秀の、つぶやき。
時間が空いたので、シネコンで観てみた、「陰日向に咲く」。
そんなに期待は、していなかったのだが、
思っていたよりは、まあ、良かったかな・・・と。
例によって、原作をいっさい読まずに、いきなり鑑賞。
A・浅草篇、20代借金男と、女性漫才師の娘の物語
B・新宿篇、家を出たサラリーマンと、ホームレス中年男の物語
C・秋葉原篇、がけっぷちアイドルと、ファン達の物語
・・・の、概ね3つのラインの話が、
比較的にわかりやすい群像劇として、時折交差しつつ、
さだまさし原作映画のごとくにゆるゆると、同時進行する。
といっても、Cのみ独自性が強いためか、
A・Bとはほとんど、交わっていないのだが。
後の2ラインは、徐々に・・・。
未見の人のために、あえて細かくは、書かないでおく。
一見バラバラの事象が、次第にひとつの流れに収斂してゆく構成は、
「グランドホテル」、「人間の証明」、「有頂天ホテル」など、数多く見かけるが。
「陰日向に咲く」は、その収斂に向けてのつなぎ方が、
かなり、ゆるいのが、難点かもしれない・・・。
部分部分は、いい具合に、余韻と味わいがあるのだが。
キャラクターとして、ピカイチなのは、
まず、宮崎あおいの2役。
特に、舞台上のほうが。
目いっぱい、光っている。
次が、モーゼ。
何ともとらえどころのない、飄々とした、調子よさ。
ジョークはそんなに笑えないが、油断大敵。
まったく、調子のいい、じいさんだな・・・。
ぬっと立ってる、サラリーマン氏との対比が、いい。
3番目が・・・ドロ子。
TVでは、結構よくある設定だし、
いってみればキートン・チャップリン時代よりの、伝統芸だが。
女性で、これは・・・つらい状況かも・・・。
でもちょっと、笑える。
これぞ、女優適性。
4人目が、ほとんど声のみで出演の、謎の人物!
これまた、味わい深き存在。
実はちゃんと、いるのだが・・・。
5人目が、ファン心理丸出しの、ネットカフェ店員。
ちとオーバー・アクションだが、いいやつだ。
そりゃ、あの入りじゃ、いたたまれんだろうなあ・・・。
サポート作戦としては、まあ、多分当たってるんじゃない?と。
初恋、か・・・遠い日の花火だな・・・。
一方、<困ったちゃん>ブービー賞は、相方の芸人男性・・・。
自分で、相手の芸人魂に火をつけといて、
そりゃ、ないだろ~!と。
想いのすれ違いとは、ままならぬものよ・・・。
そして、栄えある?ビリ・キャラは・・・
当然というか・・・あの・・・借金男。
こういう、意志力の無い人は・・・。
あまり、係わり合いには、なりたくない気がする・・・。
それでも、こうやって、気にかけてくれる人達のいる事を、
もっと、感謝して、しっかり生きましょう。
映画としては、今ひとつだったけど、
まあ、いい話だったな。
観といて、よかった。
以上。
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- 2008/01/31(木) 23:28:17|
- 劇場用映画
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印玄の、日記。
帰宅時に、TVのニュースで、
中国製冷凍ギョーザ、その他の、中毒騒ぎを知った・・・。
雄山・山岡の「美味しんぼ」親子もカンカンの、とんでもない、事件。
これは大変だ、
悪いが今、映画どころじゃない・・・!
大急ぎで、新聞・TV・ネットの報道記事を確認、
出ている回収対象リストに従い、
冷蔵庫の、冷凍食品の表示や中身を、
オール・チェックする・・・。
幸いにして、該当するような品は、
今のところ、こちらには、ない模様。
やれやれ。
俺もギョーザ、結構、好きなんだけどな・・・。
いやなもんだね、どうも。
みんな、確認してるのかな?
本日分は、映画記事は臨時休み、とする。
以上。
- 2008/01/30(水) 23:49:28|
- 日記
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参の、つぶやき。
日曜夜19時より、下北沢駅横、ギャラリィトウキョウジョウ。
以前、<シネマ健康会>の上映会が行われた、屋根裏ミニミニホールである。
さて、この日は・・・
<AZ127便>なる、ミニミニ・プロジェクター上映イベント。
20代・30代男女が、20数人位、客席に集まっている。
謎の自主映画監督・AZ da go go(自称)氏と、
綿貫 仁・遠山奈那子・浦本正純監督をゲストに、
昼の部から行われていた、自主短編上映の、夜の部。
8本ほど、1分から15分程度までの、短編集上映。
合間に、制作団体のロゴになっている、猫の映像を交えた、
珍妙なるCMタイムが、頻繁に入る。
う~ん、おもしろいには、おもしろいんだけどねえ・・・。
印象のやや薄い作品が多いのは、否めない。
アパートの風呂で、ゲイ青年と両刀使い男と女性の、
三角ぶつかり実写をする「フカイ」。
青年は恥じらい、男は平然、女はカンカン・・・当然だろう。
ああいう緊張感は、観ていて、いささか苦手なのだが・・・。
孤独に悩む都会人の寂しさを描いている「深海」とか、
オールCGで、ミサイル戦争で全滅寸前の街での、カップル最後の恋愛、とか・・・
短いながらも、ちょっとの間、たしかに哀感を受け取れるし。
いや、丁寧でカラフルなCG処理は、すばらしいんだ。
航空会社のフライト便風OP・エンディングの絵などは、
黄色と青の組み合わせが、いい感じだし。
TVだとやりにくそうな事を、
いろいろ、意欲的にやってるのは、わかるんだけど・・・ね。
短編が、どれもこれも、
つるつる、すべすべと、薄味のまま、
唐突にあっさりと、終わってしまう印象。
つかみそこねた、どじょうみたいに、
つるり、と逃げられてる感じが、する。
とっかかりになりそうな、溜めとか、
コクが、あまり無いんだな・・・。
合間に、ライト・スナックのごとく入る、
制作団体PRや、CMタイムのほうが、
軽いジョーク風に楽しめたのは、小生だけではないはず。
あそこらは、周囲の反応も、なかなか良かった。
文句無しに、面白いのは・・・
男女キャラ、ありがちな痴話喧嘩を、TVゲーム画面と化して、
静止画に近い、スローモーション・アニメ式で映して、
キャラクタ-2名とレフェリーに、オーバーアクトさせて、
ぐいぐい引っ張っている、
「愛だの、恋だの・・・」だろう。
これぞ、アイデア勝ち。
あの眼鏡のレフェリーの人、ちょっと、いいな・・・と。
まあ、ところどころで軽く笑えるし、
自主共同上映会の雰囲気としては、
まずまず理想的で、決して悪くは無いんだけれども。
作品群については、
<次回は、もうちょっと、がんばりましょう>、位だったかな・・・と。
とはいえ、
休日の終わりには、あまりギタギタしたものよりは、
こういう、肩のこらない、落ち着ける会が、ふさわしいかもしれない。
ここから今後、何が生まれ、はぐくまれてくるのか?
と、やはり楽しみでは、ある。
以上。
- 2008/01/29(火) 23:18:15|
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竜の、ぼやき。
日曜、午後。
ただでさえ、いろいろな映画イベントが時間的に重なり、選ぶのに苦労した。
更にこの日は、総武線や京王線のダイヤが、一時、若干乱れた。
そのため、映画はしごルート案を、
急遽、大幅に、変更せざるを得なかった・・・。
かくて、下北沢ではトリウッドにて、しばし過ごす事となる。
<坂本友介アニメーション全集>・Aプログラム。
去年の水戸短編映画祭で、
大きなタンポポが少女の姉で、部屋で絵画を描く、という作品、
「蒲公英の姉」を出した監督の、
高校時代から現在に至るまで、
2002~2006年度の、人形&造形アニメ作品集。
「息子の部屋」、「歯男」、「焼魚の唄」、
「カレンダー」、「マーチングマーチ」、「父の話」、
および「電信柱のお母さん」を観る。
典型的自主制作映画の常だが、
アパートの部屋とか、狭い空間が、奇妙なキャラクター達とセットで出てくる。
照明は、全体に薄暗く、陰のある世界が映される。
やや皮肉で、ブラックな、
ちょっとばかりグロい世界が、見えてくる・・・。
人物に相当す人形キャラたちも、ユーモラスな造形と同時に、
どこかうすっ気味悪い印象を、背負っている。
ヨーロッパで鬼太郎を描いた?ような、妙に味わいのある者が、多い。
「息子の部屋」の、剣を振る緑色の仏像神、おびえるサラリーマン。
「マーチングマーチ」の、陰りある、ミュージカル・ダンサー。
「歯男」の主役など、造形がシュールで、
テーブルのごとく、足元に安定感があり、
おそらく、コマ撮りし易いだろう。
かつ、歯医者の近所来訪に、おびえる様などが人間くさく、
<ぬりかべ>あたりの親戚にすら、見える・・・。
人間くさいといえば、「焼魚の唄」の、トレーに入った魚は、
口をパクパクさせてしゃべり、
自分を買った男に、親しげに話しかけ、
<友人>になろうとするが、
無論、通じるはずもない・・・。
いと、哀れ。苦笑す。
いささかほっとするのは、
路上の電柱が、
感電の危険性さえ踏み越えて?触手を伸ばし、
近所の幼き少年を育てる、「電信柱のお母さん」。
あれが最後で、気分的には、ちょうど良かった・・・。
この日の夜については、次回に、続く。
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- 2008/01/28(月) 23:47:40|
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旅人、覚書。
土曜の、続き。
その夜の、自主映画上映とは・・・
多摩美術大学、映像演劇学科<夢は夜ひらく>2007年度末発表会。
そういう、タイトルなのだ。
なつかしの藤圭子がなぜ、上野毛の地に?誰がつけたんだろう。
先週木曜から、日曜まで開催中。
期間中の再度上映もあって、
プログラム的にはありがたい組み方、なり。
しかも、無料。
すぐ隣近所では、演劇の発表も、複数行われている。
実は、上野毛(かみのげ)訪問は、おそらく初めてである。
高校時代までは、「うえのげ」だと思っていた。
動物園に毛深いゴリラが居る、そんなイメージで。
(単純だよ!の声・・・)
それはともかく。
Bコース、夜の部、映像スタジオにて4本、鑑賞す。
小粒ながら、なかなかにユーモラスな作品が揃っていた。
