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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

<・・・不死鳥>

主水日記。


日曜、ついに昼間の気温が、17度まで下がる。
一気に衣替えを、行なった。
半袖よ、来年まで、さらば。


月曜より火曜、
雨、なおも降り続く。
肌寒い・・・。
懐も寒いねえ、とぼやく、近隣の会話。

北京五輪の熱気も醒めて、
景気は、いっこう、良くならず、
物価は値上げの、連続で、
社会保障費、削られて、
医療保障も、ままならず、
政界交代、バタバタで・・・。

やばい空気の世の中に、
ついに、来てしまった、
NY株価の、暴落。
経済危機の、予感。
当然、世は節約ムードに。

国内に目を転じれば、
悪漢役?朝青龍は4連敗、
大麻騒動で、相撲協会は再編成。


そんな中、
<男の引き際>を決断した者達も、居た。
王貞治に、清原に、
ついでに、どこかの政治家、数名・・・。



その一方で、
待ってました!の<復活>を、
目指す男たちが、居た・・・。

29日、月曜朝、
テレ朝・連続時代劇、「必殺仕事人2009」、
来年1月より、スタート決定!のニュース。

去年7月の「必殺仕事人2007」SPが、
関西・関東とも好評で、続編希望が殺到。

(あれ以前は、映画「必殺!主水死す」で、
旧「仕事人」の延長ドラマは、終わった?と思ってたからなあ・・・の声)

しかも来年が、「必殺仕事人」(1979年)のタイトル登場から、
30周年記念!なのだった。
東山同心主演&中村主水復帰、と、
SPのレギュラーで、行く模様。

ジャニーズ系起用には、世間ほどには?心配していないのだが、
金曜夜9時!であり、10時台では無い事だけが・・・唯一、気になるのだ。
時間帯的にあまり、どぎつい表現は、できないかも?と。
「必殺仕事人・激突!」の時を覚えているだけに、
ちょっとだけ心配、なのだが。


ともあれ、17年ぶりのレギュラー「必殺」シリーズ、
どうせやるなら、時代に即した題材と、新しい工夫でもって、
<現代的>時代劇の魅力を、存分に、見せてほしいものなり。

オールドファンも、新世代も、
期待して、年頭を待つべし!



以上。




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  1. 2008/09/30(火) 20:49:34|
  2. 時代劇
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<さらば名優・・・>

訃報。

土曜夜の帰宅後に、PCのニュースで、
米俳優、ポール・ニューマンの逝去を、知った。

大分、悪いとは聞いていたが・・・。

小生世代にとっては、
20代の頃に、
今は閉じてしまった、早稲田ACTシアターで観ていた、
アメリカン・ニューシネマ・ウエスタン、
「明日に向かって撃て!」(’69)の人。

筋を明かさずにおくのが礼儀の、
傑作「スティング」(’73)の人。

すごい量のTV宣伝があった、パニック大作映画ブームの火付け役、
「タワーリング・インフェルノ」の人。

そして、大分後になる、
「車は愛だ!」なる、CMの人・・・。
それがなぜか、「ハスラー」(’61)よりも先に、浮かんだのだった。

かっこよさと、挫折の美学を、ともに演じきった名優。
作品的には恵まれた、スター。
さらば・・・。


享年、83歳。
合掌。

  1. 2008/09/28(日) 08:01:00|
  2. 劇場用映画
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<俺たちの、祭・・・>

旅人、覚書。


池袋。
シネマ・ロサ、レイトショー初日。


堀井彩監督の最新作、「窓辺のほんきーとんく」は、
同監督の、作品群の中にあっては、
一般の人にも、比較的にとっつきやすい、親切な導入部になっていた。

勤め先のに会社倒産で動揺する、30代前後のサラリーマン達3人。
三人三様な反応を見せる中、
一人だけが、わりと落ち着いた様子。
しかし彼も、バイトの職こそ見つけたものの、
正社員の口は、難しいようだ・・・。

主役紹介までの、軽い人物シャッフルが、
導入部としては、ちょっと面白い。
(誰が主人公に、なるのか?みたいで・・・の声)

まもなく唐突に、京都から来た、
けたたましくしゃべる、あやしげな、
自主芸術映画監督、村崎登場。
舞妓衣装とも、プロレスラーともつかぬ、
あの服装の奇抜さには、少し驚いた。

その後は、珍技だらけのオーデション風景、
にわかチーム結成、にわか女優候補の登場、
男女の同居人達に芽生えた、新たな関係性、
男女関係と役柄との間に、派生するジレンマ、などなど等を経て、
堀井監督得意の、<性技>的世界が、
自主映画の撮影過程で、いかにもありそうな?エピソードを、
いかにも居そうなタイプ?の人々を、撮影チームに配しつつ、進行する。

浅草名画座街周辺でのロケ、なつかしき名作映画のポスター等、
往年の60~70年代映画のファン層にも、ヒットする要素が、
ちりばめられているのが、うれしい。

辻岡正人・吉沢明歩の、愚直なまでの関係性は、
日活ロマン&ピンク映画の延長上にあり、
下宿の青春ドラマ世界を、形成。
互いの感情をぶつけあうシーンは皆、いい。

周囲のユーモラスな登場人物たちも、バランスよく配置されている。
一同を引っ張り、振り回す監督役・安藤彰則も、
テンジョンが高く、かなり目立つ。

増田俊樹氏扮する、関西カレー屋の中年男性客、
いかにも浅草周辺で、見かけそうな?いでたちと言動で、
少ない出番ながら、大いに存在感を放つ。(注)
そりゃ確かに、カレー屋にしょう油、という取り合わせは、
関東の者からすれば、不思議だが・・・。
夜中に三坂嬢とはしゃぎつつ、決め台詞を吐くシーンは、
ヒート・オンの度合いが、高い。

<ホリケン。>氏の入れ込み演技や、神楽坂恵の明るい色っぽさも、
コミカルな味を出していて、
シビアになりがちな話を、いい具合の雰囲気に、誘導してくれる。

名画を観すぎてる?饒舌な助監督には、笑った。
そうそう、あれもこれも、
観ておきたくなるだよねえ・・・よくわかるよ、と。
入れ込んじゃった者の、性(さが)・・・なり。

四畳半青春世界にふさわしい、歌の挿入も、いい。
庄野真代ソング使用には、ちょっと驚いた。
店で聴いた様な歌が流れてるな、と思ったら、
エンドロールで、気がついた。

基本的にはかなり、「きっつい話!」であるにもかかわらず、
全体に軽快な、ユーモア演技による、
京都漫才風?味付けをしたのが、功を奏した。
存外、後味のよろしい青春映画とあいなった。

舞台挨拶付きで、まずまず入りのいい客席内でも、
20~40代中心の、男女ともに、笑いのさざ波が立っていたから、
反応はなかなか、良いのではないか。
おおらかな観客層で、
ひとまず、安心したのだった。


以上。



(注):
この役は、プロデューサーの増田氏が、
プロデューサーだけではものたりず、
3箇所ほど出番を作ってもらった、と、初日上映後に伝え聞いた。
その効果は、十分すぎる程に、出ている。

  1. 2008/09/28(日) 01:58:31|
  2. 劇場用映画
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<・・・不死身>

主水日記。




ひょっとして、こいつは、
必殺SP「大老殺し」に居た、鉄眼以来の、
とんでもなく、無茶苦茶、悪役かもしれない・・・!
道悦。

2週にわたり、前後篇で登場した、
テレビ東京系「流亡者(ながれもの)おりん」SP。
その、最強悪役こそ・・・
多くの者達を死に追いやった主犯、
植村道悦。

前シリーズの最終回で、
捨て台詞を吐きつつ、
高所より転落、行方不明に。
(常人ならば間違いなく、死んでるな・・・の声)


