シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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壱、ドリームチームを想う

仕事人・壱の、ぼやき。


やあ。
・・・あのな、今、呆然としてるんだよ・・・。
ついに、来るものがきた、って感じだな。


ほら、あれを、留守録で、観たもんだからさ・・・。
「ルパン3世」の、新作2時間スペシャル。

ここ何年か、通しでは観てなかったし、
よーし、こっちも40周年だ!てんで、
観る前は気合、それなりに入ってたんだけどね。
けど・・・。

ありゃ~、こら、あかんわ・・・。
あのままじゃ、ゼッタイに、まずいよ。
根本的に変革が、必要な状態になってるよ・・・。


原作者先生ゆかりの地、霧多布岬周辺を舞台に設定し、
原作と第一次TVシリーズ(ルパンが緑のスーツの頃)に出てくる、
ルパンが特に難儀させられた、神出鬼没のタイムマシン発明者、
磨毛狂介(後に出た映画版の、マモーとは別人)が再登場。

その役を演技派・中村獅堂に振るなんざ、
すご-く、期待させるじゃないですか!


ああ、それなのに、それなのに・・・
いったい、このスカスカな演出と、面白みの湧かない出来は、何なんだ!?
初めて、ルパンを早送りしたくなって、仕方がなかったぞ。
そんなことがあって、いいのか?いいはずがない!
本来、こんなにユルいもんじゃないぞ。
もっと元気いっぱいなはずだぞ、「ルパン3世」って!

最初の船舶チェイスあたりまでは、結構、よかったんだ。
おお、やってるねえ~!ウキウキ、って感じで。
でも・・・

300年前にタイムスリップして、
部族間抗争のはざまに置かれたあたりから、
展開がじれったいほど、のろくて。
ウキウキ度が、がたっと、落ちるんだ・・・。

次元が銃、五右衛門がヒロイン女王がらみで、
見せ場をちょっとばかり、作るんだけど。
いつものレギュラー同士でも、何だか、エネルギーが無いんだ。
丁々発止の早口やりとり、目立った漫才的会話といったものが、全然、無いんだよ。
あれの無い、「ルパン3世」なんて・・・。

これって、「ドラえもん」や「電王」でも、
十分できる話なんじゃないだろうか?
磨毛狂介は、二重性丸出しのキャラで、
なかなか、がんばってはいるんだけど。
ルパンとの駆け引きシーンが、わりにまともな見せ場ではあった・・・。

銭形警部や不二子の、活躍シーンが極端に少ない展開なのも、気になる。
2人が本筋に直接からまなくても、つながる話になっているんだな・・・。

もっと、脇の少年や、ヒロイン<お不三>を動かして、
リリーフ・サポート役で、活躍させてほしい。
同じ原作者の、「ルパン小僧」みたいに・・・。
お不三役に、抑揚が無いのも、よくない。
<女王>役が、一番全体を支えて、筋を引っ張ってたな。

こういう状態で、
以前よりはるかに、ゆるく演出している、最大の理由としては、
おそらく、
2代目ルパン役以外の、声でレギュラー出演の俳優陣が、
40作以降の寅さん映画並みに、
高齢化、体調衰微等してきていることが、
影響しているのだろう。
体力、声量等からして、やむを得ぬ対応、とみた・・・。(注1)

それならば、若手ゲスト声優たちに、
長めに、かつ、抑揚いっぱいで演じさせなければ、もたない。

人は、誰でもいつかは、歳をとる。
演じるにも、体力が落ちるもの。哀しき現実。

40周年の、ここいらを節目にして、
「サザエさん」や「ドラえもん」同様、「ルパン3世」も、
新旧交代の準備を、心しておくべきだろうな・・と。
撮る側も、観る側も。
やっぱり、ハードボイルドで、エネルギッシュ、
ギャグもありの「ルパン3世」を、観たいから・・・。


レギュラー陣が花道を飾るときが来たら、
ぼくらは、どういう形で、見送ればいいんだろう・・・?


そんじゃ、
まった会お~な!



追記:

原作者先生への、とあるテレビ雑誌の取材記事、
取材者名が<堀井>さんって・・・
もしや、まさか・・・?







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  1. 2007/07/29(日) 13:17:24|
  2. TV
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北町、オフタイムに投票へ行く

ビーグルGメン・北町蘭四郎、報告。


きょうは、参議院議員選挙の、投票日。

小生は、既に期日前投票を、済ませておいた。
どこの誰に、というのはあえて、言わないでおく。
ここは、いわゆる、熱く政治議論する場ではないので・・・あしからず。

先日、TBS系「NEWS23」で、
「鷹の爪・・・」の<蛙男劇場>の人が、ゲスト・トークに出て、
<かさ地蔵>のご利益頼み、のたとえ等を、
風刺アニメにして、見せていた。
くにゃくにゃの漫画絵で、台詞はスパイス入り、
たしかに、面白い・・・。
皆さん自身も、批判の対象になり得るんですよ!
という皮肉が、しっかり利いている。
この人、チバテレへ、<選挙>のお題で、
川柳でも出してみられては、どうだろうか?


これも先日、
「ラザロ」という、自主制作3部作の1本、
「朝日のあたる家」篇を観た。
伊勢の映画祭関係者と、プロが組んだ、社会派劇映画。

作風自体は、井上紀州監督作品らしく、
例によって、ゆっくりゆっくりな流れの中に、
姉妹役の新人女優が、
恨みと金とで裏返るコワさを、愚直なまでにぶつけてくる。
迫真。背筋が寒くなる・・・!
妹が男へ、河原で禁断の告白?をするシーンだけ、
ちょっと、つたなさが見えたが・・・。

終盤の、さびれてシャッターを下ろした商店街を、延々映すシーン。
あれに、テーマがきっちり、象徴されている。
こういう象徴的記号が、一つあるか無いかで、
映画は印象が違ってくるもの。

後半出てくる、車の遠くに見える白服の人物、
いつの間にあんな近くに?というシーンと、
ラストシーンには、
いささか、解釈に戸惑わされた。

映画ではよくある形とはいえ、
そこまでのリアリズム路線をあえて崩し、
人物の願望表現を優先するとは、心憎い。
社会派から、555のオルフェノク?への移行、
という喩えと受け止め方で、いいのかな?
(ホース、クレイン、カイザ!の声)

あれを観る限りでは、地方の商業界でも、
生活格差社会は、もう相当進行している模様、とみた。

まず、こういう悪い形での不均衡進行から止めて、
徐々にでも再分配へと、是正していかないと、
人々は、
選挙という催事(?)の効用を、いよいよ、信じなくなるのではないか?
もっと、余裕のある<中間層>が形成されるだけでも、
世間の人々は、いやいやではなく自発的に、
ほんの、もうちょっとの努力や工夫を、惜しまなくなるのではないだろうか?

テーマと表現法は、表裏一体なものだが、
別々な本質も持ち得る、という視点から、語ってみた。


以上、ビーグル警部に、報告す。









  1. 2007/07/29(日) 07:12:35|
  2. 劇場用映画
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政と竜、一山越えてジャンプする

梅雨いまだ明けず、蒸し暑い日々です・・・。
皆さん、お元気でしょうか?


大変ごぶさたの、
ゼルディア、通信。


全米オープンゴルフ等で、飛び飛びのOAが続いていましたが、
ようやく、通常プログラムに戻って、
ヒーロータイム、2本立て、です。


ゲキレンジャー・チーム、
強化したリオ様に、かなり痛めつけられ、
ズタボロの散々な敗北を喫し、
囚われた猫師匠のため、
タイムリミット3日間で、猛スピード修行。
一時は仲間割れ?の危機まで・・・。

その果てに、
ようやくレッドが、お約束のバージョン・アップへ。
やれ、一山越えた、というところです。

夏の映画では善悪ともに、
「Gメン」よろしく香港へ行くらしいけど、
さて、どうなることやら?

電王は・・・相変わらず、というか。
謎の時計男も、まだ素顔を見せて無いし、
あんまり、状況に進歩無し?