ここが今年最初の自主上映見物で、結構、ラッキーだった。
だって、1本目に観たのが・・・
柳沢陽志監督の、「中野モラトリアム」。
(キター!の声)
実は、<シネマ健康会>の松本氏が、出演しているというので、
とっかかりにと、観てみたのだ。
ほぼ、オール・中野区&中央線沿線での、DVロケ。
中野に武蔵野ホールがあった頃から、よく来ていた地域で、
今も中野ZEROや野方の上映会、ラピュタ阿佐ヶ谷等へ行くついでに、
沿線に寄る事があるので、
映画ファン(&ライダーファン、他・・・)的には、お得感がある。
最初のうち、あるヒロインが、
主人公の大学生青年の周囲を、頻繁に出没、助言をするので、
世話女房な同居人とも見えるな、という気もしたが、
やがて、友人や新恋人の前にもいながら、
周囲が意に介さない様子などから、
7~8ヶ月前に別れた元彼女の、記憶に基づいた<幻>らしいと、
徐々にわかってくる様に、なっている。
そういう趣向で、主人公の内心を描く手法は、
ウディ・アレンの映画などでも、おなじみ。
男女3人、内心の声を流すシーンも、ちゃんとある。
主役が映画館のバイトをしている設定なので、
男女間でも洋画・TV方面の深い話が、ついつい、出てくる。
よく、わかるぞ。
会話中に、ドラマとしての「スタートレック」シリーズの深さ、
<カート・ラッセルのミュージカル映画>の話などが、出る。
(あるの!?観てないかも・・・の声)
前半は、基本的には普通の、前の彼女を忘れ得ぬまま、新しい恋人候補と付き合い始める主人公の、過去ひきずりドラマなので、
ここら、中野ロケの必然性あるの?と、多少気にはなったのだが。
後半、ややおせっかい気味な、
半ば脳内?<助言者>達。
その一人が、占い師と並んで、
ひときわテンジョンの高い、スーツ姿の松本氏。目立つ。
彼らのありがたい応援、
あるいは批判、通せんぼ等を受けとめて、
迷いつつも、意を決して、
元彼女の住む吉祥寺まで、各駅停車?で、
あっという間に、猛ダッシュする、障害物リレーのごとき展開に、
なるほど、それで中野だったんか!と、直ちに納得。
小道具やコスプレ人物達の登場には、まことにふさわしい展開。
これ、あの沿線を年中歩く人なら、よくわかるかも・・・?と。
他の地方の人たちには、地理的にピンとこないかもしれないが。
「ここから先は、中野じゃないわ!」なシスターには、笑った。
ラストが、甘いといえば甘いが、
ま、こういうオチも、ほっとするかも?と。
正月1本目、いいものを、見せていただいた。
2本目、小松いつか監督「今日もそうして秋は行く」。
カラー、8ミリフィルム作品。
それ自体、いまどきの新作では、珍しい。
しかしながら、ミストのかかる画面をフルに生かした、
昭和ノスタルジー路線の短編・・・などではまったく、ない。
これは、何というのか、PVに近い感じで・・・
説明が、ちょっと難しいのだが。
はっきりいって、心理葛藤的ドラマなんて、な~んにも、ない。
あるのはただ、音とリズムの効果への、いい意味での、偏愛。
水音・足音・雑踏の音声・音響などが、
かがんだり歩いたりしている、人物達の動きにかぶさり、
絶妙なる効果を、あげている。
人物の、イメージフォーラムっぽい?印象を含んだ、反復運動、
それらがただ、あるのみ。
テンポとリズムが、ほぼすべて。
ただそれだけの作品が、じつに、面白い。
終盤では、それらのリズム感の果てに、
淡い主題歌の流れる中、
イチョウの葉とともにはしゃぎ、時折キャメラ目線?になり、
能天気な印象のまま、独特のリズムをとって動く出演者達が、
半ば苦笑させられつつも、
どこか、いとおしくすら、感じられてくる・・・。
これ、ワンシーン、出たかったかもなあ・・・などと。
そういえば、犬童一心監督のPFF時代の作品、「気分を変えて?」を、
BOX東中野(現・ポレポレ東中野)のPFF関連上映で、初めて観たときにも、
自分としては珍しく、素直にそんな気持ちに、なったものだった・・・。
あの現場には、ちょっと、一日だけ、居てみたかったかもな・・・と。
若さのエネルギーと、コワさ知らず?の無茶と、
前向きな明るさの入り混じっていた、あの世界・・・。
「よっちゃんロシア/残りもの」に、やや近いタイプの、
軽快さ、愉快さ。
是非、「よっちゃん・・・」の玉野真一監督と、
小松監督は一度、対談をしてみていただきたい。
結構、話が合いそうな予感が、する。
3本目、今井甲介監督「泣く理由」。
「太陽にほえろ!」にただ1話、
事件らしい事件のない、七曲署の一日を描いた回があったが、
これはちょうど、そんな感じの、DV短編。
普通の、広告デザイン会社事務所の1日を、
朝の出勤挨拶から、夜番の時間まで、
社員同士の対話や、電話応対の様子を、淡々と描いたもの。
事件といえば、今日が残業する若手社員の、誕生日であること、
ケーキ一切れに「合わねえよ」とぼやく。
あとは、先輩社員の妻の出産が早まる、くらいのもの。
それゆえにラスト、仕事人、いや社会人は、
ちょっとだけ、泣けるぜ・・・と。
4本目、井口友信監督「THE IGUCHEESE-旅の記憶♯1-」。
自らナイフを持ち、革細工を手際よく作ってゆく、主人公。
ボタンの模様も、ビーズでカラフルに、デザインする。
その世界では知られた、革細工の名人に憧れ、
いつか会う心積もりで、居る。
いずれはこの革細工で、本式に修行したい模様、なり。
キャメラは早回し、ハイテンポで、
それらの手作業を、細かく見せてゆく。
じつに、器用なものなり。
やがて、主人公は、
マカロニ・ウエスタン風?な服を身にまとい、
東海道を名古屋へ向けて、
バイクで進む、旅に出かけるのだった・・・。
と、いった監督自身の告白と決意、
そしてバイク旅の展開を、
字幕入りのドキュメンタリー方式で、
テンポよく、映写してゆく。
時折、旅先でしゃべっている音声も入っているが、
全体的には、サイレント映画に、音楽が付いている、という構成。
西部劇みたいな感じも出ていて、ちょっと旅情をそそる。
途中いきなり、でかい字で、
「さらば就活!」と出るのが、場内で大ウケ。
学生だなあ・・・。
観客側の小生とは、視点こそ違えども、
これも又、ひとつの立派な、シネマ旅、なり。
自らの道を自ら決めた、彼。
意欲的なる開拓者よ、人生の旅に、実りと幸あれ!
以上。
[ビーグル75・開拓名求道 ]の続きを読む
- 2008/01/27(日) 09:00:44|
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旅人、覚書。
早朝、能登半島でまたも余震、輪島が震度5、のニュース。
しかも、設置されたばかりの、緊急地震速報が、
震度4以下との予測で、発動しなかったそうな・・・。
いったい、何のために設置したのだ?
昼まで半日、仕事。
午後、京橋のフィルムセンター。
長年にわたり、劇場で再度観たかった、
東宝モノクロ映画「長谷川・ロッパの男の花道」を、観る。
江戸期歴史ギャグ漫画「風雲児たち」にも、
<あやしい逸話>として出てくる、
おなじみの、関西歌舞伎役者と蘭方医の話を、
当時の2大スター、
踊り舞台の名人・長谷川一夫と、
コメディ一座座長・古川ロッパを看板に、撮った時代劇。
東海道中、名物の絶景、富士山を眺める旅人達。
だが、関西から念願の江戸進出興行に向かっていた、
歌舞伎役者(長谷川一夫)一人は、
道中で目を悪くしており、何も見えなくなっていた・・・。
それに気づき、慌てて、医者を探す座長一行と、宿の主達。
困り果てた座長一同を救ったのは、
眼科手術の腕を持った、ロッパの医者と、その助手(渡辺篤)だった・・・。
江戸に着いてからは、中村座で初興行が、大当たり。
その頃、江戸の長屋に戻ったものの、生活に窮し始めていた医師は、
友人の医師の紹介で、さる殿様の元へと再就職。
だが、宴会の席上で、医師は行きがかり上、
殿様ととんでもない約束をしてしまい、
宴席で切腹?のピンチに陥る・・・!
お腹の大きい、太っ腹すぎて変な挨拶になるロッパの医師、
その頑固な癖を心得ていて、手術実行に誘導する助手に、笑う。
アノネ、おっさん、わしゃ、かなわんよ、のあの人も、ワンシーン登場。
長谷川一夫の踊りが、さすがに、優雅。
突発的事態に、救済賛成!反対!で割れて荒れる、
中村座の大衆客席シーンが、結構すごい・・・。
本編が終わると、場内はたちまち、拍手の渦になった。
客席は、やはりというか、
男女ともに中高年・高齢者層が、圧倒的に多かった。
若干、PCサプライの買い物をした後、移動。
その夜、18時50分ごろより・・・
やっと、本年度最初の、自主映画鑑賞が、かなった・・・!
その報告は、次号にて。
- 2008/01/26(土) 23:37:39|
- 劇場用映画
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主水日記。
今日は、非番。
しかし、まさか、湿布して、自宅で寝ている休みになろうとは、思わなかったのう。
・・・そして、またしてもTVで、時代劇番組を観た・・・。
テレ朝系再放送枠、「三匹が斬る!」。
ただし、高橋英樹・役所広司・春風亭小朝に、
杉田かおるか、長山洋子の付いて来る、あれではなく。
その大分後に制作された、
小林捻持・高島政伸・内藤剛志の三人に、山田まりやの旅娘を加えた、新版。
生真面目一本な、高島<若大将>侍、
すぐ女に惚れて口説きにかかる、小林<先生>侍、
あやしげな行商と調子よさで、ちゃっかり稼ぎ、の内藤<極楽>侍。
やたらにけたたましく騒ぐ、山田娘・・・・・と、
前作シリーズに輪を掛けて、お元気系で、何とも落ち着かない一同。
今日は、ゲストが、デカスワンこと石野真子。
表稼業は旅芸人一座の座長、
裏は、明らかに「必殺からくり人」シリーズ辺りを意識した、殺し屋の元締め役。
しかし、割と早く、レギュラー一同にばれてしまう・・・。
しかも、彼らを、逃がしている・・・。
さらに、チーム内部には、裏切り者が出てしまい、
賭場の親分が邪魔な人物の、仕掛けた罠に、
あっさりとはまり、殉職する・・・。
その直後も、三匹をほぼ無視して、
余裕綽々(しゃくしゃく)で呑み会やってる、悪玉一党。
まだ一人、仕事人?を討っていないのに、
いくらなんでも、無用心すぎる・・・。
そしてその夜、三匹、女元締達の敵討ちに参上。
いきなり竹筒製のバズーカを、派手に乱射する、内藤侍。
その後すぐ、刀に持ち替えて、戦ってる。
・・・おいおい、バズーカはどこへ置いたんだ?!
