主水日記。
火曜のチバテレ、時代劇スペシャル枠は・・・なんと。
「必殺ワイド・秋 大老殺し」、だった!
必殺SP中、もっとも強引で、むちゃくちゃ!な世界。
加代のキャラクターが、
「もう昔の、あたしじゃないよ!」とばかりに、
いつもよりシビアで、大人モードになっているのが、
初放映当時、驚きだった。
幕末近く、ジョン万次郎の発案により、
下田での親善野球試合が、企画される。
主水側チームと、若手仕事人だらけの加代チームが、対決。
しかし、加代側に仕事を依頼した、井伊大老が裏切って、
主水も加代達も、一転、命を狙われるはめに・・・!
そこへ、もう一人の、二丁十手を使う仕事人が。
いや、なにしろ、
刺客の<地獄組>を率いる、<鉄眼>なる首領が・・・
もう、むちゃくちゃな、超人。
こいつは、改造人間!反則技、連打!
ロケットパンチで、人間をふっ飛ばす、
稲妻ビームは、発射する!
これは・・・誰も・・・倒せるはずがない!!
後半は、頼み人2人の登場で、
呼ばれた政と太郎を仲間に、
主水が井伊大老を狙う、豪雪シーンに。
ものすごく、雪に力が入っている・・・!
そして又も、鉄眼が・・・!
あいつは、ほんとに・・・何者なんだ!?
あの後、どこ行った・・・?
とにかく、やりすぎなアクション、目一杯なSP。
荒唐無稽、時代劇としては、大変おもしろいんだが、
必殺シリーズとしては・・・ちょっと、<?>が付く出来、なり。
なお、水曜の初期「仕事人」では、
先週までの老元締に代わり、
おりく・・・いや、二代目元締・おとわが、登場。
同じ山田五十鈴が、
三味線弾いて、バチ振って、演じてるから・・・
ほとんど、同じ印象、なのだった。
まぎらわしいのだが、別人かどうか、
明確な区別をつける事自体・・・もはや、不要かも?と。
以上。
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- 2008/04/30(水) 20:04:08|
- 時代劇
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半兵衛の、日記。
本日、昭和の日にふさわしい?名物イベントあり。
・・・そう、もはや新宿ロフトプラスワンの、
生ける都市伝説(?)、
<シネマ秘宝館36>!の日。
客層が大半、従来よりの固定客層になっていて、
もう少し、新規客を期待したいところでは、あったが・・・。
初見客も、少ないながら、ちらほらと居て、
反応が相当いいのは、心強い。
今回は特に、新規紹介作の含有率が高く、
小生としては満足度、123%!以上であった・・・。
司会・進行は、斉藤館長・林広報部長の名コンビに加えて、
阿佐ヶ谷ロフトA以来、既にこの道の常連と化している、
<ふりふり組織>代表・<ソーシキ博士>氏。
そして、林広報部長のさりげない、強力つっこみは、
この日も、随所で、冴え渡ったのだった・・・。
我ら観客、大いに、笑う。
以下、作品。
第1部、短め作品から。
まずは、ふりふり組織作品で、軽くジャブ。
「ネット仏壇」、なぜ黒板の前で、相談VTRを?
「キス部夏合宿」、なぜ、ちょんまげとパンツで練習を・・・?
「マージャンキャッツ」、なぜ、男達が猫耳を?
当イベントのヒット作、「明治xx宇宙の旅」(再映)。
これ自体、一部が、
かなり大胆な場所での、ロケなのだが。
その後に、ロケ後日譚にあたる、「手柄山の秘密」を公開。
20年たっても、維持されている、静かなる施設群・・。
解説に、爆笑。
姫路市・・・姫路城だけではなかったのだ・・・。
なんて、計り知れぬ、街なんだ・・・。
休憩後、第2部。
「東京タワーと妖怪少年トチオ」(11分)。
どこまでも脳天気、軽快なテンポと展開、
メイクも無く、明るすぎるゾンビ、
「飛んだ」!「降りた!」等の、省略法の連打に、
終始、ゲラゲラ笑う・・・。
「G」(特別編)。
リアルすぎなCG合成、
いわば大災害、強烈なる迫力。
結構、恐い・・・。
自衛隊上官達と、現場メンバーのディベート、パワフル。
秘密兵器が出るまでの、じらしが上手い筋に、感心す。
今回前篇のみ、後編も大いに、期待!
(付記:
リアルな、SFミリタリー・アクションとしての出来は、
すこぶる高度な達成になっているので、
一度、<ガンアクション・コンテスト>方面にも、是非出品を!と。)
第3部。
シネマ健康会、「秘密倶楽部」「刑事裸族」他2本。
観た後、あの怪しげな唄を、つい口ずさむ・・・。
「走れ!レスラー刑事」、再上映。
何度観ても・・・ひでえ無茶。
無茶な横断、無茶な技かけ、無茶な場所でのロケ・・・。
しかも一件は、誤認処刑、責任転嫁・・・ひでえな~!
「変集動画」は・・・
かつて上映の、タクラビジョン・シリーズに近い、パロ系。
デxxート・パロが、一番、笑わせる。
「クリ・スタ」は、
あの「キャッツ・ガイ」スタッフの、再登板新作。
相当、珍奇なる眺め。
よく知らないアニメ・パロの、ファット系?ミュージカル。
あの衣装は、まちがいなく、特注品だろう・・・。
理屈はいい、笑えた者勝ち!
まだまだ、内容的には、衰えなど知らない、
<シネマ秘宝館>であった・・・。
さて今後は、定番・旧作再登場は勿論、
新作・未見作の紹介と、
更なる新規観客の開拓が、目下の課題?なり。
こんな面白いもん、人にはそうそう教えず、
あえて、密かなる楽しみに・・・?との声も、あるかもしれないが。
それも又、ファン心理の、なせる技・・・?
以上。
- 2008/04/29(火) 23:26:57|
- インディーズムービー
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竜の、日記。
新宿の公園で昼寝の後、中央線。
ラピュタ阿佐ヶ谷にて、
日活ロマン、「ラブハンター 熱い肌」(再見)鑑賞。
日曜夜19時、JR高円寺駅、南口下車、
朗読詩人・PARAさんのミニミニイベントへ、到着す。
ゲストは、テルミン奏者の、<賃貸人格>女史。
実は・・・
PARA氏は現在、夫人との結婚生活をされており、
その夫人は、ご懐妊中。
それによって当分の間、
ライブ活動は、一応の区切りを付けて、
休止予定・・・・だそうである。
年月の経過を、つくづく感じる。
その夫人の産科通院ライフを、
亭主PARA氏自ら、DV撮影し、
その一部をここに、プロジェクター上映にて、公開していた。
愛すべき、憎まれ口混じり?の夫婦会話、
既に息も、ぴったり・・・。
完全なる、ホームビデオの会である。
出産の準備は、かなり大変そうな模様だが、
ともあれ今は、順調な経過と出産を、願うばかりである。
引き続き、<賃貸人格>さんの、テルミン・ライブ。
以前、アテネフランセの自主上映で、
演奏の様子を映した、DV記録映画を、観たことがある。
機械に手をかざして、パントマイム風に動かしつつ、
クラシック曲の節に、適当な?歌詞を付けて、歌う。
途中から、後ろを向いてかがんだまま、
無言で、演奏。
機械の調整でもしてるのか?と思って、2、3分観ていたら、
後ろ向きのまま立ち上がって、地団駄を踏む、動作を始める。
なんとも、前衛的・・・。
遠い、ロシアか東欧圏あたりの、
ノイズの入った、短波ラジオ放送を聴いている様な、
不思議な演奏。
やがて、奇声を発しつつ、荒れ狂うがごとく、歌いこむ女史。
異様なる、迫力。
もう一曲、癒しの唄とともに、ミニライブは終了。
ここから、PARA氏の定番、朗読ライブ。
やはり、かなり力が入った、パッションの高い朗読になり、
かつ、夫人への愛情にも満ちた内容の、パフォーマンスだった。
さて今回は、当日の要望により特に、
氏のデジカメにて、そのライブを約40分間操作し、撮影す。
過去のイベントから、朗読の進行は大体、知っていたが。
何しろ小生、ビデオカメラなどを普段は持たず、
ファミリ-・ホームビデオを撮ったことも、ろくにないのだ・・・。
果たして、大丈夫だろうか?といささか案じつつも、
ズーム等、簡単な操作のみ伺い、
後は、感じたままに、動かしてみる。
腕が結構、疲れてくるのが難儀だったが、
どうにか、やりおおせた・・・。
DV映画のキャメラマンというのは、
相当なタフなんだな、と、今頃やっと、わかってきた・・・。
三脚なしで撮るのは、やっぱり大変だ。
客席に向けて、歌舞伎座のごとく平伏し、
PARA氏のライブは、無事終了す。
熱っぽく語り倒す、PARA氏の迫力は、
うまく、記録されたであろうか?
