小五郎の、日記。
2月27日、金曜。
本日、早朝から雨、気温3.2度。
やがて、雪に変わった。
帰ってから、エアコン・フィルターの掃除をしつつ、
フジテレビ開局50周年企画、「ぼくらの心に流れる歌」を、
だら~っと、観て過ごす。
まあ、こんなにいっぱいいたんですね、
自称&他称の、男女歌手が。
つくづく自分が、70&80年代のテレビっ子育ちであることを、
思い出し、再認識させられましたよ。
夜21時台のみ、1時間弱、
「必殺仕事人2009」に、チャンネルを変える。
(サガよのう・・・の声)
筋は、必殺では毎度おなじみ、米相場騒動。
今夜のターゲットは、米相場を操り、物価高騰で江戸市民を困らせ、
反対派の親分には、刺客(福本さん!)を差し向けて消し、
その上、10年前の命の恩人である、田舎藩の武士(渡辺いっけい!)ですら、
詐欺まがいの事までして、追い詰めてしまう、豪商(津田寛治!)。
そして寺社には、多額の寄進。
花街では、紀伊国屋よろしく、
芸者を呼んでは、派手にお大尽遊び・・・!
ご丁寧に、みかんまで、巻き散らしている。
飛ぶ鳥落とす、勢い。
かつて彼は、武士だった親父の借金で苦しめられ、
それ以来、あらゆる武士を恨み、
逆に武士層から、金を巻き上げる立場に、鞍替え。
いまや彼は、貧乏藩の借金と、手付かずの海産物情報等を入手しては、
藩自体を、次々に実質買収して、食いつぶしているのだ。
かくて、彼は主水・涼次ら仕事人の、的となった・・・。
渡辺いっけいのコミカル田舎侍VS津田寛治の江戸豪商、
という演技合戦が、今宵の見所。
お調子者の如月(やっと出たよ!)と、ぷりぷり怒ってる涼次を前に、
侍ゆえの哀しみと喜びを力演、見せ付けてくれる、渡辺いっけい。
津田寛治の豪商、いかにも世渡り上手の、ビジネスマンというか、
ダーク植木等?といった趣向のイケイケぶりで、大いに<善戦>している。
「い、一両で・・・!」には、ウケたぜ!いいぞ。
なお、福本さんは、主水との対決で、
やってくれました、時代劇ファンならご存知の、
あの<のけぞり>を!
いい人だな~。ありがとう。
しかしこの二人、夢の対決で、
「あやしい奴!」って、そりゃ、お互い様でしょう・・・!
仕事人チームの、「しくじんなよ!」台詞といい、
こう・ふくが五両に、笑い泣きのシーンといい、
今週は、ファンへの細かいサービスが、よかったなあ。
大分、調子出てきたな。うれしいぜ。
以上。
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- 2009/02/27(金) 23:33:39|
- 時代劇
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鉄の、報告。
やれやれ、やっと観れたよ、「おくりびと」を。
もう一度行ったんだ、有楽町。
しかしまあ、最近は、都内の大手チェーンでも、
み~んな、シネコン式の座席指定に、なっちゃったねえ!
近くの丸の内東映も、7日から、自由席じゃなくなってるし。
ついに、マリオンの日劇東宝と、後2館も、
シネコン化して、
TOHOシアター・NICHIGEKI、なんて名前に、変わっちまったよ・・・。
長年通ってる映画ファンにとっては、
何だか、思い入れが感じられなくて、味気ないよねえ・・・。
それに、複数の映画館を、はしごするのに、
受付で席を決める時間を、数分、含まなきゃいけなくなったよ。
やれやれ・・・だな。
この夜は、そのNICHIGEKIと、
向かい側の、松竹のピカデリー3館との間にある、
マリオンの中央通路に、カーペットを敷く用意がされ、
テレビ・新聞・雑誌のカメラやら、
誘導要員やらが、大結集して、騒がしかった。
どうやら、東宝側で、「オーストラリア」のジャパン・プレミアと、
主演女優二コール・キッドマンの、レッド・カーペット・ショーがあるらしい。
それを横目で見ながら、受付で1800円を払い、
少しはなれた、ピカデリー3へと、上がった。
ごめんな、二コール。
19時の上映の、50分前位。
凱旋上映で、英語字幕版。
老若男女で、ほとんど、満員に近かった。
前の回から出てくる、お客さん達の様子を、ロビーで見るに、
年配の婦人層は、まるで親戚の葬儀からでも帰ってきたような、
神妙な面持ちの人が、多いように見受けられた。
一方、若年層は全般に、
男女とも、比較的に明るい顔をしていたように、見えた。
こういう職業でも、日々ちゃんとやっていれば、
いいことも、あるんじゃないか?と、感じた模様で。
この不況下、就職選択肢としての興味も、大きいのだろうか?
それらの様子から、
「もしやこの映画・・・主要人物のxxかxxが、死ぬのか?!」
などと、いぶかっていたが・・・深読みしすぎで。
観たらば、ちと、違っているようだった。
で、結論から言うと、「おくりびと」は・・・相当、いい映画。
全体に、日本人向き(松竹好み?)の繊細さ、デリカシーに富んだ、
人情味ある、優しい雰囲気の一方で、
滝田監督の、ピンク時代を忘れない?一部夫婦シーンのエロさ(!)や、
主人公と社長の、お食事シーン等にほのめかされる、ブラック・ユーモアをも、
さりげなく、かつ、したたかに含み込んだ、
なかなか面白い、お葬式映画に仕上がっている。
わかりやすすぎる、<解説ビデオ>シーン、
同じ山崎努出演の「お葬式」が浮かんで、余計に可笑しい。
ユーモア・シーンでは、大笑い。周囲も、笑いの渦に。
ただ、さすがにお食事中の方が、TVで観たら、良くないかも・・・?な、
グロいシーンや台詞も、一部にあることは、言っておかないと。
それと、ラスト・エピソードへの、つなぎ芝居部分が、
脚本上のネックで、
やや強引な、プッシュの印象に、なっているのだが。
こことて、アメリカ映画だったら、ある決断を促すシーンだからして、
むしろ普通に好ましい印象に、なるのではあるまいか?
と、いう位のものだった。
それにしても、じつにいいんだよ。
本木と広末が。ほんとに。
石のシーンなんか、二人の表情が、とてもよくって。
いやあ、観といてよかったよ・・・。
おススメしとくよ、ひとまず。
いいんだよ。困ったことにな・・・。
以上。
- 2009/02/27(金) 00:47:48|
- 劇場用映画
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政の、日記。
2月25日、水曜夜。
仕事帰りに、有楽町へ出てみたが、
最早「おくりびと」夜の回は、満員表示状態。
果たして公開中に、観れるのやら・・・?
で、行き先変更、
御茶ノ水・NEONEO坐、<短編調査団>。
鑑賞料、500円。
客、中高年男女、10人位。
今夜は<大工>特集、
ドキュメンタリーフィルム短編上映、5本立て。
まさに、<匠>の世界。
へえ、、木材を削る道具を作る、専門の職人が、いるんだ・・・。
ノコギリやカンナって、20年であんなに、磨耗してるんだ・・・。
浅草の五重搭の棟上式、
餅つきみたいで、なんて、大がかりなんだ・・・。
宮大工らによる、新築の寺社本殿が、
ノミで模様を彫られ、屋根に銅版を張られ、瓦を置かれて、
数多くの柱が、ぴたっ、ぴたっと、
きれいにはめ込まれ、組みあがってゆく様は、
まるで、木材の食玩(!)を器用に、組み上げるかのよう・・・。
実に、美しい・・・。
と、結構、奥行きがあって、静かで美的な風景群に、
近年の、我がささくれだった心が、一時、落ち着きを取り戻し、
なんというか、わび・さび?な、
修学旅行に行きなおしたような、不思議な気分であった。
以上。
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- 2009/02/26(木) 01:59:32|
- インディーズムービー
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鉄の、日記。
いやあ~、死んだらおどろいた・・・じゃねえや。
あんまりびっくりして、生き返ったよ。
滝田洋二郎監督の「おくりびと」(未見だけど・・・)、
本当にアカデミー賞(外国語部門)、獲っちゃったね。
短編アニメ「つみきのいえ」の加藤九仁生監督にも、オスカー賞。
日本映画がダブル受賞なんて、
すごいな・・・おいっ!
いや、じ、実はな・・・。
今日、午後の受賞ニュース、観る直前まで、
また、短編だけ獲って、長編は・・・のパターンか?
と、いぶかってたもんで。
まさか、両方が朗報とはな!びっくりだよ。
特に、滝田監督は・・・。
あの、ピンク・コメディで弾けて、
竹中直人氏を、某推理作家風にしていた、滝田監督が・・・
その後、ヨコハマ映画祭でも、
「シャ乱Qの演歌の花道」で入賞、
大いに笑わせてくれた、滝田監督が・・・
まさか、ここまでくるとは・・・。
涙、涙だよ。
とりあえず、両方の関係者の皆さん、よかったね!
世をすねた、ひねくれもんの俺だけど、
ここはひとまず、
素直に、おめでとうございます~!と言っとこう。
さて、それぞれの作品を、通しで観れる日は、
いつの事に、なるのかな・・・?。
すいてる、ちょうどいい時間に、やってないかな・・・と。
じゃ、又な!