拾われて、逆用されたら、どうする気なんだ?
ファイト・一発!な活力はあって、面白いんだが、
観ていてちょっとばかり、危なっかしい、新・三匹だった・・・。
昼間は、チバテレで、「大江戸捜査網」。
初期メンバーで、いまだに、続行中。
ただし、最初は近所の部外者だった、
男勝りの娘(サインはV・岡田可愛)が、
今は隠密チームに入って、
花札を投げて刺客を、脳天刺しで倒している。
そろそろ、初期の試行錯誤が一段落し、
「隠密同心・・・」の名乗りと、終盤のご挨拶が、
定着してきた、時期に。
名乗りのバックに、赤・青などの色分けが、入ってくる。
今回は、直訴に上京した父親を、斬られて失った男の子が、泣かせ役。
平成版「大奥」の、番組内解説者役?でも見かけた、
あの鷲尾真知子が・・・若い。
息子に名乗れない、母親役。
ほとんど、今もあのまんまだなあ・・・。
佐野浅男版「水戸黄門」再放送も、TBSで夕方、やっていた。
飛び猿と初代・弥七が、揃い踏みしている・・・。
ただ、もう、懐かしい。
夜はテレビ東京で、北大路欣也主演の新作、「幻十郎必殺剣」。
先週の2時間スペシャル(ちょっと長かった感じ・・・)で、
一度死罪で打ち首になったはずの、元同心の主人公が、
別人として、生き返る。
つまり、死んだのは別の死刑囚であり、
主人公は別人として、生きている。
彼を助けたのは、白髪混じりの老人、
通称・楽翁(木枯らし紋次郎こと、中村敦夫)。
かつて田沼意次(おきつぐ)の政敵だった模様から、
どうやら、松平定信?らしい。
今の幕府要人達の不正を暴き、関わる悪人達を退治するのに、
幻十郎の力を、利用したい模様。
その他にも何か、目的が・・・?とほのめかす人物。
幻十郎が、敵へ投げかける、決め台詞は、
「・・・お前達にとって、俺は死神だ・・・」。
渋い、かっくいい~!
派手に動く殺陣よりもまず、対人の緊張感が、見所なり。
今週のゲスト女優は、またまた?星野真里。
執念で夫の敵を討つ女房役を、力演。
そういう芝居の需要が多いのだろう、
「必殺仕事人2007」に、「吉原炎上」に・・・、と、
この人、時代劇中心に、多忙を極めている。
若村真由美や小沢真珠と、時代劇でぶつかる可能性も、大?
時代劇、以上。
付記:
まるで関係ないのだが、
15年前に川崎の小学校から、風船で空に飛ばした手紙が、
昨日になって、底引き網で水揚げされたカレイとともに、
発見されたとの報。
銚子漁港で、その手紙を漁師さんから手渡された、
書き手の女の子は、今や大学生。
今時、ちょっとロマンのある話。
「ケイゾク」劇場版が都内で公開した頃以来、
しばらく行ってないなあ、銚子・・・。
最近は、銚子・犬吠・外川というと、
星野佳世さんが、浮かぶのだが。
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- 2008/01/25(金) 20:34:20|
- 時代劇
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代表代行、です。
代表者は、本日、
左足を、捻挫いたしました。
幸い、けがは軽い模様ですが、
診察を受け、湿布処置を行ないました。
体調等、リカバリーのため、
本日は、ほねやすみ、とさせていただきます。
ご了承ください・・・。
以上です。
[<アナウンス>]の続きを読む
- 2008/01/24(木) 22:38:35|
- 休載のおしらせ
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弐の、つぶやき。
BS2は、今週ずっと、劇場版アニメ映画特集を放映中。
観れる日だけ、観ている。
「銀色の髪のアギト」は、
例によって、原作を見ぬまま、いきなり観てみた。
噂に高いGONZOの作品、というので期待したが。
冒頭、月面から昇竜のごとく襲い来る<森>の、
奔放なイメージ、飛翔感には、おおっ!となった。
これ、案外いけるかも?
が・・・そこからが・・・
何だか、既存の環境SF映画イメージの、ありあわせっぽい、というのか・・・
<森>は生命力、中間部は市場と酒場と畑、
人工工業都市は、列車と旧ドイツ軍?とスモッグだらけ、って・・・
確かに、わかりやすいんだけど、ね・・・。
大体、この世界の300年前に、
大型コンピューターごと製造されたはずの、自動制御兵器が、
何で、あんなに前近代的な、火薬の大砲群付きなのか?
作画はとても丁寧で、すばらしいんだけど・・・。
80年代に観た「ナウシカ」や、「ラピュタ」あたりの影響が大きすぎて、
そこから独自の世界へと、はみ出しきっていない、
という、もどかしさをも、感じた。
<森>の人間同化作用の描写にしても、どこか<薄い>感じが残る。
あまりグロすぎる表現には、あえてしなかったのだろうが・・・。
主役少年の最初の<強化>シーンや、要塞への移動シーンなど、
随分とあっけなく、あっさり進行しすぎではないか?
<溜め>が無ければ、直後のアクションのカタルシスは、どうしても薄れる。
ただ、強化人間の腕が、むくむく、もっこり!には、さすがに感心。
こういうのが、アニメ本来の、醍醐味なのだ。
出来は悪くないのだが、観る側としては、
クライマックスの力点を、どこに置いていいのか、と、
いささか戸惑いも、生じる。
もう一押し!ダメ押し!が欲しい、アニメ映画。
(ヒロイン少女の声優、「篤姫」の主役だよな・・・?の声)
「・・・アギト」の後、チャンネルを回して、また元に戻したら、
「アニ・クリ15」なる、妙な、短編アニメ集をやっていた。
各作品、60秒!の短さなので、殆ど、解説が用をなさない。
どれも皆、劇中のTV画面に、NHKが映っている・・・。
なまめかしい美人の朝に、
レコード屋のロック風なあんちゃんたちに、
子供達と<普通に>遊ぶ巨大メカロボに、
飼い猫達の反乱未遂?に、
宇宙からの侵略者訪問(セールス?)に、
と短いながら皆、力作揃いで、バラエティに富む。
墨絵風漫画の<大佐>、
流星が落ちてくる渋谷で(カブトかよ!)変形するNHKスタジオや、
<簡易映像に切り替えさせていただきます>前後のギャップには、大笑い。
皆、大慌てで落ちに走ったり、
逆に、投げた格好で、いきなり締めたりしているのが、なかなか面白かった。
長編劇場版の後に「ギブリーズ」観た、みたいな、
ちょっとだけ得した気分、だったな・・・・・。
以上。
- 2008/01/23(水) 23:09:18|
- TV
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壱の、ぼやき。
関東は朝から、北国になっている。
気温、2度から5度。
雪だ・・・。雨だ・・・。
一日中、寒い・・・。
昼間、よく電車が、止まらなかったものだ。
スリップ防止の交通整理を、久しぶりに、見た。
屋外の作業はすべて、中止となった。
じきに雪女と、雪男と、雪ん子と、ウーが、
ポール星人と、ガンダーと、ペギラと、フブキラスを連れて、来ることだろう。
そして、昔の「西遊記」の、八戒のごとくに、
じきに、私は・・・凍死、する・・・。
さあ、暖房を点けよう。
あったかい、BS2の「演芸独演会」が、
内海桂子・好江と、獅子てんや・瀬戸わんやの、蔵出し漫才VTR番組が、待っている・・・。
芸事の型が出来てた人達の、VTRだから、段取りが安定している。
まあまあ、面白いかな・・・。
以上。
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- 2008/01/23(水) 20:08:35|
- TV
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特報。
1回だけ出て、忘れられていた、
あのナビゲート・キャラ姉妹の、ルーキー達が・・・
レギュラーとして、新たに、登場!
その名は・・・<ガルス>!そして<ハナコス>!
新番組、というか新キャラ、<スケバルマン・ガルス&ハナコス>!
後日登場予定、ご期待ください・・・!?
(ちょっと、心配・・・?の声)
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- 2008/01/22(火) 19:42:56|
- 予告編
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竜の、つぶやき。
スポーツが、もともと苦手、というのもあるが。
イケメンプレーヤー、満載!の「テニスの王子様」を、
実は本放送では、まったく、観たことがなかった。
(そりゃ、男だから・・・の声)
で、劇場版「二人のサムライ」を、
BS2で今日、初めて観て、仰天!している・・・。
食わず嫌いせずに、とりあえず、観てみるもんだなあ。
こんなに、ど派手な、アニメだったとは・・・。
豪華客船上、テニス部一同が、
とんだ八百長試合に、巻き込まれる中で、
生き別れの兄弟再会で、因縁のテニス対決が・・・
という、割と定番なお話だが。
まず、レギュラーらしき男子中学生(!)達が、今回主役の青年を除くと、
いずれもスラッとしていて、どう見ても、高校生位に見える。
しかも、招待試合の相手は、外国のテニス部の、高校生達なのだ!
それで、あれだけ引き伸ばして、ねばれるって・・・すげえ。
やがて、一人の熱血選手が、闘志に<燃える>!あたりから、
急速に描写が、オーバー・パワーアップ。
赤胴鈴乃助の真空斬り(注1)と、ドラゴンボールZと、
バビル2世に、タイタニック・・・
まるで全部、合わせた様な、表現の大胆さ。
(ミスター味っ子(注2)も、浮かんだ・・・の声)
魔球?テニスサーブの描写に、炎に燃える肉体、
トルネード、宇宙、地球、大津波、
沈没しかけてても、まだ、テニスを・・・って、ありえねえよ!
すげえよ、すげえ!
