帰ってきたゼルディア、通信。
え~と、昨日の水曜から、珍しいCG特撮ドラマが、始まりました。
テレビ東京系で、三池祟史監督が始めた・・・「ケータイ捜査官7」。
初回は、1時間スペシャルで、スタートです。
で、ヒーローたる主役は、携帯。
・・・いえ、「ケータイ刑事」シリーズの女子高生、ではありません。
ライダー555やガオレンジャーみたいに、
ケータイで変身するヒーロー、でもありません。
ケータイそれ自体が、捜査官・・・なんです。
人工知能を持っていて、手足も生える、
自分でしゃべれる、携帯、なのです。
人間の秘密捜査官と、漫才のごとく対話しつつ、事件を追っている。
プログラム変更の妙技でもって、コンピュータを悪用したサイバーテロを防止し、
バディ(相棒、ですね)の人間捜査官とともに、名コンビで、
サイバーテロ犯を追い詰めて、対処する、というわけで。
処理プログラムが作動するまでに、最低5秒かかるので、
その間は、人間が犯人から守ってやらなくてはならない。
当然、犯人と、つかみあいの大喧嘩、です・・・。
ケータイ7君とバディは、
CSIやアサシン、CIA等のアメリカン・ドラマ流とおぼしき、
秘密捜査組織に入っている。
上官が知的でクールなお姉さん、
同僚もお色気?姉さん、というのが、いかにもなメンバーで。
よく見れば、クールで口の悪い男性メンバーが、ライダーナイト氏。
前半は、中年男性メンバー(津田寛治)が、バディなのですが・・・。
この人、途中で、悪人側の操る工事用機械にどつき回されて負傷、ダウン。
で、偶然その場に居合わせた、男子高校生・ケイタ君が、
臨時に、2代目バディを継ぐ展開になるのです。
学校では空気のように、存在感が薄い、といわれているケイタ君。
彼を呼び止める、女子高生のでかすぎる声に、つい笑ってしまいます・・・。
気弱で、状況にすぐ動転する、ちょっと頼りない感じだけど、
いざとなると、勇気と度胸は、百倍化。
そこを買われた模様、です。
電王君といい、キバ君といい、
最近はこういう男子が、主人公の流行り、なんでしょうか・・・?
さらには、敵方にも、
<7>と同類らしき、黒いケータイロボが、
アドバイザーで、付いている模様。
しかも、サイバー・テロを行なうプレーヤーの、対応が下手だと、
「お前、圏外!」と宣言して、逃げてしまう冷酷さ・・・ひでえ~。
バイプレーヤとして、警察サイドのサイバー捜査員刑事コンビも登場。
この人達が現れると、「太陽にほえろ!」を意識したとおぼしき、スローBGMが流れる。
それもそのはず、先輩刑事役は、テキサス刑事!ですから。
というわけで、ユニークな犯罪捜査官達が、登場してきました。
なりをでかくして、兵器メカを拡大強化するばかりが、
特撮ヒーローじゃない!という、好例。
逆に小さく、ハンディにするとは、
なかなか面白い、アイデアですよね?
さて、悪玉側の、黒いケータイのバックには、
どんな奴が、居るのでしょうか・・・?
毎週水曜、夜7時台。
このドラマ、今後にちょっと、期待あり、ですよ。
新しい、「トランスフォーマー」に、なるかも?と。
毎回、事件ごとの展開次第で、
いろいろ、話をふくらませられそうですね。
本日のゼルディア通信、終わり。
[ビーグル82・ファイル1「小さな巨人は変身するか?」]の続きを読む
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- 2008/04/03(木) 23:23:26|
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