夜22時半ごろ、万事が終了、
暫時一同と大いに対話、
絵画や映画について、楽しく談義の後、
帰宅の途に、付く。
以上。
- 2008/04/28(月) 01:27:09|
- トークイベント
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ゼルディア、日記。
新文芸坐、オールナイトの翌朝、
27日、日曜。
小雨が降ったらしく、アスファルトの路上が、濡れている。
早朝の池袋を、しばし徘徊の後、
何はなくとも、まず、JR山手線で、新宿へと向かう。
駅周辺でいったん仮眠の後、
旧・新宿東映跡地に建っている、
例の、丸井ビル9Fのシネコン、
新宿バルト9のロビーまで、エレベータで昇る。
以前クサした分、ちょっと気後れがしていたのだが、
この地域で朝から、あれを観るためだったら、
やむをえまい・・・・・と、自らに言いきかせて、行くのだった。
あれ、とは・・・そう・・・あれだ。
劇場版「仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」!なのだ。
劇場版「名探偵コナン」と並んで、朝から親子ファミリー層を、目立って集客していたが、
「仮面ライダー・・・」サイドの客層には、
大人通人層や子供連れも勿論いるのだが、
中2くらいの、女子生徒達が、特に目立って多かった。
良太郎・ゼロノス・キバらイケメン・ボーイだけではなく、
モモタロスらイマジン達のキャラも、大人気。
皆が、携帯のカメラ機能で、撮影しまくっていたのは
イマジンたちの絵が入った、<ゴミ捨てるな!>等の張り紙。
キャラ・シール等のグッズも、飛ぶように売れ、
一部は既に、売り切れていた・・・。
映画は、添え物のTVドラマ・パロ短編から 、
既に相当、ウケ始めていた。
本編では、
モモタロス刑事(!?)達の、ワルノリ・ポージング、
デンライナー署内の他愛ないドタバタや、
漫才のごとき、会話の軽妙さ、
新人派遣刑事と、主犯の取っ組み合い、
デネブ達のみえみえな潜入、などなどを、
手持ちキャメラとおぼしき、画面の揺らぎとともに、アクティブに捉えきる。
リズミカルに、弾みのついたコミカル・アクション映画に仕上げた、
金田治監督の手腕、なかなかのもんである。
キバ・サイドの出演者は、3人程と少ないのだが、
ある人物(この出し方があったか!の声・・・)の、
お気楽な登場シーンは、場内で特に、大ウケだった。
この人気、当分、続きそう・・・。
よし、よし。
昼、晴天の新宿御苑にて、
昼食に、<スシ王子弁当>を食した後、しばし、昼寝す。
ぽかぽか陽気の下、たっぷり、眠れた・・・。
以上。
- 2008/04/28(月) 01:12:42|
- 劇場用映画
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鉄の、日記。
春の連休、スタート。
この土日は、充実した週末を、過ごせた。
土曜夕方から、日曜深夜にかけて、
まったく帰宅しないで、過ごした。
池袋・新文芸坐にて、
ピンク映画界、年に一度の祭典、
<ピンク大賞>オ-ルナイトで、夜明かしするためであった。
司会はおなじみ松島氏&池島ゆたか監督、
アンド、女優の日高ゆりあ嬢&イ幸田(こうだ)李梨嬢。
当然に池島氏が、撮影エピソ-ドを長く語ろうとし、
松島氏が短く縮めるべく、
<巻いてる!さくさく!>式に、進行。
このせめぎあいが、作品自体とは別な、見所に・・・。
これ、例年、この会のパターン、常識。
さて、本年度の各賞は、
ピンク映画情報の<PG Website>方面にも、既に出ているのだが。
製作本数の減少、大宮オークラの閉館、
日活系直営館の撤退(池袋・高松)など、
相変わらず、どうも、ぱっとしないニュースが、多い昨今。
授賞式ではなぜか、
ベストワン作品賞作品の、主演・荒川美姫嬢が、欠席に・・・。
そんな中・・・。
今回、特別賞として、
そこの本誌にあたる、情報誌「PG」の編集長、
林田義行氏が表彰された事は、
特筆に値する、うれしき出来事だった。
何しろ、この人が、今は無き亀有名画座で、
ピンク大賞イベントを企画、スタートしてから、
新宿ロフトプラスワン、新文芸坐と会場も移り、
平成年度とともに、いつしか20年も、経つのである・・・!
節目の年に、これを喜んで祝わずして、何を祝うのか!と。
マイペ-スでもいい、これを励みに、
更に頑張ってほしいものなり。
この夜の、上映作品は・・・
1・「痴漢電車 びんかん指先案内人」
(加藤義一監督。脚本・城定秀夫)
(東中野にて上映、再見。
脚本のバランス性の、勝利。)
2・「不倫中毒 官能のまどろみ」
(吉行由実監督。脚本は樫原辰郎と共同)
・・・文芸誌の若手編集部員女性と、
今はそばを打つ、元作家男性。
運命の、出会い、そして接触・・・。
しかし、2人の間には、かつて彼の担当だった、編集部長女史が・・・。
台詞が文学作品群からの引用に満ち、
いかにも文芸関係者らしい対話が、ユニークな味に。
国沢実監督が、ナンパな編集部員役で、リリーフ。
3・「うずく人妻たち 連続不倫」(福原彰監督・脚本)
相性が最高?にもかかわらず、
2人で外出時に、不幸な事件があったため、
一度は別れた不倫カップルが、
十年後に突如、再会する(!)話。
とにかく、イケメン男と、人妻達(複数)のベッドシーンが、
かなり、濃密・・・。
この男には、女の人生のすべてを背負う事は、重すぎたようだ・・・。
4・「奴隷」(佐藤吏監督・福原彰脚本)
(東中野で上映、再見。
<求道、いまだ止まじ>の項、参照・・・)
5・「痴漢電車 いやらしい行為」(脚本タイトル:誕生日)
(幡寿一監督、五代暁子脚本)
1995年ベストテン2位作品。
主演、ピンクイベントの常連だった、林由実香嬢。
没後3年目のメモリアルとして、特別に再上映された。
3年ぶりに観るが、やっぱり、いい味わいの作品。
色気よりも、
都市部の世界を、バラバラに生きる者達の寂しさと、
気持ちの再生とが、じんわりとくる。
何度、この映画の台詞に、気分回復させてもらえた事だろう・・・。
テントと海の風景、今もどこか、いとおしい・・・。
以上。
じゃ、又な!
- 2008/04/28(月) 00:34:12|
- 劇場用映画
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三味線屋の、ぼやき。
一本、観たよ。
ゆうべ眠る前に、テレビ東京で、アニメ版「ゴルゴ13」を。
なぜ今頃になって、アニメ化するのかな?
まあ、昔も、高倉健の実写版映画が、あったが。
とにかく、出てくる奴らは、
裏仕事の世界の、プロばかり。
いわゆる典型的善人は、ひとりも、いない。
パリ・ダカールの日本車を、ストップさせる妨害作戦に、
外国のライバル外車が、<産業的要請>から、
日本人?らしき、狙撃の名手・ゴルゴを呼ぶ。
皮肉な、もんだ・・・。
(今や、とんだ形で、タイムリーになるとは・・・の声)
レース妨害作戦の、そのまた裏では、
新式銃器を用意したワルボス商人が、
兵器市場で大いに売り込まんとする、PRのために、
スナイパー兄弟を雇って、
ダカールに仕事で来る、ゴルゴをターゲットに、
恐怖の生中継を、開始する・・・!
ゴルゴ自身のしゃべり(舘ひろし!)は、極力短く抑えられ、
状況経過を観察・分析する、周囲のゲスト的人物達の、
台詞とリアクションが、ドライで硬質なドラマの、肝となる。
なおかつ、世界情勢や武器の、ちょっとした知識も披露されて、
二倍以上のお得、というわけだ。
ワールドワイドな舞台、究極のプロ知識、究極のハードボイルド。
映画製作同様の、分業システムの確立が、つとに有名な原作。
いわゆる<劇画システム>は、既に、完成しきっている。
ゆえにこの原作シリーズ、ものすごい長寿なわけだが・・・。
全部を読んだわけでは、ないけれども・・・。
あれもいつかは、終わりが、来るんだろうな・・・?
その日は、従来の延長上で、なんとなく来るんだろうか?
ゴルゴの、隠されていた日常が、明かされて、そこで終わるのか?
それとも、<最後の大仕事>って形でか?
あるいはやはり、唐突なる、最期の・・・なのか?
理想的には、
物凄い強豪同士の、対決の果てに、突然・・・と、いきたいんだが。
<ゴルゴ13VSルパン・次元・五右衛門VSコブラ>・・・?
ありえん・・・・無理であろう・・・。
「必殺・主水死す」みたいになってしまったら、まずいかも・・・。
無いな、これは。
終わらせ方も、プロっぽく・・・
と、かっこよく、いくのか、どうか?
いつの日にか・・・。
以上。
[ビーグル82・ファイル24「世界の裏で仕事人稼業を続けるのか?」]の続きを読む
- 2008/04/26(土) 16:29:33|
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主水日記。
25日、金曜夜、
仕事の後、ポレポレ東中野。
ピンク監督、デビュー作特集レイトショー、最終日。
20時半の開始にやや遅れて、入場。
1500円のところ、前回の半券で割引あり、1000円。
今回は、サトウトシキ監督の「獣」だけ、フィルムのプリントが無く、
やむなく同監督の「タンデム」(既に亀有で観た)に、差し替えられたそうだ。
「獣」も是非、未見の人々に見せてほしいものだが・・・。
この夜は、
いまおかしんじ監督の「彗星まち」が、前半。
途中より、入る。
スクリーンで観るのは、
何度目だろう、これで・・・?