これもう、普通の船上テニスじゃねえよ・・・。
漫画ならではの表現を、アニメの活力に、生かしきっっている。
あなどれんなあ、王子様メンバーズ。見事に、やられたぜ。
直属部下の、異様に少ない?悪ボス、
横柄なコックといい、ちと人材に恵まれず、間抜けだったね・・・。
まあ、おいしいところは、ライバル役の兄貴プレーヤーが、しっかり持っていったな・・・。
小林旭の日活アクション映画でいえば、宍戸錠の出番、ってとこだな。
2本目「跡部からの贈り物」では、一転、
テニス界盛り上げ?で、ありとあらゆるイベントを並べて、次々に見せる。
軽いギャグだらけの、学園祭大会。
サッカーにコンサート、フィーリングカップル(注3)に、障害物競争。
台詞中に「行ってよし!」(注4)「させるかあ!」(注5)が出たり。
徹底した、バラエティ志向。
能天気な馬鹿馬鹿しさに、いきなり脱力しつつも、
実は、ちと笑う。
見も知らぬレギュラー達で、会場内はいっぱいだが、
基本は「有閑倶楽部」(注6)みたいなドタバタ・ギャグなので、
原作やアニメのファンは、キャラ設定を十分、心得てるんだろうなあ、
と察しつつ、気楽に、笑う。
主催者の中学生(しつこいが、ほんまに、中学生なのか?の声・・・)は、
中川(注7)や面堂(注8)らの、遠からぬ末裔?と見た。
いかにも、自画自賛な、ちょいクールな奴で、
メディア対応にも、慣れてるみたいだが。
テニス仲間には思いやりがあって、結構、いいやつなんだなあ・・・。
あれこそが、理想的リーダーの鏡、ってやつなんだろうな・・・。
以上。
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- 2008/01/21(月) 23:08:17|
- 劇場用映画
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ゼルディア、通信。
やっぱり・・・ね、と。
「ゲキレンジャー」の中途採用?悪玉・ロン、
リオ様を、しっかりちゃっかり、利用してましたね。
自分の、野望のために。
そしてついに、バトルでリオ様・メレ様を、
最大化した力で、ボコボコに・・・!
それでも、リオ様を守るメレ様、
メレ様を守る、リオ様。
ゲキレンジャー達すら、はじき飛ばして、勝ち誇り、
メレ様を倒してさらい、
臨獣拳アクガタの本堂で、レギュラー一同を待ち受けるロン。
こうなるともう、対ロン作戦で・・・
あれ、しかないでしょう。
次回、獣拳二派のすべてに、決着が・・・?
さて。
とうとう、完結しましたね!「仮面ライダー電王」。
ラスト・サブタイトルが、
<クライマックスは続くよどこまでも>、って・・・長い?
ちょっと、笑っちゃいますよね。
(他人のこと、いえるかよ!長いのやってるだろ!の声・・・)
やはり、というか、
検索データ分析からの予想は、一部ですが、当たってました。
真の、隠された<特異点>は、
桜井氏と、愛理のxxx、の・・・
OOさん、だったのでした。ジャーン!
すると良太郎クンは、戸籍立場上、00さんの、xxさんに・・・?
(xxxxばっかりで、わからねえよ!の声・・・)
はい、今朝観てた人は、もう、わかりますよね?
勿論、1年間続けて、観ていた人だけ!ですけども、ね・・・?
そして・・・オオハナ?は、
とうとう、再びは、出てこなかった・・・・・。
諸般の事情により・・・でしょうね。残念・・・・・。
できればもう1回だけ、出てきてほしかった、です。
去年の「カブト」最終話では、
中盤以降出番が少なかった、レギュラーの<何で僕が・・・>さんは、
ちゃんと、出てたんですが・・・。
あれからもう、1年か・・・。しみじみ。
コハナがキーパーソンとして、しっかりつないでくれたから、
今回は何とか、きれいに収まりが、つきましたね。
やれやれ、ほっとしました。
次回作の人達も、ちょっと、心配ですね・・・?
それと、カイの出身と正体が、
最期まであいまいで、よくわからないままでした。
ああなる前は、一体どんな生い立ちだったんだろう?
すごく、気になるんですが。誰か教えて!
それにしても、あの、モモタロス達って・・・
最後の最後まで、決め技とダブル・決め台詞で、クライマックスで。
そして、しっかり、人を食ってますね~!
また、ナオミさんの機転に、してやられました。
まさか、ジークまで・・・。あれは、予想しなかった。
こ、こらあ~っ!
先々週から、流しかけた涙は、どうしてくれるんだあ~っ!!
でも、これなら、許す・・・。
結構、うれしい締め方だったから。
始まった頃は、ついに平成ライダーも、ウルトラマン・タロウ化?
と、いう印象だったんですけど、
各キャラクターが、だんだん立っていって、
漫才的やりとりが、なかなか面白い作品に、なりましたよね。
後、できれば例年の、<1年間ありがとうございました>が、ほしかったかな。
<いいじゃん>ダンサーズも、もう一度、出してほしかった!
ともあれ、電王チームの皆さん、どうもお疲れ様でした!
さて、次週からは、
仮面ライダー・キバ!が登場。
洋館風味で、赤いアギトが、吸血鬼化した・・・?みたいなデザイン、ですね。
まめに観るか、どうかは・・・
ちょっとまだ、1回目を観ないと、何とも・・・ですね。
本日のゼルディア通信、終わり。
- 2008/01/20(日) 12:29:58|
- 特撮
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政の、つぶやき。
ようやく、力仕事が、一段落した・・・。
結構しんどい、一日だった。
夜になって、外部からネット検索をしてみたが、
ごひいき筋?の自主映画イベント2箇所と、成人系?イベント1箇所が、
既に予約組で、ほぼ満杯、と見られる状況。
今行ってもおそらく、どれも、席はない・・・。
あぶれてしまうだろう。無念なり。
人気の高いイベントだと、これは週末、
どこでも十分、起こりうる事なのである。
となれば、やむを得ない。
今夜は、飛び込みでも席がありそうな映画イベントを、探すしかない。
これぞ正に、シネマ旅。
で、運よく、席が空いていたのは・・・
そう、またしても。
ラピュタ阿佐ヶ谷、レイトショー。
今夜の、岸田森特集上映は・・・
若山富三郎主演、「子連れ狼・三途の川の乳母車」(東宝=勝プロ)。
実は以前、大井武蔵野館の上映時間に少しばかり遅れて、
前半の一部を、観損ねていたのだ。
はるか後にやっと、全編を観て、ミッシングリングがつながった、
小生には思い出深き、時代劇映画。
ちゃんと今でも、上映しているのだ。
しかし・・・劇画原作とはいえ、
こりゃ、むちゃくちゃ、すげえぞ。
まず前触れを、じわじわ、ほのめかしておいて・・・
一瞬の隙あらば、
すかさず、ドバッ!と。
斬られたいろんなもんが、
ころころと、床に転がる。
敵も、味方も、男も女も、
おいおい、そんなんありかよ?!な、
強引すぎる、<技>と、仕掛けだらけ。
何でそんな、思いっきり怪しい武器、
表で普通に持って、歩いてるんだ?
その仕掛けは、どこまで、万能なんだ?
いったい、どのへんからその刀、出したんだ?
すぐそばで、人がバサバサ斬られてんのに、
何でそんな、わざとらしく笑顔してる奴らが、いるんだ?
何で、そんな方向から、刺客が・・・・・?!
などなど、ツッコミどころ、満載。
しかも、主人公はそれらの、血まみれな死闘(と、エロ的シーン)のすべてを、
自分の幼い子どもに、みんな、見せている・・・。
(何しろ、冥府魔道に生きる二人、だからな・・・の声)
凄惨と、ナンセンスが、紙一重で同居する、異世界。
場内は当然のごとくに、ド爆笑の、渦・・・!
とにかく、できれば大勢と、
劇場スクリーンで観たほうが、絶対面白い。
盛り上がる事、必定。
(しかもよく観れば、<必殺>レディーが2人、出ている・・・の声)
時代劇ファンでなくても、これは、観ろよ!
絶対、観ろよ!
今月は、ほんとに時代劇から、離れられないなあ・・・。
以上。
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- 2008/01/19(土) 23:57:00|
- 劇場用映画
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順之助の、急報。
「ガッチャマン」「みなしごハッチ」他、
タツノコプロのTVアニメで知られる、脚本家・鳥海尽三氏、
17日に78歳で、逝去。
合掌・・・。
で、2代目「ヤッターマン」(読売テレビ/日テレ系)の、
ロック&ギター調な、ちょっと渋め?のテーマソング、
早くも、一部で物議を、かもしてるみたいですが。
う~ん、確かに僕らがずっと、なじんできたのは、
山本正之さんの歌う、あの歌、なんだけど・・・。
初めて聞いた人や、こども世代の反応が、知りたいなあ・・・。
実際、どうなんだろう?ね?
何だか、「椿三十郎」のケースと、状況が似てきたかな・・・?
この件、しばらく様子見で、保留とする。
以上。
- 2008/01/18(金) 23:46:49|
- TV
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主水日記。
森田芳光監督の、リメイク版「椿三十郎」、
公開終了寸前にようやく、観れた。
都心部の劇場には、平日ながらも、
老若男女、40人くらい、入っていた。
で・・・難聴者向けに、字幕入り版なので、最初は少し戸惑ったが。
じきに、気にならなくなった。
むしろ、クロサワ版を観たときに、聞き取りにくかった、
一部時代劇用語が、とっつきやすくなって、助かってしまった。
後の筋は、白黒版のを大体覚えているので、追うのは気が楽だった。
全般的な出来は、なかなか良かった。
カラーにした意味は、庭のシーンで、十分に出ているし。
ただしラストの、アレを除いては、という条件付きだが・・・。
ノスタルジー交じりで、
おお、やっとるやっとる、とばかりに、眺めてきた小生は、
そこのアレで、がっくり、となってしまった。
織田裕二の三十郎、力んで、若干固い感じもあるが、
ぶっきらぼうに振舞いつつ、リーダーシップを執る姿が、
なかなか好ましく、ちゃんと、様になっている。
三船敏郎の堂々とした印象よりは、
調子のよさと機転のまわり様、血生臭さを嫌うキャラなどが、前に出ていた。
周囲の若侍達のわいわいやってる様子や、敵方の侍の大集団ぶりも、
大手の時代劇らしきにぎわいを見せていて、いい。
家老一家のキャステイング、まるっこい感じが結構、合っていたし。
押入れの男の役など、ドンピシャで、
OL層には特に、ウケていたのが、ほほえましい。
さて・・・
おそらく、多くのクロサワ映画ファン、特に男性層が、怒るであろう?!シーンは、
あの、ラストのアレ・・・だろうな、と。
いや、あのね・・・
前のと、まるっきり同じでなくても、
すごいインパクトが、無かったとしても
それなりに、作劇上の解釈で、納得できる演出だったら、いいんだよ。
前の時のアレだと、織田ファンの女性層は、引いてしまうかもしれないし。
ただ、あのつなぎ方だと、
少しばかり、くどい印象、というか。
凡庸に、見えてしまうんだな。
もうちっとばかり、緊張感から、一瞬の技が、
ピシッと決まった、という印象で、締めてほしかった・・・と。
単に無難な、完全リメークをするよりは、
たとえ壮烈な失敗?と見られても、大胆な挑戦をしているほうが、
それはそれなりに、見ごたえはあるものだが。
あの終幕の、描き様がために、
クライマックスを、やや欠いた感は、やはり否めない。
そこが、惜しい。
何か他の、新しいキメ方は、無かったものか?
