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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

今宵閉館仕舞人

主水日記。



秋から、冬へ。
もう明日からは、12月。

結局、秋の最後に観た劇場用映画は、
「オリヲン座からの招待状」、ということに、なった。

浅田次郎原作の映画化は数多いが、
評判のいいものは、意外に少ない・・・らしい。
(そういえばあったな、「大霊界」?みたいなのとか・・・の声)
しかし、これは拾い物、であった。

昭和の駅前映画館や名画座を、体験した者なら、
ほぼ誰にでも、よくわかる話にしたこと。
映写室や、各社の邦画名作を掛けまくってるあたりなど・・・。

そして、宮沢りえを、実質的主演にしたこと。

ここぞ、のシーンでは、宮沢りえを、
適度な距離感と照明でもって、綺麗に撮り上げたこと。
(オードリー・ヘップバーンに見えるシーンさえ、ある・・・の声)

ロケ地が皆、京都周辺で、
時代劇ロケに多用されてきた場所の、風景でいっぱいなこと。
(あの川、あの橋、あの滝・・・!の声)

モノクロ・映写フィルム・手持ちキャメラ等の持っていた、
あの画面の質感とテンポを、
新撮シーンでも再現し、大いに生かしたこと。

主題歌を無理に、入れなかったこと。

・・・などなど。
結構、ええとこずくめ、であった。


若干の、不満を言えば・・・

最初の映写技師が倒れたとき、
どんな混乱が起きて、どう乗り切ったのかが描かれず、
きれいに、省かれていたこと。

それと、気になったことが。

時代の変化と、メロドラマ的設定を合わせたとはいえ、
少年と少女が登場した後、終わり近くまで、ずーっと、
観客らしき人の姿が、全然見えなかったこと・・・。

確かにどこでも平日は、あんな感じだろうけど・・・。
うーん、どうやっていままで、長い間、もたせてきたんだろう。

新作の借り賃が高かった、
子供に見せられないからピンクもやらなかった、と言っているが。
たしかに、
ピンク映画のフィルム代は安いから、そちらに替えた、
という話は、よく聞く。

ただ・・・。
かつて、いくつかの名画座では、
未成年禁止の成人映画とは別に、
寅さん映画や、子供向きのアニメ・プログラムを掛けるシーズンが、あった。
それで、全体の採算を、何とかもたせていたのである。
勿論、その期間だけ、表のポスターと客層が、全面的に替わる・・・。

そんな実例を見てきているので、ちょっと気になった。
他所では皆、どうやっているんだろう?

出てくるカップル2組が、
両方とも、どうしてそうなるの?
と、いうのも・・・いささか、気にはなるが。


ともあれ、かつて似たような映画館の話を、
3本立て映画「結婚」中の1本で、封切り時に見た覚えがあるが。
映画ファンとしては、あれよりはまあ、納得できるラストであった。
作品は一通りちゃんと、見せてくれなきゃね・・・と。


以上。




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  1. 2007/11/30(金) 22:45:41|
  2. 劇場用映画
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必殺必中仕留人

主水日記。


チバテレで、
今年テレビ朝日でも一部再放映された、
火曜14時の「必殺仕事人・旋風篇」、終了。

大奥の鶴殺し(!)、
百軒長屋の地上げと全焼、
レギュラー2名殉職、
・・・という、かなり強引で、派手な終了。
何度観ても、政や順之助が、
見るからに暑そうな、最終回。

引き続き、三浦友和の<南京玉簾の影太郎>らが加入して、
続編の「風雲竜虎篇」が始まった。

その第一話で、大物の元締殺しと、新組織のからむ事件で、
かつての仲間に疑われながらも、
その道のプロらしく振舞う主水が・・・したたか、かつ、渋い。
ここからの各回は、脚本が良くて、
毎回なかなか面白いので、お勧めしておきたい。


又、同局水曜14時の「必殺仕置屋稼業」が、
殉職2名、市松脱走で、シビアに幕。

印玄に、市松を見晴らせ、
「あいつが裏切ったら、殺せ!」と命じながら、
市松の逃走時には、握り飯と小判をそっと与える、
主水が・・・泣かせるぜ・・・。

本来は、この最終回の次が、「必殺仕業人」につながるのだが、
既に以前、全話放映済みなので・・・。
代わって非主水シリーズ、「必殺橋掛人」がスタート。

毎度「必殺」ゲストで、笑いも起きるほど、
目立つ殺され方をしてきた、津川雅彦氏、今回は主役。
そのすごい若妻!役は、元・わらべの、あの人・・・。
「剣客商売」の主役夫妻は、もしや、仲間・・・?

BGMは新仕置人・仕事人等からの流用が多く、
ハードさは、やや弱いのだが、
毎回謎解きの要素が加えられ、
殺し技も鳥笛、夫婦のかわら投げ、呉服の糸など、
さまざまな工夫が見られる。


テレビ東京では
昼11時35分の<時代劇アワー>枠で、
珍しくよく笑う(!)杉良太郎主演、
「喧嘩屋右近」の再放映が、
2シリーズ分、終了。

女房役が、萬田久子から坂口良子に交代しても、
頼まれ稼業夫婦の、
お熱い、いちゃいちゃ、デレデレぶりは、
後半も、そのまんま続行、だった・・・。

さて、その次からは、この枠、
三船敏郎が大石役の、恒例季節向け放映「大忠臣蔵」に。

やはりというか、映画スター達が出てくるだけで、迫力がある。
無骨な男達の、エネルギッシュな疾走、突進ぶりで、
ぐいぐい、押している印象。
<お犬様>を利用して、うまくその場逃れをする赤穂武士達、笑えた!
うまくすれば、来月14日には、討ち入り放映に?


・・・何、ゲキレンジャー?理央と、おめれ?
多分・・・出ないと思われる・・・。



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  1. 2007/11/29(木) 00:03:45|
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集結学園映像人

旅人、覚書。


24日、土曜。

午前中の仕事を終え、
一路、新宿ロフトプラスワンへ。
恒例、<韓国まんがまつり>、
第二部の途中より、見物。

(アメリカや他の国のも、入ってるけどな・・・の声、
最近はさすがに慣れてか、少ないらしい・・・。)

ドッジボール少年が、
ワイヤーでやたらに空中大回転!する、スポーツドラマや、
他人のxx似?だらけの、少年野球漫画。
笑える・・・。

いささか説教くさい、「バxxルマン」。
アニメ・ロボ・シリーズ「ロボxxク」は、某外国で愛されて20年、
ちゃんとサーガがあって、ちょいと、ファン泣かせ。
「xxxウォーxアーズ」等の、つなぎ方、破天荒さには、唖然・・・。
こりゃ、もう、むちゃくちゃや・・・。

司会やコメンター達の、細かい突っ込みもあいまって、
場内は当然ながら、爆笑の渦に。
いい気晴らしに、なる。


終了後、次はJRで、市ヶ谷へ。
法政大学学園祭・<自主法政祭>を、18時頃より、訪問。

「マジンガーZ」、20時頃より野外無料上映会、との添え書きが、
「ぴあ」等に、載っていたためである。

寒空、月夜の下、400円の暖かい、ちゃんこを食べた後、
若干興奮気味に、見物す。

初めて観る、という学生、かなり多し。
TV版2本のフィルムを、学生の背丈ほどもある映写機で、
野外スクリーンに、投影。
皆、かなり興奮、拍手喝采の嵐。
テストで、あしゅら男爵が向きなおるシーンが、チラッと映され、
そこからもう、笑いが、起きていた。

とにかく反響が、きわめて、大きい・・・!

