竜の、日記。
先週末までは概ね、春先らしい晴天が続いたが、
22日午後より、雨天。急に冷える。
そんな中、西武新宿線・新井薬師駅より、
中野WESTEND STUDIOへと向かう。
ここも、随分と久しぶりだ・・・。
舞台公演、Funky Honey vol.7「ヤサシイウソ」。
女優8人衆の、共演芝居。
P-kraft作品出演の、くがあすか嬢が出る、というので、観に来た。
楽日・17時半の回に、若干遅れて到着、
誘導されて、地下ホールへ。
上演中のスペ-スの、すぐ横の階段を、
ゆるゆると降りて、席に着く。
こりゃ、まるで、エキストラ出演だ・・・!
チラシの説明では、「最後に、家族と話したのはいつですか?」とあるので、
「これ、小津映画調のホームドラマかな・・・?」と思っていたが。
観てびっくり、なんと、オール洋画風味のミュージカル劇であった。
チョコレート工場、ウエディング・カフェ、民営女子刑務所(!)を、
系列ですべて運営する、ピンク・ミンク姿の女性社長がいて、
3つの施設を、女優8人が扮する人物達が往来する、という設定。
昭和っぽい!といわれる、カルメンみたいな衣装の、
カフェの雇われ女店長。
その店長に、知り合いの夫婦の30周年祝いにと、
カフェ・ウェディングを頼む、刑務所の女看守。
女看守が勤める民営刑務所に、連れてこられた、
いわくありげな、2人の女囚(その一人が、くが嬢)と、
先輩の、女囚2人。
4人は看守の示す規則に基づき、模範囚を目指すべく、
系列のチョコレート工場作業や、
ウエディング・カフェでの、手伝いを行なう。
先輩女囚達は許可をもらって、一時外出が認められ、
普通にコンビニへ、買い物に行くこともある。
女性から金を巻き上げていたが、ある日交通事故に遭い、
記憶を失ったまま、カフェの女店長に拾われ、次第に彼女に惚れてしまう青年。
それを演じるのもまた、女優なのだが、男役。
が、ダンスシーンでは、普通に?女子の姿に戻るのだ。
その青年にのみ、声が聞こえる、猫(・・・も、女優)。
予想していなかったキャラ、登場。
やはり女店長に拾われて、飼われ始め、
青年に、恋のアドバイスをする・・・。
やがて猫は、自らの死期を悟り、一人去ってゆく・・・。
おお、チャンバラとドンパチ以外の、
好きなものが、みんな出ているではないか・・・!
ピンク衣装芝居に、モンロー・ショー、
泣きのドラマに、歌、コメディ、
ポップス名曲に合わせた、カラフル・チーム・ダンス・・・
明朗、快活、バラエティー。
おのおの個性豊かに、華がある、女優陣。
なかなかに、お得感あり。
はるばる、足を運んだ甲斐が、あったというもの。
日曜の夜に、いい夢を、見せてもらった。
小雨の中、一人、帰路に着く。
三寒四温、ようやく心も、春。
以上。
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- 2009/03/24(火) 02:25:28|
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