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- 2009/02/23(月) 20:00:50|
- 劇場用映画
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ゼルディア、通信。
仮面ライダー・ディケイドこと門矢士と、
ニュー・クウガことユウスケ君、
キバ=ワタルの、少年時代へ行く!の巻、後編。
挑戦者・ライダーカイザの声、
間違いなく、あのカイザ君の声だ~!
「いいのかな~?」出ましたね~!いいぞ、カイザ様!
(どっちの味方やねん!の声)
キャッスルドランへと、単身乗り込み、
狼男ガルル達をも、かしずかせ、
ワタル少年の持つべき、ファンガイアの王座を、あっさり奪ったのは、
黒いファンガイアだった。
彼が新たなる王では、ファンガイア達が、
人間を無定見に、襲うことになってしまう・・・!
泣き顔で、キャッスルから出てゆく、少年ワタル。
後を追い、友であることは変わりない、
君が王になって、両者を共存できるという理想を貫け、
と、なだめる人間・ユウスケ。
だが、ふとしたはずみで、
そのユウスケのライフエナジーを、吸血鬼のごとく、
吸い取りかけてしまい、ハッ!となってしまう、ワタル!
そ、そんな・・・。ここ、結構ショック!です・・・。
写真館でワタルは、ファンガイアと人間の子であるがゆえの、
隠れた悩みを、ディケイド達に、打ち明けます。
・・・そうです、ご想像のとおり。
ファンガイアとしての<吸血>欲が、
親しくなった人間の、そのライフエネジーを・・・吸いたい!
という、衝動的欲求につながってしまう、悩み。
それは、つらそう・・・。
もしワタル少年が、完全なるファンガイア怪人と化してしまったら、
どうすれば、いいんだ?!
「そのときは俺が、お前を倒す!」と宣言する、ディケイド=士。
キビシイ・・・。
シンケンレッドとは、まるで違うキャラだけど、
やっぱり、厳しい・・・。
キャッスルドランに、乗り込んだディケイドは、
王座のファンガイア新王に迫るも、
意外にも相手の彼は、王座自体にはそれほど興味が無く、
ワタルの言うような<理想>など、ありえない事こそを示したいのだ、
と、のたまう。
更に新王は、ガルル達をも強制的に、
自らの体内に取り込んで、強化してゆく。
(ピッコロ?ブウ?ゴジータ?の声・・・)
少年ワタルの前で、共存派のユウスケをいたぶる、ファンガイア新王。
それまで悩んでいたワタルも、再びキバとして、立った!
ディケイド達の協力で、キバットやガルル達を取り戻し、
そしてキバは・・・ディケイド・カードの能力で、
でっかい<キバット弓>に、変身!
見事、新王ファンガイアを仕留め、ダブルライダー・キック!で勝利。
やったね!キバ君。
しかしまさか、荒れてたキバ屋敷を訪れていた、
あの人が・・・キバの実の父だとは・・・。
画家のその後、じゃなかったのね・・・ああ、ややこしいな。
多分、自分の実現できなかった理想を、キバに託したかったんだ、と。
ちょい複雑な試練、だったんですね・・・。
ディケイド君、バイオリンも、弾けたのね・・・。
それは、カードの力じゃなさそうですね・・・。
多才?なのかな。彼。
で、ユウスケ君、今後も、ライダー世界の移動珍道中?に、
ついてゆく決心、したみたいですね。
留守にしてる、クウガ世界の守りは、大丈夫なんだろうか?
ちょっと、心配になるけど・・・。
でも、前向きなユウスケがいると、何だか気分いいな~、と。
暗く凍りかけた人の、心を溶かす、
ユウスケ=クウガ、健在。
次の停車駅は、龍騎ワールド、龍騎ワールド・・・です。
(銀河鉄道999?の声)
ゼルディア報告、本日は、終わりっ。
- 2009/02/22(日) 20:15:50|
- 特撮
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ゼルディアの、宇宙監視衛星。
何やら、機器調整の音がする。
スケバルマンA「いよっ!みんな元気か?
・・・あれ、どうしたの、これ?」
ゼルディア「あ~、そこ踏んじゃダメです~!
今、ごちゃごちゃしてますから・・・」
ゲルゲーゲル「特撮ワールド受信機の記録メカが、一台、故障でな」
ガルス「今、調整中なんですよ~!宇宙記録メカ」
ゼロ・エックス(OX)「けっ、そんな大げさな装置かよ!これ・・・(軽くコンコン叩く)」
ゼルディア「代わりの受信機はありますから、まあ、大丈夫ですけどね」
スケA「そっか~。じゃ、そこらへん、よろしく頼むぜ、ゲルさん!」
ゲル「なんで、ライバルのはずのあたしが、
こんな、修理調整にまで、呼ばれるんだ・・・!?」
スケA「(ニタリと笑い)お前だって、情報傍受できないと、困るんだろォ~?」
ゲル「ええ、わかってますよ!だからやってるんだよ!」
(と、ぶつぶつ言いつつ、微調整するゲルゲーゲル・・・)
ゼル「ま、とりあえず応急で、こんなもんかな・・・と」
ガルス「いや~、ありがとうございまッす、ゲルさん!」
ゲル「やれやれ、毎度世話の焼けるやつらだな・・・」
ガルス「ところで、先週のジャックは、割と珍しい、場面だらけでしたね~!」
スケA「え、ジャック?・・・ああ、帰りマンだよね~」
ゼル「ほら、あれやってたんですよ。プリズ魔の回」
スケA「ああ、プリズ魔!あの変な回かァ~!」
ガルス「あ、あれって確か、有名な、
岸田森さまの、お導きによるという、噂の回、でしたよね~」
ゲル「お導きって、お前なァ・・・怪しい表現すな!別名で書いたの!」
スケA「かなり造形変わってるよね。ブルトン以来かな?」
ガルス「光る岩の塊が、光線吐くんですからね~!」
ゲル「人も灯台も、すべてを光に変えて、徐々に消してしまう、
光を食って育つ、結晶体怪獣・・・だったな」
ガルス「入院した人が、だんだん消えてくの、ちょっとこわいよね・・・」
ゼロ「次郎少年と、自動車のライトが狙われるあたり、サスペンスだな~」
スケA「ウルトラマンが光の束に、振り回されるあたりとか、
美しすぎる地獄、だね~」
ゼル「目もくらむような、きらきら、ピカピカ、ぐるぐる!の地獄・・・です」
ゼロ「あれが後に、<ウルトラマンA>のOP合成に、なるのだった・・・」
ゲル「<恐怖劇場アンバランス>もな・・・」
ガルス「<ミラーマン>のも、混じってましたね~」
スケA「それと、退治の冷凍&突入作戦、まさに捨て身、だな~」
ゲル「隊員約2名の生命が、大分、軽視されてるよな・・・」
ガルス「あれじゃ、一緒に凍えちゃうよ。隊長、ひどい・・・」
ゼロ「彼らもMATの隊員だ。死は覚悟の上だろう・・・と」
スケA「俺にとって、ぎりぎりの賭けだった、だもんなァ」
ガルス「見てるだけでも、十分、寒いッすよね・・・ぶるぶる」
ガルス「で、今週の<侍戦隊シンケンジャー>、お気に召しましたか~?」
ゲル「う~ん、さすがにもう、そろそろ、ちょっと、な・・・?」
スケA「悪くは無いんだけど・・・な?」
ゼロ「え、何がですかァ?」
スケA「あの、ほら、レッドの殿様が・・・」
ゼル「ああ。かなりキビしい、リーダーなんですよね~」
ガルス「戦う以上、強くなきゃ守れない!って、しっかり言ってますよね~」
ゼロ「言ってる事は、まあたしかに、正論なんですよね~」
ゲル「でも、普段から、あの尊大な態度じゃ、ね・・・戦国大名みたいで」
スケA「現代的なグリーンとか、すぐ腹立てるのは、無理もないかも・・・な」
ガル「家臣そのままのブルー、力いっぱい、人格お侍様、ですね~」
ゲル「締めでまさか、ハラキリ!?かと思っちゃった。どきっとしたぜ~」
ゼロ「ああ~、あいつは周囲が、肩凝りそう~!」
スケA「ある意味戦闘シーンより、はらはらさせやがるぜ・・・!ブルー」
ゲル「それとさ、今回は悪役側に、人間体ヒロイン、居ないんだよな・・・」
ガルス「あ、それっすか・・・」
ゼル「そういえば今回、悪女幹部も、初めからあの姿・・・ですよね」
ゲル「(エコーで)出せよォ~!!」
スケ「後、わかんないのが、あの、黒子さん達・・・」
ゲル「普段いったい、どこにいるんだろうね?」
スケ「先週出てたみたいに、歌舞伎の舞台、手伝ってるとか?」
ゲル「ああ、他にも役者が、いそうだもんなア」
スケ「歌舞伎座の立替え工事で、バイトしてるとか・・・」
ゲル「それはまだだよ。来年以降だろ?」
スケ「面堂家のお嬢様んとこの、お屋敷で手伝いとか・・・」
ゲル「あ~、言うと思ってた。
よそのアニメだろ!それは。もう随分前だし」
スケ「銭ゲバのお屋敷で、風太郎の手伝い・・・」
ゲル「ねえよ!今、黒子が庭で穴掘ってるの、浮かんだじゃねえか!もう」
スケ「じゃあ実は、レッドの殿のお屋敷で、警備中、とか」
ゲル「あ、それならありかもな。任務になるもんなア」
スケ「殿の寝所の押し入れに、夜中に潜んで、交代で出入りしてるとか・・・」
ゲル「やめろよ~!何か、落ち着かないよ~」
スケ「天井裏へ上って、見張りしてて、深夜ラジオ聴いてて・・・」
ゲル「見つかっちゃうだろ!侵入者に気配を・・・」
スケ「屋根の穴から、黒子の一人が、毒をポタポタと・・・・」
ゲル「乱歩映画じゃ、ないのっ!」
スケ「そして夜中に、庭からスコップの音が・・・」
ゲル「だから、銭ゲバの屋敷じゃないっ!」
スケ「じゃ、実は全員、黒子型のからくり人形で・・・」
ゲル「動かせないだろ!あんなに大勢!どうやって操作するんだよ?」
スケ「全部<必殺2009>の、からくり屋が動かしてて・・・」
ゲル「そんなに小さくないだろ!一人じゃ動かせないよ」
スケ「実は全員、黒子の黒子が居て、後ろで一人ずつ動かしてて・・・」
ゲル「二人羽織じゃねえかよ!最初からそいつらに、黒子させろよ!」
スケ「実は全員、黒子のロボコップで・・・」
ゲル「長崎のからくり屋かよ!」
スケ「普段はきれいに折りたたんで、殿の寝所の押入れに、ひそませてあって」
ゲル「殿の押し入れから、離れろよ!」
スケ「夜中に雷落ちて、作動して、
黒子が押し入れから、一人ずつ出てきて、ガシャーン、ガシャーン・・・」
ゲル「キャシャーンのアンドロ軍団かよ!不気味だよ!」
スケ「で、アナーキンと、お台場へパチンコに・・・」
ゲル「ダースべイダ-軍団じゃないか!
