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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

主水、そばを食べて年末ウォッチする

え~、アWorker.です。


前回UP分で、本文が水面下に潜行?する、
とんでもない、放送事故!がございましたことを、
ひらに、ひらに、おわび申し上げます。

ブログには、慣れてきたはずだったんですが、
小生も、まだまだですね・・・。

(後ろで「ほんまに、もう・・・!」と呆れてる、スケバルマンAの声)
(「きょうは生放送みたいな、もんだからな・・・」と、ゲルゲーゲルの声)
(「カンペ出しましょうか?巻いて、って?」と、ゼルディアの声)
(「ほんとに皆さん、すみませんです・・・」とひたすら御辞儀してる、代表代行秘書の声・・・)
(宇宙基地の受信中で、一人、吹き出してる、ガルス・・・)
(家でこたつに入り、初詣を準備中の、ハナコス・・・)
(今年はサブタイトル以外、出番が無かった、とぼやいてる、OX・・・)
(Gメン本部で、無言で傍受してる、ビーグルと北町・・・)


さて。
昨日午後で、年内の仕事収めを、しました。
今日は一日、自宅で大掃除、でした。

今月に入ってからは、ほぼ連日、むちゃくちゃなペースでした。

起きる~仕事~映画OR上映イベント~ブログ~就寝、
起きる~仕事~年末の買い物~年賀状~留守録で「必殺」チェック~就寝、
その合間に時折、MXTVで、
「帰ってきたウルトラマン」に、「太陽の使者 鉄人28号」に「北斗の拳 ラオウ外伝」、
(それぞれ、一部回)、
休日や非番の日は、年末の大掃除・・・

という年末ローテ-ションを、ず~っとやっていましたら、
長めのブログ記事部分の更新・追記が、進まなくなり、
さすがに、参ってしまいました・・・。
ようやく先ほど、掃除が大体、終わりました。

いや~、そろそろ、いい加減、
体力年齢を考慮しないと、いけませんですね・・・。

年末の記事の、書き終わっていない部分は、
年末年始の非番中に、
ゆるゆると、追記させていただきますので、よろしくです・・・。

来年はもう少し、時間的にも余裕のある、
マイペース寄りな生活を、心がけたいです。
(もう十分、マイペースだろうが!の声・・・?)


今夜は、ここの一部年末記事を、追記しつつ、
ニュースハイライト・BS・MX・紅白・ダイナマイト・クイズ・ドラえもん・
にっぽんの歌(新宿コマ最後の中継)・泰葉?等、
ランダムに、季節の環境映像として、ザッピングしつつ、
年越しそばを、すすろうかと、思います。

シネ秘や芸社方面では、「ダイナマイト」と「ハッスル」、
真っ先に観る人、多いんだろうな・・・きっと。


では皆様、年が明けたら又、お会いいたしましょう。
よいお年を・・・!



来年も、多分・・・
シネマ旅の、途上にて。 [主水、そばを食べて年末ウォッチする]の続きを読む
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  1. 2008/12/31(水) 18:26:09|
  2. 日記
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主水、年末ワーク収めする

スケバルマンAの、つぶやき。

あ、ありゃりゃ!
アWorkerさ~ん!何やってんの~!

<主水日記>本文を、追記の編集パートに、
全部、書いちゃったですよ・・・。
ドジ!まぬけ!あわてんぼ~!

諸君、ごめん!すみません!
お許しくださいませ、お代官様ア~!

え~。
というわけで、皆様、
大変、お手数ですが・・・
[READ MORE]の所を、ちょっと、押してみてくださいな!
ちゃんと、書いてあります、ですよ~!

代表代行秘書?めに代わり、
どうも、すみませ~ん!です。

(と、おわびしつつ、
困り顔で、手を合わせている、スケバルマンであった・・・。)

では、<大伊勢田博3>と、チャンベビ・ライブの模様です。どうぞ!
[主水、年末ワーク収めする]の続きを読む
  1. 2008/12/30(火) 23:38:03|
  2. インディーズムービー
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<おしらせ>

代表代行秘書、です。

只今、著者が超多忙に付き、
記事更新・追記が、遅れております。
再開まで、もうしばらく、お待ちくださいませ・・・。

  1. 2008/12/27(土) 00:20:14|
  2. 休載のおしらせ
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主水、クリスマスプレゼントさる(II)

主水日記。


前回に引き続き、23日。
<シネマ秘宝館41 ~夜の部~>解説。

新宿周辺で、買い物を済ませ、入り口に並び、
18時より、入場。

最強BGM(ヒント・背が高い!)に続き、
ナイスミドル?クレスト・須藤氏の、ミニドラム生演奏。
模型のような小さいドラムだが、ほんとに、音が出てる!
皆、拍手。

以下、毎回15分休憩をはさんで、3部構成。

<第1部 みじかめ作品・ど~んと上映!!>19:00~

沙汰青豆・作「ポーランドは今日も平和」:
なぜか、黒い噂話する通行人に、テXタビーズ、合成さる。
ちょっと笑う。ほんまに、のどかな、風景だな~。

ふりふり組織・作「女子たった2人楽坊」:
チャイナドレスの女2人、野放図に、
ゴリラのごとく?止まらぬ馬鹿演技に、微苦笑。

高橋永監督「LICKGLOVE」:

某有名映画と同様の、ガラス越しのキスは・・・
生々しいと、それは・・・引きます・・・!苦笑。


天野力A監督「日本の食」:

クールな、教育番組風。
海~貝~採る人、という連想ルートをたどるうち、
二者択一、強引な比較対象解説が、
どんどん脇へズレてゆくベクトル、
<理知的>はずしっぷりが、笑わせる。

同・天野監督「おかしいな」:

実は、慶応三田祭で観た中にあったのが、この作品。
某部室で、女子部員に、いい励まし方をする、先輩?だったが・・・
たった一言で、台無しに・・・
そ、それは・・・しちゃいけないでしょ・・・!
明らかに某局?をパロったネーミングで芝居、笑える。

加藤秀樹監督「嘘」:
中条きよしPV・・・じゃなかった。ミニ・ファンタジー。

同・監督「おっぱい」:
胸を借りる監督、というべきか・・・?ちょい恥ずかしさが。

石田章監督「赤いクリスマス」:
公園の砂場で、いかにも劇団風な芝居、ちょっと肩がこるほど。
亡き親の遺伝?で、右腕にドリルを生やしてる少女(女優)が、
大人向けの、セクシーサンタ女と問答し、バトルする。
夢は世界征服、勝利は目の前だ・・・?

