレアなBGMが数曲流れた後、
待ち時間前に、小さなイベントあり。

まず、<ほえほえシスターズ>ライブ。
3人組(?)ユニット中の2人が、浴衣姿で登場、
景気のよい<新・八王子音頭>に乗って歌い踊る、ミニライブ。
(GWなのに、夏祭りみたいだな~、の声)

この時から、そのユニットの一人である、
林広報部長の別名は、「ノッチ!」となったのだった・・・!

次に、新星・内田美優、ミニライブ。
大きめの厚紙で作ったギターで、手まねしつつ、
可愛くノリノリの、アイドル・ライブ風。
過去に2度ほど、昼の部のみでやっていたそうなのだが、小生めは初見。
(いや~、明るいな~!の声)


そして、主催者・斉藤浩一館長もたじたじ?の、
林広報部長こと、ノッチの、強烈トークが炸裂する中、
3部構成で、怒涛のように笑わせる、
短編・中篇群の猛攻が、勢いづいたのだった・・・。

第一部:
プログラムには、9本・・・のはずが、
なぜか、上映は8本に。そのわけは?

1・「おっきなわんわん」(ホタテクノ監督):1分弱
・・・こどもの歌う、のんきな歌詞に、苦笑。
犬と散歩するなら、xxxのお掃除道具は、もってこうね・・・と。

2・「踊る白い宇宙人」(アトリエシエスタ制作):2分
・・・そのまんま、です。ちょっとかわいい。
クレイというか、アップリケの人形アニメ。

で、その次に、
3・「輪廻転生」(内田清輝監督)2分、
4・「チワワ島・予告編」(同監督)2分・・・、とあるのが、曲者で。

実はこの2本が、一続きの短編映画に、なっていたのだ!計4分。
つまり、初めと終わりが「輪廻転生」で、
その間に、「チワワ島・予告編」がはさまっている、という、
前代未聞の反則技!誰が予測できよう。ずるいぞお~!

そういう編集つなぎの結果、どうなったか?

たかが髪型の事で、ふざけあっていた登場人物たちが、
いきなり死闘の、大アクション!にまず笑い。
そこから先の、話の脈絡もややあいまい?なまま、
かわいいチワワが、怪獣化して、新宿・渋谷等で大暴れ?する。

画面のアクションは、縦横無尽、
人物達ともども、頻繁に入り乱れ、どんどん勢いを増してゆく。
特別出演の一部常連客や、自主女優・美優をも、
画面上に、わいわいとはしゃがせ、
そこへ、死者が蘇る・・・?という、
珍妙、奇妙奇天烈な弾み方に、
観客も引きずられる、じつに面白い映画に、なっている。
(以前ここで観た「宇宙コロニー大爆破!」なども、結構、ツボだった・・・の声)


5・「立ち読み」(再見・斉藤浩一監督):2分
・・・ずっと以前、ここでかかっていたもの。
コンビ二の立ち読み客撃退に、薄気味悪い笑い方のバイトを・・・。
わはは!そりゃ、誰で逃げ出すわな~。久々に笑う。

6・「テトリス」・・・のはずが、
なぜか題名、「エドリス」(成田秀平監督)?に変更さる。

・・・これ、事前に説明がないと、わかりにくいのだが、
一見ごく普通の、ゲーム機画面?にも見えるのだけれど、
なんと全画面、タイルを置いて、
マジックで白・黒等に、消しては又着色、等の、
気の遠くなる手間をかけて、いかにもそれっぽく、撮り上げたのだそうな・・・。
ものぐさな、根気皆無?の小生などには・・・とても、出来ん・・・!
<万里の長城賞>を、新設してさしあげたい。


7・「ぼうしっ!」(ふみはあとスタジオ制作)
・・・太線の線画アニメ、
幼い少女の、のどかな夢の中、
動物達と次々出会うだけの、アニメなのだが。
崖から落ちかけたとき、動物達により助けるやり方が、
おおお~!と歓声の渦に。あなどれない・・・。

8・「デス・とろいや-参上!」(アトリエシエスタ)
・・・と、強そうな題名の割には、
まあ、黒くてかわいらしい、ユーモラスなレスラー・・・。アシカ?
なんとなく、さっきの宇宙人と、似た感じだなあ~、と。


9・「怪傑トリオ」(新見文啓):再々見、27分?

・・・は、眼鏡青年を、気味の悪い怪物から助ける、
宇宙ヒーロー3人組の、ビーム入りアクション。
神社に柏手を打ったり、
SOSで出動前に、歯磨きと家事を済ませたり、
律儀な宇宙人達、ちょっとユーモラス。

が、しかし・・・ラストが・・・何度観ても・・・
えぐい!ミもフタもないぜ!大笑い。酷だよな~。
<N-Film>制作作品は、こういう容赦ないのが、多かったよな~。


10分休憩の後、第2部。

10・「The Idol」(ノーマン・イングランド監督)上映。

52分のDV中篇。
これはなんというか、その・・・
「トワイライト・ゾーン」「ウルトラQ」「世にも奇妙な物語」向きの、線で。
ホームレスのおっちゃんが出てきて、UFOが飛んでて、
中古プレミア玩具店主が居て、人気アイドル女性が居て、
一応、サラリーマン男性が、まきこまれ役で。

ストーリが抜群に面白い、宇宙SF、なんですけど。
ヒロイン登場でどっきり、CGたっぷり、SFで、ファンタジーで。
プレミアグッズ・ファンや、人気アイドル・ファンも、仰天?!の、すごい展開に。

途中で痛撃が襲うけど、不思議と怒る気にはならず、
むしろ、さもありなん!と、ニンマリさせられてしまう。
ラストも、あ、ありそうな感じだな、と。

何事も、前後の見境い無い、<はまりすぎ>には、
注意しような~!という教訓、とみた。


第3部、面白作品上映。

11・「科学情報うどんスパゲッティ」(吉村文庫):再見、10分

これ、数年前、中野ZEROの<バカンヌ映画祭>等で、好評だった作品。
今回も、バカウケ。
バイオリン曲、流れる中、
通電、落下実験、大食い、食後体力測定等、
ナンセンスなデータ録りの、連続。
実験台になり、ばたばたとせわしく動き回る、
人物達の様子を、眺めているだけでも、楽しい。
博士の、投げやり気味な解説が、笑いを後押し。
これが・・・たまらん。

・・・さて、以下、残りの作品が、諸般の事情により、
ちと、解説しにくい内容なので・・・お察しいただきたい。

12・「???」(???):3分、とあるが・・・
1本が再見、だった。
主演者、あまりにも、捨て身や!
若げの至り、だったんだろうな・・・多分。
今では、さすがに、もう・・・?

13・「ダークナイト」(?)、とあるが・・・
ジョーカーが企業面接に来てるみたいな、変な感じが、ちょっとオカシイ・・・。

14・「スターウォーズ」(?)、とあるが・・・
何でもかんでも、短く<まとめて>話せば、ええんかい!
と、余りの絶妙省略法、その他に、笑う。

(あ、ところで、アナログが見れなくなるより前に、
地デジPRのアレが、先に・・・見れなくなったよね・・・!の声)
(代わりの鹿キャラ、相当大慌てで、用意したよね・・・の声)
(で、今度の豚インフルエンザ流行、
「感xx島」より、「復xの日」、思い出したよね・・・・の声)

15・「夏のトビラ(カラオケ)」(?)、とあるが・・・
夏のレジャーにふさわしい、どころか。
これ、ホラーじゃん!ど派手じゃん!もう、無理やりだ。
全然、さわやかさが無いよ~!と、大笑い。

16・「北斗の拳(?)」(???)とあるが・・・
人物の動きと編集が、やや、キン肉マン?に近い。


とまあ、笑い転げて、
一応・・・以上。





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  1. 2009/04/29(水) 22:35:53|
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ビーグル83「GメンVS遠い国から来たスパイ!」

ゼルディア、追加通信。


シンケンジャーに、隠されていた、重大秘密あり。
じいやが、明らかにしました。
衝撃の事実。

前任者のシンケンジャー5人は、
屋敷に攻め入られ、
妖怪たちを封印する時の戦いで、
なんと、全滅!していた模様、です・・・。

(それで今まで、黙ってたな、じいや!の声)
(なり手が逃げるもんな!の声・・・)

しかも、妖怪首領封印の<文字力>を使えるのは、
歴代の殿、つまり、レッドだけ・・・。
今の殿では、まだまだ、力量不足なのでしょうか?