まわりの黒子たちが、白くなってるし!」
スケ「(ニヤリ)フッ、燃え尽きたんだよ・・・」
ゲル「黒子のジョーかよ!もういいよ!」
ゼルディア「・・・え~、では、ライダー篇報告は、
次号ということで~!(正面に手を振る)」
ガルス「そ、そうッスねえ・・・あはは・・・(真似て手を振る)」
ゼロ・エックス「この先輩達、ついてって大丈夫か・・・?(ひとまず手を振る)」
以下、次号?
- 2009/02/22(日) 14:15:48|
- 特撮
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からくり屋の、日記。
昨日の土曜は、一日、パニックだった・・・。
朝、午前中の出勤前、
自宅の、テレビデオ式TVが、
一台、壊れかけているのに気づいたのだ。
(まだ、使ってたのかよ!の声)
受信TV画面は、普通に映る。
だが、録画部分が・・・テープがからみ、駄目になってる・・・。
まただ。今年に入って、これで2度目。
からんだテープはすぐ取り除いたが、
テープの挿入口が、まったく、動かない・・・。
いよいよ、いけないようだ。
セット直しの時間が、無くなったため、
この日のローカル局留守録、一時、全面ストップ安に。
(株価かよ・・・!の声)
2年後のデジタル放送切り替えまで、アナログのまま使って、
天寿を全うさせてやりたかったが、
ついに、もたなくなったようだ・・・。
(意地になってないか・・・?の声)
で、昼までの仕事と、弁当を終えて、
ただちにつなぎの機種を探しに、
思いつく限りの電器店を、回りまくったが、
さすがにもう、アナログの安いテレビデオは、どこにも売っていなかった・・・。
あるのは、6万円以上する、デジタル専用テレビばかりで・・・。
まだ、アンテナ設置費用のこととか、対策・準備が途中だというのに・・・。
いきなりオール・デジタル化するのは、10万単位で、予算がかかりすぎる。
生活プラン的にも、今、大きな予算は立てられない。
すでにある、空いてるDVDプレーヤー付き録画機(これもつなぎだけどね・・・)と、
容易につなげるTV本体に、サーチ目標変更。
かくて、旧式リサイクル引き取り費用を含めて、1万9千円程の、
本体のみのTV見本を、ようやく発見。
取り寄せに1週間位かかる、というので、
確実に自宅にいる、もう少し先の日を指定して、運んでもらう事に決めた。
届くまでは当分、調子の悪くなったテレビデオは、
観るのだけに使おう・・・と。
注文の後も、近辺の駅付近や、ショッピング・モール等で、
電器屋を可能な限り、あたってみたが、どこも似たり寄ったりの状況で。
やはり、ぴったりくる機種は、見当たらなかった・・・。
これのために、時間が半端になり、
この日は、すべての映画イベント参加を、断念した・・・。
とにかく、帰って、落ち着きたかった・・・。
実は、「チェ」の前篇を観てきた頃、
NHK教育放送で、
<革命50周年>を迎えた、その後のキュ-バの、
ルポルタ-ジュ番組を観たのだ。
それによると、80年代以降も、約10年ごとに、
白髪の、米国人らしき男性ジャーナリスト氏が、
この国の、さまざまな家族の行く末を、取材に行っているのだが。
革命成功後も、アメリカ側の経済封鎖が、長年にわたり厳しかったため、
国内からは特に80年代から、解消しない貧困の広がりが原因で、
亡命組や、アメリカ等他国への主婦出稼ぎ・仕送り組等が、
ずっと続出してきた、という。
90年代になると、日本がバブル絶頂の頃にも、
キューバでは、都会の夜の停電、
農村でのコーン略奪などが、頻発していたのだ。
今は、アメリカ以外から、貿易で外貨が入るものの、
その外貨で、野菜を多く買える者と、
外貨と縁が無くて、何も買えない者との格差が、
市民の間で拡大している、という。
住宅・住居を、国がとりあえず、
国民に保証・提供している(!)のは、救いなのだが。
店でトイレの便器を買うのにも、
3年分のサラリ-が必要な生活が、普通、というのは・・・。
「テレビは壊れたから、買ってない」という人も、いる・・・。
無論PCなど、どこの家にも、見当たらない・・・。
それらの状況ルポを、小生は皮肉にも、
TVで、ずっと観ていたのだ・・・。
ああいうルポを観てしまうと、
普段、日本の近郊都市に住む自分が、
いかに、生育条件的に贅沢だったか、と気づく。
子供の頃から、ああ、あれが無い、これが無い!と、
ぶつぶつ言い続けてきたのは、いったい、何だったんだ?!
と、しばし、呆然となってしまうのだった・・・。
それでも、無いと不便なものが、世の中には、いろいろとあるもの。
であるから、周波数帯移動、高画質云々、出費過大化などよりも、
まず、一般市民がちゃんと、普通にニュースや娯楽を観れる、
テレビ放送と、面白い番組を・・・と。
無論、支えるスポンサーとか、番組の質の事なども、
あれこれ、あるけれども。
それができなきゃ、ますます、
もう携帯サイトやネットニュース、動画配信で十分!てなことになりますぞ。
というか、既にそうなりかかってるし・・・。
<双方向通信>なんて、もうTVよりネットに、持っていかれてるし。
でも、あれの情報が必要だったり、
娯楽番組が楽しみだったりする人達が、
まだまだ大勢居るのも、また事実で。
情報集中時(緊急災害避難とか・・・)の、
回線パンク等への対処なども、考慮しつつ、
ネットとテレビが、うまく共存できて、
なおかつ、小生ら市民に、大きな負担を掛け過ぎない方法って、
無いんだろうかねえ・・・と。
と、結局またも、ぼやいてしまうのだった・・・。
この夜は、久しぶりの「銭ゲバ」で、
TV女優・ミムラの、思いっきりな力演(!!)を堪能したら、
やっと気分が、すっきりした・・・。
よくぞ、あそこまで、人間の本質論をぶちまけた。
偉いぞ、この脚本。
しかし、あのホームレス母ちゃん(奥貫!)、
気の毒すぎたな・・・と。
以上。
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- 2009/02/21(土) 22:57:15|
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小五郎の、日記。
途中からだったが、仕事人2009・<夫殺し>の回を観たら。
おや、鹿蔵元締時代の、初期仕事人並みに、いい話じゃないか。
南町同心・小五郎、
温厚な寺社役付き同心・藤五郎(西村和彦)に出会う。
妻・初枝(「あぐり」田中美里)が病弱で、看病のために借金漬け、
その知り合ったばかりの小五郎に、一両借りる有様だった。
だが、難病に効くという数珠を売る、
いかにも霊感商法くさい、陰陽師の百瀬(篠井英介)の屋敷に、
わらをもすがる思いで、出入りし始めていた、藤五郎。
この百瀬一味のせいで、だまされた数人の商人達が、
破産・自殺、あるいは斬殺の憂き目に遭っていた。
陰陽師らの、警護役になっていた彼は、
南町奉行所同心らの調べを、寺社奉行の管轄だ、とはねつける。
さらには、百瀬の依頼で、
初めての人殺しにも、手を出してしまい、浮気遊びも始める・・・。
その頃、息も絶え絶えになってきた、妻・初枝は、
自分の病のために無茶をしてきた、夫の異変に気づき、
小五郎に、ある依頼をする。
そして、二人の侍は、やむなく対峙する・・・。
「地獄まで、(女の)手を離すんじゃねえぞ!」の言葉に、
ニタリと笑いながら、果ててゆく男のシーン、
何か、泣かせやがるぜ・・・。
今まであまり、表面に出ていなかった、
小五郎の性格の一端が、かすかに伺えるのが、いい。
仕掛人の名作、「地獄花」の侍や、
仕事人・左門と竹光武士の話、などに連なる、
人間の内面から来る皮肉を、<必殺>らしい渋味で料理した、佳作。
この感じのドラマで、
折に触れて、やってほしいもの、なり。
以上。
- 2009/02/21(土) 01:16:09|
- 時代劇
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主水日記。
その後観れた、映画。
フィルムセンター、日本のSF特撮映画を特集中。
「電送人間」を再見したのは、
たまたま、浅間山噴火の時期だった。
軍人コスプレ・バー、笑える・・・。
今なら、ガンダム・バー?