関谷隆志監督「大三国花火~長野の奇祭」:
派手に花火のナイヤガラ、これはど迫力だ。
出るのも撮るのも、体張ってるね・・・。


<第2部  渾身の中篇作品上映!! >20:00~

安原伸監督「僕のスカイライン」:再見
人が車になる、というシンプル・アイデアが、
最大限に生かされていて、爆笑。
3人乗りは危険だから、皆さんはやめましょう、ね。

安原伸監督「はにわマン」:再見
暴漢を前に、女性を守る?はずが、
全然動かない、戦わない、変身ヒーロー。
古墳なら、守れるかも・・・ね。

前川衛監督「仮面ライダーV3~華麗なるSay GoodbBye~」:
よくある、地方高校生男女の、転校による送別ラン!ものだが、
トラックにあの、ヒーローが・・・!ナイスフォローだぜ。
ちょっと、いい話。


トグチヤスタカ、じゃなかったフジタタケハル監督「亜空間漂流ガルタス」:再見かも?

ヤマト・ガンダム他、名作SFアニメ群の延長上に在る、
メカニック・デザインの冴えた、特撮ロボッ・バトル作品。
特撮セットがすばらしく、リアル。力作。

大宇宙を漂流する、宇宙都市の世界、
暑苦しいほどの?迫真力演する、コクピットのパイロットと、
導く宇宙人美女の、壮大な話だが、
殆ど、人間がその2人しか、出てこない。

普通に、その辺の電柱が出てくるあたりも、
まるで、宇宙版・男はつらいよ・・・
おいどんも、よ~くわかるたい。男の明日は、どっちだ。


<第3部 面白作品大集合!!>21:15~22:30頃まで

カカフカカ版「セーxームーン」:
CG&写真の合成が、ちょっと愉快。

石田章監督「続・赤いクリスマス」:

前作の続編。ひねたドリル少女、またも登場。
機械改造されてまた来た、セクシーサンタ!しつこい。
ドリル一撃も効かず、さあどうする?
・・・あ、あ~あ。懲りない2人・・・。

ジ・アザーサイド制作「ゼリーマン」:新作、2話構成

かつて「xxマン」を作った、強引ごり押し演劇集団の、逆襲。
変身時の、くどいほどの叫びと、
ぷるぷる震える!パフォーマンスが・・・すべてを吹っ飛ばす。
その割に、あっさり、止めるなんて。
こら、夢に見るわ・・・。


カカフカカ制作「風の谷のナxxカ」:
有名アニメ・・・の、実写版なのだが・・・
あまりの、加減を知らぬ、
捨て身!ジェスチャー集団に・・・絶句&爆笑。

VJコミックカット制作ミニイベント「X点リミックス」:何度目、だろう・・・?
最早、芸社系では定番。会場でリクエスト可能!な参加型。
よくまあ、あれだけの選択肢を、事前に用意できたものだ・・・。
今回も相当、盛り上がっていた。
技法解説も、テンポとリズムが絶妙、傑作!なり。

年末の、多忙なる合間において、
この、大いに笑える、プログラムこそ、
小生にとっては、正に、
クリスマス・プレゼント、なのだった。


以上。
  1. 2008/12/25(木) 22:51:15|
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主水、クリスマスプレゼントさる(I)

主水日記。


21日は、家の掃除・片付けと、
年賀状第一便(早め到着要の分)の、
追い込み書きが、ある日。

申し訳ないが、丸1日を確保するため、
いっさいの外出予定を、入れなかった。
そうしないと、年内の諸事予定消化は、もう、無理なのだ・・・。
最早、息切れが、見え始めている・・・。

とりあえず、今出せる賀状は、皆、出した。
25日以降も、まだ、書かねば。

新橋で、安藤氏主演の新作が、公開になったとか。
客の入りと、仕上がりは、どんなものだったのだろう・・・・・?
ああ、新作なら、観たい・・・!気になる。


22日、月曜。
普通に年末向けの、仕事と買い物。


23日、火曜、祝日。非番。
新宿。
閉じるのが今や話題となった、コマ劇場横を経て、
毎度おなじみ、ロフトプラスワンへ。

年内に可能ならば、観ないと、
気分的に年が越せないイベントが、ある。
これを、ずっと、待っていたのだ・・・!


<<シネマ秘宝館41~昼の部~クリスマスまつり>>。


15分ほど遅れて、午後1時15分頃、到着す。

入場者、35人~40人位。
30・40代知人男女率、高し。
20代男女も、ちらほら。

謎の映像集団・<カカフカカ>作品、「ファイナルファンタジー」のみを見逃したが、
その他はすべて、拝見できた。

全体に、ほのぼのとおだやかな、参加作品が多いのだが、
プログラムの要所要所では、いつもの爆笑名作が、しっかりと入り、
ツボを押さえた、ラインアップ・構成となっていた。
やっぱり、来れてよかった・・・!

以下、基本1、2行づつ、ごく簡単に作品評。

<第1部 みじかい作品・どーんと上映!!>

細山広和監督「師走の訪問者」「スクランブルエッグ」:
・・・ほのぼの、女の子アニメ。手製人形アニメが、ユーモラス。

三村千恵監督「立体浮世絵」・「デコちゃんボコちゃん」・「3D-1&3D-2」:

・・・静止画のイラスト、それぞれ数枚を並べてスクリーン投影し、
赤・青の3Dメガネで、立体的に見える加工を、ほどこしたもの。
かわいい子供達の顔や、江戸前?幽霊などの絵が、
上野の美術展風で、なかなか良い。

高校生・内田清輝監督「蜘蛛物語」:

男女特捜刑事が、まるで別人に変身!するので、笑う。
車のハンドルが一輪車、ミニカーを引っ張る糸が丸出し、
それらしく見えて、アクションつながりゃいい!という発想が愉快で、面白い。
監督の妹嬢も、途中より出演、キュートに活躍。
(ライブも、やるらしい・・・の噂)

同・内田監督「新説・充電池人間」:

「ここは000」「これはXXX」と、台詞で言い張ってしまえば、
すべてのSF的説明が成立(!)する、強引痛快冒険作。
中国奥地と、伝説の森が、まるで一緒(アオザイも一緒)なのが、笑える。
これ、もう一度、観たい。

<第2部 ベアさんまつり&フランスファイブ上映!!>(14:30~)

鉄道ファン・斉藤浩一監督「鉄道員5」:
・・・あれ、オチが何もない!?身構えてたのに!
機関車とベアさんの組み合わせを、撮りたかったのかな。多分。

ロバート・レッドベア主演・監督「待てば」:
のんびり、のほほん、和風味。
日本語教示、待てば待つほど、いい女は・・・
<おあずけ>しすぎて、男が・・・ダウン。哀。

成田周平監督「カルテット」:
ネタは、玉川カルテットか?と思ったら、まるで違った。
トイレネタは苦手だが、ちょっとキャー!となった・・・。

「ロバート先生のリッチマン英会話」byリッチマンムービーズ:再見

そうそう、<R-1グランプリ>でも、かかってたね!
英会話番組のはずが、例文読みが日本語台詞に、
そしてどんどん、趣旨とズレて、崩されてゆく・・・!爆笑。
ロバート氏のデタラメ台詞、イトカズ助手の反応が、いちいち愉快で、たのしい。

アレクサンドロ・ピロ監督「銃士戦隊フランスファイブ」(再見):

これも上映、久しぶり!ボジョレ・ヌーボーな、勇士?
エッフェル搭を守るヒーロー・チーム、敵は怪人集団!
ヨーロピアン・センスと日本ヒーローの融合、好きだなあ。
動きがいいし、善悪美人も出てるし、歌の和訳も面白い。
何でも今、第5作が・・・?早く観たいよ~!


