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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

とかくこの世は美人薄命・・・

ゼルディア、急報。


又、おくやみです・・・。

お昼過ぎに、ニュースサイトで知りました。

「仮面ライダー響鬼」・立花日菜佳役で出演の、
女優・神戸みゆきさんが、
18日に心不全で、急逝されたそうです・・・。
24歳の、若さで・・・。


だんご屋のシーンで出てくると、
雰囲気が明るくなるので、
ライダーガールとしては、なかなか、良かったんですが。

とても、残念です。

合掌。


以上。 [とかくこの世は美人薄命・・・]の続きを読む
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  1. 2008/06/22(日) 22:23:10|
  2. 特撮
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とかくこの世は御神輿祭

政の、日記。


21日、土曜の夕方。曇り。
外はこれから、雨になってくる模様・・・。

しかし、こちらでは、
ああ愉快、気分爽快。
なぜか?

シネマート六本木の地下で、
週末の気晴らしに丁度いい、組み合わせ上映をやっていたから。
そう、以前、「新スパイガールズ・・・」を観に行った、
あの複合映画館の、中である。

前売り、1300円。
なぜか六本木で、
浅草ロケ作品の、番組カップリング・・・。
こういう2本立ての同時上映、というか、
実質中篇1本と、DV短編3本の組み合わせ自体が、今や珍しい。
しかもその中に、松田彰監督の新作があると聞けば、
行かない手はない!のだ。

この日の観客、約30数名。
自主映画関係者以外にも、中高年男女が、目立つ。
なぜならば・・・

メインの中篇は、
香川秀之監督、哀川翔主演の、
「火の国熊本親子特急便 デコトラの鷲(しゅう) 其の五」だから。

ひとことで言えば、レンタルシネマ向けの、人気シリーズもの。
<トラック野郎>と<寅さん>の2大シリーズを、ミックスした、
割にのんきな、ドタバタ・人情コメディー。

浅草のデコトラ兄ちゃんが、助手を連れて、トラックで熊本へ。
もうすぐ嫁に行く妹のためにと、
熊本にて、生き別れの父を探す旅路で、
とある牧場に立ち寄る。

水前寺清子、仲村みうの親子の関係を、
アニキ流になだめた後、
根城の浅草に帰る、はずだったのだが、
そちらでは、別件での騒動が、持ち上がっていた・・・。

熊本、および浅草の、オールロケ、たっぷり。
少々、ゆっくりな進行なのだが、
手軽な観光旅行気分で、くつろいで楽しめる。

現地タイアップ宣伝も、いっぱいな中、
つぼを押さえた、のどかな笑いの手に、くすぐられる。
随所で、わかっちゃいるけど、の爆笑。

ラーメン屋前での漫才、
阿蘇山でハッスルする柳沢慎吾、
怪しげな薬草を進める男と、その効用?などなど、
とてもわかりやすい、笑いの手が、
コロコロと軽やかに、転がされていく。
そして後半には、とんでもなくナンセンスな展開が、待っていた・・・。

いや~、気分のクサるニュースばかり多い昨今、
実際、丁度いい気晴らしに、なった。
その後、十数名が、同時上映の席に残る。


さて、同時上映の、オムニバス短編集3本。
タイトルは、
「えんこえれじ~ 浅草哀歌」。


無論、3本とも、オール浅草ロケ。
いずれも、DV撮影の小品ながら、
キャラをはっきりさせて、話の筋をきっちり通していて、
なかなかよく撮れた、ミニドラマに仕上がっている。
浅草ではおなじみの名所などを、映画内で、観て回れる。

しかも、ゲスト出演者の顔ぶれが、ちょっとすごい・・・。
中篇と続いて観ると、ちょっとお得、
一粒で二度、おいしいのだった。


第一話、松田彰監督、<ばかの街>。

お祭りあらばどこへでも行く、という
お祭り大好きヒロインの、のめりこみぶりに引っ張られつつ、
彼氏たる、浅草生まれのお祭り青年が、
勢いでじたばた、どたばたしつつ、
ともに御神輿祭に、興じる。

その青年の、じたばたする様は、
松田監督の過去作品、「餓鬼の季節」「鍋の中」「夢の祭」などの、
あの走り回る主役男性達を、ふと思い起こさせる。
ゆえにこの1本が、一番、松田監督らしい味、と感じた。
こういう松田作品を、ずっと、待っていた・・・。


第二話、須藤為五郎監督、<走る街>。

「自由」の女優・吉田鼓(つづみ)、
再就職して1年、人力車の車夫、
というちょっと意外な役で、主演。

彼女を取材し撮影する、女性カメラマンの追随や、
さまざまな乗客達の、要望や反応に、
いささかやきもき?しつつも、
生真面目に、一日中、車を引く・・・。

主役、困惑したときの表情が、なかなか、いい。
ようやく笑顔が垣間見えると、何だか、ほっとする。


第三話、再び松田監督で、<粧いの街>。

こちらは、正に美的世界、
どちらかというと、女性寄りの内容。
ある事情で、京都から離れ、
浅草へやってきて、<振袖さん>の研修にいそしむ、女の子の話。

主役が、先輩姉さん達に対しても、
きびきびしていて、元気系なのは、松田映画らしいというか。
対話シーンは丁寧に、かつ適度のリズムで、
概ね、平坦な進行に。
格好の、現代版<お座敷修行>解説に、なっている。

化粧の乗り、京との母との電話、父との再会など、
ちょっとだけ、泣きも、入る。

昔とは大分違うやり方、というのも、まあ、時代だろう。
伝統芸とともにある者の生活も、又、
<進化>してきているのであった・・・。



以上。
  1. 2008/06/22(日) 00:42:39|
  2. インディーズムービー
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