死人発見、屋外の火葬、
朝の川遊び、
危険性をともなう、悪い性交法、などなど・・・。
当時で言う、<イケてない>(90年代用語?)、
どこかぱっとしない、日常を送る人物たちの、
半ばやけっぱちな、遊戯的言動が、
日常の、だらだらした延長上のままに、
すべて、奇妙なる光景に連なってゆく。
ぶっきらぼうに転がっている、
行き詰まり感や<死>のイメージと、
明るく広い青空と、海鳴りと、彗星?とが、
奇妙にも、しかしなおも日常的印象のまま、
すんなり?同居している、世界・・・。
ある意味、こわい事でもあるが。
そこらが、何度観ても、
あくまでも、<映画的には>だが・・、
確かなおもしろさを、放っている、
と、認められるのだった。
又、包帯男の立つ辺りで、客席、笑う・・・。
引き続き、休憩抜きでそのまま、
大西裕監督の「ゆーのーみー」(2007)に、突入。
原稿用紙で始まり、以後ゆるやかに続く、一連のドタバタ。
なかなか監督デビューできなくて、いささか焦りだしている、
主役の助監督青年をめぐる、女性2人との三角関係と、
アパートの隣の騒がしいロックバンドや、
ご近所のホームレス氏とのいざこざ、
いっこうに上手く書けない、ピンクらしき脚本の難航、
元監督の手伝いで足を突っ込む、おっかないアルバイト・・・。
<xxx大とにxxつ中退組>、の台詞には、
リアリティがありすぎ?苦笑。
一部業界方面?らしき人々、
「身につまされるよ・・・」の声も、ちらほら。
合間に、フラッシュバックで挟み込まれる、
妄想イメージが、ちょっと愉快。
某有名監督の名を挙げたり、
有名な作品を、まるまる真似て見せる辺りが、
いかにも・・・なり。
映画の飛翔力たる、妄想シーンは、
割に短く、こまぎれにされており、
全体に描写の力点は、
二股関係のこじれや、お引越し、
怪しいバイト、等のドタバタへと費やされる。
そういった、飛翔すべきイメージ部分の、こまぎれ状況に、
若干の不足感を、抱かないわけでもないが・・・。
それらのこじれとドタバタが、
無責任気味な主役男性の、
焦りながらも、同時にどこか、のほほんとしたキャラとあいまって、
淡々と、しかし確実におかしみを伴って、展開される。
まずまず堅実な、小品佳作、といえよう。
教訓。
つきあう女性は、できれば、一対一にすべし・・・?!
(「火宅の人」、って映画、そういえばあったよなあ・・・の声)
以上。
[ビーグル82・ファイル23「助監の浮気は成功するか?」]の続きを読む
- 2008/04/26(土) 01:22:43|
- 劇場用映画
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ご存知、みこんスケバルマン姉妹、
初代・サガラセブン(SV)・ジェイ(J)、
アスカル(エースことA)・ゼルディア(Z)・ハナコス(H)・ガルス(G)。
ひさびさ、地球上某所に、一同集合。
J「さて、みんな、揃ったところで・・・始めましょうか」
初代「ジャンジャジャーン!出ましたねェ~」
Z「来ましたよ~!今年の、ウルトラマン映画特報」
H「昨日テレビで、記者会見、出ましたね~」
SV「バラエティ活躍中で、ダイナのアスカ兄さん、大注目だね~」
G「9月に公開、だってね~。楽しみ~」
初「今回、主演は、<ウルトラマンティガ>の、
ダイゴ君だってさ・・・!驚いたよね」
SV「もう出ないかと心配してたよ、
平成3部作の、ウルトラマンが出る新作!」
Z「昭和ウルトラ兄弟の、初代・セブン・新マン・Aと、
平成3部作の、ティガ・ダイナ&ガイアのウルトラマン、
そしてメビウス君と、ついに人間体もみんな、共演!ですね」
G「でもタロウ・レオ・80(エイティー)は?アグルは?居ないのかな?」
J「あの会見の様子だと・・・難しいかも・・・な」
SV「でも、たしか世界観、つながってないだろ?
初代から80までの昭和シリーズと、ティガ・ダイナ・ガイアってさ」
J「<ティガ>で、超古代の地球出身路線に、なっちゃったからね・・・」
初代「<ガイア>も、地球出身。<ダイナ>は・・・不明なんだよね・・・」
A「少なくともダイナ以外の2人は、<ウルトラの星>出身じゃないから、ね」
SV「アグルも、ね」
初代「初代マンが<ティガ>に、一回だけ出たけど、
あれは、いわゆる<番組内特番>だからな」
SV「ダイナとガイアも、全然、
世界設定が、つながってないぞ・・・!
一体、どうするんだ?」
J「また、平行世界どうしの、リンク作戦で、いくようだな・・・?」
SV「<ティガ・ダイナ&ガイア>で映画やったときの、手だね?」
初代「その辺は、復刊した専門誌の<宇宙船>にも出てたよ。
どうも、昭和ウルトラ・平成ウルトラの、
どちらともちょっと違う、
別の平行世界の、横浜が、舞台らしいね」
G「へえ、神戸の次は、横浜なんだ・・・」
J「その神戸篇映画とも、違う平行世界みたいだよ」
Z「あれは、昭和からメビウスまでから、
平成3部作と、コスモス・ネクサス・マックスだけ抜いた、
従来のウルトラ世界の、つながりだったですから・・・ね」
初代「80(エイティー)からメビウスまでの25年間、
怪獣も宇宙人も、ウルトラマンも、
来てないことに、なってるからね・・・」
SV「そのウルトラ世界だと、平成3部作の話は、
無かったことに、されちゃうからねえ・・・」
G「あ~、なんだか、ちょっとややこしいなァ・・・・」
A「やっやこしや~、やっやこしやァ~・・・」
SV「又、狂言師かよ!」
Z「それと主役のダイゴ君、今回の横浜の世界では、
GUTSの防衛隊員じゃないんだって。公務員らしいですよ」
G「???え???わかんな~い・・・!」
H「あ、それって、平行世界だから・・・?」
Z「そう。平行世界のダイゴだから。
だから、ハヤタやダンや、
郷さん、北斗兄さん達の日常も、
いままでと全部、違う、平行設定になるんだって」
G「神戸のときとは、違う職業とかも、やってるんだ?」
A「やっぱり、ややこしいな・・・」
J「前のときには、悲劇的な、別れ別れになったヒロインとも、
この世界では、夫婦になってたり、ってのも、あり、なわけだよね」
SV「・・・あ、じゃ、ダンとアンヌが夫婦、っていう発表記事も・・・?」
Z「平行世界設定、なんでしょうね。
ゲストのリバイバル・ヒロイン達も出る?っぽいけど、
ここでは、元隊員じゃなくても、いいわけです」
A「いいのかな、それで・・・?」
初代「オールド・ファンのお父さん達、怒らないか?」
SV「哀しい別離があったればこそ、覚えてる人達、多いからねえ」
J「あれが、リセットとなると・・・ね?反応が、心配だなあ・・・」
H「あの記事だけ、いきなり読んだら、意味がよくわからないだろうし」
A「平行世界の設定に、ついていけるのかなあ・・・?」
G「あ、すると、アスカと、<ガイア>の我夢(ガム)君も・・・?」
Z「そう。まるで別な生活してる、って事になるみたいですね」
A「ち、ちょっと待ってよ!
それじゃ出演メンバー、みんな、
別にウルトラマンじゃなくっても、よくなっちゃうじゃんか!
それ、やっぱりおかしいよ!ウルトラマンの映画なのに!」
H「ウルトラマンに変身しない、平行隊員メンバー、ってことなの・・・?」
Z「さあ、そこらへんは・・・・?
メビウス君が、ナビゲーター的に、つなぐ予定、みたいだけど・・・」
A「あの、話聞いてるとさ、この設定でやってると、
どうやっても、某SF映画と、似てくるんじゃないかと・・・・?」
H「じゃ、、もしかして・・・?」
初代「やる気かな、あれを?」
G「え、何を?」
A「絶対そうだよ!やるよ!あれ!」
SV「セブンXの、あの手とかも・・・ありか?」
J「大丈夫、かな・・・?やっちゃって」
Z「あ、それと、
オリジナルビデオ版の<平成セブン>の怪獣も、
出てくるみたいですよ・・・」
SV「もういい、何も言うな!余計に混乱してきた・・・」
A「やっやこしや~、やっやこしや~・・・!」
初代「まあ、秋頃にはすべて、はっきりしてるだろうな・・・」
初代「セブンやAファン、平成ファンの反応、はらはらしながら・・・」
A・G「でも、やっぱり、観に行っちゃうだろう、と・・・」
一同「・・・公開、待ってます!!」
以上。
[ビーグル82・ファイル22「夢の揃い踏みは実現するか?」]の続きを読む
- 2008/04/24(木) 21:38:17|
- 特撮
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主水日記。
火曜で、チバテレ「必殺仕事人V 風雲竜虎篇」、
最終回、「主水ひとりぼっち」に、到達。
大奥がらみの、江戸城内潜入、大仕事。
しかし、玉すだれ組から足がつき、一同、散り散りに・・・。
玉すだれと、お玉まで・・・。
あれは当時、ちょっと驚いたな。
さて、次週からは・・・え、「旅人 第三部」?
知らないなあ・・・それって、何なの?
一方、初期「必殺仕事人」は、
「主水は葵の御紋を斬れるのか?」の巻まで、来た。
今回の標的は、
目黒祐樹(後のテレビ東京系「鞍馬天狗」!)扮する、
将軍様の弟、松平姓の侍!