<第3部 面白作品上映!!>16:00~

カカフカカ制作「北Xの拳」:再見?
実写コスプレとCG、漫画的コミカル融合。
MX版・某「外伝」も、この手法で描けば、もっと人気出たかも?!
(強引に「完」だったな、あっちのは・・・の声)

ふりふり組織制作「公園の哲学者・モンテスQ」:
たかが、公園でつなぎで、ガムを噛むだけのことで・・・
何かサルの、知能実験みたい・・・でもそこが可笑しい!

「オープン3D」:
赤・青の3D眼鏡で観る。巨大感ある、REMIX!

カカフカカ「ドナルドジャッキー」:
おお、まさにそのまんまじゃん!
コミカル・カンフー。こういう線の、大好きです!
ドナルドの奥義は<狂X病>だけじゃ、なかったんですね・・・?
(シネ秘オールドファンには、分かる・・・の声)

カカフカカ「3年B組金八先生」:
おお、後期OP、そっくりじゃん!
その上で、「ゾXビ」に崩して・・・お見事です。

締めは・・・???「子供たちを責めないで」:
ついに、ようやく、帰ってきたぜ!あの雄叫びが!!
もう、あの大演説、久々に爆笑です!!


次号、夜の部に、つづく。




  1. 2008/12/24(水) 21:21:46|
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秀、男のバックに人生を見る

秀の、日記。


20日、土曜夜、18時。
高田馬場、BABACHOP。
年内最後の、<B-DASH>上映会。

ごくかいつまんで、挙げておくと・・・。


新津東二監督「土曜日は部長に恋をする」:

まるで男のような?星野佳世女史の言動、
60~70年代?なアメリカン討ち入り?など、
でたらめな勢いが、乗せてくれる怪作。
(再見、既述)

同・監督「喋る人」:(再見)
植木鉢の植物と、会話は出来るのか?
SF出演、河野亜紀ただ一人。

樋永真一郎監督「ゴミの話」:
妄想漫才コメディ。
(野方で公開済み・再映、既述)

中村幸一監督「katami」:(再見)

主役の越坂奈月、突然、チャイナドレスに!
ナンパな刑事との、林でのアクション・シーン、
動作のぎこちなさに、苦笑す。

菅野重保監督「港の刑事3 自家製ライフル」:(再見?かも)

約30年前、<アダルト映研>(のちのxxxxxx)作品。
ドタバタだが、ロケ魂だけは、マジな?刑事アクション。
血糊が、結構派手。
背中に人生・・・ネタに、皆、笑う。

高橋コウジ監督「ZZZ」:(できたて新作)

ハードボイルド、痛~い、話。
ある日突然、下宿に逃亡犯が乱入。
再会した同郷の青年が、都会で、
今は、悪の組織の道に、足を踏み入れていたら・・・?
ワル達の演技が、迫力。
ラストが、ちと甘いが・・・ま、それもいいか。


井上たかし監督「LIVE SHOW」:

佳作サスペンス・ホラー。
全く、とんでもねえ、商売だよな。
今見ても、かなり、恐いぞ・・・。
「それと、XXXちゃ~ん」!には、ちょいと微笑。
(再見、シネマ下北沢で映写さる)

入り、今までで最高。
新作「ZZZ」関係の人が、多かったためだろう。
他の作品も、観ていただけて、よかった。
例によって、打ち上げに、しばらく残るのだった・・・。


さて、年越し前に、
恒例の<シネマ秘宝館>は、観れるか否か?


以上。
  1. 2008/12/21(日) 14:06:04|
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政、エアーフライトする

政の、日記。


年末の片付け、年賀状。
そしてこの、ブログ記述・・・?
暮れは、何かと用事が多くて、
どうも、気ぜわしくなる・・・。

いったい、いつになったら、
観たい映画を、観れるんだ・・・?!

と、そんな中、
土曜の午後が、空いたので、
ようやく、公開中の劇映画に、ありついたのだった。
そして、日比谷のシャンテシネ3に、小生めは居た・・・。

「ハッピーフライト」!

これだけはどうしても、
年内にスクリーンで、観ておきたかった。

田辺誠一&時任三郎の、というよりも、
綾瀬はるかの、というよりも、
<PFF観客>育ちの小生にとっては、何よりもまず、
矢口史靖監督の!「ハッピーフライト」、なのである。

しかも、雑誌の予告によれば、
この日は上映後に、監督トーク付き、という。

新宿ロフトプラスワンでの、
サックス演奏付き「スウィングガールズ」トーク以来、
随分長いこと、監督の生トークを聞いていないので、
もし入場可能ならば、見逃す手は、ない。

幸いにして、前売り券で、席が取れた。

ロビーにあった、黄色いチラシで、
今回の企画が、
<矢口監督映画講座>シリーズの一環であり、
この日のゲストが、映画音楽を担当した、
ミッキー吉野氏(!)、と知って、又、びっくり。

あの、ザ・ゴールデン・カップスにして、
<モンキーマジック>ゴダイゴの、ミッキー吉野氏。
何て、ラッキーなんだ・・・!と、上映前から、内心、わくわく。

場内、5分前にはほぼ、満席に近くなった。
カップルや女性客も多いが、
主婦・ファミリー層も、結構多い。
おそらく、口コミ評判が、いいのだろう。

既に、都内では正月初めまでの、
一部劇場でのムーブオーバー続映が、決まっている模様。
ここの上映は、そのムーブオーバー初日なのだ。


映画の仕上がりは、なかなか良好だ。
何よりも、画面が明るいのが、いい。

最初は、専門用語等が、
若干、とっつきにくいのが、気にはなったが。

プロ職業の厳しさを伺わせて、ちょい泣かせながらも、
あくまでも基本は、ドタバタ・タッチの、ハラハラ含み。
地上と機内の、同時進行、
軽快で、明るく楽しい、
<グランド・ホテル>式のエンタメ映画に、仕上がっていた。

世間の空気が、ぱっとしない昨今に、
この明るさ、軽快さは、あっぱれ、であろう。
「有頂天ホテル」に乗れた人ならば、
この映画も十分、イケるのではないか。

場内のお客さん達、特にお子様の反応がダイレクトで、
とても良かったのが、うれしい。
おかげで、ユーモア・シーンで2倍、笑わせてもらった。

「これはTVドラマの、世界じゃないのか?」とか、
「もっと大人っぽく、できないのか?」との前評判も、
一部で、聞いてはいたのだが。
そのTVで、かつてやっていた<大映ドラマ>で、
パッションの高い、航空機ものを観て、
いちいち、そんな事で水をさす者が、どれだけいただろうか?