非道の暗殺集団・<手鎖人>達との鎖を切り、
生き別れの幼き娘と、やっと再会し、
自由の身となった、主人公・おりん(青山倫子)は、
子供を人に預けて、巡礼の旅に。


が、しかし・・・
何かがまだ、終わっては居なかった・・・。


かつて、道悦軍団の元から離れ、
野に下った、元<手鎖人>達が、
幕府要人配下、ど派手な赤い甲冑軍団の追撃を受けて、
次々と、無慈悲に、倒されてゆく。
(目立つ処刑人達だな~!武田軍団かよ!の声)

そして、清国より江戸への使者一行に、
なぜか、おりんの娘の姿が・・・。

影で幕府転覆を狙い、糸を引いていたのは、
娘の父親でもある、
死んだはずの、道悦、その人!
かくて・・・
「おのれ、道悦!」

・・・ちょっと待て、おりん!弥十郎!
道悦は一体、どうやって、生きていたんだ!?
なぜ誰一人、何も尋ねない!?
(と、最初は、突っ込んでいたんだがね・・・の声)

おりんの幼き娘を、騙して洗脳し、
<道悦の娘>という錦の御旗として担ぎ上げ、
実の母親を討たせようとしている、反乱手鎖人一党。
幕閣にも、いまだに、道悦の手の者が・・・。

敵か味方か、裏切り御免!な手鎖人に振り回されつつも、
激闘の末、一味を撃滅、
再び道悦と、一騎打ちとなる、おりん。

「私は死なん!」と捨て台詞を吐きつつ、
ずぶずぶと、朽ち果ててゆく、道悦。


これは、いくらなんでも、死んだだろう。
今度こそ、もう、無理だよな・・・?
でも、もしや・・・。


そう思って、翌週の後編も、続けて観ていると。


由比正雪の遺産、三万両をめぐる、
将軍派・蟄居中の幕府要人・
忍者集団・甲府要人親娘(娘はデカイエロー・ジャスミン!)らの、
眼が血走りそうな、猛烈争奪戦。


奪い合うのは、唯一の手がかりになる、
童歌を諳(そら)んじている、幼い娘っ子。
おりんとの組み合わせが、心憎い程。

さらに彼等の、その後を追う、
前篇でおりんに、女房の手鎖人・<風月>を討たれた、主人(石倉三郎)。
こいつが、誰彼かまわず、
後ろから、薄気味悪く迫り、
次々と、殺す。

仇である、おりんに対しては、
たっぷり、いたぶってから・・・という、
結構、恐い奴なのだ・・・。


そして、お宝の元へ着いた一行の、争う様を眺め、
この時を、待っていたのは。

あらら、また、お前さんか・・・!

だから、なぜなの?!どうして!?
誰か教えてくれよ!ちゃんと!
あの様子じゃ、今後もまだ・・・?

そりゃ、おりんも、言うだろうさ。
「もう、死んでくれ!」って、な・・・。




全国の、テレビ時代劇ファンの、
新・合言葉。


「そんな、なぜだ!?」
「道悦じゃ、仕様がねえやな・・・」。




以上。

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  1. 2008/09/26(金) 21:27:38|
  2. 時代劇
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<歩くケータイ・・・>

ゼルディア、通信。


押井守監督の、場内乱入?にもめげず・・・
「ケータイ捜査官7」、目下、絶好調!

独立知能と、手足がちょこちょこ動くユニークさ。
今日は、三池祟史監督で、1時間弱のスペシャル。

元5号バディ候補の皮肉屋青年・ナギラが、
主役ケータイロボ・<7>と、
人間バディ(相棒)のケイタを誘拐、通信を分離。
挑発して、<7>を探させる。

敵の隠れ家へと誘導され、鎖に繋がれ、
「<7>を返せ!」と絶叫する、ケイタ。
そこでは、<7>と黒のケータイロボ・<01>を、複雑に接続しての、
強力なエネルギー注入のもと、<融合>実験が仕掛けられており、
<7>は連続ショート、オーバーヒートで、死亡寸前状態に・・・!
「やめてくれ~!」と、<01>を説得しようと試みる、ケイタだが・・・。

この<緊急融合>試験のCGシーンが、ものすごく、
「アンドロメディア」のマシンさながらに、
ぐにゃぐにゃ、じゅるじゅる~!!
ラーメン状態な、ド派手表現に、
しばし、唖然。

<01>をそそのかして、
サイバーテロ対策本部のみならず、
東京、いや全世界のネットワークへのハッキング、乗っ取り作戦で、
本部を挑発する、ナギラ。

ケータイ達が、バディへの気遣いで、
嘘?までつくようになった点を示唆、
人間達との接触による、彼らの<進化>に立ち会うほどに、
人類は、ピンチに陥るんだよ・・・と、
皮肉交じりに、警告を発する、そこがナギラの主張。
本部の上層部でも、それを警戒する者達が、居た・・・。

果たして、進化するロボ達と、人類の、
心中、いや、共存の道は、いかに・・・?


そうそう、これこそ、
本来の「ケータイ捜査官7」ワールド!
この勢いと調子で、年末まで、いけぇ~!!と。



ゼルディア、暫定報告、終わりっ。






  1. 2008/09/24(水) 21:43:52|
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<ぬっと出た・・・>

ビーグル警部の、捜査ファイル。


突然、現れた。
「行列のできる刑事」・・・。

あの、さすらいの、期間限定短編企画、
「刑事まつり」シリーズ中の、傑作が・・・
ついに、昨夜(23日)放映の、
「世にも奇妙な物語」スペシャル内で、TV化された!

俳優以外は、ほんとうに、
何から何まで、そのまんま、だった・・・。
快挙、なり。

来た、観た、勝った・・・。
シンプル・イズ・ベスト。


報告、以上。

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  1. 2008/09/24(水) 19:40:42|
  2. TV
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<遠き旅路・・・>(追記中)

旅人、覚書。


土曜の<怪奇劇場>、あいにくの大雨だったが、
入りは、良かったのかな・・・?


さて、昨日(秋分の日)は、晴れていたし、
映像温泉芸社の<自主映画番外地>再編集版は、
相当、予約の人が集まったことだろうなあ・・・。

で、その頃、小生は、
どこで何を、していたか・・・?

その休日の午後は、
両国の、江戸東京博物館ホールに、いた。

<第42回 東京アマチュア映像祭>。

15時半過ぎ、会場に着く。
案内を見た旨を告げ、受付で記名。
無料。

朝の10時の第一部からでも、
いろいろ観れたはずなのだけれど、
それはさすがに、つらかろう、と、
午後のみの見物にして、
第5部の表彰式より、観たのだが・・・。

朝からでも、良かったかもな・・・
などと、後から少し、惜しくなった。
力作揃いで、
正直、圧倒!されたからだ。

入賞作、10本(他にも7本の入選作がある)。
それら10本の監督は、皆、ご高齢の方々で、
全国から集まった、61歳以上、85歳までの、現役。
一部再現シーンを含むが、すべて、ドキュメンタリー作品。
客席も、ほぼ満席。
大半が、高齢者男女と、
その家族・子孫・友人・関係者層。

1本上映ごとに、短く解説する司会者も、60代位。
ユーモアがある人、なり。

入選作全般に関して、この人が、
「多くて参った・・・」とこぼしていたのは、
応募作品中では、亡くなった友人の追悼シーンで、
「千の風になって・・・」系の曲を付ける作品が、
とても多かった事、だそうである。
この話で、場内は皆、爆笑になった。
(一時期のPFFの、蝉の声、みたいなもんか・・・?の声)


そして、表彰式の後、
順次かかった、10本の入賞作品は、
どれも皆、10分以内の短編ながら、
監督や主人公達の、生きてきた年月の厚みが、
しっかりと凝縮された、力作揃いだった・・・。
(注:上映順は、以下とは別なり・・・
一部デジタル撮影作品を、先に回して上映したため、
受賞順とも、違っていた。)