この男が従者2人を引き連れ、江戸を歩くと、
皆、大慌てで、平伏するか、逃げてゆく。
なにしろ、葵の御紋提灯を、かざして悪行の数々・・・。
ひどい奴なのだが、同心達も当然、手が出せない。
主水など、従者の股下を、くぐらされたのだ・・・。
道場破り、大金せびりは朝飯前。
大商人の娘であろうが、花嫁行列であろうが、
通りがかりの女性に、片っ端から手を出して、
いたぶり回し、死に追いやる。
いやあ、まったく、ひどいもんだ・・・。
さらには、勘定奉行の甥っ子まで、
平然と、斬り殺してしまい・・・。
尼僧になっている、実の生みの親が、
御乱行を諌めても、
まるで、聞く耳持たぬ有様。
あまりの傍若無人ぶりに、皆、大迷惑、怒り心頭に・・・。
ついに勘定奉行より、直々に、
老元締に対し、「始末!」の依頼が来る。
当初は、「相手が悪すぎる」とか、
「情に流されるなと言ったのは、元締じゃないか!」と言って、
尻込みしていた、仕事人達も、
ようやく、重い腰を上げて、立つ・・・。
だが、この標的自身、誰かに殺されるのを、待っていたフシも・・・。
主水とのやりとり、ゾクゾクさせられるシーン。
で、唐突にこの回をもって、将棋会館の老元締が、
「尾張へ出掛ける」と言って、後を主水に託して、退場す。
(当時、体調不良、だったそうだね・・・の声)
この辺から、男のハードボイルド路線だった<必殺>が、
予期せぬメンバーチェンジの、頻繁さとともに、
徐々に、変質してゆくのだ・・・。
以上。
- 2008/04/23(水) 23:57:33|
- 時代劇
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参の、日記。
水曜の夜、20時は、
またも、御茶の水。
小川町の一角にある、ミニイベント会場、<スペースneo>。
通称、<neoneo坐>。
かつてのACTミニシアターや、新宿の<月光>スペースを思わせる、
小規模なスペースだが、
貴重、かつ、くつろげる上映会が、時折、行われる。
この夜は、<短編調査団>シリーズ、<万博の巻>。
1970年・大阪万博と、いえば・・・?
あの当時、TVで式典を観ていた人達は、
果たして、何を思い出すのだろうか?
大阪から遠いところに、住んでいて、
所詮ははるかかなたの、よそ事・・・だったか?
あるいは、すぐ近くにすんでいて、
1年かかった、建設工事の、騒音のやかましさや、
土地の立ち退き等で、参らされた事か?
あるいは、人垣の洪水と、
月の石や、アポロの着陸船を観る、行列のものすごさと、
斬新で奇抜な、未来都市イメージの豊かさに、
飲み込まれつつ、素直に感銘を受けたのか?
その頃はちょうど、小学3年位だった。
両親と、新幹線ひかり号で、
初めて大阪にやってきて、
終始、わくわくしていた、小生・・・!
(愛知万博こと、<愛・地球博>の章を、検索されたし・・・著者談)
そして、21世紀の今、
こうして、16ミリフィルム映写で観ているのは、
69・70年に撮影されたという、ピンク色に褪せた、
万博会場、各パビリオン建設現場の、
鉄骨だらけの、貴重な映像・・・。
大きなプレハブの、工程管理事務所、作業員達の群れ・・・。
屋根を地上で組み上げて、持ち上げる装置、
締められるボルト、ナット・・・。
さまざまの工夫を凝らしたデザインと、
おそらくは画期的だった、新工法の数々に・・・圧倒される。
大半が、企業向け記録のせいか、
現場の音声は少なく、
よくわからないところも、あったが。
おそらく、夏は相当暑く、かつ、騒々しかった事だろう。
そして、見る見るうちに、あの懐かしい、
UFO状や、多重塔、広場の屋根、などなどが完成してゆき、
モノレールが走り出し、<動く歩道>が現れてくる。
やがて風船舞う式典、各国コンパ二オンの挨拶、
思い思いの姿で、入り混じる、観客や大使、老若男女・・・!
骨組みの段階を、当時は観ていなかったし、
TVや雑誌で観ていたとしても、忘れているはずなので、
何だか、とても不可思議な感じが、する・・・。
これらを開催期終了後に、
又、み~んな、取り壊したのか・・・と思うと。
いかに大掛かりな、お祭りだったことか・・・!
解体の記録は・・・?いや、もういい・・・。
こうして、ささやかなタイム・トラベルは、終わったのだった。
帰り道、心はほんのひととき、
昭和40年代の、小学生?だった・・・。
以上。
- 2008/04/23(水) 23:55:32|
- インディーズムービー
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錠の、つぶやき。
・・・たった今、BS2で、
「夢を生きた男 ザ・ベーブ」を、観終わった。
少年時代に読んだ、あの伝記物語の、ヒーロー。
まだ、興奮さめやらぬ。
ベーブ・ルース!
あんた、こんなに、豪快な男だったんか・・・!
ひたすら猪突猛進、ダンプ・ガイ。
最後の、最後まで・・・。
大人になって、やっとわかる事って、あるんだよね・・・。
ベーブ・ルース!
あんたは、とことん、むちゃくちゃだ!
かっとばし方も、豪快、かつ悠々。
女性の口説き方も、
下品ギャグさえ、堂々とかっとばし、
仲間の喜ばし方も、
遊びも、酒も、スランプも、豪放磊落。
そして、花道のキメ技も・・・最高!
これで拍手しない奴は、男じゃない。
もう、何も言う事はない。
ただただ、男の花道に、乾杯!!
以上。
- 2008/04/22(火) 23:13:58|
- 劇場用映画
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政の、日記。
日曜、「うた魂!」の合唱イベントが、新宿であったそうだが、
観にいった人、どれくらい、いるんだろうね・・・?
その頃小生は、久々の散髪に行ってたんだが。
もし、予約のいらないイベントだったなら、
気軽に観れて、いいだろうなあ、と。
それと、土曜から公開の<電王&キバ>映画、
トップで、猛ダッシュ!のヒットらしいね・・・。
(いいじゃん、すげ~じゃん!の声、しきり・・・)
去年の早い段階から、準備はしてたんだろうけど、ね?
まだ混んでそうだし、平日は夕方の上映が少ないから、
もう少ししてからに、しようっと。
そっちはともかく。
その日曜夜、小生は御茶ノ水、
KAKADOなる、ミニライブハウスに、居た。
以前、下北沢の<シネマ健康会>で出会った、
<チャンベビ>3人組が、ライブ参加するから、である。
御茶ノ水は、千葉方面からJRの各駅停車で、直通なので、
山手線の向こう側よりは、幾分、行きやすい位置にある。
しかも予約抜きで気軽に、フラッと、寄れる会場。
2500円、1ドリンク付き、プラス、各バンド物販CDありなら、まあまあ安い。
じゃ、行っとこ!となった。
地の利って、大切なのだよ。
このところ、ぱっとしない気分の生活が続いていたので、
一度気分を変えたかった、というのもある。
入ると、丁度チャンベビの歌と演奏が、始まっていた。
軽快なリズム、明るい希望復活の歌。
もやもや気分の転換には、ぴったりのライブだった。
チャンベビ、なんと、NYライブから、先日帰国したんだそうな。
今度のGWには、例の健康会ロケ地、
粟島(あわしま)の島開き行事に、参加の予定。
で、粟島で海釣りする、という歌の新曲も、披露された。
その後、ちょいとイケメンな男性歌手が、
財布を落として、後で拾われていて戻った話や、
板橋区でたぬき(!)を目撃した?話などを、歌にして、
20代前後中心の観客を、軽く笑わせていた。
トリの女性歌手も、音量があって、なかなか上手い。
ゲスト男性演奏者のオーボエ、多分初めて、生で聴いた・・・。
合間トークで、バック演奏のエレクトーン氏、
なぜか、JR山手線各駅の、場内放送チャイム音が、得意・・・!
なかなか、おもしろい。
手拍子も盛んに、終始にぎやかなる、一同であった。
さて、月曜からまた、仕事だぜ・・・!
以上。
- 2008/04/21(月) 00:39:08|
- 音楽
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鉄の、日記。
昼間、阿佐ヶ谷にて、日活ロマン2本、再見。
どっちも以前、亀有名画座で、観たものだった。
1本目、奥手だった女が、どんどん大胆になって、
男がついてゆけなくなる?話。
まあ、定番か。
2本目、不感症の女が、
夫の浮気に悶え苦しむ、力演映画じゃ、
芝居が上手いのはわかるけど、
どうも、盛り上がらんねえ・・・と。
天井と床を、逆にしたらしい、
セット・イメージシーンは、面白いけどな・・・。
夜、東中野レイトにて、
城定秀夫監督「押入れ」(2003)、
(窓越し覗き、犬、蜂蜜の出し方等が面白い)、
および今岡信治監督「彗星まち」(’95)、
(あの夏は暑く、だらだらと、さしたる希望もなく、続いていたなあ・・・と)
ともに、再見・・・。
初見時の頃の、
何を新たに観ても、少なからず抱いていた、
あの何かしら、心ときめくものは・・・・?
最近、そんな心ときめく映画に、
何本、出会えただろうか・・・?と。
感慨。
以上。
- 2008/04/20(日) 01:11:29|
- 劇場用映画
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左門の、日記。
昨日の午後、14時過ぎより、
関東一円は、大雨が続いている。
本日は朝より、ずっと、暴風雨・・・。
しかし、仕事は結構多く、忙しい一日であった。
帰宅後、テレビ東京系「密命~寒月霞斬り」、初回2時間スペシャルを観る。
いきなり、小田原道中からの、
用足し、主人公逐電から始まる発端は、
なかなか愉快で、目を引く。
そして、なぜ逐電したか、という理由と、その後の経過が語られる。
時は元禄、将軍綱吉と、側用人・柳沢吉保の治世。
主君である相良(さがら)藩の若殿様と、
主人公・金杉惣三郎の間の、とある秘密。
これがいかにも、元禄<お犬様>時代らしい訳があって・・・。
更に、惣三郎は、
若殿と江戸詰家老の<密名>により、
ひそかに脱藩、江戸市中へ潜入。
文字書きの固さから、かなくぎ惣三郎、と名乗る。
彼は一介の浪人となって、
幸運にも、とある集団の、手伝い職にありつく。
纏(まとい)を振る、火消し達の後に、
火事場の土地の片付けと、
材木等の、リサイクルを担当する専門職、である。
(その頭の役は・・・元・平将門&大岡越前様!)