(竹内義和氏じゃ、ないんだからさ・・・の声)
(故・増村保造監督だって、きっと、観てくれると思うぜ・・・?の声)

大人の、プロ職種ならではの、
いかにもありそうな?エピソードで、いっぱいだし。
時任三郎の機長や、寺島しのぶのCAリーダーが、
状況変化にも余裕を持って、<大人らしく>対応してゆく様に、
感銘しなかったのだろうか?

それらと同時に、地上や機内の、CA達のコミカルな動きや、
スタッフ達の、余裕?を含んだ言動の可笑しさに、
感銘しなかっただろうか?

子どもも楽しめる、大人の映画、ということで、
まずは、よろしいのではないか。
あまり肩肘張らずに、
ひとつの<職業テーマパーク>映画として、観ればいいのだ。

なお、眼鏡の整備士役が、劇中で、
なんとなく、矢口監督と重なって?見えたのは、
小生だけ・・・だろうか?

(そうかもよ・・・の声)

上映終了、拍手起こる。

明かりが付くと、スタッフが、
ローランドの黒いキーボードを、セット。
ブーツを履いた、女性プロデューサー(注1)の司会により、
ミッキー&矢口監督トーク。
「打ち合わせの時間が、短かったので、アドリブでいきます・・・」
とのたまう監督に、場内一同、笑う。

そのトークによると、この映画の音楽は、
ミッキー宅に監督が通いつめ、
各場面の心情・風景を、具体的に説明しながら、
その場面に合った曲を、注文。

「最初に格納庫から、ジェットが出てくるときの感じ」、
「ヒロインが、一人泣くときの哀しみ」、
「地上スタッフが異変に気づき、緊張感が走るとき」という具合に。

その一部を、ミッキー氏が説明しながら、
キーボードで、弾いてみせていた。

矢口監督は、これまでの青春ものより、
やや重厚なイメージの音楽を、要望していた様子。
ミッキー氏が、まず曲を作り、
矢口監督が「いいんだけど、違うんです・・・」とやっては、
両者の間で直接、イメージを細かくやりとりしながら、
作っていった、という。

各部分の尺数に合わせて、デモテープ送りでやりとりする、
他の映画監督からの注文とは、
違うやり方で、面白かった、とミッキー氏は語っていた。

矢口監督は現場でも、衣装担当やメイク係に、
出演者達の衣装や、ほくろの位置などまで、
かなり細かく、指示していたそうだ。
それほど、イメージ作りに手間暇を、かけていたのだ。

なかなか面白い、映画講座だった。
昭和版「西遊記」ファンでもある、小生には、
これは嬉しい、クリスマス・プレゼントだった。

ロビーで土産に、サントラCDを、買った。
今回は、御祝儀、という気持ちで。


以上。 [政、エアーフライトする]の続きを読む
  1. 2008/12/21(日) 14:04:24|
  2. 劇場用映画
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梅安、ラストショーを看取る

梅安の、日記。


ついさっき、「風のガーデン」最終回を、観終わった。

周囲の心遣いを知りつつ、病床に伏す、
主役・中井貴一の、演技は・・・
壮絶にこわく、かつ、なぜか神々しく見えた・・・。

それを見守りつつ、注射をする老医師を、
きっちり演じきった、緒形拳・・・。
これが、まさか最後の、新作出演になるとは。
まるっきり、真逆ではないか・・・。

見事すぎる、幕の引き方。
おそらく今、全国で、
緒形氏を、静かに偲んでいる事だろう・・・。


後、歌手・平原綾香、
出番がちょっと、長かったかも・・・?

最後の最後まで、テンポと展開のゆるい、
叙情優先押し出しの、目立つドラマだった・・・。
その辺り、「忠臣蔵 音無しの剣」と、近しいものがある。

しかし、飛び飛びにとはいえ、リアルで観た事自体は、
不思議と、後悔していない。

ラストシーンまで、観終わった後も、
しばらくは、気持ちが妙に、しんみりしていた・・・。
約3分の一は、
黒木メイサ・神木隆之介の兄妹を観るための、ドラマだった。


では、今度こそ、
さらば、名優・緒形拳。


以上。
  1. 2008/12/18(木) 23:44:55|
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主水、ブックバイヤーする

主水日記。


今日、おそらく夜8時頃で、
中学以来、文庫本や雑誌を選んで買っていた、
チェーン系書店が、撤退、閉店する・・・。



地元でも有数の、品揃えが豊富な書店。
交通の便も良い立地で、大変重宝していた。

受験後、初の遠距離通学で、
小学校の友人たちとも、別れ別れにされて、
内心、孤独をかこっていた、あの中学時代、
小遣いも少なく、
買える本や雑誌は、きわめて限られていた。

しかし、立ち読みは結構連日、していた。

世はSF小説ブームの、余韻を引きずり、
角川映画と文庫の、メディアミックス・ブームも、ほぼ同時進行。

学校帰りに、あるいは塾通いをしながら、
買う本を慎重に、選ぶ日々。
図書館に無い、本や雑誌を、あさる日々。
この状況が、以後、高校時代まで、続く。

「男組」「ダメおやじ」「レッツラ・ゴン」の載っていた、「少年サンデー」。
「ゲームセンターあらし」や「とどろけ!一番」が載っていた頃の、
「コロコロ・コミック」。
あるいは、「テレビランド」。
新潮文庫の、星進一著「ボッコちゃん」、
角川文庫の、森村誠一著「人間の証明」、
筒井康隆、かんべむさし等のハチャメチャSF・・・、

などなどを手にとって、
一部を買い始めたのが、運のつき、だった。

(塾帰りには、都内の中規模書店で、
朝日ソノラマ版「火の鳥」、
ひおあきら版「宇宙戦艦ヤマト」などに、初めて触れた・・・。)


あれから、30余年。

かなり頑張ってきた、地元駅前の書店だが。
ネット社会への移行、広告料の減少、
おりからの不況など、
世の中の変化には、勝てなかったようだ・・・。

さっき、いきつけのあの書店で、
最後の買い物を、してきた。

文房具売り場の棚は、大半が半額セールで、
既に、ガラガラだった。
文庫本から、推理小説短編集、
雑誌コーナーから、昭和年代の記録誌などを取り、
レジへ、向かった。

約10年程前、ここの周辺にあった、
文庫本の豊富な、別の新興店が、
いきなり撤退を決めた頃にも、
やはり、同じことを、していた・・・。
書店の浮沈競争は、ずっと昔から、存外激しいのだ。

とはいえ、
長きにわたり、慣れ親しんだ場所が消えるのは、
どうしても、一抹の寂しさを、感じざるをえないのだった・・・。

後日、まったく別なチェーン店が、入るとはいえ、
近所には他にも、新旧の書店が、2件ある。
新しく入る、店舗の発展も、
決して、楽な事では、ないだろう・・・・・。


こうして、街は、変わってゆく。
そして人は、置き去りにされてゆく・・・のだろうか?