劇場版「黄金バット」、
白黒フィルムだった・・・。惜しいな。
かなりデタラメな筋だが、結構面白いぞ。
現・サニー千葉が、秘密基地の隊長役だが、
主役・<黄金バット>が、文字表示上の、トップスターに。
そして真の主役は、ほとんど、
「助けて~黄金バット!」叫ぶエミリー嬢。
イカ型ドリル宇宙船は、いいんだけど。
敵役・ナゾーが・・・
短気で、作戦力が弱い・・・。
しかも造形が、しょぼい・・・。
某女性客がロビーで、
「ポケモンショーみたい・・・」とのたまう声も。
不気味に笑い、無邪気さ溢れる力演は、
悪役幹部・沼田ヨウイチ。
後半は、自由自在に、場面を食いまくっていた。
新宿ミラノ座、「007 慰めの報酬」。
前作「カジノ・ロワイヤル」で、
原作寄りの原点に戻って、意外や?大評判。
ダニエル・クレイグの、ニュー渋味ボンド、第2弾。
任務にかこつけて、復讐の鬼と化した、ボンド。
捕まえりゃ、情報源になりそうな奴まで、
どんどん、容赦なく射殺!こわ~。
ノンストップ、暴走、ハードボイルド・マンとなっては、
最早、Mや大臣の手にも余る有様。
と同時に、ちと涙もろそうなのが・・・
ややボンドらしからぬ気も、するのだが。
それと今回は、悪役幹部の線が細いのが、欠点。
もっとブラフかませる、組織の大ボスらしい人は、いないのか?と。
しかし、アクションや爆発シーンは、
さすがに力が入ってて、観ごたえがある。
同じボリビアが舞台ながら、
劇映画としての、「チェ」前後篇に足りなかったのは、
このアクション、メリハリ度合いだったのが、よくわかった。
「チェ 39歳別れの手紙」・・・。
前作「チェ 29歳の革命」の、第2部。
キューバでは、協力者も多く、
革命の好条件が揃っていた、ゲバラ部隊だったが。
大臣の座さえも捨ててまで、,潜入。
ルパン3世も顔負けの、変装術(!)には、ニンマリするも、
観ながら、にこやかな気分になるのは、そこまで。
勇んで挑んだ、ボリビアの解放戦線では、
さしものゲバラも、不遇の連続に見舞われ、
あわれ、敗残の兵に。
余所者ゆえの哀しさ、
あまりにも、民意と協力者を得られない上に、
敵軍側の、執拗なる脅しと、兵糧攻め、
援軍訓練投入、などの前には、力及ばず。
介入の条件が、悪すぎた。
味方側の齟齬(そご)、逃亡・裏切り、
住民による、居場所発覚等が、続出・・・。
次々と、倒されてゆく、味方・・・。
画面の平坦な動きこそ、ほぼ第一部と近しいものの、
ゲバラ側目線が、主軸の映画なので、
彼らの、あまりにも無力に、衰えてゆく有様は、
やはりというか、観ていて、つらいものがあった・・・。
多勢に無勢、追い込まれる、緊迫の景と、
<詰み>の景は、心底、恐怖すら感じる・・・。
良しあしはともかくとしても、
こういう人物は、今、なかなか、いないかもな・・・と。
以上。
- 2009/02/19(木) 01:53:42|
- 劇場用映画
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三味線屋の、日記。
終わるんだってな、今年で。
東京ビデオフェスティバル(TVF)。
俺は行ったこと、無いんだけどな・・・。
何でも、31年間も、続いてたんだってな。
でも、スポンサーのビクターの、資金難で・・・な。
何か、残念だな・・・。
最後の上映は横浜のランドマークホールで、28日にやるそうだな。
あらゆるスポーツ・チームの、バタバタな連続解散といい、
TV番組の予算切りといい、
キンキンも泣いた!という、ラジオ番組打ち切りといい、
もう、どこもかしこも、減収の嵐、厳しそうだな。
予算ばっさりで、あかんですなあ・・・。
ネットのxーグルまでが、
ラジオサイトやめて人減らす、とか言い出してるらしいし。
最早みんな、携帯とか、薄型デジタルテレビどころじゃ、ないような・・・。
PSPに、チュ-ナーとアンテナ、つけたのでしのぐか?
こっちでも、ひいきのショッピングモールの一つで、
フード店コーナーが、今週水曜で、
軒並み撤退、閉店ラッシュなんだよ。
テナント料、払えないからだろうな。
お茶屋に、ビビンバに、おでん屋に・・・みんな、消滅するんだよ。
改装後も残りそうなのは、アイスクリーム屋ぐらいだ・・・。
バイトしてた人達、困ってるだろうな・・・。
いつも、買い物のついでに来てる、
近所の主婦や、子供連れや、中高生の、
語らいの場が、いっぺんに、無くなるんだ・・・。
いよいよ、にぎやかさが、冷めてくだろうな。
寄る回数が、減りそうだなあ・・・。
もう、やってらんねえよ、ほんまに・・・。
と、今日の総ざらえぼやき、終わり。
・・・え、去年の12月に閉店した、例の駅前本屋?
ああ、その後すぐ、予定通り、
新会社のチェーン店に改装して、オープンしたよ。
人が少し入れ替わったけど、棚も同じだし、
あんまり品揃えは、変わらなかったな。
でも、ひとまず順調みたいで、
何だか、ほっとしたよ。
じゃ、又な!
- 2009/02/16(月) 21:20:07|
- インディーズムービー
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ゼルディア、通信。
8日で終わりましたね、「ゴーオンジャー」。
メンバー全員、めでたく勢ぞろい出演で、幕。
各人の日常と、レーサーの夢に、戻った?と、思いきや、
そして新たなる戦いは、続く・・・ですか。
締め方としては、割と定番通り、だったかな。
一年間、おつかれさまでした。
さて、翌週15日からは、新戦隊が登場。
「侍戦隊シンケンジャー」。
タイトルどおり、敵も味方も、
スタイルやポーズが、時代劇がかってます。
ここまでダイレクトなのは、ハリケンジャー以来でしょう。
なにしろ、最初から戦ってる、リーダーのレッドは、
現代人姿だけど、
ブルーに、「殿!」って呼ばれてますし。
ブルーやイエロー達4人も、以前から職業を持ちつつ、
任務で集合!の日が来るのは、
子供の頃から、知っていた模様。
グリーンだけちょっと、レッドの殿様ぶりに、
「ついていけねえ!」って顔してますけど・・・ね。
レッドは「暴れん坊将軍」よろしく、颯爽と、
現場へ白馬で、参上!です。
メカドックならぬ、若殿お付きの<じいや>が・・・
おでん屋左門、いや、格さん(伊吹吾郎)!
なんて、わかりやすいんでしょう。
そして、ニュー・チームのサポートには、
なぜか大勢の、黒子が、ぞろぞろと・・・。
すごい。「心中天網島」みたいです。
敵の目と鼻の先で、つい立や着替え衣装まで、
ささっと、用意するとは・・・。手際が良すぎですね。
早くも、巨大化怪人と、メカバトル開始。
でも、チーム・フィックスはこれから、でしょうか。
一方、ライダー・ディケイドは・・・?
クウガ世界で、市民が、
次々と伝染病的に、グロンギ怪人化、暴れてました。
女性刑事も重傷を負い、入院。
一時は「戦えない!」と呆然状態だった、ユースケ=クウガも、
ディケイド君に、ハッパかけられたのが効いて、
再び街の守りに、出動。
ディケイド君もようやく、「みんなの笑顔を守る!」という、
クウガ二ズムを、理解したようです。いいぞ。
謎の<仕掛け男>のせいで目覚めてしまった、主犯のグロンギに、
ディケイドのチェンジ・パワーを借りて、
クウガ自ら、クワガタ・モード変形して、アタック!
ダブル・ライダー・アタックで、すべて撃退。
でも、女性刑事、死んじゃった・・・。くすん。
気の毒、です。
ホッパーライダー兄弟も、
ちょっと出ただけで、すぐどこかへ消えちゃった・・・。
ほんの、ゲスト出演だったようですね。
クウガ世界の騒動は、ひとまず収まり、
後はユウスケに任せて、
ディケイドたちは写真館ごと、次の世界へ。
そこは、キバ=ワタルが、子供時代の世界なんですね。
(なるほど、今なら、とっつきはいいよな・・・の声)
そこでは意外にも、ファンガイア達と人間達が、
あんまりケンカしてないんです。
むしろ、大多数は、お互いに仲がいい位で。
ただし、人間のエネルギーを<吸血>吸収する事を禁じられて、
怒っている、一部のファンガイアが、暴れている世界。
「人間なんかのために、そこまで禁欲的になれるか!」というわけ。
ところが。そこになぜか、
ユウスケ=クウガが、来ているんです!
