旅人、覚書。
早朝、能登半島でまたも余震、輪島が震度5、のニュース。
しかも、設置されたばかりの、緊急地震速報が、
震度4以下との予測で、発動しなかったそうな・・・。
いったい、何のために設置したのだ?
昼まで半日、仕事。
午後、京橋のフィルムセンター。
長年にわたり、劇場で再度観たかった、
東宝モノクロ映画「長谷川・ロッパの男の花道」を、観る。
江戸期歴史ギャグ漫画「風雲児たち」にも、
<あやしい逸話>として出てくる、
おなじみの、関西歌舞伎役者と蘭方医の話を、
当時の2大スター、
踊り舞台の名人・長谷川一夫と、
コメディ一座座長・古川ロッパを看板に、撮った時代劇。
東海道中、名物の絶景、富士山を眺める旅人達。
だが、関西から念願の江戸進出興行に向かっていた、
歌舞伎役者(長谷川一夫)一人は、
道中で目を悪くしており、何も見えなくなっていた・・・。
それに気づき、慌てて、医者を探す座長一行と、宿の主達。
困り果てた座長一同を救ったのは、
眼科手術の腕を持った、ロッパの医者と、その助手(渡辺篤)だった・・・。
江戸に着いてからは、中村座で初興行が、大当たり。
その頃、江戸の長屋に戻ったものの、生活に窮し始めていた医師は、
友人の医師の紹介で、さる殿様の元へと再就職。
だが、宴会の席上で、医師は行きがかり上、
殿様ととんでもない約束をしてしまい、
宴席で切腹?のピンチに陥る・・・!
お腹の大きい、太っ腹すぎて変な挨拶になるロッパの医師、
その頑固な癖を心得ていて、手術実行に誘導する助手に、笑う。
アノネ、おっさん、わしゃ、かなわんよ、のあの人も、ワンシーン登場。
長谷川一夫の踊りが、さすがに、優雅。
突発的事態に、救済賛成!反対!で割れて荒れる、
中村座の大衆客席シーンが、結構すごい・・・。
本編が終わると、場内はたちまち、拍手の渦になった。
客席は、やはりというか、
男女ともに中高年・高齢者層が、圧倒的に多かった。
若干、PCサプライの買い物をした後、移動。
その夜、18時50分ごろより・・・
やっと、本年度最初の、自主映画鑑賞が、かなった・・・!
その報告は、次号にて。
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- 2008/01/26(土) 23:37:39|
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