以上。
  1. 2008/12/18(木) 21:38:10|
  2. 日記
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主水と秀、バトラーする

主水日記。


赤穂浪士、討ち入りの日を過ぎると、
いよいよ今年も、押し詰まってきたな、と感じる。

火曜、必殺シリーズの留守録をチェック。

テレ朝「仕事人V」が、「主水、人員整理にあわてる」。
(何て、タイムリーなのが来たんだ・・・・・と嘆息、の声)

花屋の政と、育ての母親(野際陽子)の、エピソ-ド。

父親の仕事人が、得物を所持していたため、捕まって処刑されたので、
政には、木の枝を折って使用する技が・・・という話で。
結局、親子対決になるのだが。

じゃ、何で「激闘篇」から、
錠と同じ手槍を、使ってるの・・・?と。

この時、標的の一人が、
悪事を働いた、同僚の同心だったため、
主水は、失業を、免れたのだった・・・。


チバテレ火曜の14時は、
杉良太郎主演の「旅人異三郎」で、必殺は休み。

夜20時のチバテレ、「仕事人IV」は、「秀、催眠術にかかる」。

ライバルの女仕事人が、
江戸の元締・おりくの仲間を、支配下に置くべく、
秀・勇次・順之助らを、次々と、<夢あやつり>の術にかけてゆく。

挑戦されたおりくは、主水・加代らとともに、
女仕事人とその配下を倒すべく、対決の場に。
しかし、同行した秀たちが、たちまち操られて、
一同、窮地に・・・・・!

かくて、主水VS秀、おりくVS勇次、加代VS順之助・・・
という、CGゲームみたいな、
夢のカード?が、実現!してしまった・・・。

自宅で、せん・りつと、準備して始めた、
筆頭同心・田中様&南町同心一同との、
正月新年会を、こっそり抜け出しての、
お仕事を果たした主水さん、おつかれさんでした・・・。

三味線屋・勇次の出番シーンが、
どうも別撮りっぽいが、スケジュールの都合だろうか?


以上。
  1. 2008/12/17(水) 00:06:11|
  2. 時代劇
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主水、討ち入りにアタックする

主水日記。

今年も後、半月あまりとなったな・・・。


日曜夜、「篤姫」・最終回。

大河ドラマの最終回は例年、
通常の45分より、15分延長して、1時間あるのだが、
今年はホームドラマ路線で、高視聴率のおかげだろう、
1時間15分も、あった。

まあ、あれだ、出演キャラの、同窓会、でしたな。
このドラマで、一番<大奥幹部の貫禄>を見せ付けたのは、
滝山役の、稲森いずみ、だろう。
フジ系トレンディ・ドラマや、映画「キャッツ・アイ」のころよりも、
随分、女優らしくなったよな・・・。


この予想外の、最終回延長のために、
テレ朝SP、「忠臣蔵 音無しの剣」は、15分遅れで、観始めた。
おりしも今宵は、あの名高き、四十七士討ち入りの夜。

赤穂浪士討ち入りまでの大筋を、
一応知っている、という前提で、サイド・ストーリーを展開。

主役は、将軍家の血縁者にあたりながら、
大石内蔵助や堀部安兵衛の味方をし、
甲冑を用意する商人(中村雅俊)を紹介、
命がけで協力させる、
音無しの剣の、使い手。
ちょうど、松平長七郎のような、役どころ。

主役・田村正和の風貌に合わせてか、
静かで抑え目な描写が、ゆるゆると展開。
う~ん、斬るポーズはいいんだけど、
眠狂四郎の、円月殺法に見えて、仕様がない・・・。

全体に、人物や画面の動きが、少ない。
ちょっと、かったるいかも。
BGMをクラシック風にしたのは、文芸風でムードが出ているし、
冬の寒さが伝わる、雰囲気は、悪くないんだが。

そんな中、討ち入りのシーンだけが、
襖に血糊、殴り込みだア~!!状態で、
動きも派手なのが、目立っていた。


そして、月曜からは、ついに、
テレ朝10時半の時代劇再放映枠でも、「必殺仕事人V」が・・・!

どうやら、始めから全話ではなく、セレクションになる模様。
それと、あの枠では、
エンディング・テーマが、省略されるからなあ・・・。
それでも、再放送をやらないよりは、ずっといいよな。

こりゃ、いよいよ、
ローカルのチバテレ・TVKともども、放映ラッシュで、
必殺ファンは、消化が大変だ・・・?!


以上。 [主水、討ち入りにアタックする]の続きを読む
  1. 2008/12/14(日) 22:36:40|
  2. 時代劇
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探偵、友のハピネスをお祝いする

探偵、毛布で丸くなる。



土曜の仕事後、日曜の夜まで、
一部シネマ・サイトに、メッセージ送信した以外には、
目立った外出活動、無し。

日程的に、追い込みが近づいた、
<公的年賀状>書きに、ほとんど集中、没頭す。

1枚1枚に、手書きの短いメッセージを添える。
これが結構、量があるのだ・・・。
時折、休憩を入れ、食事をし、
又、続ける。


日曜は、朝から雨、
一日中、かなり、寒い・・・。


ああ、師走のあわただしい中、
今頃、みんな、何してるんだろう?

下北沢では、シネマ健康会さん達が、オフ会中のはず。
にぎやかに、やってるんだろうなあ・・・。
チャンベビさん達は、新潟でライブかな・・・?
シネマ愚連隊さん達は、又、肉料理と、日本酒だろうな・・・?
あの人は、この人は・・・?

などと、各所に、思いをめぐらす。

ようやく、年賀状書きが、軌道に乗ってきた。
今のところ、3分の1位か。


そんな折、久しぶりに、
めでたいニュースが、来た。


昨日、13日(土曜)、12時7分、
山内洋子監督、男児を出産す、の報。

先月、約11ヶ月強ぶりに、更新を再開していた、
監督のブログにて、今日、知った。

(山内洋子監督、おめでとうございます!!)


