探偵、つづる。
あれから一時は、「また、休載のおしらせに、かな・・・・」
とも、思いかけたが、
思い直して、又、少し書くことにした。
で、新宿へ出て、真っ先に観たのが、
なぜか、たまたま券の残っていた・・・・・
古厩智之監督の、「ホームレス中学生」、だった。
(「が」、の入ってない方ね!の声)
土曜の夕方、シネコンの入りは、
老若男女、40名位。
恐怖の刑事ドラマ・「シバトラ」(CX系)で、
山林に埋められかけた、主演・小池徹平。
それが、あの、中学生役に・・・?
年齢的に、大丈夫か?と心配だったが。
相棒君の鬼太郎役(!)よりは、
まあ、ずっと自然な、中学生に見えた。
笑い系では、ちょっとすべってて弱いんだが、
兄妹思いゆえの、固すぎる男の子のプライドや、
生きることの面倒くささに悩み、もやもや気分を抱えながら、
彼なりに消化し、生活してゆく姿がいじましく、
その部分では、まずまずいい線で、演じている。
公園のシーン、野宿生活というか、
サバイバル・キャンプに近い。
真夏だから、まだあれで済んでるが、
もし真冬だったら、つらかろう・・・。
主役は、それなりに捨て身、なのだが。
Tシャツが、あまり汚れていなかったり、
体臭が、まるで画面に感じられなかったりと、
意外にあっさり味の描き方で、
リアリティの上では、ひっかかる点もあった。
とはいえ、こういう貧乏話は、
あんまり汚くしすぎると、かえって引くから、
あれ位の描写が、ちょうどいいのだろう。
監督、心得たものである。
大阪もん映画に欠かせない、おとん・おかん達の、
意外にかわゆい?存在感も、好感がもてる。
小生なら多分まず、カンカンに怒るけどね、あの親父は・・・!
子役達の、やんちゃらしいうごめきぶりも、ちょっと楽しいが。
後半から出番の増える、池脇千鶴のシーンは、概ね、面白い。
ご飯を噛むシーンとか、バイクでニヤリ、とか。
周囲との打ち合わせが良いのだろうが、
さすが、「ほんまもん」の女優だ。
(そこが言いたかったな!の声)
割りにのんびりな進行の映画で、
大笑い、大泣き、という程でもなかったが、
普通に、まあ、いい話だな、という感じで観れた。
以後の報告は、後刻。
以上。
[スケバルマン0X・MARKⅡ(1)「あっけらかんとサバイバル!」]の続きを読む
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- 2008/11/16(日) 09:27:30|
- 劇場用映画
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