あれれ、どうして?
どうやらユウスケ君、
白いメスの、キバット・コウモリに誘いだされて、
こっちまで移動して来た、みたいですね。
青年期と違い、ややふてくされた感じの、
少年ワタル=キバの、守り役を、クウガ君がやってますよ。
前のシリーズに居た、あの画家さんらしき人も、
ちょっとだけ出てます。
狼男さんが、いかにも王子の臣下という振る舞いで、
ちょっと以前と、違ってるかも・・・。
あ、突然カイザが乱入、ディケイドを襲ってきた!
しかし、まさかクウガが、連続で登場だったとは。
一時的ゲストじゃ、なかったようですね?
これから、どこまでディケイド君達の時空旅行に、ついてくるんでしょうか?
そして、すべてを仕掛けているらしい、あの人物の正体は・・・?
新たなる、ライダー世界の暗雲、
その行方や、いかに?
では、次週に、つづく。
- 2009/02/16(月) 20:24:05|
- 特撮
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主水日記。
初日舞台挨拶つきの鑑賞は、しばらくぶりである。
渋谷ユーロスペースにて、レイトショー公開中の、
山岡大祐監督の劇場デビュー作、
「ロストガール」は・・・
ずばり、えぐい。
痛い。哀しい。
そして可笑しい。
ある食中毒?の件がきっかけで、
その後、過食症になったままの、女性コック。
(「愛のむきだし」子連れ妻・渡辺真起子)
同じくコックである、夫。
(「ばかのハコ船」赤汁売り・山本浩司)
夫の、かいがいしいまでの世話にもかかわらず、
妻はスナック隠し食い、
夕食の料理も、受け付けなくなっている。
本人の治療意思が、どうも弱いようで、
夫婦の心理状況は、今やドン詰まりに。
料理人としての、互いのプライドが高すぎるのが、
この状況では、かえってアダになっている。
観ていて、気の毒なほど。
これはかなり、シビアだ・・・。
妻コックは、職場本格復帰を強く望みながらも、
店を預かる男性コック仲間(またまた登板、石川謙)は、
冷静なる判断に反対により、果たせずにいる。
夫や、料理店のスタッフ、にわか友人の女性漫画家(田辺愛美)ら、
周囲の人々に、日頃から甘えきり、過度に依存しているのに、
言い過ぎを注意されると、すぐに当たり散らす、カンシャク持ち。
彼らに対しての、わがままが目に余る、困った御婦人。
折角、気遣いしてくれる彼らを、
毎度毎度、ブチ切らせてしまう・・・。あ~あ。
仮に過食症でなくっても、この女性は何かにつけて、
多分いずれは、こういう態度に、なっていたことだろう。
男女ともに、世間にはよく居るタイプで、
小生も、耳が痛い・・・。
(半ば、自省がてらも?の声)
かくて、こじれきった人間関係の、どうしようもない有様と成り行きが、
あけすけに、克明に、描かれてゆく。
自主映画で、<ダメ人間>キャラ達のやりとりを、
グロくかつコミカルに、描きこなしてきた山岡監督だけあって、
そこらは、お手のもの。
なにしろ、こういう話だから、
食通の人には、これはちと、つらい眺めかも・・・?と。
もっとも、観ているこちとらは、
最近、牡蠣(カキ)料理とか、食べてなかったもので。
「あ、あの料理、食いてえ~!」とか、
「ああ、もったいない!」とかが、内心、連発状態で・・・。
そしていつしか、観ているだけで、
だんだん満腹に、なってくるのだった・・・。
何ともえぐい、痛すぎる、夫婦のぶち切れ合戦を、
得意の<長回し・観察強要>システムでもって、
しつこ~く引っ張って描く、山岡監督。
夫婦の疾走シーンなども、皆、長廻しを多用。
こちらでは、それらの人物と光景を、
ただ、じっと見つめ続けているしか、なくなってくる。
それらの、ぶち切れ合戦の延長上では、
時として、夫婦の2人、ないしは友人らと3人で、
激しい取っ組み合い、あるいは、
サンドイッチ状態でのつかみあいが、始まったりもする。
傍(はた)からみると、それらの人物のもみくちゃな様が、
半ばドタバタめいて見え、時として笑いをも誘う。
各回、直前からの場面は、ドラマ自体とスムーズに連なっており、
実に面白い、眺めになっている・・・。
場内、大いにウケる。
(というか、監督が一番、そういうのを眺めたいんだな・・・
上映後トークでも、言ってたし・・・
その視点は確かにあって、ブレてないよな、の声)
また、人物達の移動の最中に、男性が突如、
ドラマ上、何ら必然性もないのに、おどけてみせる場面も、あったりする。
こういう、人物の動きを、じっと眺めさせられるが故の、
面白さが出てくるのが、いい。
実際、場内にても、随所で笑いが起こっていた。
(あそこらだけ、他作品でダメ男役やってる時の、
山本さん風だな・・・の声)
こうした筋だから、決して、全面的ハッピーエンドとはいかないのだが、
筋の展開自体から、はみだすような、
彼らのキャラクター、動きと勢い、ユーモラスな味わいなどには、
捨てがたい魅力があるのも、事実。
終盤も又、皮肉なユーモアを含みながらも、
不思議に明るい感じで、いい。
とりあえず、それで当分、やってみれば?というもので、
あの場合は、まあ納得かな、と。
と、いうわけで。
美食も、甘えも、どうぞほどほどに、
という人生教訓と、心得ておこう・・・と。
以上。
- 2009/02/15(日) 01:26:46|
- 劇場用映画
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主水日記。
今週で、
初期「必殺仕事人」、全84話、チバテレ放送終了。
千葉県議会中継の無い平日は、ほぼ、毎日放映状態だったが、
それもついに、終わった。
おでん屋左門篇になってからは、
江戸から離れた、木更津の元締・六蔵のところへ、
頼み人が、はるばる訪れ、
丁寧語時代?の加代が、
毎回、お伺いを立てに行っていたので、
受注システムとしてはわかるが、
いささか、かったるい感じも、あった。
そのうち、三代目元締も、直接には登場しなくなった・・・。(注1)
ファミリー向け路線へとシフトしたので、
スタート時に比べて、ハードな印象は、大分薄れてはいたが、
それでも終盤、メンバーのおしまが捕まって拷問されかかったり、
仲間の正体がばれそうで、かなりやばそうな回も、結構あった。
そして、最終回。
大商人から役人への、賄賂の念書が入った財布をすったばかりに、
女スリが殺された、事件がらみで、
現場へ調べに来た、主水と秀が、
そこを見張っていた、南町奉行の腹心達にマークされ、
もしや噂の、仕事人では?と怪しまれる事態に。
(それでいままで、よく、ばれなかったもんだな・・・の声)
よりによって、その念書に名前のある役人とは、
現役の南町奉行、その人だったのだ・・・。
奉行は、女スリ殺しの手下として、
牢内の人物二名を、密かに出して使っていた。
その上に、仕事人達を、
その牢内にうまく誘い込んで、逆に罠にはめようと、
わざと、女スリ達の仇討ちを、六蔵元締宛てに、
仕事料つきで、依頼させる。
自分たちを襲いに来た仕事人達を、ひそかに待ち伏せて、
一気に捕まえ、泥を吐かせよう、という作戦。
さあ、主水達も困った・・・。
加代から、奉行達の思惑を知らされた、
元締は・・・なんと、知りつつ仕事を受けた。
そんなら、こちらから罠にかかったフリをして、
あべこべにやっつけてから、
ひとまずは解散、江戸をずらかろうぜ・・・
という事に、決まったのだ。
そして、最後の仕事に向かった、一同。
奉行を前にしても、そらっとぼけていた主水だが、ピンチに・・・!
最終回につきものの、殉職者こそ出なかったが、
念書を探していた人物のために、
不運にも、左門の妻が・・・!
そして、娘はショックで、記憶を無くし・・・。
かくて、殆ど本質的解決が、つかぬまま?に、
一同は冬空の下、哀しく解散。
寒さが、こたえるぜ・・・左門。
ラストも、主水らしいといえば、らしいんだが。
それも、罠じゃないだろうね?
大丈夫かい?ほんまに・・・。
で、次週の14時台からは、しばらく、
テレビ東京系でやっていた、
高橋秀樹版「次郎長三国志」を、やるそうな。
山城新吾の知的悪役っぷりが、似合ってるぞよ。
かつてのオールスター映画の王道シリーズ、
未見の方は、とくとご覧あれ!
金曜夜は、「仕事人2009」。
浅草仏像殿建立と、宮大工の受注にからめて、
消費税ならぬ商い税徴収、手抜き工事設計、建築耐震偽装、
と、それなりに現代ネタ含み。
また、如月が出ない・・・。
その分、子役3人が泣かせ役、心憎いぜ。
子供を頼み人に呼ぶ、女元締、
考えようによっちゃ、こわいぜ・・・。
悪役僧正と主水、まさしく「剣客商売」の組み合わせですな。
涼次さん、今回、仕掛けが大胆すぎ・・・。
そこまで細心の注意を払うのに、
何でふぐ料理では、油断したのかね?