赤ちゃんと<契約>?していて、<姫>?を口説いてはどつかれてる、
えばった王子様?キャラの、白いイマジンに振り回された、良太郎達。
最近はデネブが、癒しキャラ・・・?


さて、去年が、ウルトラマン誕生40周年、
今年がウルトラセブン登場40周年。
そして、メビウスに続く、
今秋頃からの、CBC・TBS系円谷ドラマは・・・

新ヒーロー、「ウルトラセブンX(エックス)」参上!
となる旨、ニュースが出始めております。

まだ、内容の詳細は、未確認ですが。
デザインは、元祖セブンと大体近いようですが、
多分、まったくの新設定世界シリーズとなることでしょう。

過去のウルトラ・シリーズの蓄積、ノウハウがあるとはいえ、
人気作品のリメーク路線のみでは、アピールは難しいでしょうし、
何しろ、メビウスの後ですから。

やる以上は、過去の「セブン」のイメージを、
もう一山、乗り越えないといけないし、
新世代の子どもたちにも、改めてアピールの必要があるわけで。

やっぱり、ビデオ版セブンや、ネクサスみたいに、
ハードなSF路線を、基調にするのでしょうか?
それとも、マックスみたいに、もっとソフトなドラマになるのか?
ダンやアンヌに相当する、レギュラー陣の設定はどうなるのか?
男女比率とか・・・?
エイリアン側の姿は、どんな風に?智略派か、凶悪組か?
(まさか又、ネクサスの時みたいなのじゃ・・・?と、不安の声)

などと、その辺のいろんな舵取りが、
どっちを向くのか、気になってきました。

そろそろ恒例・ウルフェスのシーズン。
何か、番組予告の情報が、出てくることでしょうね。
ちょっと、はらはらしながら、スタートを待ってます!



以上、今日のゼルディア通信、終わり。 [政と竜、一山越えてジャンプする]の続きを読む
  1. 2007/07/27(金) 00:21:57|
  2. 特撮
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秀、カルチャーギャップに戸惑う

秀の、ぼやき。


その後、わが本拠地のTV受信は、どうなったか・・・?
又、妙なことになっている。
(注:千葉県西部地域であることを前提に、読んでいただきたい。)


1Fと2Fに、留守録用のTVセットがあるのだが。

1Fでは、チバテレがまったく映らなくなり、
代わって、MXTV(東京・メトロポリタンテレビ)が映っている。

2Fでは、画質がやや落ちたチバテレと、
TVK(横浜局・テレビ神奈川)と、
放送大学が、映るようになった。

NHK2局と日テレ、TBS、フジ、テレ朝、テレビ東京は、
いずれにも、普通の画質で入っている。
テレ玉(テレビ埼玉)は、いずれのTVにも、いまだに映らない・・・。

受信圏からみても、地理的には、MXTVが入るのはありうること。
しかし、なぜ、1Fだけなんだ?
どうして、チバテレは、2Fだけ?
それに、神奈川と距離的に違わない?はずのテレ玉も、映っていいはずなんだが。
なんで、そうなるの?
さっぱり、わからない。

ともあれ、これで、
2Fのみだが、平日の朝7時半から、
TVKの「SakuX2」(サクサク)なる、奇妙なコント?番組が、
突如、視聴可能になった。

女性司会を真ん中に、パペット人形達にかぶせた音声が、
投書に答えている。
リクエストで<参議院>の解説を、しようとしてた様子だが・・・
どうも、よくわからないんで、困ってるようだった。苦笑す。
占いコーナーのPVは、ロック・ギンギン・マッチョ調。
朝から、濃すぎる・・・。

その後、(月曜)8時からのキッズ?番組で、がたっ、ときた。
予算が無いせいもあるだろうが、衣装と台詞が、寒すぎる。
70年代の「おはようこどもショー」(日テレ)を、
大幅に、水割りした感じだ・・・。
元気のよさが、取り柄?

あ、それと、これのおかげで、
チバテレに契約解消?された「モーニングサプリ」も、
1FのMXTVで、再び視聴可能になったぞよ。ふっふっふ。

<知的女性>司会優先イメージだった以前とは、スタイルがやや変わり、
関西風の男性司会者が、
世界各国出身の男女有識者メンバーを集めて、
新聞の小さい記事(エコ技術とか、日本人のマナーなど)を題材に、
オール日本語で、国際的ディスカッションをやっている。
なかなか、好ましいプログラム。

MXTVは、夜、「ミラーマン」やってるね。
見た事も無い、アメリカン・ホームコメディ・ドラマも。
ほら、昔よくやってた、音声で笑い声、入れてるやつ。
「あなたにムチュー」って、今時、すごいタイトルだね・・・。


各地のローカル・プログラム。
チバテレ以外も、まだまだ、計り知れない世界なのだった・・・。


以上。




[秀、カルチャーギャップに戸惑う]の続きを読む
  1. 2007/07/24(火) 01:36:45|
  2. TV
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主水、ギブアップ宣言する

主水日記。


その後の、仁義なき?古今東西、新旧劇場用映画見物録。

一部、限りなく自主制作枠に近い作品もあるが、
有料の劇場できちんと公開された作品は、
原則としてはひとまず、
今回は<劇場用映画>に、加えておくことにする。


1・ピンク映画・竹洞哲也監督特集の再映。
12日(木)夜は、「思い出がいっぱい」と「恋味うどん」。

学校同窓会劇「思い出がいっぱい」は、
どうやら、房総周辺ロケらしい。
上総中野駅は、房総を<L字縦横断>できる、鉄道二社の乗換駅。
大抵は無人で、乗り換えには30分位、待ち時間がある。(注1)
ダムは・・・亀山あたりだろうか?
男子生徒に優しい?先生役の林由美香嬢が、今やなつかしい・・・。
上京映画監督組には、泣かせる話であろう。

実は、両作に出ているのが、同じ吉沢明歩と気づくのに、数秒かかった。
「恋味うどん」で「ざます~!」連発するコメディエンヌぶり、
しばし記憶に、留めておこう。

上映前に、「恋味うどん」に使用されたテーマソングを、
陽性癒し系?女性ギター歌手、ニナザワールド女史が、
優しく柔らかく、熱唱。
まあまあ、上手いかな・・・。
帰りのロビーはさながら、CD販促会状態であった。


2・フィルムセンター、川島雄三監督特集の未見作、数本。

6月中より、時々、寄っていた。

白黒で、松竹歌劇団総出演、
夢の中で長崎がSKDワールド化する、
ミュージカル・コメディ「夢を召しませ」、

平屋の社宅団地で、アヒルのごとく騒がしき夫人達が、
主人達や若いカップルさえ、東京=大阪間往復で、
余計なお世話いっぱいで振り回す、
皮肉たっぷりな家庭喜劇「東京マダムと大阪夫人」、

森繁が南米帰りの石松?で登場、デパートで調子よく商売、
フランキー堺と高速道路計画がらみで、地元の守り神のお狸様と共闘、
ジェリー藤尾の近代愚連隊が目立つ「縞の背広の親分衆」、

旦那が妻より登山に執心、愛のさめた夫婦仲、
そこへ今頃になって、双方に、
やっと趣味が合う異性が現れるも、
皮肉な巡り会わせもあって、
ダブル・ニューカップル?もあまり進展せず、
知人の未婚魚類学者(三国連太郎!後の性豪役が嘘のよう・・・)が、恋愛のはかなさに幻滅する、
悲喜劇「あした来る人」。
(これ、趣味優先で暮らししてる人ほど、泣けてくるよ・・・の声)


・・・・などを、観れた。


再映リクエストでおすすめするなら、
(もっと早く書けよ!特集終わるのに・・・の声)

三木のり平が珍奇なクロレラ研究者に扮する「喜劇とんかつ一代」、
狭い長距離列車内のドタバタ劇「特急にっぽん」、
フランキー堺が際限も無く走り回る「人も歩けば」、
遺作にして大傑作の「イチかバチか」あたりだろう。

