竜の、日記。
13日、土曜。
半日仕事当番、そして連休。
午後は、いい天気。
新宿周辺を、ゆっくり散策の後、
またも懲りずに?夕方は、
高田馬場、BABACHOPシアターへ。
「魂のアソコ」「天才馬鹿」の、さそり監督の新作、
「スコーピオン&スネーク」。
上映前に、旧スレでもおなじみ?
<舵芽衣子>ライブショー&ゲストトーク付き。
連休中3日間、連日のお披露目会、
初日の3回目、18時の回を、訪問。
当日、2000円。
入り口で待っていると、16時の回のお客さん達が、出てきた。
男女とも、協力のライブユニット、<アーバンギャルド>のファン層が、目立つ。
ゴスロリ風衣装女性達の、姿もあった。
並んでいると、18時の回は、10人程の入りに、なった。
例によって、新・女囚さそり?姿で、
オネエ言葉で監督が、本業?の歌を披露。
トークでは、前作「天才馬鹿」(タイムリー、かも・・・)にも出演の、
<アーバンギャルド>のM氏が登場。
ガール・ポップ調な、水玉模様のPV?を観たり、
映画撮影の近況等から、
最近の日本、どこもかしこもクレージーで、
かなり、やばいかも?という話にまで、及ぶ。
こうしたアーティスト的生活とは、
ある種、そういうクレージーな物事や、
自らや世間が、心理的に病んでいる状況などに、
とても敏感な人々が、芯の部分を、かなり形成しているようだ・・・
と察しつつ、やや複雑なる思いをも、めぐらせる。
今回の映画も、まさにそうした、
ぎりぎりの線での何かを、素朴さを残しつつ、
寓話的な絵にしたような、世界だった・・・。
出だしこそ、可愛い美少女2人(一人は殺し屋!)が、主役?
と、一時は思われたが、
女流漫画家と彼氏、女性アシスタント達の話に移るや・・・
・・・あれあれ、いつの間にか、
途中から登場して、放浪する津田寛治氏に、
実質的主役が、代わっている。
今や怪談短編御用?の、宮田愛理嬢が、ここでも、
<ごじゃる言葉>のマイペ-スなアシスタント役で登場、
目立つ、こわーい怪演を、披露。
マジ、ビビる。
(どこまでゆくんだ、この人は・・・?の声)
SMさながらの、黒レザー・ボス女優といい、
ヌード・モデルになる、色っぽい女といい、
劇中は、結構きっつい、女性側の行動だらけ。
ゲイバーお姉さん?のほうが、まだしも、男に優しい様子で。
嫉妬とは、げに恐しきもの、なり・・・。
後はほとんど、<赤い芸術>噴出画家と化した津田氏と、
さまざまなゲスト・キャラ達が、いかに絡み、
ケンカやカラテや、ホモも女装もオネエも含めた、
コスプレ・ショーを展開するか、という芝居の連続で、
流浪の人をずっ~と追う、内容になってゆく。
乱入、アクション・シーンなどは、
一部で、ちょい笑いが起きた。
そうしたコミカル部分のためか、
ラスト近辺が、やや甘くなったきらいも、あるのだが・・・。
筋と主役は、前作に比して、移入しやすくなっていた。
ATG系も一部混じった、カラフルなアート・絵画シネマとして観れば、
結構、楽しめるだろう。
以上。
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- 2008/09/14(日) 01:00:44|
- インディーズムービー
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