ご用心、ご用心。
一方の主水は、「めざしの、恨みだ!」なのだった。
しかし、まあ、こう・ふくも、負けじと。仏像頼み。
小五郎の枕元、すごかったね・・・。大笑い。
いくら子種願望が強くても、
こりゃ、かえって引きますぜ。やれやれ。
以上。
[ゲルゲーゲル・ダークモンド]の続きを読む
- 2009/02/14(土) 00:29:48|
- 時代劇
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壱の、日記。
水曜、祝日。非番。
17時より、阿佐ヶ谷ギャラリー・スペース煌翔(コウショー)へ。
JR南口側、ケヤキ通り近辺にある、
家屋内を一部、改造したとおぼしき、上映ルーム。
<シネマトレイン上映週間 シネトレ・シネフェスタ2009>、初日。
この日のプログラムは、午後1時より、
藤原章監督クロニクル、新作含む3本、
「ラッパー慕情」、「ヒミコさん」、
および「ダンプねえちゃんとホルモン大王」の、連続上映と、
夜7時半からの、
8ミリ時代の映画セレクション・<FILM夜噺>第一夜。
ワンプログラム・1000円。2回券は1500円。
初日は、午後5時の回より、参加す。
(注*2/11(水)~2/15(日)まで、開催中)
場内は内装が白っぽく、明るい。
前方に、スクリーン。
椅子はかつてのシネマキャバレー同様、
パイプ椅子・座布団等ありで、約50席。
金属の支柱等が、部屋の中央左右に、2箇所あって、
ちょっと旧文芸座の、ル・ピリエを思い出させる・・・。
床の平らなミニスペースでは、よくある事なのだが、
満員になると、後方席からは、スクリーン前方の下半分が隠れる。
また映写機のすぐ前に、人が座るときなどに、
スクリーンが一部、人の頭で影に隠れるのが、難点か。
上映中、左右に頭を動かすときに、注意が必要なり。
(これも又、シネマキャバレー等で、学んだのだった・・・?の声)
さて、初日は満員の、場内。
藤原章監督の最新作、宮川ひろみ主演、
「ダンプねえちゃんとホルモン大王」は、
1時間50分、オールDV撮影。
例によって、もろに自主制作DV映画式であり、
一般世間的には、ノースター?映画。
劇団的芝居と素人芝居とが、ごった煮状態に投入されており、
彼らの風貌といい、ぞろっぺえな役どころといい、
端的にいえば、万事が、
でたらめで、ちょっと下品で、
かつ、むちゃくちゃで、荒っぽいのだが。
むしろそれゆえに、
そこんじょそこらの一般映画よりも、
数十倍は、面白い・・・のだ。
ズームの使い方や、編集、画面進行の弾むさまは、
勢いと、独特のリズムがあり、観ていて相当、愉快である。
ピラニア楽団(元・地球楽団、他)の、軽快な音楽が、
そのリズムをさらに、テンポよく感じさせてくれる効果を、発揮する。
主演女優、男勝りのねえちゃんに、なりきってる。
作り声の具合が、やや浮いているのだが、
おかげで芝居が、よりコミカルになり、余計におかしい・・・。
あの髪型、面白い。目立つなあ・・・。
藤子・A・不二雄漫画に、出てきそう。
「ヒミコさん」では高校生(!)役だった、ごうわく氏が、
とうとう、40代のニート兄貴役を・・・。
何だかちょっと、複雑な気持ちになる。
で、その妹役が、トックさんこと、徳元直子嬢。
いわゆる<妹分>役で、大いにはしゃぎ回り、目を引く。
そこへ、濃いヒゲを生やした、ケンカの<大王>?がやってきて、
九州不良版「ヒミコさん」?めいた語り口と、性豪ぶりで、
とにかく前半、大暴れ・・・。
これが、もう、絶句もの。
で、後半は・・・
いかに監督が、カンフー映画大好き!人間であるかを、
ひたすら観るための、
邪道・反則技満載、カンフー・リベンジ・エンタメ映画になっている。
師匠が、サモハン・キンポーみたいな役どころで、
もう、やりたい放題。
じつに、愉快痛快。
この辺、特に場内反応が良い。
かなり痛そう!な、ヒロインと敵との、終盤対決も含めて、
ジャッキー・チェンや、チャウ・シンチー映画のファンなら、
一種のパロとしても、結構、乗れる雰囲気なのではないか?と。
少なくとも小生には、大変、面白い映画だった。
いっそ、<男の墓場プロダクション>系列の作品あたりと、
同時上映?なんてのは、どうかしらん、などと。
ああ、シネマ下北沢が、今あったらな・・・。
7時以降、夜の部には、10人ほど残る。
昼間から残って、全部観ている、という人も居る。
(どうも、お疲れ様です・・・の声)
8ミリ映写機を使っての、短編回顧特集。
ただし一部は、DVに起こしての上映。
藤原章監督「超人」(再見):
高校生、カラテ映画でアチョ~!あるのみ。
漢字体まで入って、それらしく。
コミカルな中、結構、体張ってる。
ラオウ伝?な悪役や、歌に、笑う。
これが今に、つながってるんだな~。
園子温監督「ラブ・ソング」(多分再見):
廃屋の部屋で、男が目覚めて、
歯をガラスで(!)磨いて、(あぶねえよ!の声・・・)
着替えて、だ~っと走って・・・。
以後はその行動を、じーっと観ているしか、なくなる。
「愛のむきだし」というより、「部屋/ROOM」の原点。
大西健児監督「ハート・キャンディ」(おそらく再見):
男女肉体の、極度な局部アップと、
速いテンポで巡る大空の風景、対比がすごい・・・。
(作者不明)「どうするの」(もしや再見?):
のどかな一服、特に筋なし、
清涼剤の、風景スケッチ集。
内村茂太監督「僕の新婚旅行」(きっと再見?):
のどかな、お引越しと旅行記、
ほのぼの日記帳風、
夫と妻と、猫探しの、小粋な散策物語。
なにわ天閣監督「想い出のコペンハーゲン」(確実に再見):
最後に、これ。やっぱり、ウケてた・・・!
夜10時過ぎ、終映。
帰路につく。
以上。
- 2009/02/12(木) 00:17:23|
- インディーズムービー
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竜の、日記。
そうだ。
風邪から復帰したてに、観た映画を、紹介しておこう。
「ザ・ムーン」。
・・・いや、「銭ゲバ」「浮浪雲」と同じ原作者の、あの漫画ではない。
月面着陸で有名な、
アポロ宇宙ロケット計画の、ドキュメンタリーフィルム全集。
NASA提供映像、元乗組員のインタビュー等が、たっぷり。
1960~70年代を、覚えている年代の人々には、
興味津々な内容、満載だ。
1号の地上訓練中に起きた、
火災で3人死亡の、悲劇を乗り越えて、
地球上周回、月面着陸へと至る、NASAの苦闘過程が、
わかりやすく解説されてゆく。
計画進行当時が、ベトナム戦争ドロ沼化の最中で、
社会的背景も、かいつまんで示される。
ニクソン大統領も、2、3度、画面に登場する。
米ソ対立の時代で、
アメリカとNASAの威信を賭けた、一大プロジェクト。
綿密なる訓練と、細かい技術改良を行なっての、
月面着陸・探査計画。
当時の宇宙食は、あまり、おいしくなさそうだ・・・。
しかしまあ、地球帰還失敗時に備えた、広報映像まで、
しっかり、用意してあったとは・・・。
今観ると、いやでも、苦笑させられる・・・。
まあ、要らなくなって、良かったけどね。
宇宙飛行士になる人物の両親が、
ホイップクリーム会社が提供の、クイズ?番組に出ていたり、
打ち上げTV中継の、スポンサーがケロッグだったりするのが、
いかにも、アメリカン!らしくて、ちょっと愉快。
オルドリン飛行士ら、歴代宇宙船のパイロット達が、
着陸現場の模様について、なまなましい証言をする。
「カプリコン1」方面とおぼしき、<ハッタリ陰謀説>に対しては、
当然、反論が出る。
「アメリカ人は、たった2人の間でも、秘密は守れない・・・」
には、爆笑した。
そんな中にあって、
当の最高功労者・アームストロング船長の、
近年インタビューが、まったく出てこないのが、気になった。
その分、周囲の人々の証言から、
彼がいかに冷静沈着で、
とっさの現場対応に、すぐれた人物だったかが、
むしろくっきりと、見えてくるのが、また愉快なのだ。
後でパンフを見たら、現在アームストロング氏は、
世捨て人同然で、ひっそりと暮らしており、
表舞台には一切、出ないらしい。
まあ、それも、正解の一つだろう・・・。
他の飛行士たちも、証言しているが、
歴史的宇宙飛行士として、その後の人生を生きることは、
責任とイメージ上、
かなりの、プレッシャーなのかもしれない。
間違いない事は、月面計画の後、
彼らは心境的に何かが、変わった、という事。
小さい事は、大して気にならなくなった模様。
「みんな、ガソリン代の事ばかり、気にしている・・・」には、
いまだに誰も、反論できないだろう・・・。
小生が、スペースシャトル以降の、宇宙ステーション等の報道に、
かつて子供時代に、生放送で観ていた、
アポロ着陸中継の頃ほどには、
熱っぽく語る気になれない、その理由が、
10名ほどのお客と共に、「ザ・ムーン」を観て、
今回、よくわかった。
世界中の人々と共に、成功?不成功?で、
毎回ドキドキ、はらはらさせられた、アポロ計画に比べると、
スペースシャトルや宇宙ステーションのニュースは、
あまりにもリアルすぎて、イメージ想像の<余剰>が、ない。
未知の大地へと、命懸けで冒険する、
挑戦者達を、強く応援する、というロマンが、
月面ロケット旅行に比べて、あまり、感じられないのだ・・・。
この感覚は、今後も、それほど変化はしないだろう・・・。
はるばる行って、
地球を月面から、眺める者が出る機会は、
もう当分、ありそうにもない・・・。
そしておそらく、小生にも・・・無いだろう。
以上。
- 2009/02/09(月) 22:16:54|
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政の、日記。
じゃ、もう一丁いこうか。
「チェ 23歳の革命」。
キューバの圧制ゆえに立ち上がった男、チェ・ゲバラ。
そのゲリラ的革命戦は、
徹底した、戦地現場主義のやり方。
戦法上の合理性と、他所勢力との要求すり合わせ、
医療対応、国語浸透対策、志願兵指導、
革命成就後の理想追求予習、と、
若き日の革命家は、寝る間もない忙しさ。
いったい、いつ、寝ていたんだろう・・・?