「木骨 火(ほたび)よ」():
17歳で八ヶ岳遭難、友を失い自らも入院、両足を負傷するも、
山小屋勤務しつつ、登山に復帰、マッターホルンにも登頂した男性の一代記。

「祭り一代」():
深川の祭りに欠かせぬ、神輿総代男性の記録と、追悼。

「観光ブームの中で」():
中国奥地の名所、地震にも耐えた、珍しい景観が、
観光化で、将来崩壊の危機に?
景色がきわめて美しいだけに、考えさせられる1本。

「心を友禅する」():
親子三代、着物の友禅作りに関わる一家の記録。

「燃えつきて」():
工場の事故防止・安全管理研修を通じての、
数十年にわたる、日韓担当者同士の、相互交流。
かつてここにも、熱血漢が居たのだ。

「わたしの愛する魚たち」():
高齢ダイバー氏による、国内外でのスキューバ潜水、
珍しい魚達の舞い踊り。マンタも居る。

「母のおもい あさりと魚さん」():
卒寿を迎えた、撮影者女性の母親、
ほのぼのとした、知人達との生活記録。


「器用貧乏ものがたり」():
謄写版印刷の頃から、ミニコミ誌や絵画、
郵便局のポスター作り、地方美術展などを楽しむ紳士の記録。
自画自賛もややあれど、奥さんへの感謝など、
ユーモラスなナレーション付きで、良き印象あり。

「怒涛・・余部」():
朝もやのごとき、実は波しぶき。
ローカル鉄橋と荒波の、ど迫力風景映像。

「京都のともだち」():
映画館の老映写技師男性、
仕事場とくつろぎ時間の日常記録、追悼。


(後刻、若干、追記予定・・・)


円熟と活力の、結晶群。
あの客席中にて、若輩者観客の身には、
いや、とても、あれらの心境には、
なおもはるか、遠き旅路よ・・・。
もしかして、20年後に、なったら・・・?
それは、わからない・・・。


以上。


  1. 2008/09/24(水) 19:11:22|
  2. インディーズムービー
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<・・・本日のキッパリ!>

ゲルゲ-ゲルも、ご推薦?!


B-SHOT PICTURES主催の自主上映会、<怪奇劇場IV~魔界への誘い>、
最終回の会場は、高田馬場、BABACHOPにて。
本日、9/21(日)、18時~21時。
17時20分より、入場可、1000円。

シネマボカンで観損ねてた方、今日はチャンスですよ!
浴衣女性も来る、でしょう・・・多分、ね。
ホラー・エンタメ&遅めの十五夜気分で?どうぞ。


以上。
  1. 2008/09/21(日) 14:10:02|
  2. 予告編
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<キッパリ!!超ウルトラ・みこんスケバルマン8姉妹SP>

昼下がりの地球上・都内某喫茶店。
なにげに?大集合したのは・・・

初代スケバルマン(初)・サガラセブン(SV)・ジェイ(J)、
アスカル(エースことA)・ゼルディア(Z)・ハナコス(H)・ガルス(G)。
そして・・・。


ガルス「ちわ~す!」
セブン「ようっ、後輩!元気か?」
ゼル「姉さん、おひさで~す」
初代「オウ、ごぶさただね~」
ジェイ「あ~、よく生きてたな、お前ら・・・」
スケA「あ、あったりめ~だろォ!
そう簡単にあたいらは、死なん!!」
ハナコス「まあまあ、力まない、力まない・・・」

ゼル「ほんと、しばらくぶりですよね~、
このメンバーで集まるのって」
初代「この前の、<スケバン刑事>ディスカッション、以来じゃね~の?」
スケA「いや、あんときはあたしだけ、いなかったから・・・ね」
セブン「初めて全員そろったの、あの後だったっけ。
ウルトラマン映画の、制作会見のとき、だったよな~」


初代「で、やっと観れたんだよね~!
<大決戦!超ウルトラ8兄弟>」
セブン「観れたよ~!やっと、だよ~!」
ジェイ「土日以外の、夕方の回、シネコンでも少なくってさ・・・」
ゼル「ほんと、参ったよね~。
<ライダーキバ>は夏の18時台でも、観れる劇場、もっとあったのにね・・・」
スケA「新宿で観ようかなって、土日に2度行ったんだけど、
ギリの時間じゃ、やっぱ入場、無理があったな~」
ハナコス「他の映画で、受付の列が、すごい混んでてさ・・・つらいわ、あれは」
ゼル「ロビーにもっと、待ち専用の椅子ほしいですよね、あそこ」

スケA「で、あらためて池袋へ出直し。
3度目の正直だよ。やったぜ!」
ゼル「入場ラクだったよね~、あっちは。落ち着いて観れましたよ」
ハナコス「すぐ隣のスクリーンが、<百万円と苦虫女>に、
<蛇にピアス>なのは、すごいよなあ・・・ってね」

ゼル「あ、そういえばロビーに、
<蛇にピアス>の、ルイの衣装と金具、展示してましたね~」
スケA「知らない親子連れが見たら、
あれ、何だと思うだろうね・・・!?」
ゼル「すぐ隣でウルトラグッズと、つるのクンの本が、買えま~す!」

初代「ニナガワ監督、初日挨拶、ドタキャン欠席したんだってね?」
セブン「お詫びの張り紙、あったよな・・・どうしたんだろうね?」
ジェイ「具合でも悪かったのかな?それともまさか、バッティングとか?」
A「こりゃ、シンエモン!なんばしちょとねん!キバって出て来んかい!」
ジェイ「それはアニメの、<一休さん>のニナガワだって・・・!
それよりもまず、ウルトラ映画の話っ!」

ゼル「バラし過ぎないように言っとくと、
これ、昭和ウルトラと、平成初期3部作と、メビウスまでの集大成、ですよね」
スケA「で、平行世界つなぎで、ウルトラマン・マトリックス、と」
セブン「大体、記者会見と、雑誌発表の通りだね」

ゼル「物語のテーマは、明日への希望と一緒に、
忘れかけていた、あの頃の夢、あきらめかけていた夢を、
取り返してみよう、っていうお話ですよね」
初代「昭和常連の市川森一氏の脚本に、近いものがあるみたいだね?」

ゼル「そして、初代以来、過去のウルトラ・シリーズから、
かつての子供達が受けた恩恵を、
大人になった今、再確認してみよう、という構成ですね」
ジェイ「前回に続いて、なめらかなCGで、対モンスター戦もダイナミックに・・・」
A「ダイナ~!!」
ガルス「結構、欲張りな構成ですよね~!」

A「過去TVシリーズの泣けシーン、名文句のオマージュが、いっぱいでさ」
セブン「帰りマン・A・ティガ・ダイナ・ガイア・・・
あの辺の延長の台詞が、次から次へと、ね」
ハナコス「初代・セブンのも、ちゃんとあるよね。
<ウルトラQ>へのオマージュも、しっかりあったし」
A「十分に、過去シリーズへの敬意は、払われてると思うよ」

ゼル「ただ、あの設定だと、ダイゴ君達が・・・・
40代に、なっちゃうかも・・・?」
初代「再放送、観てたことにすればなあ・・・?ってね。
でも、きっと昭和30&40年代っ子世代には、素敵な眺め、だよね~」
セブン「あれの裏返しが、<20世紀少年>だよな」
ガルス「(両手をクロスして)ウルトラ変身、ウィッシュ!」
ジェイ「そのダイゴ君じゃ、ないっ!こう!(手本のポーズ)」
初代「時代、だな・・・」