主題歌を合唱、
ギャグには、ストレートに笑い、
バイク・アクションには、拍手。
ヘルの、強気な勝利宣言にまで・・・拍手が起きた。
皆、台詞の一つ一つに、入れ込んで、反応。

「兜、かっこいいぞ~!」
「さやか~!ロボで学校来るな~!」
「ボス、がんばれ~!」
「友情だ~!」
「あしゅらの、ひきょう者ォ~!」
鉄仮面の中世風衣装には、
「いつの時代だ~!?」の声も。

この、いまだにものすごい、人気。
ファン冥利に、尽きる・・・。
リアル視聴世代の小生も、
ただ、ただ、感激、なり。



翌25日、日曜。

正午過ぎより、
有楽町・ニッポン放送地下・イマジンホール。
<第二回・映画甲子園>、無料鑑賞。
ネット検索の予告篇と、場内のパンフから判断し、
プログラム(3)の後半と、プログラム(4)の全部、計6本を拝見。
この辺の番組が面白かろう、という勘は、概ね、当たった。


「Kyousei(仮)」

・・・は高校校舎内で、
ギャング?らしく、キザぶった高校生達の、
いかにも背伸びした風の、拘束・脱出劇。
最強の番人男が、全然、そう見えないのに、苦笑・・・。
何がなんだか、よくわからないままに、
唐突に、終わってしまった・・・。


「天使達の出逢う場所」

・・・は、キザっぽい台詞を吐く自称・天使が登場。
(これも、どこかで観たような、キャラ・・・?の声)

そして、
この天使に<居候>され、<観察>されだして、
困惑する、男子高校生。

その幼馴染で純真、
絵画の道に意欲を見せる、女子高校生。
天使を見ても、あっさり納得してしまう早さに、ちょっと笑う。

ある時、この青年と彼女に、大きな試練がきて・・・というのは、
あまりにも、よくあるパターンで、いささか脱力するも、
彼の<決意>と、その結果には、概ね納得。
女優の演技等に若干、不満は残ったが、
まずまず平和で、いい話、なり。



「”サヨナラ”よりも大切なこと」
・・・は、お調子者の高3女子放送部員、3人娘が主役。
夜中の校舎で、伝説の女子幽霊を探して、徘徊。
気味悪がりながらも、
ついに、それらしき光景に、各人別々に、遭遇する。

が、それは全然、こわい幽霊ではなく、
しかも、手話で語る、幽霊だった・・・。

廊下や教室を、3人娘が、
ミュージカル映画みたいに軽やかに、
心持ち漫画的に動くシーンが、なかなか楽しい。
もうちょっと、そういう動きを、見たかった。
声をアテレコ?にしたのも、台詞がはっきり聞こえて、成功。


「セイトウカ」

・・・は、もしかしたら再見?かも。真面目な作品。
殆ど無自覚なままに、周囲の人間を傷つけている者が、
その人達に叱られる話は、
気分が沈み、やはり、楽しくない・・・。
姉とのやりとりや、踏切のシーン、なんとも、寂しい・・・。
主人公を反面教師として、観るべき作品。


「華のカケラ」
・・・は、のどかな世界。

朝、地方高校の登校時、2人の仲良し女子高生が、
ちょっと近道と寄り道をして、行くのだが。
着いたとき、教室・校舎内はがらがら、やがて主役1人ぼっちに。
その訳は・・・?

ブラックになるか?と思いきや、
割とありがちな結末、だったが。
全体の空気がほのぼのとして、暖かいのは良い。


「ワッショイ!」

・・・これが、今回の大収穫。

生徒会の監査係が、予算配分のため、
<非正式>部活組の部室を回って、訪問するのだが、
行く先行く先、いや、直接行かぬ所さえもが、
実にいい加減で、くだらない、変な内容の部活ばかり・・・!

蹴球ならぬ<蹴壁部>、
足並みの、いっこうに揃わぬ<二人三脚部>、
団体名どおり?の<帰宅部>に、
<ウォ-リーを探せ!部>・・・。
狭い各部室内で、部員達の思い込みが、暴走。
何度と無く、爆笑を抑えられず。

特に、<暗闇部>。
部員の会話のみで、画面、ずっと、真っ暗・・・。
これぞ、極限。

舞台的ナンセンス・コントの連打が、バンバン、効いた。
終わりが意外に、普通?かも。



そして、16時頃より、
慶応大学学園祭・<三田祭>訪問。
一部の短編映画上映、占いブース、落研等を、見物。

とりあえず、注目上映作は、
<シネマクラブ>の「東京物語」(・・・?)だろうか。
やや長い感じだが、えぐい可笑しさが、確かに、ある・・・。


その後、教室の落研にて、ひと時、笑う。
ここでは珍しく、女性メンバーが、落語のトリをとる。

本日のメインステージ・ゲストの、ルー大柴氏をネタに、枕を振る。
本題の噺は、旦那持ちの色っぽい<おめかけさん>と、泥棒のお話。

たけし映画に出た、京野ことみが、
噺家役を演っているような、
ユニ-クな可笑しさが、そこにあった。

勢いのついた噺、大いにウケる。
なかなかに、見事なる演じっぷり、なり。


後夜祭、盛況の中にて、
そのゲストの、ルー大柴氏を、目撃。
中央ステージにて、黄色いスーツ着用、
派手な学生ダンサー達と、登場。

大いに沸くキャンパスに、
日々是努力、の意味もこめて・・・
「塵(ちり)も積もれば、マウンテン!」の名言を、残してゆくのだった。



以上。


  1. 2007/11/25(日) 22:13:45|
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姉弟油絵旅路人

半兵衛、日記。


22日、木曜夜、20時半。

この時間、自主映画関係の知人達は、
おそらくは大半が、
TAMA FORUMか、TAMA NEW WAVE方面であろう・・・と。

日曜のコンペに出されたであろう「かざあな」や、
木曜の<ある視点>上映があるはずの、
「弾丸ベビードール」の仕上がりなどが、
とても気になっているのだが。
そうそう、「できちゃった結婚」も、かかってるんだっけ。

あいにく、日曜は予定がバッティング。
木曜の上映時間には、
仕事中で、行けなかったのである・・・。
無念。
別の機会を、待とう。


で、再び、シネマアートン下北沢、レイトショーへ。

<大阪芸術大学 映像学科 卒業制作 作品集>。
Bプログラム、3本を拝見。

客席、男性3人。
寒き夜、静寂の中にて、ゆっくり味わう。
これからの季節、そろそろレイトショーは、
きびしいかもしれない・・・。



岡本美樹子監督「おねえちゃんのすきなひと」
(16ミリフィルム・30分)

・・・は、9歳の弟と、14歳の姉が、ダブルで主役。

きわめて自然な感じの、関西言葉の会話劇が、
ほほえましい光景とともに、いきいきと、弾む。
母親役も、いかにもいそうな感じで、
活気にあふれた存在感を示す。

中2の姉が、橋の上で、同級生の少年に、
「つきあって・・・」と告白!される。
そこを目撃してしまう、弟。
当然ひやかす。
でも、恋がまだよくわからないのが、子供。
一方、姉は照れかくし、母にもツンツン。
まあ、2人とも、実にかわゆいもんだ・・・。

夏のお盆、田舎のおばあちゃんとの一家交流。
さすがはばあちゃん、勘がいい。

戻って後のある日、
母が鳴らす携帯を閉じたまま、1分でも彼氏?と過ごたい、姉。
しかし、実は・・・。

姉を探して、走る、走る、弟!
家族に泣く、叫ぶ、姉!
見せ場、なり。

全編、のびのびした場面の中に、小さくも明るい、躍動感。
いきいきした関西的会話が、すばらしい。
子供と大人の間、この時期だからこそ可能な話。
お父ちゃんにも、ちょっとさりげない見せ場が、ほしかった・・・。
小品佳作。



久保田大樹監督「いまはもうなき君のために」
(16ミリフィルム・39分)