基本的に、勝っているときの戦線状況だから、
後へ行くほど、観ているこちらは、
だんだん、気分が良くなってくるのだった。
それとは別に、
1本の<映画>としての撮り方が、なかなか、おもしろい。
映画の大半を占める、
革命戦初期の、森林や山村での野戦・進軍状況を描いたシーンでは、
キャメラは普段、ほとんど揺れないで、景色をゆったりと映し続ける。
内輪の違反から処刑者が出るシーンでさえ、
森林内の、日常的雰囲気の中で、
淡々と、厳しい<粛清>が行なわれている、という風に映される。
それらの、ゆっくりゆっくりしたような雰囲気が、
敵軍らしき唐突な銃声とともに、不意打ちで乱され、
味方の兵が次々と倒れ、にわかに緊迫感を帯びる。
その戦闘が一通り終わると、また、ゆったりした画面の流れに戻る・・・。
と、いうことが数度、繰り返される。
なるほど、これこそが本来の、<野戦>状況にちがいなかろう。
一方、それらの屋外カラー・シーンの途中には、
後年の、記者や大使とのやりとり、
国連訪問時の、大声での演説、等のシーンが、
白黒画面で随時、挿入される。
あたかも報道映像撮影のごとくに、
キャメラが前後左右に、せわしく動き、画面が揺れて映る。
戦地シーンとは、まったく対照的な画面処理。
2種類の画面のあり方が、
2つの世界を、同じ主義主張のもとで仲間と行動する、
主人公の姿と、状況に応じた行動の違いを、よりくっきりと、映し出している。
セミ・ドキュメンタリー・タッチの、二者のあいだには、
大きな温度差が、あつらえられている。
そんなあり方が、
丸っこい戦車や、赤い車のシーンまで、
引っ張られてゆくのが、つなぎ方として、おもしろい。
後編も、多分後日、観ることになるだろう。
以上。
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- 2009/02/08(日) 14:03:10|
- 劇場用映画
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鉄の、日記。
んじゃまず、1本。
鬼才・園子温監督の大長編新作、
「愛のむきだし」は、
ひとことでいえば・・・精神的求道もの。
きまじめすぎる神父を、父親に持った事が発端となり、
とにかく主人公の男子高校生が、はしからはしまで、
めちゃくちゃな目に遭いつつ、
愚直なまでに体当たりし、
状況に立ち向かってゆく話。
おそろしいことに、これ、<実話が元>だそうな。
だとすれば、まったく、なんて<実話>だ・・・。
まあ、あれだ、東映<実録>映画式?と考えれば、
血の気の多い辺りも、ありで・・・ってね?
擬似家族システム劇映画「紀子の食卓」の、
明らかな延長上に、あるとおぼしき、主要登場人物達。
ナイーブで、エネルギッシュすぎな、主人公。
そして拾遺には、神父パパと、
クセと存在感のある、ヒロインが3人。
きわめて、人生哲学的対話と、
きわめて通俗的な、青春・恋愛ドラマ&アクション・シーン群。
両者の絶妙なるブレンドにより、
そのあわいに咲いた、映画内世界を、
彼ら一人一人が、きわめて自由闊達に往来する様は、
圧巻、の一言。
中盤の大立ち回りは、その象徴。
女性チラリズム混じり?の、一同の動きっぷりを、
眺めているだけでも、活き活きとしていて、結構楽しい。
各人の持つ、<反発>のエネルギーが、
ちゃんとアクションの訴求力として、生きている。
こうでなくちゃ、いけない!
「家族がだめなら、このやり方で!」と、それぞれの人物が、
それぞれの手で、人間小集団のあり方を、模索。
特に、父親に受けたトラウマ、そこからの自己解放、
というのが、ドラマのサブテーマに、なっている。
皆、人間関係については、徹底的に辛らつで、
言ってる事もやってる事も、強引でむちゃくちゃで、犯罪的で、
その結果は、やっぱりというか、悲惨のきわみ!なんだけど。
とにかく、ず~っと目が離せない、毒づきと暴れっぷり。
おっかなびっくり、周囲の変貌に反応してゆく、
極度にナイーブな主人公を軸に、ドラマは転がってゆく。
前半のキーパーソンが、ストイックすぎる神父パパとすれば、
後半を、とことん振り回すのは、
陰謀仕掛人チームの、スケ番的?女性幹部。
もう、あきれるほどにコワく、しつこい。
おそるべき、悪女ガッツ。
卓抜なる情報収集力と、
両刀使いアピール?を駆使してまで、
とんだ遠回りで、周囲の人々を、
性欲御法度?の世界へといざなうのは、
一部、彼女の所属集団的には、
意味不明?な感じもあって、なんとも皮肉・・・。
他人には、なんだかんだと、偉そうに言ってて、
一番<罪が好き>なのは、こいつなのかも。
ナンセンス・アクション入りの、<盗X道>シーンでは、
一部の女性客は、さすがに、引いてたかな・・・と。
俺もちょいと、観ていて、恥ずかしくなってきたよ・・・。
あれ、誰が見ても犯罪、だもんな・・・。
大したテク、だけど、ね。
軽快に動き回る、当事者達4人衆が、
奇妙なまでに明るく、はつらつとしてるのが、
やっぱり、おかしい、笑わされてしまうな・・・。
あまりにも、あっけらかんとしてて。
一部で有名な、某イベント会場が出てきたのには、微苦笑。
いかにも、ありそうな話、なり・・・。
(ところで、この映画の<さXXさん>って、もしや・・・?の声も)
全編、万事がドタバタ調、テンポよく快調に展開。
人間くささと、ちょっとのエロと、
恐怖と、黒い笑いが、画面全体に充満。
これは現代の大映ドラマ、いや、大河ドラマだ。
相当な傑作、かつ問題作、といっていいだろう。
この映画、ベルリンでも上映したらしいけど、
よく当日、上映禁止に、ならなかったよなあ・・・。
ヨーロッパはみんな、神父の居るのが、日常な国だからな。
さすがに、心配になってくるよ。
どんな反応、だったのやら・・・?
と、はらはらも、したのだった。
結論。
コワいもの見たさ、度胸試しのつもりで、
一日、じっくり腰をすえて、観てみるべし。
わくわくと、ちょっとの後悔?と、
不思議な爽快感とが、
ごった煮で来て、すげえから。
以上。
- 2009/02/08(日) 12:43:37|
- 劇場用映画
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秀の、日記。
やれやれ、やっと、劇場用映画鑑賞に、戻れたぜ・・・。
昔みたいに、土日で3箇所も4箇所も、
イベントをはしごする気力は、
さすがに、なくなってきたよなあ。
あの頃も、あんまり、スケジュールを詰めすぎると、
かえってそれに、気持ちが縛られて、
「あれも観れない、これも観れない!」と、勝手にイライラしだして・・・
もう、本末転倒な日々、だったよな。
病床でずっと、思い返していたよ。
それで一度、マイペースなシネマ旅の、原点に帰ってみようか、と。
そう、この歳になると、
昔ほどには、無理が利かなくなってくるんだ。
身も、心も。
これから残りの人生、何事もほどほどにやるのが、一番だよな。
今回の体調崩れ中に、つくづく、そう思ったぜ。うん。
多少義理を欠いたとしても、無理はしない事。
行けたら、人に会えたら、幸運と思うこと・・・。
理想的には、映画方面の知人達には、月1回か2回位会えて、
それ以外では、週1本位、何かスクリーンで映画を・・・
と、いきたいところなんだが。
もう、いい加減で歳を考えないと、いけねえなあ、と。
世は不景気だし、経済的な対策も、もう少し考えとかないと、な。
で、あれから4本ほど、観れた。
正確に言うと、寝込む前の週に1本、シネコンで観てて、
今週は復帰後に、少し長いの、1本観れた。
あと、中くらいの公開中新作と、旧作が1本。
ああ、なんとか、大丈夫みたいだよ。
じゃ、次号で、少し語ってみるかな・・・。
以上。
- 2009/02/08(日) 11:01:39|
- 日記
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主水日記。
え・・・P-kraftの福島監督が、
ブログで、引退を決意!?