さて、もう少しだけ、
年賀状を、書くとするか・・・。


以上。
  1. 2008/12/14(日) 18:48:36|
  2. 日記
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秀、ショッピングする

秀の、日記。


つい最近、仕事の帰りに、
このところ、ご無沙汰だった、
地元のシネコンに、行ってみた。

あいにくと、すぐ観たい映画で、
ちょうどいい時間帯のものが、無かったので、
翌日の、仕事の都合もあり、
やむなく、延期した。

シネコンの入った、ここの建物、東西に結構広いのだが。
正月上旬以降、ショッピング・センターの中央部が、
店舗の入れ替えと、改装のために、
春頃までしばらく、閉じるのだという。

既にテナントから、立ち退いた店が、いくつか消えていた。
板でふさがれた、スペースもある。

おかげで今、バーゲン・セ-ルの真っ最中。
じゃ、冬に必要な物と、
安目の特売品でも、見ておくか・・・と。
で、鳥肉などを、買った。

シネコンは、冬もそのまま、営業を続けるそうだ。
中央部の再オープン時には、
周囲の内装と店が、大分、変わっている事だろう・・・。

又、通い慣れた風景が、消えてゆくのか・・・。
街って、元々、こういうものなのかも、な。


さて、これからが、寒さの本番、だな・・・。


以上。

  1. 2008/12/12(金) 21:52:24|
  2. 日記
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弐、名曲シンガーをめでる

弐の、日記。


10日、水曜夜に、
TBSで、<遠藤実さん追悼>生特番を、観た。
歌手・森昌子が、恩師の死に泣きながら、
「せんせい」を、歌っていた・・・。

千昌夫の「北国の春」から、
元ライダーガール・山本リンダの、「困っちゃうナ」まで・・・。

長時間うなって、いじって作った曲よりも、
思いついて4、5分で、さっとまとめた曲のほうが、ヒットしたんだそうな。

昭和の名人、故・遠藤実氏は、
ほんとにすごい、天才!作曲家だったのだ・・・。

合掌。


以上。

  1. 2008/12/11(木) 00:22:26|
  2. 音楽
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政、スーパーガンを乱射する

ゼルディア、通信。


しばらく、観ない内に・・・
ゴーオンジャー・シルバーさん達が、潜入捜査で、
スケバン刑事みたいな事、やってる・・・。
あはは・・・。
去年の、かずえさんが、浮かびます。


ライダーキバは、衝撃の、展開。

キバと、サガは・・・
父こそ違え、兄弟だった・・・!

そして・・・

が、が~ん!
島さんが、逝った!
ミオも、逝った!
そ、そんな・・・。

残るは、キバとサガの、
種族の王をめぐる、兄弟対決が・・・。


・・・とだけ、言っておきます。


そして、新マンは・・・。
弱虫<じゃみっこ>だった、田舎の少年が、
バズーカ式のMATガンを盗んで、
熊狩りのごとく、怪獣に向けて、乱射!!

郷さんと南隊員、共感?して、一緒に撃ってる。
い、いいのかな、それって?
銃刀法違反のような、気が・・・。

惑星の引力で、持ち上がった大地ごと、空中戦をして、
MATと新マン、怪獣退治終了。

でもまだ、興奮と勢いで乱射してる、地元の少年・・・!
さすがに困り顔で、止めた南隊員。
やっぱり、子供に武器持たせちゃ、危ないですね・・・。



ゼルディア、中間報告、終わりっ。 [政、スーパーガンを乱射する]の続きを読む
  1. 2008/12/08(月) 21:55:25|
  2. 特撮
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竜、長距離マラソンする

竜の、日記。



7日、日曜。
昼下がり、午後1時より、
御茶ノ水、NEONEO坐。
<未知の映像作家と出会う上映会>。
1日券、1000円。

以後、文字通り、
かなり長時間の、シネマ旅が、始まった・・・。
果たして、体力と気力が、持つだろうか?

行けば、自動的にそうなるだろう事は、わかっていた・・・。
わかっていて、あえて、
師走のこの時期に、伺った。
その理由は、プログラムの1本目に、あった・・・。


13:00~

<ときめきチーム>繁田健治監督、
「不可抗力ふたりきりの泊りがけオフ会」。

題名で、内容を全部、言っちゃってる。

オフ会で、旅館に人を集めたら、
来たのは、男女たった1組のみだった・・・。
男は、「xxxxしてもいいよ」モードだが、
女は、「見せるだけね・・・」「覗くのはいいわ・・・」で、
ベッドのほうは、まるでその気なし。

これじゃ、寸止め状態の、ラブドール、
ただの添い寝プレイ・・・。
(何だよ、つまんねえ・・・!の声)

2通りのエンディングは、
かつての<ときめきチーム>作品でも、おなじみの手法。
2人のぎこちない会話と態度が、ユーモラスで、
面白いには、面白いのだが、
なんとも、いたらない(いたさない?)もどかしさが、残るものだった・・・。


伊藤学監督、「BALANCE」。

現役大学生達の、ごくごく普通の、恋や日常生活を、
現役大学生達が、きわめてオーソドックスに演じる、中篇ドラマ。
長まわしのキャメラが、彼らの姿を、じ~っと捉えていく。

就職部の、PCルームで泣き、
彼氏ともすれ違いかけている、悩める女子大生に、
あるいは、
2人の女子の間に居る、男子学生の、
煮え切らない態度に、
駅から電話して、怒りつつ泣く、別の女子大生に、
一時、胸が締め付けられる・・・。

留年しまくっている、ミュージシャン系?のバイト男子学生が、
女子大生の一人を、
ユーモアを交えつつ、なぐさめて、諭す姿に、
又、静かにタバコを吸う、見知らぬ男女どうしの、
暫時、対話する姿に、
若干の救いを、見る。
彼らはこれから、どんな社会人に、成長してゆくのだろうか・・・?

全体に、少し長い感じなのと、
終わりがやや唐突なのが、気にはなったが、
概ね、共感と好印象をもって、観れた。


15;:00~

義之智子監督のデビュー作、
「埋める、と壊れる」。

わずか8分ほどの、短い中に、
奇妙なアート世界が、炸裂。

コンクリート・マンションの、廊下と窓を前に、
主演女優、くねくねした踊りを披露。

扉の覗き窓から、ぬっ、と覗き返す両眼、
カメラが断続的に引くと、その扉を女優が、持っていたり。
その逆に、黒い長方形の、目隠しをしたり。
誰だかは、すぐ、わかるのだが・・・。

捨て身の、パフォーマンス。
そして、その顔面に流れ落ちる、
タールのごとき、黒い液体・・・!
なぜにそれ程、はじけ跳ぶ?

今回観た中で最も、鮮烈なる、短編なり。


倉田愛実監督、「シェルター」。

黒いバック画面に手書きの、線描きアニメーション。

地上より燃料を運び上げる、パイプ・タワーの頂上には、
球状のシェルターに包まれた、
ヨーロッパのような人工都市があった。
普通に、買い物や洗濯をする、
一般の人々の、日常。

牛や豚や、鶏の卵が、人間の食糧となるべく、
科学の力で変化させられ、ベルトコンベアーに乗り、
手際よく次々と、加工肉と化してゆく。
そのくにゃくにゃした、形状変化のさまは、シュールですらある。

しかしある日、そのシステムに異常が発生、
牛や豚たちが、商店で暴れはじめて、
人々が放り出される、暴動に・・・。

いささか教条的テーマなのが、気にはかかるが、
丁寧に描かれていて、よく出来ているアニメ。
線描きの、動物達の輪郭などが、
生物増殖のごとく、
なめらかに、くにゅくにゃと、変貌してゆく様が、面白い。
(薄気味悪く感じる向きも、あるだろうが・・・?の声)


