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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

ビーグル82・ファイル15「この街はどこまで変わったか?」

旅人、覚書。


日曜夜、20時半前より、ポレポレ東中野。

この時期のレイトショーは、
80年代、90年代から、現在にかけての、
ピンク映画監督、デビュー作特集。
日替わりで、2本立て。

亀有名画座や、御茶ノ水・アテネフランセの特集上映で掛かった、
懐かしい作品群で、いっぱいだ。

この夜は、榎本敏郎監督「スローモーション」(‘96)、
および佐藤寿保監督「狂った感覚」(‘85)を、再見す。


「スローモーション」は、
田舎の青年達と、興行にやってきたストリッパーたちの、
出会いと日常生活模様を、
風景画のように淡々と、スケッチしている。

岸加奈子・林由美香ら、当時の売れっ子ピンク女優が、
ごく自然な感じで、ダム湖の前に、そろい踏み。
今となっては・・・・豪華、かも。

「狂った感覚」は、今観ても、強烈・・・!
ひどい目に遭う、伊藤清美のおびえ方が、尋常じゃない。
こわすぎる。ほんとに。

オール新宿ロケ、今や貴重な風景記録に。
歩行者天国を行き交う人々の冬服が、今と大分、違うな・・・。
新宿国際周辺は、あまり変わらんなあ・・・。
シネマアルゴ新宿、いや、ロッポニカ新宿は、
まだ、新宿にっかつ、だったっけなあ?
などど、感慨。


今、あれだけ刺激的に驚かせてくれる、
監督デビュー作が、そうそう、あるだろうか?
現役諸氏、もっと奮起せよ!と。


以上。 [ビーグル82・ファイル15「この街はどこまで変わったか?」]の続きを読む
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  1. 2008/04/15(火) 19:32:56|
  2. 劇場用映画
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