いつしか、謎の怪人剣士、登場。
妖刀村正を操り、殿ことレッドをも凌駕する、剣術使いの、
その男の人間姿は・・・オルフェノクの、カイドウさん・・・?

彼に負かされたレッドは、
何を思い立ったか、屋敷から家出中・・・?
カムバック、レッド!いや、殿!



MXテレビ、日曜夕方に移った、
帰りマン・ジャックこと「帰ってきたウルトラマン」も、放映が終盤に。

移動直前回の敵は、金色のロボットメカ・ビルガモと、
バルタン星人Jr.でした。
ビルの工事現場から出て来て、金色に輝き、
隊員たちや次郎少年を人質にとって、ウルトラマンを苦しめる、ビルガモ。
キングジョーを、ぐっとシンプルにしたような造形は、ちょっと面白いんですけど。

バルタン星人Jr.の、スタイルが・・・う~ん、中くらい?
「父の仇~!」と言ってるんですけど、
あの、それは、初代ウルトラマンなのでは・・・?
新ウルトラマンに当たっても、いいんでしょうか?

その後観た回では、
MAT開発のレーダー基地を狙ってくる、怪獣撃退の話が。

このレーダー基地の開発担当が、
必殺上司の鬼塚様、もとい、岸田隊員なのですが。
その岸田隊員の恋人?が出現。

ところが、その彼女が急に、泣き顔で、
「別れて、もう会わないで!」と言いだす。

実はこの女性が、郷隊員に白状・・・。
彼女は、地球防衛のレーダー整備を、妨害する密命を帯びて、
某星から遣わされた、侵略宇宙人であり、
怪獣とペアの、スパイだった!のです。

でも彼女は、本気で岸田隊員と人類を、愛してしまって、
どうしよう、どうしよう、と悩んでいたのだ!

でも、「まさか岸田さんが、レーダ-の開発者だとまでは、
知らなかった」とは・・・。
スパイ宇宙人なのに、なぜ調べてないの?
鈍い、というか・・・。初めからスパイ失格!
向いてない人だったんですね・・・。

ウルトラマンである郷に、
「同じ宇宙人なのに、あなたは地球人に好かれていて、いいですね・・・」
と、ぼやく星人女性。さもありなん・・・。

結局、ウルトラマンを尻尾攻撃で、苦戦させていた怪獣に、
岸田隊員の前で、本来の姿になって、
巨大化した彼女が、体当たりして、自爆!ああ・・・。

この巨大化姿も、シマシマの、シマウマが直立したみたいな・・・
ゆる~い、姿なんで・・・ちょっと、拍子抜けが。
等身大女性姿のまま、突っ込んでほしかったような気も・・・しましたよ。

でも日本人女性の名で、ちゃんと弔っていたMAT隊長達、えらいっ!


今日のゼルディア、追加通信、終わり。
  1. 2009/04/28(火) 00:22:08|
  2. 特撮
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春のスペシャル<みこんスケバルマン姉妹、あたしら参上!SP>

ゼルディア、宇宙監視基地。

アスカルことスケバルマンA、ゼルディア、ハナコス、ガルス、ゼロ・エックスが集合中。


{レスキューファイアー、3号姉貴はこわい!?}


ゼルディア「今月から始まりましたね~、テレビ東京系の<レスキューファイアー>」
スケバルマンA「例によって、熱血新人隊員1号が、一応の主役で」
ハナコス「ユ-モア・サポート役が、2号。隊長は従来どおり、かな」
ゼロ・エックス「だけど、真の主役は、
      一番プロっぽい、グリーン女性隊員の、3号・・・だね」
ガルス「3号、厳しい人っす!ちょっと、苦手なタイプかも・・・」

スケ「3号、1号の突っ走る行動に、しれっと批評してて、
   何か態度、冷たいんだよな・・・」
ゼル「隊長も2号も、現場のプロとしては、3号擁護派みたいだし、ね」

ハナ「実際、無茶して飛ばしすぎなんだよな、1号。
   車の訓練とか、加減ってもんを知らないよ」
ガル「でも、厳しく教えてるのはわかるけど、
   あれだと何か、つきあいずらそうだね・・・」
ゼロ「すぐに1号と打ち解けるのは、難しそうだな・・・」

ゼル「でもその理由は、可愛がってくれた父親の殉職、なんですよね」
ハナ「その遺志を継いで、ファイアー3号になった、と」
ゼロ「そりゃ、1号のミスや無駄な動きに、厳しくもなるよなあ」
ガル「それは立派なんだけど、一方で、かたくな、なんだよね・・・」
ゼル「レスキューした子どもには、ちょっと、心を開くみたいなんですけどね」

スケ「災害はお前のせいだ~!って吹き込んで、
   小さい女の子、泣かせてる怪人に、
   そうじゃない!お前だけは許さん!って、
   3号お姉のジャンプ・キック、炸裂!!」
ガル「炎の中でレスキューしながら、やるっすねえ~!
   いいとこ、あるじゃん?」
ハナ「まあ、あれだ。その厳し~い3号から、
   ルーキー1号クンが、これから何を学ぶか、次第だね~」

ゼル「あの、実はもう一つ、気がかりな事が・・・」
スケ「え、何?」
ゼル「レスキュー基地食堂の、お姉さんなんですけど」
スケ「ああ、何か可愛らしいのが、いるね~」
ゼル「見たところ、あの子のお試し料理は、
   ちょっと、難があるのかもと・・・カレーの味とかが・・・」

ガル「毎週、隊員達が、試食の実験台にされてそうだなあ」
ハナ「なあに、大丈夫だよ!ふぐ刺しとかじゃ、ないんだからさ」
スケ「<パトレイバー>の特車二課のケースみたいに、
   全滅しなきゃ、いいけど・・・ね?」
ゼル「早目のメニュー改善を、お願いいたします・・・!です」



{仮面ライダー・ディケイド、555・アギト・電王世界で大暴れ!}


スケ「さてさて、続くよ続くよ、のディケイド一行、
   平行世界の、世直し旅とござあい!」

ゼル「<ディケイド>の555(ファイズ)世界では、学園ドラマになってましたね」
ガル「この世界では、門矢クン、
   むりやり?高校生になってた!ちょっとつらそう・・・?」
ゼロ「オルフェノク男女3人組も、洗濯屋も、
   カイザ君も、社長2人も、出なかったね・・・」

ゼル「スマートブレインが、大会社じゃなくて、エリート進学校の学園名で」
ハナ「怪人オルフェノクは、みんな、学園内や周辺に潜む、高校生で」
ゼロ「ラッキークローバーは、学園内でえばってる、
   <花より男子>のF4みたいな、超エリートの、男女高校生達!」
ガル「で、555は、そんな学園に現れては、
   人間を襲うオルフェノクを退治する、伝説の仮面ライダー!」
スケ「誰なんだ、学園裏支配の邪魔をするあいつは!って、
   実は悪いオルフェノクのF4達に、狙われてるんだな~」

ゼル「写真部の男子部員が、555ベルト使いの、正体だった・・・」
ガル「同じ部の女の子を守るために、
   555になって、戦っていたんだよね・・・」
ハナ「でも、先に、彼もウルフ・オルフェノクなのが、
彼女にばれちゃって・・・逃げられちゃうんだな」

ゼロ「そりゃ、いきなり見られれば、
   怖がられて、逃げられるよなあ・・・・」
ガル「かわいそうに・・・涙、うるうる」
ゼロ「つーか、はじめからベルト無しで、
   ウルフ姿で戦っても、守れるのは、同じなんじゃないの・・・?」
ゼル「学園伝説の、ウルフ、ね・・・いいかも」
ハナ 「そのほうが、神秘的な感じがするかな~」
スケ「<狼の紋章>!だよねえ」
ゼロ「でもそれだと、仮面ライダーのドラマじゃなくなるし・・・困ったねえ」

