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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

ビーグル75・球威名王子

竜の、つぶやき。


スポーツが、もともと苦手、というのもあるが。
イケメンプレーヤー、満載!の「テニスの王子様」を、
実は本放送では、まったく、観たことがなかった。
(そりゃ、男だから・・・の声)

で、劇場版「二人のサムライ」を、
BS2で今日、初めて観て、仰天!している・・・。
食わず嫌いせずに、とりあえず、観てみるもんだなあ。
こんなに、ど派手な、アニメだったとは・・・。

豪華客船上、テニス部一同が、
とんだ八百長試合に、巻き込まれる中で、
生き別れの兄弟再会で、因縁のテニス対決が・・・
という、割と定番なお話だが。

まず、レギュラーらしき男子中学生(!)達が、今回主役の青年を除くと、
いずれもスラッとしていて、どう見ても、高校生位に見える。
しかも、招待試合の相手は、外国のテニス部の、高校生達なのだ!
それで、あれだけ引き伸ばして、ねばれるって・・・すげえ。

やがて、一人の熱血選手が、闘志に<燃える>!あたりから、
急速に描写が、オーバー・パワーアップ。
赤胴鈴乃助の真空斬り(注1)と、ドラゴンボールZと、
バビル2世に、タイタニック・・・
まるで全部、合わせた様な、表現の大胆さ。
(ミスター味っ子(注2)も、浮かんだ・・・の声)

魔球?テニスサーブの描写に、炎に燃える肉体、
トルネード、宇宙、地球、大津波、
沈没しかけてても、まだ、テニスを・・・って、ありえねえよ!
すげえよ、すげえ!
これもう、普通の船上テニスじゃねえよ・・・。
漫画ならではの表現を、アニメの活力に、生かしきっっている。

あなどれんなあ、王子様メンバーズ。見事に、やられたぜ。
直属部下の、異様に少ない?悪ボス、
横柄なコックといい、ちと人材に恵まれず、間抜けだったね・・・。

まあ、おいしいところは、ライバル役の兄貴プレーヤーが、しっかり持っていったな・・・。
小林旭の日活アクション映画でいえば、宍戸錠の出番、ってとこだな。


2本目「跡部からの贈り物」では、一転、
テニス界盛り上げ?で、ありとあらゆるイベントを並べて、次々に見せる。
軽いギャグだらけの、学園祭大会。

サッカーにコンサート、フィーリングカップル(注3)に、障害物競争。
台詞中に「行ってよし!」(注4)「させるかあ!」(注5)が出たり。
徹底した、バラエティ志向。
能天気な馬鹿馬鹿しさに、いきなり脱力しつつも、
実は、ちと笑う。

見も知らぬレギュラー達で、会場内はいっぱいだが、
基本は「有閑倶楽部」(注6)みたいなドタバタ・ギャグなので、
原作やアニメのファンは、キャラ設定を十分、心得てるんだろうなあ、
と察しつつ、気楽に、笑う。

主催者の中学生(しつこいが、ほんまに、中学生なのか?の声・・・)は、
中川(注7)や面堂(注8)らの、遠からぬ末裔?と見た。

いかにも、自画自賛な、ちょいクールな奴で、
メディア対応にも、慣れてるみたいだが。
テニス仲間には思いやりがあって、結構、いいやつなんだなあ・・・。
あれこそが、理想的リーダーの鏡、ってやつなんだろうな・・・。


以上。 [ビーグル75・球威名王子]の続きを読む
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  1. 2008/01/21(月) 23:08:17|
  2. 劇場用映画
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