落語ネタ入りの非喜劇「幕末太陽伝」が、
痛快なケッサクであることは、論を待たない・・・。


3・池袋、新文芸坐の<追悼・植木等>出演作特集の数本。

「日本一の裏切り男」、
日本人の歩んできた戦後復興とは、
案外、大体こういうもんかも、
と、一応は納得するも・・・。
今の世になって観ると、ラストの議決シーンに、
ぞっとする程の皮肉を、食らうのだ・・・。
あちこちで、ドリフターズ・メンバーが、ゲスト的に登場。
志村けんは、まだ居ない。荒井注が居る。


「日本一の断絶男」、
たわいもないお調子者出世譚だが、緑魔子がチャーミング。
大阪万博の真新しい工事現場が、タイムスリップ気分。
立て篭もり学生達が大勢出てきて、
女侠客映画でウサッパラシしてるのも、時代の違いを感じる。
後半は殆ど、東宝サイドによる東映映画のパロ、だった。


「ふしぎな国・日本」。

青年医師役・中井貴一、
親子二代にして、ついに初出演の<松竹映画>。
ヒロイン・紺野美沙子との相性は、ドンピシャ、ぴったりすぎ。
高峰三枝子や財津一郎も居るし、上原謙もちょっと出てる。
お話も全体に<大船調>らしい、
ほのかな恋と、涙の父子鷹交流物語。
敗戦引き揚げ派の人々には、ぐっとくる話も。

なのになぜか、
東宝の松林宗恵監督をはじめとして、周囲には、
植木・森繁・有島一郎と、
東宝映画ゆかりの関係者も、いっぱい。
この人々がメインのコミカル・シーンでは、
完全に、<東宝映画>の延長劇と化していた。

おそらくこのキャストのために、<プロ製作>にしたのだろうが、
その豪華な顔ぶれこそが、80年代当時でも、
やはり、典型的<松竹映画>の中では、ふしぎな感じだ・・・。

なべおさみが、切ない男心を、好演。
さだまさし一家もちょこっと、登場。
バンドボーカルする小堺一機(!)が、若い・・・。
高見知佳の、ケロッとした能天気さには、あっけにとられる。
しかし、誰にもまして目立っていたのは、
畑中葉子の、猛烈マイペースぶりだった・・・。


「だまされて貰います」。

クレージーキャッツ映画末期の、ダレた時期のもの。
<植木等・加藤茶の共演>自体が、人気の世代交代を物語る・・・。
加藤茶に合わせたせいか、いささか、下品なネタが多く、閉口。
他のドリフ・メンバーは、出てこない。

植木の詐欺師ぶりで引っ張るのか、と思いきや、
どっかの選挙に出てる、発明家みたいな話へと、それちゃった。
水からガソリンが作れるはずもないんだが、
そんな発明があったら、どんなに便利だろう・・と。
奇術師みたいになった加藤茶に、ちょっとだけ笑う。
まあ、それ位かな。


4・新アップリンク・ファクトリー、
<新・トウキョウ堕落論>企画の、
旧ロフトプラス&SCUM組総出演・協力、
堀井彩監督「泳げない女」、樋永真一郎監督「マラニカ」。
まがりなりにも、ついに劇場正式公開と、あいなった。

会場内ゲストは、もう、お久しぶりの皆さんばかりで。
半分は、同窓会の気分だった・・・。
1本前売り1300円、当日1500円。
2作品目は半券提示で、1000円にしてくれるので、
通好みのゲストトーク付きなのを考えると、割に安い。
さて、作品。

「泳げない女」は・・・2年くらい前の作品。
以前、どこかで観ているかも、しれない。

主演女優・黄金咲ちひろ。
上映後の舞台挨拶で、なぜか、派手な金ぴか衣装。
服のまま風呂に入るシーンが、お気に入り、との事。
ちょっと、珍しいかも・・・。

時空間の処理法が、ちょっとおもしろい作品。
導入部と終結部が、
ほとんど、サイレント&BGMで示されるのが、大きな特徴。

上京・バイト・仲間の誘い・集団スーフリ?過激パーティー・中年組員出現まで、
ありがちな導入部を、<一気見>で飛ばす、
あの省略法は、お見事、なり。

40代、たそがれかけた気分の中年男を、
増田俊樹氏が、人間くさく、
ぼやきつつ、男の怒りとともに、好演。

義理の妹と別れ、主役女性と同居する中盤以降でも、唐突に、<劇中ナレーター>が数人、出現するところが、ユニーク。
いっそ、中盤もナレーター部分以外、サイレント&BGM化したほうが、もっとユニーク表現になるのでは、ないだろうか?

妹役が、兄の服を次々と着込むシーンは、暑そうに見えた。
浮気の密告者女性が、ガード下で踊ってるのは、何の振り付けなのだろう?
その浮気相手役・佐藤幹雄、
明朗なのか、クールなのか、
抑えた、静かなる印象のまま、ある存在感を、観る者に与えている。

終盤は、サイレントの威力と迫力が、戻ってきた。
が、エンディングで、唖然とさせられる。
あれは、時空間の扱い方に、迷いが生じたのに相違あるまい・・・?と。
少し、気にはなった。


「マラニカ」は・・・
こちらも以前、観ている覚えあり。

出演女優・女子大生役の小田有紗。
上映後のトークによると、
実は、ああいう役の心理が、理解できない、という・・・。

白黒映画にグリーン、オレンジがかった色合いをつけた、
渋く抑制された画面表現。
せこい寸借詐欺の話A・Bが2件、
まったく相互に交わらぬまま、交互に進行。

二セ・レントゲン技師がらみの詐欺については、
本物の技師ならば、
病状を患者に自分でこっそり伝える事などは、まずやらないものであり、
まったくの詐欺とわかる。
病状・検査結果等の詳細は、個人情報にあたるので、
まずドクターが、患者本人、又は家族に伝えるものであり、
技師はその役にはあたらない。
もし確認したければ、受付でカルテを請求するものである。

さて増田氏、ここではうってかわって、
やり手の恐喝屋!?役に変貌。
敵に廻すとこわ~い男を、いかにも生っぽく、演じている。
<一桁多い>おこずかいをねだる、
人をなめた(!?)援交女子大生には、
大人をなめるな!とばかりに、逆に脅し、
彼流に、都会の裏街道のルール(?)を伝授する・・・。

家出初体験らしい、泣き虫の眼鏡女子中学生に対しては、
親への携帯通話を利用して、実家からトラブル・バスターと称して、
大金を巻き上げる・・・。
硬軟使い分けての交渉術、正に、おそるべし・・・。

しかし、まことに奇妙な形で、状況に収まりがつくラストに、
なぜか、妙にほっとさせられるのも、事実。

金銭がらみの怪しい話には、くれぐれもご注意を、という教訓的作品。

両作に、<シネマ愚連隊>常連組・稲葉氏の姿が見える。
「泳げない女」には、鈴木明日香嬢の姿も。
その後も両者、健在の様子、なりや・・・。

5・イメージフォーラム・レイトショー、
木村威夫監督の中篇、「馬頭琴夜想曲」。

例によって、長崎と原爆批判をまじえた、美術的世界。
ビニールと照明を上手く利用していて、
サロメのミュージカル?みたいな歌とダンス入り。
アートとしては、きわめて豊かな結晶体、なんだが・・・。
クリスチャンでも無いと、わからない筋書きのようで。
話が、ちんぷんかんぷん。
あれもこれもと、ちょっと、盛り込みすぎかな・・・。




で、合間を縫って、PFF・・・。

その上で、このブログを書くのに、平均約半日かかっている。
おかげでどうしても、新作映画が観れない日が、出来る・・・。
シネコンでも、特集上映でも、時間が空かないものが多く、
何とも、じれったい。

この半月程だけでも、これだけで、
時間・予算・体力的に、もう、手一杯である。
もうこれ以上は、無理。限界だ。

ゆえに、どなたとも、
必ず行く、というお約束は一切、出来ない状態になっている。
どうしてもすぐに観たい作品、初見作品を優先させて頂いているので、
申し訳ない、あしからず・・・。



