政の、日記。
今月はあまり、劇場で、映画を観れていない・・・。
記述していないもののみ、書いておく。
「蛇にピアス」:
基本形は文芸小説・映画によくある、
男女の二股に、セックスに、だけど。
唇や耳や鼻に穴あけて、
xxまでも・・・痛そう・・・。
タトューまで、掘り込んで。
文字通り、体張ってる!出演者達。
特に、主役の、吉里。
台詞は舌っ足らず(正に・・・!)だが、
脱ぎっぷりも、思いっきりだし、
痛みでもって、生きてる感触を得て、
はまり込んでゆく様が、あまりにも、リアルすぎる。
この女優、覚悟が半端じゃ、ないね・・・見事だよ。
俺なら、やらんけどな。跡が残るから。
「アキレスと亀」:
少年期篇、
屋外ロケがキアロスタミみたいで、ちょっといい景色。
描きたい奴は、止めても、描くんだね。
話が泣かせ入りで、ちとあざとさが目立つんだが。
青年期篇、
主役がヌーボーとした感じで、いい味わいあり。
ヒロインや仲間たちとの、アート祭り、どんどん前衛化。
自由奔放、でたらめぶりに、吹き出しながらも、
そのあっけない幕切れ、乾いた物哀しさが・・・漂う。
中年篇、
アートへの執着はそのままに、
夫婦での絵描きシーンでは、かなり、遊んでる。
樋口可南子も、よくまあ、ノッてるもんだ。
だんだん、「ひょうきん族」色になってゆく。笑う。
でもやっぱり、売れないのは、生活つらそう・・・。
北野武が、寺山修司のアート展・イベントをやっているような、絵画芸術映画。
あちらのイベントと、見比べてみるのも、一興だろう。
頭が柔らかくなる事、必定。
ただし、プロ・アート志願者には、ちょっときつい話かも・・・?
以上。
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- 2008/10/14(火) 20:45:36|
- 劇場用映画
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