引き続いては、犯罪三部作。

坂井田俊監督、「太陽は知らない」。

同・監督「怪物はここにいる」。

同・監督「壊したいおもちゃ」。


この3本、三部作というか、
題材も描写も、酷似しすぎている。

1本目こそ、下宿部屋で淡々と、殺人を実行した男が、
じつに無感動に、やはり淡々と、死体の処理を行なって、
後は部屋に戻って、食事してる・・・それだけ、という、
そのあまりの、ぶっきらぼうさ加減に、妙な感覚を覚えるものの。

その直後に、まったく同一の調子で、
似たような画面・音声が、2本も、延々と続くのでは、
見せられる方は、どうしても、ダレてくる・・・。

特に後の2本は、ロケ地こそ変えているものの、
殆ど、連続リメーク、といっていい。

ただの夜道を、だらーっと撮っていて、
通り魔的殺人犯の青年、チャリで逃走、
被害者の恋人が仇討ちにパトロール、
そして犯人発見、取り押さえ・・・・・。

と、まるで、同じ展開。
長い。
これは、ちと、つらい眺めだった・・・。



17:00~

今井美晴監督、「カインの赤いしるし」。

布団に眠る、白い服の双子姉妹、
その名は、RIGHTと、LEFT。

ある日、急に、RIGHTが居なくなり、
後にはバラの花が、一杯残された。
LEFTは外へと、小船を漕ぎ出し、
RIGHTを、探す旅に出かける・・・。

という、全体に画面が白っぽい、少女ファンタジー。


中村泰仁監督、「OUTBACK TOTAL ECLIPSE FESTIVAL」。

オーストラリアの大地、
荒涼とした、砂漠の真ん中に、テントがいっぱい。

やたらに陽性、
一大リズム・ダンスの祭りを記録した、ドキュメンタリー。

男も女も、老いも若きも、
とにかく陽気に、延々、踊りまくる・・・・・!
時折入る、字幕やCG模様もあって、
ダンス・クラブ向きの、リミックス映像そのもの。

明るく陽気なのは、とても良い。
けれど、33分以上も眺めていると、
さすがに、観ているこちらも、スポーツ状態、
もう、へとへと・・・なのだった。


西沢利一監督、「君が笛を吹く時に僕は何を祈ろうか」。

劇中でも明かされている通り、このDV作品は、
井口昇監督の自主フィルム名作、
「わびしゃび」(1988年)の、真っ正直な再現型。

映画撮影向けに呼んだ、女子学生への、
男、かつ監督としての、複雑な想いを、
DVカメラを持ったままの監督が、
延々、独白する、記録映画。

今も昔も、不器用な、
男ってやつは・・・と。

ほんとうに、何から何まで、
お手本の旧作フィルムと、そっくりである・・・。
違うのは、今のカメラのほうが、
多分バッテリーがもつ事、くらいだろうか。

懐かしさとともに、奇妙なる感銘が、
確実に、ある・・・。



19:00~

片山春樹・藤田峻平監督「大木裕之映像ワークショップ作品」。

・・・すまん、何だかよく、わからなかった・・・・・。
映って居る、部屋らしき所が、
イマジカみたいな、
自主映画の試写室?状態なのだけは、わかったのだが。

マネキンの出ている画面が、襖(ふすま)に映っていて、
観ている長髪の人物が、部屋の誰かと会話しながら、
「いいね、いい、いい!」などど、感想を言いあっているが・・・?

いったい、何がどう「いい!」のか?
終始、彼らの会話が、
全然、理解不能・・・。

アーティストの突飛な発想は、
ようわからん、という感じだった・・・。
でも、内輪で何か、とても楽しんでいるんだな、
という様子は、伺えた。


佐藤健人監督、「君しかいない」。

部屋に入れた女に、ふられたばかりで、
失意の、青年。
職業は、AV撮影スタッフ。

ある日、撮影現場で出会った、AV女優は、
なんと、高校時代の同級生で、憧れの人だった・・・。
何とも、きまり悪い感じの、再会。

その事をタネに、彼女を自室に呼び出して、
熱烈プレイを、要求すると・・・!

そりゃ、たしかに、ショックだわな・・・。
でも、なあ。
どんなに好きな、女の子相手でも、
脅しは、いけないと、思うんだが・・・。

体育着のシーンが、いかにも・・・で、笑わされてしまう。
妄想のシーンだけかと、思っていたので、
さらに・・・変。
主人公が一歩成長?した、
ラストが、まあ、救い。


増山友寛監督、「世界のまん中」。

タイ・インド・チベット?近辺を、
列車等で、はるばると往来し、
刑務所訪問(!)まで行なった、
海外を歩く旅人の、記録映像。
しばし、アジア世界、漫遊気分なり・・・。


20:20~、作家交流会・兼・夕食会。1000円。

約6名ほど残り、皆でチゲ鍋等を食し、
相互に作品評等、心豊かに、
大いに語らい、交流す。
かくて、22時前まで、残るのだった・・・。

長い、かつ充実した、シネマ・マラソンだった・・・。


以上。
  1. 2008/12/07(日) 23:43:43|
  2. インディーズムービー
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壱、アルミ缶を拾う

壱の、日記。


土曜、午後より、非番。

お久しぶりの、ラピュタ阿佐ヶ谷。

<東映任侠映画の中核を担った男 山下耕作ノ世界>、監督特集。
中篇2本立てと、長編1本を鑑賞。1200円X2=2400円。
ついでに資料のミニコミ本、500円。

中篇の、「泣いて笑って許して ポコアポコ」と「わかりあえる季節」は、
16ミリの、真面目な<教育映画>である。

東映任侠映画で、着流し男のドスさばきを、
いっぱい撮りまくってきた、山下耕作監督が、
晩年、平成になってから、教育映画を撮っていたのだ。

映画会社の人だから、仕事の一環として、受けたのだろうか。
ちょっと意外というか、驚いた・・・。
そういえば日活にも、児童映画枠があったっけな・・・と。

「ポコアポコ」の主演女優は、役に入り込み、好演。

母親や近所の商店主人、リハビリ老人達と対話しつつ、
老人向けの、車椅子を、寄付しよう!と決意、
資金のために、車椅子に乗ったまま、
空き缶集めを始める、自立心ある女性役を、
泣き虫、ユーモア発言のシーンをまじえて、
さわやかに、演じている。
随所で、明るい笑いが、起きていた。

同じ女優が、
文化祭関連の教室ドラマ「わかりあえる季節」では、
まったく別な人物を、演じているので、
さすがに女優だなあ、と感心す。
こちらの教育映画でも、難しい題材を、
市民交流のドラマとして、優しい視線で、
明るい画面と、人物達の軽快な動きとともに、描いている。

一転して、「山口組三代目」では、
東映オールスター色が強い、男の群像劇の中にあって、
二箇所の、別々のシーンで、別々の人物が、
三段カットのスローモーションで、同じように倒れるシーンが、
効果的で、印象に残った。