・・・は、以前、観たかもしれない?
どうも、そんな感じがする作品。

ずっと長い旅行に、出たままの彼氏から、
時折、旅先からの手紙を送ってもらっている、
図書館司書をして暮らす一女性が主人公。
ある日、迷いながらも、意を決して、旅先の彼に会いに行く・・・。
という、ミニ・ロードムービー。

手紙と風景写真に、主役ナレーションが付く、オープニング。
そしてこのタイトルだったら、
もしや・・・?と思わせといて、
あっ、それかよ!な締めに、してやられた感じだが。
不思議と、腹は立たない。

旅先で知り合うヒッチハイク女子高生や、
車の青年、島のバイク男性なども含めて、
全体に優しい、のどかでほんわかした感じ。
要するに、悪人が居ないのだ。

若干、食い足りなさも、あったが。
まあ、癒し系が好みの向きには、あれでいいんだろうな・・・と。



後藤紀子監督「野郎、カルバトス」
(DV、34分)

・・・は、ツンデレ?女子高生と、フリーター男性の、
ちょっと過激な出会いと、同居生活、そして別れを描く、
哀しきメロドラマ。

・・・って、この類似パターン、
過去の映画にも何十本、あったことか・・・。

女優が結構、ツンツンぶりを力演するので、
正直、引く箇所も多い。
しかし、構成としては、悪くない出来。

2人の出会い、告白と初期デート、
学校での油絵描き、などを描いた過去シーンと、
同居生活、部屋の散らかり、男女の気持ちのすれ違い、就職の苦労、といった現在シーンとが、
2本のラインとして交互に示され、
二人の心の結びつきを象徴する、<油絵>のシーン群により、
きれいに、収束してゆく。
ちょっぴり、眼を潤ませるラストが・・・
ああ、男泣き、なり。


なかなかに、力作揃い。
やはり、観ておいて、よかった。

以上。

  1. 2007/11/23(金) 19:31:20|
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月面瞬間移動人

ゼルディア、通信。


先日、月曜のMX局、ミラーマンに、びっくり!でした。

先週の予告編から、変だな?とは思ってました。
なにしろ・・・
あの、われらのスーパーヒーロー・ミラーマンが、
黄色い、お花畑の中で・・・
どこかの男の子と走って、
思いっきり、跳びはねて、はしゃぎ回ってるんですから!


以前、止められない巨大ミサイルが、
SGM地上基地に迫る、
「すごいサスペンスだよ!」な回では、
植木鉢から緑色生物が、にゅるにゅる伸びて、
ちょっとだけ不気味でしたが。

また、別な回では、
いかにも人がかがんで?動かしてるような、
緑色の、くにゃくにゃした塊が、
動物園の象や虎をまるごと吸収して、
直立した象そのものの、怪獣になって、暴れてましたが。

お花畑ではしゃぐ、ミラーマンは・・・
それら以上の・・・インパクト、です!
いきなり、見たら。


それで、本編を観たら・・・
お花畑は、男の子の夢の中、というシーンだったんです。
まあ一応、納得、だったんですが。

その子は、天涯孤独の上に、病室にいて、大きな手術を控えている。
で、プレス関係への手紙で、ミラーマンにお願いするんです。
「月の石を、持ってきてほしいです!」・・・って。
(70年代は、万博に展示してて、珍しかったからなあ・・・の声)

そこへ折りしも、インベーダーの放った怪獣が、
月面基地を、攻撃に来た!

で、空気のない月で勝てるか?と悩んだ末に、ミラーマンは、
衛星経由(!)で瞬時に、ミラーフラッシュ!移動。(注1)
怪獣とともに、ポヨン、ポヨンと、無重力アクション?しながら、
息苦しそうに戦い、シルバークロスで・・・勝った!

で、人間の姿に戻って、病院の男の子へ、月の石を手渡してました!
普通の大人なら、そこら辺に落ちてた石で、<代用>しそうなのに、
そこまでして、わざわざ、届けに・・・。
あまりにも、律儀な、ミラーマン。
さすが、子供達の味方!ですね・・・。

それにしても、
インベーダーの調査・分析のみで、
攻撃は航空防衛隊に任せっきりで、
どうしても地味な印象だった、
防衛研究組織・SGM隊員達。
その<強化策>が、
回を追うにつれて、だんだん、目立ってきましたね。

ブルーのスーツ一丁から、ブラック・レザー服経由で、
白系統の隊員服、ビーム銃の携帯・発射。
等身大のブラックスーツ・インベーダー達と、
パンチ・キック・アクション!するときは、
SGMテーマの歌が、バンバン入るし。

今後、どこまで、ゆくのか?SGM。
(たしかこの後、空とぶ兵器が・・・?の声)


さて、セブンX。

大分、エピソードが、出揃ってきましたが。
主役・ジンの記憶と正体は、
いまだに、詳細不明のまま・・・なんです。
もったいぶって、さっぱり教えてくれないんです。エレアが。

第4話より、
1話にちょっと現れただけだった、
潜入操作の女性エージェント・エスが、本式に活躍。
「誰が、モヒカンだって~?」に、ちょっと笑う。
以後、エージェント・ケイとエスの軽いやりとりが、味付けに。

頭脳が異常に縮んだ死体が、連続発見。
その影には、巷で人気の、ケミ・メディック(薬品)の販売が。
人間の頭脳から、隠れた才能を引き出し強化する、
効果は賭けに近いが、
利くと夢のような能力アップに効果を発揮する、という。

そのケミ・メディックを開発した会社に、
エスが潜入するが・・・
忍び寄る<寄生型>宇宙人の、罠。
油断大敵、追い詰められ、捕らえられてピンチに。
そのとき、あのメディックを、口にしてしまった、エスは・・・!
終わりは、割とあっさり、すっきりと片付いた・・・が。
ラストに、また、ちょっと焦る・・・。


第5話は、
とりあえずは戦乱も無く、平和を保っている(らしい)様子の地球に、
いかにも平和的?宇宙人が、飛来。

母星と隣の星との戦乱で、地球に亡命中の、
体力のない、バイト生活している、
額の眼以外は、ほぼ人間型の、宇宙人達。
みんな、同じ顔なのが、変・・・。
だれかの、コピーフェイスなのかしら?

そこへ敵方の追っ手宇宙人がやってきて、夜道で暴れる・・・。
行きがかり上、セブンXも介入するのだが、
その後に、何とも皮肉な結果が・・・。
ああ、やるせない。


6話では、怪獣も宇宙人も、出てきません。

コンピューターの打ち間違いをするたびに減俸、
という、厳しき仕事をしている、サラリーマン青年。
どうやら、ジンと以前、
同じバーのカウンターで、出会って語った中らしい。
時折、宇宙を夢見ながらも、現実には星など、程遠い生活状況。
そこへ、光る火の玉?から、ある運命的な誘いが、きた・・・!
セブンXは、彼を<お見送り>するだけの登場・・・。
我々の生活と脱出願望、そのままのお話。


それから後の話は、次回に。

ゼルディア通信、終わり。



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  1. 2007/11/21(水) 22:19:32|
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選挙遊園散髪人

主水日記。



11/17(土)、夜20時半、
シネマアートン下北沢、レイトショー。
<大阪芸大 卒業制作上映会>・Aプログラム。

客席、6~7人のみ・・・。
土曜の夜に、ノー・ゲストトークでは、
入りはどうしても、きつい。
しかし、作品は2本とも、まずまず。
こじんまりしながらも、ほろりとさせてくれる、
悪くない出来であった。


「若者は村長をめざす」
(渡辺圭司監督・2006年、50分、DV)

やる気なさそう、就職活動もパッとしない、大学生青年。
昔、同郷の女性に<告白>し、玉砕した。

その女性は最近、企業M&Aのあおりなどで、失職。
あんたはまだ時間あるのよ、と彼女にハッパをかけられ、
突然マジで、村長選挙に立候補、
友人達と、選挙運動を始める。