しかし、とりあえず、
大掛かりな名作時代劇を、思い切って作った事自体は、
大いに、評価すべきだろうな、と。
以上。
- 2008/01/17(木) 23:50:29|
- 劇場用映画
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順之助の、ぼやき。
全然、映画やシネマイベントに、行けてない・・・。
大好物の、シネマボカン・イベントにさえも・・・。
誰か、失われた時間を、返してくれ!
タイムマシンを、使わせてくれ!
(モモタロスに頼めよ!の声・・・。)
で、タイムマシンといえば、タイムボカン。
(そうつなぐかよ・・・!の声)
タイムボカンの2作目といえば、ヤッターマン。
今、チバテレで昔のシリーズを、やっているのだが。
今週月曜からは・・・
そう、日テレ系で放映開始された、
30年ぶりの新作を、観たのだ。留守録で。
いやあ~、なつかしいねえ~!
オープニング、昔よりツルツル、ピカピカ、
なめらかな、動きと絵だね。
本編、いきなりボヤッキーの挨拶から始まった。心憎い!
「昔はもっと、ボーンと・・・」
というのが、いかにも、今のTVというか。
あの倉庫基地、あの衣装、あのチラリズム、あのヤッターワン!
よく観ると、ハクション大魔王とか、
タツノコプロらしい小ネタが、チラリ。
「豚もおだてりゃ・・・」など、
タイミングを心得た、<間>の入る一発ギャグと、
しつこいワンパターン展開の繰り返し、ギャグ再利用こそが、
このシリーズの、肝。
アニメのコント劇場、かつてのドリフターズ番組に近い、可笑しさ。
今回は、どの位まで、いけるのだろうか?
他の過去ボカン・シリーズからも、
「おろかぶ!」とか、「能ある豚は鼻かくす」とか、
どしどし、ネタを出してほしい。
ドクロストンを、ドクロリングに変えたのは、女の子を意識したのかな?
初いんちき商売は、盗んだ材料ででっちあげた、すぐ解体する自動車。
初出動は、東京名所めぐり。
初メカは東京タワーに、スパナですか。まあまあ、かな・・・。
固定の悪玉トリオと、ドクロべエ様以外は、新声優陣だけど、
声優変わっても、結構みんな、ノリいいじゃん。
あれなら、とりあえず、大丈夫だろう。
でも、2代目ガンちゃんが・・・。
なんて、ものぐさで、忘れんぼで、テキトーな男なんだ!
ぶつくさ言いながらも、作りかけだったヤッターワンを、
ちゃんと修理・復活させたのは、さすがだけどね。
ガンちゃん、もうちょっと、しっかりせんかい!
バックアップしてる、世話焼きアイちゃんが、かいがいしいぜ!
さて、今の子ども達には、どんなドップラー効果が、及ぶかな・・・?
あ、来週は、大阪みたいだな。
エンディングだけ、何だか、大人っぽいね。
以上。
[ビーグル75・名犬名出動]の続きを読む
- 2008/01/16(水) 19:10:08|
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主水日記。
結局、連休中は、大幅な予定変更を余儀なくされて、
ああ、あれも行けない、これも観れない・・・の嵐に。
ラピュタ阿佐ヶ谷で、
谷崎潤一郎原作の映画を2本、観るにとどまった。
以前、観ている様な気もする2本だが、
どこでだったが、思い出せない・・・。
プログラム中のモノクロ作品「夢の女」は、封切り時に見て、
テンポが、かなりかったるかったので、今回は省いた。
「刺青」(にっかつロマン版)は、伊藤裕子主演、曽根中生監督。
1980年代を舞台に、
なつかしの?ライトでポップな風俗店カルチャーや、
ゲーセンのテーブル型インベーダーゲーム、などが見れる。
金持ちお嬢様のバックアップで、ブレイク寸前の女性ムード歌手が、主役。
最初のほうでは、活きのいい?濡れ場、連打の勢いで、引っ張る。
彼女の行く先を、芸能記者(ロッキー刑事の人)が追いかける筋。
だが・・・
刺青を入れられて、女が堕ちてから、どうなるのか?と思えば、
刺青師はあっさり、フェードアウト。
吊り上げSMショーなど、それなりに魅せるものの、
後はムードだけの、さっぱり弾むもののない、
だらだらとした画面と展開が、続く・・・。
せっかくの大胆な脚色も、勢いへと生かしきれず、腰砕け。
これでは若尾文子の、肉感的な大映版に、及ぶべくもない・・・。残念。
レイトショー、大映映画「おんな極悪帖」は、
その名が売れ始めていた頃の、安田道代主演、お家騒動時代劇。
夜鷹稼業から、女郎、芸者、殿様のお手つきと、
男遍歴付きで、あれよあれよの、立身出世を成し遂げた、
上昇志向の、一代女。
江戸の下屋敷の主におさまって、息子までもうけて、
なおも満足しない、欲深な彼女は、
その二面性を、たくみに駆使しつつ、
上屋敷の、藩主の正妻を消して、実力者の座に納まろうと画策・・・。
その周囲では、お定まりの仁義無き、血生臭い内部抗争が、続く。
部下の、こわ~い暗殺武闘派女中を使い、
若侍や、茶坊主らを振り回し、
昔なじみの家老や、医師をも手玉にとって、
すべては、冷酷な彼女の思惑通り、
見事手中に、と思われたが・・・。
予算が限られていたのか、あるいは池広一夫監督の狙いなのか、
下屋敷での登場人数は、かなり少ないのだが。
その分、夜中のシーンの不気味さ、薄気味悪さが、
じわじわと、染み渡ってくる効果をあげている。
注目の岸田森は、気まぐれでやたら高笑いする、わがまま放題な殿様。
とにかく、言動のすべてが、唐突で、予測不能。
あまりにもアバウトすぎて、こわい・・・。
江戸屋敷の家臣達も、難儀させられる。
ラスト、生き残った人物達が、大いなる皮肉、なり。
まったく、傾国の女とは、かくも迷惑なものよ。
以上。
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- 2008/01/15(火) 21:51:13|
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ゼルディアの、宇宙ステーション。
ご存知の2人が、やってくる。
スケバルマンA「よっ!あけおめ~!」
ゲルゲーゲル「・・・ん?妙に静かだな・・・(ゼルディアを発見)あ、床に倒れてるぞ」
スケ「え?・・・あ、おい、どうしたんだ!(慌てて抱き起こす)しっかりしろ、ゼルディア!大丈夫か!」
ゲル「ゼルディア、何があったんだ!」
スケ「おいゲルゲーゲル、お前んとこの、ゲルゲラス本部とやらの、襲撃じゃないだろうな?!」
ゲル「いや、そんな話は聞いてないぞ!全然・・・」
ゼルディア「(気がついて)う~ん・・・あ、姉さん・・・・ゲルさん・・・あ・・・あけおめ、です・・・」
スケ「あけおめ、じゃないって!もう・・・」
ゲル「ゲルさん、じゃないっ!ゲルゲーゲルだ!あたしは山さんか!略すな!」
スケ「そんな事、言ってる場合かよ!ゼルディア、一体どうしたんだ?」
ゼル「・・・はい・・・それが・・・じつは・・・」
スケ・ゲル「うん・・・?」
ゼル「すみません・・・チェック、しそこねたんです・・・」
スケ「え、何をだ?」
ゲル「あ・・・ま、まさか・・・ゼルディア、お前・・・」
ゼル「・・・今朝の・・・ゲキレンジャーと、電王を・・・寝坊してて・・・留守録、失敗です・・・私、もう、だめ・・・(がくっ)」
スケ「(唖然として)う、うそォ~?!」
ゲル「あ~、そういう事か~・・・そりゃ、お前、ショックだわなあ・・・」
スケ「ってオイ!気絶するな!そんな事で!大丈夫だ、死にやアしねえぞ!しっかりしろい!さあ、あたしに、後を頼んでおくれ!小判を出して!」
ゲル「<必殺>の頼み人、かよ・・・起こせ、起こせ!」
ゲル「(ぶつぶついいながら、機材を点検)何で設定上、ライバルで傍受役のはずのあたしが、正月からこんな手伝いを・・・」
スケ「いや~、すまんなあ。いたらない妹で。あいつもたまには、大ポカやるんだなあ」
ゼル「すみません、弘法も筆のあやまりで」
スケ「自分で言うなよ!腹立つなあ、もう・・・」
ゲル「まったく、兄弟して、世話が焼けるな。もう・・・子どもの喧嘩かよ」
スケ「展開は、なんとかフォローできそうか?」
ゼル「ああ、調べるとだんだん、わかってきましたね」
ゲル「先週までの記録と、よそのデータ検索が、残ってたからな」
スケ「昔は無かったからなあ、こういう後追い調査のPC機能は」
ゲル「いっとくけど、あくまでも応急処置だからな、これ。
週刊連載誌の、休載の穴埋めみたいな。
映像鑑賞抜きで、解説の実験なんて、こんな事態、多分、初めてだよ」
ゼル「おはずかしい、次第です・・・ほんとに」
スケ「いや~、ありがとう。助かるよ」
ゼル「データ、おおむね、まとまりました・・・」
ゲル「出たか・・・やれやれ」
スケ「で、あれから、どうなってるの?」
ゼル「ええと・・・ゲキレンジャーは、
断片的にしかわからないんですが、
ちょっと変化が、あったみたいですね」
スケ「変化が?どんな?」
ゼル「まず、ゾワゾワ・ゲキレッドは、やっと気を取り直して、
記憶をなくして別人と化した父親と、バトルしてるようですね」
スケ「そうか、もう立ち直ってるのか。とりあえず、よかったな」
ゲル「父を超えて、師を超えて、か・・・格闘技修行の命題、だな」
ゼル「メレ様がリオ様に、デレデレなのは、相変わらずみたいですが。その、リオ様が・・・」
スケ「リオ様が、どうかしたのか?」
ゼル「修行でパワーがみなぎったので、
あのまま、巨大化したり、小さくなったり、してるらしいです。
しかもすごく、思いっきりうれしそうな顔で、笑ってる・・・との事です」
スケ「・・・(吹き出し)ぷぷっ!何だか、ちょっと可笑しい・・・」
ゼル「想像できないですよね・・・あのリオ様が・・・笑う、って」
スケ「今まで、見たことねえもんなア、リオ様の、目いっぱい笑ってる表情ってさ・・・見たかったな、それ」
ゲル「確実に最強の力を会得するまで、笑うシーンが、無かったんだろうな」
スケ「幻獣拳士怪人たちを引き連れたロンは、どうしてるんだ?」
ゼル「そのロンが、リオ様を立てて仕えていた、真の理由が、最近、明かされた模様です」
スケ・ゲル「・・・それは?!」
ゼル「残念ながら、そこまでは。入手データでは不明、です」
スケ・ゲル「(がくっ、となる)なんだよ~!わかんないのかよ~!」
ゲル「いずれにしろ、後は、
