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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

<歩くケータイ・・・>

ゼルディア、通信。


押井守監督の、場内乱入?にもめげず・・・
「ケータイ捜査官7」、目下、絶好調!

独立知能と、手足がちょこちょこ動くユニークさ。
今日は、三池祟史監督で、1時間弱のスペシャル。

元5号バディ候補の皮肉屋青年・ナギラが、
主役ケータイロボ・<7>と、
人間バディ(相棒)のケイタを誘拐、通信を分離。
挑発して、<7>を探させる。

敵の隠れ家へと誘導され、鎖に繋がれ、
「<7>を返せ!」と絶叫する、ケイタ。
そこでは、<7>と黒のケータイロボ・<01>を、複雑に接続しての、
強力なエネルギー注入のもと、<融合>実験が仕掛けられており、
<7>は連続ショート、オーバーヒートで、死亡寸前状態に・・・!
「やめてくれ~!」と、<01>を説得しようと試みる、ケイタだが・・・。

この<緊急融合>試験のCGシーンが、ものすごく、
「アンドロメディア」のマシンさながらに、
ぐにゃぐにゃ、じゅるじゅる~!!
ラーメン状態な、ド派手表現に、
しばし、唖然。

<01>をそそのかして、
サイバーテロ対策本部のみならず、
東京、いや全世界のネットワークへのハッキング、乗っ取り作戦で、
本部を挑発する、ナギラ。

ケータイ達が、バディへの気遣いで、
嘘?までつくようになった点を示唆、
人間達との接触による、彼らの<進化>に立ち会うほどに、
人類は、ピンチに陥るんだよ・・・と、
皮肉交じりに、警告を発する、そこがナギラの主張。
本部の上層部でも、それを警戒する者達が、居た・・・。

果たして、進化するロボ達と、人類の、
心中、いや、共存の道は、いかに・・・?


そうそう、これこそ、
本来の「ケータイ捜査官7」ワールド!
この勢いと調子で、年末まで、いけぇ~!!と。



ゼルディア、暫定報告、終わりっ。






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  1. 2008/09/24(水) 21:43:52|
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<ぬっと出た・・・>

ビーグル警部の、捜査ファイル。


突然、現れた。
「行列のできる刑事」・・・。

あの、さすらいの、期間限定短編企画、
「刑事まつり」シリーズ中の、傑作が・・・
ついに、昨夜(23日)放映の、
「世にも奇妙な物語」スペシャル内で、TV化された!

俳優以外は、ほんとうに、
何から何まで、そのまんま、だった・・・。
快挙、なり。

来た、観た、勝った・・・。
シンプル・イズ・ベスト。


報告、以上。

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  1. 2008/09/24(水) 19:40:42|
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<遠き旅路・・・>(追記中)

旅人、覚書。


土曜の<怪奇劇場>、あいにくの大雨だったが、
入りは、良かったのかな・・・?


さて、昨日(秋分の日)は、晴れていたし、
映像温泉芸社の<自主映画番外地>再編集版は、
相当、予約の人が集まったことだろうなあ・・・。

で、その頃、小生は、
どこで何を、していたか・・・?

その休日の午後は、
両国の、江戸東京博物館ホールに、いた。

<第42回 東京アマチュア映像祭>。

15時半過ぎ、会場に着く。
案内を見た旨を告げ、受付で記名。
無料。

朝の10時の第一部からでも、
いろいろ観れたはずなのだけれど、
それはさすがに、つらかろう、と、
午後のみの見物にして、
第5部の表彰式より、観たのだが・・・。

朝からでも、良かったかもな・・・
などと、後から少し、惜しくなった。
力作揃いで、
正直、圧倒!されたからだ。

入賞作、10本(他にも7本の入選作がある)。
それら10本の監督は、皆、ご高齢の方々で、
全国から集まった、61歳以上、85歳までの、現役。
一部再現シーンを含むが、すべて、ドキュメンタリー作品。
客席も、ほぼ満席。
大半が、高齢者男女と、
その家族・子孫・友人・関係者層。

1本上映ごとに、短く解説する司会者も、60代位。
ユーモアがある人、なり。

入選作全般に関して、この人が、
「多くて参った・・・」とこぼしていたのは、
応募作品中では、亡くなった友人の追悼シーンで、
「千の風になって・・・」系の曲を付ける作品が、
とても多かった事、だそうである。
この話で、場内は皆、爆笑になった。
(一時期のPFFの、蝉の声、みたいなもんか・・・?の声)


そして、表彰式の後、
順次かかった、10本の入賞作品は、
どれも皆、10分以内の短編ながら、
監督や主人公達の、生きてきた年月の厚みが、
しっかりと凝縮された、力作揃いだった・・・。
(注:上映順は、以下とは別なり・・・
一部デジタル撮影作品を、先に回して上映したため、
受賞順とも、違っていた。)


「木骨 火(ほたび)よ」():
17歳で八ヶ岳遭難、友を失い自らも入院、両足を負傷するも、
山小屋勤務しつつ、登山に復帰、マッターホルンにも登頂した男性の一代記。

「祭り一代」():
深川の祭りに欠かせぬ、神輿総代男性の記録と、追悼。

「観光ブームの中で」():
中国奥地の名所、地震にも耐えた、珍しい景観が、
観光化で、将来崩壊の危機に?
景色がきわめて美しいだけに、考えさせられる1本。

「心を友禅する」():
親子三代、着物の友禅作りに関わる一家の記録。

「燃えつきて」():
工場の事故防止・安全管理研修を通じての、
数十年にわたる、日韓担当者同士の、相互交流。
かつてここにも、熱血漢が居たのだ。

「わたしの愛する魚たち」():
高齢ダイバー氏による、国内外でのスキューバ潜水、
珍しい魚達の舞い踊り。マンタも居る。

「母のおもい あさりと魚さん」():
卒寿を迎えた、撮影者女性の母親、
ほのぼのとした、知人達との生活記録。


「器用貧乏ものがたり」():
謄写版印刷の頃から、ミニコミ誌や絵画、
郵便局のポスター作り、地方美術展などを楽しむ紳士の記録。
自画自賛もややあれど、奥さんへの感謝など、
ユーモラスなナレーション付きで、良き印象あり。

「怒涛・・余部」():
朝もやのごとき、実は波しぶき。
ローカル鉄橋と荒波の、ど迫力風景映像。

「京都のともだち」():
映画館の老映写技師男性、
仕事場とくつろぎ時間の日常記録、追悼。


(後刻、若干、追記予定・・・)


円熟と活力の、結晶群。
あの客席中にて、若輩者観客の身には、
いや、とても、あれらの心境には、
なおもはるか、遠き旅路よ・・・。
もしかして、20年後に、なったら・・・?
それは、わからない・・・。


以上。


  1. 2008/09/24(水) 19:11:22|
  2. インディーズムービー
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