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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

秀、しばしタイムスリップする

秀の、ぼやき。


やっと8月1日に、遅い梅雨明けが宣言された。
しかし今度は、猛暑を相手にせねばならない・・・。



又、昭和の巨星、ダブルで堕つ。

阿久悠が、カール・ゴッチが、亡くなった・・・。

ゴッチ氏については、
映像的格闘技に長けた?映像温泉芸社方面の方々が、
ずっと詳しいだろうから、
解説はあちらに、お任せしておきたい。

(あいつがゴッチ、って漫画、無かったか?の声)


典型的な、受験生予備軍だった中学の頃、
井上ひさし先生の小説「偽原始人」を読んで、
少なからぬ、ショックを受けた。
小学生達が反乱を起こす小説を、
中学時代に文庫で読んでしまったことが、大きく作用した。

その中の解説シーンで、阿久悠という人物と、
作詞家という職業の存在を、初めて強く認識した。

歌謡曲・演歌とアイドルソング、企画ものの歌などが、コント入りで、
同じ番組のステージで、混成部隊で普通に歌われていたような状況が、
まだまだTV番組に溢れていた70年代は、
ヒット曲を飛ばし続けた作詞家・阿久悠氏にとっても、
黄金時代だったに違いない。
シンガーソングライターが、ラジオ以外ではまだ、珍しい時代だった。

80年代以降は、徐々にターゲット層ごとの棲み分けが進み、
<紅白>のような形でのフュージョン番組のほうが、珍しくなっっていった・・・。


よくも悪くも、
この「偽原始人」なる悲喜劇小説により、当時与えられたショックが、
ギャグ好きの、
「ワイドNO.1」(注1)や「モンティ・パイソン」(注2)の話が好きな、
一部友人らの影響ともあいまって、
その後の我が人生観の、ある部分を確実に、
決定付けてしまった、と言っていいだろう・・・。

おかげで、その約十年後、
なぜか親父殿に連れて行かれた、
「頭痛肩こり樋口一葉」の舞台を目撃して、
ゲラゲラ大笑いすることに、なるのだった。


以上。 [秀、しばしタイムスリップする]の続きを読む
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  1. 2007/08/03(金) 00:13:13|
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