ゼル「ま、結局、ディケイド君の助けもあって、
彼女にも、わかってもらえたみたいですけどね」
スケ「いやあ、心の広いヒロインで、よかった、よかった・・・」

ゼル「で、その555ベルトを、トレジャーハンター君が、欲しがってると」
ゼロ「あ、例の新登場ライダー・ディエンド君ね!」
ガル「自分でいろんな世界のライダーを呼び出して、
オルフェノク退治に、けしかけてるね」

ガル「あ、じゃ、以前、ホッパー兄弟やカイザが、
いきなり現れたのも、こいつのせいか~!」
ゼル「映画にだけ出てたライダー達も、自由に呼び出してますね~」
ハナ「いったい、どういう仕組みの、バックルなんだろうね?」
ガル「あれって実体化したデータなの?それとも実物?」
スケ「飯食ってる時とか、寝てる時でも、勝手に呼び出されるのか?」
ガル「それって何か、すごく迷惑な感じが・・・?」


ゼル「で、555平行世界の次は、ライダー・アギトの世界に突入!」
ゼロ「あくまでも、<ディケイド・アギト世界>ね」
スケ「ここでの門矢クンは、郵便配達人になったね。
   そこから、事件解決のヒントを得る」

ハナ「ここで、女刑事・八代、再登場!という、意外な展開が・・・」
スケ「え!?たしか、平行クウガ世界で、
   殉職したんじゃないの?あの姉御・・・って、びっくり」
ゼル「あちらのその後とは、又、平行世界らしいですね。
   この世界では八代姉さん、死んでなかったみたい」
ゼロ「怪人対策で、<G3X>装着システムの開発改造強化を、担当中でさ」
スケ「もろに、オリジナル・アギト世界の、
   焼肉大好き!科学者婦警姉さんの、役どころだね~」

ガル「一番驚いてたのは、姉御と慕っていた、
   クウガこと、ユウスケだよね・・・!」
スケ「でも相手は、彼を知らないんだよね。切ないね~」

ゼル「そこで、逃げ出したG3X装着者の、補充公募に、参加」
ハナ「助手で、補欠合格、ね」
ガル「一応、状況を把握した上で、
   それでも、アネサンを手伝たい!って」
スケ「律儀だねえ・・・泣けるぜ」
ハナ「一時は、門矢クンや、夏みかん、写真館長達一行とお別れして、
   この世界に、骨をうずめるつもりだったね、ユウスケ君・・・」
スケ「涙、涙だよ~!」
ガル「出番終わりかと、思ってた~」

ゼル「でも、G3Xの装着者合格は、なぜか、
珍しい宝探しにしか興味のない、ディエンド君・・・」
スケ「何でや~!何であいつなんや~!」
ゼロ「しかも、G3Xシステムを、ぞんざいに扱うんだよね・・・」
ガル「ユウスケも、カンカン!」

スケ「あそこらでは、もうちょっとで久々に、
クウガに変身!が見られそうだったね・・・?」
ガル「ユウスケ、ポーズとってたよね~、明らかに」
ハナ「随分長いこと、変身してませんよね・・・ユウスケ君」
ゼロ「ああ、惜しいなあ、じれったいなあ・・・!と」


スケ「未確認生命体と呼ばれる、グロンギの生き残りや、
アンノウン怪人が出るのは、元祖と大体、つながってるね~」
ゼロ「<人類を守る>ために、その人類を裁いて、殺す、
アンノウン・・・皮肉な存在だな・・・」
ガル「ディケイド君に、余計なお節介だ!って言われてたね」

ゼル「一番、元祖アギトと違うのは、
   アギトよりも先に、緑色のライダー・ギルスが、出てくる事」
ハナ「元G3Xの装着者で、突然、八代の前から姿を消して、
   逃亡中だった、思い出の男が・・・ギルスだった」
ゼロ「しかも、アギト変身も、兼任!だった」
ガル「三位一体なんて・・・あれは予想しなかったよ~」
スケ「出る人数、少ないよね~。節約策か?」
ゼル「ユウスケと姉さんのお別れシーンは、やっぱり、切ないな~」


スケ「さあて、今週はいよいよ、
映画とも連動してるという、電王世界篇だァ!」
ゼル「ついに、来ましたね~。待ってましたよ~」

スケ「モモタロスやウラシマタロス、キンタロスにリュウタロス、
みんな、出てきたね~。元の声で」
ハナ「ディケイドこと門矢クンとは、
必ず、憑依合体するだろう!と思ってたし、期待通りだね~」
ガル「ユウスケ君とも、ね~!」
ゼロ「キャラが、すごく変わるよね~。あれ見てるだけでも、相当楽しい」

ガル「でもまさか、夏みかんちゃんとまで!するとは思わなかった!」
ゼロ「まるでモデル撮影、だねえ~」
ハナ「黒のレザー着てたり、まさに、カジュアル変身!」
ガル「女リュウタロス、ふわふわ感あふれる姿で、驚いたな~」
スケ「乗っ取られて、操られてるシーン、赤影みたいで、おかしかったよ~!」

スケ「一応、女性ライダー経験者に登録、ってことで、いいのかな~?カイザ!」
ゼロ「誰がカイザだ~!」
ハナ「<いいじゃん>ダンサ-ズが居なくて、
踊ってるリュウタロスが、一人なのがちょっと、さみしいかな・・・と」

ガル「デンライナーには、オリジナル・レギュラーが、乗ってるね~!」
ハナ「つまり、今回は元祖・電王世界とリンク、ってことね」
ゼル「カフェ娘に、コハナに、オーナーも居る!うれしいですよ~!」
スケ「オーナーって、こないだ必殺で口入れ屋・・・?
あ、平行世界だよな・・・アハハ」
ガル「でも元祖・主役クンだけは、姿が見えないね・・・?」
ゼロ「出ないのかな、やっぱり?」

ガル「多分このまま、きっと、
超・電王との新作映画へ、つながる、よね・・・?」
スケ「楽しみに、待ちましょうや!」


ゼロ「あらら、何だかまた、
レスキューと仮面ライダーの2項目だけで、埋まっちゃったね~?」
ハナ「じゃ、シンケンジャーと、MXの帰りマンについては・・・」
ガル「司会のゼルディア姉さんが、この後、単独番組で、詳しくお伝えいたします!」

スケ「・・・あ、ところでズブール、
いや、ゲルゲーゲルは、どうした?今日、見かけないけど」
ゼロ「さあ・・・また、ゲルゲラスとかの、お仕事中ですかねえ・・・?」


次回記事に、つづく?
  1. 2009/04/27(月) 23:05:04|
  2. 特撮
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ビーグル83「Gメン、晴耕雨読」

左門の、日記。


25日、土曜。
朝から、どしゃ降り。
気温、12度より上がらず。
昼になっても、息が白い。
風も吹いてきた。春の嵐。

こういう日は、よく中距離の電車が、止まる。
よって、遠方外出を中止。

体調管理を兼ねて、
午後は自宅で、片付けものをする。
その一つが・・・ここの記事の、追記。

大体終わって、ふと観ると、テレビ東京で、
「マジンガーZ」のリメイク・アニメを、やっていた。
普段、土曜の夜は、映画等に出かけているので、
この時間のTVは、あまり観ていなかったのだ。


兜甲児は、まだ学ランのまま手探りで、Zに乗って、操縦してる。
あ、いるねえ、シローに、ボスに、
アフロダイAと、さやか。
あしゅら男爵、鉄仮面軍団も見える。

・・・あれ、原作では死んだはずの、兜十蔵博士や、
ローリー・ロールが、初めから生きてて、戦ってるよ!?
やっぱり、アナザーワールドだな・・・。

どうも、「鉄人28号」と同じ、今川監督版みたいだね。
昔のより大分、なめらかな画面表現だけど、
原作っぽい感じが、出てる絵だね・・・。

と、そんなところなり。

以上。





  1. 2009/04/26(日) 01:10:00|
  2. TV
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ビーグル83「GメンVSニュー梅安!」

