ゼルディア、中間報告。
MXTV、月曜23時の「帰ってきたウルトラマン」が、
電波怪獣ビーコンの回まで、来ました。
電波を食い、航空機の通信機能を遮断し、
ぶつかった飛行機事故の様子を、
生で世界中の地上波TVに、流して映し出してしまう・・・。
東京上空は、宇宙怪獣ビーコンの、
えさになる電波で、いっぱい。
おかげで、飛行機事故が、連発。
もう、ほっとけない!
東京湾上にビーコンを誘い出して、ミサイルで始末するために、
MATの指示で、一時、東京中の電波と放送・通信が、停止されます。
戦闘機・MATアロー一機の電波のみを発信して、おびきだそうと計画。
(MATビハイクル・カーの通信も、止めろよ!の声も・・・)
でも、思わぬ指示違反者?のために、
ビーコンの出現場所が、変わってしまったのです・・・!
(この子は、まったく、もう・・・!の声)
ではここで、初放送当時の事情につきまして、
アWorker博士の、解説VTRを、どうぞ。
「え~、ビーコンが出てきました、あの昭和40年代には、
ラジオ電波の深夜放送は、毎晩あったけれども、
テレビ電波のオールナイト放送は、まだ、無かったんです。
勿論、ほぼすべて、アナログ電波放送で。
家庭用録画機、というものが、
世間にはまったく、存在しなかった。
音声だけなら、イヤホンの穴付きのTVに、
テープレコーダーをつないで、
何とか可能なものも、ありましたが。
TVは一家の応接間に一台で、
部屋には、ラジオがあるだけだった。
リモコン付きTVも、観た事ない。
いつも本体の、丸いチャンネルを、ガチャガチャ回してて。
それが、家族のチャンネル争いだった。
白黒テレビの家も、まだ多かったですね。
うちでも、幼少時から10年くらいは、
使ってました。東芝のを。
さすがに、これの放送時には、カラーTVでしたよ。
え、有線テレビ、ですか?・・・
うちは、無かったです。
それと、ハム(無線)で、海外の人達と通信するのは、
子供達の、憧れの趣味だった。
インターネットも、携帯も、無かったアノ頃・・・。
だから、ああいう話が、出てきたんですね。
でも、初放映当時、ウルトラマン世界の真ん中で、
白黒の昼メロドラマと、いかにもな主婦が出てきたのには、びっくりでした!
あそこでCMタイムに入るなんて、愉快ですねえ・・・。
後、なぜ舞台が、世田谷区と江戸川区になったのかが、
謎でした・・・。以上。」
解説、ありがとうございました。
さて、気になる事があります。
いつも、新兵器ウルトラ・ブレスレットの描写が、
唐突で、素早くて。
カッターのときは、わかりいいのですが。
三日月形のをぶつけると、爆発!とか、
腕輪が夕日に当たると、顔色が戻る、とかあって、
毎回、武器としての効果が、よくわからないまま、
何となく、「戦いは終わった・・・」になるのが、
「??」なのです・・・・・。
まあ、美術的には、面白いんですけどね。
実質この回が、加藤隊長最後の、MAT作戦指揮になります。
ビーコンのせいで、
全世界に作戦失敗が流されたから、責任とって・・・?
ではなく、べムスターに破壊されて作り直した、
宇宙ステーションの後任で転任、との事です。
初めとラストシーンの、ナレーション。
ちょっとかわいい、締め方ですね。
本日のゼルディア通信、終わり。
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- 2008/11/12(水) 19:39:14|
- 特撮
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