・・・あ、俳優出演を、引退・・・だ。
監督の引退、ではなくて。
それもちょっと、惜しい気が、するのだが。
さて、今夜の、「仕事人2009」。
やっと、くの一・如月が、再登場。
相変わらず、手癖が悪い!
涼次とのドタバタ、ころころ転がりは、一服の清涼剤なり。
今週は、阿片を密売取引する、暗闇奉行の捜査。
そいつに反対していた、江戸の町の大物一派が、殺されてしまう。
ある新任同心が、亡き父の後を継いで、真相に迫るも、
逆に、してやられてしまい・・・。
テレ東系でも、最近曲者づいてる、石倉三郎。
今回も、おどおどしてみせる時と、強面(こわもて)との落差で、見せる。
もしも二代目中村主水役が、この人だったら、
結構、いけたかも・・・・・?と。
以上。
- 2009/02/06(金) 20:50:12|
- 時代劇
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ゼルディア、通信。
ゴーオンジャー、大詰めです。
誰も、<総裏>大臣の暴走を、止められない。
(ほんとは、そういう字なんだ・・・の声)
しかし、シルバー達は、敵の本拠攻略の手がかりを、
しっかりと、残してくれていた・・・。
レッド・イエロー・ブルー、本拠発見、乱入。
総理に反旗を翻しかけた、おじゃる女性幹部までも、
ついに、倒されてしまいました・・・。
さあ、消えたレギュラー達は、戻るのでしょうか、それとも・・・?
次週、最終回。
ライダー・ディケイド、
クウガの存在する世界での、活動を開始しました。
巡査姿で、警察署の捜査本部に口出し、探偵と化す。
女性ばかりを狙うグロンギ怪人の、犯行ゲームを解き明かし、
山中で女性刑事を囮に、グロンギ達を誘い出す。
当然ながら変身、怪人たちを撃退する、ディケイド。
だが突然、変身したクウガが、彼に襲いかかった!
どうやら彼も、夢のお告げか何かで、ディケイドの訪問を予期していて、
ライダー・バトル?!の時が来るのを、待っていたふしが。
・・・あれ、なぜそこに、あの・・・
ホッパー・ライダー・コンビが、居るの?!
これから歴代ライダーの誰が、
どこから、いつ登場するのか?が、楽しみですね。
ますます混迷、待て、次号。
そして月曜MX、帰りマン(ジャック)。
来た!来ました、この時が。
豪雨の工場街、河原に魚型怪獣・ムルチ!の出現。
すごい異色です、この回。
雨が上がると、宿無し風の少年が、河原の小屋付近に。
北海道の炭鉱町出身、
母は亡くなり、出稼ぎで東京に来た父は失踪、少年はひとりぼっちに。
少年は、近所の中学生達にからまれてるんですが、
これが学ランに、下駄履き・・・。
昭和40年代の東京でも、あまり、いなかったんじゃないでしょうか。
彼らをはじめ、周囲の住民たちは、
奇妙な超能力?で、中学生たちをはじき飛ばした少年を、
宇宙人だと決め付けて、忌み嫌っている・・・。
(いや、バビル2世とかでは・・・?の声)
パン屋のお姉さんを除くと、
皆、少年に冷たい態度。いやだな~。
実は超能力の主は、後ろの小屋で少年にかくまわれている、
本物の宇宙人男性・メイツ星人なのですが。
メイツ星人はどうやら、地球の自然環境を観測に来て、
工場街の大気汚染等に、体をやられ、
ここに寝込んで、少年の世話になっていた模様。
乗ってきた宇宙船を、地下に埋まらせて隠し、
来訪時の雨の中で、暴れていた怪獣ムルチを、
念力で封印した、らしいのです。
ムルチ自体の出現理由は、何だかよく、わからないのですが。
じゃ・・・なんで、宇宙船を地上へ出すのに、
少年はスコップで、河原を掘ってるの?と。
郷さんも、一緒に掘ってるし。
自分の念力で、地上へ出せないほど、
星人の体力は、落ちているのか・・・哀。
でも、この少年が地球を捨てて、宇宙船でメイツ星人と、
外へ行きたい事だけは、痛いほどわかるのです・・・。
逆上して、いっせいに少年と星人に襲いかかる、住民たち。
反応が、異常だ。明らかに。
やめてください、と止める郷だが・・・
ズドーン!そんなあ~!
封印されていたムルチが出現、暴れだす。
住民達の、あんまりな有り様に、怒る郷隊員だが、
なぜか虚無僧姿(!)で見張っていた、
伊吹隊長に説得されて、出動。
このときの隊長、なんだか・・・・変で。
あたかも、郷がウルトラマンなのを、
既に知っている?かのような態度を、垣間見せている・・・。
他の隊員の姿も、全然無いし。なぜ。
やっぱり、以前からもしや?と思ってたんですけど、
前任の加藤隊長が気づいていて、
後任の伊吹に、申し送りしてあった、とかでは・・・?と。
いろいろ、途中をはしょっているらしくて、
今観てもなお、よくわからない所もあるんですけど。
とにかく、名作の部類に、入る回でしょうね。
ちょっと一言で語るのが、難しい回でした・・・。
本日のゼルディア通信、終わり。
- 2009/02/04(水) 23:20:48|
- 特撮
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ゲルゲーゲルの、日記。
うう、寒い。
特に、冬の夜は。
温暖化とやらのせいか、
一部の野山で梅が、咲いている・・・。
日によっては昼間、14度以上あって、
しのぎやすかったりも、するが。
日が暮れると、やっぱり、冷えてくる。
その上で、「銭ゲバ」などを、ついつい観てしまうと、
さらに心が、冷え冷えとしてくる・・・。
風太郎、又一人、地獄にやったね・・・。
あんな真っ昼間から、公園で・・・。
よく、見つからずに、処理したな?
そうだ、かつて、
カラーアニメ化した「もーれつア太郎」で、
ココロのボスの前に、突然「銭ゲバ」の風太郎が出てきて、
「この世は銭ズラ!」とつぶやいた回が、あったっけな・・・。
あれ、たしか、原作にあったんだよな・・・?
ふと、そんな事を思い出しつつ、回想す。
先週水曜に、猛烈な体調不良と、高熱で倒れて以来、
ずっと、屋内で寝込んでいた。
日曜の夜まで、外出はまったく、不可能だった。
一時は食欲もなく、おかゆと湯冷ましが、やっとだった。
無理に出掛けて、雨に打たれれば、悪化は必須だった・・・。
日常の仕事も、買い物も、映画見物も、イベント訪問も、
まったく出来ぬ状況に、陥った。
PCの文字化けは、陸の孤島状況に、さらに追い討ちをかけた・・・。
メール一つ、送れぬ状態。
携帯物色や、ミクシイ準備までもが、すべて、ストップしてしまった。
これらについては改めて、当事者と相談の上、
検討をし直す必要が、ありそうだ。
土曜のアウトマンラボ上映会と、
日曜のヨコハマ映画祭に、行けなくなってしまった事が、
特に、くやしかった・・・・・。
アノ土日は、イベントが、重なりまくっていたな。
各地とも、さぞや、ほんわかと、にぎわった事だろう。
ああ、行きたかったよ、パトラッシュ。
そんな中、わずかに、TVで観る気力を保てたのが、いくつかあった。
土曜の夜に、テレ朝開局50周年記念で放送された、
ご存知、稲垣吾郎扮する、「仮面ライダーG」のワンコーナー。
テレビ局を占拠した、変身怪人含みの武装団は、
まるでかつての土曜ワイド劇場、「東京クーデター」そのままの緊迫感。
まさか、ヘキサゴン・上地が、マジで演るとはな・・・。
しかし、対するライダーGの変身道具が、
まさか、ワインの瓶とは・・・!
(フジ・関西系ドラマだろ、それは!の声・・・)
CGによる、後ろのビルに「G」の字が出来るシーン、
歴代平成ライダーの特別応援?など、なかなか、よく出来ている。
パロディーというより、かなり本格的で、思わず見入ってしまった。
これ、笑い声抜きで、DVD出してくれないか?と。ぜひ。
ああ、何だか眠くなってきたよ、パトラッシュ。
いや、パトレイバーか?
まあ、どっちでも・・・むにゃむにゃ。
おやすみ、スケバルマン・・・。
以上。
- 2009/02/03(火) 20:04:24|
- 特撮
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代表代行秘書、です。
ファックス、です。
生き地獄の、高熱風邪から生還し、
やっと、代表者(著者)の体調が、戻ってきました。
月曜より徐々に、昼間の仕事や、買い物等に復帰し、
自宅にて、豆まきを行ない、
恵方巻をほおばれるまでに、回復してきております。
メールも不可能だったほどの、文字化け障害も、
ようやく、解消されましたので、
本日より、通信を再開いたします。
では、今後ともよろしく、お願い申し上げます。
以上です。
- 2009/02/03(火) 19:57:23|
- 本文再開のおしらせ
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