以上。



[主水、ギブアップ宣言する]の続きを読む
  1. 2007/07/22(日) 10:59:43|
  2. 劇場用映画
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主水、日本一のショック男になる

主水、がっくりの、ぼやき。


先週、風でボキボキに折れていた、屋根のアンテナを、
電気屋さんを呼んで、まるまる取り替えてもらった。
3万7千円近く、かかった・・・。
自分では、とても登れない位置に、固定してあるのだ。

で、とりあえず、東京ネットの地上波の映りは、正常に戻ったのだが・・・。
予算の都合で、今度はローカルTV局の番組が映せず、
千葉テレビのアナログ放送が、まともに視聴・録画できなくなった・・・。
TVその1、チバテレ画面、砂嵐が混じって、ザーザー。
ローカル放送がまったく映らないTVその2も、出た。

あれは、千葉市からの放送で、アンテナの向きが反対方向なので、
クリアー調整に、もう3万位は、かかることだろう。
(MXTV・テレ玉も、地域範囲的に、受信がむずかしいのだ。
 都内に入ると、テレ玉以外は一応、視聴可能なのだが・・・。)

あ~あ、これで千葉テレビの時代劇、留守録できなくなった・・。
しかし、とりあえず、東京ネット局は、観れないと困るので・・・。
やむにやまれぬ、応急処置。

これで又、オールデジタル化の時に、
金がかかるのか!?
誰を恨めば、いいんだ?台風をか?

やれやれ、又、貯金しなければ・・・と。ため息。
いっそ、次の買い替え時に、ケ-ブルTV、引こうかな?
でもあれ、ローカル局のデジタルチャンネルが、
あるかどうか、まず確かめないとなあ・・・・。


なんとなくだが、
去年観た、「幸福のスイッチ」が、浮かんだのだった・・・。
ジュリ&ジュリー!ウチにも来てくれえ!
あ、和歌山か・・・。


以上。
  1. 2007/07/22(日) 07:10:08|
  2. TV
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三味線屋、糸を引く(?)

三味線屋の、日記。


結局、PFFアワード中、7作品受賞の結果に関しては、
最終審査員に、
エロ・グロ・ナンセンス映画の名匠たる・・・
鈴木則文監督が居たことが、
大きく作用?した模様、とみた。

でなけりゃ、あの関西弁の父ちゃんやじいちゃんが、
主役やヒロインよりも目立ちまくってる「剥き出しにっぽん」が、
「俺たちの世界」、「青梅三丁目先」、その他を押しのけて、
グランプリになるはずがないではないか!

と、これは外野席の、ひとりごと。
さて、そろそろ話を、劇映画一般に戻そうか・・・。


以上。
  1. 2007/07/22(日) 01:07:47|
  2. インディーズムービー
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主水、筋書きの解体を観る

主水日記。


その後・・・。
17日(火)の夕方、仕事を済ませて後、
18時過ぎ頃より、
PFFアワード・Aプロ(16時45分より開始)2本立てへ、途中入場。

1本目「青い猿」(107分の長編)のみ、終盤30分程しか観れず。
無念、DVD待ちでも、するより無し・・・。

2本目「深海から来る音」は、20分の短篇だが、意外におもしろい。

冒頭の銃撃シーンからして、画面が暗くて人物が判別しにくく、
何とも、意味不明な風。
それに続いて、エレキギター・バンドの青年やバッグパッカー達が、
秋の山道や農道、磯釣り海岸などを往来し、車を転がしつつ、
東京で起きているらしい暴動の噂話をする。

だが、怪しい赤仮面達やら、
宇宙生物?やらが出没こそするものの、
暴動自体の原因やら、首謀者やらは、
具体的<解説者>がいっこうに現れないため、
さっぱりわからないまま、
すべてが成り行き任せに、進行する。
そこが、むしろ謎めいた空気を作っていて、おもしろい。

実相寺昭雄シネマのごとき、陰影を含んだ画面や、生物造形が、
時折入る風音、ギター音、台詞等とあいまって、
不思議な、奇妙な味わいを、醸し出している。
「ウルトラQ」「怪奇大作戦」あたりの、雰囲気。
終わり方が唐突すぎて、ちょっと、あっけにとられたが。

なお、この作品、先に脚本抜きでシーンを撮っておき、
後から筋をまとめて、シーンをつなぎ、
音声はアテレコで入れた、と監督&スタッフがトークで証言。
今時、ちょっとした贅沢?な作り方かも・・・。


その夜、19時45分以降は、
諏訪敦彦監督の、映像付き無料映画講座。

かつてのPFF出品作、
フィルム自主映画「はなされるGANG」の、DVD化記念上映。
もろに、ゴダールの「ピエロ・ル・フ(気狂いピエロ)」の影響下にある、
にわかギャング男女の逃亡劇。
ダブル・ナレーションや、銃声の使い方など、そっくりである。

最初に、主演の2人が、そのストーリらしきものを朗読・説明するが、
両者の説明、どこがが少しずつ、ずれている。
一部、チャップリンの真似?らしき軽いドタバタシーン入り。

浅草ロケ(松竹の封切が「迷走地図」!)中心の劇中も、
なぜか、物語の合間に、
よく似ているが、少しずつ状況を違えた逃亡シーンがあったり、
撮影中の俳優達とスタッフがくつろぐ記録シーンが入っていたり。
登場人物たちの間でも、互いの状況認識のズレについて、
ディスカッションしていたり・・・
と、万事がこの調子。

撮影当時は、何をどう撮ればいいのか、
わからなくなりかけていたので、
物語を一度<解体>してみた、
と、監督は語っていた。

山本政志監督の助監督時代は、
「闇のカーニバル」で足蹴にされる牛乳配達人役も、やっていたそうである・・・。
(あのシーンは昔、怒ったんだよな・・・の声)

現実に負けるな、もっとリアルに、を合言葉にしていたアメリカン・ニューシネマ路線から、
群集劇の得意なロバート・アルトマン、
さらには映画内パターンの<解体>を試みたゴダールへ、と、
もっぱらアメリカやフランスの洋画方面から、
多くの影響を受け続けてきた、という、
70~80年代の、映画体験談トークだった。

いまだに、劇映画でも脚本は書かずに、
紙に書いたゆるい状況設定だけを見せて、
俳優達に演技してもらう、のだそうだ・・・。
ちょっと、驚く。

シナリオをがっちり、固めてから撮影に入るのが当たり前の世界で、
そんな撮り方をする映画監督も、いるんだなあ・・・。
だれにでも可能な事では、ないだろうけれども。
きわめて珍しい、タイプなり。


以上。







  1. 2007/07/18(水) 02:08:28|
  2. インディーズムービー
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主水、展望する

主水日記。


PFF以外にも、最近何箇所か、行っているのだが、
取り急ぎ、こちら関連の報告より。


PFFアワードに関していえば、
ここ数年、大豊作続きで、
相当なレベルの作品でも、無冠が出る程の盛況だったのだが。
今年はついに、その反動?揺り返し?が、若干来たようだった・・・。
勿論、一定水準以上のレベルは、
ちゃんと保たれたラインアップには、なっているのだが。

あくまでも、小生の基準、感覚から見ての印象なのだが、
これは珍しい、毛色が変わっている、という程の、
目立った作品が、例年よりもやや少ないような気が、したのだった・・・。

「ビハインド」や「はばかりあん」や「犯罪したいラリパッパ」、
「いそげブライアン」、「電柱小僧の冒険」、
「雨女」、「妹と油揚げ」、「ストレンジハイ」、
「筋肉インフルエンザ」、「よっちゃんロシア/残りもの」、
「鬼畜大宴会」、「睡蓮の人」、
「BANBI*BONE」、「あるべると うんべると」、
「隼」、「はっこう」・・・。