あらためて、山下耕作監督ってすごかったんだな、と、
再確認させられる、特集プログラムなり・・・。


3本終了後、
帰りがけにBABACHOPへ、寄る。

<SUPER-B-DASH>打ち上げ会が、宴たけなわ。
「全滅野球軍」「バッタ」、
「ユウナの小さなお弁当」、「ネコマン」などのリバイバル作は、
初見客にも、大変面白い、と好評だった模様。
よし、よし、いいぞ。
後の特集2回分も、お楽しみに・・・。



以上。
  1. 2008/12/07(日) 08:24:57|
  2. 劇場用映画
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左門、ストアー空白に泣く

左門の、日記。


冬に、なった。
銀杏の葉こそ、まだ残るものの、
さすがにコスモスの花は、既に散った。

この2日間、昼間はまあまあ、暖かだった。
が・・・・・今日の夕方、激しい雷雨。
横殴りの暴風雨が、東京近辺を、襲った。


20数年、通い慣れたる、
地元の、某チェ-ン系書店が、
ついに、年内閉店を、表明した・・・。
おそらく、収益が、限界なのだろう。
出版不況も、ここまで、来てしまったか・・・。

通勤途中にある、
いくつかの駅前の、センター商店街などでは、
テナントの空きが、目立ち始めている・・・。
結構大きい、料理店や食堂、グッズ屋などが、
一軒、又一軒と、閉じてゆく・・・。

そして、後にはがらんとした、空間が。


世は大不況、金融危機。
大学生さえも、就職内定取り消しが、既に300人以上。
派遣・パートの失業が3万人、
そして、正社員までも・・・。

さらには今日、
あのホンダが、F1レースからの、撤退へ・・・。


温暖化とはいうけれど、
心底、寒気が、しみてくる・・・。


これから日本は、どうなるの?と、
「ホームレスが中学生」(「が」の付いた方・・・)主役男優の主題歌を、
日々そらんじかける、小生なのだった。

(映画のHPで、一番が聴けるぜ!の声)


以上。
  1. 2008/12/05(金) 21:11:47|
  2. 日記
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錠、ファイヤーマンする

錠の、日記。


NHK=BS2では、今週、
ポール・ニューマン出演作を、追悼特集中だ。

火曜に、「タワーリング・インフェルノ」、観たぜ。

見どころの多いパニック・サスペンス。
かなり長いもんで、
70年代までは、民放の映画劇場枠で、
前・後篇に分けて、放送していたっけ。
今回は珍しく、全篇一挙放映。
中座する間も、ないよ。

いや~、ど派手。
ようやるわ、ほんまに!
襲い来る炎は、こわい!
爆風、やばい!
炎のスタント、マジこわい!
後半、争うパニック、醜い!

しかし、本当ならもっと、
煙が最上階まで、上がりそうなもんだが・・・?
それと、水のシーンがなあ・・・。
観てる間中、ずっと、
「日本、沈没!!」って声掛けちゃったぜ。

原因作った人物が、ダンカン!って、
「ウルトラセブン」の、ダンカンか?
それとも、芸人の・・・?
あんたが悪い!みんな悪い!
はるか後世、やっぱり起きちゃうんだよな、
そういう、建築偽装事件が・・・。

スティーブ・マックイーンと、ポール・ニューマンのツーショット、
男くさいぜ、渋いぜ、かっこいいぜ!
フレッド・アステアが、気の毒すぎるぜ・・・。


じゃ、又な!
  1. 2008/12/04(木) 21:05:57|
  2. 劇場用映画
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政、緊縮マネーを実感する

政の、日記。


まったく世の中、不景気だ・・・。
日常の買い物一つとっても、否応なく、
まず値段を、じっと眺めてから・・・に、なる。

毎年120円だった、自販機のホット・ドリンクが、
ついに、この秋から一斉に、130円に値上げした。
コールド・ドリンクは、120円のままなのに・・・。

たった10円とはいえ、冬中飲むとなれば、
決して小さな、額ではないはず。
ああ、これで、なお寒い、冬になりそうだ・・・。

ところで、TV業界も、
予算節減が、かなり厳しいようだ。
視聴習慣の変化、
ケータイ台頭、ネットへの広告料効果流出、
BS開局・デジタル化の負担・・・・・。
書店の「週刊ダイヤモンド」に、大体の事が、出ていた。
(主水・・・?の声)

そしてついに、今日、
衝撃のネット・ニュースが、来た。

来年4月から、
TBS系が、大幅改変で、
昼の主婦向けドラマの、<愛の劇場>枠が、
休止に、なるそうだ・・・。


ああ、ああ、つまんな~い!
特撮枠と廻しの、俳優・女優がどんな役やってるか、
観るのが、楽しみなのに・・・!
又、留守録の楽しみが、がくっと、減るよなあ・・・。

ちなみに今、
NHK「だんだん」には、リュウケンドー氏が、
フジ系「愛讐のロメラ」には、
アバレンジャー・イエロー嬢&ライダー・イブキ氏が、出演中。

TBS系は・・・あ、「ラブレター」に、
元スーパーGUTS隊員が、一人。
MBS系枠は、特撮系じゃないけれど、
「雲のじゅうたん」の人と、「柔道一直線」の人が。

テレビ東京系のコミカル・ドラマ「CAFE吉祥寺」は、
女性店長が、映画の「ウルトラマンコスモス」一作目で、初期隊員役。
そしてコックの一人は、「仮面ライダー龍騎」の、オルタナティブ・ゼロ!
それこそ、周囲は、イケメンだらけで。

彼らを、いつまで、地上波で観れるのやら・・・・・?


冬きたりなば、春遠からじ、とはいうけれど。
こりゃ、春から先の生活も、
まだまだ、心配だよな・・・。


以上。
  1. 2008/12/03(水) 20:19:29|
  2. TV
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

主水、ケータイを物色する

主水日記。


さて、ミクシィ準備活動・その1。
どうしても、自分単独の携帯が必要となれば、まず・・・。

そこで今日、
携帯の機能・お値段等を下見するため、
最寄のドコモ・ショップに寄ったら、
あれ?閉まってる・・・。
今日は営業日の、はずなのに?
ソフトバンクの店は、開いてるのに?

帰って、ニュースをチェックしたら、理由の察しはついた。

冬モデルとして売り出すはずだった、ノキア製の新端末が、
ノキア社の日本販売活動が、打ち切りになったたため、
ドコモ・チェーンでの発売が、ふっとんだらしい。

おそらく、店では品物換えと、
苦情対応を、しているのだろう。
やれやれ、とんだとばっちりだ・・・。


どこの携帯が、これから一番、安全なんだろうな?
ただでさえ、よく知らんのに、
余計、わからなくなった・・・。
もちょっと、よ~くサービス内容等を見比べてから、
バッチリ、決めよう。


以上。







  1. 2008/12/01(月) 20:57:39|
  2. 日記
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プロフィール

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