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政の、日記。
猛暑に耐えかねて、
4日間、夏休みを取っている間は、シネマ旅を休んだ。
あらゆる用事と、時間割から、自分自身をしばし、開放したかった。
そして、様々な局の、さまざまなTVドラマを、ぼ~っと、観ていた。
ローカル局のTVKには、朝の8時から、
なつかしのアニメ版「トム・ソーヤの冒険」が、映っていた。
昔、確かに観ていた回だった。
いつも、コワ~い先生に、
むちでひっぱたかれているトム少年が、
学校と縁の無い友人・ハックルと共に、
ミシシッピ川を上り、下りする蒸気船に紛れ込み、
数年前に別れた時よりも、
ささやかながら成長した知人少年に、ばったり再会し・・・
やがて、元の街へ帰ってくる。
と、いうだけの、何ということのない、小さな旅の回だった。
派手なアクションも特に無く、
主役の2人が川を泳ぐぐらい。
画面は、河の流れに沿うように、
ゆったりと、流れてゆくのみ。
そして、あのエンディング・テーマソング。
あれが、テーマのほぼすべてを、くっきりと表している・・・。
それだけの旅の話が、なぜ、
いまだに、観ながらあんなにわくわくし、いとおしく思えるのだろう?
少年、という、
行動範囲の限定された存在が、主役ゆえか?
あるいは、おおらかさ、ゆえか?
未知への旅。
冒険する心。
心ときめくようなドラマとは、本来、
大人不信、人間不信と若さの対決、
恋愛や競争心を軸にしたお説教ドラマや、
えぐいサスペンス・パターンの<探究心>ドラマばかりでは、
なかったはずなのだ・・・。
普段、エロティックだ、画面のアクションだ、
と強調している人間が、言うガラでは、ないかもしれないが・・・
過度の<リアリズム>と、精神的どぎつさに傾ききった、
最近の、多くのドラマやアニメが見失ってしまった、
あらためて見直すべき何かが、
「トム・ソーヤの冒険」に、まだ残っているように感じるのは、
果たして、小生だけなのだろうか・・・?
以上。
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- 2007/08/16(木) 01:03:58|
- TV
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