上記はごく一部だが、
あれらの、テーマの料理法や、独特な描写の力でもって、
過去の常識を超越した自主作品群を、
今、例によって、思い起こしている。

ああいう、とんでもない掟破り?位の作品というのが、
今年の出品作にはあまり、見当たらないような、気がしたのだ。
過去に観た、それらの作品群があまりにも、
すごすぎたせいもあるのだが・・・。

今回の作品でいえば、
じい様や母親と別居した、関西弁の男女と親父さんが、
下品台詞をつぶやきつつ、
あばら家で同居生活する、ちょっと長い「剥き出しにっぽん」や、
編み物少女と都電風景の「つめたいあたたかい」、
ぼそぼそしゃべりの女子高生が走る「革命前夜」などには、
もう少し、脚本等の締めを、望みたかった。

せっかく、それなりに魅力的な人物達をメインで登場させていながら、
筋の展開がややゆるいので、
観る側の興味と緊張感を、
最後まで十分引っ張りきれていなかったのが、
三作とも、もったいない。
人物達の動きとその追い方が、あまりにも自由かつ手ぶらであることが、
時に感銘を薄めていることも、ある。


その点、
中学生目線でその日常性を描いた「パラレリズム」、
サスペンス・ホラーの「背」、
昔の園子温映画のミニマム型な、ジタバタ疾走譚の「シねない奴」、
孤独な年上女性とスーパー店員青年の逢瀬劇「幸福なる食卓」、
家出して転がり込んだ先の従兄弟に、女子高生が恋する「それから明日が」などは、
定番的展開ながら、脚本・ストーリの<引っ張り>の力が持続し、
結構うまく作用していた。


問題作「その子供」は、
視点と、主役キャラクターの立ち方はすばらしいのだが、
いかんせん、善意と友情関係の崩壊劇は、後味が悪い。
あんな身勝手な頼みをするのは、周囲の迷惑だし、
PCを軽い判断で貸す人も、どうかと思う・・・。

夏休みの風景アート写真派、と思わせておいて、
廃墟の中、とてもいけない?展開を見せる「季夏」は、
暗くて、薄気味悪い印象を与える。
屋根裏部屋からの見下ろす構図は、必殺仕事人みたいで、ちょっといいのだが。
主役少年が、ラストまで台詞無しだったら、もっとよかったのではなかろうか?

そんな中で、
中島良監督の「俺たちの世界」と、
角田裕秋・野田憲一共同監督の「青梅二丁目先」は、
テーマへのアプローチと、描写の豊かさ、
テンポのものすごさ、世界観の広がり方が、
明らかに突出していた。

イケメン組大学生と高校生男女と暴力教師を、
屈折しきった心情吐露と、
皮肉な捨て台詞交じりに大暴れさせ、
現代の事件を題材にしながら、
70年代青春アクションドラマを髣髴とさせる「俺たち・・・」。

斜め構図のキャメラと細かいカットつながり、
刺激充満状態、高速度で突っ走り、一気に見せきる。
ラストの台詞を含め、これも又、とんでもない問題作。

某所展望台?の締めのシーンが、いまいち弾けないのと、
後半部での、即物的なアップの多用が、
やや、くどさを感じたのが難点だが、
とにかく存在感は、ぶっちぎり。


世間的エコロジー論への疑問?をテーマに、
エンタメ的ドタバタと、アート寄りファンタジーの間を、
虚実ごちゃ混ぜになってゆく中で、
生活モデルが正反対の青年2人が、
自由闊達に往復する「青梅・・・」。

大変、おもしろい。
近頃は珍しい、きわめて魅力的な作品、といえよう。
あの女性は誰?といぶかるも、じき判明する。
筋の入り組み具合から来る、若干のわかりにくさに、
戸惑う観客も一部見られたが、
その画面の混濁ぶりこそが、正にこの映画の、魅力の肝、なのである。


両者、気になる点も多々あるとはいえ、
2本とも、すぐにでも、ちゃんと劇場公開をしてほしい位の、
すぐれた仕上がりであった。


さて、今回観れなかった、
「青い猿」と「深海から来る音」の評判は、どうだったのだろう?


以上。





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  1. 2007/07/16(月) 15:24:49|
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錠、仰天する

錠の、ぼやき。


やっと、台風一過。

久しぶりに、遅く起きた。
今朝の空は曇り。風は少し吹いている。
雨はすっかり止んだ。

やれやれ、と思ったら、
今度は10時台に、新潟・長野で震度6・・・。

一時、原発から出火するも、昼には鎮火の報。
TV・ラジオ・インターネット、
皆、その報道関連で、一杯になっている。

避難や災害救助は、進んでいるのだろうか?
各地方の知人達は、大丈夫だろうか・・・?


おまけに、電波障害なのかアンテナなのか、
NHKとフジテレビの映りが、どうも、よくない・・・。

まったく、なんという連休だろう。
又、「日本沈没」の田所先生が、浮かんだ・・・。



以上。










  1. 2007/07/16(月) 14:55:58|
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政、嵐に翻弄される

政の、ぼやき。


朝から既に、雨は降っていた。
昼以降は、予想以上の、雨量に・・・。

午前中仕事の後、交通の様子を見ながら、
渋谷クロスタワー内・渋谷東急のPFFアワード会場へと、向かった。
例によって、Aプログラムだけが時間的に観れないのが、
なんとも無念、なのだが・・・。


PFFは、ほぼ予定通り、ちゃんと行なわれていた。
午後4時過ぎ頃、司会のアラキ女史により、
JR内房線が止まっている、帰りの時間が心配な方はご注意ください、
と、会場内で知らされた。
こんな天気の中で行なうPFFは初めて、との事だったが、
まったくその通りだろう。
小生もおそらく、初めてだ。


PFFの、70年代ロバート・アルトマン監督作特集は、
立ち見・完売が出る程の人気だが、
この夜は、「ナッシュビル」のフィルム上映があった。

かろうじて入場がかなったのも、
キャンセル待ちの整理券組が60番まで、入場可能になったからであり、
明らかに、台風の影響が大きかった。

建国200年当時の、アメリカ政治や芸能界をしっかりと批判し、
陽性のカントリー音楽と、お祭り騒ぎと、悲喜劇の中に、
ブラックにおちょくりまくった、
セミ・ドキュメンタリー・タッチの先駆け的名作、
「ナッシュビル」。
テーマ・表現法ともに、現代にも通じる要素が、多い。

世界戦争や、銃社会、平和希求等のテーマ性と、
男女関係、みみっちい内輪喧嘩、ドタバタな混乱とが、
あっけらかんと並列する、この皮肉さ加減。

ハイウェイや、病院、パーティー、ライブ、選挙などのシーンで、
あんなに大勢のキャストをさばきつつ、
一人一人のキャラクターを目立たせて、
ちゃんとおもしろく見せるなど、並みの芸当ではない!
群衆のうごめく姿、それ自体がある種の、魅力を放つ。

20・30代中心の、アワード新人組の人々は、
「ナッシュビル」への、かなり大きな反応を示し、
エリオット・グールド(「マッシュ」軍医役)の特出シーン等で、大ウケしまくっていた。
小生も随所で、大笑いさせられつつ、
悲劇のシーンでは、
アルトマン、やっぱり厳しいところは厳しいな、とつぶやいた。

台風の進路からしても、翌15日の関東も、大荒れは必定だった・・・。

結局、翌15日(日)のアワードまで、
一回目の上映プログラムは、すべて、つつがなく開催された。
その報告は、後刻に・・・。


以上。 [政、嵐に翻弄される]の続きを読む
  1. 2007/07/15(日) 00:50:25|
  2. 映画(全般)
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秀、風任せになる

秀の、ぼやき。


明日の午前中に、ひと仕事終えると、
堂々の連休、
というのに・・・

沖縄・九州から台風が、こっちへ接近中だと。
なんでだぁ~!!

進路によっては、
土日の交通と予定が、心配だ。
数年前の、ガンコンどしゃ降り以来の、大ピンチかも?!

はらはらと、
待て、明朝!