火消し?役で、格さん(=左門?)も登場。
<密命>の本来の目的は、
主君の趣味で集めている、書庫所蔵向けの本の移送中に、
何者かに奪われたとおぼしき中に、あるものと見られる、
御禁制の書物(聖書も、ありか?)の行方を、探し出す事。
そんなものが、幕府の手に渡ったら、
藩の一大事になる・・・というわけ。
江戸の家老とは、その娘たる、料亭の女主人を介して、
つなぎを取り、捜索の情報を交換する・・・のだが。
この時代劇、かんじんの<密命>たる書物探しが、
なかなか、始まらない。
江戸へ来て、初めて関わりあう事件は、
さる札差(金融業)の大棚の娘で、
未亡人のお嬢様(あの「家なき子」の・・・!)の、柴犬(!)を探す仕事。
犬は見つかるが、鎖を振り回す男が登場。
やがて、連続放火と、お嬢様誘拐事件が発生、
その犯人を要領よくつきとめ、隠れ家へと、乗り込む・・・。
あれれ、密命方面は一体、どうしたの?
と思っていたら、途中から、
惣三郎を診張って、狙っていた別な人物達が、
彼や江戸家老に、斬りかかって来る。
こちらがどうやら、書物がらみのクチらしい。
そして、彼等刺客の、師匠の呼び名は、<相良の虎>。
一方、主人公のかつての呼び名は、<相良の龍>・・・。
敵の中には、主君藩の分家に居た、かつての道場仲間が居るのか・・・?
殺陣、まあまあ、良い模様、なり。
剣先を初めから、下に向けておいて、
相手をバッ、と斬り上げる、霞斬り。
ちょっと、斬りにくそうだな・・・と。
お嬢様が縛られた、隠れ家の中、
照明を工夫した明暗、キレがかなり良し。
見ごたえは、結構あるようだな。
では次回も、観るとしようか・・・。
以上。
[ビーグル82・ファイル16「極秘の任務は成功するか?」]の続きを読む
- 2008/04/18(金) 19:30:49|
- 時代劇
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急報。
藤田まこと氏が・・・。
検査入院で、食道腫瘍と診断。
「剣客商売」の主役は、
ドラマで田沼意次役(この話では、いい役)の、
平幹二朗氏が代役に、の報。
今日もチバテレで、「仕事人」5話を観た。
回復、待つ・・・。
[<臨時ニュース>]の続きを読む
- 2008/04/16(水) 20:18:31|
- TV
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旅人、覚書。
日曜夜、20時半前より、ポレポレ東中野。
この時期のレイトショーは、
80年代、90年代から、現在にかけての、
ピンク映画監督、デビュー作特集。
日替わりで、2本立て。
亀有名画座や、御茶ノ水・アテネフランセの特集上映で掛かった、
懐かしい作品群で、いっぱいだ。
この夜は、榎本敏郎監督「スローモーション」(‘96)、
および佐藤寿保監督「狂った感覚」(‘85)を、再見す。
「スローモーション」は、
田舎の青年達と、興行にやってきたストリッパーたちの、
出会いと日常生活模様を、
風景画のように淡々と、スケッチしている。
岸加奈子・林由美香ら、当時の売れっ子ピンク女優が、
ごく自然な感じで、ダム湖の前に、そろい踏み。
今となっては・・・・豪華、かも。
「狂った感覚」は、今観ても、強烈・・・!
ひどい目に遭う、伊藤清美のおびえ方が、尋常じゃない。
こわすぎる。ほんとに。
オール新宿ロケ、今や貴重な風景記録に。
歩行者天国を行き交う人々の冬服が、今と大分、違うな・・・。
新宿国際周辺は、あまり変わらんなあ・・・。
シネマアルゴ新宿、いや、ロッポニカ新宿は、
まだ、新宿にっかつ、だったっけなあ?
などど、感慨。
今、あれだけ刺激的に驚かせてくれる、
監督デビュー作が、そうそう、あるだろうか?
現役諸氏、もっと奮起せよ!と。
以上。
[ビーグル82・ファイル15「この街はどこまで変わったか?」]の続きを読む
- 2008/04/15(火) 19:32:56|
- 劇場用映画
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半兵衛の、日記。
日曜、16時半、阿佐ヶ谷を発ち、
新宿経由で、下北沢へ向かう。
17時頃より、下北沢駅近く、ギャラリーGekiへ。
<宍戸留美x小林有子x西泰幸 三人写真展>に立ち寄る。
前日のシネマボカン・イベントで、
案内が出ていたので、立ち寄ってみた。
宍戸という人が司会の、
有料TV番組(京都で放送したらしい)で、
高橋弘監督を招いて、紹介した事があるらしい、
と、聞いていたのだった。
実は,小生、宍戸女史がどういう人なのか、
不覚にも、よく知らないのだった・・・。
白い、小さな展示スペースに入ると、
主催者、各人の知人方面や、ファンらしき人々が、
明るく、にぎにぎしく、語り合っていた。
かなり遠くから、来ている人々も居た。
冷たい雨の日に、ここは、
遅めの小春日和?的雰囲気に、なっていた。
展示された写真群は、フランスや大阪などで、
さまざまな風景とともに、撮影されたもの。
緑色の電飾をバックにした、観覧車の女性写真が、
なかなかに、良いムード、なり。
美しきモデル女性の、表情のアップや、
拡大写真、
落語家の高座など、多数。
撮り慣れている人達の写真は、
女性達の表情が、くっきりと浮き立ち、
さすがに、上手い。
正直、こういう場の人々とは、何を話したらいいのか、
よくわからないままに、いささか戸惑い気味だった、小生・・・。
今回はどうも、こちらが生真面目に、
見えていたかも、しれない・・・と。
とはいえ、この土日で、
関西の今の状況など、いろいろな人に伺えたのは、
まずまず、幸運だった。
軽く周囲に挨拶と、自己紹介のみして、失礼する。
この日は再び、新宿経由にて、
中野方面へと、移動す。
中野周辺にて、TV・映画関係の資料を物色の後、
ポレポレ東中野の、レイトショーへと向かうのだった・・・。
東中野、後に別記。
以上。
- 2008/04/14(月) 21:17:07|
- 日記
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鉄の、日記。
日曜の午後は、あちらこちらと、行ったり来たりだったな。
江戸川渡って、はるばると、
阿佐ヶ谷~下北沢~新宿~中野~東中野、ってな具合。
ま、何とかなったよ。
日曜15時、最初の阿佐ヶ谷は、ぎりぎりセーフ。
例によって、ラピュタ阿佐ヶ谷だ。
日活ロマンポルノ特集、長谷部安春監督、
「戦国ロック 疾風の女」。
大分古いフィルムだったが、結構、やるやる。
山賊?姿の女7人、
戦場で鎧武者達をおちょくっては、
鉄砲など、がめて暮らしてやがる。
頭(かしら)の女が好きな奴、男の山賊大将。
さらってきた姫や、女山賊たちと、
仲間の野郎どもとで、酒池肉林の日々。
今回狙うは、
戦国大名の配下が運ぶ、120丁の、鉄砲。
一同首尾よく、奪ったまでは、よかったが・・・。
次なる作戦までの休憩に、女たちと山賊頭、
南蛮人も出入りする、ふもとの街で、
羽目をはずしたのが、運のつきで・・・。
一部の者は、すってんてんに。爆笑。
やがて彼女達は、鉄砲奪還に来た侍や、忍者達に狙われる。
鉄砲をめぐる、山賊一味の次郎の反逆なども重なり、
次々と、倒されてゆく、女たち・・・。
吊るされたままの拷問、殺し合い・・・。
女優8人出して、脱いでサバイバル戦国アクション、
狙いは、悪くないんだけどな・・・。
何しろ、日活で、脱ぎ専門女優だから、
刀の振り方やアクションが、どうも、大雑把なんだよな。
でも、乗馬は結構、うまいかな・・・と。
後の話は、今度な。
じゃ、又な!
- 2008/04/14(月) 00:48:34|
- 劇場用映画
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ゼルディア、通信。
待ってました!
「リュウケンドー」に続く、
松竹・テレビ愛知系列のアクション・ヒーローズ、
テレビ東京系・土曜朝8時に、ついに登場!です。
その名は・・・「レスキューフォース」!
そう、名前のとおり。
主役チームは近未来の、レスキュー隊なのです。
天災・人災を問わず、災害救助をメインとした、レスキューシステム・チーム。
当然、スーツも・・・オレンジ系統あり、ですよ。
その作業過程で、妨害する、謎の悪人装甲兵団が現れれば、
パンチやキック、ビームや作業用マシンで撃退する、というわけですね。
早速、ビル火災現場や、
人工太陽落下!による灼熱地獄から、
危険状況下に取り残された人々を、
ロープやはしご車、消火車両の冷水機能等やを使って、レスキュー!
じつに、わかりやすいヒーロー・チームですね。
OLに「絶叫マシンとか、平気ですか?」と訊くシーン、
いかにもで、ちょっと吹きました。
なお、エンディングでは、
消火器やAEDの使用訓練を、子供達とやって見せてくれてます。
ここは是非、ご覧くださいね!