最後の陰謀家・ロンの出方次第、ってところだな」
スケ「途中参加組の悪役で一番、こずるく陰謀めぐらせてる、はずだからな。内部抗争は悪玉組織の、お約束だし」
ゼル「進行具合からすると、おそらく今頃、リオ様・メレ様と、ロンも、壮絶バトルを・・・?」
ゲル「今の所、察せられるのは、そこまで位、だな」
スケ「で、締めに入った<電王>は?ひとことでいえば、どうなった?」
ゼル「・・・あの、ちょっと、一言では言い切れない、
ものすごい、複雑な事になってるみたいで・・・
説明が、とても、難しいんです」
スケ「言ってみろよ、まとめて、とりあえず、さあ!」
ゲル「せっかちすぎるぞ、スケバルマン!・・・さあゼルディア、落ち着いて、しっかりと、まとめてみなよ」
ゼル「え~とですね、この調査によりますと・・・」
スケ・ゲル「うん?!」
ゼル「デンライナーに、怪人3人が、電車ジャックに入りました。爆弾で列車を、破壊するためです」
スケ「カイの、仲間だな!」
ゼル「レギュラー乗員・乗客が皆、良太郎もモモタロスも含めて、車外へ追放になって。
しかもウラタロスが、突然、裏切って、怪人側にくっついた、というんです!前からそのつもりだった、とか言い出して」
スケ「え?!この期に及んで、今更、裏切り・・・?!いったい、どうなってんの?」
ゼル「でも、ナオミさんの大活躍で、列車は取り戻したそうです。
勿論、ウラタロスの裏切りも、機転をきかせた作戦だったようです」
ゲル「ああ、やっぱりねえ・・・そうこなくちゃな」
スケ「やるじゃん、あのコーヒーガールも」
ゼル「ただ、そのためにウラタロスが、キンタロスに続いて、敵を防ぎながら、退場を・・・。
列車には戻らず、近未来の時代に、残るそうです」
スケ「え、キンタロスも、もう居ないの?」
ゼル「先週、正月祝いの回で。それは、観てるんです。
カイの兵力分断作戦で、
タイムトリップ先で、身動きの取れなくなっていた良太郎を、
ゼロノスやお姉さん達の元へ、経たせるために、
キンタロスが気を利かせて、自ら、イマジンたちの盾になって、敵を防いで・・・」
スケ「さすがは漢(おとこ)、やのォ~!キンタロス」
ゼル「その時にベルトを使って、
キンタロス単独で、ライダー変身して戦って、
その後、ベルトを良太郎に放って渡して、列車で行け!と。
そのまま、そこの時代に残ってしまって・・・涙の別れ、でした」
スケ「そうだったのか・・・じゃ、きっと、ウラタロスも・・・」
ゼル「おそらく、ほぼ同様の方法で、お別れをしたものと、思われます」
ゲル「いずれ、別れの日が来るならと、そう決めたんだろうだな・・・」
スケ「格好よすぎだぜ、あいつら・・・(ちょい涙)」
ゼル「それと、先週のラスト近くで、
カイが、いつもの緑色の光を使って、
愛理お姉さんの背中に、・・・手をグバッ、ズボッ、と突っ込んで、
<分岐点>の記憶と要素を、まさぐってましたが」
スケ「背中からまさぐって!い、いや~な事を!カイの奴!」
ゲル「それで、当然、何か出てきたんだろうな?ここまでの謎の、ヒントが」
ゼル「いえ、それが何も、出なかったので、カイが怒ってるそうです」
スケ「あらら・・・どうしてよ?」
ゼル「カイは、みんな滅ぼしてやる!全部つぶせ!と、やけになっていて、ラストバトルのイマジンを準備中、だそうです」
スケ「やばいね、キレちゃったよ・・・そいつもライダーが倒さないとな」
ゲル「どうやらその辺が、クライマックスになりそうだな。
でも、分岐点の記憶が、何も出てこないってのは、変だな?」
スケ「過去のじゃなくて今の、愛里姉ちゃんだから、かな・・・?」
ゼル「(にこり)姉さん、今日は冴えてますね。いい、勘どころです・・・」
スケ「・・・え?」
ゲル「さては、過去の愛理姉ちゃんには、何かあるんだな・・・?」
ゼル「ここではあえて、他の観てない?お子様のことも考えて、大きな声では言いませんが、じつは・・・
この過去世界シーンの愛理さんの、発言録データを、ちょっと、読んでみてください・・・そーっと・・・」
スケ「・・・え!?ええええ、そ、そうなの!?」
ゲル「そりゃ、大胆な、アレだなあ、あの枠にしては」
ゼル「お子様的には、そういう説明で、いいのかな~?と、ちょっと」
ゲル「まあ今どきは、そう珍しくはないかもなあ。結構よくある現象みたいだし」
ゼル「良太郎の記憶から抜けていたのが、それだったとすると、
真の<分岐点>は、大人ユウトさんと、愛理さんの、xxx・・・ですね」
ゲル「忘れてください、って言われたそうだけど、そう要領よく、できるものかねえ・・・?」
スケ「ん?す、すると、まさか、ハナかコハナが・・・?」
ゲル「い、いや、カイがそっちかも・・・?」
スケ「若いほうのユウトは、まず、ないよな。過去の記憶がはっきりしてるから」
ゲル「大人でも、わからないぞ。案外、あのお店の、客の中に、その、xxxが・・・?」
ゼル「自分でも気づかないうちに、列車に乗ってて、過去に居てそのまま、とか・・・?」
スケ「そりゃ、別な意味で、やっかいそうだな・・・」
ゼル「あの、まさかと思いますけど、
オーナーか、駅長が、ユウトの、xxxとか・・・?」
スケ・ゲル「(ハモッて)それはない!絶対無い!ありえね~!!」
スケ「そういえば、こんな非常事態に、その当のオーナーは、何やってたんだよ!」
ゼル「駅長と、例のランチ勝負に集中・・・で、現場不在だった、模様です」
スケ「こんな時にまで・・・。余裕というか、落ち着きすぎ、だよなあ」
ゲル「あの2人だったら、起こりそうな事を全部見越して、駅で修正対応が、とれそうなんだがな・・・」
映像抜きで、今、これだけ判明しました。
後は、本家方面を、確認してね・・・と。
セブンXに続いて、DVD待ちが、又、増えました・・・。
なお、先週観れた、ミラーマンですが。
ジャンボ・フェニックスが出てきてからも、
インベーダ-の、意地の悪~い煽動・挑発アナウンスに乗ってしまい、
相変わらず単独突っ走りで敗戦、博士に怒られて消沈、
それから再起で勝利、というパターンが、出ております。
刺客怪獣の造形も、なんだか、
「帰ってきたウルトラマン」の、グドンみたいだし・・・。
どんどん、わかりやすくて、大雑把な感じに、なってきてる気が。
最初の頃の、地味で、無言で忍び寄るような、
ぞくっとするインベーダー達は、どこへ行ったのでしょう・・・?!
さすがにちょっと、観ているこちらも、ダレてきたかも・・・?
ゼルディア通信、もうちょっとだけ、続く?
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- 2008/01/13(日) 09:54:12|
- 特撮
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三味線屋の、つぶやき。
一晩寝たら、少し、落ち着いた。
ちょっと、出かけよう。
・・・で、今頃ようやく、自動改札用の、PASMOカードを作った。
デポジット料、500円で。
従来の、薄型磁気カードが、順次、販売終了になるから、である。
JRが薄型のイオカードから、SUICAへと徐々に移行し、
ついには、最初のイオカードが消えた経過から見ても、
いずれ、そういう日が来るだろうとは、思っていた。
既に、都営交通の<Tカード>が、
一昨日で、販売終了になっていた。
いつの間にやら・・・。
かくてわれわれは、自分達の行き先をいちいち、
自動的に、記録管理されうる時代に、入ってゆくのである・・・
と、ぶつぶつ。
しかし、料金をチャージしておけば、
急いでいるときには、
券売機で切符を買うより早くて、便利だからなあ。
映画館のハシゴが必要なときなどは、助かる。
1970年代には、当然、こういうカードは無くて、
紙製の回数券くらいしか、無かった。
定期券のコース以外の乗車では、毎回、
いかに早く、切符売り場の列に並ぶか?が、80年代頃までは、
都心部のビジネスマン等の、乗り換えのポイント、だったのだ。
それを考えると、もう、戻れないねえ・・・。
以上。
- 2008/01/12(土) 08:30:17|
- 日記
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主水日記。
金曜の仕事が、ひとまず終わった。
運よく、土曜の朝から、非番。
実質、3連休・・・の、はずだったが。
今日、14日(月)夜の予定が、
準公用の事情、その他により、
まるまる、ふっとんだ・・・。
予測不能の、不可抗力、である。
誰が悪いわけでも、ないのだが・・・
無念。
折角、あれこれと考えて、
連休の華麗なるエンディングを、楽しみにしていたのに・・・。
良き人々と、もしかしたら囲むはずだった、鍋が、
正月明けの、直接ご挨拶の、機会が・・・
す~っと、遠くへ、去ってゆく・・・。
それに、19日(土)も、別な公用で、
午後まで、力仕事をする予定なのだ。
殆どの映画イベントが、参加不能になりそうだ・・・。
いままでが、恵まれ過ぎていたのかも?
でも、このままではちょっと、
気力が、もたないかも?
かくして、私は一時、
フキゲンの虫の、化身となった。
憂さ晴らしに、さまざまな妄想を、し始めた。
この連休中は、いっそ、
プチ家出でも、してようか・・・?などと。
でも、明日の東京近辺は、かなり寒くなるようだし、
冷たい雨か、雪に、なりそうだし・・・。
そうだ、こういう想像をしてやろう。
晩年の、谷崎潤一郎の小説にならって、
一生に一度くらいの、大食らいをしよう。
ありったけの、貯金をはたいて、
どっかの割烹を、一夜だけ、貸し切りにして、
牛肉と、豚肉と、ネギと、山菜の、
どっさり入った、アツアツの鍋料理を、
お腹いっぱい、食べよう。
芸者を大勢呼んで、京都からは舞妓はんも呼んで、
紀伊国屋文左衛門も、赤穂浪士も、新撰組も、
<笑点>一門も、みんな呼んで、
一生に二度と無いような、どんちゃん騒ぎを、
思いっきり、しよう。
その翌朝、
降りしきる雪の中、
三船敏郎の素浪人と、松平健の大石内蔵助と、緒方拳の梅安と、
お加代と、お玉と、政と、順之助と、南京玉すだれの太郎を連れて、
ゲキレンジャーと、理央様、メレ様も連れて、
吉良上野介と井伊大老を、いっぺんに討ち取りに、
武家屋敷の、門の前まで、行くんだ!