続々・主水日記。


「必殺仕事人2009」、24日、放映分。


「必殺仕掛人」第一話、梅安・左内登場時をほうふつとさせる、
前回の、わくわくな<引き>から続く、始まり方。

お上の江戸市民救済策として、
<定額給付金>(ただし<商い税>と抱き合わせ)政策が始まる中、
まったく、その恩恵にも、あずかっていない者たちが、いた・・・。

人別帳に載っていないため、
口入れ屋の派遣業務にすら就けない、彼ら。
江戸の川原に、人別無し者の老若男女達が集まった、
<村>の住人達。

そんな中、その口入れ屋(またまた登場、電王オーナ-!)から、
ミニ河内山宗春よろしく、小銭を巻き上げ、
裏稼業の秘密と引き換えに、同心・小五郎に対し、
「川原の住人達から、手を引け!」と迫る、その男。
小五郎の刀を前に、一歩も引かぬ、度胸持ち。
おかげで小五郎が主水に、「なぜ二度も逃した?」と責められる始末。

坊主頭で、耳にピアス!の、その青年こそ、
一本どっこの仕事人・仕立て屋の<レン>・・・。

まさしく、梅安や鉄の、若返りバージョン!ないでたち。
一見不良っぽい?外見だが、
川原で知り合いの弟分に、仕立て屋の表仕事を指南したり、結構いい奴。

(前任者よりは、芝居の固さが取れてるかな・・・?の声)

ただ、若さゆえか、それが時には空回り。
川原の人々に口入れ屋が、うまい就職話を持ってきたときも、
怪しい、と反対するのだが、
「仕事と家持ってるお前には、無人別者の気持ちはわからねえよ!」
と、言われたりもする・・・。

結局それは、死人の人別帳を流用して、
無人別者達に、派遣仕事と住居を提供し、
毎度名前を替えさせて、あちこちとせわしく、移動させておいて、
これを口実に、お上の給付金を多額、騙し取るための、
大掛かりな詐欺行為だった。

さらには、邪魔になった川原村の人々を集め直して、
生活苦の心中に見せかけて、
斬り殺し、焼き殺し!の非道まで・・・。

弟分の残した小銭を頼み料に、お菊につなぎを取り、
小五郎・主水・涼次に、非道一味退治の仕事を任せ、
自らは仕事料も受け取らず、悪徳口入れ屋を、仕留めに行く、レン。

レンの仕事が、済んだところへ、
こちらもひと仕事済ませた、中村主水、
のっそりと登場、銭を渡して、レンを諭す。

「金は、受け取っときな・・・」
「悪人を裁くのは、地獄の閻魔様の仕事だ・・・」
「俺達の仕事は、汚ねえ仕事なんだ・・・」
「ただで仕事やってたら、それ忘れちまうぜ・・・」

ううっ、含蓄あるお言葉・・・。

小五郎だと、冷たく感じるだろう台詞が、
主水だと、素直に聞ける気がするのは、なぜ?
お互い様だな、という二人の、皮肉な笑みが、
ちょっと、心憎いぜ。

負けるな、小五郎・・・?


以上。


  1. 2009/04/25(土) 17:44:22|
  2. 時代劇
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ビーグル83「GメンVS新たなる仕事人!」

続・主水日記。


さて、「仕事人2009」、二週分。

まずは先週金曜、17日放送分。


からくり屋亡き後、
主水は、江戸市中でお買い物。
涼次は、いつもどおり、派手に夜遊び。
元締のお菊(和久井映見)は、ささやかなお弔いを、していた・・・。

(あれ、子どもはどこ行った?の声)


同心・小五郎は、
義賊と評判の大泥棒・六右衛門の捕り物に、駆り出されていた。

しかし、六右衛門は取り逃がし、
代わりに捕まえたのは、職にあぶれ、
かんざし店でつい、巾着袋を盗んでしまった、
妻子もちの浪人・清兵衛(大映テレビスター・松村雄基)。

幸い、着任中の温情派南町奉行(小林稔侍)のはからいで、
彼はいれずみ入れを免れ、お咎めなしで済んだ。

一方、六右衛門(又も登場、仕舞人・本田博太郎)は、
盗みに入った商家で、
見つかった店の小僧を、斬ってしまった上に、
逃亡時に、涼次に、顔の眉間の傷を見られてしまった。

焦った六右衛門、こと為蔵は、
侵入の手引きを図っていた、ワル与力達と組んで、
清兵衛に罪を着せて、与力らに捕らえさせてしまう。

お白洲では奉行に、「目をつけて、泳がせていたのだ!」と言われ、
たちまち、清兵衛に、磔(はりつけ)獄門!のお裁きが下る・・・。
すべては、奉行と腹心の与力たちによる、風評操作の陰謀だった。

善人面したワル、って役どころでは、小林稔侍は、うってつけ。
主水役も、できそう。
こういう役柄では、石倉三郎と、双璧かも?


かくて、妻の頼みにより、為蔵を含む四人が的となるが、
からくり屋が殉職したため、今、三人しか出動できない・・・。

やむを得ず、お役人のせめてもの罪滅ぼし?にと、
小五郎が二人、仕留める事に。
(元締のお菊は、技使えないのか?三味線のバチとか・・・の声)

そして三人は大胆にも、奉行の無礼講の場に乱入、
与力達ごと、始末してしまう!
む、無茶や・・・!主水と小五郎、自分達の職場で・・・。

だが、最後の的を狙っていた、小五郎の目の前で、
何者かが先んじて、その的を仕置し、立ち去ってしまう!
その人影は、誰・・・?




この週の、名言。

からくり屋の弔い中、
「あいつ、地獄は、どんなだって?」と訊く涼次に、
お菊、「この世とあまり、変わりないってさ」「この世が、地獄なんだよ・・・」
・・・じわりと、しみるねえ・・・。



翌週、24日放映分は、
待ってました!の新仕事人、登場・・・。
次号に、つづく。


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  1. 2009/04/25(土) 15:09:04|
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ビーグル83「Gメン・大山鳴動」

主水日記。


「必殺仕事人2009」(テレ朝系)。

新仕事人が加わる、今週は、
絶対、リアルタイムで観るぞ!
と、意気込んでいたら。

前日・木曜の朝方、
同心・小五郎の事務所後輩の、超有名メンバー・K氏が、
大酒に酔って、騒動を起こし、現行犯逮捕!のニュースが。

わが周囲の、人々の間でも、一時、ちょっとした騒ぎに・・・。
小生は勿論、皆、「意外!」だった。
<らしくない>感じがした。
何か、ストレスでも、たまっていたんだろうか?

小五郎よ!先輩として一言、
クールにお灸すえてやれ!と思った。
「呑むつもりの酒に、呑まれてちゃあ、
いずれ仕事で、しくじるぜ!」とか。

ま、もっとも、この手の有名人酒豪伝説って、
昔からいっぱい、あるんだろうけどねえ・・・。
少し騒ぎすぎの感も、あり?
(でも、お互い呑みすぎには、注意しような、との声。)


金曜には、K氏が釈放となり、
午後9時より釈明会見、との事だったが、
その時間帯が、まさに・・・
放映時間なんだよな、「仕事人2009」の。

で、やっぱり、そちらを優先。
会見は後から、ニュースで・・・という事に。

ひとまず、普段通り放映されていたので、
人形浄瑠璃のOPが始まったときには、ほっと一安心、だった。


後で、会見の模様を、各局ニュースで観たら、
当人は大分冷静になり、落ち着いている様子で。
こちらもようやく、落ち着いたのだった・・・。
やれやれ、なり。




必殺本編については、別記の予定。

以上。

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  1. 2009/04/24(金) 23:28:11|
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ビーグル83「Gメン仰天、代打無双」

政の、日記。


22日(水)夜、新宿。

新宿トーア、閉館の札を確認の後、
シネマスクエアとうきゅうへ。

「映画は映画だ」。

客席は約50名、
韓流スター大好き!な女性層が、年代を超えて集結、
中年男性も、結構居る。
ロビ-では、黒い衣装が似合う二人がかっこいい、の声多し。

強烈な二人、出会っちまったのが、運のつき。
暴れん坊スター俳優と、マジでガチのギャング兄貴。

さあ大変、怪我人続出、ハード・アクション映画の現場に、
マジでその、ギャングの兄貴が、捨て身のアタック出演・・・!
(・・・って、昔、某社映画にもあったような・・・?の声も・・・)