その一方、ライダーキバ君は・・・
キバがあの青年とはまだ気づかない、先輩ライダー・イクサに、
怪人だから、と攻撃されて、ダウンしてしまったのでした・・・。
あぶなく、悪いファンガイア怪人氏に、
石で頭をかち割られる!ところでしたよ。フウ。
おかげで、近所のロックンローラー青年に勧められて、始めたベース活動も、
ひじの一時故障で、滞りがちに。
幸いにというか、イクサ兄さんが、手当てしてくれましたが・・・
まだ気づかないんです。イクサが。鈍い・・・。
そのライダーイクサ・システム、
昔、ある女性科学者が、作ったものなのですが。
彼女はファンガイアに殺されてしまって、その娘が、遺志を継ぐのです。
でも、ライダー・システムを管理する、<青空の会>のリーダーは、
成長して、80年代に、母の仇討ちを目指している彼女には、
イクサ・システムを、貸さないのです・・・。
なぜか、例の狼男氏に、与えたのです。
「なぜ私じゃないの?!」と怒るヒロイン。
(でも、今貸すと、暴走して、止まらなくなりそうだし・・・ね?の声)
実は、後でわかったのですが、
システムにまだ不備、改良の必要があって危険なので、
彼が、イクサ・システムの実験的データとりの、役目をしていたのです・・・。
アギトの、G4に近いですね。
で、お姉さんは気晴らしに、例のナンパお父さんと、デート。
大食いレースなど、焼肉大好きの、G3チームを思い出します・・・。
なんでもかんでも、体育系の勢いで、お父さんを振り回しっぱなし。
二人乗りのボートを、レースみたいに、力いっぱい漕いで、
そのまま池へ入って、泳ぎだすデート・シーンって、はじめて見たかも・・・!
ついに、「今のお前は、お前じゃない!」と言われてしまいます。
わかるんですね、やっぱり。泣かせる・・・。
つづく?
本日のゼルディア通信、終わり。
- 2008/04/13(日) 12:04:58|
- 特撮
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さば折り・左門の、日記。
観たいものがなかなか、ちょうどいい日に観れない、もどかしさ。
時間がどうも、思うに任せない中、
これだけは、外せなかった・・・。
週末土曜、夜7時のお楽しみ、
<映像温泉芸社>INシネマボカン。
今回は、関西自主映画界の老舗、
<伊丹映像研究会>の会長にして監督、
高橋弘監督作品の、特集。
題して、<東京ローズ劇場 高橋弘 映像独演会>。
例によって諸事情?により、あまり全容が、具体的に示せないのだが。
すこぶる秀逸なる発想の、
快作が連打されていたことだけは、お伝えしておきたい。
よって、ごく一部のみを、ここに紹介しておく。
「手づくりのSTAR WARS」(’90、再見)
・・・何度見ても、人間メカニック?な動きがおもしろい。
「新・ゴxラの逆襲」(’84)
・・・立場逆転の発想が、成功。
あの兵器は、バルxx・・・?
「糸でんわ」(’06、もしかして再見?)
・・・その瞬間、雄大に。
赤い糸、だったりして。
「小市民男(こいち たみお)の大冒険」(’95)
・・・マナー違反をきわめて地味に、抗議する可笑しさ。
「オオサカCJロックンロール」(’81)
・・・そうそう、あの頃の探偵・刑事ドラマって、こんな感じだよね~。
フィルム画面も衣装も、今より明るめで。
ああいう髪型の女の子も、いなくなったな~。
主役、「探偵物語」よりは、
「太陽にほえろ!」のボギー刑事に、近く見えるな。かっこいいぜ。
作り手が、「だって、ギャグがスキなのよ!」なのが、よくわかる。
突如、時代劇?になるのも、ユーモラス。
招待作品:
石田アキラ監督「トイレの花子」
・・・ミニミニ怪談。
コント調で,かわゆいけれど、
ちょっと、こわい・・・。あけてくれ!
(ハナコス、ではない・・・の声)
「神様のいじわる」(’08)
・・・同年代位の、女性歌手PV。
茶系のコートが可愛く似合う。
冬のくすんだ街中に、明るく、
純粋なる欲望、いや願望を歌う。女心?
ますます意欲的に、活動中の模様、
その元気さが、うらやましくも、ある・・・。
追記:
ラストに、もう1本掛かった。
岡秀樹監督「ひとけたの夏」(‘90)は、
<伊丹市市制施行50周年記念作品>。
暑い中、外を駈けずり回り、
あれこれとふざけ、
おっちゃん達に注意され、
カキ氷屋で食べ、ゲーセンで遊び、
たかが昆虫(?)で争い、出店をさまよい、又仲直りする、
子供達の、ごく普通?の夏休みを、ゆったりスケッチ。
ちょっと大人を垣間見る、どっきりなシーンも・・・?
全編、ただ、それだけなのだが、
動きを止めぬ、やんちゃな悪ガキ共は、
いきいきと、ひたすらに弾んで、動いている。
規程の<枠>を若干はみだした、児童映画ゆえの、活力。
青春期からは、まだまだ遠い、
あの年齢ゆえの、閉じた子供の世界。
小生からも、とうに、遠くなっていった・・・。
以上。
- 2008/04/13(日) 01:42:43|
- インディーズムービー
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政の、つぶやき。
藤田まことさん、体調不良で、
5月の「剣客商売」舞台稽古前まで、休養中とか・・・。
でも、70代で、あれだけ動けて、
あれだけTVや映画で、芝居ができるなんて、やっぱりすごい人だな・・・。
しっかり休んで、体調を戻してくださいね。
こちとら、初期「仕事人」3・4話と、「風雲竜虎篇」終盤、
引き続きチバテレで、拝見中。
初期の第4話、「わしが、最後の仕事人だ!!」叫ぶ丹波哲郎、
できれば元締の中村雁治郎と、真正面から、ぶつかってほしかった・・・!
今週金曜は、2年ぶりの「剣客商売」スペシャルも、観てるぞ~!と。
松方弘樹さん、いよいよ、
枯れた老け役を演じる時期が、来たんだね。
ニセ小杉の辻斬り役・クールな鈴木一真、結構やるな・・・。
父と子の仲って、確かに、つらいもんだよなあ・・・
と、しみじみ。
以前は木曜だった、NHKの金曜時代劇、45分枠が、消えた・・・。
今度は土曜へ移動、「オトコマエ!」から30分枠に。
さて吉と出るか、どうか・・・?
とりあえず、以上。
- 2008/04/11(金) 20:06:02|
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秀の、日記。
又、大雨だよ・・・。
JRの中央線は、変電所火災で止まるし、
まったく、予定が、おかしくなるばかりだな・・・。
ところで。
こんな日でも、シネコンの客席には、
女性3人を含む、15人ほど入っていた。
まず、予告編コーナーを観る。
相変わらずというか、
コンサート妨害、爆弾事件、予告殺人、マラソン妨害、云々・・・。
楽しくない、観ていて痛ましい、
世の中がいやになる、人間不信助長の、芝居のものばかり。
TVニュースで朝から、
いやというほど、見せられている、
痛ましい事件の延長強化ものを、
なぜ劇場で、有料で、不快な思いで、観なきゃならんのだ?
と・・・つぶやきたくもなろう。ぶつぶつ。
知人関係の、関与のあるなしを問わず、
こういう、自分の精神的にきつくなりそうで、
劇場で怒りがこみあげそうな、内容とわかるものに関しては、
近年は一切、積極的に観るのを、やめている・・・。
で、本編では、何を観たか?
あれだよ、あれ・・・。
「ナッシュビル」、
「仁義なき戦い」、
「ジェラシック・パーク」、
「コリン・マッケンジー」、
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」、
「BANBI*BONE」、
「くりいむレモン・旅の終わり」・・・。
それらの映画で、使われた表現法の、
実質的延長上にある、パニック映画、
「クローバーフィールド/HAKAISHA」。
観てしまったのだ。とうとう。
まるで、ホームビデオ撮影そのもの、画面展開だが。
次第にフリージャーナリストの、報道ビデオのごとくに、なってゆく・・・。
かなり、めまぐるしい。
かなりグロいシーンも、多々ある。
入り口の張り紙に、注意書きで、
「観る人によっては、船酔いに似た症状が、
現れる場合がありますので・・・」等のあるのも、
無理はないだろう。
だが、この映画は、
人物達の動きと、画面の勢いに乗せられて、
観客としての気分は、まったく滞ることなく、
引っ張られて、一気に、観てしまったのだ・・・。
とうとう、
リアル表現の究極、末端までに、
劇映画の表現は、到達してしまった・・・。
これが、フェイクであることを、
一時、忘れてしまう程の、臨場感。
<真実>?の映像って、一体何なのだろう、などと、
逆に、考えさせられてしまう・・・。
設定状況が、状況ゆえに、
荒っぽい、下手な撮り方のシーンも、相当に目立つわけだが、
このキャメラの、縦横無尽な動きっぷりは、ただ事ではない。
映画それ自体の、大きな魅力になっている。
と同時に、これは立派な、メロドラマだ・・・。
大スター出演不在でも成立した、という意味では、
ハリウッドの映画製作慣習に、
一つの風穴を、空けた。
かなりグロい、痛いシーンもあるので、
すべての人には、おススメできないが、
映画ファンは必ず、一度は観ておくべし。
相当な、傑作。
とだけ、今は言っとく。
これから観る人のために、これ以上は、書かない。
以上。
[ビーグル82・ファイル9「人類は三途の川を避けられるのか?」]の続きを読む
- 2008/04/10(木) 22:45:03|
- 劇場用映画
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主水日記。
今月は、入学式・始業式・新人就職のシーズン。
街中や、駅前で、
スーツを着始めたばかりと、
すぐわかるいでたちの、初々しき人々が、溢れている。
夕刻。
やれやれ、今日も、
ひと仕事、終わった・・・。
で、今日の帰り道。
夕方5時半ごろ、JR総武線で、
貸し切りらしい、水色ボディーの列車が、
快速の線路を通過するのを、目撃した。
その列車の窓から、垣間見える光景が・・・
なんとも、不思議なものだった。
乗っている乗客が大半、
学生風の,若い人達だったのだが、
男女で大勢いる中に、ゴレンジャーみたいな、
赤や黄色の、マスクやタイツを着用した男女が、何人もいた。
で、わいわいやりながら、
楽しそうに、話している模様なのだ・・・。
赤っぽい、はっぴみたいな上着を、着ている男女もいた。
な、何だ、あれはッ?!