ライバル候補は、皮肉にも、
その女性に求婚を断られた、ええとこの甥っ子青年・・・。
「君は、勝てない!」とクールに挑戦的。
とくれば、女性がらみ、噂、内紛等のあらすじは・・・
概ね、見えてくる。

老人ホームでの演説会、青年の主張?シーンが、なかなか、いい。
時にはスーツなしでタスキがけ、走り回り、活動にいそしむ姿が、
どこぞの人々よりは(?)一種さわやかさすら、見受けられる・・・。
その初々しさ、微笑ましさは、ラストまで持続する。
準・佳作。


「夢幻遊園ネバーランド」
(監督・2006年、DV・実写+アニメーション)

大阪芸大構内、教室へダッシュする学生。
いかにもアートな学校で、ありそうな光景が、広がる。

こちらも、恋・就職・漫画原稿などで、何かと敗北続きの、
大学4年生ズッコケ3人組が、主役。
周囲の連中は、うまくやっててるのに・・・
と、イライラする所までが、実写劇。
友人同士、指を立てるシーンに、ちょっと笑う。

精神的に参ってきた、3人を映すキャメラが、ぐるぐる廻り出し、
そこらへんから突然、
画面は線描き、着色アニメに。

どこかの遊園地そのものの世界に入った3人。
そこは、ピーターパン役だけがいない、ネバーランドだった。
周囲には、いかにも萌えアニメ!?な、空飛ぶ子キャラが、いっぱい。
ティンカーベルと対話する3人は、
なぜか、パンツ一丁!
(なぜだ~!?の声)

誰も傷つくことは無い、
何でもすべて、思い通りになる、
理想郷の、世界。

だが、長居すると、
カオナシ?みたいになり、<影>と化してゆくらしい・・・。

さて、つらい事がいっぱいの現実世界(=大阪芸大?)と、
どっちで、これから後の人生、過ごそうか・・・?

やがて一同、ようやく意を決して、
「ここから、脱走だ~!!」を図るのだが・・・。

ここらのアニメシーン、
ミュージカルや、空中アクションが入り、
結構、人物達が、派手に動く。

また、ほぼ予期した通りの、展開に。
軽いといえば軽い印象だが、
でもまあ、気分的には、大分、すっきりしたかな・・・と。


11/18(日)、
15時、少し前より、
JR中野駅より徒歩、なかのZERO・小ホール。
<なかのムービーラブソディー>。
入場料500円。


14時より進行していた、プログラムは・・・
大半が、既に一度、観たもの。
参考までに、記すると・・・。


EMIPON.COM制作「日本名作劇場 桃太郎」
(既述:<アウトマンラボ>方面)

同上「世界名作劇場 チビクロサンボ」(既述:同上)

福住理恵監督「スキデスガナニカ?」(既述:下北沢学生映画祭)

山本拓監督「リー*トンプソン」(既見:<映像温泉芸社>方面)

松田彰監督「オセロ」(未見)

高崎哲治監督「バーバーライノ」(・・・・・?)


入場料500円で、これだけ面白い作品群を観れれば、安い!

時間の都合により、
ラストプログラムの、「バーバーライノ」のみを、観る。
(総武快速が、遅れなければ!!・・・の声)

もう、ここ辞めようか?と考えている、
床屋の女性店員のところへ、
いかにも怪しげな、坊主頭希望の天然パーマ男と、
常連客の、発作的言動が目立つ、休学中の女の子が、
やって来て、店ではちあわせ・・・というだけの、話。

長々、身の上話をする主人公、
逃亡中?に巻き込まれて、焦っている男の言動・・・。
これ、志ん朝か林家一門が、やってる噺(はなし)なのか!?
という位、
腹がよじれて笑える、ドタバタ劇、だった。


その後、打ち上げにて、皆と大いに呑み、歓喜す・・・。


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  1. 2007/11/19(月) 21:25:47|
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一筆啓上芸術人

印玄の、日記。


17日、土曜朝。
テレビ東京系「ファイティング・スクール」、久しぶりに観る。
CG・アニメの内容が随分、前と変わっていたが、
「かぐや父さん」コーナーはそのまま、続いていた。

声優で出演、活弁士・坂本頼光氏の頑固親父役、ぴったりはまってる。
本当は、<シネマ秘宝館>で垣間見せたごとく、
もっと、いろんなタイプの、
親父・バリエーションが、聞いてみたいものだが・・・。


半日仕事、軽い昼食の後、台場・東京ビッグサイトへ向かった。
<デザイン・フェスタ>見物のため、である。

<シネマ秘宝館>ブースに寄るために来たのだが、
見たことのある傑作群が、ほぼ常時、連続上映。
貼ってあるタイトルの段階で、あれこれと思い出し、
もう、ゲラゲラである。
しかし、まだまだこの世には、
知らない映像が、いっぱいあるんだろうなあ・・・。

そればかりではない。
場内には、どこかで見慣れた?人々も。

おお、Pマンが、手を振っている!
インディアン姿の人と、交流している!
オレパンダーが、あの姿で、物販している!
なぜか、マxxxーZも居る!
芸社の万博?作品のとは、別のが・・・。

場内で、色とりどりのウィッグ・メークをした男女が闊歩する中では、
これは決して不思議ではない、光景なのだ。

お姫様姿や、西洋お嬢様、メイド衣装の女性達に、
緑色のボディペイントをした河童?集団などが、
思い思いに、パフォーマンスしている。

ライブで歌ったり、男女でカンフー・ダンスしてたり、
馬のマスクでボードに絵を描いたり、
注文に応じて、墨文字を書いたり・・・。
毎度ながら、なんてまあ、自由かつポップな、空間なんだ・・・。
会場全体を3回も、見て回ってしまった。

今回のおススメは、秘宝館ブースにすぐ近い、
3分間の、3D短編作品。
立体的サイレント実写、なかなか、よくできている。

それから、一読おススメなのが、
思い入れある?力作揃い、
無駄にすごいハッタリズム、
細かい技が、隅から隅まで、全開炸裂!の・・・
<週刊少年チxxプ>。
実質、季刊に近いが・・・
しゃれの利いた、充実内容。

そして・・・
詩人系列の<直蔵>、<つきなつ家>、<寝言堂>。
毛筆・葉書等の文面が、目を引いた。
それぞれ、HP等でも、PRをしている模様。
心にヒットする文面が、とても多い・・・。

<寝言堂>は、葉書やフライヤーの一行詩が、特に笑える。
4枚並べて、お話が、一本出来る程。
ナイスな、仕上がり。
おそらくは、相当、多くの人々にとっても、
あれらは、思い当たるフシが・・・?と、つい微苦笑。
いや、他人のいい所だけを学ぼう、
と、気持ちを新たにしたのだった。


とにかくユニークなブースが、あちらこちらに、ちらほら。
入場料1000円、見て損は無い!のだった。
手製アクセサリーなど、グッズも選べるので、
若干、お小遣いを持っていくと、よろしいだろう。



まずは、これまで。
あらあらかしこ。

  1. 2007/11/18(日) 08:12:45|
  2. アート
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時計仕掛商売人

夢次の、日記。


11月15日(金)、夜21時半前より、
渋谷シネマ・ラ・セット。

やっと、観れた・・・。
増田俊樹監督、「トウキョウ 守護天使」。

いわゆるグラビアアイドルから、更なる転身を指向している、
そういう、知る人ぞ知る?人物が、女優で登場・・・。

観る前は、そういう、チラシにある程度の情報しか、無かった。
時間を売る話?一体、どういう商売なんだ・・・?
推薦者達も、なかなか、癖のありそうな人達が、多い模様で・・・。

もしや、小生のごとき俗人市民(?)には真意を計りかねる、
松竹ヌーヴェルバーグや、一部ATG系列の、
相当に観念的で、難解な内容の映画なのでは?

