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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

<・・・不死身>

主水日記。




ひょっとして、こいつは、
必殺SP「大老殺し」に居た、鉄眼以来の、
とんでもなく、無茶苦茶、悪役かもしれない・・・!
道悦。

2週にわたり、前後篇で登場した、
テレビ東京系「流亡者(ながれもの)おりん」SP。
その、最強悪役こそ・・・
多くの者達を死に追いやった主犯、
植村道悦。

前シリーズの最終回で、
捨て台詞を吐きつつ、
高所より転落、行方不明に。
(常人ならば間違いなく、死んでるな・・・の声)


非道の暗殺集団・<手鎖人>達との鎖を切り、
生き別れの幼き娘と、やっと再会し、
自由の身となった、主人公・おりん(青山倫子)は、
子供を人に預けて、巡礼の旅に。


が、しかし・・・
何かがまだ、終わっては居なかった・・・。


かつて、道悦軍団の元から離れ、
野に下った、元<手鎖人>達が、
幕府要人配下、ど派手な赤い甲冑軍団の追撃を受けて、
次々と、無慈悲に、倒されてゆく。
(目立つ処刑人達だな~!武田軍団かよ!の声)

そして、清国より江戸への使者一行に、
なぜか、おりんの娘の姿が・・・。

影で幕府転覆を狙い、糸を引いていたのは、
娘の父親でもある、
死んだはずの、道悦、その人!
かくて・・・
「おのれ、道悦!」

・・・ちょっと待て、おりん!弥十郎!
道悦は一体、どうやって、生きていたんだ!?
なぜ誰一人、何も尋ねない!?
(と、最初は、突っ込んでいたんだがね・・・の声)

おりんの幼き娘を、騙して洗脳し、
<道悦の娘>という錦の御旗として担ぎ上げ、
実の母親を討たせようとしている、反乱手鎖人一党。
幕閣にも、いまだに、道悦の手の者が・・・。

敵か味方か、裏切り御免!な手鎖人に振り回されつつも、
激闘の末、一味を撃滅、
再び道悦と、一騎打ちとなる、おりん。

「私は死なん!」と捨て台詞を吐きつつ、
ずぶずぶと、朽ち果ててゆく、道悦。


これは、いくらなんでも、死んだだろう。
今度こそ、もう、無理だよな・・・?
でも、もしや・・・。


そう思って、翌週の後編も、続けて観ていると。


由比正雪の遺産、三万両をめぐる、
将軍派・蟄居中の幕府要人・
忍者集団・甲府要人親娘(娘はデカイエロー・ジャスミン!)らの、
眼が血走りそうな、猛烈争奪戦。


奪い合うのは、唯一の手がかりになる、
童歌を諳(そら)んじている、幼い娘っ子。
おりんとの組み合わせが、心憎い程。

さらに彼等の、その後を追う、
前篇でおりんに、女房の手鎖人・<風月>を討たれた、主人(石倉三郎)。
こいつが、誰彼かまわず、
後ろから、薄気味悪く迫り、
次々と、殺す。

仇である、おりんに対しては、
たっぷり、いたぶってから・・・という、
結構、恐い奴なのだ・・・。


そして、お宝の元へ着いた一行の、争う様を眺め、
この時を、待っていたのは。

あらら、また、お前さんか・・・!

だから、なぜなの?!どうして!?
誰か教えてくれよ!ちゃんと!
あの様子じゃ、今後もまだ・・・?

そりゃ、おりんも、言うだろうさ。
「もう、死んでくれ!」って、な・・・。




全国の、テレビ時代劇ファンの、
新・合言葉。


「そんな、なぜだ!?」
「道悦じゃ、仕様がねえやな・・・」。




以上。

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  1. 2008/09/26(金) 21:27:38|
  2. 時代劇
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