ギャング界と、映画業界、
双方のお約束シーンを、交互にシャッフル。
相乗効果、しっかりと出てる。
一本で、二度痛い。
そして二度おいしい。
勿論、テンポもいいし、
アクションも張りがあって、素晴らしい・・・。

くんずほぐれつ、撲りあい、蹴っ飛ばしあい・・・。
リアル演技の求めすぎで、右も左も、痛いの何の・・・。

いわくあり?女優も、よくぞ、
あの現場に付き合ったものよと・・・感心。
葉隠れ恋人、マネージャ-に、兄貴の子分、
人間不信の親分に、ゾンビ男?と、
脇も、曲者揃い。

兄弟分で、撃ちあい遊戯シーン、じわり、泣かせるぜ。
ああ、優作アニキが見える・・・。

容赦なし、限界ギリギリ、スパーク・アクション!
製作や公開にまつわるトラブル自体が、ドラマ。
公開中止に、ならないか・・・!?と、
最後まで、はらはらもんだ。

そして、ダブル・クライマックスは・・・
迫真!ぐちゃぐちゃ!なぜそこまでやる。
そして、やっぱり、の痛撃!問答無用だ!
むちゃくちゃや・・・でも何だか同時に、納得もしてしまうんだよな・・・。

少なくともこの映画、タイでは、公開禁止になりそう・・・?
と、心配したのだった。

男女問わず、アクション映画を愛する者よ、
しかと、観るべし!


以上。
  1. 2009/04/23(木) 23:53:44|
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ビーグル83「Gメン・レクイエム」


<おくやみ>(代表者談・代読:BY代表代行秘書)


*SF小説「沈んだ世界」、
自伝的少年冒険小説「太陽の帝国」(スピルバーグ監督で映画化)の作家、
J・G・バラード、19日にがんで死去。享年78歳。

(代表者談):
「学生のとき、真夏の暑い昼下がりに、
FM東京で細川俊之を聴きながら、<沈んだ世界>を読んだ・・・。
一人行く主人公、余韻ある読後感だった・・・」
「<太陽の帝国>、広々してて大雑把な、場面の流し方だったな・・・
封切り時に、日曜の昼間観たけど、ガラガラだったよ・・・」


*GSバンド<ザ・ジャガーズ>のボーカルで、
前田陽一監督の映画「進め!ジャガーズ敵前上陸」に出演の、岡本信さん、
自宅風呂場で、心不全のため死去。19日に発見さる。享年59歳。

(談):「王子様がビートルズ、って感じの衣装が・・・GS映画には多いよね」
「ドタバタな映画だったな・・・円楽も、てんぷくトリオも出てたし」
「ビキニの殺し屋役の一人が、今、関取の母なんだよな・・・」


*歌手、ドラマ「花嫁は16歳」、バラエティー「週刊欽曜日」、
ヤクルトCMシリーズ、他出演、
清水由貴子さん、急死。享年49歳。

(談):「結構、可愛いかったよね・・・明るい役、やってたのにね・・・」
「佐藤B作にアッチ!アッチ!言われてた清水善三は、
時代劇の<暁に斬る!>出てたな・・・」


3人に、合掌。


以上。
  1. 2009/04/21(火) 23:14:42|
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ビーグル83「Gメンは見た!プロ・ワールドの誕生記録」

錠の、日記。


18日、土曜。
うららかな、春の午後。

今年は、横浜開港150周年だそうな。
そんな中・・・
横須賀線で、のんびり出かけて、
逗子市街を、しばらく散策。

その後、京浜急行線にてターン、横浜・黄金町へ向かう。
行く先は、勿論・・・ミニシアター、シネマ・ジャック&ベティ。

かつては、1館が洋画2本、
1館が時代劇等の邦画2本立て、
というのが定番の、名画座だった。

今では時間帯ごとに、さまざまな洋画・邦画を公開・上映している。
さて、この日の、お目当てとは・・・。


清水雅美監督、「日本の女子プロボクシング夜明け」(本編96分)・DVD上映。

そう、<シネマ愚連隊>で、昭和風味アート作品「狂華」を監督した、
清水雅美監督がDV撮影した、女子ボクシング界の取材ドキュメンタリ-である。
舞台挨拶に来た、ボクシング専門誌の女性記者も、登場する。

この日の舞台挨拶と上映は、
<黄金町映画祭>同様、2階のスクリーンで行なわれた。
観客席には、女性1名を含む、10人。
小生も、その観客十人衆の、一人となった。

1999年以来、日本にも、女子ボクシング試合があったのだが、
まさかそれが、シネマ下北沢の、
すぐ向かいの会場で、始まっていたとは、まったく知らなんだ・・・!
ちょっと、驚いた。
女子サッカーからの移動加入組が居た事も、意外な感じがした。

試合記録と共に、これまでのスター・ボクサー達の、インタビューも収録。
まだできる!と思っていた者が、あっさりと、引退決定にならざるを得なかったり、
デビュー戦だけで倒され、出れなくなった者もいるとか・・・。
見かけ以上に、なかなか、ハードな世界のようだ・・・。

そして、女子プロボクシング協会の設立が、去年。
ごくごく、最近なのだ・・・。
「ミリオンダラー・ベイビー」みたいな女子プロ試合が、
ようやく、後楽園などで、始まったばかりなのだ・・・。

業界初の、プロテストのにぎやかなプレス取材模様も、映し出される。
合格者の結果発表時、
張り出す紙をもっと大きく!と記者達が息巻くのに、笑った。

試合にはなかなか、迫力がある。
タンカ搬送まで、出た・・・!
全体に若々しく、まっすぐな、前向きな感じのボクサーが多い様子で。

世間への認知は、まだまだ、これから、という所で。
思うに、ロッキーに対して、ドラゴ達が現れたように、
もうちょいヒールな、朝青龍?みたいなボクサーが、
スターボクサーのライバルで出てくれば、
スポーツ誌なども盛り上がり、より話題になりそうだが、さて・・・?


帰りに、BABACHOPへ寄ると、常連一同が、打ち上げの真っ最中。
珍しい事だが、今月の<B-DASH>に参加した監督から、
1作、DVDを戴いた。
帰宅後、拝見す。


手塚悟監督の自主DV短編、「つるかめのように」(13分)。

最初に、父・母・娘で、高校入学の朝らしき風景が映され、
その次には、家族のありふれた、朝食シーンが出てくる。
朝御飯の支度をしている、母親の姿を見た時の、娘の様子から、
母がしばらく、留守だったらしい、と思われるが・・・。

まあ、一種のファミリー・ファンタジーなのだが、
ささやかな短編がら、すがすがしく、
何だか、ほっとする話ではある。


以上。
[ビーグル83「Gメンは見た!プロ・ワールドの誕生記録」]の続きを読む
  1. 2009/04/19(日) 15:38:27|
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ビーグル83「Gメンは見た!伝説の自由人達」

壱の、日記。


4月17日(金):夜、渋谷。
ユーロスペース・レイトショー。
山田広野監督のDV長編、「バサラ人間」、公開最終日。

独特のいわゆるヘリウムガス?音声で、オリジナルのサイレント短編に活弁を付ける、
ブラック・ユーモア溢れる、自主映画活弁の旗手として知られる、山田監督だが。

今回のメイン作品では、活弁抜きで台詞つき、
長尾みのる、という人のイラストーリー(絵の入った文化小説本らしい)を元に、
60~70年代風衣装のエロあり、サイケありの異世界アート劇映画を、やってのけた。

いってみれば、さそり監督(既述)あたりにもやや近い、
エロと美女とアート、混濁の作風だろうか。

大体3部構成で、
遊びまわるわがままな人気女性タレント(久世律)、
新人アイドル志願の上京少女(仲村みう)、
若い頃食えなかった文化人男性(OBKA&帰りマンこと団時朗)の3人が、
それぞれの主役となり、
登場人物たちが時制の前後と共に、あちこちで交差する。
その辺は、エロ話が入るのも含めて、「罪とか罰とか」とも似ている。
(もう一つの共通点は、車か・・・?の声)

しかしまあ、えぐい事するなあ、蛍雪次朗の芸能マンは・・・!
笑っちゃった。おかしいよ、あんな検査。
気付けよ、ヒロイン!