と、案じて、身構えていたのだが、
DV撮影の映画が進むにつれ、
じきに、そんな心配はまったく無用、と判った。


一時は死を覚悟しかけた上京女性と、
彼女を呼び止めた、カフェのマスター。
前任のカフェ手伝い女性に、
いかにも一癖ありそうな、常連客達。
この導入部が、わかりやすい。
セピア色の作品世界に、すっ、と入れる。

そのまま、最初の女性の視点で筋が運ぶか?と思いきや、
そこへ、途中より、急にキャメラの視点が、
あやしげな組織集団の内部へと、移動する。

そこで一時、戸惑わされるも、
次第に、その組織の上下関係や、
いかにも典型的悪役風な、幹部の画策言動、
その主導権をめぐる内部争い、
若年メンバー男女の、支部計画・・・
などの構図が示され、
設定といきさつが、徐々に、明らかになってゆく。

ドラマの展開は次第に、
マスターの言動を、ヒロインが追う、という、
わかりやすい形に、なってくる。

<時間の売買>契約をつかさどっているらしい、
謎の人物達の対立・対峙が、
これらの人々の運命に、からまってくる。
やがて各人には、
悲劇、皮肉、涙、
あるいは、ささやかなる歓喜が、訪れる・・・。


言ってみれば・・・
藤子不二雄漫画の「笑うせぇるすまん」に、
ハード・ボイルド・ヒーロー風の、渋く格好いい男性、<砂時計>と、
「電王」のカイ、
ないしは「デロリンマン」の<オロカマン>のごとき皮肉屋、
<時間泥棒>男を投入した、
黒い台詞と皮肉と、
人間くさい哀歓のドラマを含みもった、
なかなかに、味わい深き作品であった。

ところどころで急に画面がゆがみ、小さな渦を巻くあたりなど、
そうした奇談のイメージ強化には、ぴったりだろう。

又、シーンつなぎの画面処理が、
物語に、段落と、小気味よいテンポを作っている。
すっ、と分割されたり、回転チェンジしたり、
ガチャン、と割れたりと、歯切れよい。

カフェのバイトに入った女性が、
急に、生い立ちの走馬灯(?)を見る辺りなど、
小さいながらも、サスペンスに満ちている。

彼女が、マスターを追って駆けつつ、
コートを着込む一連のシーンなど、
駆けつつ羽織る、という技を繰り出せば、
もっとテンポが、よくなりそうだ。

3人の主要ヒロインについていえば、
カフェマスターを追う、1人目のヒロインは、
とにかく、よく走り回っている。

上京した都会で孤独にさいなまれ、
生きるべきか、死ぬべきか、と悩むヒロイン。
ぼそっとしゃべりつつ見せる、物憂げな表情。
そしてマスターに心を打ち明ける時の、涙に震えた表情が、
ある種ふっ切れたような、すがすがしい印象を残す。

2人目の「カナダ、カナダ!」の娘は、あっけらかんとして明るく、
一服の清涼剤になっていて、まずまず、好ましい。
後半での言動も、理屈を超えて、なんとなく納得がいく。

3人目の、組織の女は、ひたすら暗く、
リーダーや彼氏を案じては、おびえている。
泣き顔のアップがたまらなく、何とも、切ない・・・。


上映後、
増田監督、主演女優・神楽坂恵女史、<仕掛け人>氏らによる、
トークショー。
雑誌・プレス関係者も含めた、50人程の入場者を前に、
完全なる記者会見状態、
明るくにぎにぎしい、公開インタビューの場となっていた。

女優女史の今後に関しては、
マイナーな中で活躍し、たまにはメジャーにも登板、
という活動スタイルが好ましい、と一同。
それ位のバランスが、おそらく、ちょうどよろしいのだろう。
そういう理想的な位置を保ち続けるのは、
なかなか、大変だろうが・・・健闘を祈る。

世間への積極的PR作戦、話題性、大いに効果があった模様。
このPR力とバイタリティー、さすが、である。
より多くの映画制作者・関係者が、まずは、見習うべき事だろう・・・
と、感心するのだった。



以上。



  1. 2007/11/16(金) 01:26:15|
  2. 劇場用映画
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寒冷雨中熱血人

秀の、つぶやき。


先週末以降の、TV番組より。

土曜は、寒い雨の日だったなあ。
観たぞ、BS2。
生中継番組「お~い岐阜県 総集編」、
スタジオに三味線屋勇次と、ライダー響鬼と、やんちゃくれ嬢が!
岐阜市に居たんだね、勇次。
地元合唱団に混じって、「私鉄沿線」歌ってるのは・・・
野口五郎、本人!
すげえ。

「ちりとてちん」一日2度放送といい、
月曜のお蔵出し枠で、70年代のVTR中心に、
クレージーキャッツ・加山雄三・ミヤコ蝶々(!)の「ビッグショー」OA、といい・・・
結構あなどれないぞ、BS2。

「ちりとてちん」、今日(月曜)はもろに、
居酒屋店主が、フォークライブで「寝床」ネタ、だった。
ジャイアンよろしく、周囲は皆、逃げ腰。
で、怒った店主、急な<値上げ>攻勢に。
大笑い。食いたいんだね、みんな。
何で店の名が「寝床」か、やっとわかったよ。

でも結構、いい歌だと思うけど、な・・・これって。
歌詞、ユーモラスだし。
ご町内がらみで、毎回聞かされると、
さすがに参っちゃうだろうけど・・・な。

朝や昼より、夜7時のBS2で観たほうが、
ゆったりじっくり、可笑しさを味わえるかも。

なお、故郷の小浜に居る、主人公の叔父役は、組紐屋の竜。
弟役は、マジレッド、である。


コミカル・ドラマといえば、昼ドラの「熱血ニセ家族」も、
主演・須藤温子のライトな魅力と、
テンポのちゃきちゃきした台詞で押しまくって、結構面白い。
途中のはしょりが目立って、
はらはらさせられるところも、多々あるけどね・・・。
同居家族役募集するのに、あそこまでHPに書くのか!?とか・・・。

でも、言ったら何だが、DV報道関連への反発とか、
中央のマスコミやドラマで言いにくそうな話を、
さらっと言ってのけてる、すがすがしさは感じるよなあ・・・。

なお、ライダーゼビー経由、ホッパーライダーの<地獄兄弟>兄貴が、
主役の彼氏?役で、出演中。
そういえば、前番組「お・ばんざい!」にも、
ネクサス・ジェネッスブルー、ゼビー、ホッパーと変身していた、
<地獄兄弟>の弟氏が、ホスト青年役で1週間ほど、出演していた。


それと。
日曜の「波瀾万丈」(日テレ系)、
ジュディ・オングの再現ドラマ・・・
ジュディ役、上村愛香さんでないの!
実録とはいえ、やはりというか、マジな役で・・・。
只今活躍中、ここにあり!でした。




以上。



追伸:11/14(水)


びっくりニュース。
「人間椅子」の(!)小沢真珠さん、
「水戸黄門」第38部に、レギュラー出演決定!注目。






  1. 2007/11/12(月) 22:37:21|
  2. TV
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唯我独尊忘却人

ゼルディア、暫定通信。


「ゲキレンジャー」、ゲキイエローがお見合い!
長刀(なぎなた)振り回す、純和風一家の母は・・・美保純!?
(ついこないだまで、宇宙人化してたような・・・?の声)
でも予想通り、幻獣拳一派との戦いを優先した、イエロー。
やっぱ、そうでしょ~、ね!

で、悪玉側では、
旧世代のえばりんぼ師匠たちが、
サイダインで強化したゲキレンジャーに敗れ、
意地悪な女師匠も、新世代の使い手・ロンに倒され、
一気に、新旧世代交代が、加速。
ようやっと、理央(リオ)新内閣の時代が、来た。

毎週、だだこね、ひねくれ、
理央(リオ)様にデレデレ、のメレ様。
ついに、もうワンランクアップ、変身姿が強化!
なんか、けばいボディ・デザイン・・・。
そろそろ、本気出して、理央とともに、
ピッコロ・フリーザ・セル・ブウ化・・・?