そして、「敵は本能寺にあり!矢を、放て~!」と、叫ぶんだ!!
などと、むちゃくちゃな、空想をしてみる・・・。
あかん、こりゃ、時代劇の、観すぎだ・・・。
しばらく、人生を、休もう・・・。
以上。
- 2008/01/11(金) 21:08:33|
- 日記
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竜の、ぼやき。
ちょっと、驚きのニュース。
松下電器産業が、国際向けブランドの<パナソニック>を、
10月から、社名に、するんだそうだ。
80年近く国内で使っていた、<ナショナル>のブランド名も、
2009年までに廃止して、<パナソニック>に一本化するとか。
すると、TBS系「水戸黄門」枠の、
<ナショナル劇場>の呼称も、変わるの・・・?
パナソニック劇場、とか?
オープニングの、今でも歌詞を変えて流している、
<明るいナショナル>、<何でもナショナル>の歌は、どうなるの?
節から、作り直すの?
時代なんだろうけど、何だか、すぐには、なじめそうにないなあ。
お年寄りの視聴者には、どうなんだろう?
また、昭和が、遠くなったな・・・。
以上。
- 2008/01/10(木) 23:55:49|
- 日記
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秀の、日記。
正月明けのチバテレビ、
14時台の時代劇放映が、再開。
月曜は従来通り、小川真由美主演、「女ねずみ小僧」。
しかし、田中邦衛が相棒のこのシリーズは、
随分と、長いねえ・・・。
三国連太郎相棒版は、まだ当分先か・・・?
火曜の「必殺仕事人V・風雲竜虎篇」は、
第5話・<一夫多妻家族悲しき暴走>から。
この回、必殺でも有数の、子ども出演の多さで知られる。
なぜなら・・・
車だん吉の主人には、愛人が複数、
左幸子の正妻には、実子がなく、
愛人達には、すごい子だくさん・・・。
まあ、にぎやかな事で。
かくて主水や政の周りは、男の子、女の子でいっぱい。
お風呂も夕食も、大騒ぎ。
(相当、大変な撮りだっただろうな・・・の声)
ついに、正妻が耐えられなくなって、
夫の部下(またしても、エースの人!)と浮気、
主人を消して!と、仕事料付きで願掛け。
だが、彼女はいい人すぎた・・・。
子どもの誘拐劇で、一家をはめた犯人たちを、
仕留める仕事に、変更になった回。
(あの子役達も、今頃は皆、二十歳過ぎてるんだろうな・・・の声)
水曜の「必殺橋掛人」は、
第6話・<本所の七不思議を探ります>から、再開された。
父親元締めの遺した地図を元に、
娘の元締・お光が、メンバーに、調査と仕事を依頼するシリーズ。
今回は、なぜか、標的らしき人名の文字が、
いつもより、薄く書かれている。
元締が、何か躊躇(ちゅうちょ)したのだろうか・・・?
やがて、いつもの定番展開に。
屋根屋夫婦・おくら(萬田久子)と松(斉藤清六)の、
<瓦ブーメラン>技は、豪快。(注1)
新吉の鳥笛針と走りは、秀・政の延長線上。かっこいい。
主役の橋掛人・柳次の反物金糸、どうみても、ハリガネ。
締められる奴、ほんまに、痛そう・・・!
木曜の「大奥」、金曜の「大江戸捜査網」も、
予定通り、放映されることだろう・・・。
ようやく、正月気分も、抜けそうだ。
なお、テレビ東京系「大忠臣蔵」の、大石内蔵助は、
年が明けても今だに、山科から出ていない・・・。
これは予想外に、長い。
吉良亭に討ち入る頃には、桜が咲いていそうだ・・・。
以上。
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- 2008/01/09(水) 20:24:36|
- 時代劇
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主水日記。
季節の名物、TV時代劇スペシャル。
明治開化ドラマの「鹿鳴館」(無念、観そこねた・・・)を含めるとして、その他には、
テレビ東京系の10時間SP「徳川風雲録」、
半分バラエティー仕立ての、フジ系「あんみつ姫」(中条&京本ペアが出てますからな!)、
テレ朝系の戦国合戦絵巻、「天と地と」・・・。
レギュラーの新番組としては、
NHK大河ドラマの「篤姫」と、「水戸黄門」新シリーズが始まった。
が、しかし・・・。
SPの殆どを、通しでちゃんと観る気力が、無かった・・・。
さすがに体力年齢を、考えないと、つらい。
まともに通しで観れたのは、
NHKの「篤姫」第一話に、時間が続いていた「天と地と」位だった。
「徳川風雲録」は、後半のみを、<眺めて>観た。
将軍吉宗役で中村雅俊主演、子煩悩なパパ風に演じている。
南野陽子が大奥の大物役。
これに、次期将軍の後継者争いが絡む、定番なのだが。
素浪人?姿、主水之助役で出演の、松平健が居るため、
どうしても・・・まぎらわしくなる。
この人、実は・・・?などとつい、連想してしまうのだった。
新大河ドラマ・「篤姫」は、第1話に関しては、
文字通りの<幕末ホームドラマ>として、結構面白く観れる。
いきいきと飛び跳ねる、主役が快調。
むりやり男装して塾に紛れ込むが、
みえみえですぐばれ、からかわれる主人公に、吹き出す。
一家の教育係?たる女中とのやりとりも、
まずまず、愉快。
歴史漫画「風雲児たち」にも登場する、
薩摩藩の財政改革大番頭・調所殿、
経費節減の上に、工事費用入用で、農民に重税を課すので、
やっぱり、皆に嫌われてますねえ・・・。
しかも、赤字財政建て直しのためとはいえ、
琉球で、御法度の抜け荷(密貿易)まで、やっている。
いかになんでも、藩の財務につく者が、
いきなりそんな重大事を、
あんな状況で、主人公達にばらすだろうか?
と、いささか、苦笑。
とはいえ、ここのとぼけたシーンは、笑える。
気になるのは、後に幕末の偉人になってゆくはずの、若者達の配役。
西郷も、大久保も、小松帯刀(たてわき)も、
ちょっと、線が細くないか・・・?と。
だんだん、貫禄が出てくるんだろうか。
それと、かつて同じ大河枠の「跳ぶが如く」で、
西郷・大久保らを難儀させた、島津久光公役だった高橋秀樹が、
今回は、跡目争いで揉める、兄・斉彬公役。
まったく、反対側の役に。
う~ん、慣れるまでに、時間がかかりそうだ・・・。
この後、調所の切腹、薩摩藩内部の二派抗争、と続くわけだが。
もうしばらく、様子を見よう、と。
「天と地と」は、これまた、かつての大河ドラマ化・映画化あり。
長尾景虎、こと上杉謙信の側から見た「風林火山」、ととらえればよい。
大河便乗だから悪い、などとは、全然思ってはいないし、
むしろ一種の競作、として観ている位で、
それで面白い作品が、飛び出て来れば、さらに申し分ない・・・のだが。
いかんせん、景虎と信玄に、
どうも貫禄と風格が、足りない。
景虎の夢に出てくる、北大路欣也の毘沙門天は、
衣装が埴輪のコスプレみたいに見えて、ずっこけた。
配役に、無理があるのではないか?
その分、佐野史郎の兄上役、
傾国の女に溺れて堕落し、弟の景虎に呆れられつつ、
ぼろぼろに朽ちてゆく様を、
好演しているのが、目立つ。
ドラマとしては、台詞等がわかりよく、とっかかりは、いい。
テーマ音楽は、ものすごく勇壮で、これも良いのだが・・・。
場面のつなぎ方に、ややメリハリが無く、
全体にだらだらとした、進行に見えてしまう。
戦略や合戦シーン、
景虎に心を寄せる姫との馴れ初めなど、
まずまず、良い芝居部分もあるので、
全体的イメージのちぐはぐさ、アンバランスが、勿体無い。
以前このSP枠でやった、
「風林火山」や「信長の棺」、「敵は本能寺にあり」・・・などなど。
東映・松竹、双方で毎回、毛色の違った企画を出していて、
面白いには、面白いのだが・・・。
双方とも、まだまだ、
配役・作品イメージ・アクション等での改善策が、必要だろう。
しかし、レギュラーTV時代劇の制作本数が、軒並み減少中の今、
SP枠が、企画に意欲的であることは、決して悪いことではないので、
この枠、もっと冒険をして、頑張ってほしいものである。
「水戸黄門」については、
もはや細かい設定説明は、不要だろう。
今回は、中村繁之の地方武家家臣が、
藩の赤字と、お家合併問題で悩み、
合併推進派たる側用人・柳沢吉保の手の者に、
黄門様の目前で撃たれて、倒れる。
その家臣の妹役が、小沢真珠。
思いっきり、怒りと泣きを見せつける!
時代劇レギュラー、なかなかに、はまりそうで、今後が楽しみなり。
しかし、黄門様御一行、
調べに行く先の藩が、瀬戸内方面と決まるや、
あっという間に、快速船で出発、
一気に次回、もう瀬戸内へ。早いぞ。
先に難題、片付けてから、バカンス・・・?
ともあれ船出、ボン・ボヤージ。
以上。
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- 2008/01/07(月) 21:18:08|
- 時代劇
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代表代行、です。
臨時記者会見、です。
(何だろう、ざわざわ・・・の声)
本日、当ブログの代表者は、
「開設当初以来、ずっと、
何かを、忘れていたような、気がしていた・・・」
と、一念発起されまして、
つい先程、
空欄だったプロフィール欄を、お埋めになられました。
(あちゃ~っ、今頃かいッ!!の声・・・)
(そういえば、無かったな・・・の声)
(3年半って、ある意味、記録だぜ・・・!の声)
皆様、気持ちよく、脱力されましたでしょうか?
以上で、本日の会見を、終了させていただきます。
ありがとうございました。
(最初から、書けよ!の声・・・)
- 2008/01/06(日) 18:39:24|
- 日記
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鉄の、おたけび。
やれやれ!ようやく、だ。
今年度、初の劇場映画見物、行ってきたぜ。
で、本年初は、いきなり・・・これだ!