全体に、カラフルなCGや衣装を投入して、
芸能とポップ・アートの、融合された舞台とされているのが、特徴。

現代(21世紀)の人々が通行する、あの新宿の街中を、
60・70年代風のファッションに、身を包んだ出演者達が、
入れ替わり立ち代わり往来し、
見世物一座・デリシャスウィートスが歌い、
不老不死?の麗人(采花)がつぶやき、横切る様は、
眺めているだけでも、新宿今昔時空旅行という感じで、なかなかに楽しい。
文化評論家らしき人物(団氏)が、
いかにもそれっぽい、お店のナビゲートをしているのも、面白い。

ホテルのいざこざなども、愉快。
ジュリーそっくりの人物には、又、微笑す。
一番しんみり来るのは、バーの女とポンチ絵描きの話・・・かな。

驚いたのが、エンディング・ロ-ルの不敵な長さ。
出演者各人が、新宿の歩行者天国で、一人一人、パフォ-マンスしてみせる。
テンポのいいBGMとともに、舞台俳優の芸達者ぶりが、連打されるので
都合でVTRだけの人が出ると、なぜお前はやらない!と怒ってしまいそうになる。
こういうエンディングの処理法もある、という一つの良き見本ではある。


映画の文句でも云っているのだが、
自由奔放、大酒のみとはいかぬまでも、
杓子定規、窮屈なる世に流されつつも、
負けず滅びず、飯を食い、軽やかに這いずり回り、
時には起き上がり、自分のやりたいことをやる・・・。
そんな、せめて精神だけでもバサラな野郎に・・・
小生などは、なれるものだろうか・・・?


長編終了後、引き続き、山田広野監督の十八番、短編活弁あり。
手製のクレイアニメ、「ピートト」の第2話が、
ようやく完成したとかで、1話と2話、一気にライブ。

ニワトリ型の魚が、金魚兄弟と対話しつつ、
怪しいナマズ出現におびえる、というだけのシンプルなもので、
後は、監督のアドリブ全開、
20代男女メインで満員の場内は、爆笑の渦に。
春の宵、ひと時の、至福。


土曜分に、続く。



  1. 2009/04/19(日) 10:38:41|
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ビーグル83「新GメンVS署長VS悪行刑事!?」

鉄の、日記。


未記録の鑑賞作品もあるので、先週分も含めて、記す。


3月20日(金):午後4時15分~7時頃まで、渋谷イメージフォーラム。

<日本性愛映画史1965~2008>(ピンク映画特集企画)にて、
過去に観た懐かしの2本立てを、再見。1400円。
(亀有名画座では、3~4本立て、800~1200円でした・・・の声)

1本目、1980年・小水一男(別名・ガイラ)監督、日野光脚本、
「ラビットセックス 女子学生集団暴行事件」(シナリオタイトル「兎」)。

中流生活どっぷりの父母に、違和感を覚えた女子高生や、
ぱっとしない受験浪人らが、ビリヤードの遊び人達と合流、
屋上や海辺・断崖で、気分開放されるべく、セックス&ドライブ。

ピンク四天王監督として知られた、佐野和宏が、
自由気ままな遊び人学生?を、ノンシャランと、快活に演じているのが、
完全に中高年役にシフトした今では、不思議な感じがする。

<ウサギ小屋>に住んでる日本人家庭、という表現が、
今や、妙に懐かしくすらある・・・。
ゴダールみたいなラストが、ちょい唐突?


2本目、1986年・福岡芳穂監督、ガイラ・チャン脚本、
「制服監禁暴行」(シナリオタイトル「BABY WHAT‘S LOVE」)。

80年代ピンクでは欠かせぬ男優・下元史朗、
ボギーを気取ったキザ台詞、タフでコミカル漫画な探偵役で、主演。
原宿・渋谷・新宿周辺ロケ、あの頃の、
ライトでポップなファッション・風景が、眺めていて楽しい。

家出娘の調査を、父親に頼まれた探偵が、
にわか助手の、女子大生風俗嬢とともに、
過激AV撮影の撮影で死んだらしい、家出娘のその後を、
裏稼業世界を往来しつつ、真相に行き着き、嘆息する・・・。
テーマは現代っ子の調子よさ、ってやつだろうか。
ラストの、隣の音、いったい何なんだろうねえ・・・?


同日夜、ラピュタ阿佐ヶ谷レイトショー、
<60年代まぼろしの官能女優たち>特集より、「淫紋」。
1967年、向井寛監督、内田高子主演。白黒。

金沢、お堅い旧家への嫁入り。
病弱で寝たきりの夫、家名のために子を欲する義母、
第二次世界大戦に乗じ、その財産を奪おうと画策する、
軍人幹部と地元の有力者・・・。

唯一、嫁に心を開くのは、
学生期から遊郭通いが止まらない、義理の息子。
これが、髪も黒々、若き日の、久保新二!びっくり。
だが彼は、家庭内情事の後、出征してしまう・・・。

この哀しき状況下で、生き抜く嫁の半生を、
大映ドラマのように、古風なメロドラマ調で描いている。
お約束のエロ・シーンも、割とおとなしく、
雷の草むらに素足が見えてあえぐ、位の抑えた描写、ちょっと拍子抜け。
結局、子供を宿した女は強い、という、
古風な昭和の、メロドラマそのものだった・・・。


4月7日(火):フィルムセンター、吉永小百合版「伊豆の踊り子」。

かなり以前、テレビ東京系午前中の映画枠で、
日活アクション映画ばかり放映していた時期に、
やっていたものを観たのが、初体験だろうか。

あれだと画面幅の都合で、人物対話シーンが右へ左へ横移動したり、
初めと終わりのシーンが、どうしても縦長に見えたりするのだが、
スクリーンだとそれが、初めから普通に、ゆったりと横長。

まあ、それが本来のありかただし、劇場映画ファンとしては、それが正しいわけだが。
屋上からの俯瞰みたいな印象で、ラストを記憶していたので、
ちょっと不思議な感じも、するのだ・・・。
これ、小生だけだろうか?


4月12日(日)、午後、シネマヴェーラ渋谷。
<東宝アクション2>特集にて、「野獣死すべし」「顔役暁に死す」の2本、再見。

須川栄三監督&仲代達矢版「野獣死すべし」は、
野獣というより、計画完璧、きわめて冷徹なる、犯罪コンピュータ男。
現代的にひんやりと、容赦なく実行、
不満ある他人をも乗せて、巧妙に利用してゆく。
好きになれない。コワい。

アレを見直すと、つくづく、松田優作版「野獣死すべし」は、
呼び覚まされた、薄気味悪いが人間くさい殺人野獣、
という感じに見えてくる・・・。

全編クールな「野獣死すべし」に比べると、
「顔役暁に死す」の、加山雄三や中谷一郎は、陽性。
ギャング抗争にからむ命のやりとりにしては、いささかのんきな印象を与える。
ここではむしろ、女がコワい・・・?という。
修理中の車のシーンなど、岡本喜八監督らしい遊びが垣間見えて、楽しい。


4月15日(水)、夕刻:丸の内東映、「釣りキチ三平」。

とにかく、主役少年が、原作漫画の<三平ポーズ>とアクションを、
しっかり会得して、快活に見せているのが、たのもしい。

舞台は、「ニセ札」同様?田舎ののどかな風景を映し出しているが、
努めてさわやかに、明るく撮られている。
ロケ画面も、都会暮らしの姉と田舎の釣り大好き少年の物語も、
当然ながら、ずっと明るい印象でもって、
ひたすらわかりやすく親切に、誘導されている。

全体の印象をひたすら、さわやかに持ってゆこう、持ってゆこうとする方針が、
徹底して貫かれている。

その一方で、魚のたたき等、軽い笑いが起きるべき一部シーンでは、
いささかあてこんだ感じ、すべってる感じを作っているのが、
ちとヨワくて、もったいない。
あのヒロインの、固さゆえも、あるのだろう・・・。

それにしても、かつての東映不良性映画で、暴れまくっていた渡瀬恒彦が、
じっちゃんを、演じる歳になっていたのか・・・。

魚紳さんが塚本高史、というのは少し驚いたが、
(だって、ドラマでビートたけし役の人だよ!の声)
渡瀬じっちゃんとの、むきになったやりとり等、
塚本、なかなかに好演している。

見所は、CG合成を駆使した、魚の水中遊泳や、釣り糸の動き!
70年代には、これができなかったのだ。
合成部分が終わると、魚が少し小さくなって見えてしまうのは、
釣りキチ一同の、性(さが)・・・?