初代「・・・で、誰と誰が、出てなかったっけ~?!」
ガルス「やっぱ、そこですか・・・」

ゼル「えーと、ゾフィー・タロウ・レオ・アストラ・80・ユリアン、
コスモス・ネクサス・マックス・xxx・・・・は、欠席、ですね」
初代「前作の回想パート?には、一部がちらっと、出てたけどね」
セブン「いっそ次回作で、タロウ主役にしたら、どうなんだろうね・・・?」
ゼル「人間体さんが、その気になってほしいんですが・・・」

ゼル「それと・・・アグルも、出なかったですね・・・
やっぱり、というか」
A「藤宮は、いるのに・・・なんでやねん!」
ジェイ「それだと9人に、なっちゃうからなあ・・・」
セブン「アレ以上増やすと、動かしにくいんだろうな・・・?」
初代「何か、気の毒だな・・・人間体だけか・・・」
A「ラストにくらい、出してやれよ!と」

ゼル「人間体といえば、元ヒロイン・メンバーは、結構出てましたよね~!」
セブン「TV本編と平行世界だから、妻や母親役が似合う人、多いねえ・・・」
A「親子出演が、3組もいるよ!時代だよね~」
ジェイ「よくあれだけ、揃ったよねえ。えらいよ」

ゼル「その一方で、マリXとガXちゃんが、居ない・・・」
ジェイ「ダイナとガイアは、レギュラー・ヒロインが、2人だったからね・・・」
初代「あ~、ラブコメ的に三角、ってことか?」
A「もめると、思ったとか・・・?ちょっと残念だけどね~」
ジェイ「元男性隊員や、長官・隊長は、よくみるとかなり、いるね」
初代「イデさん、体格が・・・変わったなあ」
A「ティガ・ダイナとメビウスで、別な役やってた、
けいチャンも、いるね~!」
ガルス「あ、医療班ナースと、例の踊ってた博士っすね!」

A「で、今回、一番言いたいこと言ってたのは、レナだよな~。
ラジオのアレ、ぐっとくるよ」
セブン「でもさ、ダイゴとのあれだと、
最初の夢はかなわなかったけど、
今、別口で地道に働いてる人達とかには、どうなんだろうねえ?」
ガルス「ちょっと厳しい物言い、かも・・・ね」

A「ダイゴたちの職業、あれはあれで、
夢や希望を人に、十分伝えられる、と思うんだけど・・・ね」
A「3人の、あの判断だって、
決して常に逃げてるわけじゃ、なかった気もするんだけどナ・・・」
ハナコス「地に足がついた、判断だったんじゃないの?あの時点では・・・」

ジェイ「でも、チャレンジ精神は忘れずに、進んでゆこう、って話だよね」
A「新しい決意で、失いかけた夢を取り戻す、というのも、
勿論、ありだよな~。あの3人に関しては」
ジェイ「それだけの体力と実績が、日ごろから保ってあるからだけどね・・・!
続ける度胸だけが、足りなかったんだよ、きっと」
セブン「そっち方向で、やる気を出すと、即サポートしそうな、ヒロイン達だよなあ・・・」
ジェイ「逆パターンの男女なら、いっぱい、いるんだけどなあ・・・と」

セブン「客席の子供達の反応は、まあまあ良し、だったかな」
ゼル「意外と、年配夫婦層と孫とか、単独男性層も、多かったですね。
母親と娘とかのファミリー層と、半々で、40人位でしょうか」
セブン「ダンディ4がファンの世代が、若干多め?なのかな」
ジェイ「メビウスの現場にもう、ティガ観て育ってる世代の人が、来てるんだってね・・・
多分、そのあたりの層は、単独で来てくれてるんだろうな、と」
A「表で懐かしがるのには、まだちょっと早いのかな?その世代には・・・」

A「隣近所の席で、あんなに爆撃されたら勝てないよ!って、
お父さんにシビアにつぶやいてた男の子がいてさ・・・
でも、逆転劇が始まると、また、見入ってた」
初代「それでいいと思うよ、ウルトラは」

ガルス「あ~、何か、いいなあ・・・あのラスト・・・」
A「え?って、ずっこけた人達もいたみたいだけど、
あたしは好きだな、アレ」
ガルス「いや~、あたしなんか、とてもとても・・・」
A「何言ってんるだよ!
お前なんかまだまだ、これからじゃないか。しっかりやれよな」



・・・つづく?

(・・・え、8人じゃないって?
それはね、フレディ・・・フフフ・・・の声)


[<キッパリ!!超ウルトラ・みこんスケバルマン8姉妹SP>]の続きを読む
  1. 2008/09/21(日) 06:28:01|
  2. 特撮
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<さらば名人・・・>

秀の、日記。


台風接近で、またしても、
大雨降りの日々が、続く。
道路交通も乱れっぱなしだわ、予定は狂うわで。
もう、やってられない・・・。


さて、秋の話題作映画が、続々と、発表される中。
突如、<市川準監督、急逝>のニュ-スが・・・。

<禁煙パイポ>CMの次に、すぐに浮かんだのは、
「東京兄妹」と、「東京夜曲」。
小津安二郎的雰囲気の映画を、
現代劇であっさりと、実現して見せた人。

シビアで屈折した、「BU・SU」「つぐみ」「会社物語」の線は、
正直、あまり、好きじゃなかった・・・。
主役達に、ほとんど、共感できなかったせいだろう。

「ノーライフキング」、なぜか観ていない。
「たどんとちくわ」「東京マリーゴールド」は、
主役達のキレッぷりが、まあまあ面白い、位かな・・・。

「病院で死ぬということ」と「仰げば尊し」は・・・重い。
人の死を看取る役割を、見せられる話は、やっぱり重い。

テアトル新宿で観た「大阪物語」は、
他のこてこて風な、大阪ロケ映画(「ビリケン」とか?)に比べると、
何だか、味わいがツルツルで、薄いな・・・と。
屋内部分の暗い撮り方には、クールな味わいもあるのだが、
ミヤコ蝶々が、声はすれども、姿は見えずで、もどかしかった。

シネマ下北沢公開の「ざわざわ下北沢」は、未見。
あのシネマが開いてる内に、観とけばよかったな・・・。

画面はやはり暗めだが、
どこかユーモラスな「トキワ荘の青春」や、
男心をしんみりさせる「トニー滝谷」位の、
抒情詩風な市川準映画が、
今の小生には、丁度良い気がする。


合掌。


ああ、又、降ってきやがった。
明日も一日、雨だろうな・・・。


以上。
  1. 2008/09/19(金) 20:06:53|
  2. 劇場用映画
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<何処へ・・・>

政の、日記。


14日、日曜。

中野経由で、
19時、野方区民ホールーへ到着。

岡本泰之監督の傑作(そう確信している・・・!)、
「MILKMAN2」と併映の、
樋永真一郎監督の新作中篇、
「ゴミの話」を、観るために。

ロビ-にて、
芸社メンバー他と、しばし対話。
新作がらみだと、やはり、
関係者や知人達の集まりが良く、
おそらく70名以上、相当、にぎやかなり。
自由席は、埋まりが良かった。

19時半より、上映開始。
怪奇劇場で既に観た、岡本監督の<フェイク予告編>シリーズ。
(解説済み。検索参照の事)
ここ野方で、既に観た、「MILKMAN2」。
(解説済み。検索参照の事)

20時半頃になって、岡本氏の舞台挨拶も済んだ。
さて、ようやく、「ゴミの話」上映・・・と思ったら、
事前の、舞台挨拶が入った。


やたらに(無駄に?)テンジョンが高い、
演劇のプロらしき出演者達の、挨拶タイム。
司会者との、テレビ・コメディアン・バラエティーみたいな、
きっちりと、舞台劇慣れしてる風な、やりとり。

チャーリ浜みたいに、どっとコケてみせたり、
一人が長話してるのを、バサッと断ち切ったり、
あれこれとやって、笑わそうとしているんだが、
いかにも人為的?に見えるのと、
タイミングがズレて、間が空いているせいか、
皆、すべっている・・・。惜しい・・・。