テアトル新宿の、「グミ・チョコレート・パイン」、
これぞ、ほんとの、男子の青春!ってやつだったぜ。
なかなかの、傑作。
ちょっと冴えない主人公が、
携帯も無かった、80年代半ばの、ドタバタな高校青春期を、
中年期の今と対比して、
映画館通いや、ノイズ・バンドや、
女の子の思い出とともに振り返る、っていうだけの話なんだけどさ。
(おニャン子クラブって、もうそんなに前なんだ・・・の声)(注1)
これが、派手なシーンがまるで無いのに、もう、面白いの何の。
実際、ちょっと初期の、ウディ・アレンの映画みたいなんだよ、これ。
いわば<妄想>の力、現実とのギャップの力こそが、笑いを呼ぶ要因で・・・。
バンドの歌詞とか、UFO、宇宙人のあたりとか。
母親との、しつこい繰り返しシーン、もう、大笑い。
万引きや、xxxx泥棒に至っては、犯罪行為だぞお~!!
あの女教師と某女子は、ちょっと、気の毒な役回りだなあ・・・と。
でも、くやしいが笑わせる。
特に、渡り廊下の、サイレント・シーンが・・・。(ヒサンだ・・・の声)
あの時期の、高校生時代って、
みんな何かと、周囲に格好つけたがるけど、
やっぱり、まだまだ、ガキなんだよね・・・。
今にしてそれが、嫌んなるほど、わかる。
「周囲のやつらと俺とは、レベル違うんだ!」って、
背伸びしたくなる心情とか、
音楽のすごい奴に、魅かれて憧れたりとか、
仲間がほしくなったりとか、
周囲の人に、ちょっと先へ行かれちゃう、くやしさとか、
告白の代わりに全然違うこと、つい言っちゃう気持ちとか・・・。
ああいうのって、とても、よくわかるよなあ。
それと、あの頃の洋画や邦画、
観まくってた映画ファンには、たまらない会話だらけだぜ。
監督といえば、ジョン・カーペンターとか、石井総互とか、あの辺で。
原作は読まずに、いきなり観たんだけど、
結構、そうそう、ってうなずかされて。
やっぱり、観に行っといて、よかったよ。
いい初笑いと、元気づけにも、なったしな!
それから、ラピュタ阿佐ヶ谷。
「紅閨夢」、
これは・・・むちゃくちゃや。ほんま。
東銀座にあったころの、銀座松竹(後の、松竹セントラル。注2)が映っていて、懐かしいですなあ。
原作者・谷崎潤一郎自身がモデルらしい、主役のおっさんが、
食欲旺盛、ですなあ。
和服の古式豊かな女性、2人も連れて、ストリップショー観て、
中華フルコースに、三色アイスに、魚料理に・・・、
ものすごい、食道楽ですなあ。
40人近い入りの場内で、皆、笑ってましたぞ。梅安も真っ青。
後はもろに、ケバケバ、ゴテゴテ、
ごった煮の、前衛芸術舞台記録、ですなあ。
画家と美女妻の、風呂屋で妄想、風呂屋も迷惑、ですなあ。
全身真っ黒なペインティングが、
ぬめぬめしてて、強烈ですなあ。
しかもイメージ優先で、前後とのつながりが、かなり投げやりっぽいですなあ。
目いっぱい、クラクラくる、グロいイメージ詰め過ぎで、
そりゃあ旦那、消化不良にも、なりますわなあ。
わっはっはの、は!ですなあ・・・と。
(あの・・・大丈夫か?の声)
さて恒例、岸田森出演作レイトショーが、「鬼輪番」。
いわゆる公儀御庭番、忍者部隊の、シビアで血生臭い、殺戮時代劇。
最初のほうでは、全員がずっと、
天狗の面を着けっぱなしで会話しているため、
誰が誰だか、よくわからない。
わかるのは、師匠らしき森山周一郎の声だけ。
(多分、吹き替えのみ・・・の声)
マスクしたまま、性教育?まで、ほどこされ・・・
「あずみ」の先達みたいな、サバイバル展開の後、
生き残った各人の、素顔が判明する。
(あれ、ウルトラマンAの人がいる・・・の声)(注3)
やがて、彼らは特別任務で、和歌山城下に潜入。
ここで、キーパーソンの和尚が登場。
トリック・プレーで、敵味方双方を振り回す。
罠や炎天地獄でさらに、いためつけられる一同・・・。
その果てに待つものは・・・空しさ・・・。
このパターン、いろんなサバイバル映画で、散々繰り返されてるから、
さすがにちょっと、食傷気味だな・・・。
展開がマジな分、後半は突っ込みどころが少なくて、いまいちだったかな・・・。
そんじゃ、又な!
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- 2008/01/06(日) 01:41:20|
- 劇場用映画
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普通の子の、主水日記。
平成20年、1月4日、晴天。
本日、午前中より、今年の初仕事。
朝の交通量が少なく、出勤が通常より、楽なり。
8時45分より、新年挨拶会。
その後、9時より仕事にかかる。
進行、概ね、良好なり。
17時、仕事終了。
帰りに、若干買い物の後、帰宅す。
周囲で、特に目立つ事件、なし。
以上。
(あ~、ほんまに、普通やな~・・・
良い子と悪い子の日記も、やれよ!の声)
追記:同日
次週のこの時間は、
シネマ旅関連をお送りする予定・・・
いや、つもり、です・・・多分。
- 2008/01/04(金) 20:49:55|
- 日記
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三味線屋の、日記。
あれよあれよの間に、正月休みは終わろうとしている。
年賀状は、次々と、届いている。
出した人から来ていると、やっぱり、嬉しいものだ・・・。
初詣も、2日に済ませた。
年末年始のMXTVは、
じつに素晴らしい、映画ラインアップだった。
アニメSPが多いのは、この季節にふさわしいというか。
ヒーロー&ヒロインの伝統的パターンを、しっかり踏襲しながら、
怪力・コナン少年の動き、上下方向の動きがきわめて魅力的な、
劇場公開版「未来少年コナン」&続編・「ギガントの復活」。
昔、日比谷シャンテシネで観て、
大人たちの陽気な助平ぶりや、
老人への読み聞かせ?シーンで爆笑した、
北欧少年少女の、活気あふれる物語、
「マイライフ・アス・ア・ドッグ」。
原作の骨子を、いっきに、2時間強でまとめあげ、
善玉側に、国際警察Gメン的男女捜査官を、
ヨミ側組織に、
超人美少女幹部や、酷薄イケメン幹部を加えて、
サイキック・バトルさせた、
リメーク版「バビル2世」。
ヨミは、世界征服の野望のために、他人を<改造>するし、
裏切り者には、組織の長として、厳しく冷たい処分をするし、
すぐ周囲を巻き添えにするし、
旗色が悪くなったら基地ごと捨てるし、
終盤には自分の仲間達ですら、犠牲にしようとする奴。
だが。
ヨミも当初は、
味方にできそうな人物はとりあえず、説得しようとしたり、
「俺がバビルに倒されたら、お前が野望を継げ」と、
女幹部に告げておくあたりなどは、
結構、人間くさい奴だったりする・・・。
良くも悪くも、世間で除け者扱いされやすい、サイキック人間達の、
人心を掌握する術(すべ)を、知っているのだろう。
対立者としての強敵・ヨミが居るからこそ、
主役・バビル2世の抵抗、反撃ぶりが、映えるのである・・・。
劇場版「ブリーチ」や、
「バビル2世」と真裏同士で放送していた劇場版「NARUTO」も、
サイキック・シーンのアクション・パターンが、
よく似ている印象で・・・。
つくづく、基本だよなあ、と再認識させられる。
最初の空き缶カラン、コロンで、その動きにもう引っ張られ、
あくまでも前向きでがむしゃらに、
かつ強敵退治に知恵を働かせて、
万事が猛烈に、力強く進展する、
「冒険者たち・ガンバと6人の仲間」。
終盤、スペクタクルの凄さに、改めて、圧巻。
80年代の関西系漫才師、声優にて総出演、
親子関係の古典的?ドラマながら、
下品さとギャグ・アクション満載、
テツお父さん(声:西川のりお)の粗暴さとええ加減ぶり、
猛犬も倒す!?猫たちの決闘、
主役娘のマラソン・シーンと、
全篇が活気にあふれかえった、
アニメ化痛快作、「じゃりん子チエ」。
ヨコ方向に、ゆっくり流れる画面が、
叙情の味わいを促しており、
宮沢りえの2役を、違和感なく観れた、
中年男性哀話、「トニー滝谷」・・・。
いや~あ、まことに、ええもんばかりじゃ。
もっとも、チバテレ放映の時代劇スペシャル2本、
「偽金屋草子」と「徳川家康の秘宝」は、
読み捨て文庫本感覚というか、凡庸な絵解き解説調に流され、
それ以上にはあまり、心弾むものが見られなかった。
また、MXの「ガンバとカワウソの冒険」は、
前作のイタチよりも強い、狡猾なる野犬を敵に設定した、
その理不尽さは十分に出ているが、
ドラマに、人間の自然破壊批判色が強い分、
純粋にスリリング・アクション自体を味わう、気持ちの余裕が、
薄れたきらいは、ある・・・。
それらに比べれば、静止写真を入れたり、
絵画も音楽も、かなり古典的手法なはずの、
チバテレ・アニメSP、「孫悟空シルクロードを飛ぶ」のほうには、
火と水のスペクタクルや、痛快な活劇性が、比較的に多く見受けられたのは、なぜだろう?
沙悟浄が珍しく、クールで格好いいのが、収穫だった。
どうやら今年も、
真におもしろい、映画を探る旅の魅力から、
離れられそうにない・・・。
懐かしいアニメの劇場版やビデオ・リメーク群から、
それを改めて学ぶことに、なったのだった。
以上。
付記:
年末も押し詰まって、
MXで突然、TVアニメ版「ドカベン」が平日放映、スタート。
男・岩城の「や~まだ~!」が正月中、耳から抜けんかったです。
あと、CMの東京新聞と、<わかさ生活>の歌が・・・。
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- 2008/01/03(木) 18:40:39|
- TV
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代表代行、です。
本ブログ代表者、新年のご挨拶です。
<シネマ旅の途上にて>サイトをご覧の皆様、
あけまして、おめでとうございます。
つい先程、平成20年代に、突入致しました。
今、お屠蘇を呑んでます。
・・・え、今年の抱負、ですか?
え~と、まず、貯金?(いきなりそれかよ!の声・・・)
それから、
今まで行きたかった所、行けなかった所を、もっとゆっくり、訪れてみたい!と。
勿論、従来より参加のイベントも、大いに、楽しみにしておりますですよ!
まずはそのあたりから、じっくりと、かかろうかと存じます。
では、皆様、
本年も何卒よろしく、お願い申し上げます。
以上です。
- 2008/01/01(火) 01:50:22|
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