しかし、いや~、川釣りの技と醍醐味を、
ちゃんと丁寧に描いてゆく姿勢には、感心、感心。
「釣りバカ日誌」シリーズでは、ここらが、大雑把に流されている感じなので。
一度、釣りバカ浜ちゃんと、釣りキチ魚紳と、三味線屋勇次を、
川岸に並べて、糸投げ技を競わせてみたいぞ!

エンタメ映画としては、飛びぬけた印象の作品ではないが、
ひと時のくつろぎ、休暇、ヒーリングを、という人には、いいんじゃないだろうか。


4月16日(木)夜:シネマライズ渋谷、「罪とか罰とか」。

平日で封切終了間際とあって、
20名位と、いまひとつな、客の入りだったが。
これが、大当たりだった。
面白い。ゲラゲラ、だった。

・・・あれ、そいつが実質主役か?と思わせておいて、
あっさり、方向転換したり。
なかなか、主役が出てこない。
何の道草だ?などと思って、油断してはいけない。

とにかく、突発的状況、連発。
その進行・構成が、実によく出来ているのだ。
そして、適度に?ドライな感覚。
(いや、適度越してるだろ~!あちこち、いて~ぞ!の声)

「運命じゃない人」とか、
ウディ・アレンの初期映画群とか、
「ファール・プレイ」とか、
ホラー・パロ映画とか、ああいうのが好きな人には、
結構、ハマれるんじゃないか?と。
勿論、特に何も知らなくても、十分楽しめる。

女優陣では、自意識過剰、典型的巻き込まれタイプ役の、
一日署長たる主人公、
反応がいちいち可愛くて、いい。
元恋人の、とんでもなくあぶない刑事が、
役柄に似合わず、一見落ち着き払って見えるので、
そちらとの対比で、余計、可笑しくなってくる。

その周囲では、奥菜恵とサトエリが、猛烈に・・・!
もう、すごくて、笑わせる。
人生の何を捨てたら、そこまで演れるのか!?と。
もう誰にも、この2人は、止められない・・・。
必見。


金曜以降、次号。 [ビーグル83「新GメンVS署長VS悪行刑事!?」]の続きを読む
  1. 2009/04/19(日) 10:27:10|
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(新)ビーグル83「新GメンVS紙幣偽造団!」

参の、日記。


11日、土曜。
地元に比較的近い、公園へ出かける。
花見して、のんびり過ごす。
桜舞い散る中、芝生の上に寝転べば、
子供達のフリスビ-が、宙を飛ぶ・・・。


12日、日曜。、
ライダー・ディケイド(ついにアギト/G3X篇!)を観てから、新宿へ。

木村祐一監督のデビュー作「ニセ札」は、
期待したほどには、とんがった表現の映画ではなかったのだが、
人々がインフレに泣く、昭和27年の村が舞台の、
ある種奇妙な事件を、まずまずわかりやすく、手堅くまとめていた。

いかにものんびり、のどかな村の人々が、
とんでもない犯罪に、手を染めてゆく過程を、
ゆるゆると、ユーモラスに、くつろいだ様子で、描いてゆく。
おあつらえ向きの条件が、あまりにも、揃いすぎていた・・・!
後半は内部の不祥事?や警察介入で、展開はバタバタになってゆく。

欲を言えば、「できたものを見ないとね・・・」の次あたりで、
坊主が「ほお~、よくできてるな~」というシーンが入っていれば、さらに面白くなったのだが。
そうすれば、裁判シーンの皮肉な台詞が、もっとピリッと効くのではないか、と。

笑ったのは、裁判長が・・・遠藤憲一。
「ドロップ」のエロ親父役の、あの人・・・!
あっちでは中坊軍団相手に、大暴れしてたあの人が、
「被告は反省の意思がないのか!」だって。
(あんたが言うな~!ってね、の声)

「銭ゲバ」の人も居たら、もっと笑えたかも・・・。
惜しい、亀の人は別人だ。(歳だな、俺も・・・。)
でも、愉快に演じてる、何か観てて楽しいぞ。

ともあれ、ちょっぴりええもん、見せてもらったわ~、と。
これ、舞台でやったらどうかな・・・?


軽く昼食後、午後はそのまま、シネヴェーラ渋谷へ。

午後以降、その後1週間については、後刻・・・。




  1. 2009/04/13(月) 21:11:25|
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桜の花びらを背に、彼は消えゆく

主水日記。


「仕事人2009」で、
今日、からくり屋の源太が、殉職した・・・。

そうか、ついに逝ったか・・・。


昼間、直前の回を、再放送留守録で、つかまえたら。
小五郎が源次に、主水が涼次に、
「お前の考えは、仕事人として甘い!」
「今にへまをするぞ!」
と、それぞれ叱っていた。

いわゆる、仕事人稼業の掟、というやつで。
「しくじった奴は、殺す!」
「仕事を見た奴は、消せ!」という、厳しい掟なのだ。

(そういう主水だって、以前は結構、的や目撃者を逃がしてるんだが・・・の声)

的が、荒川良々の、盛り場通り魔・黒頭巾侍!
夜だろうが、昼間だろうが、容赦なしで暴れる。
涼次のマスコット?如月も、巻き添えで軽傷を負う。
つい、忍び動作と武器ポーズが出てしまい、
「昼間からやるな!」と主水にたしなめられる涼次。
(モデルはもしや、秋葉原の事件の・・・だろうか?の声)


侍の家の者達二人が、人のいい使用人を殺して、犯人に仕立ててしまった。
それに気づいて悲しんだ、侍の母親(池上季美子)が、
その実子を、家の者達二人ごと殺してほしい、と、仕事人達に依頼。
何という、つらい頼みだろう・・・。

母親の前を横切る、犠牲者達の葬式提灯。
蛍のごとき、その群れが、より哀れさを誘う・・・。

いつもハードな物言いの小五郎だけが、気にいらねえ、と仕事を断り、
主水・涼次・源太は、仕事を受け、
一同、一気に斬り込み、遂行。

だが、最後の一人を仕留め損ね、標的に襲われた源太が、逆上。
大声上げて、派手に、石で殺してる!
(いてーよ、見るからに・・・!の声)

こら、見つかるだろー!と思っていたら、
運悪く、小五郎の同僚同心に、現場で姿を見られてしまう!
その後ろには、掟の準代表者・小五郎が・・・。
さあ、どうするんだ?!同心も消すのか?

で、次回へ、となっていた。

そして・・・。

主水の機転で、どうにかその場は乗り切ったものの、
下手をすれば同士討ち、すれすれだった・・・。
しかし深夜とはいえ、路上で大声出して反省会では、
見つかる恐れが・・・と、はらはら。

さすがにその後しばらくは、小料理店を子供に任せて、
奥に隠れていた、源太だが。
同心にばれていないとわかり、一安心。

とそこへ、生き別れの、生みの親!と名乗る女が現われて、急展開。
(元・影の軍団幕末篇、W浅野、土曜サスペンスの女王・浅野ゆう子!の声)
お涙芝居で、ある商人一家の財産をぼったくるべく、源太を騙しているが、
これが、とんでもない、
詐欺と押し込み強盗の仲間を持った、大嘘つきの手だれで・・・
殺人や放火をさせて、もう、最悪な女!なのだった。

それに気づいた、源太の養い子クンが、一味退治の頼み人になる・・・。
それでもなお、この女の本音を見極めきれない源太は、
自ら見極めて、始末をする!と、出動するが。

桜散り、花吹雪舞う中、悪女と二人きりで対峙する、源太。
粘りに粘るこのシーン、
梅安と悪女の、映画版対峙をほうふつとさせる、
舞台劇さながら、密度の高さ。
若さと甘さが、命とり、
しかし、最後の技に挑み・・・。
あの会話は、ただ二人だけが、知っている・・・。


昔死んだ仲間のことは、訊かれても、
「忘れちゃったな」と、つぶやいていた主水だが、
又しても、若手仕事人の死を、見送ってしまったのだった・・・。

「人は鬼になれるが、鬼は人になれねえ・・・」
含蓄ある、主水の一言。


さらば、源太。

(で、あの少年は、どうするんだろう・・・?の声)


以上。

  1. 2009/04/10(金) 22:24:31|
  2. 時代劇
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桜舞い散る中、男は旅立ってゆく

錠の、日記。


平日の夕方、
久しぶりに、都心部の映画街へ、出た。


あれれ、どうなっちゃってんだろ?
「釣りキチ三平」を、観に行くはずが、
直前で気が変わり、なぜか、
近くでやっていた、「ドロップ」に、してしまった・・・!
思いっきり気まぐれ、これぞ、シネマ旅。

来客30人くらい、
OL、カップル組と、毛髪茶色の女子コンビが目立つ。
中年男性は、2人・・・。


出演者がほぼ全員、体張った、
力作だったぜ、「ドロップ」。

棒に、バットに、とび蹴りに、
ガラス割りに、集団乱闘に、恐怖の親父に・・・!
す、すげえ!こえええ~!
本当に、マジで、全編容赦なし!