映像温泉芸社か?!ミナミユー組か?
あ、そういえば、
新入生歓迎コンパの、シーズンだったな・・・。
部活合宿にでも、行く途中なのかな・・・?と。
あっという間だったので、
参考フォトすら、無いのだが。
一体あれは、何の集まりだったんだ?
わっからん!
誰か、教えてくれえ~!
以上。
- 2008/04/09(水) 20:29:36|
- 日記
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代表代行、です。
当ブログの代表者は、
昨日は地元市内の、トラック荷崩れによる、広範囲の交通混乱、
又、本日は、関東一帯の暴風雨による、
折りたたみ傘の破損、電車ダイヤの乱れ、その他により、
連日、屋外での通勤・往来に、かなり、難儀いたしておりました。
よって、本日は、
代表者いわく、
「行き帰りだけで、手一杯だった・・・」
「とても、映画どころでは、なかった・・・」
と、いう状況でありました。
あしからず、ご了承ください。
以上です。
[ビーグル82・ファイル7「荒れ模様!県境の川を渡れるか?」]の続きを読む
- 2008/04/08(火) 23:42:52|
- 日記
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また、急報。
川内康範氏、死去・・・。
世間的には今、
「月光仮面」(小生のリアルタイムは、70年代版のカラーアニメと、月刊誌漫画だった)の原作者、
そして、森進一の、「おふくろさん」封印騒動の、作詞家。
映画ファン的には、
小林旭の日活アクション「南国土佐を後にして」
(歌はペギー葉山、後のウルトラの母役)や、
渡哲也主演・鈴木清順監督のミュージカル・アクション、
「東京流れ者」
(なぜOLはオバQ読んで笑ってる?あの木のシーンは何?)
・・・などの、脚本家。
また、TV特撮ドラマ的には、
東宝の「愛の戦士レインボーマン」
(死ね死ね団!油撒く悪女が、恐かった)、
「ダイヤモンド・アイ」(牛頭人!悩む女幹部!)、
東映の「コンドールマン」
(悪人・ゼニクレージーの、ぎらぎら衣装!ゴミ戦争の博士!)、
・・・などの、原作者。
偽札事件とか、人間爆弾とか、
戦後日本社会の、平和な生活を脅かす奴らが、ひどい悪人!
という色彩が、すごく強かったので、
大半があんまり、楽しくなかった気がする・・・。
あの辺の悪役設定に、原作者の本音が相当、込められていた気がする。
子供心にも、今で言うトラウマ、だったな・・・。
未見だが、澤田幸弘監督の実写版「月光仮面」は、
あまり、評判がよくなかったそうな・・・。
「ウルトラマン」・「仮面ライダー」両シリーズの変遷を経て、
見る目が<進化>していた我々には、
80年代にはもう、白タイツにマフラーの「月光仮面」は、時代遅れの感があった。
割と近年、テレビ東京系で、
月光仮面と悪玉・サタンの爪を、ちびっ子風キャラにした、アニメをやっていたが、
もはや、小生世代にとっての、勇ましいヒーローたる「月光仮面」では、なかった・・・。
大人が大人の悪を裁き正す、「月光仮面」はそういうヒーローであるべき。
でも、あれはやはり、70年代までのヒーロー・イメージだったのだ・・・と、痛感した。
享年、88歳。
合掌。
- 2008/04/07(月) 23:26:57|
- 特撮
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急報。
ハリウッドの巨星、チャールトン・ヘストン、5日に逝去の報。
1950年代からごく最近まで、相当数の大作・話題作に出演。
「十戒」、と「ベン・ハー」の二大超大作に、堂々と出演したことだけでも、
世界中の映画ファンの記憶に、留められることだろう。
「猿の惑星」「続・猿の惑星」や新版「猿の惑星」(2001年)、
「エアポート’75」「パニック・イン・スタジアム」などのパニック映画など。
日本でも70年代は、TVの洋画放映枠の、王者。
そういう印象が、とても強い。
「オメガマン」は、未見だが・・・。
作品や表現等により、賛否はあるだろうが、こうした往年の作品は、
やっぱり時々、地上波やBSのTVでも、流すべきだと思う。
あれで、何がしかの感銘が、
少年・青年時代の僕ら世代の心に、残っているのだから・・・。
もっとも、「ボウリング・フォー・コロンバイン」では、
全米ライフル協会の支持派ゆえに、
クリントンやマイケル・ムーア監督と、実質対立してしまったり、
また、「クライシス2050」「トゥルーライズ」「アルマゲドン」のような、
トンデモない大作にも、出てしまったものだが・・・。
良くも悪くも、やることが大きな人、だったんだろうなあ・・・と。
享年84歳。
合掌。
以上。
- 2008/04/06(日) 19:01:59|
- 劇場用映画
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弐の、日記。
土曜夜、21時10分より、
渋谷ユーロスペース(現在の新館)、レイトショー。
女性監督による短編映画の、最近作特集上映、
<桃まつりpresents 真夜中の宴 弐の宴>。
ほぼ、満員。
当然ながら、女性客比率が高い。
この夜、和服の司会は、
「きつね大回転」なる作品の、出演女優。
なぜか、上映前に、落語家の一席付き。
どうやら、円楽師匠のお弟子さんらしい。
楽屋が大勢、客が1人のときの、高座の苦労話?を、まくらに、爆笑を誘う。
心中でだましあい、の例の噺、
さすがに、流暢な語り口。
短編作品群自体は、
悪く言えば、全般的におとなしい印象のものが続き、
みんな、もうちょっといきいきと、
人物や画面動かして、弾けてよ!
といった不満も、多々あるのだが・・・。
よく言えば技量安定、
音声も画面もドラマも、はっきりとしていて、
概ね安心して、眺めていられる仕上がりなり。
冬の夜、スポーツクラブの外で起きた変事に、
2人の男が違う反応を見せる、
大野敦子監督・「感じぬ渇きと」('08)。
明らかに、東京の市街地の真ん中で、
油揚げや肉を使った、奇妙な狐狩り作戦が始まる、
片桐絵梨子監督・「きつね大回転」('08)。
母親の葬儀で、娘の姉妹が、知人の男性と再会、
亡き母と、家を捨てたらしい父への思いを、
姉妹が静かに語り合う、
木村有理子監督・「daughters」('07)。
働く父と小学生の息子、
ある日、息子が事故に倒れ、
父親のもとに、何者かの抗議と、無言電話が来始める、
竹本直美監督・「あしたのむこうがわ」('08)。
臨海公園で、少女と男性が、なんとなく出会って、
しばし、<愛の持続性>について対話する、
深雪監督・「希望」('08)。
・・・の5本とも、大体、そういう印象、だった。
あまり表現上の飛躍は、無いけれども、
どれもささやかな、ちょっといい話、というもので。
以前、<ドロップシネマパーティー>にも、
<狐の嫁入り>を扱った作品があったが、
この<桃まつり>にも1本、狐モノが、あった。
それが、「きつね大回転」。
5本中では、多少、いいかな・・・と。
人を化かすきつねと、きつね狩り男女のやりとりを、
都市部の真ん中に持ってくる着想は、なかなかにユーモラス。
だが、そこから先の表現が、淡いのだ・・・。
きつね役?が幽玄で、ちょっといいだけに、もったいない。
(・・・って、前のやつも、そうだったんだけど・・・の声)
エスカレーターや、血糊の出るシーンは、一瞬、どきっとした。
泥団子や、料理の景など、
<あちらとこちら>の行き来を示すあたりは、ちょいと、くすぐられる。
周囲でも、ウケていた。
やりようによっては、もっと面白くなりそうな、題材ではある・・・と。
ラスト1本の、「希望」にからめて、若干補足。
テーマとしては、「愛ってほんとに、永遠なの?」
「女性をずっと愛して、いられるものなの?」という、
少女の素朴な疑問に、
結婚前の男性が、彼なりに答える話なのだが。
その質問をもし、「永遠に映画を、好きでいられるの?」
「あなたは本当にずっと映画を、楽しんで観続けていられるの?」
というものに、置き換えたとしたならば・・・
「比重や好みや、感銘の度合いは、
観始めた昔とは変わってきてるけれど、
それでも多分、やっぱりずっと、観続けるだろうな・・・」
と、答えておく。
それだけは、いまだに以前と、変わらないようで。
以上。
- 2008/04/06(日) 02:00:49|
- インディーズムービー
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秀の、日記。
土曜朝、総武中央線が信号故障で一時ストップ、
午前中の出勤時からやむなく迂回、
もう、予定がずれまくってしまった・・・。
中央快速線も含め、午後までダイヤが乱れ、振り回された。
午後の行き先は、いろいろ考えた末、
ラピュタ阿佐ヶ谷に、決めた。
東映動画特集が、この日で最終日なのだ。
すべり込み、セーフ!で、
3プログラム、2700円券。
計4本、どうにか観れた・・・。
常時、20人前後の、入場。
「グリム童話 金の鳥」('87)は、
東映まんがまつりの、名作童話路線で、
現時点では最後の、劇場用ファンタジー・アニメ。
傍線や円形の使用法が、80年代アニメらしい、描きよう。
色彩も、明るめ。
魔女が歌い踊るミュージカル・シーンが、楽しい。
大量生産、円錐形の鉄人兵団が、
安定感がなく、すぐコケるのが、かわゆい。
お姫様が気が強く、はっきりと自己主張するのも、あの時代からなのか?