その後、いくつかの自主・劇場公開予告篇、
DVD発売CM等の時間を経て、
ようやく、「ゴミの話」、本編開始。

朝、踏切前の工事現場、ぽつんと取り残されていた、ゴミ袋。
その中身を確かめだした、交通整理アルバイトの男2人が、
その落とし主と、周辺の生活について、
推理・推測・妄想ふくらみ等を、ごっちゃに混ぜはじめる、ほぼ一幕ものの話。

きちんとできた、コントみたいな、
笑える劇映画を、やろうとしているのは、わかるのだが。
妄想部分を描く、場面自体に、弾みも勢いも、わくわく感もなく、
人物達も動きが、全体に、固い。

丁寧な作りと、やや長めのシーン・カットが、
舞台劇とイコールではない、<映画>としては、
いささか、仇になったようだ・・・。
舞台ファン向けの可笑しさから、抜け出られていない、もどかしさが残った。
仕掛けと早着替え入りの、舞台劇でやったほうが、よりウケるであろう。
「ザ・マジックアワー」にも近い、難点を感じる。

まだし、まだし・・・。
手を加えれば、これ、もっと笑える、面白い表現に出来るはず。
もっと大胆に、各シーンを刈り込んで、
官九郎劇並みに、饒舌な程の、
漫才ツッコミ合戦を入れて、笑いを強化するべし、と、
それに映画としての、
リズム感ある入れ子構造や、ふくらんだ画面表現を、加えよ!と・・・
あえて、ハッパをかけて、激励しておこう。
(そうね、まだ、若いんだし・・・の声もあり)

上映後に、予告編・CM関係者一同によるトークと、PRタイムあり。
21時半過ぎ頃、すべて終了。

帰りに、
以前打ち上げでよく寄っていた居酒屋に、
知人と数人で寄ってみたら、
内装がすっかり、変わってしまっていた。
まるで別の場所のよう・・・。

ああ、又、心の故郷を一つ、失ったような気持ちに・・・。
残るのは、あの頃の、思い出ばかりなのか。

最近会った人、会っていない人の消息等、
たっぷり語り合って後、
一同、帰路へ。

時は流れた・・・と帰り道、
一人、つぶやく。




ところで、今日(15日)は、
「スコーピオン&スネーク」、BABACHOPでの最終日。

そして今頃、<水戸短編映画祭>では、
コンペ部門上映を、やっているんだろうな・・・。
(過去記事、検索されたし・・・)

あれは、会場が遠くだったし、
上映本数が結構多くて、観きるのが大変だったが、
作品は皆、粒揃いだったな。

人間のさまざま言動が、ちゃんと描かれているものが、よく出来ていた印象で。
そんな中ヘリウムガスか、そこらの空気のような、
すーっと、抜けていく感覚?で描いたような、不思議な作品が、
ちょっと面白くて、受賞もしていたっけ。
観た後では、結構すがすがしいような、いい気分になれたものだ。


さて、今年はどんな作品が、注目されるのだろう・・・?
又、あんな映画イベント・プラス小旅行が、したいな・・・。



以上。

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  1. 2008/09/15(月) 13:42:06|
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<・・・紅と黒の男女>

竜の、日記。


13日、土曜。
半日仕事当番、そして連休。

午後は、いい天気。
新宿周辺を、ゆっくり散策の後、
またも懲りずに?夕方は、
高田馬場、BABACHOPシアターへ。

「魂のアソコ」「天才馬鹿」の、さそり監督の新作、
「スコーピオン&スネーク」。

上映前に、旧スレでもおなじみ?
<舵芽衣子>ライブショー&ゲストトーク付き。
連休中3日間、連日のお披露目会、
初日の3回目、18時の回を、訪問。
当日、2000円。

入り口で待っていると、16時の回のお客さん達が、出てきた。
男女とも、協力のライブユニット、<アーバンギャルド>のファン層が、目立つ。
ゴスロリ風衣装女性達の、姿もあった。
並んでいると、18時の回は、10人程の入りに、なった。

例によって、新・女囚さそり?姿で、
オネエ言葉で監督が、本業?の歌を披露。
トークでは、前作「天才馬鹿」(タイムリー、かも・・・)にも出演の、
<アーバンギャルド>のM氏が登場。

ガール・ポップ調な、水玉模様のPV?を観たり、
映画撮影の近況等から、
最近の日本、どこもかしこもクレージーで、
かなり、やばいかも?という話にまで、及ぶ。

こうしたアーティスト的生活とは、
ある種、そういうクレージーな物事や、
自らや世間が、心理的に病んでいる状況などに、
とても敏感な人々が、芯の部分を、かなり形成しているようだ・・・
と察しつつ、やや複雑なる思いをも、めぐらせる。

今回の映画も、まさにそうした、
ぎりぎりの線での何かを、素朴さを残しつつ、
寓話的な絵にしたような、世界だった・・・。

出だしこそ、可愛い美少女2人(一人は殺し屋!)が、主役?
と、一時は思われたが、
女流漫画家と彼氏、女性アシスタント達の話に移るや・・・

・・・あれあれ、いつの間にか、
途中から登場して、放浪する津田寛治氏に、
実質的主役が、代わっている。

今や怪談短編御用?の、宮田愛理嬢が、ここでも、
<ごじゃる言葉>のマイペ-スなアシスタント役で登場、
目立つ、こわーい怪演を、披露。
マジ、ビビる。
(どこまでゆくんだ、この人は・・・?の声)

SMさながらの、黒レザー・ボス女優といい、
ヌード・モデルになる、色っぽい女といい、
劇中は、結構きっつい、女性側の行動だらけ。
ゲイバーお姉さん?のほうが、まだしも、男に優しい様子で。
嫉妬とは、げに恐しきもの、なり・・・。

後はほとんど、<赤い芸術>噴出画家と化した津田氏と、
さまざまなゲスト・キャラ達が、いかに絡み、
ケンカやカラテや、ホモも女装もオネエも含めた、
コスプレ・ショーを展開するか、という芝居の連続で、
流浪の人をずっ~と追う、内容になってゆく。

乱入、アクション・シーンなどは、
一部で、ちょい笑いが起きた。
そうしたコミカル部分のためか、
ラスト近辺が、やや甘くなったきらいも、あるのだが・・・。
筋と主役は、前作に比して、移入しやすくなっていた。

ATG系も一部混じった、カラフルなアート・絵画シネマとして観れば、
結構、楽しめるだろう。



以上。





  1. 2008/09/14(日) 01:00:44|
  2. インディーズムービー
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<ロックだぜ・・・>

錠の、日記。


9月になってから、
まともに劇場スクリーンで観れた映画が、実に少ねえんだよ・・・。

観たいときに時間が空かなかったり、予算が足りなかったり。
そろそろ観ようか、と思ったときには終わってたり。
これじゃ、3ヶ月待ちしてレンタルしたほうが、早かったりして・・・?
いいのか、これで?

これを書いている時間には、外出ができないのが、
実はもっとも、ジレンマであったりする・・・。
しかし、それでもなお、
書き留めておきたくなる映画は、やっぱり、ある・・・。


「実録外伝 ゾンビ極道」。

レンタルや有料TV向けの作品だが、タイトルからしてすごそうなので、
シネヴェーラ渋谷に掛かるまで、じっと、待っていた・・・。
ようやく観ましたよ、噂の企画を。

だって、おかしいでしょ?タイトルが。
どう考えても、まともな<実録>じゃないじゃん、それって!と。
以前、映像温泉芸社の過去スレでも、一瞬だけ触れたけどね。

・・・いや、とんでない面白さで。
旧・文芸坐で「仁義なき戦い」シリーズを、
新宿昭和館で「仁義の墓場」を、観ちゃった人間には、
すこぶる涙ものの、痛快作だったよ。

だって、そのまんまだもん。
血みどろのドンパチ、世代間勢力抗争劇。
派手に振り回すキャメラワーク、コワモテの悪役幹部たち、
薄幸そうなヒロイン達・・・うるうる。

それだけでも、相当なファン泣かせなのに、
心霊スポットがあって、怪しい先導者?がいて、
主役・哀川翔が、ゾンビになる、なんて・・・!
しかも、体ゆすって、不気味な動きで、迫力満点。
勝手に抗争劇に、火を注ぐんだから。
こりゃ~、もう、たまらんへんわ。

アア!興奮と哀愁のるつぼ、
きっちり、ハマっちまったぜ。
要は予算の大小じゃない、やり方次第さ。
おもしれえもん、作ろうぜ!っていう、
その志と、テンジョンよ。
諸君、レンタルしてでも、絶対、観るべし!