特にヒロ、ど迫力。
ありゃ、本気だよね~。
理屈はいらない、後先考えない、猛烈突進型。
まさか、ここまでやってるとは・・・絶句。

わ~、「ビーバップハイスクール」だ、「マルボロ」だ!
イナズマ・カットの奴なんか、「押忍!空手部」の高木みたいだぞ。
(そういや、「クローズZERO」は、未見だったっけな・・・の声)
俺なんぞにはもう、あれほどの体力も勢いも、出せっこないよな~。


いや、ちょっと待て、こいつらたしか、前半は・・・中学生、だよな?
「俺達、中学生はよお~!」なんて言ってた、
<シネマ愚連隊>の某映画を覚えているが、
この「ドロップ」組は、俳優みんな、20代のはず・・・。
でも観てる間は、一応皆、中学生で。
やっぱり、高校生位に見えるかな・・・と。


リーダーの恋人役にいたっては、ついこないだまで、
TVの「ゴンゾウ」で、女刑事だったような?
終始、茶髪じゃないのが、ちょっと意外だな~。
(一服の清涼剤、だな・・・の声)

レッド・ヘアーの主人公、不良の道を目指しつつ、
強い奴には、めっぽう弱い・・・だめじゃん!
実際、ほとんど負けっぱなし。

でも、坂本竜馬?を気取りつつ、口車の調子よさで立ち回る、結構知恵者だ。
彼の半分冷めた、状況眺めの視点が、
映画中の緊迫した対決場面を、いちいち、面白く見せてくれる。
年末篇は、特に、大いに笑わされた。

ちょいと下品だけど、思わず笑わせるシーンも所々あって、ほっとさせてくれる。
女子層の笑う声が、随所で響く。
いつのまにかくっついてる、太っちょ君、
見せ場多くて、うれしいぜ。

上地のアニキ、何ていい奴なんだ・・・。
ライダーGの悪役からは、想像できん。
泣きが入るのは、ずるいぜ~、だが。



男の旅立ちらしい締めは、ナイスだぜ・・・。
うん、観といてよかった。



じゃ、又な!







[桜舞い散る中、男は旅立ってゆく]の続きを読む
  1. 2009/04/10(金) 20:24:11|
  2. 劇場用映画
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桜満開、ケンカも全開?

順之助の、日記。



こんな時節柄に、何だけど・・・
しっかり、観てきた。
小さな舞台・「野原にて」を。

4日、土曜、昼間。
板橋区内、某所。

知人の俳優・青木隆氏が、演出&出演をする、という。
有名な、韓国の舞台劇、という。
しかも青木氏自身は、牛の役で出る、という・・・。

あのスタイルのいい人が、牛に?
どんなんだ、そりゃ?

というわけで、はるばる、来た。

仲の良かった、牧畜兄弟が、
怪しい調査員?達が二人の土地に、<境界線>を引いたがために、
徐々に仲たがいを始め、壁まで作ってしまい、
どうしようもなく、エスカレートさせてしまう。
そこへ、嫁に行った姉が、里帰りに来て、
事態を知り、奔走して・・・という話。

前半は、調子の良過ぎるライバル商売人男女が、軽快におちゃらけ往来。
しかし彼らを排除して、もう一方が、
自分達のけしかけた、兄弟の仲たがいに乗じて、
あれこれと物を売りつけて、金と土地を奪い、支配してゆく・・・。

本筋が、あらゆる国際紛争、いがみあいの縮図みたいな話。、
悪行を仕掛ける連中が、皮肉屋と乱暴者なので、
だんだん気分が、ダウナーになってくるのだが・・・。

終盤を、プロレス入り?の大ドタバタにしていたので、大笑い。
ブラックジャック?な農夫にも、爆笑。
おかげで幾分、救われた気分になった。

「モ~!」以外の台詞無しで、顔出しの気ぐるみ姿にて、
牛の喜怒哀楽!を、たっぷり演じた青木氏に、拍手す。


調子のいい事を言って、近寄ってくる、
怪しげな商売人達には、くれぐれもご用心を!
という教訓を得られる、芝居であった・・・。


以上。
  1. 2009/04/05(日) 12:59:58|
  2. 演劇
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桜咲く、隣は闇の助け人?

ビーグルGメン・北町警部補、捜査報告。


先週木曜、「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」を、シネコンにて拝見す。

時制的には一応、つい先日TV放映された、「相棒 -劇場版-」の続き、となっている。
あちらのヤマよりはもっと、小規模な事件、ではあるが。

いつものTVシリ-ズでは、
杉下右京警部・亀山薫巡査部長(後に転職)の、ホームズ&ワトソン・コンビが行なっている、
捜査と推理・解説を、
今回はレギュラ-である鑑識課員・米沢守と、警察署所轄の相原誠刑事が、
組んで行なう、サイド・ストーリー。
TVシリーズのレギュラー達や、過去のゲスト・キャラ?なども、続々、登場。

何しろ、仮にもミステリー映画内の事件なので、
残念ながら、事件真相の詳細に関しては、
未見者諸兄に対しては、大半を<部外秘>!扱いとせざるを得ない。

物証が大事、という割には、
採取・分析作業中にマスクをしていなかったり(手袋は用意している)、
又、明らかなる不法侵入を行なっているのに、発見した者がとがめない(!)等、
捜査進行上、若干不安を感じうる?シーンも、多数見受けられたのだが、
事件周辺関連の不祥事をえぐり出しつつ、推理サスペンスの定番を踏みつつ、
謎解きシーンを、えぐいながらも、しっかりとキメているのは、まずまず見事といえよう。

後は、男のロマン・ファンタジーを含み持った、台詞と場面を噛みしめて、
最後の最後まで、しかと観よ!とだけ言っておこう。
あれだけ、物証の鬼な男が・・・大いなる人間くささを、垣間見せる。
これが、泣かせる。
つらい夢に、なったろうな・・・と。


以上、報告す。
  1. 2009/04/05(日) 12:54:28|
  2. 劇場用映画
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三味線屋、春は桜にスカイドン?

三味線屋の、日記。


関東はどこもかしこも、桜が、花盛りだな。
大分、ばらつきもあるけど、そろそろピークだな。

しかしまあ、人工衛星ロケット?打ち上げ騒動のせいで、
えらい花見シーズンに、なっちまってるな・・・。
しばらく、ニュースはこれ一色だろうな・・・。
じらし、じらし、みたいな。多分な。

こちとら、その間も普段どおり仕事して、
TV観て、映画観て、過ごしてるだろうけどな。
だって他に、とりあえず、
俺達ができそうな事も、大して無いだろうしな・・・。

時代劇の悪役・脇役常連でも知られた、
大木実氏・金田龍之介氏の、逝去・・・
あまり、目立つニュースになってないよな・・・。
遅ればせながら、両名に対し、合掌。

さて、夜桜でも、めでてくるか・・・。


じゃ、又な! [三味線屋、春は桜にスカイドン?]の続きを読む
  1. 2009/04/02(木) 07:47:45|
  2. 時代劇
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