竜の、つぶやき。
昨日、3月19日は、
「ルパン3世」の声で主役の、俳優・山田康雄氏の、命日。
時に、1995(平成7)年。
1月の関西・淡路の大震災に続き、
あの痛ましい、地下鉄サリン事件のニュースと前後して報じられ、驚いた・・・。
2代目ルパン役・栗田貫一氏が、「全身全霊で演じる!」との決意の旨を、
各誌が報じ、より一層、感極まったものだった。
あの、日本混迷の年からもう、13年経つのか・・・。
世の中で、あの頃のいろんな事の影響が、いまだに、ひきずられているのだろう・・・。
今の世の中、あれ以前よりも、空気が閉塞し、
大分窮屈になっている、そんな気もするのだ・・・。
そして、
又一人、20世紀の偉人が、逝ったニュースが・・・。
SF作家、アーサー・C・クラーク。90歳。
スリランカ住まいとは、知らなかった。
中学・高校時代、いっぱしのSF読者期をかじった者ならば、
その名前を知らぬものは、まず居なかった。
当時の小生は、読みにくい長編小説よりも、
手軽に読める、筒井康隆や豊田有恒、
かんべむさし他の短編のほうが、好みだったが。
小生にとっては、
何が何だか、まったくわけのわからなかった、
映画「2001年宇宙の旅」(当時はみんなそうだった・・・の声。注1)よりも、
「幼年期の終わり」の人、だった。
一般的日本人に特有の、<滅びの美学>に、
触れるところも大きい、泣かせる小説だった・・・。
巨星、墜つ。
合掌。
[剣客人マリ・6「俺ァ、ルパンだぜ!」]の続きを読む
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- 2008/03/20(木) 16:49:11|
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