劇場版「20世紀少年」。


浦沢漫画って、正直、あんまり好きじゃないんだな・・・。
読んでると、冷たい奴、いやみで卑怯な奴らが、ぞろぞろ出てくるだろ?
自分の中の、人間嫌いの虫が、刺激されて、うずいてきて、
気分がどんよりと、暗ーくなるもんで、な・・・。
だから大キライなんだ、ほとんどの漫画が・・・。

条件付きで、例外中の例外が、これ。
展開と悪役キャラが、抜群におもしろいんで。
それと、70年代前後のじゃりガキ時代、覚えてる奴には、
ノスタルジー攻撃でガツン!な設定だしな。
あちこち、吹き出すんだよ。珍しく。
そうでなかったたら、これも、シネコンへ観に行かなかったと思う。

第一部は大体、原作の筋とイメージ遵守で、難なくこなしてるな。
よくまあ、雰囲気合う出演メンバー、これだ集めまくってきたなあ。
感心するよ。ほんと。

全体主義嫌いの唐沢キャラ、どんぴしゃだぜ。
音楽はそんなに、詳しくは無いけれど、
「これが、ロックかよ!」シーンには、うんうん、とうなずいてしまうね。

一部同級生の、悲惨な運命とか、
コンビニ一丁、めちゃくちゃになる辺りとかが、
結構きつ~い、けどな。
そりゃあれは、誰だって、怒り心頭だぜ!!
あれは、お店とかやってる人達は、すごくイヤだと思うな・・・。

子役達は、思ってたよりは、らしくって、良かったかな。
カンナ子役が、もうちょい、ロック児童ぽかったら、さらにいいんだけどね。
それと、せっぱつまった出撃前に、
あの演説は、ちょい長かったかも・・・?
いい演説なんだけどね。とても。
でも、その辺さえ目をつむって辛抱してやれば、
相当、おもしろいよ。保証しますぜ。


さて、第二部は唐沢、どうなってるのかな・・・?



じゃ、又な!





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  1. 2008/09/12(金) 22:11:44|
  2. 劇場用映画
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<・・・凸凹>

主水日記。


ぼちぼち残暑も終わり、秋らしくなる季節・・・
のはずなんだが、昼間はまだ、少し暑い。
蒸すほどでは、なくなってきたが。


この時期は、例年、劇場用映画をあまり、観ていない。
TVドラマ・シリーズの再放送や、最終回をチェックする日が、多いからだろうか。

チバテレ「必殺仕事人」からは、
元締2人が、いつしか姿を消した。

その後は1回、残った主水チーム4人で、
大名(!)と配下達を、殺っている。

兄弟達の相次ぐ急死で、大名候補になり、
心変わりのために、捨てた女を殺した、大名家の三男を、
朝もやの中、一同で行列へ切り込み、
ようやく出てきた、秀のかんざし技で、仕留めていた。

本来ならば、もっと高額そうな大仕事なのだが、
主水の誘導作戦が、効いた・・・。
あの後、大きな仕事は、来ていない模様なり。

(あの回は、もろに、
「シラノ・ド・ベルジュラック」の、置き換えだったなあ・・・の声)

裏仕事の来ない、家族持ちの左門は、
娘に毬を買うために、
物乞い回り同然の稼ぎまでやって、つないでいる。

今週は、伝令役・半吉(山田隆夫)の大型恋人・おふくも、
ワル同心とワル商売人に殺されてしまい、
元締不在のまま、主水・左門・秀・半吉が、
合議で依頼人の小判を分け、ワル達を始末していた。

レギュラーが4人に、
そしてもうすぐ、半吉も・・・。
今、一番、人数が少ない時期。
寂しい、眺めなり・・・。


テレビ朝日系で時折やっている、「相棒」再放映では、
「シャーロック・ホームズの冒険」(MX放映あり)さながらの、
題材の広さ、自由度が、ロングランにつながっている事を、
今頃ようやく、認識す。
大分前だが、伊藤かずえが<節約主婦の犯罪>を演じる回が、
皮肉なオチまで付いていて、ちょっと面白かった。

中間管理悪役・本田博太郎氏の、弾けた活躍もうれしい、
きょう最終回の「刺客請負人」は別として、
今期の連続ドラマで、途中からちょっと観て、
終盤とはいえ、無条件で引き込まれたのは、
水曜の2本、「ゴンゾウ」と「正義の味方」だった。

テレ朝系刑事ドラマ「ゴンゾウ」は、
最近のゴールデン枠では珍しい、ハードボイルド路線。
いくつもの事件と謎が、一つの結論に、
収斂(しゅうれん)してゆく過程が面白く、
かつ、グッと泣かせる締めに、なっていた。

雑誌やTVはアラフォー世代ブーム、というけれど、
男性層寄りの、こういう路線のがずっと、少なかったのだ!
主役、山本勘助の次に、当たり役を得た。


日テレ系「正義の味方」は、
主演姉妹、身長差凸凹コンビの、対比の妙。
この2人が並ぶだけで、なんとなく、可笑しい。

わがままな、ものぐさ姉貴に振り回されて、
あたふたする妹役、快調好演。
何度も腹を抱えて、笑わされた。
まったく、こんな姉と同居していたら、災難だろうな・・・。


で、金曜の今日、
復讐ドラマにサイコメトラーを組み合わせた、
TBS系連続サスペンス、「魔王」最終回を、観たら・・・

唖然。強引。
い、一気に、まとめて、片付けたね・・・と。
時代劇や「仁義なき戦い」方面なら、
あれは十分、あり、なんだけど・・・ね。
で、あのラストは、
DVD化への、引っ張り?


以上。
  1. 2008/09/12(金) 21:57:49|
  2. TV
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<キバッとスケバルマン!秋のワイドSP>

ゼルディアの、宇宙監視基地。


ゼルディア「やっと観ましたよ、劇場版の、<ゴーオンジャー>&<仮面ライダーキバ>を!」
スケバルマン・ガルス「で、正直・・・どうなんすか?出来は・・・?」
スケバルマンA「いやあ~、いい話だったぜ~!2本ともナ」

ゲル「まずは、ゴーオンジャーから、いこうか」
スケ「<赤影>的チャンバラ活劇、プラス、巨大合体ロボ、ですね~」
ゼル「サムライワールド、って異次元ものになってるから、
忍術でドロンとか、車メカの人間体とか、何でもありですね~」
ゲル「チャンバラ入門篇としては、まずまず、かな・・・」
スケ「謎の男女剣士3人が、555(ファイズ)や過去戦隊で、
見た事のあるメンバーなのが、うれしいよね~」

ゲル「ただな、悪女姫が、なあ・・・
なんか、スケール、小さく見えないか?」
ゼル「情に流されない、クールで一見、達観した姫、
っていうのは、わかるんですけどね」
スケ「まだ、照れがあるのかな・・・?」
ゲル「<ゼアス2>のあの悪女役くらいの、感じだな~。もったいないよ」
ゼル「変身するときの眼光とか、牙出して吼えるとか、
もっと工夫して、恐く見せたほうが、って気もしますよね」
ゲル「でも、早めに舵切って、挑戦したのは、エライよな~。
これからもどしどし、やんなさい!」