「魔犬ライナー 0011変身せよ!」('72)は、
未来都市になった、富士山麓が舞台。
軟体生物型の、不気味な姿で、科学者宅ににじり寄り、
地球侵略と、破壊活動計画を強行する、悪役宇宙人達。
漢字で一言、<死>!と宣言するなんざ、まったく不敵だ。
勇ましい、主役少年を支えるのは、
宇宙人のせいで林ごと焼け死んだはずの、野良犬母子。
科学者である父が、脳を残して、犬達をサイボーグ化したのである。
しかも、人の乗れる宇宙ジェット戦闘機に、変形・合体できるのだ。
だが父も、宇宙人に襲われ、瀕死に・・・。
70年代、既にスペース・シャトルの立案があったことに、驚く。
近未来SFとしての設定は、結構、細かく出来ていて、感心する。
でも、敵怪物群が明白に、
クワガタ・エスカルゴ・ダニ(!)等の、わかりやすいデザインなのは、
ちょっと笑える・・・。
変形自由な末っ子犬が、ちらっと、笑いを誘う。
イメージ的に、「ガッチャマン」や「キャシャーン」、
「テッカマン」等に近い、SFアクション。
「きかんしゃやえもん D51の大冒険」('74)は、
実写の機関車フィルムに、アニメシーンがつながれている。
70年代の魔女っ子TV漫画のような、
かなりベタな、擬人化キャラのオンパレードで、
少々、つらかったが。
やえもんを追う子供とねずみ達が、歌いながら川を渡る景は、ちょっと笑える・・・。
ギャング風のレイル・ジャック犯が、
乗り放題が夢で切符泥棒とは、大胆なのか、せこいのか・・・。
制作されたSLブームの頃には、最新型だった、だんごッ鼻のひかり号も、
今や、かつてのD51同様に、引退の季節・・・。時代を感じる。
「龍の子太郎」('79)は・・・
大食い、怪力の少年が、
母をたずねて、農村を旅する物語。
ほとんど、稲作奨励映画、だった。
道中がめつい、どケチばあ様に、
ぎゃふん!といわせるシーン、
ざまあみろい!と、爆笑してしまった。
天狗が未成年の太郎に、お酒を飲ませたり、
太郎が逆立ちで、フルXン丸出しだったり、
オールヌードが、必然性はあるとはいえ、出てきたり・・・。
ある意味大胆すぎる、文部省特選、国際児童年記念制作映画。
そして、上映終了後ただちに、
渋谷へと、向かうのだった。
以上。
- 2008/04/06(日) 01:59:35|
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政の、日記。
今週は、花粉症がピークのため、
咳とくしゃみが多くなり、ちとつらかった・・・。
今頃は、渋谷の<ドロップシネマパーティー>、最終回で、
例によってパラパラと?盛り上がってることだろうなあ・・・。
そんな体調を押して、新文芸坐で観たのは・・・
木曜の、「ワルボロ」。
監督トークは、逃したくなかったのだ。
そうか、助監督が長くて、
「ビーバップハイスクール」とかやってたんだ・・・。
納得。
観てみるとまさに、あれの延長上だもんなあ。
「ワルボロ」って。
舞台設定は、80年頃の立川周辺で、
ロケ地が、静岡じゃなくて高崎なんだけど、
アーケードの上を逃げ回るシーンとか、
まったく、「ビーバップ・・・」そっくり。
ある日、ひょんなきっかけから、
典型的ガリ勉だった主人公の、
ケンカ学ラン男としての人生が、始まってしまう。
以後はひたすら、番長グループ同士の、
ケンカ、ケンカ、またケンカ・・・!
解説不要の、若さと勢い、はじけるアクション。
敵も味方も、とても中坊(!)とは思えん、ど迫力。
勢力拡大あり、逃げ回りあり、
痛いボコボコやられあり、
リベンジあり、タイマンあり・・・。
番長組、相互抗争の、フルコース。
(若いうちだけだけどな、こういうのって・・・の声も、あり)
子供の列のシーンには、大笑い。
駄目パパと、息子のシーンには、ほろり。
高笑いしながら、主人公にとんでもないプレゼントを渡し、
「逃げれると思うなよ・・・」と釘をさす、親戚役・仲村トオルは、
イキイキするほどに、よりこわくなる。
ビーバップ・あぶない刑事・Vシネを経験した男の、あなどれぬ迫力。
それとこの映画、今、お江戸で評判の小町娘、
ガッキーこと新垣結衣の、実質デビュー作だそうで。
「みんな、何かから逃げてる」「あたしは出てゆく」「中途半端は、キライ!」と、
結構現実的で、厳しいヒロイン。
「今ならまだ・・・」といわれりゃ、
そりゃ、ち~とばかり、心も揺らぐだろうが。
大きく舵を、振り切るまでが、男はひと悩み。
あっぱれ、すごいぞ、松田翔太&仲間達。
これぞ男の、決断だ!
(「探偵物語」のおやっさんと、同じ事を、言ったんだね・・・!の声)
最後の最後まで、目が離せない、一大青春活劇。
シーナ&ロケッツの音楽も、その勢いを、倍化してる。
やっぱり、観といて、よかった。
理屈はいい、とにかく観ろ!と言いたい・・・。
以上。
[ビーグル82・ファイル2「学ラン達は仲間と走りきれるか?」]の続きを読む
- 2008/04/04(金) 21:51:21|
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帰ってきたゼルディア、通信。
え~と、昨日の水曜から、珍しいCG特撮ドラマが、始まりました。
テレビ東京系で、三池祟史監督が始めた・・・「ケータイ捜査官7」。
初回は、1時間スペシャルで、スタートです。
で、ヒーローたる主役は、携帯。
・・・いえ、「ケータイ刑事」シリーズの女子高生、ではありません。
ライダー555やガオレンジャーみたいに、
ケータイで変身するヒーロー、でもありません。
ケータイそれ自体が、捜査官・・・なんです。
人工知能を持っていて、手足も生える、
自分でしゃべれる、携帯、なのです。
人間の秘密捜査官と、漫才のごとく対話しつつ、事件を追っている。
プログラム変更の妙技でもって、コンピュータを悪用したサイバーテロを防止し、
バディ(相棒、ですね)の人間捜査官とともに、名コンビで、
サイバーテロ犯を追い詰めて、対処する、というわけで。
処理プログラムが作動するまでに、最低5秒かかるので、
その間は、人間が犯人から守ってやらなくてはならない。
当然、犯人と、つかみあいの大喧嘩、です・・・。
ケータイ7君とバディは、
CSIやアサシン、CIA等のアメリカン・ドラマ流とおぼしき、
秘密捜査組織に入っている。
上官が知的でクールなお姉さん、
同僚もお色気?姉さん、というのが、いかにもなメンバーで。
よく見れば、クールで口の悪い男性メンバーが、ライダーナイト氏。
前半は、中年男性メンバー(津田寛治)が、バディなのですが・・・。
この人、途中で、悪人側の操る工事用機械にどつき回されて負傷、ダウン。
で、偶然その場に居合わせた、男子高校生・ケイタ君が、
臨時に、2代目バディを継ぐ展開になるのです。
学校では空気のように、存在感が薄い、といわれているケイタ君。
彼を呼び止める、女子高生のでかすぎる声に、つい笑ってしまいます・・・。
気弱で、状況にすぐ動転する、ちょっと頼りない感じだけど、
いざとなると、勇気と度胸は、百倍化。
そこを買われた模様、です。
電王君といい、キバ君といい、
最近はこういう男子が、主人公の流行り、なんでしょうか・・・?
さらには、敵方にも、
<7>と同類らしき、黒いケータイロボが、
アドバイザーで、付いている模様。
しかも、サイバー・テロを行なうプレーヤーの、対応が下手だと、
「お前、圏外!」と宣言して、逃げてしまう冷酷さ・・・ひでえ~。
バイプレーヤとして、警察サイドのサイバー捜査員刑事コンビも登場。
この人達が現れると、「太陽にほえろ!」を意識したとおぼしき、スローBGMが流れる。
それもそのはず、先輩刑事役は、テキサス刑事!ですから。
というわけで、ユニークな犯罪捜査官達が、登場してきました。
なりをでかくして、兵器メカを拡大強化するばかりが、
特撮ヒーローじゃない!という、好例。
逆に小さく、ハンディにするとは、
なかなか面白い、アイデアですよね?
さて、悪玉側の、黒いケータイのバックには、
どんな奴が、居るのでしょうか・・・?
毎週水曜、夜7時台。
このドラマ、今後にちょっと、期待あり、ですよ。
新しい、「トランスフォーマー」に、なるかも?と。
毎回、事件ごとの展開次第で、
いろいろ、話をふくらませられそうですね。
本日のゼルディア通信、終わり。
[ビーグル82・ファイル1「小さな巨人は変身するか?」]の続きを読む
- 2008/04/03(木) 23:23:26|
- 特撮
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