さて、どうやら、今週の「仮面ライダー電王」は、
普段どおりに、放映された模様です。
ほっ。

シリーズ毎年恒例の、OPチェンジですが、
映像は、リュウタロス・ゼロノス・デネブ加入以降の、ほぼそのままで、
主題歌が、
モモタロスさん達<男組>?の合唱に、変わってました・・・。
重低音寄り。
お、男くさい、です・・・!濃い・・・。


過去の世界で消された!はずの、あの人・・・。
なぜ、良太郎とコハナとオーナーだけ、ちゃんと覚えているんだろう?
よくわからない・・・。

お姉ちゃんのカフェも、まるでリニューアル。
デネブが彼を、覚えていない状態だったのは、
さすがに、悲しかった、です・・・。
「このほうが皆、幸せなんじゃ、ないのかい?」と、
痛いところを突く、仕掛け人、カイ。
いやみ~!

でも、意外にあっさり、戻ってきましたね。ゼロノス。
<記憶が人間の時間>原則が、発動。
ああ、よかった。
しかし、まさか、記憶カード消費とひきかえに、
胴体カラーが、錆びた色になるなんて・・・!
お姉さんの記憶復活も、いまだ、危うい・・・?

次週に、つづく。


ゼルディア通信、終わり。



ゲルゲーゲル「・・・ちょっと待てェ!ゼルディア~ッ!」
ゼルディア「・・・え?」
ゲル「ミラーマンは?セブンXはどうした!?」
ゼル「・・・あ」
ゼル「あ、じゃないっ!何も情報、無いのかァッ!?」
ゼル「す、すみません、もうちょっとだけ、待ってください・・・」
ゲル「すみませんで、すむかあッ!!人をその気にさせといて・・・!」
スケバルマンA「おいおい、ゲルゲーゲル、貸した金、取りに来てるんじゃないんだからさ・・・待ってやろうよ、な?」
ゲル「だ、だってな、こいつがさァ・・・」
スケ「大体、お前、言えた立場かよ?」
ゲル「何がだ?」
スケ「確かお前、ゼルディアの情報、ゲルザムとかの組織向けに、盗聴して、スパイしてんじゃ、なかったっけ?」
ゲル「・・・あ」
スケ・ゼル「あ、じゃないッ!!忘れんなァッ!!」


・・・つづく?










  1. 2007/11/12(月) 21:59:36|
  2. 特撮
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躍動疾走撮影人

主水日記。


2週にわたる「ヒミコさん」祭りも、ひとまず、終わった。
できればもう1回くらい、通しで観ておきたかった。

さて。
いつものやつに、戻るとするか・・・。


11月10日、土曜夜、19時。
barガリガリ、常連&新観客メンバー、わいわい集合。

<映像温泉芸社inシネマボカン22>。
今回のお題は、<8mmバカ・クラシック コマ撮りマッドネス!>。
要するに、コマ撮りシーンの魅力満載でお届けする、
準アーカイブ的エンタメ自主映画特集、というわけだ。


8ミリフィルムとビデオ撮影、普及版PCとの過渡期。
デジカメもPC編集も、まだ遠い存在だった80年代初頭から、
珍作・奇作・傑作は、全国のあちらこちらで、
どれだけ合成やコマ撮りができるか?を、競い合うがごとく、
熱気を持って、多発的に、制作されてきていたのだった・・・。
「電柱小僧の冒険」とか、ああいう感じのが、いっぱいあったものだ。

そういう貴重な作品群を、知らない人々にも見せてもらえるのは、ありがたい。
小生にとっては、芸社イベントやシネマ秘宝館で観た、
懐かしき作品も、いっぱいだ・・・。
建て直し前の、文芸座ル・ピリエでかかっていた作品も、ある。

人物や物体が、タカタカタ~ッ、と、
小走りで移動・疾走してゆく様を眺めているだけでも、
実に、心うきうきとなって、楽しい。


上映作品より、紹介。
括弧内は監督名。


「バービーはキャッツアイ?」(岡村博文)

・・・は、007調、人形アクション・アニメ。
人間とのダンス<共演>は、感動的!
二十数年の時を超えた、傑作。

「ヘアGOGO!」(越坂康史)

・・・は、人間ケムンパスで、やんす。
男がカフカのザムザみたいになる、
ちょっとだけエロい、
でもなぜかほっとさせる、ファンタジー。
写真の切り貼り使用が、ポップでライト。


「恐竜ハニンジ」(啓逓宏之)(注1)

・・・の筋は、もろに「キングコング」。
老博士の頭に、鬘と帽子、両方乗せてる無理やり感が、
<TOKYO>シーンに連なっていて、可笑しい。
恐竜より、やじ飛ばす聴衆に、迫力。
埴輪と戦車、ミニチェアとの合成なら、
一度はハリーハウゼン、やりたかったんだねえ。
なんか、燃えるなあ。発射用意、撃てぇ~!


「はじめてのコマ撮り」(なにわ天閣)

・・・の、ロボット君、はじめてのおつかいは・・・
時間かかりすぎ。笑う。
もっと頑張りましょう、ロボ君。


「一休さん(1・2・3)」(制作サークル・<NAサ>)

・・・は、何度観ても、笑える!若干「マジンガーZ」ネタ入り。
ちょこまか動いて、歌って、発想自由。
無垢な年代、タウXン1000mg。
突っ込みだらけの、わいわいやってるアフレコが、
風邪薬よりも、効く?


「セーラーファイターななみちゃん」(今井聡)

・・・は、コマ撮り式で動かす女の子人形、2体登場。
道頓堀に持ち出して(!)大胆にも屋外ロケ。
・・・いや~、さすがにちょっと語るのが、気恥ずかしいなあ・・・。
後半の、あれは・・・
変身、というより、キャストオフでは?の声も・・・。
カニメカもいいが、折り紙メカニックは、実にグッド・アイデア。
キザった誘拐犯も、興奮すると関西弁になるのが、愉快。
後ろで火薬爆発!シーンだけ緑地?なのが、笑える。


「め-きんぐof舞映むーびーpart1/ななみ編」(今井聡)

・・・は、上記「ななみちゃん」の制作ルポ。
人形植毛・整髪からキャメラ・光学合成・セット・操演、
大通りでのロケまで・・・よくぞ、これだけの手間をかけて。
人手が足りないときは、一人で何でもやる!現場記録さえも。
これが、万事の基本、なのだった。
全く大した度胸と労力、なり。


「機動学園ガXXムごっこ」(竹下心也)

「機動戦士3DガXXム」(梶原守雄)

・・・の2本は、制作時期や撮影地域こそ違えども、
発想的には、非常に共通点が多い。

(1)有名なSFロボット戦争アニメの設定が、題材の源にされていること。
(2)学校校舎周辺で、撮影を敢行していること。
(3)人間キャラだけでなく、巨大?ロボット役をも、
生身の人間が演じていること。
(4)そのため、奇声発声?によるメカ擬音が、際立って多いこと。
(5)時折空中を、人間が画面中で飛ぶ!こと。
(少しずつ位置をずらせて、ジャンプをして撮り、つなげたのだろう。)
(6)よって、元の作品を知っている者ならば、否応なしに笑わされること。

違いといえば、前者には女性キャラ(セXラ、らしい)が居ることと、
おまけの他作品パロがある(傘!)こと、
後者には哀愁のパノラマ?シーンがあること、だろう。
客席の受け方では、いい勝負だった。


ラスト、「ベンハー(?)」(たすく少年監督篇)。

・・・ある意味、この純粋無垢な楽しさには、
誰もかなわんかも・・・?
かくて、戦いは、終わった・・・?