ゲルゲーゲル「<ライダーキバ>のほうは、
例年と比べると、印象がやや地味なんだだけど、まあまあかな・・・」
ゼル「でも、親子共演!メインのドラマは、いいんじゃないですか?」
スケ「父と息子、母と娘で、22年の時を越えて、
夢の共同戦線!かっくいい~!」

ゲル「でもさ、タイム・トリップが、割とスイスイといってて、
現代では周囲にも、随分あっさりと、
すぐ認知されちゃってるのが、
ちょい、ひっかかるんだけどな・・・?」
ゼル「皆、ああ、そうなの?って感じで・・・
納得するのが、妙に早いんですよねえ」
スケ「いいんだよ、そんな細かいことは!
そういうドラマなんだからさ、<キバ>は・・・」
テンポは快調だし、あれで、いいんじゃない?」

ゲル「だって、すっとばしすぎだろ~?
いきなり、刑務所行きになる所とか。
裁判も何も無くさ、早いよ・・・。留置所なら、わかるけど」
ゼル「でも、あれやらないと、
慰問のエピソードが、つながらないんですよね」
「留置所じゃ、慰問はやらないだろうからな・・・」
スケ「あれは、泣かせるよな~。
お父さんが天才バイオリニストだから、可能な話でさ・・・」
ガルス「へえ~、まさしく、天才バカボンの親父さん、ですね~」
スケ「ぎゃはは!案外、近かったりしてな~!」
ゲル「てゆうか、<うる星やつら>の諸星あたるが、一番、近いかもな・・・?」

スケ「つーかさ、ほとんど今回の主役、
あのナンパな、お父さんだろ~!」
ゼル「全篇、出ずっぱりで、
いい所、さらいまくってますよね~!」
ゲル「息子のキバに、あんな変装させないって、普通な・・・」
スケ「ありゃもう、バカボンのパパと、いい勝負だよ~!
お父さん、目立ちまくり・・・」
ゲル「仮面ライダーキバ・オトンの館!だったよねえ」
ガルス「やっぱり、そうなりましたか~!」

スケ「親子で、スローモーションの疾走シーンなんか、最高だったよ~!」
ゲル「あそこは音楽の重ね方が、マッチしてて、良かったですね」
スケ「あれのシーンに、天才バカボンのテーマソング重ねたら、
多分、相当、笑えるな~」
ゲル「よせよ~!」

ガルス「で、TVシリーズのほうは、今どうなってるんすか?」
スケ「ゴーオンンジャーの7人は、例のごとく・・・
世界の環境汚染を目指す、ガイアーク達の怪人達と、戦闘中さ」
ガルス「害悪・・・わかりやすい、名前っすね~」
スケ「ま、例によって、毎回ドタバタ、やってま~す!」
ゲル「肩が、凝らないよな・・・」


スケ「で、ちょいややこしい、状況なのが、<ライダーキバ>でさ・・・」
ゲル「まあ、状況的には、<555>や<カブト>に、
大分、似てきたけどね」
ガルス「・・・と、いうと?」

ゼル「時間経過の、流れとしては、やっと今、
劇場版の前あたりまで、来てるんですよね・・・」
スケ「前回でやっと、2代目ライダー・イクサこと名護さんが、
ワタル君の正体、知ったところなんだ!」

ガルス「あ、じゃ、つい最近まで・・・
にぶいっすね~!名護さんも」
スケ「で、また、納得が早いの。
こいつなら、力を悪用はしないだろう、ってね」
ガルス「あ、よかったですね~。バトルにならなくて」
ゲル「そこまでは、さんざんやってるけどな・・・」

ゼル「ちょっと前だけど、TVでは、名護さんだけ、狼男さんの助けで、
22年前の過去へ、タイム・トラベルしてますね」
ゲル「ある事件がらみの、元画家が、
ファンガイア退治の<青空の会>のレギュラー達を妨害して、
警察に裏で手回しして、次々に、逮捕させちゃんだよな・・・」

スケ「で、名護さんも追われてるところを、狼男さんに助けられて、
タイム・トンネルを見せられて、さあ、やるか?ってね・・・!」
ガルス「あ、もしや22年前へ、その画家をめぐる<歴史>を、
修正しに、行ったんですね?<ドラえもん>みたいに」
ゼル「はい、ご名答!です」
ゲル「しかし、よくまあ、即断即決で、
タイム・トンネルに突入したもんだよな・・・
普通、すぐには、信じないだろ~よ」

スケ「そこで、バカボンのパパにも、会ってるんだよね~!」
ゲル「ワタルのパパ、だろ~が!もう・・・」
ゼル「パパと過去ヒロイン、同居を決めた所へ、
ちょうど、着いたんですよね。名護さん」
スケ「ナンパ・アーチストと、生真面目クンの、
イクサ・コンビ結成か?で、ちょい笑えたナ~」

ゲル「トラベル時間が切れると、
自動的に、元の時代に戻るのは、便利だよな」
ゼル「あの怪物城のタイマーって、
法則、どうなってるんでしょうね?興味津々です」

ゼル「最近では、現代のワタル君ン家で、名護さんとワタル君が、
2人でお風呂に入って、お悩み相談めいた会話も、やってましたね」
ガルス「裸のお付き合い、っすか~!男同士っすね~!」
スケ「あれって一体、何のサービス・カットなんだろうな・・・?」

ゼル「でも、名護さんの押しかけ弟子だった、
ロッカー青年クンが、右腕に大怪我で。
バトルは戦線離脱、ギターも弾けなくなっちゃったんですね・・・」
ガルス「え~、悲惨っすね~」
ゼル「どしゃぶりの、雨に打たれて、泣いてました・・・」
スケ「心配だよな、あいつ・・・後半、やけ起こして、
ホッパーライダーにならないか・・・」
ゲル「ならねーよ!元ザビー達じゃないんだから・・・
お前、どしゃ降り見るたびに、あれが浮かぶんだな?」

ゼル「それと心配事は、例の中途参加ガール、ですね・・・」
スケ「自称・母親代わりっ子と、ワタル君めぐって、
一時は、恋のバトルか?!って所まで、来てたよね」
ゲル「やばかったよ、あの保護者っ子・・・妄想で、悪魔っ子姿になってたりさ」
ガルス「ま、まさか・・・デビルマンレディー、みたいなの?」
スケ「いや、もっと・・・コントみたいなのだった、吹いたよ~」

ゼル「けど、割とすぐ反省して、2人をデートに行かせてました。新宿末広亭へ・・・」
ガルス「落語デートっすか!それ、何か楽しそうっすね」
ゲル「途中でいつもの、キバット呼び出しで、おじゃんになったけどね・・・」
ガルス「あらら・・・オチないじゃないスか・・・落語が」

ゼル「それだけじゃなくて、あの中途っ子さんは・・・
ニュー・クイーンなんです。あのファンガイアの・・・」
ゲル「人間と交わる裏切り者を、処刑する、
<クイーン>の、後継者・・・なんだよね」
ガルス「え!?じゃ、いずれは彼女、
キバとも、ぶつかるってことですか?」
ゲル「(うなずく)」
スケ「ありうる、よな・・・」

ゼル「しかも、これまでの流れによれば、そのキバこそが・・・
女処刑人ファンガイアの子、っていう、可能性が・・・出てきました」
ゲル「父親は人間のナンパお父さんだが、
母方は・・・って可能性が、な」

ゼル「一方、レギュラー・ヒロインズの母子関係は、
<高い高~い!>回想シーンで、明らかになってきましたけれど、
父方が、まだよくは・・・」
ゼル「親子2代で、愉快犯ファンガイアのルークを、
封印でやっつけてるのも、因縁ですよねえ・・」
スケ「あそこは、泣けるよなあ・・・」