・・・あ、29日の選挙の公示が、もう出てる・・・。
もう不在者投票、始まるな・・・。


以上。














  1. 2007/07/13(金) 20:10:53|
  2. 日記
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主水、しっかり復活する

主水、報告。


7月7日土曜、七夕の夜9時より、
「必殺仕事人2007」スペシャルは無事、放送された。

できれば、リアルタイムで観たかったが、
時間の都合でやむなく、翌日留守録拝見、とあいなった。
そして・・・。


鉄「いよっ!八丁堀復帰、おめでとうさん!」
半兵衛「主役は二代目ムコ殿とはいえ、ついに主水復活、だねえ」
主水「おう、ありがとよ・・・!!」
加代「で、どうだった?15年ぶりの新作は?」

主水「うん・・・百点中、67点位、ってところかな」
順之助「え、随分と、厳しいですねえ?」
主水「昭和のゴジラやガメラの後で、平成版観るような、気持ちだったよ。まったく、はらはらさせられたぜ」
鉄「わからないでもねえな、それは」
錠「どうしたって、過去の必殺シリーズと、比べられるからなあ」

三味線屋「特定事務所から3人も、メイン配役するな!って怒ってた人達も、いるらしいね・・・」
竜「そういう現場の事は、作品として観る視聴者側とは直接は、関係ないからねえ・・・」
政「好きも嫌いも、まずは作品の出来を観てからでも、いいんじゃないだろうか・・・?と。こっちは、見えている作品が、すべてなんだから」
三味線屋「役に合ってるかどうかは、観た時点で大抵、判明するからなあ」

秀「でもまあ、今回は、思ってたよりはずっと、よく出来てたんじゃないか?」
主水「まあ、そうだよな・・・。いろいろとまだ、不満も残っては、いるけどな」
政「でもよ、作らないで足踏みするよりは、はるかにいいと思うぜ」
半兵衛「過去を踏まえつつ、新作に向けて、とりあえず歩み出さなきゃ、ノスタルジーまでで、止まっちまうしな」
順之助「新しいファン層を開拓する、位の意気込みでないと、前へは進みませんから、ね」
主水「こちとら、<必殺>ファンとしては新作制作の是非論しながら、15年も待ったんだからな・・・さすがに、感慨深いよ」

順之助「ビデオ撮影なんで心配したけど、画面は結構、きれいでしたよね」
秀「回想シーンの逆光とか、火事、強い雨降り、夕焼け・・・」
政「被害者の哀しみが場面に溢れてて、もらい泣きだったぜ」
主水「泣き叫ぶ女優達が、適役でな。心、震わすよな」
秀「子役も、な・・・」

加代「CGシーン、かなりあったね」
秀「<必殺>でお江戸が、空撮の絵になるのは珍しくない?」
政「火事のシーンでは、かなり効果があったよな」
竜「絵師の新技にも、CG入ってるな。面白いんだけど、何だか<陰陽師>みたいだな・・・」
壱「まあ、あれだ。いろいろと撮影の新技、試せるのはいいな。そうだろ、な?」
主水「フッ、まあ今回は、試し斬り、ってところだな」
加代「試し斬りって!八丁堀、たとえが、コワァ~・・・」

加代「で、他には、どこら辺が気になったのさ?」
三味線屋「(ニタリとして)そりゃ、あれだろォ?<主水死す>の後始末が、無しになってる所・・・」
主水「いいんだよ、それは!これの後の話にでも、しときゃ!」
秀「おいおい、むきになるなよ、八丁堀・・・」
三味線屋「復活自体は喜んでるんだぜ、一応な」
主水「一応、ってのは何なんだよ!素直に喜んでくれよ!」
加代「(なだめて)まあ、まあ・・・」

加代「で、どうなんだい?新人の仕事師達の、腕前は?」
主水「ああ。なかなか、やるねえ。刀の動きが、結構素早い。屋根飛びとか、昔の秀みてえだぜ」
鉄「悪い奴を金貰ってやっつける、卑怯な手ありの小ワルな奴、って<必殺>らしいシーンが、意外に少なかったのは、ちょっと気になったがな?」
主水「りりしい渡辺小五郎(しょうごろう)、ちょっと、品行方正すぎるかもな。袖の下取れ、とまでは言わないが・・・」
秀「新しいムコ殿に教えるのか、それも?」
鉄「つなぎ役の美人、常磐津のお菊への、迫り方とか・・・?」
主水「あ、いいな、それ」
順之助「そんなに小五郎さんをワルに、したいんですか・・・?」

三味線屋「小五郎、始めからいきなり、屋敷で大立ち回りしてるな」
竜「あれだと、他の定番時代劇と、同じ感じになるんだが・・・な」
壱「昼行灯よりは、切れ者の筆頭同心か、与力に見えるかな・・・」
鉄「でも、表と裏はちゃんと、演じわけてるしな」
壱「同僚同心がのん気なので、うまくいってるよ」
主水「奉行所のシーンで、<見事に>締めたぜ。仕置人もしっかり、継いでるな」

錠「食道楽丸出しの絵師、経師屋の涼次は、さすがに仕掛人・梅安の末裔って感じで、人間くさいよな」
鉄「色と欲。プロでビジネスライク。あれがあの中じゃ、一番<必殺>向きのキャラだよ。頼もしいぜ」
主水「討ち入った後、逃げる時も、不用意にでかい声出してるのが、気になるけどな。見つかっちまうぜ!抜け忍なのによ」
政「抜け忍・・・竜の末裔か・・・?」
竜「追っ手の女忍者に、おちょくられて、振り回されてるのは、ユーモラスだな」
鉄「あの女忍者、もっと活躍見たいね。仕事人役で」

秀「今回、最大の拾いモンは、若きからくり屋の、源太だな」
竜「まさに、錠・秀・政のラインだよな。内気で情動派のイケメン」
加代「初々しいし、仕事参加の決意のあたりも、泣かせる。役得だねえ」
秀「いやあ、いいよ、あいつ。盛り上げるよなあ・・・」
三味線屋「でもあのからくり技、どこで覚えてきたんだろうな?既に仕事人だったって事か?」
主水「影太郎の所、だったりしてな。南京玉すだれの・・・」

半兵衛「ところで、筋と題材は、あれでよかったのかな?」
秀「地上げ屋がらみの商売話って、前にもよくやってたよね。それだけ古くて新しい社会問題、なんだろうけどな」
政「今時の話題、置き換えるのが得意なシリーズだから、もっといろいろやれそうなんだけど、ね」
主水「展開がいつもよりも大分、ゆっくりゆっくりじゃ、なかったか?」
竜「情感じっくり出すのには、いいんだけどね。各シーンが長めだと、テンポがゆるくなるからなあ・・・」
半兵衛「強制立ち退きシーンは、初期の<仕掛人>なみに、ど派手だったな・・・あそこらは、キャメラぶん廻してて、すごかった」
鉄「静と動、情とハードさ。やっぱり両方あっての<必殺>、だよな」

竜「BGMは、懐かしいの、片っ端から流してくれて、御の字だったな・・・」
錠「<提供>の所で流してる、水辺の映像、エンディングロールにすれば、いいのにな・・・できれば、分割・縦書きで」
鉄「トメの名前が、起き上がる奴も、な」

壱「しかし、奉行所の中、急にでかくなったよなあ」
主水「あれ、ちょっと驚いた。いつもは席が5、6人分位だから」
三味線屋「田中様がいるともっと、愉快なんだけどな」

鉄「<せんとりつ>コンビがピンピン、健在なのが、もっと驚き、だよなあ」
錠「それは、いえる・・・」
順之助「主婦集めて、料理教室やってたり、たくましいですよね」
主水「小言も相変わらずだよ、もう・・・」
政「後3年で家出てけ、なんてョ。切ないねえ」
秀「あの二人が中村家に居て、八丁堀とやりとりしてると、観ていて、妙に落ち着くよな」
三味線屋「中村家と逆パターンの、渡辺家の嫁と姑が、せん・りつの事、人のいい勘違い評価してるあたりが、笑えたねえ・・・」
加代「本筋とはからまないけど、ああいうシーンがあると、何だかほっとするねえ」
政「二代目継承式、って感じもするけどね・・・」