なお、「ブラックタイツ」なる、
栃木のニューヒーロー?DVシネマ予告編が映写されたことを、
追記しておく。
(世界にさきがけ、栃木で公開に・・・新宿にも来てね!の声)


以上。



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  1. 2007/11/11(日) 09:40:53|
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女番青春挽歌人

鉄の、あらまし。


・・・ふう!
今週で終わりだな、
ラピュタ阿佐ヶ谷の、<ズベ公青春物語>レイトショー。

全部観たかったけど、3本だけ、観れなかったな・・・。
しかし、今の中高生はもう言わないよな、
<ズベ公>とか、<スケ番>って。
70年代初頭、東映・大映・日活とくりゃあ、
こりゃ、はずせない路線だよな。


「女子学園 悪い遊び」(’70 日活・江崎実生監督)

(再見。夏純子、中学生だあ?もっと上だろ?色っぽいぜ。
先生誘惑ごっこに、丁半揃いました!に・・・遊んでるぜ。
抗議の立てこもりも、まるで、部活合宿。
江守徹の教師が、ええとこどりだぜ。
岡崎二朗のチンピラ兄貴も、かる~く、善戦だぜ)


「高校生番長 ズベ公正統派」(’70 大映・田中重雄監督)

(勉強反対!模試ボイコット!たまにあるらしいね。
秀才役・篠田三郎、試験前に剣道で汗かく、この余裕。
さすがの<非処女同盟>部活生達も、やや食われ気味。
やがて呆れた豹変、知性派ワルに、泥んこ勝負だぜ。
狙ってない所で、ミもフタもない台詞、めちゃ笑えるぜ!)


「ずべ公番長 東京流れ者」(’70 東映・山口和彦監督)

(新宿で、テキヤ一家を手伝う大信田礼子、
啖呵とキップのよさが、見どころだぜ!
ホストの美人局が左とん平、信じられないぜ!
ゲイ姉ちゃんも、一緒だぜ。
殴り込み、ハジキも持たずに、無謀だぜ・・・。
とん平も、珍兵器使用だ!)


「ずべ公番長 はまぐれ数え唄」(’71 東映・山口和彦監督)

(大信田礼子のリカ、
故郷の横浜中華街で、ちょっと泣きの涙・・・。
港といえば、密輸と、女。
賀川雪絵が、ねばる、ねばる。
早く気づけよ、陰謀に!
締めはバイクで、殆ど、仮面ライダーだぜ!)


「すっぽん女番長」(’71大映・弓削太郎監督)

(八並映子、すっぽんの哲子役。金にせこいぜ。
田舎の学校で、PTA脅してるぜ!
新宿の、風俗あっせん兄ちゃん家に、
ずうずうしく居座って、飯食いまくって、せびってるぜ。
土地収用に消火器に、商売上手だぜ。
ライバル、だらしなさすぎだぜ。
大喧嘩と警官のコント、ちょっと、しつこすぎだぜ!
松坂慶子だけ、なぜか、割とおとなしいぜ!
続編作ったのかね、これ?)


「不良少女 魔子」(’71日活・蔵原惟二監督)

(夏にギラギラ、カラフルに。
夏純子、ディスコで猛烈に踊りまくる、ワルのリーダー役。
つい自由を愛しちゃったのが、運命・・・だったぜ。
小野寺昭が、せこい世渡りする、ワル役。
これ、突っ込みどころが、殆ど無い。名作だぜ。
でも、やっつける人数は、極端に少ないぜ・・・。)


「番格ロック」(‘73 東映・内藤誠監督)

(キャロルだ、ロックだ、タイマンだ!
集団スケ番抗争、毎度、閉所でもみくちゃに。
室田刑事も、呆れ顔。
アカレンジャーも、居るぜ!
タイマンやって、それから後が、
すげえ・・・シビアだぜ!
ああ、祭りの季節が、終わるぜ・・・。)


じゃ、あばよ、ダチ公。
又な!
  1. 2007/11/09(金) 20:48:40|
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未見物語想像人

錠の、つぶやき。


こないだチケットセンター、のぞいてみたら、
洋画サスペンス?の「モーテル」だけ、売り切れてたよ。
そんなにいいのか?あれ・・・?

しかし最近、ぜんぜん、よその劇場用新作、観れてないよなあ・・・。
なぜか、ほとんど、旧作の再上映中心なんだ、ここんとこな。

暮れの予定が詰まってくると、
どうも、雑用が、多くていけねえ。
「クローズド・ノート」も、「続・三丁目の夕日」も、
いっこうに、まだ・・・・なんだよな。ぶつぶつ。
本数が多すぎてもう、ついてゆけねえ、ってのもあるけどな。
首都圏だから、だろうな・・・きっとな。


「クローズド・ノート」って、観てないんだけど、
どんな話なんだろうな?

まさか、実写版「デXノート3」、じゃ・・・ないよな。多分。

部屋に引っ越してきた主人公が、
前に住んでた先生の置いてった、ノートを開いたら、

「さあ、恋敵を、このノートで倒せます!」とか、
「さあ、見てしまいましたね?あなたは今日からキxです!」とか、
書いてあったりして。
先生の字で。

まさか、その結果、
ノートの力にはまったメイン・キャラが、
徐々に性格、変わってって。

それの真似が流行って、
例の<別に!>ブームの元に・・・?とかね。

・・・ないない!それは無い!まず絶対無い。
それじゃ、変わる「電車男」のほうが、まだしもだって・・・な?


とりあえず、そういうのとは、
まるで違う映画だろう、と、
今は想像だけ、しとく・・・。




じゃ、又な!















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  1. 2007/11/09(金) 19:24:07|
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<インターミッション、です>

CM、です。


突然ですが、ポレポレ東中野の「ヒミコさん」レイトショーは、
今夜21時の回が、最終日です!
まだの方、お見逃しなく!

(もっと早く言ってよ!の声・・・ゴメンネ)

なお、観た人にとっては、「なるほど!」と、
かゆい所に手が届く、力作パンフは、
ロビーで売っております、800円です。

サントラ関連CDも、
切通氏の新刊書「情緒論」もあります。
(溜飲が下がった!「ALWAYS」関連の記述・・・の声)

そこんとこ、よろしく!



以上です。
  1. 2007/11/09(金) 18:39:25|
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秋祭東奔西走人

半兵衛、手記。


11/3(土)・11/4(日)は、連休がとれた。

土曜の午前中は、午前中NHK・BS2にて、
今週の朝ドラ「ちりとてちん」を、6日分、いっきに観る。
落語・漫才調の対話や、妄想シーンなどがかなり笑えて、面白い。
前番組には悪いが、こちらのほうがずっと、健康にいい。
コメディ全開な主役と、
松田優作みたいな落語家弟子役のコンビは、
買い、なり。


午後より、外出。
早稲田~渋谷~池ノ上~東中野、と移動。

学園祭シーズン、早稲田は祭りの真っ最中。
混雑している上に、新校舎建設中で、通路がより狭くなっていた。
その中に紛れ、早速、映像関連の各所を訪問す。

例年、土曜の上映時間が重なる所が多いので、
とても全部は、観きれない・・・。

結果的に今年は、
早大アニメーション研究会で約6本、
<稲門シナリオ研究会>で1本、
翌日に<ロケット・ブラザーズ>で1本、
のみの鑑賞と相成った。
以前伺った、<怪獣同盟>も、ゆっくり寄りたかったのだが・・・。


WAFLでは、1977年以降の、歴代部員作品を、
軽い司会コメント付きで、次々にデジタル上映。
やはりというか、楽曲プロモ調と、
TVのSFアニメ影響下の作品が、多い。
都市風景の画が、細かいのも、その為だろう。
「コアジサシ飛行倶楽部」「融合戦士ユナイター」「テモミン」などを観る。

政治・経済新聞を論じながらドタバタする、
眼鏡男子小学生がギャグ・アクションする快作、
「嗚呼、よしお君」(1話&4話、2002年)。
アンパンマン?ならぬ残飯から生まれた、ヒーロー登場の
「ザンパンマン」(2003年)。
この2本には、特に笑わされた。
イカレ度合いが、高い。
親子連れも、大笑いしていた・・・。

<稲門>方面でシナリオを書き、<WAFL>でアニメ化、
という流れが、当地にはある模様。

その<稲門>では、10分程のイメージ短編のみ、観てみた。
カメラがぶん回されて、ロック曲ガンガン、
学生らしき男が、終始、狂わんばかりに頭を抱えて、
「わー!!」と叫び荒れる、変な力作。
やや困惑す。
確かにすごいんだが、
この男、いったい、何に悩み苦しみ、何をしたかったんだろう・・・?