ゼル「さて、そこへ更に、もう一つ。
ラッキークローバーめいてきた、ファンガイア・グループ内では、
クイーンとは別に、<キング>なるリーダーの現世降臨を、
待っているフシがあります」
ゲル「ということは、もしや、それは・・・?ってな」

ガルス「そ、そんな、じゃ、まさか・・・!
それじゃ、555やカブトみたいな展開も・・・ありうる、と・・・」
ゲル「やっと、わかったか・・・そういうことなんだよ」

ガルス「す、すると・・・た、大変だ!もしかして・・・
まさかあの、ナンパな、バカボンパパが・・・原因で・・・?」
スケ「ん?何、想像してるんだ、お前・・・?」
ゲル「いい加減、バカボンから離れろよ!」
ガルス「まさか、前のクイーン含めた、あの4人で・・・・?
いや、5人?6人、いや、7人で・・・?
そ、そんなァ、いやあ~っ!!!上様ァ!!!」
ゲル「お前な!何の大河ドラマ観てるんだ!?」

スケ「もしかして、キバ・ファミリーって、
とんでもない、天才一家だ・・・?」
ガルス「だから・・・これで、いいのだ・・・?!」
ゲル「よくねえよ!こんなおそ松くんな締めで!」
ゼル「え~、では、次回をお楽しみに・・・・!(手を振る)」
スケ「(ニヤニヤ)やるのォ?次回も」
ゲル「知るかァ~ッ!!」


つづく・・・?
  1. 2008/09/07(日) 08:49:53|
  2. 特撮
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<蝉時雨・・・>

主水日記。


土曜は、昼間晴れたので、外を散策。
ちょっと、気分がすがすがしい。
なにしろ、最近はやたらと、夕方や夜の雷雨が、多かったからなあ。
こういう週末も、ある。

夕方は、ちょっとだけ、
第2回<SUPER-B-DASH>の様子を見に、
BABACHOPへ、行く。

1000円。
15人くらいの、入り。
20代の初見客が数名、いた。
ラストプログラムの、ど派手なバトル・アクション作品、
TOYOKI監督・主演、「ランディング・ゾーン」が、始まっていた。

以前観たときも、まったく、呆然としたのものだが。
なぜ、あそこまで、しつこい位に容赦なく、
蹴り蹴られ、撲り撲られ、発破ドカーンで、
全編暴れまくり、なのだろうか・・・?!
香港アクション、というよりも、
今や「マッハ!!!」や「七人のマッハ!!!」のほうが、近いかも?

記憶を取り戻しつつも、悩む主人公の悔悟、
探偵や少女との、心の絆が、芯になっていて、
すっきり、つながっているのが、良い。
歌も、ここぞとばかりに・・・。
心憎いばかり、なり。


上映終了時に、またも、轟音の、豪雨来る。
一同とともに、止むまでしばし、
300円で、打ち上げ会に参加。

「いつから、自主映画、観てます?」と訊かれたので、
初期の記憶を、まさぐってみると、
80年代の、文芸座ル・ピリエに、たどり着いた。
「屋根裏のコーちゃん・・・」あたりから、はっきりしてくる。
後、池袋西武にあった、スタジオ2000かな・・・。
松岡錠司監督の「田舎の法則」、とか。

思えば、あれから遠くへ・・・、
いや、多分、同じようなあたりを、
ぐ~るぐる、回ってきたんだろうなあ、ずっと。


帰宅後、夕食、就寝。


翌朝のニュースで、
<ベネチア映画祭、日本勢3作無冠・・・>の報。
「ポニョ」は観客の評判、良かったらしいんだが、
賞レースは、そう甘くはなかったようだ。

やっぱり、今のマーケットとしては、
トロント映画祭が優勢なのか?

などと、朝から、少しばかりぼやくのだった・・・。

昼間の今頃は、幕張で、
海洋映画祭が、進行中だろうな・・・。

残暑と蝉時雨も、もうしばらく、だろうか。


以上。
[<蝉時雨・・・>]の続きを読む
  1. 2008/09/07(日) 00:41:15|
  2. インディーズムービー
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<・・・目が点>

スケバルマンAの、ぼやき。


わ~、びっくり!だよ~。

好調で、やってたはずの、
テレ東系「ケータイ捜査官7」シリーズに、
とんでもない、異変発生。

押井守脚本・監督回、
「圏外の女(後)」のみを、観たら・・・。

な、なんだ、これはっ!
アダルト・ドラマかっ!

夏休みでオフの、レギュラー青年ケイタ君が、
旅先で、不良っぽい中年男に、アドバイズされつつ、
女優崩れらしき、年上の女につきまとわれて、
熱海かどっかの、温泉めぐりしてて、
一時、いい雰囲気になりかけてたけど、
結局、逃げられる・・・ってだけの、話じゃないの~!

フランスやイタリアの、大人向きの映画、観てるみたいだ・・・。
女優、入浴シーンで、ビール一杯やってるし。
ケイタ君には、旅館で、初キス指南のお話、してるし・・・。
まあ、悪い話じゃ、ないんだけどね。

でも、それって、
夕方7時台の子供枠でやっても、通じないよ~!
この枠でなくっても、別にいい話なんじゃ、ないかい?
まるで、青年向けの大映映画か、日活ロマン方面の話だよ~!

大体、いつものケータイ7は、全然活躍しないし。
ちょっとだけ、出てきたけど、
居眠りしてて、グーグー、寝てるだけ。

押井テイスト?らしい戦車の列が出てきたり、
まわりくどい逆さ言葉や、文学詩人趣味、どっぷりで覆ってて、
テンポもゆるゆる、これじゃあね・・・。

「イノセンス」の犬?みたいな、お散歩用品が出てきたり、
ここぞで、どうぞ!とばかりに、
筆持ったスタッフ?が現れたのには、
ちょっと、笑ったけどね。
よく観ると、ゴダールっぽく、遊んでるのが見えてくる。

毛色が変わってるものを、狙ったんだろうけど、
バンジージャンプで、ぶっとびすぎちゃったな・・・。

「攻殻機動隊」「イノセンス」とか観てる、通の人には、
いろいろ突っ込めて、面白いだろうけど、
子供や中高生は、
何が何だかわからなくて、すぐ飽きちゃいますよ~!
親子で観てる家とかは、
今頃、みんな、のけぞってるんだろうな~。

もしかして、子どもたちには、
ちょっと早めに、大人のムードな世界を、
背伸びさせて、のぞかせちゃったのかなァ・・・?と。

その光景、想像すると、
ちょっと、笑える?けどね・・・。
フフ、ニヤリ。

これは後世、ひょっとすると、
ウルトラ・シリーズ中の実相時昭雄作品、
みたいな位置で、扱われることになるかも・・・?ってね。
ほら、こういう表現も、ありなんだよ、っていうさ。
でも、5年か10年、先かも・・・ね?


さてと、来週は、
元の「ケータイ捜査官7」に、戻るのかな・・・?
ま、多分・・・ね。


<おしいぶし じっしゃじゃちょっと かったるい?>


以上、報告終わりっ! [<・・・目が点>]の続きを読む
  1. 2008/09/03(水) 20:20:03|
  2. 特撮
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<・・・!>

ゼルディア、急報。

たった今、「フランスファイブ」が、
テレビ東京系の「あっと驚く!世界のスゴイ日本人 探してきました」で
紹介されてましたよ!
今でもフランスのインターネットで、人気だそうで。
あな、うれしや。


なお、先月は、テレ朝の「ロト6・・・」ドラマで、
幼稚園のシーンに、突如、
<Pマン>が、登場してました・・・!です。


以上。 [<・・・!>]の続きを読む
  1. 2008/09/01(月) 20:32:59|
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