加代「てなわけで・・・結論としては?」
主水「必殺的テーゼとか、気になる点もあるので・・・でも新しい芽は吹いたよな、確実に」
錠「たとえ不安があっても、これを次につなげるべきだね。出来れば、<やがて愛の日が>みたいな、あの曲入りエンディング映像も付けて・・・」
鉄「次はもう少し、筋を複雑にして、的に到達するのが困難な、凝った場所へ潜入作戦をやる話にしても、いいんじゃないか?と」
半兵衛「やはり、続編が見たい!毎週はちょっと無理だろうけど、このメンバーでもう1本、スペシャルを・・・!と、いうことで」

一同「待ってるぜ!!」


以上。

  1. 2007/07/10(火) 07:24:31|
  2. 時代劇
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半兵衛、純情に涙する

半兵衛の、ぼやき。


出だしはよくって、健闘しているんだけれど、
中盤以降で、がたっと調子が落ち、
腰砕けの気分になる映画、というのは、結構よくある・・・。

内情こそ大分違うとはいえ、そういう映画を、
たてつづけに2本も、観てしまった日にゃ、
一体、どうすりゃいいんだろう・・・?

その2本とは、
大林宣彦監督の<自己リメーク>作・「転校生 さよならあなた」と、
竹洞哲也監督のピンクシネマ・「短距離TOBI-UO」。
(営業タイトルは「ホテトル嬢 癒しの手ほどき」、2006年)


さて、旧作「転校生」はいわずと知れた、
<入れ替わり>ファンタジーの傑作。
尾道市等をロケ地にした、青春&性教育?映画の名作。
これを、長野県ロケでリメークしたものが、
「転校生 さよならあなた」。
(石川さゆりの、あの歌が、聞こえるタイトル・・・の声)

なのだが・・・
前作とは中盤以降の展開が、
唖然とする位、大幅に変えられている。

大林映画ではおなじみの、
坂道の多いロケ、斜めにかしいだキャメラ。
画面の運動性、アンバランス・ワールドを、より強化する。
最近の邦画では、ちょっと珍しい、
あえて意図的に、傾きを見せる撮り方。

主役2人のコミカルな再会、
少年化したヒロイン?の、全身でいきいき弾むような、動きと疾走、
思春期少女のままな少年?の、くよくよ悩む様、
男女の肉体的差異や、家族の生活慣習の差異、
周囲の戸惑い、恋人とのやりとり、闖入者とのドタバタ・・・

などなどを描いた、コメディ・タッチの前半は、
そこまで同じなのか?!と笑うほどに、
ほぼ、旧作シーンの忠実かつ見事な、楽しき再現として、連なっている。

ところが、中盤以降、
途中で出てくる<キュルケゴールの哲学本>が、暗示となるがごとくに、
ワン・アクシデントが、なにげにすっ、と加えられるや、
2人の動きと交流が、大幅に封ぜられ、リズムが抑制され、
ドラマ全体のトーンも、哀切な印象へと、沈んでゆく。

後半も、第三者を介しての交流パターンなどは、
手紙文が、携帯メールに置き換わっているとはいえ、
旅路シーンなども含め、旧作と基本的には、ほぼ同じ。

しかし、前半とのギャップは、大きい。
一部の<どきどき>シーンなども、
今なら、こうでないと説得力が無いだろう、
という風に、若干、作り変えられている。

かように、画面は前作そっくりなシーンで、一杯なのにもかかわらず、
展開が大きく変えられているため、
まるで、別な映画のような印象になっている。
(こ、この手は・・・ずるい!ずるいよォ~!・・・の声)

旧作どおりの展開を期待すると、がくっ、となるが、
しかし、ドラマとしての緊張感と情感は、
最後まで概ね、持続するので、
これはこれで、泣かせるものがある、心憎い展開ではある・・・。

いろんな意味で、古き良き日本映画の伝統的手法を、
ちゃんと現代に転生させた<A MOVIE>であるのは、間違いない。
(形骸だけ真似しちゃってて、生きてないひどい映画って、いっぱいあるもんなあ・・・の声)


<性>自体をずばり扱い、
かつ、主演女優が弾けてはしゃいで、全体を引っ張っている点では、
東中野のピンク・レイトショーで観た「短距離TOBI-UO」も、
「・・・さよならあなた」と同様の、要素を含み持った映画といえる。

(注:「舞う指は誰と踊る」こと「欲情ヒッチハイク 求めた人妻」と同時上映。
この佳作ロードムービーについては、4/13<春おぼろ、うつつの夢よ>欄で、記しておいた。)

じっさい、<訳あり>風に、東京から熱海の店にやってきて、
新規のホテトル嬢となったヒロインは、
常連客のインポテンツ修復、
各種コスプレ・プレイ(笑える!)等により、
あっという間に、店でのトップ・スターに成り上がる中で、
まずまず、可愛くユーモラスな魅力を放っている。

すぐばれる嘘はきらいなの、と言いながら、
明るく<営業>するあたり、それなりに謎めいて見えるのがいい。
プレイ中に、後ろの扉が開けっ放しなのも、
この陽性なヒロインならば、むしろご愛嬌、だろう。

スケバン?みたいな横柄な態度ばかりとる、ライバル嬢に対してすら、
ヒロインは無邪気かつ能天気に接して、
店長や受付店員を含む周囲を、軽快に翻弄してゆく様を、
面白く見せている。

が、そのヒロインの<訳あり>事情が、
次第に明らかになるにつれ、
謎めいた印象の底が割れてしまい、
ドラマががたっと、ゆるくなる。
過剰労働と化してゆくのと平行で、
ヒロインの魅力・牽引力が、やや薄れてゆくのは、否めなかった。
男におんぶするシーンなどでは、結構ナイスなのだが・・・。

ああいう<事情>こそは、
ホテトル嬢たるヒロインにとっては、かなり切実なもののはずなのだが、
その切実さが、明るさとの対比として、十分に出ていないのが弱い。
筋立てとして、いささか、腰砕けの印象を拭えなかったのは、惜しい。


と、かようにこの2本、
それぞれに、玉に疵?こそあるものの、
水準以上の達成を見せ、
助演も含めた、出演者達の魅力を少なからず放っている、といえよう。


予告編だけ観てる「ラストラブ」、
あれは果たして、観たもんだか、どうだか・・・?


以上。





  1. 2007/07/08(日) 02:16:05|
  2. 劇場用映画
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秀、小さな物語を観る

秀の、つぶやき。


先週土曜から今週、「人間椅子」以外で、観れた映画上映。


渋谷で、レニングラード・カウボーイズの、ライブ&PV風短編集。

かなり前に、観て以来。
タイムスリップ気分。
ロッキー・パロの所で、上映が一時、ストップして、参った・・・。

しかし、あの前にとんがったヘアスタイルが並んでると、
やっぱり、可笑しい。笑ってしまう。

有名なポップスを、軍人らしきジャズ楽団と共に、
独自のアレンジで演奏したり、
舞台に寝転がったり。
バ-で、ロバ?に餌をやりながら、歌ってたり。
中年男性が、子ども時代を<自伝>的に演じながら、歌ったり。
じつに、のどかな眺めだった。


同じく渋谷で、「タイムレスメロディ」・奥原浩志監督の、「16」。
(すぐ近所でやってる、「14歳」ではない・・・の声)
主役女優は、「赤い文化住宅・・・」の少女役と同一。