夜は、シネマボカンの<アウトプッツ#11>、
後半のみ、鑑賞参加。

黒犬獣監督、黒豹氏主演、
ドキュメントタッチの新作「Club33」、相当笑える。
あの映画の通り、河川敷には何かと、無断耕作地が多い。
槍持って、グレート・ハンティングめいた?主役暴走シーンが、爆笑・・・。

川西弘晃監督と<ゆかいな仲間>が作った、
ジュゲムジュゲム並に?長いタイトルの5分短編、
「シネマアディクト:Kもしも6時間だけ自分が映画監督になるチャンスをもらえたら何を表現すればいいんだYO!!」。
ほぼ、当会おなじみ<団長>氏の存在感のみで?もっている感じ。
笑ってポン!な作品だが、笑うのにはちょいと、センスが要るかも。


恩田浩監督、これも黒豹氏主演、
「世界はオレの洗濯機を中心に回っている」は、以前観たかも。

独身中年男性が、タレントスカウト詐欺に遭ったらしい女性を、
一時やむなく世話する話。
家庭的料理に、男は弱い・・・。
自主女優・星野佳世女史の、ふっきれた?存在感が印象的。
女性?がらみの別件でかくまわれる、ザンス氏扮する男が、
むちゃくちゃ、間抜けな設定。
男としては、あまりにも、鈍すぎる・・・?


その後、シネヴェーラ・シネアミューズ等にちょっとだけ寄り、
「ヒミコさん」のチラシを確認。
入りが気になって、そのまま、上映半ばのポレポレ東中野へ。

この日は、
キリミヤ・ラジオ(ブログ内インタ-ネット・ラジオ番組)の録音を兼ねた、
トークショーの回なのだ。

この夜は20・30・40代まで含めて40人以上の大入り。
初日の倍以上。いささか、ほっとした。
反応もまずまず、よかったそう。
後は金曜までに、どの位の人に、観てもらえるか?である・・・。
上映終了後、珍しく夜通し呑み、酔う。


日曜は、一度帰宅し仮眠。

朝、PCで「仮面ライダー電王」主役が急病、
約10日間休養、とのニュースを知り、愕然。
この前もヒロイン役が、倒れて休養に入ったばかりではないか・・・。

あのときは、タイム・トラベルの影響で縮んだ、という追加設定で、
子役を呼んで、しのいだ。
今週は、もともとマラソン中継で、
放送の無い週だったのが幸いしたが、
終盤のロケは、果たして大丈夫なのか・・・?
体調が、心配だ。

願わくは、両名とも早期に回復して、
2人揃って最終回までに、登場せんことを・・・と。


午後、再び、早稲田を訪れる。

<ロケット・ブラザーズ>の1本、「ハルナツユキエ」は、
佐々木智子監督自身が、主役三人娘の一人に。

恋愛・嫉妬のからまない、女子学生3人のおだやかな友情と、
将来への不安と、小さな仲たがいと、その和解を描いた、
派手なものは何も無い、ミニマム・ドラマ。
3人のキャラが、ちゃんと描き分けられているのに、好感。

一人の女性、万事にきっちり、準備リストまで作りながら、
2人に自分のささやかなる旅立ちを、何故か、知らせない。
別れの寂寞、ゆえに・・・?

きわめておとなしい、画面と展開だが、
心のさざ波というか、不思議に余韻の残る小品。
まずまずの出来、なり。


土日行状報告、以上。
  1. 2007/11/04(日) 20:29:30|
  2. インディーズムービー
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晩秋昭和映画人

半兵衛、手記。


また、昭和の名監督が、逝った。

PCL~東宝映画の名匠、
谷口千吉監督。
29日逝去。
享年95歳。
合掌。

3人の結婚相手が、
水木洋子・若山セツ子・八千草薫・・・というのが、すごい。


公式監督デビュー作は、
モノクロの山岳サスペンス、「銀嶺の果て」。
野生の男・三船敏郎を、主役に抜擢。
共同脚本は、黒澤明(!)。

最初のうち、山小屋の人々が<彼ら>の噂を始めて、
徐々に注目の<彼ら>が言動を現し、
逃亡者の哀しみを見せる、という構成が、うまい。
今は無き大井武蔵野館で観て、感心したものだ。


これも大井武蔵野館で、かなり黄ばんだフィルム映写で観た、
カラー作品「カモとねぎ」は、
せこい詐欺師チームが、大勝負に出る喜劇。
砂塚秀夫のキャラが、
前半と後半で、やや変わっているのが気にかかったが、
ドライな発想としては、かなり面白い。笑える。
ただ、主役があの人で、いいのか?
ちょっと、渋すぎるのではないか・・・と。
でも、格好いいよな・・・。


冒険時代活劇「大盗賊」や、
OO7スパイ路線の<国際秘密警察>シリーズは、
面白いには面白いんだが、
紙芝居的で、かなり大雑把なアクション、という印象。

「国際秘密警察・鍵の鍵」という作品は、
後にウディ・アレンが再編集して、音声を入れなおし、
ギャグいっぱいの映画に変えてしまった・・・そうな。
ああ、字幕入りで観てみたい!

それと、ぜひ、通しで観てみたいのが、
記録映画の「日本万国博」・・・!なのだった。
もう、あの頃の記憶を、記録フィルム映画でまさぐる、
そういう時代に、なった。




以上。




  1. 2007/11/01(木) 21:19:20|
  2. 劇場用映画
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<おしらせ、です>

M・H・K、千葉放送局です。
番組の途中ですが、
ただいまより、記者会見を中継いたします。



代表代行、です。

代表者より、メッセージです。読みます。



去る、10月21日(日)におきましては、
代表者が、房総方面への遠征中のため、
<ときめきチーム>ご一同様の、魅力的上映会に、
伺えなかったことを、大変残念に、思っております。

主催者様におかれましては、退院、おめでとうございます。
遅ればせながら、お祝い申し上げます。

なお、諸事情により、当日の遠征につきましての詳細は、
この場におきましては、省略とさせていただきます。
ご了承ください。
(なぜだよ~!の声)


また、本日より、<公的>年賀状の、執筆・印刷に入る予定です。

その影響により、年末までしばらくの間、
ホームPCによる当ブログの書き込みアップに、
期間がかかる場合が、ございます。
ご了承ください。


時節柄、
年金ショック、
オイル・ショック、
ノX・ショック、
食品偽装ショック、
有名人逮捕ショック、
物価高騰ショック等の、折ではございますが。
(アイアン・ショック!の声)

当方も、映画「NANA」のごとく、
日々の買い物、帰りの交通費等、
何かと、苦慮致しておりますので。

皆様、どうぞお元気に、お過ごしくださいませ。


以上です。ありがとうございました。



以上で、記者会見中継を、終わります。
M・H・K。 [<おしらせ、です>]の続きを読む
  1. 2007/11/01(木) 19:44:22|
  2. 日記
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