16歳、田舎の女子高生が、女優を目指し、
両親に見送られて、上京すべく列車に乗って、
途中、同じ学校の青年と、一時同席する。

東京で、怪しげな男にちょっかい?出されかけて、
マネ-ジャーに会って、寮に入って、
オーディションを受けて、
いきなり、映画に出る。

どうやら、「赤い・・・」の現場想定らしい。
これがミソ。
先に「赤い・・・」を観ていると、あのシーンだな、とわかる。

主役は演技などで、ちょっと戸惑って、
合い間に、恋の前段階?をしていて。
あちこちで、16歳って、どうなの?と尋ねられるが、
よくわからないし、うまく答えられない。
ある日、列車の青年と再会して、ある人を探して・・・。

というだけの、きわめて小さな世界のお話。
万事が、無駄なく淡々と、長廻し入りで進行する。

伊藤清美が、なんとなく登場、ちょっとおどろく。
男女2人が夜、車や風の音に包まれて歩くシーンや、
青年の孤独感表明シーンなどに、
ミニマムながら、泣かせるものが。
コンパクトな、歩み出し物語、なり。


以上。















  1. 2007/07/07(土) 02:14:34|
  2. 劇場用映画
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主水、夏の挨拶する

代表代行、です。



なにげに今日付けで、
当ブログが、
6月までの、芸社前スレの後に登録されてから、
早2年・・・!です。
いや~、時は流れている。


今年も既に半年が過ぎ、梅雨空。
紫陽花(あじさい)の花は、とうに満開、
向日葵(ひまわり)の花も、見かけるようになりました。
七夕も、近いですね。

この時期、商店街によく出てくる、
あの、カラフル・クラゲ状の、七夕吊るし飾りの列を見ると、
つい、<シルバーブルーメ>が浮かんでしまうのは、
かつて「ウルトラマンレオ」を、観ていたせいでしょうか?


で、相変わらず、一部ドラマを、
留守録等にて、チェック中です。

しかし、ゲキレンジャー、今週も休み・・・。
ライダー電王の、にわかバイト?する話だけ、やってましたね。
あまり、進展なし。

ぼちぼち、劇場版予告、出始めてます。
香港ロケと、真田幸村時代へのタイムトラベル、という、
いかにも東映らしい2本立てに。
さて、どういう展開になりますことか・・・?


チバテレ月曜の「木枯らし紋次郎」は、
主人公のルーツを探る最終回まで、既に終了。
代って、小川真由美と田中邦衛の「女ねずみ小僧」がスタート、
既に2週目。
でもこれ、テレビ東京で一度、観てるんだよね・・・。
テレ東・昼枠の江戸の黒豹、
「新吾捕物帳」は、まだ、大分長くなりそうだし・・・。

テレビ朝日は先週土曜深夜、これも翌朝、録画チェック。
朝まで「必殺仕事人」、3時間半スペシャル企画!!

といっても、撮影ルポは意外に短く、
3時間弱までは、「旋風篇」2本、
および「風雲竜虎篇」1本(例の、弓矢とブルワーカーの回!快挙)の、再放送。
これらのOAには、
エンディング映像と主題歌「愛は別離(わかれ)」が、ちゃんとついてました。
後は、七夕の夜、SP本編を待つばかり。


TBS、弥七復活の「水戸黄門」、
今週月曜は、ゲスト女優が、「ふたりっ子」コンビでした。
青森城主の留守を預かる奥方様役と、
そのボディーガードに指名された、男勝りの女剣士役。
どっちが、どっちの役かって?
そりゃ、もう、いわずもがなでしょう・・・?
助さん、役得。


と、いう風な、毎日を、映画見物と平行で、送っておりますが。
今後も、至極マイペースで、
肩のこらない程度に?やろうかと存じますので、
皆様、どうぞよろしく、御願い申し上げます。


以上、です。
[主水、夏の挨拶する]の続きを読む
  1. 2007/07/04(水) 23:12:59|
  2. 時代劇
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秘密の、悦楽・・・

主水日記。


こ、これは、おもしろい!
けど、ちょっと困ったな・・・、
という、大いなる戸惑い。
それが、
完成した「人間椅子」を初日に観終わっての、感想だった。

舞台挨拶でも、佐藤圭作監督や、出演者一同が言っていた通り、
「人間椅子」は、明らかに、
江戸川乱歩の有名な短篇をベースにして、
実質的にほぼ、オリジナル・ストーリーのもと、
いわゆる<変態エロチック・ホラー>路線を、狙って製作された映画、である。

ただし、過去にも映像化されている原作だし、
何しろタイトル自体で、ベースは割れている題材だから、
それ相応の工夫を加える事が、必要になってくる。

じっさい、編集部の新任担当者と女流作家に扮した、
主演女優の2人(まんてん&牡丹と薔薇!)は、
<触感>の悦楽性をより強調した、業界秘話?的ストーリーと、
乱歩ファンで、ヘンタイ演出大好き(なのか?!)な監督のもと、
相当、大乗り気(なのか!?)な様子で、
このきわめて難儀なテーマに、あえて挑戦し、
まずまず、その不気味な世界に即した演技を、見せてくれている。

原稿が巧く書けない、と荒れては暴れ、
体を張って、自宅の椅子と戯れる、伝説の美貌女流作家。
他人の私物を収集する癖を持つ、元作家志望の担当女性。
都電の車内で、作家の自宅で、アパートで、女性記者を挑発し、
軽快に、とらえどころのない、飄々とした言動を見せる、男性編集長。

なかなか、キャラクターの立った組み合わせである。
都電のシーンで、編集長の動きが、ふっ、と飛ぶ画面編集も、
彼の軽みをより際立たせて、おもしろい。


作家の私物を、こっそり持ち帰って整理する、女性担当者。
禁断の愛?寸前に迫られる彼女。
失踪した、大御所男性作家の影。
監視カメラに映る、屋内プールと、殴打プレイ、
椅子と女性作家の間に身体を挟まれて、
いかがわしき夢想へと、導かれ、トリップしてゆく女性担当者、
椅子にまつわる<真相>を知らされ、戸惑わされ、
ある決断を迫られる、彼女・・・。

と、くれば、これは観る側も、
興奮と、描写への期待を、そそられずには、いられない。


が、しかし・・・。
それでもなお、
何かが、違う、
もう少し、ダメ押しが欲しい、
そんな印象が、幾分、残ったのも事実だった。
なぜだろう?

理由はおそらく、
脚本と編集の扱われ方、場面のつながり方に、有る。

いま列記した、それぞれのシーンは、
いくらかの緊張感を持続したまま、
直後のシーンへ連なるであろう、更なる盛り上がりを予感させるにふさわしい、
期待させる描かれ方が、着実になされている。

だが、そのたびに、
さあこれから、という盛り上げの途中で、
描写の流れは寸止めされ、次の場面へと、あっさり、移行する。

その直後に現れるのは、大体において、
ナレーションによる、某人物の心情説明が中心となり、
女優達の演技や、描写自体が醸し出すべきエロティック性とは、
やや違う方向性へと、ずらされ、はぐらかされてしまうのだ・・・。

なぜ、そこでこそ、しつこい程に粘り、
それこそ、女性作家が椅子と戯れるシーンに象徴されるがごとく、
過激な描写の暴力性、あるいは官能性へと向かうべく、シーンを繋がないのだろうか・・・?
何かがちょっと違う?と感じたとすれば、おそらくはそこだ。

要するに、
あのぐにゃぐにゃした、美女と椅子とのアメーバ?シーンを、
いわゆる、エロいシーンを、
もっと、たっぷり長く、観ていたい!のだ。

女性担当者の収集癖にしても、
もっと、収集家なりの、静かなる嬉しさをちらつかせつつ、
主題とよ有機的にからめて、
2人の心理状態のエロティック性と、繋げて生かしたら面白いのでは、と、若干、勿体無くも感じるのだ。

例えば、作家が逆に彼女の髪を、寝床で切って収集しだすとか、
本人を自室の奥の、でかい瓶に閉じ込めて、飼うとか・・・?
(そりゃ、「瓶詰め地獄」!の声・・・)


ああ、それは、夢想がちな観客ゆえの、
贅沢な悩み、なのだろうか?
と、夢見心地な、土曜の夜であった。



以上。





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  1. 2007/07/01(日) 06:27:20|
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